トヨタ セコイアのスペック

セコイアのスペック・歴史・維持費を徹底解説 3代目全車ハイブリッドの内容も紹介

セコイアの購入を検討している方向けに、歴代モデルのスペック比較・グレード構成・インテリアの特徴・維持費シミュレーションを解説。3代目でのプラットフォーム刷新と全車ハイブリッド化の内容、1ナンバー登録による税金軽減のポイントも詳しく説明しています。

セコイアのスペック・歴史・維持費を徹底解説 3代目全車ハイブリッドの内容も紹介

トヨタ セコイアの歴史・スペック・維持費まで徹底解説

トヨタ セコイアとは、北米トヨタが製造・販売するフルサイズSUVです。ランドクルーザー300よりも大きなボディを持ち、3列シートで最大8人乗りを実現しています。

日本国内のトヨタ正規ディーラーでは販売されていないため、購入を検討している方には基本的なスペック・値段・維持費などの情報が気になるところでしょう。本記事では、ボディサイズ・エンジン・実燃費などのスペックに加え、エクステリア・インテリア・維持費まで詳しく解説します。

セコイアが2022年に14年ぶりのフルモデルチェンジ 全車ハイブリッド化でラグジュアリーに進化

3代目セコイアのエクステリア14年ぶりにフルモデルチェンジした3代目セコイアは2022年夏に北米市場で発売。全車ハイブリッドエンジン搭載に刷新された

3代目セコイアは2022年1月25日にワールドプレミアが行われ、同年夏に北米市場で発売されました。2代目からの14年ぶりのフルモデルチェンジとなり、エンジンをV8からV6ツインターボハイブリッドに全車統一したことが最大のトピックスです。

北米ではキャデラックのエスカレードやリンカーンのナビゲーターなど全幅2,000mm超えのフルサイズSUVが人気カテゴリです。3代目セコイアはランドクルーザー300やレクサスLXとプラットフォーム(TNGA GA-F)を共有し、自動運転技術や安全装備も大幅にアップデートされました。

項目 内容
ワールドプレミア 2022年1月25日
北米発売時期 2022年夏〜秋
販売地域 北米市場専売(日本では正規販売なし)
日本での入手方法 並行輸入車としてカーショップ経由で購入可能
プラットフォーム TNGA GA-F(ランドクルーザー300・レクサスLXと共通)
競合車種 キャデラック・エスカレード、シボレー・タホ、フォード・エクスペディション、リンカーン・ナビゲーターなど

トヨタのフルサイズSUV セコイアTRDプロがシカゴモーターショー2019で世界初公開

セコイヤのTRDプロのエクステリアシカゴモーターショー2019で世界初公開されたセコイアのTRDプロ(2代目モデル)

セコイヤのTRDプロのサイドビューセコイアTRDプロのサイドビュー

写真は2代目セコイアベースのTRDプロで、シカゴモーターショー2019にて世界初公開されたモデルです。TRDはトヨタのオフロードパッケージで、それまでタコマ・タンドラ・4ランナーの3車種に設定されていましたが、このタイミングでセコイアにも初めて設定されました。

FOX製ダンパーとインターナルバイパスショックの搭載でオフロード走破性能を向上。専用の「TOYOTA」ロゴフロントグリルに、TRDの18インチBBS鍛造アルミホイール(275/65R18)を組み合わせ、重厚感とオフロードへの安心感を演出しています。3代目セコイアにもTRDプロは継続設定されており、専用FOXショックやブラック塗装18インチオフロードホイールを装備しています。

トヨタ セコイアの歴史は4ランナーとランドクルーザーの間を埋める中間SUVの開発から始まる

2000年に発売された初代セコイア2000年にアメリカとカナダで発売された初代セコイア

トヨタ セコイアの初代モデルは、ピックアップトラックのタンドラとプラットフォームを共有し、2000年(2001年モデル)にアメリカとカナダで登場しました。当時はSUVのハイラックスサーフ(海外では4ランナー)とランドクルーザー100の中間を埋めるモデルとして位置づけられていました。

初代モデルは2005年のマイナーチェンジでエンジンのVVT-i化と一部外観変更が行われています。一時期は日本国内においてもセントラル自動車(現トヨタ自動車東日本)が輸入販売していました。

2008年に登場した2代目セコイア2008年にフルモデルチェンジを行った2代目セコイア(写真)。2代目は2021年モデルまで販売された

2008年に2代目セコイアが登場。初代と比べてフロントマスクの主張がより強い印象となり、インテリアも一新されました。2代目も初代と同様に逆輸入され、日本国内でも見かけることができます。2代目は2021年モデルまで販売され、14年間にわたって北米市場に君臨しました。

世代 販売期間 主なトピックス
初代 2000〜2007年 タンドラベース、V8 4.7L。2005年にVVT-i化のマイナーチェンジ
2代目 2008〜2021年 大型フロントマスク刷新。V8 5.7L搭載。2014年にビッグマイナーチェンジ
3代目(現行) 2022年〜 TNGA GA-Fプラットフォーム採用。全車V6ツインターボハイブリッド「i-FORCE MAX」搭載

トヨタ セコイア(3代目)の基本スペックと主要装備

3代目セコイアのグレード構成はSR5・リミテッド・プラチナム・TRDプロ(4WD専用)・キャップストーン(最上級ラグジュアリーグレード)の5種類です。

ボディサイズは全長約5,286mm・全幅約2,022mm・全高約1,885〜1,974mmで、ランドクルーザー300(ZX:全長4,985mm×全幅1,980mm)を大きく上回るアメリカンサイズです。乗車定員はSR5とリミテッドが最大8人乗り(2列目ベンチシート)、プラチナム以上は7人乗り(2列目キャプテンシート)となっています。

パワートレインは全グレード共通でV6 3.5Lツインターボハイブリッド「i-FORCE MAX」を搭載。最高出力437hp・最大トルク583lb-ft(約790Nm)を発揮し、10速ATと組み合わせてパフォーマンスと効率を高水準で両立しています。最大牽引能力は約4,082〜4,320kgです。

項目 内容
グレード構成 SR5、リミテッド、プラチナム、TRDプロ(4WD専用)、キャップストーン
乗車定員 SR5・リミテッド:最大8人乗り/プラチナム以上:7人乗り
ボディサイズ(参考値) 全長約5,286mm × 全幅約2,022mm × 全高約1,885〜1,974mm
パワートレイン V6 3.5Lツインターボハイブリッド「i-FORCE MAX」(全車統一)
最高出力 437hp(約443ps)
最大トルク 583lb-ft(約790Nm)
トランスミッション 10速AT
最大牽引能力 約4,082〜4,320kg(グレードにより異なる)
安全装備 トヨタセーフティセンス2.5全車標準(自動ブレーキ、車線逸脱防止、エマージェンシーステアリングアシストなど)
インフォテインメント 14インチタッチスクリーン(SR5は8インチ)、Apple CarPlay・Android Autoワイヤレス対応

参考として、2代目セコイア(〜2021年モデル)に搭載されていたV8エンジンのスペックは以下のとおりです。

項目 内容(2代目・V8エンジン)
エンジン V8 5.7L(381hp/401lb-ft)
実燃費 約5〜7km/L
最大牽引力 7,400lbs(約3,356kg)

トヨタ セコイアのボディカラーバリエーション(2018年モデル参考)

以下は2代目セコイアの2018年モデルのカラーバリエーション8色です。3代目ではカラーラインナップが刷新されており、購入前には最新のカラー展開をご確認ください。

  • スーパーホワイトのセコイアSUPER WHITE(スーパーホワイト)
  • シルバースカイメタリックのセコイアSILVER SKY METALLIC(シルバースカイメタリック)
  • マグネティックグレーメタリックのセコイアMAGNETIC GRAY METALLIC(マグネティックグレーメタリック)
  • ミッドナイトブラックメタリックのセコイアMIDNIGHT BLACK METALLIC(ミッドナイトブラックメタリック)
  • シズリングクリムゾンマイカのセコイアSIZZLING CRIMSON MICA(シズリングクリムゾンマイカ)
  • ショアラインブルーパールのセコイアSHORELINE BLUE PEARL(ショアラインブルーパール)
  • トーステッドウォルナットパールのセコイアTOASTED WALNUT PEARL(トーステッドウォルナットパール)
  • ブリザードパールのセコイアBLIZZARD PEARL(ブリザードパール)

2018年モデルでは、前年の2017年モデルにあったBLACK・SANDY BEACH METALLIC・PYRITE MICAの3色に代わり、MIDNIGHT BLACK METALLIC・SHORELINE BLUE PEARL・TOASTED WALNUT PEARLの3色が新色として追加されました。

トヨタ セコイアのエクステリア・インテリア 広い室内と高級感ある仕上がりが魅力

大型ボディのセコイアセコイアはランドクルーザー200よりもボディが大きい(写真は2代目モデル)

セコイアは全幅2m超の大型ボディと押し出し感の強いフロントマスクが印象的な外観です。写真は2代目モデルで、2018年モデルではバンパーとグリルが一新されています。3代目では全体的にシャープなデザインに刷新され、最上級グレードのキャップストーンでは22インチクロームホイールやクロームアクセントが高級感をさらに高めています。

セコイアのヘッドライト大型LEDヘッドライトは3代目でもさらに高性能化。シーケンシャルウインカーも装備

3代目ではLEDヘッドライト(ロービーム・ハイビーム)にダイナミックシーケンシャルウインカーとデイタイムランニングライトが標準装備となっています。

セコイアのダッシュボード使いやすいシンプルな内装もセコイアの魅力(写真は2代目モデル)

2代目モデルのダッシュボードはシンプルで使いやすいレイアウトが特徴でした。3代目ではSR5以外の全グレードに14インチの大型タッチスクリーンを標準装備(SR5は8インチ)。スマートフォンのように画面をピンチイン・アウト操作でき、Apple CarPlay・Android Autoのワイヤレス接続にも対応しています。

セコイアのシートフルサイズSUVならではの開放的な室内空間(写真は2代目モデル)

3列シートで広々とした室内空間は3代目でも引き継がれ、プラチナム以上のグレードではリクライニング機構付きキャプテンシートを2列目に採用。3列目シートには「アジャスタブルカーゴシェルフシステム」が新設され、荷室の高さを3段階で変えられる利便性の高さも魅力です。

項目 内容
エクステリアの特徴 全長5,286mm・全幅2,022mm超の大型ボディ。存在感のあるフロントマスク
ライト類 LEDヘッドライト(ロービーム・ハイビーム)、シーケンシャルウインカー、DRL標準
インフォテインメント SR5以外:14インチタッチスクリーン、SR5:8インチ。CarPlay・Android Auto対応
2列目シート SR5・リミテッド:ベンチシート(8人乗り)/プラチナム以上:キャプテンシート(7人乗り)
3列目シート アジャスタブルカーゴシェルフシステム採用で高さ3段階調整可能
最上級グレードの特徴 キャップストーン:22インチクロームホイール、クロームアクセント、ダッシュボードLEDイルミネーション

トヨタ セコイアの維持費は1ナンバー登録で負担を軽減できる

トヨタ セコイアはエコカー減税の対象外です(3代目はハイブリッドですが、ハイブリッド補助金制度の対象は国内販売車に限られます)。並行輸入したセコイアを1ナンバー(普通貨物自動車)で登録した場合、自動車税は年16,000円と大幅に抑えられますが、3ナンバー登録の場合は88,000円となります。

1ナンバー登録のデメリットとしては、毎年車検が必要になる点(3ナンバーは2年ごと)、高速道路料金が大型扱いで割高になる点が挙げられます。大型ボディのため立体駐車場に入れないケースや、都市部での取り回しの難しさも実用上の課題です。燃費は2代目で約5〜7km/Lと悪いためガソリン代の負担が大きく、経済的な車とは言いにくい面もありますが、維持費全体の水準は他のフルサイズSUVとさほど変わりません。

項目 内容
自動車税(1ナンバー) 16,000円(普通貨物登録時)
自動車税(3ナンバー) 88,000円(エンジン排気量に応じて変動)
車検の頻度 1ナンバーは毎年(3ナンバーは2年ごと)
高速道路料金 1ナンバーは大型扱いで普通車より割高
燃費(2代目参考) 約5〜7km/L(ガソリン代の負担大)
駐車 全幅2m超のため立体駐車場・機械式駐車場は利用不可のケース多い
維持費の軽減策 1ナンバー登録でまず税金面の負担を抑えることが最も効果的

アメリカ生まれのトヨタ セコイアは最高峰のフルサイズSUV

セコイア

米国の調査では走行距離20万マイル(約32万km)以上を記録する個体の比率が高いことから、セコイアは耐久性の高さで高く評価されてきました。3代目ではプラットフォームを刷新し、全車ハイブリッド化によってパフォーマンスと環境性能を両立した新世代のフルサイズSUVへと進化しています。

日本では正規販売されていませんが、並行輸入専門店を通じた購入が可能で、国内にも一定のファンを持つモデルです。圧倒的な存在感と広大な室内空間、強力な牽引能力を求める方にとって、セコイアは唯一無二の選択肢となるでしょう。