インフィニティ QX80のモデルチェンジ

インフィニティQX80がモデルチェンジ!迫力があり美しいルックスに

インフィニティQX80は2017年12月に2018モデルへと進化しました。日産の海外ブランドであるインフィニティから発売されるフラッグシップSUVはどのように変わるのか?エクステリアやインテリア、搭載エンジンや装備、価格帯をチェックしましょう。

インフィニティQX80がモデルチェンジ!迫力があり美しいルックスに

インフィニティQX80の新型がドバイとLAモーターショーで発表

日産が海外で展開する高級ブランド「インフィニティ」から、フラッグシップSUVの「QX80」が2017年12月にフルモデルチェンジしました。インフィニティQX80は、2007年まで国内で販売していた「サファリ」の流れをくむSUVで、トヨタ・レクサスの「ランドクルーザー・LX」と同じく姉妹車の関係にあります。

2017年11月14日から18日に開催されたドバイ国際モーターショーで世界初公開、2017年12月1日から10日開催されるLAモーターショーでも新型インフィニティQX80を公開していました。
そこで、新しいインフィニティQX80のエクステリアやインテリア、搭載エンジンや装備、発売日や価格帯などを紹介します。

インフィニティQX80のエクステリア

新型QX80のフロントビュー

全長5.3m、全幅2.0m、全高1.9mのフルサイズSUVで、レクサスLXと同等のボディサイズがあります。全幅は2mあるので日本の道路事情では狭い道の取り回しが厳しい印象があります。

ボディサイズ
全長 5,300mm
全幅 2,029mm
全高 1,925mm

新型QX80のヘッドライト

ヘッドライトには、シグネチャーLEDが使われていてとても見やすいヘッドライトです。ライト上部にポジションライトが装備されていて、フォグランプにもLEDが使われています。

新型QX80のグリル

「ダブルアーチグリル」と呼ばれる新しいグリルデザインは、ダイナミックで迫力のあるグリルです。3D構造になっていて、空気の通りも良くデザインと機能の両方を兼ね揃えた美しいグリルです。

インフィニティQX80のインテリア

新型QX80の内装

インテリアは、ブラックとブラウンの上品なカラーリングで、本革シートやドアトリムにもかなり厚みのあるソフトパッドを使用するなど贅沢な作りになっています。

新型QX80のドライブセレクタードライブモードセレクター

センタークラスターには、ナビや左右独立フルオートエアコン、アナログ時計などが搭載されていて、シルバーのフィニッシャーがブラックとのコントラストを際立てています。シフトノブは長いストロークで掴みやすく、シフト付近にドライブモードを選ぶセレクターが設置されています。

新型QX80の搭載エンジン

新型QX80のエンジン

新型インフィニティQX80に搭載されているエンジンは、2017年型と変わらずV型8気筒5.6Lのエンジンが搭載されています。

インフィニティQX80の搭載エンジン
型式 VK56VD
種類 V型8気筒
排気量 5,552cc
最大出力 406PS/6,000rpm
最大トルク 560Nm/4,400rpm

インフィニティQX80では、トレーラーハウスやジェットスキーなどをけん引して運ぶ人が多いため、ストレスなく運転ができるようにパワフルなエンジンが搭載されています。

インフィニティQX80の搭載機能

ニッサンインテリジェントモビリティのイメージ

インフィニティQX80には、日産インテリジェントモビリティの技術が搭載されています。自動ブレーキはもちろんのこと、レーンディパーチャーアラートや、ブラインドスポットモニターなど、先進の安全技術が搭載されています。

インフィニティQX80に搭載されている機能

  • インテリジェントクルーズコントロール
  • ディスタンスコントロールアシスト
  • ブラインドスポット警報
  • レーンディパーチャーアラート
  • 車線逸脱防止システム
  • 前方衝突予測警報

ブラインドスポットモニターのイメージ

前方衝突予測警報は、高速で移動中に2台前を走る車両の車間や速度を検知し、2台前の車が急ブレーキをかったなど、システムが危険と判断した場合に表示と音、シートベルトの巻き上げによってドライバーの注意を促します。前方が大きな車などで見通しが悪い時に便利な機能です。

インフィニティQX80の発売日は2017年12月・価格は63,850USドル

新型QX80のボンネット

インフィニティQX80の2018モデルは2017年12月に発売しました。価格帯は2017モデルと変わらず据え置き価格になっています。

新型QX80価格表
QX80 63,850USドル(日本円で約7,087,350円)
QX80 AWD 66,950USドル(日本円で約7,088,000円)
QX80 Signature Edition 67,335USドル(日本円で約7,475,000円)
QX80 Signature Edition AWD 70,435USドル(日本円で約7,819,000円)
QX80 Limited 89,450USドル(日本円で約9,929,000円)

1USドル111円で計算をすると、約7,087,350円~9,929,000円の価格帯になります。

スタンダードモデルのQX80でも、7速ATトランスミッション、インテリジェントキー、BOSEスピーカーシステム、ルーンルーフ、ナビゲーションシステム、アラウンドビューモニター、フロント・リアソナーシステム、トーヒッチなどが標準装備となっています。

インフィニティQX80は日産のフラッグシップSUV

新型QX80の堂々としたエクステリア

インフィニティQX80は、日産のパトロール(サファリ)の流れをくむSUVで、中でもQX80は最上級モデルのフラッグシップSUVになっています。ガッチリとしたボディや高い全高など、アウトドアにピッタリのルックスで、どんな道でも走破するような頼もしさがあります。

2017年4月には、「QX80モノグラフ」が公開され近々モデルチェンジがあることを予想させましたが、ついに2017年12月に2018モデルのインフィニティQX80が販売しました。

インフィニティQX80

インフィニティはレクサスのように日本で展開されていませんが、フーガやスカイラインにバッジが装着され徐々に認知度も高まっているので、少しずつ準備を始めているものだと考えられます。QX80やインフィニティの車が普通に日本の道を走る未来に期待しましょう。