Eクラスのモデルチェンジ情報:250台限定の特別仕様車「E 300 エディション エレガンス」が左ハンドルで登場
メルセデス・ベンツ日本が、Eクラスに全国限定250台の特別仕様車「E 300 エディション エレガンス(ISG)」を設定しました。ベースとなるのは2024年にフルモデルチェンジを受けた現行Eクラスで、長い歴史の中でモデルチェンジを重ねてきた同シリーズの最新世代にあたります。今回発表されたのは車両そのもののモデルチェンジではなく、装備を厳選することで価格と希少性を両立させた特別仕様車ですが、現行型の魅力を凝縮した内容となっています。本記事では、内外装の意匠から電動化パワートレイン、価格・諸元までを詳しく解説します。
メルセデス・ベンツ、Eクラスの特別仕様車「E 300 エディション エレガンス」を250台限定で発売
メルセデス・ベンツ日本は2026年5月28日、Eクラスの特別仕様車「E 300 Edition Elegance(ISG)」を全国限定合計250台で発売しました。本モデルは、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店およびオンラインショールームを通じて注文の受け付けを開始しており、納車は2026年5月下旬以降を予定しています。最大の特徴は、2024年に登場した現行Eクラスにおいて、メルセデスAMGを除くメルセデス・ベンツモデルとして初めて左ハンドル仕様を設定した点にあります。
今回の特別仕様車は、快適性と走行性能というメルセデス・ベンツの核となる部分を維持しつつ、必要装備を厳選することで1,089万円(税込)という魅力的な価格を実現しました。外装色は全5色のラインアップが用意されており、そのうち「ヴェルデシルバー(メタリック)」はオンラインショールーム限定モデルとして10台が設定されています。
ベースとなっている現行Eクラスは、すべてのパワートレインが電動化されており、ホイールベースの延長によるゆとりあるキャビンや、第3世代のMBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)の搭載などによって、機能性と快適性が大幅に進化を遂げたモデルです。なお、本モデルの投入は、世界初の自動車誕生から140周年を記念するアニバーサリーイヤー「140 Years of Innovation」の期間中に行われる、歴史上最大規模の製品投入の一部としても位置付けられています。
クラシックな品格と上質な空間を両立した「E 300 エディション エレガンス」の内外装詳報
250台限定で登場した「E 300 エディション エレガンス(ISG)」は、メルセデス・ベンツの伝統を象徴する意匠と、現代的なラグジュアリーを融合させた特別な一台です。現行Eクラスにおいて、メルセデスAMGを除くモデルとしては初となる左ハンドル仕様が設定されており、希少性の高いパッケージングとなっています。
伝統を継承するエクステリア:スリーポインテッドスターが輝くフロントフェイス
フロントフードの先端には、ブランドの象徴であるスリーポインテッドスターのボンネットマスコットが立ち、その背後に3本の水平ダブルルーバーを備えた縦長のラジエターグリルが広がります。グリル中央には大型のスリーポインテッドスターが配され、左右に切れ長のヘッドライトが組み合わされることで、クラシカルでありながら品格のある顔つきを形づくっています。フロントバンパー下部には「E 300 Edition Elegance」のレタリングが添えられています。
足元には、快適な乗り心地と実用性を両立した18インチアルミホイールを装着します。多スポークのデザインはシルバーの切削面とブラックの陰影で塗り分けられ、中央にはスリーポインテッドスターのセンターキャップが収まります。ルーフには開放的な室内空間を創出するパノラミックスライディングルーフを標準装備し、UVカットガラスとブラックアウトされた仕上げが、サイドへ伸びるルーフラインを引き締めています。
ボディカラーは、ホワイト系からシルバー、深みのあるグリーン、ブラックまで幅広く展開され、いずれも面の抑揚を際立たせる落ち着いた色調でまとめられています。リアは横長に連なるテールランプと、トランクリッドに添えられたエンブレムが、伸びやかで安定感のある後ろ姿を構成しています。
インテリア:限定色「トンカブラウン」とこだわりのリアルウッド
インテリアでは、本モデル限定の装備として「トンカブラウン」の本革シートを採用し、前後席からドアトリムまでを温かみのある茶系で包み込んでいます。ダッシュボードからドアパネルにかけては横一文字に木目のリアルウッドトリムが走り、その下にブラウンのレザーが連続することで、水平基調の落ち着いた空間を構成しています。ステアリングホイールの中央にはスリーポインテッドスターのエンブレムが収まり、その奥のデジタルメーターと、ダッシュボード中央のワイドなタッチスクリーンが運転席側へわずかに傾けて配置されています。インテリアトリムにはリアルウッドが贅沢に使用されており、選択するボディカラーによって2種類の組み合わせが用意されています。
機能面でも、通常モデルでは有償オプションとなる「レザーエクスクルーシブパッケージ」の装備が大部分標準化されました。運転席・助手席のシートベンチレーターや、車内を快適な香りと清浄な空気で満たすエアバランスパッケージ、寒い季節に重宝するステアリングヒーターなどが備わり、快適性が大幅に向上しています。また、第3世代のMBUXの搭載により、操作性も進化を遂げています。
多彩なボディカラーと専用内装の組み合わせ
ボディカラーは、オンラインショールーム限定色を含む全5色のバリエーションが展開されています。カラーによって組み合わされる内装トリムが異なるのが特徴です。
- ハイテックシルバー(メタリック)/内装:オープンポアブラックアッシュウッドトリム
- オブシディアンブラック(メタリック)/内装:オープンポアブラックアッシュウッドトリム
- MANUFAKTUR オパリスホワイト(メタリック)(有償オプション)/内装:オープンポアブラックアッシュウッドトリム
- MANUFAKTUR アルペングレー(ソリッド)(有償オプション)/内装:オープンポアブラックアッシュウッドトリム
- ヴェルデシルバー(メタリック)(オンラインショールーム限定・10台)/内装:ブラウンオープンポアメープルウッドトリム
高度な電動化パワートレインと先進の足回り技術を凝縮。「E 300 エディション エレガンス」の走行性能と安全性
メルセデス・ベンツ日本が発売した特別仕様車「E 300 エディション エレガンス(ISG)」は、現行Eクラスが持つ電動化のメリットを最大限に引き出しつつ、通常はオプション設定となる高度なシャーシ制御技術を標準装備したモデルです。現行Eクラスは度重なるモデルチェンジを通じて快適性と走行性能を磨いてきましたが、本特別仕様車もその系譜に連なり、厳選された装備によってプレミアムセダンとしての完成度をさらに高めています。
ISG搭載の2.0Lターボエンジンと多段化ATによる洗練された走り
パワートレインには、最高出力258PS(190kW)、最大トルク400N・mを発生する2.0リッター直列4気筒ターボエンジン「M254」を採用しています。このエンジンには、エンジンとトランスミッションの間に配置される電気モーター「ISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)」が組み合わされており、加速時などに短時間、最大で17kW、205N・mの力強いブーストを可能にしています。
トランスミッションには、1速から9速までの広い変速比幅を持つ「9G-TRONICオートマチックトランスミッション」を搭載します。これによりエンジン回転数が最適に抑えられ、優れたエネルギー効率を実現すると同時に、静粛性が高く滑らかな加速フィールを提供します。
「リア・アクスルステアリング」と「AIRMATIC」がもたらす俊敏性と安定性
本モデルの走行性能を象徴するのが、後輪操舵システムの「リア・アクスルステアリング」の標準採用です。車速が約60km/h以下では後輪を前輪と逆方向に操舵して最小回転半径を縮小し、取り回しを向上させる一方、約60km/hを超えると前輪と同方向に操舵することで車体の揺れを抑え、高速走行時の車線変更や緊急回避における高い安定性を確保します。
足回りには、電子制御式エアサスペンションの「AIRMATICサスペンション」を装備しています。走行条件や車速に応じて、ばね定数、減衰力、車高を自動で調整するほか、乗員数による姿勢変化も補正します。通常時はしなやかな乗り心地を提供し、必要に応じて優れたハンドリング性能を発揮するこのシステムは、実用性に配慮した18インチアルミホイールと組み合わされ、洗練された乗り味を実現しています。
第3世代MBUXによるインテリジェントな安全サポート
安全性と利便性を支えるインフォテインメントシステムには、第3世代の「MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)」を搭載しています。音声認識機能の向上に加え、新たに「ルーティン機能」が採用されました。これにより、ドライバーが日常的に行う操作を特定の条件下で自動化することが可能となり、操作の負担を軽減して運転への集中をサポートします。
また、現行Eクラスのメルセデス・ベンツモデル(AMGを除く)として初となる左ハンドル仕様の設定は、伝統的な操作性を好むユーザーにとって新たな選択肢となると同時に、車両のプレミアムなキャラクターを強調するものとなっています。
「E 300 エディション エレガンス」の価格・販売台数および主要諸元
メルセデス・ベンツの伝統と最新技術を凝縮した特別仕様車「E 300 エディション エレガンス(ISG)」は、装備を厳選することで、現行Eクラスの魅力を凝縮しながらも戦略的な価格設定を実現しています。全国限定250台という希少性に加え、左ハンドル仕様の採用や、通常は有償オプションとなる快適装備を標準化した、極めて価値の高いパッケージとなっています。以下に、価格、主要なスペック、および各ボディカラーごとの詳細情報をまとめます。
モデルラインアップおよび価格
| モデル名 | ステアリング | メーカー希望小売価格(税込) | 販売台数 |
|---|---|---|---|
| E 300 Edition Elegance (ISG) | 左 | 10,890,000円 | 250台 |
※価格は2026年5月28日現在のものです。
主要諸元(パワートレイン)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| エンジン型式 | M254 |
| エンジン種類 | 2.0リッター 直列4気筒ターボエンジン |
| 最高出力(エンジン単体) | 258PS (190kW) |
| 最大トルク(エンジン単体) | 400N・m |
| ISG最大ブースト(出力) | 17kW |
| ISG最大ブースト(トルク) | 205N・m |
| トランスミッション | 9G-TRONIC(9速オートマチックトランスミッション) |
ボディカラー別詳細および内装組み合わせ
本モデルは、選択する外装色によって内装のウッドトリムや、有償オプション価格が異なります。
| 外装色 | 販売台数 | オプション価格(税込) | インテリアトリム |
|---|---|---|---|
| ハイテックシルバー(メタリック) | 90台 | 標準 | オープンポアブラックアッシュウッド |
| オブシディアンブラック(メタリック) | 30台 | 標準 | オープンポアブラックアッシュウッド |
| MANUFAKTUR オパリスホワイト(メタリック) | 80台 | 167,000円 | オープンポアブラックアッシュウッド |
| MANUFAKTUR アルペングレー(ソリッド) | 40台 | 400,000円 | オープンポアブラックアッシュウッド |
| ヴェルデシルバー(メタリック)※ | 10台 | 標準 | ブラウンオープンポアメープルウッド |
※「ヴェルデシルバー」はオンラインショールーム限定販売となります。内装の本革シート(トンカブラウン)は全車共通の限定装備です。
ベンツEクラスのモデルチェンジ情報:精悍スポーティ仕様の特別モデル「Night Edition」が追加発売
メルセデス・ベンツ日本は、2026年4月24日より中核モデルであるEクラスに新ラインアップ「ナイトエディション(Night Edition)」を追加発売しました。世代を重ねてモデルチェンジを繰り返してきたEクラスの中でも、今回の追加モデルは「ナイトパッケージ」の採用や「AMGライン」の標準化により、従来にない精悍でスポーティなスタイリングを実現している点が大きな特徴です。本記事では、新たに設定された「Night Edition」の外観・内装・走行性能・価格まで、注目ポイントを詳しく解説します。
メルセデス・ベンツ、Eクラスにスポーティな「ナイトエディション」を追加発売
メルセデス・ベンツ日本は2026年4月24日、中核モデルであるEクラスのセダンおよびステーションワゴンに、新ラインアップ「ナイトエディション(Night Edition)」を追加し、同日より発売しました。このモデルは、これまで設定のなかった「ナイトパッケージ」の採用や「AMGライン」の標準化(E 350 eは従来より標準)により、精悍でスポーティなデザインを強調しているのが特徴です。対象車種は、2.0リッター直噴ターボ搭載の「E 200」、2.0リッター直噴ディーゼルターボ搭載の「E 220 d」、およびプラグインハイブリッドの「E 350 e」となっています。ホワイトボディのセダンをサイドから捉えたカットでは、Cピラーから後方へ向かう柔らかな絞り込みがクーペライクな余韻を残し、ドアミラーやウィンドウトリムの艶やかなブラックがボディ色と対比してナイトパッケージの存在感を際立たせています。自然光の中を駆け抜けるステーションワゴンは、パネルグリルにスリーポインテッドスターをびっしりと散りばめた縦基調のフロントエンドが堂々とした押し出しを見せ、ワイドなロワーエアインテークと相まって、実用車然とした従来のワゴン像を覆す存在感を放っています。
エクステリアは、ナイトパッケージの採用でドアミラーやフロントリップ、リアバンパーなどがブラックカラーに変更され、ホイールは従来の18インチから20インチAMGアルミホイールへと大型化されました。インテリアでは、ブラックのレザーARTICOシートやナッパレザーの本革巻スポーツステアリングを採用し、スポーティな室内空間を演出しています。走行性能・安全性能面では、最新の第3世代MBUXを搭載するほか、E 200およびE 220 dにおいてAIRMATICサスペンションなどの高度な足回り装備が有償オプションとして新たに設定されました。
メーカー希望小売価格は、セダンが958万円から1,028万円、ステーションワゴンが992万円から1,033万円となっています。全モデルに、3年間の無償メンテナンスや保証を提供する「メルセデス・ケア」が適用されます。
メルセデス・ベンツ新型Eクラス「Night Edition」が登場。黒のアクセントが際立つ精悍なエクステリアの全貌
メルセデス・ベンツ日本は、主力モデルであるEクラスのセダンおよびステーションワゴンに、新ラインアップ「Night Edition(ナイトエディション)」を追加しました。このモデルは、これまで設定のなかった専用パッケージの採用や、スポーティな装備を標準化することで、従来よりもさらに精悍でアグレッシブなスタイリングを実現しています。
「ナイトパッケージ」によるブラックアクセントの採用
Night Editionの最大の特徴は、その名の通り「ナイトパッケージ」を随所に採用している点にあります。これにより、ドアミラー、フロントリップ、サイドスカート、リアバンパーがブラックカラーで統一され、車体全体が引き締まった印象を与えます。また、ステーションワゴンモデルにおいては、ルーフレールも同様にブラックカラーへと変更されています。セダンを正面やや斜めから捉えたカットを比較すると、ブラックで塗り分けられたフロントリップの縁取りが、ホワイトボディの下部に一本の鋭いラインを描き、車高をわずかに低く見せる視覚効果を生んでいます。ドアミラーハウジングのブラック化は遠目にも明瞭で、サイドシルエットの中でミラーが黒く”浮かぶ”ようなコントラストを作り出し、メッキやクロームに頼らないモダンな引き締め感を演出しています。
AMGラインの標準化と迫力の20インチホイール
ベースとなる「E 200」および「E 220 d」では、これまで有償オプションであった「AMGラインエクステリア」が標準装備となりました。これに伴い、足元には従来の18インチアルミホイールに代わり、より大型で迫力のある20インチAMGアルミホイールが装着され、スポーティなスタイリングが強調されています。なお、プラグインハイブリッドモデルの「E 350 e」についても、ナイトパッケージの採用により同様の洗練された外観を得ています。20インチホイールは細く伸びた多スポークデザインで、シルバーの面とダークグレーの奥行きが織り交ぜられた二面仕上げとなっており、回転時には光を細かく拾ってきらめく一方、静止状態ではホイールアーチの内側に深い陰影を宿しています。ホイールがタイヤハウスをいっぱいに満たしていることも印象的で、従来の18インチ装着車と比べて足元のボリューム感は格段に増しています。
Eクラス独自の革新的なデザインディテール
現行Eクラスが持つ先進的なデザイン要素も継承されています。リア部分には、メルセデス・ベンツの象徴であるスリーポインテッドスターをモチーフにしたツーピース型のLEDランプが配置され、夜間でも一目でEクラスと分かる存在感を演出しています。また、短いフロントオーバーハングとロングホイールベースによる均整の取れたプロポーションが、洗練されたスポーティネスをさらに際立たせています。フロントフェンダーからリアへ抜けるキャラクターラインは極めてシンプルで、むしろ面そのものの張りや陰影の移ろいで立体感を生み出す「面の表現」へと主役が移っていることが分かります。ステーションワゴンの側面を見ても、ルーフラインが後方へ向かって緩やかに下降しつつ最後にテールゲートで力強く切り落とされる構成で、荷室容量を確保しながらもクーペ的な躍動感を失っていない点は特筆に値します。
メルセデス・ベンツ新型Eクラス「Night Edition」の室内空間――上質さとスポーティネスが融合したインテリアの魅力
メルセデス・ベンツ日本が新たに導入した「Eクラス Night Edition」は、エクステリアの精悍さに呼応するように、インテリアにおいてもスポーティで洗練された意匠が凝らされています。最新のデジタル技術と選び抜かれた素材の組み合わせにより、これまでのモデルチェンジで築き上げてきたEクラスならではの上質な安らぎに加え、よりアグレッシブな個性が際立つ室内空間へと進化を遂げました。
専用素材とダークアクセントによるスポーティな演出
インテリアの大きな特徴の一つは、全モデルのシート素材にブラックの「レザーARTICO」を採用した点にあります。また、「ナイトパッケージ」の導入に伴い、イルミネーテッドステップカバーが落ち着きのある「ダーククローム」へと変更され、細部に至るまで一貫した世界観が保たれています。特に「E 200」および「E 220 d」においては、ナッパレザーを使用した「本革巻スポーツステアリング」や、足元を彩る「ラバースタッド付スポーツペダル」が新たに装備され、ドライバーの感性を刺激するスポーティな仕立てとなっています。なお、プラグインハイブリッドモデルの「E 350 e」には、長距離走行でも疲れにくい「コンフォートシート」が標準装備されています。後席のショットを確認すると、ブラックのレザーARTICOシートは縦方向に流れるステッチと細かなパンチング加工が組み合わされた立体的な造形で、単なる黒一色には見えない奥行きをもたらしています。センターアームレスト上部にはヘッドレストが独立して備えられ、背もたれ中央のステッチが左右のシート形状をシャープに区切っており、黒基調でもスポーティな緊張感が保たれています。ドア内張りやBピラーまで徹底してブラックで覆われているため、室内に一歩足を踏み入れた瞬間の世界観は非常に統一感が高いものとなっています。
第3世代MBUXがもたらす革新的なデジタル体験
室内の中核を担うのは、大幅な進化を遂げた「第3世代のMBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)」です。学習機能を高めたこのシステムは、特定の条件下で機能を自動作動させる「ルーティン機能」や、キーワードなしで音声操作が可能な「Just Talk」機能を備え、より直感的で快適な操作環境を実現しています。視覚的にも、ダッシュボード全体に広がるようなエアアウトレットのデザインと大型ディスプレイが高度なデジタル化を象徴しており、先進的な心地よさに包まれる空間が創造されています。運転席まわりを正面から捉えると、メーターディスプレイとセンターディスプレイが独立したフレームレスのフローティング構造で配置され、その間を水平基調のダッシュボードトリムが一本の帯のように貫いています。センターディスプレイの縦長レイアウトは立体的な地図表示と音楽・電話のコントロールを同居させても情報が密集しすぎず、視認性の高さが印象的です。シフト操作がコラム式となったことでセンターコンソール上はタッチパッド周辺のみのミニマルな構成となり、ワイヤレス充電スペースやカップホルダー周辺にも余裕が生まれています。ステアリング中央のスリーポインテッドスターは艶消しに近いシルバー仕上げで、周囲のブラックスポークとの対比がモダンな印象を強めています。
快適性を極める「アドバンスドパッケージ」の拡充
さらなる快適性を求めるユーザーに向けて、有償オプションの「アドバンスドパッケージ」の内容も強化されました。このパッケージには、前後席の左右で独立した温度設定ができる「クライメートコントロール」に加え、オーバーヘッドコンソールの3Dカメラが乗員の動きを検知してアシストを行う「MBUX インテリア・アシスタント」が追加されています。また、室内に開放感をもたらす「パノラミックスライディングルーフ」も設定され、乗る人すべてに極上の移動時間を提供するための装備が充実しています。参考までに、ブラウン系内装を備えた仕様のインテリアカットでは、ダッシュボード上部からドアトリム、シートまでが暖色で統一され、同じキャビン構造でも色選択によって表情が大きく変わることが見て取れます。ブラウンレザーの後席にはダイヤモンドステッチによる菱形キルティングが一面に施され、ヘッドレスト周辺には細やかなパンチングも見られます。Night Editionのブラック一色の世界観とは対照的に、落ち着きと華やかさを両立する選択肢が存在することは、Eクラスというモデルの懐の深さを物語っています。
電動化と知能化が加速。メルセデス・ベンツ新型Eクラス「Night Edition」が実現する極上の走りと鉄壁の守り
メルセデス・ベンツ日本が発売を開始した「Eクラス Night Edition」は、全モデルが電動パワートレインを採用しており、効率性とダイナミズムを高い次元で両立させています。さらに、メルセデスの真髄とも言える高度な安全性能と、学習能力を高めた第3世代MBUXによるインテリジェントな支援機能が組み合わさることで、ドライバーに安心感に満ちた極上のドライビング体験を提供します。
全パワートレインを電動化、さらなる進化を遂げた走行性能
「E 200」および「E 220 d」には、エンジンとトランスミッションの間にISG(統合スターター・ジェネレーター)が配置され、短時間ながら最大17kW、205N・mのブーストが可能です。ガソリンエンジンのE 200は204PS、ディーゼルのE 220 dは197PSの出力を発生し、電気による緻密なサポートがスムーズな加速と燃費低減に寄与します。また、プラグインハイブリッドの「E 350 e」は、最高出力95kWの電気モーターを搭載し、106kmのEV走行(WLTCモード)を実現しました。さらに、E 200とE 220 dには今回新たに、スポーティな気分を高める「スポーティエンジンサウンド」も装備されています。
待望の「AIRMATICサスペンション」と「後輪操舵」を有償設定
Night Editionの大きなトピックとして、これまで設定のなかった高度な足回り装備がE 200およびE 220 dにオプション設定されました。セダンモデルには、路面状況に応じて減衰力を自動調整する電子制御式エアサスペンション「AIRMATICサスペンション」と、最小回転半径の短縮や走行安定性に寄与する「リア・アクスルステアリング(後輪操舵)」をセットにした「ドライバーズパッケージ」が用意されています。ステーションワゴンでも、AIRMATICサスペンションを単独オプションとして選択することが可能となり、取り回し性能と乗り心地がさらに向上しています。近年のモデルチェンジのトレンドとして電動化や運動性能の高度化が進んでいますが、Eクラスでもこうした装備の拡充で時代の要請に応えています。写真のステーションワゴンが大きなタイヤを履きながらもリアフェンダーとタイヤ上面の隙間を美しく保ち、車高と重心のバランスが繊細に調整されていることからも、電子制御サスペンションがもたらす姿勢コントロールの妙が想像できます。
最新世代の安全運転支援システムとMBUXの融合
安全面では、前走車との最適な距離を維持し車線キープをアシストする「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック」や「アクティブステアリングアシスト」を含む最新の安全運転支援システムを搭載しています。また、側面衝突の危険を検知した際に乗員をドアから遠ざける「PRE-SAFEインパルスサイド」や、自車を真上から見下ろすように周囲を確認できる「360°カメラシステム」も備え、死角を減らして安全性を高めています。これらは最新の第3世代MBUXと統合されており、ルーティン機能や音声認識の向上によって、ドライバーが運転に集中できる環境が整えられています。これまでのモデルチェンジで積み重ねられてきた安全思想が、デジタル技術の進化とともにさらに磨き上げられていると言えるでしょう。
メルセデス・ベンツ新型Eクラス「Night Edition」の価格・主要諸元まとめ
メルセデス・ベンツ日本が新たに投入した「Eクラス Night Edition」は、全モデルに電動パワートレインを採用し、スポーティな「ナイトパッケージ」と「AMGライン」を標準装備(E 350 eは従来より標準)した魅力的なラインアップとなっています。セダンおよびステーションワゴンの両ボディタイプにおいて、ガソリン、ディーゼル、そしてプラグインハイブリッドの各パワートレインが用意されており、高い機能性と洗練されたデザインを両立しています。モデルチェンジを重ねてきたEクラスシリーズの最新ラインアップとして、幅広いニーズに応える構成です。
モデル別メーカー希望小売価格
「Night Edition」のラインアップは、セダン3モデル、ステーションワゴン2モデルの計5モデルで構成されています。メーカー希望小売価格(消費税込み)は以下の通りです。
| ボディタイプ | モデル名 | パワートレイン | メーカー希望小売価格(税込) |
|---|---|---|---|
| セダン | E 200 Sports Night Edition (ISG) | 2.0L 直列4気筒 直噴ターボ | ¥9,580,000 |
| E 220 d Sports Night Edition (ISG) | 2.0L 直列4気筒 直噴ディーゼルターボ | ¥9,950,000 | |
| E 350 e Sports Night Edition | 2.0L 直列4気筒 直噴ターボ + PHEV | ¥10,280,000 | |
| ステーションワゴン | E 200 Stationwagon Sports Night Edition (ISG) | 2.0L 直列4気筒 直噴ターボ | ¥9,920,000 |
| E 220 d Stationwagon Sports Night Edition (ISG) | 2.0L 直列4気筒 直噴ディーゼルターボ | ¥10,330,000 |
主要諸元
主要な数値は、セダンおよびステーションワゴンの代表的なモデルに基づいています。全モデルで右ハンドル仕様となっています。
| 項目 | E 200 Sports Night Edition (セダン) | E 200 Stationwagon Sports Night Edition |
|---|---|---|
| 全長 | 4,960 mm | 4,960 mm |
| 全幅 | 1,880 mm | 1,880 mm |
| 全高 | 1,470 mm | 1,470 mm |
| ホイールベース | 2,960 mm | 2,960 mm |
| エンジン最高出力 | 204PS (150kW) | 204PS (150kW) |
| ISG最大ブースト | 17kW / 205N・m | 17kW / 205N・m |
| トランスミッション | 9G-TRONIC(電子制御9速A/T) | 9G-TRONIC(電子制御9速A/T) |
| 駆動方式 | 後輪駆動 | 後輪駆動 |
| 荷室容量 (VDA方式) | 540 ℓ | 615 ~ 1,830 ℓ |
| タイヤサイズ | 245/40R20 (前) / 275/35R20 (後) | 245/40R20 (前) / 275/35R20 (後) |
※E 350 eセダンの場合、電気モーターによる最高出力は95kW、最大トルクは440N・mとなり、106kmのEV走行が可能です。