マツダの歴代車種

マツダの歴代車種70種を画像つき解説!車好きを熱狂させた名車が多数

マツダの歴代車種を画像付きで解説。海外のSUV好きにも人気の現行車種をはじめ戦後の経済復興を支えた商用車や小型トラックなどのはたらくクルマ、ロータリーエンジン搭載のスポーツカーなどマツダの名車を紹介。RX-7、カペラ、ルーチェ、ファミリアなど復活してほしい車ばかり!

1980年代~1990年代のマツダ車種一覧

ロータリーエンジンとデザイン性に定評のあったマツダでしたが、販売面に関しては課題も残していました。そこで「ものがあれば売れる」と言われたバブル期に、販売店をマツダ店、ユーノス店、アンフィニ店、オートザム店、オートラマ店の5チャンネル体制に拡大します。

この販売網拡大は、結果として大失敗に終わります。各販売店のラインアップを揃えるために姉妹車を乱発したところ、消費者は混乱し、ブランド価値も下落。バブル崩壊もあり、クロノスの悲劇と呼ばれる深刻な経営危機を招いてしまいました。

エチュード(1987~1990)

エチュード BEMP型

ファミリアをベース車にしたハッチバッククーペ。ファミリアと同様の走行性能はもっていたものの、差別化に苦戦し、知名度が低いまま販売終了となってしまった。悪くないけど、バブル前夜にはもう少しわかりやすいPRが必要だった。

車種名 エチュード(1987~1990)
ベース車 ファミリア
ボディタイプ ハッチバッククーペ
走行性能 ファミリアと同等の性能を持つ
販売状況 差別化に苦戦し知名度が低く、短期間で販売終了
販売期間 1987年~1990年

ペルソナ(1988~1992)

ペルソナMAEP型

ピラーレスのハードトップで美しさを追求してつくられたクルマ。カタログではエクステリアの前にインテリアを解説し、灰皿等はオプション設定のため「禁煙車」とも呼ばれた。同年発売のトヨタ・カリーナEDが競合車とされ、ユーノス300は姉妹車にあたる。

車種名 ペルソナ(1988~1992)
特徴 ピラーレスのハードトップで美しさを追求
インテリア カタログでインテリアを前面に解説。灰皿はオプションで禁煙車としても呼ばれた
競合車 トヨタ・カリーナED
姉妹車 ユーノス300
販売期間 1988年~1992年

ユーノス300(1989~1992)

ユーノス300 MAEPE型

前年に発売されたペルソナの姉妹車にあたる4ドアサルーン。ペルソナとはテールランプなどの形が違い、内装にはスポーツシートモデルなどを用意。禁煙車と呼ばれたペルソナに対し、灰皿を標準装備している。バブル景気にもかかわらず、差別化・販売面は失敗と言わざるを得ない。

車種名 ユーノス300(1989~1992)
関係車種 ペルソナの姉妹車
ボディタイプ 4ドアサルーン
特徴 ペルソナと異なるテールランプ、スポーツシートモデルを設定
灰皿 標準装備(ペルソナはオプション)
販売状況 バブル景気下でも差別化・販売面で失敗

ファミリアアスティナ(1989~1994)

ファミリアアスティナ 中期型

ファミリアシリーズの中ではスペシャルティーカーに位置付けられる4ドアクーペ。当時のスポーツカーで流行していたリトラクタブルヘッドライトを採用し、スタイリッシュな外観を持つが、室内空間はしっかり確保。ドイツなどヨーロッパでも人気を集めた。

車種名 ファミリアアスティナ(1989~1994)
分類 ファミリアシリーズのスペシャルティーカー
ボディタイプ 4ドアクーペ
特徴 リトラクタブルヘッドライトを採用しスタイリッシュな外観
室内空間 広めに確保されている
販売地域 日本のほかドイツなどヨーロッパでも人気

ユーノス100(1989~1994)

ユーノス100 BG5

欧州で人気の「ファミリアアスティナ」の姉妹車として、主要パーツに変更を加えて作られた5ドアハッチバッククーペ。発売当初はアスティナにない1.8Lエンジン搭載グレードを用意し差別化するも(後のマイナーチェンジでアスティナも設定)、4年で製造で中止。

車種名 ユーノス100(1989~1994)
車種タイプ 5ドアハッチバッククーペ
関係車種 ファミリアアスティナの姉妹車
特徴 主要パーツを変更し、1.8Lエンジン搭載グレードで差別化
販売期間 約4年間で製造終了

レビュー/オートザムレビュー(1990~1998)

発売当時は「オートザムレビュー」と販売店の名前を名乗ったが、後にレビューに改名。

レビューDB型

セダンにもかかわらず、非常にコンパクトで全長は3.8m。なのに大人4人が難なく乗れて、スーツケース2個が入る設計はお見事。しかし、女性を狙った丸みを帯びたデザインがややユーザーを限定しすぎた感がありもったいない。海外では「シトロエン2CVの再来」とも言われた。

車種名 レビュー/オートザムレビュー(1990~1998)
タイプ コンパクトセダン
サイズ 全長3.8mで大人4人乗車可能、スーツケース2個収納可能
特徴 丸みを帯びた女性向けデザイン。海外では「シトロエン2CVの再来」と評価
販売名の変遷 発売当初は「オートザムレビュー」、後に「レビュー」に改名

プロシードマービー(1991~1999)

プロシードマービー2.6

海外で人気のピックアップトラック「プロシード」をベースにしたワゴンボディのSUV車。7人乗りの3ナンバーで全車4WD仕様。キャンプ専用の限定車なども販売され、本格アウトドア好きに人気に。「アメリカのSUV?」と間違われるようなデザイン。

車種名 プロシードマービー(1991~1999)
車種タイプ ワゴンボディのSUV
ベース車 ピックアップトラック「プロシード」
乗車定員 7人乗り
サイズ・仕様 3ナンバーサイズ、全車4WD仕様
特徴 キャンプ向け限定車あり。アメリカのSUVと間違われるほどのデザイン

ユーノスカーワゴン(1990~1993)

ユーノスカーゴワゴン

ボンゴワゴンの姉妹車。マツダ5チャンネル体制に伴い、ラインアップを増やす目的でユーノスを名乗り、主要パーツやボディカラーに変更を加えて販売。しかし、販売は振るわず、最終的にはボンゴワゴンに戻す形で販売中止。

車種名 ユーノスカーワゴン(1990~1993)
ベース車 ボンゴワゴンの姉妹車
販売目的 マツダ5チャンネル体制拡大のためラインアップ増強
特徴 主要パーツやボディカラーに変更を加えた
販売結果 販売は振るわず、最終的にボンゴワゴンに戻り販売中止

MPV(1990~2016)

MPV(初代)後期型

MPVとは、Multi Purpose Vehicleの略で、つまりミニバン。しかし、マツダは「多目的サルーン」と言ってミニバンを名乗らなかった。初期ミニバンブームを牽引した1台で、元は北米向けだったので初代はアメリカンな雰囲気がおしゃれ。

車種名 MPV(1990~2016)
名称の由来 Multi Purpose Vehicleの略。ミニバンにあたるが、マツダは「多目的サルーン」と表現
特徴 初期ミニバンブームを牽引。北米向けのためアメリカンな雰囲気が強い
時代 1990年から2016年まで製造・販売された

センティア(1991~2000)

センティア(初代)HD型

クラウンやセフィーロなどの影に隠れてしまった2代目センティアHE系。

ルーチェの後継にあたる高級セダン。初代は換気機能がついた太陽電池式ソーラーサンルーフという最新設備がつき、海外ではデザイン性が高く評価された(海外ではルーチェと同じマツダ929として発売)。2代目のモデルチェンジの際にはマツダの経営状態の悪化から、存在感を示せなかった。

車種名 センティア(1991~2000)
概要 ルーチェの後継となる高級セダン
初代特徴 換気機能付き太陽電池式ソーラーサンルーフ搭載。海外では高いデザイン評価を受けた
海外名 ルーチェと同じく「マツダ929」として販売
2代目特徴 マツダの経営悪化により存在感を示せず、販売面で苦戦
生産期間 1991年から2000年まで

アンフィニMS-9(1991~1993)

アンフィニMS-9(1991~1993)

5チャンネル体制により、アンフィニ店から発売されたセンティアの姉妹車。ボディカラーやパーツの意匠は違うが、ほぼ同一モデルといって良い。バブル崩壊によりセンティアに1本化する形で販売終了。

車種名 アンフィニMS-9(1991~1993)
概要 5チャンネル体制でアンフィニ店から発売されたセンティアの姉妹車
特徴 ボディカラーやパーツの意匠が異なるが、ほぼ同一モデル
販売終了理由 バブル崩壊に伴いセンティアに統合され販売終了
生産期間 1991年~1993年

オートザムAZ-3(1991~1998)

オートザムAZ-3 EC5SA

クーペスタイルのため高さはないが、後部座席のレッグスペースは広い。

スタイリッシュでかっこいい3ドアハッチバッククーペ。乗ってみると後部座席が意外に広いのでファミリーユースも満たせる。1.5L直4エンジンと、1.8LのV6エンジンが選択可能。ユーノス・プレッソは姉妹車にあたる。

車種名 オートザムAZ-3(1991~1998)
特徴 スタイリッシュな3ドアハッチバッククーペ。後部座席のレッグスペースが広くファミリーユースも可能
エンジン 1.5L直列4気筒および1.8L V6エンジンを選択可能
姉妹車 ユーノス・プレッソ
生産期間 1991年~1998年

ユーノス・プレッソ(1991~1998)

ユーノス・プレッソ EC5型

尻上がりのスタイルで後部座席の空間を確保しようとしたユーノス・プレッソ。

1.8LのV6が「世界最小のV6エンジン」と呼ばれて欧州でも注目を集めた3ドアクーペ。7代目ファミリアがベースでオートザムAZ-3は姉妹車。すぐに三菱ランサー6が1.6LのV6を搭載し話題性は薄れるが、「クーペスタイルの4シーター」としてのデザイン性と居住性の両立は見事。

車種名 ユーノス・プレッソ(1991~1998)
特徴 7代目ファミリアをベースにした3ドアクーペ。尻上がりのスタイルで後部座席の空間を確保
エンジン 1.8L V6エンジン(「世界最小のV6エンジン」と呼ばれ、欧州でも注目)
姉妹車 オートザムAZ-3
生産期間 1991年~1998年
備考 三菱ランサー6の1.6L V6登場により話題性は薄れたが、デザイン性と居住性の両立が評価された

クロノス(1991~1995)

クロノスGE型 海外仕様車

マツダの基幹車種となるはずだった車だが、クロノスをベースにした姉妹車を5チャンネルの販売店ごとに乱発した結果、知名度不足&バブル崩壊で深刻な経営危機「クロノスの悲劇」を招いてしまった。例え良い車でも、売り方を間違えると地獄を見る。

車種名 クロノス(1991~1995)
特徴 マツダの基幹車種として期待されたが、姉妹車を5つの販売店チャンネルで乱発し知名度が不足
経緯 販売戦略の失敗とバブル崩壊が重なり、深刻な経営危機「クロノスの悲劇」を招く
影響 良い車であっても売り方次第で大きな損失を出す結果となった
生産期間 1991年~1995年

アンフィニMS-6(1991~1997)

アンフィニMS-6 GE型

5ドアハッチバックサルーン。「クロノスの悲劇」を招いクルマのひとつだが、日本国内では苦戦したものの、D/Eセグメントに属するドイツをはじめとした欧州では一定の人気があった。クロノスファミリーの中では比較的人気が高く、売れた車である。

車種名 アンフィニMS-6(1991~1997)
車種タイプ 5ドアハッチバックサルーン
販売状況 日本国内では苦戦したが、欧州(特にドイツ)では一定の人気を得た
特徴 クロノスの悲劇を招いた姉妹車のひとつであるが、クロノスファミリー内では比較的人気が高かった
生産期間 1991年~1997年

アンフィニMS-8(1992~1997)

アンフィニMS-8 MB型前期型

シフトレバーが座席横ではなく、ハンドル横につくインパネシフト設計。

MS-6とともにアンフィニ店のクロノスファミリーだった4ドアハードトップ。トヨタ・カリーナEDのライバル車だったペルソナの後継という位置づけ。センターパネル内(ハンドルの左側)にシフトレバーを置くインパネシフト設計が当時の日本車として珍しかった。

車種名 アンフィニMS-8(1992~1997)
車種タイプ 4ドアハードトップ
販売店 アンフィニ店のクロノスファミリー
ライバル車 トヨタ・カリーナED
特徴 センターパネル内(ハンドル左側)にシフトレバーを配置するインパネシフト設計が日本車として珍しかった
位置づけ ペルソナの後継モデル
生産期間 1992年~1997年

ユーノス500(1992~1996)

ユーノス500(海外ではXedos 6として1992~1999年まで販売)

単なるクロノスファミリーのセダンと思われがちだが、ユーノスブランドの理念である長期間経ってもボディの輝きが失われない「10年基準」を忠実に実践した車。マツダが特許を取得したばかりの塗装方法により、長期間美しさを維持できる。

車種名 ユーノス500(1992~1996)
海外名 Xedos 6(1992~1999年)
車種タイプ セダン
特徴 ユーノスブランドの理念「10年基準」に基づき、長期間ボディの輝きを維持する特許取得塗装を採用
販売期間 1992年~1996年

オートザム クレフ(1992~1994)

オートザム クレフ GE5PA

クロノスファミリーの1車種でオートザム店専売車。内装はオリジナルだが、これがさっぱり売れず不人気車に。1カ月の販売台数が初年度100台未満、2年目1桁という激レア車。「クレフ」は音部記号の一種だが、なぜこの名前なのかも不明。

車種名 オートザム クレフ(1992~1994)
販売店 オートザム店専売
特徴 クロノスファミリーの一車種。内装はオリジナルだが売れず、初年度月間100台未満の激レア車。
販売状況 2年目は月間販売台数が1桁台に落ち込む不人気車
名称由来 音部記号の一種だが由来は不明

MX-6(1992~1995)

マツダ・MX-6 GE型

クロノスファミリーの2ドアクーペ。マツダ店販売。完全専用設計のボディと差別化に力を入れた部類だが、販売は伸びず。ボディサイズに比べてタイヤが小さいのが特徴。クーペにもかかわらず、数台警視庁に覆面パトカーとして採用された。

車種名 MX-6(1992~1995)
販売店 マツダ店専売
車種タイプ クロノスファミリーの2ドアクーペ
特徴 専用設計ボディで差別化を図るも販売は伸びず。ボディに対しタイヤが小さいのが特徴。
特殊用途 数台が警視庁の覆面パトカーとして採用された

オートザムAZ-1(1992~1995)

平成ABCトリオの「A」を担うオートザムAZ-1

オートザムAZ-1 PG6SA型 リア

ホンダのビート、スズキのカプチーノとともに平成ABCトリオと呼ばれた軽スポーツカー。当時はマニアック車扱いだったが、現在は中古車価格が高騰中のレア車に。アルト・ワークスとの共通設計も多い本格志向。スズキにOEM車提供し、CARAの名前で販売された。

車種名 オートザムAZ-1(1992~1995)
特徴 平成ABCトリオの「A」としてホンダ・ビート、スズキ・カプチーノと並ぶ軽スポーツカー。マニア向けの希少車。
設計 アルト・ワークスと多くの共通設計を持つ本格志向の車両。
OEM提供 スズキにOEM供給され、「CARA」の名称で販売された。
現在の評価 中古車価格が高騰している希少車。

ユーノス800・ミレーニア(1993~1997)/ミレーニア(1997~2003)

ミレーニア中期モデル(1998~2000)

ユーノス店のフラグシップの高級セダン。洗練されたエクステリアに豪華な内装、細部まで丁寧に作られておりユーノス店が掲げた理念「十年基準」を体現した良車。1997年のユーノス消滅後はミレーニアに名称変更。

車種名 ユーノス800・ミレーニア(1993~1997)/ミレーニア(1997~2003)
販売店 ユーノス店(1997年以降はミレーニアとして名称変更)
特徴 ユーノス店のフラグシップ高級セダン。洗練されたデザインと豪華な内装が特徴。
品質 細部まで丁寧に作られており、ユーノス店の理念「十年基準」を体現した良車。
モデルチェンジ 1997年のユーノス消滅後、ミレーニアに名称変更。

ランティス(1993~1997)

ランティス 5ドアハッチバッククーペ

5ドアハッチバッククーペとセダンが存在。1996年の新衝突安全基準に初めて適合した車であり、前・後ろ・側面のどこからの衝突にもドライバーを守るための剛性を兼ね備えている。「大きい=安全」という概念を覆した隠れた名車である。

車種名 ランティス(1993~1997)
ボディタイプ 5ドアハッチバッククーペ、セダン
特徴 1996年の新衝突安全基準に初適合。前後左右の衝突からドライバーを守る剛性を持つ。
評価 「大きい=安全」という常識を覆した隠れた名車。

AZ-ワゴン(1994~2012)

AZ-ワゴン初代(1994~1998)

AZ-ワゴン4代目(2008~2012)

スズキ・ワゴンRのOEM車。初代~4代目までがAZ-ワゴン、5代目以降はマツダ・フレアとなる。「AZ」は当時の販売店であるオートザムの略である。「ワゴンRスティングレー」に相当するスポーツ性を高めた上級モデル「カスタムスタイル」もラインナップされたモデルもある。

車種名 AZ-ワゴン(1994~2012)
概要 スズキ・ワゴンRのOEM車。初代~4代目はAZ-ワゴン、5代目以降はマツダ・フレアに改名。
名称の由来 「AZ」は当時の販売店オートザムの略称。
モデル 「ワゴンRスティングレー」に相当するスポーツ性を強化した「カスタムスタイル」も存在。

プロシードレバンテ(1995~2001)

プロシードレバンテ 初代(1995~1997)

スズキ・エクスードのOEM車だが、知名度はかなり低い。マツダは初代エスクードにRF型ディーゼルターボエンジンを提供しているので、そのお返しのOEM。プロシードレバンテとしては自社の直4ディーゼルと、スズキのV6気筒2.0Lと2.5Lをラインアップ。

モデル名 プロシードレバンテ
販売期間 1995~2001
概要 スズキ・エクスードのOEM車で、知名度は低い。
エンジン・特徴 マツダの直4ディーゼルとスズキの2.0Lおよび2.5L V6を搭載。
備考 マツダは初代エスクードにエンジンを提供し、その返礼としてOEM供給。

ボンゴフレンディ(1995~2005)

ボンゴフレンディ前期型。オートフリートップを展開している様子。

ボンゴのワゴンタイプの後継となったミニバン。ルーフ部分が持ち上がるオートフリートップは、車中泊時にはテントに早変わり!子供大喜び、大人も秘密基地みたいで絶対楽しい。車高が高いので横風の影響を受けやすいのと、燃費が悪いのが難点ではある。

モデル名 ボンゴフレンディ
販売期間 1995~2005
概要 ボンゴのワゴンタイプ後継のミニバン。ルーフが持ち上がるオートフリートップ搭載。
特徴 車中泊時はルーフがテントに変わり、家族に人気。車高が高く横風に弱い。
課題 燃費が悪い点が難点。

AZ-オフロード(1998~2014)

AZ-オフロード JM23W型 前期型

スズキ・ジムニーのOEM車。当時のマツダにとっては国内で唯一のラダーフレームのオフロード4WDとなった。エンブレム以外で大きな違いはなく、ジムニー・ワイド/シエラに相当するモデルはラインナップされていない。

モデル名 AZ-オフロード
販売期間 1998~2014
概要 スズキ・ジムニーのOEM車で、マツダの国内唯一のラダーフレーム4WD。
特徴 エンブレム以外はほぼジムニーと同じ。ワイドモデルは存在しない。

プレマシー(1999~2018)

プレマシー初代(1999~2005)

3ナンバー化、初めて「カラクリシート」を搭載した2代目(2005~2010)

「Mazda5」の名前でチリと香港では今も販売されているミニバン。初代は5ナンバーとコンパクトで3列シートは着脱式だった。2代目以降は3ナンバー化され、後ろがスライドドアに。2列目のウォークスルーにセットできる「カラクリシート」が特徴。

モデル名 プレマシー
販売期間 1999~2018
概要 「Mazda5」としてチリや香港でも販売されたミニバン。
初代特徴 5ナンバーのコンパクトサイズで3列シートは着脱式。
2代目特徴 3ナンバー化され後部がスライドドアに。2列目に「カラクリシート」を搭載。

ラピュタ(1999~2005)

ラピュタ前期型(1999~2005年)

スズキ・Kei(ケイ)のOEM車。最低地上高が高い軽のクロスオーバーSUVといえるスタイルが特徴。超マイナー車だが、視界が高く、運転しやすい。2005年カタログ落ちという形で、ひっそりと販売を終了した。

モデル名 ラピュタ
販売期間 1999~2005
特徴 スズキ・KeiのOEM車。最低地上高が高い軽クロスオーバーSUVスタイル。
評価 超マイナーだが視界が高く運転しやすい。2005年にカタログ落ちで販売終了。