アウディTTクーペのマイナーチェンジ

アウディTTクーペが2018年内にマイナーチェンジ~シングルフレームグリルは新デザインに

アウディTTクーペ・ロードスターのマイナーチェンジに関する情報です。2018年内に欧州市場で先行発売される新型モデルの日本での販売価格、最新の「バーチャルコックピット」や運転支援システムの特長、立体加工を施したシングルフレームグリルの魅力も紹介します。

アウディTTクーペが2018年内にマイナーチェンジ~シングルフレームグリルは新デザインに

アウディTTシリーズが2018年後半にマイナーチェンジを行って欧州市場で先行発売

アウディは2018年7月18日にTTシリーズのマイナーチェンジを行う事を発表しました。

イギリスのマン島で開催されていたモーターレース「ツーリスト・トロフィー」を、車名の由来とするアウディのTTシリーズは、1998年に初代クーペモデルが誕生し2000年にオープンカーのTTロードスターが登場しました。

2015年に日本市場で販売をスタートした3代目に初めて行われるマイナーチェンジは、現行型のエントリーモデルが搭載する1.8Lターボエンジンではなく新たに2.0Lターボエンジンを導入する、シングルフレームグリルのデザインを刷新するなどが主な変更点です。

欧州市場では2018年後半に先行発売され、日本市場では2019年夏頃に発売が予想される新型TTシリーズが装備する先進機能を備えたコックピットや、充実した運転支援システムの特長についても紹介します。

アウディTTの新型モデルのエクステリアを「クーペ」と「ロードスター」に分けて紹介

2018年後半にマイナーチェンジが行われて誕生するアウディTTのエクステリアの特徴を「クーペ」と、オープンカーモデルである「ロードスター」とで分けて紹介します。
また、新たに追加されるボディカラーに関する情報も取り上げます。

マイナーチェンジで誕生する新型TTクーペはシャークフィン等のエアロパーツを充実させる

アウディ新型TTクーペのフロントビュー新開発のシングルフレームグリルを採用

マイナーチェンジを行って誕生する新型クーペとロードスターは、網目の連結部に3D加工を施して、立体演出を行う最新デザインのシングルフレームグリルを採用します。

アウディ新型TTクーペのリヤビュー左右に分割したバンパー

現行モデルでは一体で連なっているバンパー下部の水平ラインを新型モデルは左右で分割させます。新型モデルは現行モデルよりもシャークフィンやリヤウイングなどのエアロパーツを充実させます

新型TTロードスターが採用するルーフは軽量で防音効果が高く短時間で開閉できる

アウディ新型TTクーペのエクステリア新型TTクーペのフロントバンパーガーニッシュ

新型TTロードスターもクーペと同様に最新デザインが取り入れられるシングルフレームグリルにベストマッチする、フロントバンパーガーニッシュを装備することでフロントマスクの存在感を最高レベルに引き上げます。

アウディ新型TTクーペマフラールーフカラーはブラックとグレー

新型TTロードスターのルーフの色はブラックとグレーから選択できて、ボディカラーにマッチする配色を行えます。ルーフの重量は39kgと軽量設計で防音効果が高く、開閉時間は10秒ほどという性能面も魅力的です。

ボディカラーは「コスモブルー」など3色が追加する

マイナーチェンジによって誕生するアウディの新型TTシリーズは、ボディカラーに「コスモブルー」「パルスオレンジ」「ターボブルー(TTSとSラインのみ)」を追加設定したユーザーの選択肢を増やします

アウディ新型TTシリーズは現行モデルの1.8 L TFSIエンジンは採用せずに2.0 TFSIエンジンを搭載

2018年後半に欧州市場で先行発売される新型TTシリーズは、現行型のエントリーモデルに搭載されている1.8L TFSIは採用せずに2.0L TFSIエンジンを搭載します。

新型TTシリーズの駆動方式はFFあるいはフルタイム4WDを設定し、トランスミッションは6速あるいは7速デュアルクラッチを採用します。

新型TTシリーズ別・エンジンスペック

アウディTTよりもさらにスポーツ性が向上した「TTS」や、専用装備を充実させてその上をいく走行性能を実現させるTT RSが搭載するエンジンスペックを紹介します。

新型TTのエンジンスペック
エンジン 直列4気筒2Lターボ[40TFSI]/ [45TFSI]
最高出力 200ps/245ps
最大トルク 35.5kgm/37.7kgm
駆動方式 FF、フルタイム4WD
新型TTSのエンジンスペック
エンジン 直列4気筒2Lターボ
最高出力 310ps
最大トルク 38.6kgm
0~100km/h 加速 4.5 秒(クーペ)、4.8秒(ロードスター)
駆動方式 FF、フルタイム4WD
新型TT RSのエンジンスペック
エンジン 直列5気筒2.5Lターボ
最高出力 400ps
最大トルク 48.9kgm
駆動方式 FF、フルタイム4WD

アウディTTシリーズの新型モデルは最新の「バーチャルコックピット」を搭載してマルチな情報をクリアに表示する

アウディ新型TTクーペのインパネ新型TTクーペのアウディバーチャルコックピット

マイナーチェンジが行われて誕生するアウディTTシリーズの新型モデルは、先進の車載コネクティビティである「アウディバーチャルコックピット」を導入します。

ステアリングホイール間近に配置される12.3インチのワイドディスプレイは「クラシックモード」と「インフォテインメントモード」の2タイプの表示メニューを用意します。

クラシックモードでは、運転時に必要となるスピードメーターとタコメーター等が中心に表示されます。一方のインフォテインメントモードは、ナビゲーションマップ等のコンテンツを充実させてマルチな情報を表示します

センターコンソールに6つの操作キーを置く「MMI(マルチ・メディア・インターフェイス)」は、MMIナビゲーションとMMIタッチ機能を設定することで、手書き入力による操作を可能とするタッチパッドや音声認識によるコントロールシステムも可能として利便性を高めます。

新型TTシリーズはマイナーチェンジで先進の運転支援システム(ADAS)を装備する

アウディは2018年7月18日に、マイナーチェンジを行って誕生する新型TTクーペと新型TTロードスターに、先進の運転支援システム(ADAS)を装備させる事を公式発表しました。

改良型TTシリーズが装備する最新の運転支援システムには、「アウディサイドアシスト」「レーン逸脱警告」「アウディアクティブレーンアシスト」「マトリクスLEDヘッドライト」などが、パッケージングされます。

アウディサイドアシストは、後方から接近する車両や死角を走行中の車両があれば、ドアミラーに内蔵されるLEDライトを点滅させて危険性をシグナライズします。

マトリクスLEDヘッドライトは、車載カメラで最大8台の前走車あるいは対向車を検知して、対向車や前方を走る車にダイレクトに光を照射させないよう、自動コントロールできる機能を備えます。

それら先端技術をパッケージングした最新運転支援システムを備えることで、新型TTシリーズの安全性は飛躍します。

新型TTクーペの日本での販売価格は455万円、新型TTロードスターは485万円となる

欧州市場では2018年後半に発売が予定される新型TTクーペの販売価格は35,000ユーロで、新型TTロードスターの販売価格は37,500ユーロです。

1ユーロ130円で単純計算すれば、TTクーペの日本での販売価格は455万円と見積もられ、TTロードスターの価格は485万円と概算されます。

アウディ新型TTシリーズの販売価格
シリーズ 欧州での販売価格 日本での販売価格
TTクーペ 35,000ユーロ~ 4,550,000円~
TTロードスター 37,500ユーロ~ 4,875,000円~
TTSクーペ 54,500ユーロ~ 7,085,000円~
TTSロードスター 57,500ユーロ~ 7,475,000円~

アウディTTの新型モデルは軽量・剛性素材アルミを多用してクラス最軽量の車両重量を実現する

コンパクトボディを特徴とする新型TTは、アルミ素材を多用することで剛性化と軽量化を実現します。アウディTTの新型が実現する1,230kgの車両重量は、コンパクトスポーツカーにおいてはクラス最軽量の数値です。

新型TTのボディサイズ
全長 4,180mm
全幅 1,830mm
全高 1,380mm
ホイールベース 2,505mm
車両重量 1,230kg

次期マイナーチェンジのタイミングで誕生する「Sラインスポーツパッケージ」は専用サスペンションを搭載し走りの魅力を追求する

アウディ新型TTクーペ SラインスポーツパッケージのフロントビューTTクーペのマイナーチェンジに合わせてSラインスポーツパッケージをラインナップ

アウディTTシリーズの次期マイナーチェンジのタイミングに合わせて誕生する「Sラインスポーツパッケージ」は、エアロ特性に優れたフロントスプリッターやチタンブラックのフロントグリルを装備します。

アウディ新型TTクーペ SラインスポーツパッケージのリヤビューSラインスポーツパッケージのリヤエンド

テールランプ下部には、3つのフィンを設置してデザイン的な特徴を与えるエアーアウトレットを装備して、スポーティなリヤエンドを完成させます。

アウディ新型TTクーペ SラインスポーツパッケージのシートSラインスポーツパッケージ専用のスポーツシート

「Sラインスポーツパッケージ」は、より疾走感に包まれる走行シーンにおいても乗車する方達の身体をしっかりとホールドする専用のSスポーツシートを採用します。

アウディ新型TTクーペ Sラインスポーツパッケージのホイールホイールは18・19・20インチを用意

新型TTシリーズの「Sラインスポーツパッケージ」は、18・19・20インチのホイールを選択可能です。
同車は専用のスポーツサスペンションを導入し、車高は10mm低く設定して走りの魅力を引き上げます。

アウディTTシリーズはマイナーチェンジで標準装備が充実しコネクティビティサービスが便利となり全ての面で進化する

日本市場では2015年8月に販売をスタートした3代目アウディTTが初めてのマイナーチェンジが行います。

欧州市場では2018年後半に誕生する新型TTは、「ヒーテッドドアミラー」「マルチファンクション・ステアリング・ホイール・プラス」などの標準装備を充実させて、高速LTE通信や様々なオンラインサービスの提供を可能とするコネクティビティサービスの利便性を高めます。

シングルフレームグリルのデザインを刷新しエクステリアの魅力を向上させ、エントリーモデルに新たなエンジンを搭載するなどして走行性を高め、先進の運転支援システムを装備させて安全性を高めたTTシリーズの新型は、2019年に日本で発売されます。

スポーツ性に特化したラグジュアリーなクロスオーバーSUVが続々と登場するなか、コンパクトタイプのピュアスポーツカーを代表するアウディTTシリーズがかつての勢いを取り戻せるかに注目が集まります。