経済的でかっこいい燃費のいいSUVを国産車と外車の中からランキング
世界中で大ブームを巻き起こしているSUVは迫力あるボディと高い走破性が魅力ですが、「燃費性能」はコンパクトカーやセダンには及びません。
かっこいいスタイリングのSUV唯一の弱点と言える燃費に焦点をあて、国産車・外車を含めた燃費性能の良い車種をランキングしました。
日本が誇る世界一の自動車メーカーや、ドイツのプレミアムブランドもランクインする、燃費のいいSUVランキングTOP10です。
10位 レクサス RX 450hはハイブリッドモデルで大きいボディサイズながら燃費は18.8km/Lの経済的なSUV
レクサスのプレミアムSUVがRXです。
トヨタのハリアーをベースにしたRXはボディサイズをさらに拡大し、全長4,890mm、全幅1,895mm全高1,710mmの大きなボディサイズながらJC08モード燃費は18.8km/Lを達成しています。
立体的で美しい造形のエクステリアは世界中のファンから愛されていて、NXと並びレクサスブランドをけん引しています。
内装はプレミアムブランドらしい最高級のセミアニリンレザーと、上質な素材を使ったオーナメントパネルで彩られ、レクサスオーナーを出迎えてくれます。
駆動方式 | 2WD(FF) |
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全長 | 4,890mm |
全幅 | 1,895mm |
全高 | 1,710mm |
車両重量 | 1,660kg |
ホイールベース | 2,790mm |
総排気量 | 3.456L |
最高出力 | 193kW(262PS)/6,000rpm |
最大トルク | 335Nm(34.2kgm)/4,600rpm |
モーター最高出力 | 123kW(167PS) |
モーター最大トルク | 335Nm(34.2kgm) |
ボディカラー | 9色 |
JC08モード燃費 | 18.8km/L |
乗車定員 | 5名 |
9位 BMW X1 xDrive 18dは外車ではコンパクトなボディサイズで取り回しやすさと低燃費が魅力のSUV
BMWの最小クラスSUV X1のディーゼルモデルがxDrive 18dです。
ドイツ車のディーゼルエンジン技術は世界一と言われている通り、日本車では味わえない独特の乗り味と高い燃費性能を持っています。
車両価格は高額ですが、燃料に軽油を使用するためランニングコストは少なくなります。加えてJC08モード燃費が19.6km/Lの低燃費なのでボディサイズを考慮すると群を抜いてエコな外車SUVと言えます。
駆動方式 | 4WD |
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全長 | 4,455mm |
全幅 | 1,820mm |
全高 | 1,610mm |
車両重量 | 1,660kg |
ホイールベース | 2,670mm |
総排気量 | 1.995L |
最高出力 | 110kW(150PS)/4,000rpm |
最大トルク | 330Nm(33.7kgm)/1,750-2,750rpm |
ボディカラー | 7色 |
JC08モード燃費 | 19.8km/L |
乗車定員 | 5名 |
8位 アウディ Q2 1.0TFSIは燃費の良い外車SUVではNo.1の低燃費で19.8km/Lの性能を持つ燃費面でもおすすめの「型破りな車」
燃費の良い外車SUV No.1はアウディの最小コンパクトSUV Q2です。
2017年6月13日に日本販売が開始されたQ2は「型破りな車」として登場、多角形を取り入れた個性的なスタイルとワンクラス上の快適性を実現しています。
メーター内にナビゲーションなどを表示するバーチャルコクピットや、最新の大型ヘッドアップディスプレイを装備するなど、最先端の技術を持つアウディらしい内装になっています。
JC08モード燃費19.8km/Lは外車SUVトップの数字です。
駆動方式 | 2WD(FF) |
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全長 | 4,200mm |
全幅 | 1,795mm |
全高 | 1,530mm |
車両重量 | 1,310kg |
ホイールベース | 2,595mm |
総排気量 | 0.999L |
最高出力 | 85kW(116PS)/5,000-5,500rpm |
最大トルク | 200Nm(20.4kgm)/2,000-3,500rpm |
ボディカラー | 8色 |
JC08モード燃費 | 19.8km/L |
乗車定員 | 5名 |
7位 日産 エクストレイル 20S ハイブリッドは燃費・スタイル・走破性能が良い優等生の国産SUV
日産の自動運転支援技術プロパイロットを装備している燃費のいいSUVがエクストレイルです。
プロパイロットは2017年6月8日のマイナーチェンジで搭載され、ミニバンのセレナに次ぐ2台目の車種になりました。
エクストレイルは防水シートを装備するなどアウトドアに便利な機能が盛りだくさんの楽しい車で、3列7人乗り仕様もありファミリーカーとしても大人気です。
特別仕様車にはオーテックが手掛けたコンプリートカー エクストリーマーXやモード・プレミアを設定します。
駆動方式 | 2WD(FF) |
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全長 | 4,690mm |
全幅 | 1,820mm |
全高 | 1,730mm |
車両重量 | 1,490kg |
ホイールベース | 2,705mm |
総排気量 | 1.997L |
最高出力 | 108kW(142PS)/6,000rpm |
最大トルク | 207Nm(21.1kgm)/4,400rpm |
モーター最高出力 | 30kW(41PS) |
モーター最大トルク | 160Nm(16.3kgm) |
ボディカラー | 9色 |
JC08モード燃費 | 20.8km/L |
乗車定員 | 5名 |
6位 レクサス NX 300hはトヨタの高級ブランドレクサスのSUVで燃費が良いため外車のプレミアムブランドから乗り換える方も多い人気SUV
トヨタの高級自動車ブランドのレクサスから販売されるミドルサイズSUVがNXです。
レクサスブランドのSUVでは最小サイズですが、トヨタのハリアー並みのボディサイズなので迫力があります。
珍しいハイブリッドAWD(4WD)が設定されているため、走破性も高く運転しやすい車です。
エクステリアにはレクサスのデザインアイコン スピンドルグリルが採用され遠くからでもレクサスブランドと分かります。内装は高級ブランドに相応しいセミアニリンレザーがふんだんに使われています。
燃費の良さと高級感が融合したハイパフォーマンスSUVです。
駆動方式 | 2WD(FF) |
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全長 | 4,640mm |
全幅 | 1,845mm |
全高 | 1,645mm |
車両重量 | 1,760kg |
ホイールベース | 2,660mm |
総排気量 | 2.493L |
最高出力 | 112kW(152PS)/5,700rpm |
最大トルク | 206Nm(21.0kgm)/4,400-4,800rpm |
モーター最高出力 | 105kW(14.3PS) |
モーター最大トルク | 270Nm(27.5kgm) |
ボディカラー | 9色 |
JC08モード燃費 | 21.0km/L |
乗車定員 | 5名 |
5位 トヨタ ハリアー ハイブリッド エレガンスは国産車のミドルサイズSUVでは特に優秀な燃費を持つSUV
ハリアーはトヨタが販売するミドルサイズSUVです。
コンパクトSUVと比較すると車両重量が重いため燃費性能は低下しますが、それでもJC08モード燃費21.4km/Lを達成しクラストップの燃費性能を持っています。
2017年6月8日には待望のビッグマイナーチェンジが行われターボモデルを追加、2017年9月19日にはスポーツグレード GRが設定されました。
2019年から2020年にはフルモデルチェンジが行われる予定なので、今後も目が離せない注目車種です。
駆動方式 | 4WD |
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全長 | 4,725mm |
全幅 | 1,835mm |
全高 | 1,690mm |
車両重量 | 1,770kg |
ホイールベース | 2,660mm |
総排気量 | 2.493L |
最高出力 | 112kW(152PS)/5,700rpm |
最大トルク | 206Nm(21.0kgm)/4,400-4,800rpm |
モーター最高出力 | 105kW(14.3PS) |
モーター最大トルク | 270Nm(27.5kgm) |
ボディカラー | 6色 |
JC08モード燃費 | 24.1km/L |
乗車定員 | 5名 |
4位 マツダ CX-3 XDはクリーンディーゼルのパワフルなトルクを楽しめる運転して楽しい低燃費なSUV
マツダのクリーンディーゼルを搭載したコンパクトSUVがCX-3です。
2017年にボディカラーの追加と共に行われた改良で、販売価格を引き下げたガソリンモデルも追加されています。
マツダのクリーンディーゼル技術は世界的にも評価されていて、環境に優しくガソリンモデルよりも燃費性能が高いのが特徴です。
CX-3は魂動デザインが採用され、シートやインパネはこだわりが見られる上質なデザインとなっています。
駆動方式 | 2WD(FF) |
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全長 | 4,275mm |
全幅 | 1,765mm |
全高 | 1,550mm |
車両重量 | 1,300kg |
ホイールベース | 2,570mm |
総排気量 | 1.756L |
最高出力 | 85kW(116PS)/4,000rpm |
最大トルク | 270Nm(27.5kgm)/1,600-2,600rpm |
ボディカラー | 5色 |
WLTCモード燃費 | 23.2km/L |
乗車定員 | 5名 |
3位 ホンダ ヴェゼル ハイブリッドは燃費のいいSUVでセンタータンクレイアウトを取ることで室内の広さも確保
フィットをベースにしたホンダ ヴェゼルは、燃料タンクを前席下に配置するセンタータンクレイアウトを取ることで、コンパクトSUVクラストップの室内空間を持っています。
後席は180cmを越える大人でも、膝にゆとりがあるため圧迫感は感じません。
乗車人数や使い方により4種類のシートアレンジが可能で、アウトドアユーザーからも高い信頼を得ています。内装色もブラックの他にブラウンやアイボリーが用意されているため、質感も他のコンパクトSUVより高くなっています。
駆動方式 | 2WD(FF) |
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全長 | 4,295mm |
全幅 | 1,770mm |
全高 | 1,605mm |
車両重量 | 1,270kg |
ホイールベース | 2,610mm |
総排気量 | 1.496L |
最高出力 | 97kW(132PS)/6,600rpm |
最大トルク | 156Nm(15.9kgm)/4,600rpm |
モーター最高出力 | 22kW(29.5PS)/1,313-2,000rpm |
モーター最大トルク | 160Nm(16.3kgm)/0-1,313rpm |
ボディカラー | 6色 |
JC08モード燃費 | 27.0km/L |
乗車定員 | 5名 |
2位 スズキ イグニス ハイブリッド MG 2WDはエンジンをアシストするマイルドハイブリッドながら28.8km/Lの燃費のいいSUV
スズキのイグニスはマイルドハイブリッドを搭載したコンパクトクロスオーバーSUVです。
全長3,700mm、全幅1,660mm、全高1,595mmのコンパクトボディは、今まで軽自動車に乗っていた方でもすぐに運転に慣れる大きさです。
ボディサイズがコンパクトなため車両重量も850kgと軽く、JC08モード燃費は28.8km/Lの低燃費になっています。
デイライトがU字になったユニークなスタイリングは、個性を求める女性の方にもおすすめです。
駆動方式 | 2WD(FF) |
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全長 | 3,700mm |
全幅 | 1,660mm |
全高 | 1,595mm |
車両重量 | 850kg |
ホイールベース | 2,435mm |
総排気量 | 1.242L |
最高出力 | 67kW(91PS)/6,000rpm |
最大トルク | 118Nm(12.0kgm)/4,400rpm |
モーター最高出力 | 2.3kW(3.1PS)/1,000rpm |
モーター最大トルク | 50Nm(5.1kgm)/100rpm |
ボディカラー | 8色 |
JC08モード燃費 | 28.8km/L |
乗車定員 | 5名 |
1位 トヨタ C-HR Gは燃費のいいSUVを探している方に最も人気のSUVで燃費性能は30.2km/Lの国産SUVでNo.1の性能
2017年SUV上半期No.1の販売台数を達成したのがトヨタ C-HRです。
これまで日産のジュークやホンダのヴェゼルに先を越されていたコンパクトクロスオーバーSUVのジャンルでしたが、2016年の12月にプリウスのハイブリッドシステムTHS2を採用して、クラストップの燃費性能を引っ提げ登場しました。
燃費性能は外車・国産車を含めて他車を圧倒するJC08モード燃費30.2km/Lで、こだわり抜かれた内外装は今までのトヨタのイメージを一新しました。
2017年8月2日にはブラックルーフとホワイトルーフのツートーンカラー仕様を追加、2017年11月2日には流れるウインカー シーケンシャルターンランプを標準装備したLEDエディションを追加、2018年もSUV販売台数No.1を狙うトヨタの世界戦略車です。
駆動方式 | 2WD(FF) |
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全長 | 4,360mm |
全幅 | 1,795mm |
全高 | 1,550mm |
車両重量 | 1,440kg |
ホイールベース | 2,640mm |
総排気量 | 1.797L |
最高出力 | 72kW(98PS)/5,200rpm |
最大トルク | 142Nm(14.5kgm)/3,600rpm |
モーター最高出力 | 53kW(72PS) |
モーター最大トルク | 163Nm(16.6kgm) |
ボディカラー | 14色 |
JC08モード燃費 | 30.2km/L |
乗車定員 | 5名 |
燃費のいいSUVはEV化の流れを受け今後続々登場
現在販売されている燃費のいいSUVはハイブリッドモデルが殆どですが、今後EV(電気自動車)のSUVが続々登場してくると予想されます。
電気をエネルギーとすることで燃料代は安く済み、航続距離は伸びるためボディサイズに関係なく経済的な車が誕生します。
世界的なEVシフトの流れで、今後登場するSUVがどのように進化するのか注目しましょう。