マツダCX-3の内装を「XD」「XD PROACTIVE」「XD L Package」などグレード別に紹介
マツダが販売するコンパクトクロスオーバーSUVのCX-3は、2015年の発売以来10年以上にわたり改良を重ねてきた人気モデルです。ただし、2026年2月末をもって国内向け車両の生産を終了しており、現在はメーカー・販売会社の在庫車のみで対応しています。在庫がなくなり次第、販売終了となります。後継モデルについては現時点でマツダからの正式な発表はありません。
CX-3の魅力はオシャレなエクステリアだけでなく、グレードによってさまざまな表情を見せるインテリアにもあります。ベースグレードから最上位グレードまで、シート素材・内装色・装備が大きく異なるため、グレード選びの際にはインテリアの違いをしっかり確認することをおすすめします。本記事ではグレード別の内装を詳しく解説します。
CX-3のグレード別内装の違いを一覧で確認
| グレード | シート素材 | ステッチカラー | ドアアームレスト | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| XD | クロス地 | 白ステッチ | 合皮 | 本革ステアリング・シフトノブ・パーキングブレーキレバー採用 |
| XD PROACTIVE | 合皮+クロス地コンビ | 赤ステッチ | 赤色 | メーカーオプションで運転席パワーシート・シートヒーター追加可能 |
| XD L Package | 本革(ホワイト/ブラック)+ラックススエード | 赤・白ステッチ | 赤色 | シフトブーツに赤ラインを採用。最上位グレード専用装備 |
| XD Noble Brown(特別仕様車) | ナッパレザー(ブラウン)+ラックススエード | グレーステッチ | ブラウン合皮 | インパネ・ドアトリムにもブラウン合皮を採用 |
CX-3のベースグレードXDはクロス地を使った優しい印象の内装

XDのインテリアは、クロス地シートと白ステッチが使われており、黒と灰色を基調としたカラーリングです。ベースグレードでありながら、ステアリング・シフトノブ・パーキングブレーキレバーにはそれぞれ本革が使われており、高級感が際立ちます。このあたりの装備の充実ぶりは、コンパクトSUVクラスでも上位レベルといえます。
クロス地/ブラック・ダークグレー

フロントのドアアームレストには合皮が使われており、ウィンドウスイッチ付近のカーボンルック加飾も美しい仕上がりです。

AT車のシフトノブにはブーツが装備されていて、ドライブレンジにはマニュアルモードも搭載。トランスミッションは6速ATで、ディーゼルターボの力強い走りをAT車でも存分に実感できます。
CX-3の上級グレードXD PROACTIVEは合皮を使ったスポーティな内装が魅力

上級グレードのXD PROACTIVEは、合皮を使ったコンビシートに赤ステッチが施され、スポーティさとラグジュアリー感を両立した内装です。ベースグレードのXDでは黒基調だったドアアームレストやニーパッドが赤色に変更されており、視覚的な引き締まりが感じられます。メーターフードトリムにも合皮が使われており、細部まで丁寧に仕上げられています。

腰が当たる背もたれ部分にはクロス地のダークグレー、肩が当たる背もたれやサイドにはブラックの合皮を採用したコンビシートです。通気性のよいクロス地と高級感のある合皮の組み合わせにより、快適性とラグジュアリー感をバランスよく両立しています。
メーカーオプションで「運転席パワーシート」と「フロントシートヒーター」を追加することが可能で、さらに快適性を高められます。オーディオ面でも標準の6スピーカー(ドアスピーカー4+ツィーター2)に加え、メーカーオプションで7スピーカー(ベースボックス追加)やBOSEサウンドシステムへのアップグレードも選択できます。
CX-3の最上級グレードXD L Packageはブラックやホワイトの本革がかっこいい

最上級グレードのXD L Packageでは、ホワイトの本革を採用しており、XD PROACTIVEよりもさらに高級感のある内装に仕上がっています。ドアを開けた瞬間、明るく上品な室内が目に飛び込んでくる満足感は格別です。

シートの本革以外の部分には「ラックススエード」と呼ばれる素材が使われており、触り心地のよいコンビシートになっています。上質な本革とラックススエードの組み合わせは、このグレードならではの贅沢な仕上がりです。

ホワイトに加え、シックで落ち着いたブラックレザーも選択できます。ドアアームレストやニーパッドの赤色が映える黒×赤の計算しつくされた配色は、スポーティさと高級感を兼ね備えています。

XD L Package専用のシフトブーツに施された赤ラインは、このグレードを選んだことへの所有欲を満たしてくれるこだわりの装備です。
CX-3の特別仕様車XD NobleBrownの内装はブラウンのナッパレザーが特徴的

特別仕様車のXD Noble Brownは、最上級グレードのXD L Packageをベースにした車で、白・黒だった本革シートをブラウンのナッパレザーに変更しているほか、インパネ・ドアトリム・ドアアームレストにブラウン合皮が使われています。メーターリングの加飾が追加され、ニーパッドのカラーもグレーに変更されており、全体に統一感のある上品な室内空間に仕上がっています。
メーターリング加飾
ニーパッド(グレーステッチ)

AT車のシフトノブはパネルやシフトリングにマット色やサテンクロームメッキの加飾が施されており、高品質な仕上がりです。CX-3の特別仕様車Noble Brownは、至るところにおもてなしの精神が散りばめられた特別な一台でした。
CX-3のコックピット周りはドライバー視点に立ち工夫されたデザイン

CX-3を含むマツダ車は、ドライバーのことを徹底的に考えた「人馬一体」の車づくりを貫いています。自然な姿勢でペダル操作ができる設計や、前方から視線を外さずに速度・ナビ情報を確認できるヘッドアップディスプレイなど、ドライバーの負担を軽減する工夫が随所に施されています。

メーターには高コントラストで視認性に優れたディスプレイを採用し、昼間でも見やすい自発光式を採用しています。ベースグレードのXDでは中央にスピードメーターを配置し、その他のグレードではタコメーターを中央に配置してスピードを隅に表示するスポーティなレイアウトを採用しています。用途や好みに合わせてグレードを選ぶ際の参考にしてください。

CX-3のアクセルペダルは、他メーカーでは上級車種にしか採用しないオルガン式を採用しています。足首の動きに沿って自然に踏み込めるオルガン式は、長距離ドライブでの疲労軽減にも効果的で、繊細なアクセルワークもしやすい設計です。
CX-3の内装はエクステリアと同様に美しい

CX-3は、流線的で美しいエクステリアと同様に、内装でも至るところに気を遣ったデザインが施されています。特にベースグレードでも本革巻きステアリング・シフトノブ・パーキングブレーキレバーを採用している点は、同クラスのSUVと比べても際立った充実ぶりです。
ディーゼルエンジンとガソリンエンジン、2WDと4WD、ATとMTの組み合わせが用意されており、ライフスタイルや走り方に合わせた選択ができるのもCX-3の魅力でした。2026年2月末に国内向けの生産が終了しており、現在は在庫車のみの販売となっています。購入を検討されている方は、早めに最寄りのマツダ販売店に在庫状況を確認することをおすすめします。なお、後継モデルについては現時点でマツダからの正式な発表はありません。























