ホンダ スポーツEVコンセプト

HONDAスポーツEVコンセプトはEVクーペの未来を示唆するコンセプトカー

ホンダのスポーツEVコンセプトが、東京モーターショー2017で世界初披露されました。人とクルマがひとつになれるをグランドデザインとし、新時代の車を目指すためAIとのコミュニケーションができ・低重心による優れた運転性能を体感できます。そんな、車のエクステリア等の魅力を掘り下げます!

HONDAスポーツEVコンセプトはEVクーペの未来を示唆するコンセプトカー

ホンダスポーツEVコンセプトのエクステリアなど

2017年10月25日に開催した東京モーターショー2017にホンダが出展した車の中で一際輝きを放つ存在が「ホンダスポーツEVコンセプト」です。
世界初登場となるホンダスポーツEVコンセプトは、同年の9月にドイツ・フランクフルトモーターショー2017で公開された「ホンダ アーバンEVコンセプト」に続くEVコンセプト シリーズの第2番目のラインナップとなります。

モーターショーにプレゼンターとして登壇したホンダの八郷隆弘社長は「2030年までに車の販売総数に占める電動化の割合を3分の2にし、その具体化に向けて、商品展開を行っているところ」と発言しています。

今回のモーターショーでは、ホンダスポーツEVコンセプトの市販化についての明言はありませんでしたが、八郷社長の発言からその可能性は大いにあり得ると推測されます。
そんなホンダ スポーツ EVコンセプトのエクステリア等の魅力を紹介していきます!

S660の廃止で新型スポーツEVが投入されるという噂

S660の生産終了が2022年3月に決定したことがホンダ公式からアナウンスされ、駆け込み需要もあり2021年3月には生産枠を全て受注して、販売終了しました。 貴重な軽自動車の2シータースポーツということもあり、後継車種についての噂も度々ありましたが、2017年に発表したホンダスポーツEVがS660の意思を受け継ぎ、新型モデルとして販売するのではないかという噂があります。

ホンダは2030年までにEV(電気自動車)とFCV(燃料電池自動車)を100%にして、ガソリンエンジンを廃止する目標を掲げています。そのためS660の後継車種としてスポーツEVを日本市場に投入する可能性も多いにあるのではないでしょうか。

HONDAスポーツEVコンセプトのエクステリア

ホンダスポーツEVコンセプトのフロントビュー

ホンダスポーツEVコンセプトは、スポーツカーならではのロー&ワイドボディ・全体的に丸みを帯びているボディラインが特徴的で、ホンダの名車「S600クーペ」を連想させてくれるようなレトロ感も魅力的です。
ヘッドライトは、マスコットキャラの目のようなユニークさがあって、フロントフェイス全体の親しみやすさと可愛らしさを助長します。

ホンダスポーツEVコンセプトのサイドビュー

ホンダスポーツEVコンセプトは、スポーツカーとしてカッコ良さを追求するよりも可愛らしさと親しみやすさを目指す次世代型スポーツカーです。

ホイールは和を意識したようなデザインが特徴的で、スポークは桜の花びらを意識したような幾何学模様を描きます。
サイドガーニッシュには、ブラックカラーの中にブルーが配色されていて全体の印象を変える抜群のポイントカラーとなっています。

ホンダスポーツEVコンセプトのリヤビュー

赤色の正方形のLEDテールランプにもマスコットキャラ的なユニークさがあって、可愛らしさと親しみやすさがあります。
フロントガラスとサンルーフ、さらにリアガラスまでも連なったようなガラス構造が開放感を与えます。

HONDAスポーツEVコンセプトは人とクルマが一つなれる新時代の車

ホンダ スポーツEV コンセプトは、人とクルマがひとつになれる新感覚が魅力的な EVスポーツカーです。

ホンダは、F1等の数々のモータースポーツに参戦するスポーツマインドのアイデンティティーを持ち続ける会社です。そんなホンダがこれからの電動化時代に向けて開発をすすめる車が、ホンダ スポーツEV コンセプトです。
ホンダの蓄積したスポーツテクノロジーと、AI技術を用いた「Honda Automated Network Assistant」が組み合わせる事で、人とクルマがこれまで以上に「一心同体」になれる乗り心地を体感する事ができます。

レスポンス性が優れた電動パワーユニットや、先進のモーター特性を活かしたシャープでパワフルな加速力と静粛性を、スポーツカーならではの低重心で体感できる喜び。
「Honda Automated Network Assistant」のシステムを搭載する事で実現する人とクルマとのコミュニケーションに一体感を楽しめます。

ホンダ スポーツEV コンセプトでは、未体験の走り体感させてくれるハードウェア的な側面と、AIの技術力により実現できるコミュニケーションの充実というソフトウェア的な側面が組み合わせる事で、人とクルマを一つにしてくれます。

Honda Sports EV Conceptの市販化については明言されていません

ホンダスポーツEVコンセプトのデザイン

ホンダスポーツEVコンセプトと同一プラットフォームを採用する小型EVコンセプト「ホンダ アーバンEVコンセプト」については、2019年にヨーロッパで先行発売され2020年には日本でも発売される見通しです。
しかし、東京モーターショー2017で世界初披露となったホンダスポーツEVコンセプトについては市販化及び市場への投入時期等については明言されてはいません。

HONDAスポーツEVコンセプトに乗って自分をもっともっと連れだす時代がやってくる!

Sports EV

東京モーターショー2017でのホンダブースのキャッチコピーは「自分をもっともっと連れ出すんだ」です。
今回のモーターショーで、ホンダスポーツEVコンセプトのグランドデザインは発表されましたが、航続距離や電池容量、モーターの出力等の詳細な情報に関しては明らかにはされてはいません。

ホンダスポーツEVコンセプトのエクステリアは親しみやすくユニークで、乗車するとクルマとの一体感を楽しめます。そんな、魅力的な車に乗って自分をもっともっとドライブの旅へと連れ出す時代は必ずやってきます!