アウディRS 4 アバントは2025年に生産を終了 日本での新車販売も同年春に幕を閉じ、後継はPHEV化したRS 5 アバントへ
A4シリーズの頂点として君臨してきたアウディの高性能ワゴン、RS 4 アバント。4代目にあたるB9型は2019年1月に日本上陸を果たしましたが、2025年をもって生産を終了し、日本での新車販売も2025年4月に終わりました。450PSの2.9L V6ツインターボを積む最後のRS 4として、静かに役目を終えた形です。
後継にあたるのは、車名を変えたRS 5 アバントです。アウディが内燃機関モデルに奇数、BEVに偶数を割り当てる命名法へ移行したことで、A4シリーズはA5シリーズへ改称。その頂点として2026年2月に発表されたRS 5は、アウディスポーツ初のプラグインハイブリッドという大きな転換を伴っています。
ここでは、B9型RS 4 アバントが終幕までにたどった道のりと、後継へのバトンタッチまでを整理したうえで、日本市場に導入された内容を詳しく見ていきます。
RS 4 アバントの後継は2026年2月19日に発表されたRS 5 アバント システム出力639PSのPHEVへ生まれ変わり日本導入は2026年7月時点で未発表
アウディスポーツは2026年2月19日、RS 5 セダンとRS 5 アバントをワールドプレミアしました。A5シリーズの頂点に立つモデルであり、A4シリーズ時代のRS 4 アバントを引き継ぐ存在です。
最大の変化はパワートレインです。RS 4 アバントから受け継いだ2.9L V6ツインターボは改良を受けて単体で510PSを発生し、これに130kW(176PS)の電気モーターを組み合わせることで、システム最高出力639PS、最大トルク825Nmを実現しました。アウディスポーツにとって初のハイパフォーマンスPHEVであり、EVモードでの航続距離は80kmを超えます。駆動系にも手が入り、ダイナミックトルクコントロールを備えたquattroとして、量産車では世界初となるリアの電気機械式トルクベクタリングを採用しています。
ボディは大幅に拡大しました。RS 5 アバントは全長4,896mm×全幅1,952mm×全高1,446mm、ホイールベース2,906mmで、RS 4 アバント(欧州仕様で全長4,781mm×全幅1,866mm×全高1,411mm、ホイールベース2,831mm)より全長で115mm、ホイールベースで75mm長く、全幅はついに1,900mmを超えました。一方でバッテリー搭載により車両重量は2,370kgに達し、1,745kgだったRS 4 アバントから600kg以上重くなっています。
ドイツでの価格はRS 5 セダンが106,200ユーロから、RS 5 アバントが107,850ユーロから。欧州では2026年第1四半期に受注が始まり、デリバリーは2026年夏の予定です。日本への導入時期と価格は2026年7月時点で発表されていません。アウディジャパンがA5シリーズを2025年2月から順次投入していることを踏まえると、RS 5も時期を置いて日本に上陸する見込みですが、正式なアナウンスを待つ段階です。なお、RS 5そのものの詳細はA5シリーズ側で扱います。
RS 4 アバントは2025年に生産終了 日本での新車販売は2025年4月まで、A4シリーズはA5シリーズへ改名され車名の系譜も変わった
B9型RS 4 アバントは2025年に生産を終了しました。日本市場でも新車としての販売は2025年4月で終了し、カタログ掲載も同年2月までとなっています。2019年1月28日の発売から6年あまりで、A4の名を冠した最後のRS 4 アバントは姿を消しました。
背景にあるのは、アウディのモデル名再編です。内燃機関モデルには奇数、BEVには偶数を割り当てる方針に沿って、A4シリーズは第6世代でA5シリーズへ改称。日本でも2025年2月17日に新型A5/A5アバントが発売され、価格は599万円から1,060万円に設定されました。新世代の内燃機関プラットフォームPPCを採用し、48VマイルドハイブリッドのMHEV plusを組み合わせるなど、中身も刷新されています。
この改称により、A4アバントの高性能版という位置づけだったRS 4 アバントは、名称の上ではRS 5 アバントへと引き継がれました。RS 4という車名は1999年のB5型から続いてきましたが、B9型が現時点での最終世代となっています。なお、アウディは新命名法をめぐる顧客の混乱を受けて呼称の見直しを検討しているとも見られており、将来的にA4の名が戻る可能性は残されています。
2024年5月28日に欧州で25周年記念車RS 4 Avant edition 25 yearsを250台限定発表 470PSへ強化され日本では10月に1,356万円へ価格改定
RS 4 アバントのデビュー25周年を記念して、アウディは2024年5月28日、欧州で「RS 4 Avant edition 25 years」を発表しました。生産は250台限定です。
2.9L V6ツインターボはベースモデルから20PS引き上げられ、最高出力470PS、最大トルク600Nmを発生。0-100km/h加速は3.7秒、最高速度は300km/hに達します。RSセラミックブレーキシステムとマットブラックのテールパイプを持つRSスポーツエキゾーストシステムプラスを標準装備し、足まわりには手動調整式のRSスポーツサスペンションプロを採用。車高はRS 4 アバントより10mm低く、さらに手動で10mm下げられます。
ボディカラーには、2001年のRS 4スポーツを象徴するイモライエローを設定。ナルドグレーとミトスブラックも選択でき、インテリアはブラックにイエローのデコラティブステッチという組み合わせです。この250台は欧州市場に割り当てられ、日本のラインナップには加わりませんでした。
日本では2024年10月に価格改定が行われ、ベースグレードが1,356万円となりました。これがRS 4 アバントの日本での最終価格です。
2023年9月26日に日本限定17台のRS 4 Avant RS competitionを1,535万円で発売 290km/hリミッターと専用チューニングを与えた特別な一台
アウディジャパンは2023年9月26日、限定車「RS 4 Avant RS competition」を発表し、同日からアウディジャパン ウェブサイトの専用ページでオンライン限定販売を開始しました。価格は1,535万円、限定17台(デイトナグレーパールエフェクト選択時。アスカリブルーメタリックは21万円、セブリングブラッククリスタルエフェクトは24万円が追加)で、右ハンドルのみの設定です。同時に発表されたRS 5スポーツバック RS competitionは1,660万円・限定8台でした。
エンジンは450PS/600Nmのままですが、アウディスポーツによる専用チューニングで走りの性格が変えられています。主な内容は次のとおりです。
- ブラックメタリックのAudi Sport製20インチ5Yスポークアルミホイールと、ハイパフォーマンスタイヤのピレリ P Zero Corsa 275/30 ZR20
- RSスポーツエグゾーストシステムプラス
- 最高速度リミッターを290km/hへ引き上げ
- 変速時間を短縮する専用シフトプログラム(0-100km/h加速は3.9秒)
- ギヤ比を1:13.1に固定したダイナミックステアリング
- 旋回性能を高める専用設計のリヤスポーツディファレンシャル
- マットカーボンエクステリアパッケージ、ブラックAudi rings、レッドのブレーキキャリパー
車両重量は1,810kg。日本でRS 4 アバントに設定された最後の限定車であり、17台という台数の少なさから、中古市場でもベースグレードとは別格の扱いを受けています。なお日本では2023年4月に価格改定があり、ベースグレードは1,316万円となっていました。
2022年7月に欧州でcompetition packageを設定 0-100km/hを3.9秒へ短縮し日本では4月と8月に価格改定を実施
欧州では2022年7月、RS 4 アバントとRS 5に「competition package」および「competition plus」が設定されました。450PS/600Nmのパワートレインはキャリーオーバーながら、8速ATの制御ソフトを書き換えて変速時間を短縮し、0-100km/h加速は0.2秒短い3.9秒に。RSエグゾーストと呼ばれる排気系がこのcompetitionで初採用され、エンジンルームと車内から防音材を8kg分省くことで、サウンドを積極的に室内へ届ける味付けとしています。足まわりには手動調整式のRSスポーツサスペンションプロが与えられました。
日本市場ではこのパッケージは正式導入されず、翌2023年の限定車RS competitionという形で近い内容が提供されることになります。日本では2022年に2度の価格改定があり、4月に1,295万円、8月に1,299万円へ。8月の変更では型式が改まり、燃費表示は9.9km/Lから9.7km/L、車両重量は1,820kgから1,810kgへと改められています。
| 時期 | グレード | 価格(税込) |
|---|---|---|
| 2019年1月 | ベースグレード | 1,196万円 |
| 2019年10月 | ベースグレード | 1,218万円 |
| 2020年12月以降 | RS 25イヤーズ(限定35台) | 1,480万円 |
| 2021年1月 | ベースグレード(改良モデル) | 1,250万円 |
| 2021年10月 | ベースグレード | 1,270万円 |
| 2022年4月 | ベースグレード | 1,295万円 |
| 2022年8月 | ベースグレード | 1,299万円 |
| 2023年4月 | ベースグレード | 1,316万円 |
| 2023年9月 | RS competition(限定17台) | 1,535万円 |
| 2024年10月 | ベースグレード(最終価格) | 1,356万円 |
6年振りのフルモデルチェンジで誕生した4代目RS 4 Avantは2019年1月28日に日本市場での販売をスタート
アウディ ジャパン株式会社の代表取締役社長フィリップ・ノアック氏は、2019年1月28日、A4シリーズのステーションワゴンタイプのハイエンドモデルにあたるRS 4 Avantのフルモデルチェンジを発表し、同日から全国のAudi Sport店および正規ディーラーを通じて販売を開始しました。発売時の価格は1,196万円でした。
A4シリーズのステーションワゴンであるAvant(アバント)をベースに、同社のスポーティモデルの開発チームであるAudi Sport GmbHが中心となって仕立てたRS 4 Avantは、ラグジュアリー性と走行性能を高いレベルで両立させた一台です。
ここからは、約6年振りのフルモデルチェンジで誕生し、2019年1月28日に日本市場での販売をスタートさせたRS 4 Avantが搭載するパワートレインや、内外装の特徴を見ていきます。
RS 4 Avantは新開発の「2.9L V6 ツインターボエンジン」に4WDシステムquattro等を組み合わせてアウディのスポーティモデルに相応しい刺激的な走りを実現

6年振りのモデルチェンジで誕生した4代目RS 4 アバントは、高出力と高効率を両立させる新開発の「2.9L V6ツインターボエンジン」に、自慢の4WDシステムquattro(クワトロ)などを組み合わせることで、アウディのスポーティモデルに相応しい走りを実現しました。
この「2.9L V6ツインターボエンジン」は、最高出力は従来型の4.2L V8と同じ331kW(450PS)をキープしながら、最大トルクは従来型より170Nm高い600Nmを発生し、低回転から扱いやすい特性としたユニットです。
アウディは、ガソリン直噴システムと2つの過給機を備えるツインターボチャージャーなどの技術を投入したこのエンジンに、走行シーンに応じて4輪へ最適なトルクを配分するフルタイム4WDシステムquattroを組み合わせ、ドライバーの意のままに操れる感覚を与えています。
| エンジン | 2.9L V型6気筒DOHCターボ |
|---|---|
| 総排気量 | 2.893L |
| 最高出力 | 331kW(450PS)/5,700‐6,700rpm |
| 最大トルク | 600Nm/1,900‐5,000rpm |
| 最高速 | 280km/h |
| 0‐100km加速 | 4.1秒 |
| 燃費 | 11.2km/L(JC08モード) |
| トランスミッション | 8速ティプトロニック |
| 駆動方式 | quattro |
| タイヤサイズ | 275/30R20 |
| 定員 | 5名 |
なお、この11.2km/Lという燃費値は2019年時点のJC08モードによるもので、2022年8月以降の型では9.7km/Lと記載が改められています。車両重量も発売当初の1,840kgから、2021年1月の改良で1,820kg、2022年8月以降は1,810kgへと変化しました。
RS 4 Avantのエクステリアは、北米のモータースポーツで活躍した「Audi 90 quattro IMSA GTO」を意識させる専用アイテムを装備
RS 4 アバントが装備するマトリクスLEDヘッドライトはデザイン性と機能性を兼ね備えている
RS 4 アバントのエクステリアは、1980年代後半に北米のモータースポーツシーンで活躍した「Audi 90 quattro IMSA GTO」を意識させるブリスターフェンダーなどの専用アイテムを多数装備しています。
専用のシングルフレームグリルやバンパー、特徴的なハニカム構造を採用するエアインレット、マトリクスLEDヘッドライトを組み合わせることで、RSモデルに相応しいスポーティなフロントビューを構成します。
マトリクスLEDヘッドライトは、周辺環境の明るさに合わせて光量を自動調整するなど、デザイン性だけでなく機能面でも見どころのある装備です。
RS 4 アバントのリヤ部にはRSルーフエッジスポイラー等の専用装備が設置されている
リヤエンドは、RSルーフエッジスポイラーや、テールパイプを備える傾斜角の強いディフューザーインサートによって、「Audi 90 quattro IMSA GTO」を思わせる躍動感のあるスタイリングにまとめられています。
そのほかのエクステリアの特徴は、標準モデルのA4 アバントより全幅を25mm拡大していること、専用の20インチホイールで足まわりを強化していることです。2020年10月に発表された一部改良(日本では2021年1月から販売)では、フレームレス風のシングルフレームグリルや新デザインのバンパーなどによってフロントまわりが大きく刷新され、前席サイドにアコースティックガラス、ヒーター付きステアリングが標準装備となりました。
| 全長 | 4,780mm |
|---|---|
| 全幅 | 1,865mm |
| 全高 | 1,435mm |
| ホイールベース | 2,825mm |
| 車両重量 | 1,840kg(2019年発売時/最終型は1,810kg) |
RS 4 Avantのインテリアは多数の専用装備によって「スポーティ&エレガントスタイル」を追求
2019年1月28日に日本市場での販売をスタートさせたRS 4 アバントは、ステーションワゴンに求められる実用性を満たしながら、RSエンブレムが存在感を放つスポーツステアリングや、ステンレススチール製のペダルなどの専用装備によって「スポーティ&エレガントスタイル」を追求しています。
ブラックを基調とするインテリアに、ビビッドなレッドで各部にアクセントを加える「RSデザインパッケージ」をオプションで選ぶこともできました。
RS 4 Avantは「バーチャルコックピット」に専用メニューを追加設定してスポーツ走行時の臨場感を高めてサービスメニューも充実
RS 4 アバントのバーチャルコックピットは視認性と操作性に優れる
RS 4 Avantは、走行中に必要となる情報をリアルタイムに表示する12.3インチの高解像度液晶ディスプレイ、RS専用シフトゲート、Audi connectサービスなどによってバーチャルコックピットを構成します。
人間工学を積極的に取り入れたセンタークラスターなどの各ユニットは、説明書を読まなくとも感覚的に操作できます。もうひとつの特徴は、Gフォースやトルク値なども表示できる専用メニューを追加設定し、スポーツ走行時の臨場感を高めていることです。
インターネットに常時接続される「Audi connectサービス」と連動するバーチャルコックピットでは、専任のオペレーターを通じて施設検索や予約手配ができるコンシェルジュサービス、出張の多いビジネスパーソンに便利な航空機のフライト情報などにもアクセスできます。
最大30種類のアシスタントシステムを装備できるRS 4 Avantは高い安全性を実現するラグジュアリーなステーションワゴン
RS 4 アバントは、アウディA4シリーズのステーションワゴンであるAvant(アバント)をベースとするスポーツモデルです。
2013年以来、6年振りに行われたフルモデルチェンジで誕生した4代目は、走行するレーンをはみ出さないようステアリングアシストを行う「アウディアクティブレーンアシスト」や、0km/hから250km/hという幅広い速度域で先行車両との車間距離を保つ「アダプティブクルーズコントロール」などを標準装備しました。
最大30種類のアシスタントシステムを装備できるRS 4 アバントは、アウディの先進テクノロジーによって、防げる事故は積極的に回避するという思想を体現したラグジュアリーなステーションワゴンでした。
RS 4 Avantの積載空間はリヤシートを折り畳めば最大で1,510Lにまで拡げられる
RS 4 アバントの通常時のラゲッジスペースは505Lですが、リヤシートを折り畳めば約3倍の1,510Lまで拡げられます。オプションのスキーグッズを収納できる「スマートトランスポートパッケージ」などを追加すれば、積載能力はさらに高まりました。450PSのワゴンでありながら日常の道具として成立していた点は、RS 4 アバントの本質的な価値だといえます。
RS 4 Avantはアウトドアシーンで役立つ純正アクセサリーも充実
2019年1月28日に日本で発売されたRS 4 アバントの価格は1,196万円からでした。その後は価格改定を重ね、2024年10月改定の1,356万円が日本での最終価格となっています。アウディは、オーナーの好みやライフスタイルに合わせてカスタマイズを楽しめる「バイシクルホルダー」などの純正アクセサリーを多数用意していました。
| モデル | Audi RS 4 Avant |
|---|---|
| エンジン | 2.9L V型6気筒DOHCツインターボ |
| トランスミッション | 8速ティプトロニック |
| 駆動方式 | quattro(4WD) |
| 価格 | 1,196万円(2019年1月発売時)~1,356万円(2024年10月以降の最終価格) |
| 限定車 | RS 25イヤーズ 1,480万円(35台)/RS competition 1,535万円(17台) |
A4をベースとするアウディRS 4 アバントのモデルチェンジ遍歴
RS 4は、ドイツのアウディが製造するA4をベースに、現在のアウディスポーツ(旧クワトロ社)がチューニングを施して生産していたスポーツモデルです。B7型を除いてセダンの設定はなく、基本的にアバントのみのモデルでした。
アウディRS 4 アバント 初代 B5系/1999年~2001年
1999年、クワトロ社がA4の高性能版S4をベースにチューニングしたRS 4 アバントが登場しました。コスワースと共同開発した2.7L V6ツインターボは280kW(380PS)を発生し、当時としては驚異的な数値でした。2001年にはさらにスポーティなRS 4スポーツが加わっています。日本への導入は2001年6月で、左ハンドル・ハーフレザー内装のみの仕様が限定50台、960万円で輸入販売されました。
アウディRS 4 アバント 2代目 B7系/2006年~2008年
2006年に2代目へ移行し、チューニングは引き続きクワトロ社が担当しました。アバントに加えてセダンとカブリオレも用意されましたが、日本への導入は同年6月28日発表の「RS 4」と「RS 4 アバント」のみで、発売から2か月で販売予定台数を完売しています。4.2L V8 FSIは420PS/43.8kgf-mを発生し、6速MTと組み合わされました。
アウディRS 4 アバント 3代目 B8系/2012年~2015年
2012年3月のジュネーブモーターショーで3代目B8型が発表されました。3代目はアバントのみの設定です。
2013年4月、日本で3代目RS 4 アバントの販売を開始。右ハンドル仕様も導入され、価格は1,195万円でした。4.2L V8 FSIは450PS/430Nmを発生し、7速Sトロニックと組み合わされます。
2014年11月、特別仕様車「Nogaro selection」を17台限定、1,472万円で発売。RS 2誕生20周年を記念し、ノガロブルーパールエフェクトをまとった一台でした。
日本での販売は2018年1月に終了しています。
アウディRS 4 アバント 4代目 B9系/2018年~2025年
2017年9月、フランクフルトモーターショーで4代目RS 4 Avantを世界初公開。エンジンは4.2L V8自然吸気から2.9L V6ツインターボへとダウンサイジングされました。
2019年1月28日、日本で販売を開始。価格は1,196万円で、同年10月の仕様変更で1,218万円となります。
2019年10月2日、欧州で改良新型を発表。フロントまわりのデザインが刷新されました。
2020年10月13日、アウディジャパンがRS 4 アバントを含むRSモデル4車種の一部改良を発表。改良モデルは1,250万円で2021年1月以降の発売、あわせてRSモデル誕生25周年記念の限定車「RS 4 アバント RS 25イヤーズ」を1,480万円・35台限定で2020年12月以降に導入しました。
2021年10月、価格改定で1,270万円。
2022年7月、欧州でcompetition packageおよびcompetition plusを設定。0-100km/h加速は3.9秒に短縮されました。日本では4月に1,295万円、8月に1,299万円へ価格改定。
2023年4月、価格改定で1,316万円。
2023年9月26日、日本限定車「RS 4 Avant RS competition」を1,535万円・17台限定でオンライン販売。
2024年5月28日、欧州で25周年記念車「RS 4 Avant edition 25 years」を470PS・250台限定で発表。
2024年10月、日本で価格改定を実施し1,356万円となり、これが最終価格となりました。
2025年、生産を終了。日本での新車販売も2025年4月に終わり、A4シリーズがA5シリーズへ改称されたことで、後継はRS 5 アバントへと引き継がれました。
| アウディRS 4 アバントのモデル | 生産期間 | 日本での販売期間 |
|---|---|---|
| 初代 B5系 | 1999年~2001年 | 2001年6月(限定50台) |
| 2代目 B7系 | 2006年~2008年 | 2006年6月~2009年頃 |
| 3代目 B8系 | 2012年~2015年 | 2013年4月~2018年1月 |
| 4代目 B9系 | 2018年~2025年 | 2019年1月~2025年4月 |
RS 4 Avantはスポーツ走行も楽しめて積載能力も魅力的な実用的な車だった

4代目RS 4 アバントが日本に上陸した2019年は、アウディが新型モデルを積極的に投入した年でした。同年2月19日にはQ5 40 TDI quattroが発売され、Q3も刷新。RS 4 アバントはその先陣を切る一台として、17年ぶりに450PSのワゴンをアウディのショールームへ連れ戻しました。
ラグジュアリーさに加えてスポーツ走行も楽しめ、505Lから1,510Lまで拡がる積載能力も備える。この欲張りな成り立ちこそがRS 4 アバントの魅力であり、6年にわたって支持を集めた理由でもあります。2.9L V6ツインターボを積む最後のRS 4 アバントは2025年に生産を終え、その役割はPHEV化して639PSを得たRS 5 アバントへと受け継がれました。純ガソリンのRSワゴンを求める層にとって、B9型は中古車市場で追いかけるべき一台になっています。






























