初代ムーヴキャンバスの内装の特徴をベースグレードから特別仕様車まで徹底解説
この記事では、初代ムーヴキャンバス(2016年9月〜2022年6月)の内装を、コックピット・シートデザイン・安全装備・おすすめオプション・ラゲッジルームなどに触れながら詳しく紹介します。なお、ムーヴキャンバスは2022年7月にフルモデルチェンジを実施し、現在は2代目(現行型)が販売されています。本記事に登場するグレードや特別仕様車は初代モデルのものであり、中古車選びや初代モデルの内装を知りたい方の参考にご活用ください。
ムーヴキャンバスは2016年よりダイハツが販売するムーヴシリーズの軽ハイトワゴンです。女性に好まれるパステルカラーと使い勝手の良いスライドドアの組み合わせが好評で、子育て中のファミリー層にも人気を集めました。ホワイトアクセント リミテッドやブラックアクセント リミテッドなどの特別仕様車とベースグレードの違いにも触れながら、内装デザインを詳しくまとめます。
一部改良で追加されたホワイトアクセント リミテッドとブラックアクセント リミテッドの内装

ホワイトアクセント リミテッド SA 3の内装デザインはボディカラーごとに異なるパステルカラーのインパネ周りがおしゃれ
2019年4月22日の一部改良によって、特別仕様車「ホワイトアクセント リミテッド SA3」と「ブラックアクセント リミテッド SA3」が追加されました。
ホワイトアクセント リミテッド SA3の内装は、ホワイトカラーをベースにした清潔感のあるデザインで、インパネやドアトリムにボディカラーと同色のアクセントが添えられています。明るく上品な雰囲気が特徴です。
ブラックアクセント リミテッド SA 3の内装はブラックを利かせたシックなデザインに仕上がっている
一方、ブラックアクセント リミテッド SA3はムーヴキャンバスらしいパステルイメージを離れ、大人のモノトーンスタイルに仕上げられています。白のインパネと黒ベースのインテリアカラーのコントラストが美しく、女性だけでなく男性ドライバーにも支持されたデザインです。
初代ムーヴキャンバスのコックピットはグレードごとの装備差に注目
可愛らしいパステルカラーからスタイリッシュなモノトーンカラーまで、幅広いデザインバリエーションを選べることが初代ムーヴキャンバスの大きな魅力でした。
ムーヴキャンバスの「ベージュ」の内装
ムーヴキャンバスの「ブラック」の内装
ムーヴキャンバスの「マイルドモカ」の内装
ムーヴキャンバスの「ミストピンク」の内装
ムーヴキャンバスの「ファインミント」の内装
上からベースグレード・ブラックインテリアリミテッド・メイクアップリミテッド(マイルドモカ・ミストピンク・ファインミント)のコックピット画像です。インテリアアクセントカラーの選択肢が豊富な点が初代ムーヴキャンバスの個性でした。
ファインミントとミストピンクはそれぞれ同名のボディカラー専用のインテリアアクセントカラーで、その他のボディカラーにはマイルドモカが採用されていました。
メーターはグレードによって異なります。XとLグレードには自発光式大型1眼センターメーター、Gグレードにはタコメーター付きの自発光式大型3眼センターメーターが設定されていました。

運転席シートリフターとチルトステアリングはL「SA3」を除く全グレードに標準装備されており、体型に合わせたドライビングポジションの細かな調整が可能でした。
自動で戻るワンタッチターンシグナル
方向指示スイッチにはワンタッチターンシグナル機能が採用されており、手を離すと自動で元の位置に戻る仕組みです。日常的な運転での操作負担を軽減する細やかな設計です。
特別仕様車ブラックインテリアリミテッドの特別装備
ブラックインテリアリミテッドには、本革ステアリングホイール・Dassist切替ステアリングスイッチ・シルバー加飾のオーディオパネルといった専用装備が与えられており、スポーティかつ上質な雰囲気を演出していました。
高級感のあるメッキガーニッシュが特徴のメイクアップリミテッドの内装
メイクアップリミテッドの内装は随所にメッキ加工が施され、上質感のある仕上がりが特徴でした。センタークラスターにはクリアベージュを採用し、可愛らしさの中にも品のある内装デザインとなっていました。
初代ムーヴキャンバスのシートはベージュまたはブラックの2タイプ
ムーヴキャンバスに標準装備するシート
ベースグレードのシートは温かみのあるベージュカラーのフルファブリックが採用されていました。優しい色合いで室内を明るく見せる効果があります。
ムーヴキャンバス「ブラックリミテッド」に標準装備するシート
ブラックインテリアリミテッドにはスタイリッシュなブラックの専用フルファブリックシートが標準装備されており、落ち着いた大人の雰囲気を演出しています。
ムーヴキャンバス「メイクアップリミテッド」に標準装備するシート
メイクアップリミテッドのシートはパイピングが施された専用デザインのベージュカラーです。ベースグレードと同系色ながら、パイピングによる上品なアクセントが加わっています。
初代ムーヴキャンバスのラゲッジルームは旅行やレジャーにも対応できる広さ

荷室の床下が深く設計されており、デッキボードを跳ね上げれば植木鉢のような高さのある荷物も縦積みで搭載できます。リヤシートのヘッドレスト付近にフックがあり、跳ね上げたデッキボードを固定できます。リヤシートは左右独立して240mmの範囲でスライドでき、分割リクライニングにも対応していました。

乗車人数や荷物の形状に合わせた多彩なシートアレンジが可能で、長期の旅行やレジャーにも対応できる積載力を発揮しました。荷物を多く積みたい場面ではリヤシートを倒すことで大きなフラットスペースが確保できます。
初代ムーヴキャンバスの車内収納は日常使いを考えた設計が光る
インパネトレイ・インパネアッパーボックス・インパネロアポケット・インパネアンダートレイ
インパネ周りの収納スペースは特に充実しており、インパネトレイ・インパネアッパーボックス・インパネロアポケット・インパネアンダートレイと多段的に収納場所が確保されていました。スマートフォンや財布などの小物を整理しやすい設計です。
フロント席用ドリンクホルダー
フロント席用のドリンクホルダーはワンプッシュ式で、使わないときには格納できます。邪魔にならずスペースを有効活用できる実用的な設計です。
小物の収納に便利なフロントセンターアームレスト
フロントセンターアームレストにはガムなどの小物を収納できる蓋つきボックスが備わっており、中身が見えない仕様です。運転中にさっと取り出せる位置にあるのも便利なポイントです。
お買い物袋を下げるショッピングフック
ショッピングフックはフロントと助手席シートバックに設置されていました。買い物袋はもちろん、ゴミ袋を引っ掛けるのにも活用できます。
大型シートアンダートレイ
助手席には大型シートアンダートレイが、X「SA3」とL「SA3」を除く全車のリヤシートには置きラクボックスが装備されていました。置きラクボックスはケースモードとバスケットモードの2つのモードに切り替えでき、運転席からも手が届きやすい位置に配置されていました。バッグを床に直接置きたくないという場面でも重宝するアイテムです。
初代ムーヴキャンバスはスマートアシスト3標準装備のサポカーS(ワイド)該当車

ダイハツ独自の先進安全システム「スマートアシスト3」には、衝突警報機能・衝突回避支援ブレーキ機能・車線逸脱警報機能・誤発進抑制制御機能などが含まれています。初代ムーヴキャンバスには2018年9月の一部改良以降、スマートアシスト3が全グレードに標準装備され、政府が普及を推進するサポカーS(ワイド)に適合していました。日常の買い物から長距離ドライブまで、安心して使えるモデルでした。
初代ムーヴキャンバスのカスタムパーツ・ドレスアップアクセサリー一覧
6種類のシートカバーで内装をカスタマイズできる
初代ムーヴキャンバス用のシートカバーは全部で6タイプが展開されており、好みのデザインを選べるバリエーションの豊富さが魅力でした。着脱が簡単で洗濯もしやすく、汚れが気になる場面にも対応できるアイテムです。
ホワイトとブラックの本革風シートカバー
本革風シートカバーは高級感を手軽に演出できるアイテムです。小さな通気孔が設けられており、夏場でも蒸れにくい設計になっていました。
クオーレモジュレのステアリングカバー
オプションのステアリングカバーには、夏場は熱さを、冬場は冷たさをそれぞれ軽減する高機能素材「クオーレモジュレ」を採用していました。ブラックカラーなのでどの内装色にも合わせやすく、実用性とデザイン性を兼ね備えたアクセサリーです。
シルバーとウッド調のインテリアパネルセット
インパネガーニッシュやドアトリムの雰囲気を変えるインテリアパネルセットは2タイプがラインナップされていました。スタイリッシュな印象にしたい方にはシルバー、ナチュラルで温かみのある雰囲気にしたい方にはウッド調がおすすめでした。
インナーミラーも内装に合わせたカラーを用意
ウッド調・シルバーのほか、マイルドモカ・ファインミント・ミストピンクなど、インパネやドアトリムとお揃いにできるインナーミラーカバーも展開されていました。さり気ないカスタムながら、車内の統一感をグッと高めるアイテムです。
ムーヴキャンバスの車内をライトアップするイルミネーションパック
車内を幻想的にライトアップするセンターピラー・インナーハンドル・フロア用のイルミネーションは、ホワイトとブルーの2色から選択可能でした。この3点をセットにしたお得なイルミネーションパックも販売されており、夜のドライブをより華やかに演出できるアイテムとして人気がありました。
初代ムーヴキャンバスの内装はデザイン性と実用性を両立した軽ハイトワゴンの完成形
ボディカラーやグレードによってバリエーション豊富な内装デザインを楽しめた初代ダイハツ・ムーヴキャンバス。スマートアシスト3の全車標準装備によって安全性も確保され、おしゃれさと機能性を高い次元で両立したモデルでした。
累計販売台数は初代モデル終了時点で38万台超を記録し、女性だけでなく幅広い世代から支持を集めました。現在は2022年7月にフルモデルチェンジした2代目が販売されており、初代のデザインコンセプトを継承しつつターボエンジンの追加や安全装備のさらなる充実が図られています。初代モデルは中古車市場で流通しており、コストを抑えてムーヴキャンバスの魅力を体感したい方にとって選択肢の一つとなっています。






















