新型RAV4にはSUV向けの低燃費タイヤやハイパフォーマンスタイヤがおすすめ
新型RAV4のタイヤを選ぶ際は、純正サイズである「225/65R17」「225/60R18」「235/55R19」に適合するSUV専用タイヤから選ぶことをおすすめします。RAV4は、オンロードでの快適な走行性能とオフロードでの走破性を両立しているため、求める性能に応じてタイヤの選択肢が多岐にわたります。主なカテゴリーとして、低燃費タイヤ、コンフォートタイヤ、ハイパフォーマンスタイヤのほか、オールテレーンタイヤ(A/T)やマッドテレーンタイヤ(M/T)があります。
RAV4の新車装着用タイヤ(OEタイヤ)には、多様な走行環境に対応するため、高性能なSUV用タイヤが採用されています。例えば、ヨコハマタイヤのオールシーズンタイヤである「AVID GT」や、ダンロップの「GRANDTREK PT30」、そしてブリヂストンの「ALENZA 001(アレンザ001)」などが納入実績を持っています。これらのOEタイヤは、RAV4の車両特性に合わせて開発されており、高い走行安定性と静粛性、そして優れた燃費性能を提供します。オーナーは、これらを基準に、自身のライフスタイルや重視する走破性、快適性に応じて、最適なタイヤを選択できます。
RAV4のX/ハイブリッドXにおすすめの純正サイズ「225/65R17」のSUVタイヤ
まずは、RAV4のベースグレード「X」「ハイブリッド X」に標準装備されている225/65R17タイヤを紹介します。
ベースグレードへのおすすめは、次に紹介する低燃費性能に優れたヨコハマとトーヨータイヤのSUVタイヤのほか、オフロード性能に優れたBFグッドリッチのオールテレーンタイヤやヨコハマのマッドテレーンタイヤ、トーヨータイヤのラギットテレーンタイヤです。
RAV4にマッチするサイズに トーヨータイヤ オープン カントリー A/T Ⅲ からホワイトレター誕生
TOYOTIRES OPEN COUNTRY A/T Ⅲ 225/65R17 102H
オンロートもオフロードもすぐれた走破性を発揮するTOYOTIRES OPEN COUNTRY A/T Ⅲ
| 車種 | RAV4 |
|---|---|
| メーカー | トーヨータイヤ |
| ブランド | OPEN COUNTRY A/TⅢ |
| タイヤサイズ | 225/65R17 |
| タイヤ外径 | 724mm |
| タイヤの種類 | オールテレーンタイヤ |
| ロードインデックス | 102 |
| 速度記号 | H |
| 悪路走破性 | ★★★★ |
| 静粛性 | ★★ |
| 燃費 | ★★ |
| 耐久性 | ★★★★ |
| 値段 | 22,000円~(2025年調べ) |
トーヨータイヤの「OPEN COUNTRY A/T III(オープンカントリー エーティー スリー)」は、オンロード(舗装路)とオフロード(未舗装路)のどちらにおいても、安定した走破性と快適な乗り心地を両立させたオールテレーンタイヤ(A/T)です。RAV4オーナーが求めるアグレッシブな外観と、日常的なストリートユースでの使いやすさをバランス良く提供します。
このタイヤは、アグレッシブなトレッドデザインを採用しており、高いオフロード性能を発揮しながら、舗装路での走行安定性も確保します。また、サイドウォールのデザインにはブラックレターとホワイトレターの選択肢があり、特にホワイトレターを選ぶことで、RAV4の足元をよりワイルドで個性的なカスタムカーにドレスアップできます。タフなイメージを強調し、RAV4の魅力をさらに引き出したいドライバーに最適な一本です。
ヨコハマ(YOKOHAMA)の「ジオランダー SUV」は都市型クロスオーバーSUVに求められる低燃費性能と静粛性を両立して耐久性や安定性にも配慮
YOKOHAMA GEOLANDAR SUV 225/65R17 102H
ヨコハマ ジオランダーSUVの背骨構造のセンターリブが素直なコーナリングや安定したレーンチェンジを実現
| 車種 | RAV4 |
|---|---|
| メーカー | ヨコハマ |
| ブランド | ジオランダー SUV |
| タイヤサイズ | 225/65R17 |
| タイヤ外径 | 724mm |
| タイヤの種類 | オールシーズンタイヤ |
| ロードインデックス | 102 |
| 速度記号 | H |
| 低燃費グレード | M+Sタイヤのため対象外 |
| 静粛性 | ★★★★ |
| 燃費 | ★★★ |
| 耐久性 | ★★★ |
ヨコハマタイヤの「GEOLANDAR SUV(ジオランダー・エスユーブイ)」は、主にオンロード走行を重視するRAV4オーナーにおすすめの低燃費と静粛性を両立させたSUVタイヤです。ヨコハマが誇るSUVタイヤブランド「GEOLANDAR」の持つ高い耐久性と快適性、そして低燃費タイヤブランド「BluEarth(ブルーアース)」の省燃費技術が融合しています。これにより、優れた静粛性などの快適性能や低燃費性能を発揮するのはもちろん、M+S(マッドアンドスノー)規格の性能により、RAV4の持つ優れた悪路走破性もサポートします。
そして、2020年2月には、GEOLANDAR SUVの後継モデルとなるSUV向けグランドツーリングタイヤ「GEOLANDAR CV G058(ジオランダー シーブイ ジーゼロゴーハチ)」が発売されました。このCV G058は、街中でのデイリーユースはもちろん、長距離を快適に走行するロングドライブにもしっかりと対応します。従来品であるGEOLANDAR SUVと比較して、特にウェット性能や静粛性が大幅に向上しており、RAV4の快適性と安全性をさらに高めることができます。最新の技術を求めるのであれば、CV G058を選択肢に入れることを推奨します。
BFグッドリッチ(BFGoodrich)の「オールテレーン T/A KO2」はオンでもオフでも優れた耐久性を発揮するRAV4に履かせたいオールテレーンタイヤの王道
BFGoodrich All-Terrain T/A KO2 LT225/65R17 107/103S LRD RBL
BFグッドリッチ オールテレーン T/A KO2のサイドレターはドレスアップにおすすめのお洒落なホワイトレター
| 車種 | RAV4 |
|---|---|
| メーカー | BFグッドリッチ |
| ブランド | オールテレーン T/A KO2 |
| タイヤサイズ | 225/65R17 |
| タイヤ外径 | 724mm |
| タイヤの種類 | オールテレーン |
| ロードインデックス | 107/103 |
| 速度記号 | S |
| 悪路走破性 | M+Sタイヤのため対象外 |
| 静粛性 | ★ |
| 燃費 | ★ |
| 耐久性 | ★★★★ |
| 値段 | 33,572円~(2025年調べ) |
BFグッドリッチの「All-Terrain T/A KO2(オールテレーン ティーエー ケイオーツー)」は、4×4およびSUV用タイヤのカテゴリーで圧倒的な人気と信頼性を誇るオールテレーンタイヤ(A/T)の代表的な存在です。RAV4のオフロード走行性能を最大限に引き出したいオーナーに強く推奨されます。KO2は、単なるオンロードとオフロードの性能バランスだけでなく、泥濘地をも力強く走破する優れたトラクション性能を備えています。
さらに、このタイヤは耐久性にも優れており、偏摩耗の抑制や、悪路での外傷によるダメージにも配慮したタフな構造を採用しています。サイドウォールに施されたホワイトレターのデザインは、そのタフネスな外観からドレスアップパーツとしても非常に人気がありますが、RAV4に適合する一部のサイズ、特に純正サイズに近い本サイズ(225/65R17など)はRBL(レイズドブラックレター)の設定となっています。オフロードでの走破性とタフなスタイルの両方を求めるRAV4オーナーにとって、最適な選択肢の一つです。
オールテレーンタイヤについてのさらなる詳細は、こちらのオールテレーンタイヤの特徴をご覧ください。オールテレーンタイヤのメリットやデメリットのほか、その他のタイヤブランドについても詳しく紹介しています。
ヨコハマ(YOKOHAMA)の「ジオランダー M/T G003」はマッドやダートなどの過酷な路面で優れたオフロード性能を発揮してRAV4のパワーと走破性を実現
YOKOHAMA GEOLANDAR M/T G003 LT225/65R17 107/103Q
ヨコハマ ジオランダーM/T G003のアグレッシブなサイドブロックが深いマッド路面でトラクションを発揮
| 車種 | RAV4 |
|---|---|
| メーカー | ヨコハマ |
| ブランド | ジオランダー M/T G003 |
| タイヤサイズ | 225/65R17 |
| タイヤ外径 | 730mm |
| タイヤの種類 | マッドテレーン |
| ロードインデックス | 107/103 |
| 速度記号 | Q |
| 悪路走破性 | M+Sタイヤのため対象外 |
| 静粛性 | ★ |
| 燃費 | ★ |
| 耐久性 | ★ |
| 値段 | 24,100円~(2025年調べ) |
ヨコハマタイヤの「GEOLANDAR M/T G003(ジオランダー エムティ ジーゼロゼロサン)」は、過酷なオフロード環境での走破性を極限まで追求したマッドテレーンタイヤ(M/T)です。このタイヤは、RAV4の持つSUVとしてのポテンシャルを最大限に引き出し、道なき道を逞しく走り抜けることを可能にします。G003は、特に耐久性や耐摩耗性といった、タフな走行に不可欠な基本性能を徹底的に追求して開発されました。
性能面では、マッド(泥濘)路面で絶大なトラクション性能と高い操縦安定性を発揮します。また、悪路での信頼性を高めるために、トレッド部に石噛み(いしがみ)の抑制機能を持たせるほか、タイヤが鋭利な突起物で切れるのを防ぐ耐カット性を向上させるなど、細部にわたる工夫を施しています。これにより、本格的なクロスカントリーやハードなオフロード走行を安全に楽しむことができる、RAV4オーナーに最適なヘビーデューティーなタイヤです。
マッドテレーンタイヤについてのさらなる詳細は、こちらのマッドテレーンタイヤの特徴をご覧ください。マッドテレーンタイヤのメリットやデメリットのほか、その他のタイヤブランドについても詳しく紹介しています。
トーヨータイヤ(TOYO TIRES)の「オープンカントリー R/T」はマッドテレーンとオールテレーンの特徴を併せ持つRAV4におすすめの新しいカテゴリー
TOYO TIRES OPEN COUNTRY R/T 225/65R17 102Q
トーヨータイヤ オープンカントリー R/Tのスタイリッシュとシンプルの左右で異なるサイドウォールデザイン
| 車種 | RAV4 |
|---|---|
| メーカー | トーヨータイヤ |
| ブランド | オープンカントリー R/T |
| タイヤサイズ | 225/65R17 |
| タイヤ外径 | 724mm |
| タイヤの種類 | オールシーズンタイヤ |
| ロードインデックス | 102 |
| 速度記号 | Q |
| 悪路走破性 | M+Sタイヤのため対象外 |
| 静粛性 | ★★ |
| 燃費 | ★ |
| 耐久性 | ★★★★ |
| 値段 | 16,000円~(2025年調べ) |
トーヨータイヤの「OPEN COUNTRY R/T(オープンカントリー アールティー)」は、オールテレーンタイヤ(A/T)とマッドテレーンタイヤ(M/T)の特長を融合させた、「ラギッドテレーン(R/T)」と呼ばれる新しいカテゴリーのSUVタイヤです。RAV4オーナーの、オフロードでの高い走破性とオンロードでの快適性という相反するニーズに応えるために開発されました。
このタイヤは、左右非対称なトレッドパターンを採用しており、ショルダー部ではアグレッシブなブロック形状によりオフロード性能を最大限に高めています。一方でセンター部では、オンロードとオフロードの性能をバランスさせるためのパターンデザインを取り入れることで、異なる二つの走行特性を高いレベルで両立しました。これにより、RAV4の持つアウトドアのタフな走りを、より楽しく、そしてよりスタイリッシュに演出します。
トーヨータイヤ(TOYO TIRES)の「プロクセス CF2 SUV」は長距離の運転でも疲れにくい快適な乗り心地に加えて優れた低燃費性能や耐摩耗性能を実現
TOYO TIRES PROXES CF2 SUV 225/65R17 102H
トーヨータイヤ プロクセス シーエフ2 SUVのワイドトレッドが十分な接地面積を確保して摩耗ライフが向上
| 車種 | RAV4 |
|---|---|
| メーカー | トーヨータイヤ |
| ブランド | プロクセス CF2 SUV |
| タイヤサイズ | 225/65R17 |
| タイヤ外径 | 725mm |
| タイヤの種類 | SUVタイヤ/低燃費タイヤ |
| ロードインデックス | 102 |
| 速度記号 | H |
| 低燃費グレード | A/b |
| 静粛性 | ★★★ |
| 燃費 | ★★★ |
| 耐久性 | ★★★ |
トーヨータイヤの「PROXES CF2 SUV(プロクセス シーエフツー エスユーブイ)」は、SUV向けに開発されたプレミアムコンフォートタイヤです。優れた燃費性能に加えて、静粛性や乗り心地といった快適性能を高いレベルで両立しています。主にオンロード走行やシティユースを重視するRAV4オーナーに適しており、長距離のドライブを快適に楽しむことを可能にします。
このタイヤは、専用の低燃費トレッドコンパウンドを採用することで、転がり抵抗性能を大幅に低減し、ウェットグリップ性能と耐摩耗性能をバランス良く向上させます。このバランスの良さが、タイヤの基本性能を支えるとともに、摩耗ライフ(耐用寿命)の長期化にもつながります。静かで滑らかな走行フィールと優れた経済性を求めるドライバーにとって、PROXES CF2 SUVは非常に魅力的な選択肢となるでしょう。
RAV4のG/ハイブリッドGにおすすめの純正サイズ「225/60R18」のSUVタイヤ
続いては、RAV4の上位グレード「G」「ハイブリッド G」の標準装備タイヤ225/60R18を紹介します。低燃費性能に加えて上位グレードにふさわしい快適性能にも優れている、次のようなコンフォートタイヤやハイパフォーマンスタイヤがおすすめです。
ブリヂストン(BRIDGESTONE)の「デューラー H/L 850」はオンロードでのSUVらしい力強い走りと静粛性の高い上質な乗り心地を両立して低燃費性能も進化
BRIDGESTONE DUELER H/L 850 225/60R18 100H
ブリヂストン デューラー エイチ エル 850のセンターの3D形状ブロックが剛性差を抑えて快適な乗り心地に
| 車種 | RAV4 |
|---|---|
| メーカー | ブリヂストン |
| ブランド | デューラー H/L 850 |
| タイヤサイズ | 225/60R18 |
| タイヤ外径 | 727mm |
| タイヤの種類 | オールシーズンタイヤ |
| ロードインデックス | 100 |
| 速度記号 | H |
| 低燃費グレード | M+Sタイヤのため対象外 |
| 静粛性 | ★★★★ |
| 燃費 | ★★★ |
| 耐久性 | ★★★ |
| 値段 | 24,990円~(2025年調べ) |
ブリヂストンの「DUELER H/L 850(デューラー エイチ エル ハチゴーマル)」は、「ハイウェイラグジュアリー」というコンセプトを掲げたSUV用コンフォートタイヤです。このタイヤは、オンロード走行を主なターゲットとしており、新型RAV4のようなSUVのプレミアム感や快適性を大きく向上させます。多少の未舗装路走行にも対応できる設計ではありますが、その真価は高速道路や長距離ドライブといった舗装路で発揮されます。
H/L 850は、特に静粛性や乗り心地を極めて重視した設計思想に基づいています。これにより、車内へのロードノイズの侵入を抑制し、快適なキャビン空間を提供します。また、燃費性能とライフ性能(耐用寿命)にも配慮することで、優れた経済性を実現しています。オンロードでの静かで上質な走りと高い快適性を求めるRAV4オーナーにとって、最適なSUVコンフォートタイヤの一つです。
グッドイヤー(GOODYEAR)の「エフィシェントグリップ パフォーマンス SUV」はオンロードのあらゆる路面状況でRAV4のラグジュアリーな走りを実現
GOODYEAR EfficientGrip Performance SUV 225/60R18 100H
グッドイヤー エフィシェントグリップ パフォーマンス SUVのショルダー部のブロックを最適化してノイズ低減
| 車種 | RAV4 |
|---|---|
| メーカー | グッドイヤー |
| ブランド | エフィシェントグリップ パフォーマンス SUV |
| タイヤサイズ | 225/60R18 |
| タイヤ外径 | 727mm |
| タイヤの種類 | SUVタイヤ |
| ロードインデックス | 100 |
| 速度記号 | H |
| 悪路走破性 | B/a |
| 静粛性 | ★★★ |
| 燃費 | ★★ |
| 耐久性 | ★★★ |
グッドイヤーの「EfficientGrip Performance SUV(エフィシェントグリップ パフォーマンス エスユーブイ)」は、都市部での走行をメインとするラグジュアリーオンロードSUV向けに開発されたハイパフォーマンスタイヤです。新型RAV4の持つ高い運動性能をしっかりとサポートしながら、シティSUVとしての安全性と快適性を両立することを目標としています。
このタイヤは、最新の技術により優れたウェット性能を発揮するため、雨天時の走行や急な天候変化時においても、高い安全性を提供します。さらに、特殊な構造とトレッドパターンにより、静粛性や乗り心地といった快適性能を大きく向上させます。これにより、RAV4オーナーは、車内で会話を妨げない優雅で静かな走行と、長距離でも疲れにくい快適なドライブを存分に堪能することができます。
ヨコハマ(YOKOHAMA)の「ブルーアース RV-02」はグレードA/aの優れた低燃費タイヤでありながらクロスオーバーSUVのふらつきや偏摩耗を抑えて長持ち
YOKOHAMA BluEarth RV-02 225/60R18 100V
ヨコハマ ブルーアース RV-02のIN側に切り込みを入れたサイレントエッジグルーブが車外通過音を抑える
| 車種 | RAV4 |
|---|---|
| メーカー | ヨコハマ |
| ブランド | ブルーアース RV-02 |
| タイヤサイズ | 225/60R18 |
| タイヤ外径 | 727mm |
| タイヤの種類 | 低燃費タイヤ |
| ロードインデックス | 100 |
| 速度記号 | V |
| 低燃費グレード | A/a |
| 静粛性 | ★★★ |
| 燃費 | ★★★ |
| 耐久性 | ★★★★ |
ヨコハマタイヤの「BluEarth RV-02(ブルーアース アールブイゼロツー)」は、重量があり高重心となる傾向があるSUV向けに特化して開発された低燃費タイヤです。このモデルは、単に低燃費性能を追求するだけでなく、SUV特有の課題解決に注力しています。具体的には、レーンチェンジ時に感じやすいふらつきを抑制することで、高い操縦安定性を実現します。また、偏った摩耗である片減りを効果的に抑え、タイヤのロングライフに貢献します。
RV-02は、高い燃費性能と同時に快適性能も追求しています。タイヤのパターンノイズや車外通過騒音を低減する設計を取り入れることで、RAV4の静かで快適な乗り心地を実現します。都市部でのデイリーユースから長距離ドライブまで、RAV4オーナーの経済性と快適性をしっかりとサポートする、バランスの取れた選択肢です。
また、同じ低燃費タイヤブランド「BluEarth」から、SUV向けオンロード用タイヤとして「BluEarth-XT AE61(ブルーアース エックスティー エーイーロクイチ)」が2020年2月に発売されました。このAE61は、主に市街地や高速道路などでの走行に焦点を当てており、RAV4のリニアなハンドリングを実現します。さらに、国内タイヤラベリング制度でウェットグリップ性能と転がり抵抗性能の両方でグレード「A/a」を確保しており、雨の日の安全性と低燃費性能を高いレベルで両立しています。最新のオンロード性能を求める場合は、AE61も強力におすすめします。
RAV4のアドベンチャー/G Zパッケージにおすすめの純正サイズ「235/55R19」のSUVタイヤ
最後に、RAV4のガソリンモデルの最上位グレード「G Zパッケージ」とオフロード仕様の「アドベンチャー」に標準装備されている235/55R19タイヤをみていきましょう。これらのグレードには、次のようなSUV向けのハイパフォーマンスタイヤやオールテレーンタイヤがおすすめです。
ミシュラン(MICHELIN)の「ラティチュード スポーツ 3」はSUVのスポーティーな走りを実現するブレーキ性能やハンドリング性能に加えて低燃費性能にも配慮
MICHELIN LATITUDE SPORT 3 235/55R19 105V XL
ミシュラン ラティチュード スポーツ 3のインターロッキングバンドがブロックの変形を抑えて低転がり抵抗に
| 車種 | RAV4 |
|---|---|
| メーカー | ミシュラン |
| ブランド | ラティチュード スポーツ 3 |
| タイヤサイズ | 235/55R19 |
| タイヤ外径 | 741mm |
| タイヤの種類 | SUVタイヤ/低燃費タイヤ |
| ロードインデックス | 105 |
| 速度記号 | V |
| 低燃費グレード | A/b |
| 静粛性 | ★★ |
| 燃費 | ★★★ |
| 耐久性 | ★★★★ |
| 値段 | 32,500円~(2025年調べ) |
ミシュランの「LATITUDE SPORT 3(ラティチュード スポーツ スリー)」は、ハイパフォーマンスなスポーツSUVタイヤでありながら、同時に優れた低燃費性能も兼ね備えている点が大きな特長です。RAV4などのオンロードSUVで、スポーティかつ快適な走りを求めるオーナーに最適な選択肢となります。
このタイヤは、専用のトレッドパターンとコンパウンド技術により、ドライ路面やウェット路面といった様々な路面状況で、エンジンのトルクをしっかりと路面に伝達します。これにより、高速走行時でも高い操縦安定性を発揮します。また、トレッドブロックの倒れ込みを効果的に抑制し、走行時の無駄なエネルギーロスを減らすことで、低燃費性能の向上とタイヤのロングライフを実現しました。安全性の高いウェットグリップと優れた経済性を両立させています。
ヨコハマ(YOKOHAMA)の「ジオランダー X-CV」はコンフォートタイヤに求められるタイヤ性能と都市型RAV4に欠かせない高速走行のしっかり感をバランス
YOKOHAMA GEOLANDAR X-CV 235/55R19 105W XL
ヨコハマ ジオランダーX-CVのイン側ショルダーではウェット性能を強化してアウト側ではドライ性能を最適化
| 車種 | RAV4 |
|---|---|
| メーカー | ヨコハマ |
| ブランド | ジオランダー X-CV |
| タイヤサイズ | 235/55R19 |
| タイヤ外径 | 741mm |
| タイヤの種類 | オールシーズンタイヤ |
| ロードインデックス | 105 |
| 速度記号 | W |
| 悪路走破性 | M+Sタイヤのため対象外 |
| 静粛性 | ★★★★ |
| 燃費 | ★★ |
| 耐久性 | ★★★★ |
| 値段 | 26,290円~(2025年調べ) |
ヨコハマタイヤの「GEOLANDAR X-CV(ジオランダー エックスシーブイ)」は、2019年4月に発売された、ハイパフォーマンス・クロスオーバーSUV向けハイウェイテレーンタイヤです。RAV4をはじめとする、高い運動性能や高速安定性を重視するプレミアムSUVに最適な設計が施されています。
このタイヤは、高速域での走行にふさわしい優れたウェット性能と、高い安定感のある操縦安定性を発揮します。また、静粛性や乗り心地といった快適性にも十分配慮しているため、長距離のオンロードドライブを快適に楽しむことができます。さらに、タイヤのトレッドがワイドでフラットに路面に接地する設計により、コーナリングやブレーキング時に高い安全性を確保しつつ、偏摩耗を抑制することでライフ性能を向上させます。
ヨコハマ(YOKOHAMA)の「ジオランダー A/T G015」はオフロード性能もオンロード性能も確保しつつ快適性も配慮してRAV4のアグレッシブな走りを実現
YOKOHAMA GEOLANDAR A/T G015 235/55R19 105H
ヨコハマ ジオランダーA/T G015のゴツいショルダーデザインが耐久性を高めて見た目をアグレッシブに
| 車種 | RAV4 |
|---|---|
| メーカー | ヨコハマ |
| ブランド | ジオランダー A/T G015 |
| タイヤサイズ | 235/55R19 |
| タイヤ外径 | 741mm |
| タイヤの種類 | オールテレーン |
| ロードインデックス | 105 |
| 速度記号 | H |
| 悪路走破性 | M+Sタイヤのため対象外 |
| 静粛性 | ★★★ |
| 燃費 | ★ |
| 耐久性 | ★★★★ |
| 値段 | 31,400円~(2025年調べ) |
ヨコハマタイヤの「GEOLANDAR A/T G015(ジオランダー エイティ ジーゼロイチゴ)」は、オンロードのドライ性能とオフロードのマッド・ダート性能を高次元でバランスさせたオールテレーンタイヤ(A/T)です。RAV4の持つSUVとしての走行性能を、多様な路面環境で発揮できるように設計されています。
トレッドに採用されたアグレッシブパターンは、見た目のタフネスさを演出しながら、運動性能と快適性能の両立を実現し、RAV4のプレミアムな走りを支えます。また、不整地での走行時に懸念される耐カット性や耐チッピング性を高めるとともに、舗装路での耐偏摩耗性も向上させることで、タイヤの長寿命(ロングライフ)につながります。オールシーズン対応のM+S規格も満たしており、季節を問わず安心感のあるドライブを提供します。
トーヨータイヤ(TOYO TIRES)の「プロクセス スポーツ SUV」はウェットグリップと操縦安定性を発揮しながらRAV4に求められる高い低燃費性能を実現
TOYO TIRES PROXES Sport SUV 235/55R19 105Y XL
トーヨータイヤ プロクセス スポーツ SUVの路面に面で接触するダイナミックテーパーが接地面積を保持する
| 車種 | RAV4 |
|---|---|
| メーカー | トーヨータイヤ |
| ブランド | プロクセス スポーツ SUV |
| タイヤサイズ | 235/55R19 |
| タイヤ外径 | 741mm |
| タイヤの種類 | SUVタイヤ/低燃費タイヤ |
| ロードインデックス | 105 |
| 速度記号 | Y |
| 悪路走破性 | A/a |
| 静粛性 | ★★★ |
| 燃費 | ★★★ |
| 耐久性 | ★★ |
トーヨータイヤの「PROXES Sport SUV(プロクセス スポーツ エスユーブイ)」は、SUV専用に開発されたフラッグシップのハイパフォーマンスタイヤです。このタイヤの最大の特長は、ずば抜けたウェット性能を発揮する点にあります。独自の高機能コンパウンド設計技術を駆使し、国内タイヤラベリング制度において、ウェットグリップ性能で最高グレード「a」を獲得しています。
高い運動性能と安全性が求められるRAV4の走行を、ウェット路面でも強力にサポートします。さらに、SUVタイヤでありながら、転がり抵抗性能でもグレード「A」という優れた低燃費性能を実現している点も注目に値します。この高性能と経済性の両立は、ガソリン車やハイブリッド車を問わず、RAV4の全てのモデルにおすすめできる理由です。ドライ性能はもちろん、雨の日の安心感と環境性能を重視するドライバーに最適な一本です。
新型RAV4に適合するサマータイヤを純正タイヤサイズと純正ホイールサイズ一覧からチェック

| RAV4のグレード | ホイールサイズ | 型式 | タイヤサイズ |
|---|---|---|---|
| アドベンチャー 4WD | 19インチ X 7.5J(+40) | 6BA-MXAA54 | 235/55R19 |
| G Zパッケージ 4WD | 19インチ X 7.5J(+40) | 6BA-MXAA54 | 235/55R19 |
| G 4WD | 18インチ X 7.0J(+35) | 6BA-MXAA54 | 225/60R18 |
| X 2WD | 17インチ X 7.0J(+35) | 6BA-MXAA52 | 225/65R17 |
| X 4WD | 17インチ X 7.0J(+35) | 6BA-MXAA54 | 225/65R17 |
| オフロードパッケージ 4WD | 18インチ X 7.0J(+35) | 6BA-MXAA54 | 225/60R18 |
| オフロードパッケージ2 4WD | 18インチ X 7.0J(+35) | 6BA-MXAA54 | 225/60R18 |
| ハイブリッド X 2WD | 17インチ X 7.0J(+35) | 6AA-AXAH52 | 225/65R17 |
| ハイブリッド X 4WD | 17インチ X 7.0J(+35) | 6AA-AXAH54 | 225/65R17 |
| ハイブリッド G 4WD | 18インチ X 7.0J(+35) | 6AA-AXAH54 | 225/60R18 |
| ハイブリッド アドベンチャー 4WD | 19インチ X 7.5J(+40) | 6AA-AXAH54 | 235/55R19 |
| ハイブリッド オフロードパッケージ2 4WD | 18インチ X 7.0J(+35) | 6AA-AXAH54 | 225/60R18 |
| Z 4WD | 19インチ X 7.5J(+40) | 6LA-AXAP54 | 235/55R19 |
RAV4の次にくるのはオフロード仕様のオフロードパッケージ

新型RAV4が先行発売されたアメリカ市場では、2020年モデルとして「RAV4 TRD Off-Road(オフロード)」が発売されました。このタフな特別モデルのスタイルは、2019年2月に開催されたシカゴオートショー2019で世界に初めて公開されています。TRD Off-Roadは、RAV4の持つ悪路走破性をさらに強化し、本格的なオフロード走行を可能にする仕様が魅力です。
2020年モデルのRAV4 TRD Off-Roadには、標準装備のダイナミックトルクベクタリングAWD(TV-AWD)に加え、オフロード走行に合わせて専用に再調整されたサスペンションが搭載されました。足元には、ファルケン(FALKEN)の「WILDPEAK」シリーズのオールテレーンタイヤを採用し、これを黒のボディアクセントカラーに合わせてマットブラック塗装が施された18インチTRDアロイホイールと組み合わせて標準装備しています。走破性能とワイルドな外観を両立させています。なお、米国では2022年モデルでもTRD Off-Roadは設定が続いています。
日本国内の最新情報としては、2020年に特別仕様車「Adventure“OFFROAD package”(オフロードパッケージ)」が発売され、さらに2022年10月の一部改良時には、「Adventure“OFFROAD package II”(オフロードパッケージ2)」が追加設定されています。オフロードパッケージ IIでは、GORI GORI BLACK塗装と呼ばれる凸凹があり艶を抑えた質感の専用塗装をフロントバンパーやドアミラーなどに施すことで、よりアグレッシブなオフロードイメージを強調しています。また、専用のサスペンションチューニングにより最低地上高が10mmアップするなど、本格SUVとしてのRAV4の魅力を高め、カスタムベースとしても高い人気を集めています。



















