AUDI A1のモデルチェンジ

AUDI A1スポーツバックがモデルチェンジ!日本仕様のスペックや価格は?

AUDI A1スポーツバックは、欧州では2018年12月に新型が発売し、日本仕様車は2019年11月にデビュー!大きな特徴はボンネットとグリルの間にある3つの切れ込みデザインで、コンパクトタイプですがスポーティなハッチバックとなっています。

AUDI A1スポーツバックがモデルチェンジ!日本仕様のスペックや価格は?

新型AUDI A1スポーツバックの日本発売は2019年11月

2018年12月にモデルチェンジを行ったアウディA1&A1スポーツバック。新型モデルでは、3ドアのA1を廃止し、5ドアモデル「A1スポーツバック」のみにラインアップを絞ることになりました。

新型モデルである2代目は「A1」とだけ言った場合も、すべて5ドアモデルを意味します。もっとも日本では「アウディA1=5ドアのスポーツバック」という認識が主流だったので、混乱は少ないはずです。

コンパクトなサイズで日本でも使い勝手の良いアウディA1スポーツバックの日本国内での発売時期をはじめ、グレード構成やエクステリア・インテリア、基本スペック等を解説します。

アウディA1スポーツバックが日本で2019年11月25日より発売

アウディA1スポーツバックのエクステリアアウディA1スポーツバックのエクステリア

アウディジャパンが2019年11月25日より新型アウディA1スポーツバックと、アウディA1スポーツバックをベースとした限定モデルA1 Sportback 1st editionを発売します。
A1 Sportback 1st editionには特別装備として17インチの5スポークデザインアルミホイール、エクステリアミラーとフロントリップがセットとなったコントラストパッケージ、サイドシルブラックが用意されます。

アウディA1スポーツバックのグレード構成は「35 TFSI advanced」と「35 TFSI S line」の2種類。150PS/250Nmを発揮する1.5ℓ直列4気筒DOHCターボチャージャーエンジンを搭載し、トランスミッションは7速Sトロニックを組み合わせます。駆動方式は前輪駆動です。

エクステリアに注目すると、フロントにはシャープな釣り目のLEDヘッドライトとアグレッシブなグリルを装備。エアインレットは伝説のラリーマシンにインスパイアされたもので、レーシーな雰囲気が漂います。リヤにはLED リヤコンビネーションライトとダイナミックターンインディケーターを搭載しています。

アウディA1スポーツバックの欧州仕様のインテリアアウディA1スポーツバックのインテリア(画像は欧州仕様のもの)

10.25型のカラー液晶フルデジタルディスプレイに多彩な情報を詰め込んだAudi virtual cockpit。メーター表示などは独自にカスタマイズが可能です。Apple CarPlay・Android Autoに対応するAudi smartphone interfaceを搭載し、スマートフォンとの連携も強化しました。
ステアリングホイールは操作性に優れた3本スポークの本革巻を採用。スポークにマルチファンクションボタンを搭載します。

室内空間はホイールベースを従来モデルよりも95mm延長したため、居住性が大幅に向上。ラゲッジルームは通常時で335 L、後部座席を格納すると荷室容量1,090Lを確保できるようになっていて積載性も抜群です。

グレード Audi A1 Sportback
35 TFSI advanced
Audi A1 Sportback
35 TFSI S line
Audi A1 Sportback
1st edition
ボディサイズ 4,040mm×1,740mm×1,435mm
エンジン 1.5ℓ直列4気筒DOHCターボチャージャー150PS/250Nm
トランスミッション 7速Sトロニック
駆動方式 前輪駆動
車両本体価格(税込) 3,650,000円 3,910,000円 4,430,000円

新型アウディA1スポーツバックが12月よりデリバリーをスタート!

アウディA1スポーツバックアウディA1スポーツバックのエクステリア

新型アウディA1スポーツバックが、2019年12月から日本国内でもデリバリーを開始していきます。今回投入される「アウディA1 Sportback 1st edition」は250台限定で、今後はその他のグレードとして「advanced」「S line」の2タイプが設定されます。

新型アウディA1スポーツバック1st editionのボディサイズは全長4,040mm×全幅1,740mm×全高1,435mm。パワートレインは1.5L直4ターボエンジンで150ps/25.5kgmを発揮します。

アウディA1スポーツバックのインテリアアウディA1スポーツバックのインテリア

コックピット・インパネ周りはボディカラーをアクセントカラーとして取り入れ、デザインに統一感をプラス。若者にも親しみやすいスタイリングとなっています。

アウディが新型「A1シティカーバー」を発表!オフロードテイストのクロスオーバーモデル

たA1シティカーバーA1スポーツバックをベースに車高が約40mmアップしたA1シティカーバー

既に欧州では発売済み、2019年9月に日本導入予定の新型「A1スポーツバック」ですが、アウディは「A1シティカーバー(CityCarver)」という派生モデルを発表しました。価格はまだ明らかにされていませんが、欧州では9月発売予定で、日本導入も期待されます。

A1シティカーバーのリアA1シティカーバーのリアビュー ホイールも大経化されている

A1シティカーバーは専用サスペンションとホイールの大経化によって、A1スポーツバックより車高が約40mmアップ。オフロード意識したクロスオーバーSUVらしい外見となっています。

ただし、アウディにはもともと、ベース車を元にオフロード性能を高めた「オールロード」モデルが存在しますが、「A1シティカーバー」は前輪駆動のみのラインアップで、本格オフローダーではありません。共通点は多いですが、あくまで「都会派クロスオーバー」というキャラクターなのでしょう。

A1シティカーバーはの角形シングルフレームグリルA1シティカーバーは八角形シングルフレームグリルが特徴

また、A1スポーツバックが六角形グリルだったのに対し、A1シティカーバーは八角形に変更になっており、フロントマスクの印象も大きく変化。その他、サイドシルのデザインやフェンダーアーチモールなどに変更が見られ、多数の専用装備を備えています。

ボディカラーは全9色で、ルーフはブラックとグレーの2色から選択できるので、ツートンカラーのバリエーションも豊富です。

10.1インチのタッチスクリーンを標準装備10.1インチのタッチスクリーンを標準装備 アクセントカラーは4色から選択可能

グレードは「ベーシック」「アドバンスト」「デザインセレクション」「S-Line」の4種類。パワートレインの多くはA1スポーツバックとほぼ共通となる見込みです。

インテリアは、ドアパネルなどのアクセントカラーに、ミント、ブロンズ、オレンジ、シルバーの4色を追加できます。上級グレードの「S-Line」はレザーが多く使われた高級感ある内装となります。

アウディA1スポーツバック日本仕様は2種類のグレードを設定

新型アウディA1新型アウディA1が2019年9月に日本で発売へ!

2019年9月に国内発売されるアウディA1のグレードは、「A1 Sportback 35 TFSI S line(2WD)」と「A1 Sportback 35 TFSI advanced(2WD)」の2種類で、4WDはラインアップに加わりません。

両グレード車は、どちらも1500ccクラスの新エンジンを搭載。直列4気筒ターボチャージャーエンジンは、最高出力150PS、最大トルク250Nmを発生します。

アウディA1スポーツバックは価格365万円~で初代モデルより大幅な値上げ

新型アウディA1のパワートレインが向上しているのは間違いありません。
しかし、価格も大幅上昇しているので、この点が購入予定者にどう受け取られるかがやや気がかりではあります。

初代のA1スポーツバックに存在した上位グレード「A1 Sportback1.4 TFSI cylinder on demand sport」は349万円。
出力・トルクともに向上していますが、新型の上位グレード「A1Sportback 35 TFSI S line」の価格は391万円。「A1 Sportback 35 TFSI advanced」でも365万円で、旧モデルの上位グレードより高額です。

ただし、この販売価格は旧モデルの消費税が8%なのに対し、新モデルは消費税率10%で計算した結果だという点を考慮しなければなりません。
また、最初に日本導入されるグレードが2種類であるだけで、今後より安価なエントリーグレード、1.0Lの直3ターボなどが追加される可能性は十分にあります。

アウディA1スポーツバックのボディカラーは全10色から選択可能!

新型アウディA1新型アウディA1スポーツバックのボディカラー

アウディA1スポーツバックでは、ボディカラーが全10色、インテリアカラーが全3種類用意されています。2トーンカラーの場合、ボディカラーは全7色から選択できますが、ルーフはすべてミストブラックメタリックです。

アウディA1スポーツバック ボディカラー一覧

  • ミストブラックメタリック
  • コルティナホワイト
  • マンハッタングレーメタリック
  • グレイシアホワイトメタリック★
  • ファーマメントブルーメタリック★
  • ターボブルー★
  • ミサノレッドパールエレクト★
  • クロノスグレーメタリック★
  • ティオマングリーン★
  • パイソンイエローメタリック★

※★マークは、2トーンカラーのボディ色に選択可能。

インテリアカラーは、全3種類が用意されており、基本的にはどれも黒を基調としたスポーティーな魅力に溢れています!

アウディA1スポーツバック インテリアカラー一覧

  • 標準シート:ブラック
  • スポーツシート:ブラック
  • スポーツシート::ライトグレー&ブラック

アウディA1スポーツバックが2019年3月にモデルチェンジ!既に欧州では2代目へと進化しており日本導入のカウントダウンが始まっている

アウディのエントリーモデルであるA1は標準モデルだけではなくスポーツバックもラインナップしていて、初代モデルは2010年に発売しています。そのアウディA1にモデルチェンジが入り、2019年3月に日本仕様が発売されるとの噂があります。

新型モデルの発表はパリモーターショー2018で発表され標準モデルの3ドアは廃止となり、スポーツバックと呼ばれる5ドアモデルのみの設定となりました。全長は伸びて4メーターを越え、搭載エンジンは1.0Lから2.0Lのエンジンを積んでいます。

欧州では2018年12月に発売されていて、日本仕様は2019年3月頃になると考えます。価格帯は19,950ユーロからになっていて、日本での価格帯は200万円半ばから後半に設定されると予想します。さっそく、新しくなるアウディA1スポーツバックの詳細をチェックしてみましょう。

新型アウディA1スポーツバックのエクステリアは先代モデルよりも全長が少し伸びる

アウディA1スポーツバックのフロントビュー新しいアウディA1は3ドアモデルが廃止され、5ドアモデルのスポーツバックのみラインナップしている

新型アウディA1スポーツバックのエクステリアは、アウディのアイデンティティであるシングルフレームグリルを装備し、グリルの上に3つに分割されたラインが入っていて、スポーティな印象を受けます。グリル内の模様は横方向に流れているデザインでしたが、新型A1ではハニカム構造の模様に変更されています。

ボディサイズは全長4,030mm・全幅1,740mm・全高1,410mmと、初代モデルよりも全長が60mm伸びていて全高は10mm下がっています。プロポーションが低くなったことでスポーティな雰囲気が増しています。

アウディA1スポーツバックのリアビューヘッドライトだけではなくテールランプのデザインも先進的でカッコいい

新しいアウディA1のテールライトも先進的なデザインとなり、ボディ側の部分が跳ね上がった形状になっています。バンパー下部もグッと押し込んだ部分に反射板が設置され、グレードによって違うと考えますがマフラーは2本出しになっています。

モデルチェンジ後のアウディA1スポーツバックには1.0L~2.0Lエンジンが搭載されているが日本仕様は1.0Lと1.4Lエンジンの2種類がラインナップするだろう

新型アウディA1に搭載のTFSIエンジン新型アウディA1に搭載されているTFSIエンジン。1.0Lと1.5Lそして2.0Lがラインナップしている

新しいアウディA1のスポーツバックには、999ccの95PSと116PSのエンジンが2種類、1.5Lと2.0Lのエンジンが1種類ずつの全部で4種類ラインナップしています。エントリーグレードの95PSを発揮するエンジンは5速マニュアルのみですが、ほかの30TFSI(1.0L)、35TFSI(1.5L)、40TFSI(2.0L)には、6速マニュアルと7速Sトロニックが搭載されています。

新型アウディA1の搭載エンジン
25 30 35 40
種類 直3ターボ 直3ターボ 直4ターボ 直4ターボ
排気量 999cc 999cc 1,498cc 1,984cc
最高出力 95PS 116PS 150PS 200PS
最大トルク 175Nm 200Nm 250Nm 320Nm

この内、日本仕様で搭載されるエンジンは、30の1.0Lターボエンジンと35の1.5Lターボエンジンになると考えていて、40の2.0Lターボは1年以上あとにスポーティ仕様のS1が発売になると同時に導入されると予想します。

設定されるトランスミッションは6速マニュアルと7速Sトロニック(オートマ)ですが、日本仕様は7速エストロニックのみの展開になるでしょう。

新しいアウディA1スポーツバックにはベースグレードにもバーチャルコックピットが標準装備

新しいアウディA1のコックピット新しいアウディA1にはバーチャルコックピットが装備されている

新型アウディA1にはアナログメーターにマルチインフォメーションディスプレイではなく、フルデジタルのバーチャルコックピットが採用されていて、センターにはタッチディスプレイが装備されています。ディスプレイの下にはエアコンコントローラーが設置され、スマートフォンを置くだけで充電できるトレイも装備できます。

センターのタッチスクリーンは8.8インチのものが標準装備され、オプションで10.1インチが搭載できます。スマートフォンのアプリであるApple CarPlayやAndroid Autoと連携できます。

ほかにも、アウディプレセンスシティ(先行車・歩行者対応自動ブレーキ)や、アクティブレーンアシストなどの安全装備を標準装備し、前後左右360°全てを監視するシステムでドライバーや周りの車・歩行者の安全をサポートしてくれます。

オプションになると考えますが、駐車時のステアリング操作を行ってくれるパークアシストや停止や発進も行ってくれるクルーズコントロールであるアダプティブドライブアシストなど、快適装備も充実しA3やA5など上位車種にも負けない快適装備をラインナップするでしょう。

日本仕様の新型アウディA1スポーツバックが発売されるのは2019年3月となり欧州では2018年12月にモデルチェンジ済み

パリモーターショー2018で発表された新しいアウディA1は、欧州で2018年12月にモデルチェンジしています。日本仕様は2019年3月頃に行われると考え、価格帯は250万円から300万円以内になるでしょう。

日本仕様の初代A1は3ドア仕様が249万円から、5ドア仕様のスポーツバックが269万円からの設定になっていて、安全システムが標準装備されて5ドアのスポーツバックのみラインナップの設定のため、280万円ほどからのスタートになるではないかと予想します。

日本市場でもライバル車となるであろうフォルクスワーゲンのポロや、MINIの5ドアと比べると多少乗り出し価格は高めの傾向になっています。

新型アウディA1とライバル車の価格比較

  • アウディA1 2019年モデル:2,800,000円
  • ポロTSIトレンドライン:2,119,000円
  • MINI5ドアONE:2,710,000円

数多くのコンセプトカーを披露してきたアウディ・A1のモデルチェンジ遍歴

アウディが販売する「A1」は、モーターショーにおいて数多くのコンセプトカーを披露してきましたが、市販化されたモデルは初代と2代目となっています。初代A1は2007年の東京モーターショーに出品された「メトロプロジェクトクワトロ」や、2008年パリサロンでの「A1スポーツバック・コンセプト」などのコンセプトカーがルーツになっています。

アウディ・A1 初代/2010年~2018年

2010年5月、3月に行われたジュネーブモーターショーで披露されたモデルが市販型となって発売されました。親会社であるフォルクスワーゲンの「ポロ」と共通のプラットフォーム「フォルクスワーゲンA05」を使用。
2011年1月に日本で発売を開始。1.4L直列4気筒・TFSIエンジンのみとなります。
2012年6月、「スポーツバック」を発売。グレードは「1.4TFSI」と「1.4TFSIスポーツパッケージ」。
2014年11月、「S1」「S1スポーツバック」を発売。

アウディ・A1 2代目/2018年~

2018年秋、5ドアのみで欧州から2代目が発売されます。
2019年11月、日本での販売を開始。1.5L直列4気筒ガソリン直噴ターボ35TFSIエンジンのみでしたが、翌年6月に1.0L直列3気筒直噴ターボ25TFSIエンジンが追加されました。

アウディ・A1のモデルチェンジ遍歴
アウディ・A1のモデル 販売年表
初代 2010~2018年
2代目 2018年~

新型アウディA1はアウディの世界に踏み込む第1歩目のエントリーモデルだが安全システムも標準装備しスポーティな見た目となった

アウディA1

アウディA1は全長4メートルほどの1番小さなモデルで、アウディのラインナップの中でもエントリーモデルにあたる車です。パリモーターショー2018で発表された新型モデルは、3ドアモデルを廃止しスポーツバックの5ドアモデルのみの設定となりました。

全長は少し伸びて4,020mmになり全幅は変わらず、全高が10mm落ちています。長くなったことによりトランクサイズは拡大し、全高が落ちていることでスポーティな出で立ちになったアウディA1は、2018年12月に欧州で販売開始され、日本仕様は2019年3月ころになると考えます。

ヘッドライトやテールランプも先進的なデザインとなり未来感のある新しいアウディA1は、きっと素晴らしい体験をさせてくれるでしょう。