bZ4Xのモデルチェンジ情報:「走り」と「広さ」を極めた新型「bZ4X Touring」
2026年2月25日、トヨタはbZ4Xの新型モデル「bZ4X Touring」を発売しました。アクティブなライフスタイルに応えるべく開発された本モデルは、クラス最高レベルの航続距離734km(WLTCモード)と、従来比約1.4倍に拡大された619Lの大容量ラゲージを両立。走行性能から積載性、安全装備まで全面的に磨き上げられた新型の詳細をご紹介します。
「走り」と「広さ」にこだわったバッテリーEV、新型車「bZ4X Touring」を2月25日から発売
bZ4X
トヨタの新型電気自動車であるbZ4X Touringは、アウトドアでの利用に最適な広い荷室と高い走行性能を両立したモデルです。本車両は、一充電で734kmという長い航続距離を実現し、低温時でも短時間で完了する急速充電機能を備えています。安全面では、高度な駐車支援システムや事故を未然に防ぐ予防安全パッケージが標準装備され、ドライバーの負担を大幅に軽減します。また、環境への取り組みとして、部品のリサイクル促進や有害物質の削減を徹底し、持続可能な社会の実現を目指しています。車内には14インチの大型ディスプレイやデジタルキーなど、最新のデジタル技術も惜しみなく投入されました。専用アプリによるリモート操作や家計に優しい充電管理システムも用意されており、快適な次世代のカーライフを提案しています。
bZ4X Touringのエクステリアの特徴
トヨタが2026年2月25日に発売した新型バッテリーEV(BEV)「bZ4X Touring」は、都市部でのスタイリッシュな佇まいと、アウトドアシーンでの力強い表情を併せ持つ、「洗練とタフさが融合するデザイン」をコンセプトに掲げています。流麗なボディラインを維持しながら、レジャーでの実用性を兼ね備えた「アクティブギア」としてのエクステリアの特徴を詳しく見ていきましょう。
先進性と視認性を高めるLEDライトシグネチャー
bZ4X
フロントマスクには、トヨタのBEVシリーズを象徴する大型の「ハンマーヘッド」形状を採用しています。これに分割されたフルLEDヘッドランプ(オートレベリング機能付)やLEDデイライトを組み合わせることで、先進的かつスポーティな表情を演出しています。
一方、リアデザインで目を引くのは、バックドア中央から左右へと横一文字に伸びる力強い黒基調のLEDリヤコンビネーションランプです。一筋の輝きを放つこのランプは、夜間でも一目で「bZ4X Touring」と分かる存在感を放ち、高い視認性とデザイン性を両立させています。
アウトドア性能を象徴する「タフ」な装備
bZ4X
アクティブな用途を想定した Touringモデルならではの装備として、ブリッジタイプの大型ルーフレールが標準装備されています。これは車内に収納しきれない長尺物の積載を可能にするだけでなく、サイドスタイリングにラギッド(無骨)な印象を添えています。また、車両前後に配置されたスキッドプレートが、オフロードでの頼もしさを強調しています。
足元には、空力性能と軽量化を両立させた18インチアルミホイールが標準設定されていますが、メーカーオプションとしてブラック基調の20インチアルミホイールも用意されています。フルブラックのホイールは、車両全体のラギッド感を一層引き立てます。
伸びやかなプロポーションと彩り豊かなカラー展開
bZ4X
車両パッケージは、全長4,830mm、全幅1,860mm、全高1,675mmというサイズ感で、ロングホイールベースとショートオーバーハングによる伸びやかなサイドスタイリングが特徴です。このプロポーションは、美しい外観だけでなく、広々とした室内空間の確保にも貢献しています。
ボディカラーは、都会的な「クリスタルホワイトパール」や「マグネタイトグレーメタリック」などのモノトーン3色に加え、クリスタルブラックシリカのルーフを組み合わせたツートーンカラー2色を含む、全5色がラインナップされています。特に新規開発色である「ブリリアントブロンズメタリック」とのツートーン設定は、Touringモデルの持つ上質さとアクティブなイメージを象徴するカラーとなっています。
bZ4X Touringのインテリアの特徴
トヨタが2026年2月25日に発売した新型バッテリーEV(BEV)「bZ4X Touring」は、アクティブなライフスタイルを支える圧倒的な「広さ」と、移動中もリラックスできる上質な室内空間を両立させています。ユーザーの「BEVでも家族との余暇を最大限に楽しみたい」という声に応えて開発された、インテリアの注目ポイントをまとめました。
クラス最大級の積載性と機能的なラゲージ
bZ4X
Touringモデルの最大の鍵となるのが、従来比で約1.4倍に拡大された619Lの大容量ラゲージスペースです。この広い荷室には、9.5インチのゴルフバッグを最大4個収納することが可能です。また、後席を倒すことで奥行き1,850mmのフラットな空間が広がる「ロングラゲージモード」や、背の高い荷物に合わせて床面の高さを変えられる「アジャスタブルデッキボード」など、用途に合わせた柔軟なシートアレンジが可能です。バックドア側からリヤシートを倒せる遠隔操作レバーも備わり、利便性が追求されています。
見晴らしの良さとデジタル体験を融合したデザイン
bZ4X
運転席周りは、高さを抑えた水平基調のインストルメントパネルを採用し、圧倒的な開放感と良好な視界を確保しています。ステアリングの上から見る配置の「トップマウントメーター」は、運転中の視点移動を最小限に抑え、運転に集中できる設計となっています。センターには独立した14インチの大型フルHDディスプレイを配置し、カーナビや空調、オーディオなどの機能を直感的に操作できます。内装色には、上質な「ブラック」に加えて、モダンな空間にアウトドアテイストを添える新色の「カーキ」が設定されました。インストルメントパネル上部にはブラックの杢目調表皮を採用し、細部までこだわりを感じさせる造り込みとなっています。
季節を問わず快適。先進の空調と照明
bZ4X
乗員を優しく包む装備も充実しています。前席には、エアコンの冷風を吸い込む方式の「シートベンチレーション」を搭載し、暑い日でも短時間で涼しさを提供します。冬場には、膝から下をわずか1分で暖める「遠赤外線輻射ヒーター」が、ステアリングヒーターやシートヒーターと協調して、少ない電力で効率的に乗員を暖めます。室内環境の向上には、進化した空気清浄技術「ナノイーX」が貢献しています。さらに、夜間の車内を彩る「マルチカラーイルミネーション」は、全64色から気分に合わせて選択でき、奥行きのある癒しの空間を演出します。
アクティビティをサポートする充実の電源・音響
bZ4X
車内には、スマートフォンのワイヤレス充電器「おくだけ充電(2台分)」や、最大60Wの給電が可能なUSB Type-C端子が複数設置されています。また、最大1500Wのアクセサリーコンセントをラゲージ内に標準装備しており、アウトドアや災害時の非常用電源としても活用可能です。音響面では、Touringモデルの静粛性を活かした「JBLプレミアムサウンドシステム」を搭載しました。9つのスピーカーを最適にレイアウトすることで、車内のどこに座っても迫力あるクリアな音質を楽しむことができます。
bZ4X Touringの走行性能
トヨタが発売した新型バッテリーEV(BEV)「bZ4X Touring」は、bZ4Xから継承した「走る楽しさ」をさらに進化させ、あらゆる走行シーンでストレスのないパフォーマンスを発揮するアクティブギアとして仕上げられています。その走行性能の核心に迫ります。
0-100km/h加速4.6秒。ツインモーターが生み出す圧倒的パワー
bZ4X
走行性能のハイライトは、4WDモデルに搭載された強力なパワーユニットです。前後に配置された高出力のeAxle(イーアクスル)により、システム最高出力280kW(380PS)という圧倒的な出力を実現しました。この恩恵により、0-100km/h加速はわずか4.6秒をマーク。発進直後から最大トルクが発生するモーターの特性を最大限に活かし、高速域まで伸びやかで爽快な加速感を提供します。一方、FWDモデルもシステム最高出力165kW(224PS)を確保しており、日常からレジャーまでゆとりある走りを支えます。
クラス最高レベル、航続距離734kmの余裕
Touringモデルは、長距離ドライブを支える圧倒的な航続性能を誇ります。大容量リチウムイオンバッテリーの採用に加え、電力損失を低減する次世代の半導体SiC(シリコンカーバイト)によりクラス最高レベルとなる734km(WLTCモード)の一充電走行距離を達成。電費を抑える「ECOモード」から、雪道に特化した「SNOWモード」(FWD車に設定)まで、状況に応じた最適な走りを選択可能です。
新開発4WD制御と「X-MODE」による卓越した走破性
4WDモデルには、走行中の車両姿勢を安定させる「新4WD制御」が標準装備されています。これはステアリング操作や車輪速度を常時監視し、前後の駆動力を最適に配分することで、雪道や悪路、高速コーナーでも狙ったラインを正確にトレースできる高い操縦安定性を実現する技術です。さらに、(株)SUBARUのAWD技術をベースとした悪路走破技術「X-MODE」を搭載。路面状況に応じて「SNOW・DIRT」や「DEEP SNOW・MUD」など3つのモードを選択でき、駆動力とブレーキを協調制御することで、BEVの可能性をオフロードにまで広げています。
「低重心×高剛性」がもたらす上質な乗り心地
優れた走行性能を支える土台として、薄型電池パックを床下に最適配置した「低重心パッケージ」を採用しています。これにより操縦時の一体感が高まり、ふらつきの少ない安定した走りを実現しました。また、電池パックと車体フレームを一体化させた高剛性ボディに加え、構造材の接合に不快な振動を抑える高減衰接着剤を使用。サスペンションの最適化と相まって、フラットで快適な乗り心地を全席で提供します。さらに、ロングホイールベースながら最小回転半径5.6mと、細い路地での取り回しやすさも兼ね備えています。
手元で操る「パドルスイッチ」によるドライビング操作
bZ4X
運転の楽しさを高める装備として、ステアリングにはパドルスイッチ(回生ブレーキ調整機能付)が備わっています。回生ブレーキの減速度を4段階で切り替えることができ、ブレーキペダルへの踏み替え頻度を減らしながら、ドライバーの感性に合うスポーティな走りを可能にしています。
bZ4X Touringの安全性能
bZ4X
トヨタが発売した新型バッテリーEV(BEV)「bZ4X Touring」は、家族や仲間との移動をより安全なものにするため、最新の運転支援システムと予防安全パッケージを惜しみなく投入しています。その開発思想は「見た目以上の頼もしさをもたらす技術」という言葉に集約され、都市部からアウトドアまで、あらゆる走行シーンでドライバーと乗員の安心を支える設計となっています。
進化した予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」
予防安全の中核を担うのは、全車に標準装備された最新の「Toyota Safety Sense」です。このシステムは、ミリ波レーダーと単眼カメラの2種類のセンサーを組み合わせることで、高い認識性能と信頼性を両立させています。衝突被害軽減ブレーキ(プリクラッシュセーフティ)は、直進時の車両や歩行者、自転車だけでなく、交差点での出会い頭の事故や、右左折時の対向直進車・横断歩行者の検知にも対応領域を拡大しました。さらに、リスクを先読みしてステアリングやブレーキ操作をさりげなくサポートする「プロアクティブドライビングアシスト(PDA)」を統合し、日常の運転における安心感を高めています。
渋滞や駐車の負荷を軽減する「トヨタチームメイト」
高度運転支援技術「トヨタチームメイト」の採用も、Touringモデルの大きな特徴です。高速道路での渋滞時(0km/h〜約40km/h)に、一定の条件下でステアリング、アクセル、ブレーキの全操作を支援し、ドライバーが前方を監視している限り手放し運転を可能にする「アドバンスト ドライブ(渋滞時支援)」を搭載しました。また、駐車支援機能「アドバンスト パーク」は、スイッチ操作一つで駐車を完結させるだけでなく、スマートフォン専用アプリを使用して車外から遠隔操作で駐車・出庫ができる「リモート機能」も備えており、狭い場所での乗り降りや荷物の積み込みを快適にします。
死角をなくし、降車時の危険まで見守る全方位モニター
車両周囲の安全確認をサポートする機能も、BEVならではの先進性を見せています。「パノラミックビューモニター」は、ボディやシートなどを透かして見たような床下透過表示機能(シースルービュー)により、目視できないエリアの状況をリアルタイムで確認可能です。また、ドアミラーの死角を走る車両を検知する「ブラインドスポットモニター(BSM)」に加え、停車中に後方からの自転車や車両を検知してドアの開放を規制・警告する「安心降車アシスト(SEA)」を搭載し、降車時の事故防止にも配慮されています。
緊急時の救命と、寒冷地での信頼性
万一の事態への備えとして、ドライバーの無操作状態が継続した場合に自車線内で減速停車し、ハザード点滅や救命要請を行う「ドライバー異常時対応システム」を搭載しています。さらに、冬場のアウトドアシーンを想定し、ミリ波レーダーに雪が付きにくいようヒーターを取り付けた「ミリ波融雪機能」を新たに採用し、降雪環境下でも安全機能が維持できるよう工夫されました。衝突安全の面でも、フロント、ニー、サイド、カーテンシールドを含む計8個のSRSエアバッグを全車に標準装備し、強固なボディ構造とともに全方位から乗員を保護します。
1.4倍の荷室容量が拓くBEVの可能性:単なる「移動手段」から「遊びの拠点」へ
bZ4X
トヨタが新たに投入した「bZ4X Touring」は、これまでのバッテリーEV(BEV)の概念を覆し、クルマを単なる移動の道具から、豊かな時間を創り出す「遊びの拠点」へと進化させています。その象徴となるのが、従来のbZ4Xと比較して約1.4倍に拡大された619Lの大容量ラゲージスペースです。
「積めない」不安を解消する圧倒的な空間設計
BEVは構造上、バッテリーの配置によって室内空間が制限されやすい側面がありますが、bZ4X Touringは開発段階で世界中のユーザーの声に耳を傾け、レジャーでの使い勝手を徹底的に追求しました。その結果、9.5インチのゴルフバッグを最大4個収納可能な、広くフラットな荷室を実現。さらに、後席を倒せば奥行き1,850mmのフラットな空間が広がる「ロングラゲージモード」や、床面の高さを変えて背の高い荷物に対応できる「アジャスタブルデッキボード」を搭載し、キャンプギアや長尺物の積載も自由自在です。
細部に宿る「アクティブギア」としてのこだわり
Touringモデルの真価は、単なる広さだけではなく、その実用的なディテールにあります。
- 利便性を高める装備: 荷物を固定する4個のラゲージフックや、買い出しに便利な4個のお買い物フックを設置。さらに、バックドア側からリヤシートを倒せる「遠隔操作レバー」を採用し、重い荷物を持った状態でもスムーズな積み込みが可能です。
- スマートなアクセス: スマートキーを携帯していれば、リアバンパーの下に足を出し入れするだけでバックドアが自動開閉する「ハンズフリーパワーバックドア」を標準装備。両手が塞がっているアウトドアシーンでのストレスを解消します。
「走る電源」としてのラゲージ活用
Touringモデルが「遊びの拠点」と呼ばれる最大の理由は、ラゲージ右側に設置された最大1500Wのアクセサリーコンセントにあります。大容量バッテリーに蓄えた電力を、キャンプ場での調理家電や夜間の照明、あるいはプロジェクターの投影など、「走る」以外の目的で最大限に活用できます。非常時給電システムも備えており、万が一の災害時には住宅への電力供給(V2H)も可能なため、遊びの現場から日常の安心までを支える頼もしいパートナーとなります。
bZ4X Touringは、BEVが持つ静粛でパワフルな走りに、圧倒的な積載性と給電機能を融合させることで、「電気の力で新しい場所へ行き、そこで何を楽しむか」という新しいライフスタイルを提案しています。
bZ4X Touringの価格と主要諸元
bZ4X
新型「bZ4X Touring」は「Z」グレードのみの設定で、駆動方式はFWDと4WDの2種類が用意されています。
| 項目 | Zグレード (FWD) | Zグレード (4WD) |
|---|---|---|
| メーカー希望小売価格 (税込) | 5,750,000円 | 6,400,000円 |
| 全長×全幅×全高 | 4,830mm × 1,860mm × 1,675mm | 4,830mm × 1,860mm × 1,675mm |
| ホイールベース | 2,850mm | 2,850mm |
| 最小回転半径 | 5.6m | 5.6m |
| 乗車定員 | 5名 | 5名 |
| 最高出力 (モーター) | 167kW (227PS) | フロント:167kW (227PS) / リヤ:167kW (227PS) |
| 一充電走行距離 (WLTCモード) | 734km | 690km |
| 交流電力量消費率 (WLTCモード) | 114Wh/km | 121Wh/km |
| 動力用主電池 (総電力量) | リチウムイオン電池 (74.69kWh) | リチウムイオン電池 (74.69kWh) |
| 車両重量 | 1,920kg | 2,030kg |
※価格は2026年2月時点のメーカー希望小売価格(税込)です。沖縄地区は価格が異なります。
※走行距離および電費性能は18インチタイヤ装着時の数値です。メーカーオプションの20インチタイヤを装着した場合は数値が異なります。















