アルトの歴代モデル

アルト歴代モデルを解説!各世代やワークスなどの派生車の歴史も振り返ってみよう

アルト歴代モデルの魅力を解説。スズキを代表する軽自動車シリーズの各世代の特徴や、搭載していたエンジン、燃費やボディサイズなどのスペック情報、ワークスやラパンなどの派生車の車歴も紹介します。

アルト歴代モデルを解説!各世代やワークスなどの派生車の歴史も振り返ってみよう

アルト歴代モデルの車歴や派生車のスペック情報も スズキの人気シリーズの変遷をチェックしてみよう!

スズキのロングセラーシリーズ「ALTO(アルト)」の歴代モデルや、ワークスなどの人気の派生車も含めて、各車の魅力を掘り下げていきます。

女性の社会進出が増えるにつれて、比例して増加した女性ドライバーを意識して開発を進めた「アルト」は、購入しやすい価格設定としながらも、車としての基本性能も追求し続ける姿勢が評価され、国内の軽自動車市場を活性化させただけではなくて、グローバル市場でも人気を得て、世界累計販売台数は1500万台を超える、スズキブランドを代表する車。

そんなアルトの歴代モデルの特徴や、各世代間の変遷をチェックしていきましょう!

アルト歴代車種のモデルチェンジ年表 低価格帯を維持しながらも予防安全性能やマイルドハイブリッドシステムを搭載してきた車歴の変遷を辿る

アルトは1979年に初代モデルが誕生してから40年を超える車歴の中で、およそ5年周期でフルモデルチェンジを実施して、消費者に求められる低価格帯を維持しながらも、各時代の車に求められる機能性を付与させて、進化を続けてきたスズキを代表する軽自動車です。

2014年12月に誕生した8代目アルトの後期モデルでは、デュアルセンサーブレーキサポート等の予防安全性能をパッケージングするSUZUKI Safety Support(スズキ セーフティ サポート)を搭載する車両を追加設定。

2021年12月にフルモデルチェンジが実施されて誕生した9代目アルトは、歴代シリーズでは初となるマイルドハイブリッドシステムを搭載させて、低燃費とエコな走りを実現させるHYBRIDモデルをラインナップさせました。

アルトは、今後もマイナーチェンジやフルモデルチェンジを実施して、低価格帯を維持しながらも、変化する車社会のニーズにマッチした新たな機能性を付与していくでしょう。

アルトのモデルチェンジ年表
年表 アルトの歴史
1979年5月 初代アルト(SS30V/40V)が誕生
1984年9月 フルモデルチェンジが実施され2代目アルト(CA71V/72V/CC71V/72V型)が誕生
1988年9月 フルモデルチェンジが実施され3代目アルトが誕生
1994年11月 フルモデルチェンジが実施され4代目アルトが誕生
1998年10月 フルモデルチェンジが実施され5代目アルト(HA12S/22S/23S型)が誕生
2004年9月 フルモデルチェンジが実施され6代目アルト(HA24S/24V型)が誕生
2009年12月 フルモデルチェンジが実施され7代目アルト(HA25S/25V/35S型)が誕生
2014年12月 フルモデルチェンジが実施され8代目アルト(HA36S型)が誕生
2021年12月 フルモデルチェンジが実施され9代目アルト(HA37S/97S型)が誕生

アルト歴代モデルの車歴とスペック情報 フルモデルチェンジ後の変更点や各世代の特別仕様車もピックアップ

初代モデルが1979年に誕生してから、半世紀近い車歴を積み重ねてきたスズキの人気シリーズ「アルト」。歴代モデルが誕生した経緯や、フルモデルチェンジ後の変更点やスペック情報等をたっぷりと紹介していきます。

1979年~ 軽商用として販売された初代「アルト」は徹底したコストダウン戦略や物品税が非課税というお得感も評価されてスズキの予想を超える大ヒットを記録したレジェンドカー

初代アルトのエクステリア初代アルトはスズキの乗用軽自動車であるフロンテの商用車タイプの姉妹車として誕生、低価格を実現させるためにリリースされ、当初は単一グレードのみを展開していた

1979年5月に誕生した初代「アルト(SS30V/40V型)」は、当時設けられていた物品税では軽乗用車には15%を超える税率が課されていたのに対し、ボンネットバンを含めた軽商用車であれば非課税であった制度上の恩恵を受けてようとして開発された、スズキの軽自動車規格の商用車。

4ナンバーの商用バンとしてリリースされた初代「アルト」は、機能性を最優先させたシンプルな2BOXスタイルの外観を採用し、標準装備はヒーターだけとして、ドアを開け閉めする際の鍵穴は運転席側のみに設置し、ゴム製のフロアマットを選択するなどの徹底的なコストカットを行った。

結果、当時の軽自動車の新車価格は60万円前後が中心価格帯であったのに対し、アルトの車両価格は全国統一で47万に設定するというリーズナブルな価格を実現。

初代「アルト」は、商用車としての基準をクリアさせる為に、後部座席は折り畳み式の小型タイプを用意していたが、メインターゲットと想定していた主婦層が行う日常的な運転では、買い物や子供の送迎がメインであるので、実質的には2人乗りであっても支障はなく、車両価格の安さに加え、物品税が非課税であった事も功を奏して、スズキの予想を超える大ヒットを記録した人気車となった。

初代アルトのグレード(MX)スペック
全長 3,195mm
全幅 1,395mm
全高 1,335mm
ホイールベース 2,150mm
車両重量 545Kg
エンジン T5B 水冷2サイクル直列3気筒
総排気量 539㏄
最高出力 28PS/5,500rpm
最大トルク 5.3Kg・m/3,000rpm
初代アルトは1982年にマイナーチェンジを実施して上級グレードのLタイプとGタイプを追加設定した

初代アルトは1982年にマイナーチェンジを実施し、上級グレードのLタイプとGタイプを追加設定、
エンジンは排ガス規制が厳格化される影響を受けて、2ストロークエンジンを搭載する車両を廃止して、全グレードに4サイクル3気筒550㏄エンジンを搭載させた。

初代アルトは、四輪駆動のパワートレインを採用する「スノーライナー」シリーズや、エアコン等の快適装備を充実させた特別仕様車である「マリアンヌ」も展開していた。

1984年~ 2代目アルトは一部モデルが日本の車では初めて運転席回転シートを設置した事で話題を集め、ターボ車を追加設定して男性ドライバーの購買欲も刺激した

2代目アルトのエクステリア2代目「アルト」は空気抗力を低減化できるボディ構造を実現させて、低価格帯ながらも上質感のある外観に仕上げた

1984年9月にフルモデルチェンジを実施して誕生した2代目「アルト(CA71V/72V/CC71V/72V型)」は、初代アルトがスズキの予想を超えるヒットを記録した事で開発計画がスタートした車両で、全モデルがF5Aストロークエンジンを搭載し、一部車両では日本の車では初めて運転席回転シートを設置して話題を集めた。

2代目「アルト」は、1985年には軽自動車としては初めて3気筒550㏄EPIインタークーラーターボエンジンを搭載させ、パワフルな走りを実現させた「アルトターボ」を追加設定させ、後輪サスペンションにITL方式を採用する車両や、タコメーターを標準装備するモデルも展開して、走りの質も求める男性ユーザーの購買欲を刺激した。

2代目「アルト」は、初代アルトの後期モデルが搭載していたF5A直列3気筒4ストロークエンジンを流用させ、トランスミッションでは、4速MTや2速ATを組み合わせ、ボディの軽量化も行う事で、当時のガソリンエンジンの商用車では、最高の低燃費を実現していた。

2代目「アルト」のスペック
グレード Lタイプ Sタイプ
全長 3,195mm
全幅 1,395mm
全高 1,400mm 1410mm
ホイールベース 2175mm
車両重量 550Kg 570Kg
エンジン F5A水冷4サイクル直列3気筒SOHC6バルブ
総排気量 543㏄
最高出力 31PS/6,000rpm
最大トルク 4.4Kg・m/3,500rpm
2代目「アルト」は1986年にマイナーチェンジを実施してスズキの軽自動車では初めてDOHCエンジンを搭載するモデルを新設定した

2代目アルトは1986年に男性ユーザーを意識したマイナーチェンジを実施して、リアサスペンション機構に、軽自動車としては初めてITL(アイソレーティッド・トレーリング・リンク)方式を採用させ。スズキの軽自動車では初となるDOHCエンジンを搭載させたツインカム12RSを追加設定させ、ターボ車の馬力を引き上げる等の改良が加えて走りの魅力を引き上げた。

同型アルトからは、カラードパンパーやフロントグリルのデザインによって更なる個性を与えた「麻美スペシャル」や、回転ドライバーシートを標準装備させた「ジュナ」などの特別仕様車が展開されていた。

1988年~ 3代目「アルト」は消費税の導入に合わせて5ナンバーを設定しワークスを独立車種とするなどの販売戦略が評価されて歴代シリーズの中では最も好調な売上を記録した

3代目アルトのエクステリア3代目「アルト」は直線と曲面を巧みに組み合わせるヨーロピアンテイストのお洒落な外観も魅力としていた

1988年9月にフルモデルチェンジを実施して誕生した3代目「アルト」は、ザ・バーソナル・ミニをメインテーマとして開発を実施して、軽ボンネットバンに分類される車両では最大クラスの広い室内空間を完備させて、走行中の風切り音を低減化させ、エアロダイナミズムを導入しエネルギー効率の良い走りを実現させるなど、車に求められる基本性能を引き上げた。

3代目「アルト」は、1989年に物品税が廃止され消費税を導入するという税制上の大転換が実施されるタイミングに合わせて、ボンネットバンタイプは減税措置を受けられなくなってしまうため、5ナンバー車を設定した。

3代目アルトは、1994年に生産終了となるまで、従来型で人気の高かったスポーティモデルの「ワークス」を独立車種とする、軽自動車規格の改定に合わせた改良モデルをリリースさせる、国産車では初となる両側スライドドアを搭載し、回転ドライバーシート装備させた派生車である「アルトスライドスリム」を展開させるといった販売戦略が功を奏して、歴代シリーズの中では最も売れた。

3代目「アルト」のスペック
グレード 5DOOR Pe 3DOORツインカムRI
全長 3,195mm
全幅 1,395mm
全高 1380mm 1385mm
ホイールベース 2,335mm
車両重量 580kg 590kg
エンジン F5B水冷4サイクル直列3気筒
SOHC6バルブ
F5B水冷4サイクル直列3気筒
DOHC12バルブ
総排気量 547㏄
最高出力 34PS/6,500rpm 46PS/7,500rpm
「アルトワークス」は男性ユーザーを意識して内外装をスポーティに仕上げ走りの魅力を引き上げたハイパフォーマンスモデル

初代アルトワークスのエクステリア初代アルトワークスはボンネットフードにエアスクープを設けるなど男性ユーザーを意識したスポーティなデザインを採用

1987年に誕生した初代「アルトワークス」は、3代目アルトをベース車として開発を行って、最上位グレードにあたるRS/Rでは、新開発のF5A型3気筒DOHC 12バルブインタークーラーターボエンジンを搭載させて、高出力化を実現させたハイパフォーマンスモデル。

初代「アルトワークス」は、男性ユーザーを強く意識して、ボンネットフードにはエアスクープを設置して、シートやドアトリムにはレッドカラーで大胆な差し色を入れて、スポーティな内外装に仕上げた。

軽自動車では最強の走行性能を誇っていた「アルトワークス」は、好調な売り上げを記録し続けて、2015年に誕生した5代目までの車歴を刻んだ。

初代アルトワークスのスペック
グレード RS-X RS-R RS-S
全長 3,195mm
全幅 1,395mm
全高 1,380mm 1,405mm 1,380mm
ホイールベース 2,175mm
車両重量 610Kg 650Kg 610Kg
エンジン F5A水冷4サイクル直列3気筒DOHC12バルブインタークーラーターボ
総排気量 543㏄
最高出力 64PS/7,500rpm
1990年誕生の3代目「アルト」改良モデルは軽自動車規格が改定されたのに合わせてボディサイズの大系化・総排気量をアップさせたエンジンを搭載させるなどの大刷新が実施された車両

3代目アルトのエクステリア1990年誕生の3代目「アルト」の改良モデルではエンジンのアップサイジングと全長の拡張が行われた

1990年誕生の3代目アルトの改良モデルは、1990年1月に軽自動車が満たすべき規格は、全長は3,200mmから3,300mm以下、総排気量は550㏄から660㏄以下へと改定されたのに合わせて、全長はバンパーを大型化させるなどして100mmサイズアップさせて、総排気量は657㏄のF6A水冷4サイクル直列3気筒エンジンを搭載するアップサイジングを行って対応した。

従来型よりも高出力化を可能とする新開発のエンジンを搭載する1990年誕生の改良モデルでは、走行性能が増した車体の制動力を引き上げるために、全モデルにディスクブレーキシステムを搭載させて、ラジアルタイヤを標準装備させていた。

3代目「アルト」のスペック
グレード L‘EPO-S・5ドア Perky
全長 3,295mm
全幅 1,395mm
全高 1,385mm
ホイールベース 2,335mm
車両重量 620Kg 610Kg
エンジン F6A水冷4サイクル直列3気筒
SOHC12バルブ
F6A水冷4サイクル直列3気筒
SOHC6バルブ
総排気量 657㏄
燃費(10モード) 19.0Km/L
最高出力 42PS/6,500rpm 36PS/6,000rpm
最大トルク 5.3Kg・m/4,000rpm 5.1Kg・m/3,500rpm

1994年~ 4代目「アルト」は当時の軽自動車では最大クラスの広い室内空間を確保して車内で過ごす際の快適性を引き上げた

4代目アルトのエクステリア4代目「アルト」は全体的に四角い箱型ボディを採用し当時としては軽自動車最大クラスのホイールベースを誇っていた

1994年11月にフルモデルチェンジを実施して誕生した4代目「アルト」は、従来型よりも基本性能を引き上げる事を目標に掲げ開発を実施し、当時の軽自動車では最高クラスのロングホイールベース化を実現させて、広い室内空間を完備させて、直進安定性を引き上げて乗り心地をアップさせた。

4代目「アルト」は、静粛性が優れるF6A型直列3気筒エンジンを搭載し、骨格を構成するパーツにも改良を加え、パーツに対する補強も行う事で、ねじり剛性を従来モデルより引き上げて、シートに着座した際の安定感をアップさせて、走行時の快適性を向上させた。

環境へ配慮して、リサイクル可能な素材も採用して開発を実施した同型アルトは、ボディバリエーションの見直しを実施して、セダンタイプの3ドア・5ドアバージョン、商用タイプのバン、スポーツタイプのワークスを展開し、パワーウィンドウ等を設置せずに車両価格を抑えた廉価版グレードも販売していた。

アルトワークスの上級グレードにあたる「RS/Z」は、軽自動車では初めてK6A型オールアルミ製DOHCターボエンジンを搭載し、車載コンピューターにフル制御システムであるSHICや、大型インタークーラー等を動力ユニットに組み込む事で、当時の軽自動車で最高峰走りを実現させて多くのドライバーを魅了した。

4代目「アルト」のスペック
グレード Lf Vs
全長 3,295mm
全幅 1,395mm
全高 1,400mm
ホイールベース 2,335mm
車両重量 650Kg 610Kg
エンジン F6A水冷4サイクル直列3気筒SOHC12バルブ F6A水冷4サイクル直列3気筒SOHC16バルブ
総排気量 657㏄
燃費(10・15モード) 21.5Km/L
最高出力 52PS/7,000rpm 40PS/5,500rpm
最大トルク 5.7Kg・m/4,500rpm 5.5Kg・m/3,500rpm
4代目「アルト」は1997年にマイナーチェンジを実施して人気グレードのワークスRではインタークーラーの大系化が実施された

4代目アルトは1997年にマイナーチェンジを実施し、フロントグリルやリアバックドアなどの外観のデザインパターンに変更を加え、男性ユーザーに人気モデルであるワークスRでは、インタークーラーを大系化させて、熱を持った空気の冷却効果が引き上げた。

同型アルトは、専用シートやパワードアロック&キーレスエントリーシステムを装備した「ワークス ターボie/sリミテッド」や、AM/FMカセットステレオや大型シートなどを標準装備させた「ビーム」などの特別仕様車を展開していた。

1998年~ 5代目「アルト」はボディサイズを見直して軽自動車新規格をクリアさせた軽自動車としては初めて国土交通省から低排出ガス車認定を受けた車両

5代目アルトのエクステリア5代目アルトは安全性の向上を目的として1998年10月に改正された軽自動車の新規格をクリアした

1998年にフルモデルチェンジが実施されて誕生した5代目「アルト(HA12S/22S/23S型)」は、同年10月に安全性の向上を主目的として、ボディサイズの見直し等が行われた軽自動車新規格をクリアさせるために、スズキが小型乗用車を製造する過程で培ってきた技術を流用して開発が行われた車両。

新規格移行に合わせた造られた5代目アルトの寸法は、従来モデルよりも全長100mm・全幅80mm・全高50mmのサイズアップを実施。同型アルトでは、廉価版グレードを除いて、運転席エアバックだけではなくて、助手席エアバッグを装備させて、衝撃吸収ボディ構造の完成度を高めて、安全性の強化を行った。

従来モデルよりも車体のサイズアップが行われたものの最小回転半径は4.2mと、小回りの良いフットワークの軽い走りは持続化させた5代目アルトは、オートエアコンを設定させて、快適性を引き上げる上級グレードを展開していた。

5代目「アルト」は2002年にマイナーチェンジを実施して、エンジンはオールアルミ製のK
6A型DOHCエンジンへと刷新させて、ターボチャージャー搭載車を廃止させる改良を加えた事が評価され、国土交通省から軽自動車としては初めて優低排出ガス車認定を受けた。

5代目アルトのスペック
グレード エポP2・2WD・MT・5ドア Vs
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,450mm
ホイールベース 2,360mm
車両重量 670Kg 610Kg
エンジン K6A水冷4サイクル直列3気筒
DOHC12バルブ
F6A水冷4サイクル直列3気筒SOHC6バルブ
総排気量 658㏄ 657㏄
燃費(10.15モード) 24.0Km/L 20.5Km/L
最高出力 55PS/6,500rpm 42PS/5,500rpm
最大トルク 6.2Kg・m/4,000rpm 5.6/3,500rpm
5代目アルトはスズキの創立80周年を記念した特別仕様車や訪問介護車を展開していた

スズキは2000年に、5代目アルトをベース車として、創立80周年を記念して開発を行った快適装備を充実させた「Lx」などの特別仕様車や、訪問介護に従事する方が仕事しやすいように配慮して設計された2シータタイプの訪問介護車をリリースした。

5代目アルトは、2002年にマイナーチェンジを実施して、一部グレードと新機種である3ドア・バンに可変バルブ機構を搭載させた効果が認められて、低排出ガス認定を受けた。

2004年~ 6代目「アルト」は地方に暮らす子育て中の女性達が利用する生活の足として活躍していた

6代目アルトのエクステリア6代目「アルト」は交通網が発達していない地域では生活の足として活躍させるために、軽自動車に求められる基本性能を追求した

気軽に使えて親近感のわくクルマを目指して、2004年9月にフルモデルチェンジを実施して誕生した6代目「アルト(HA24S/24V)」は、女性ユーザーを強く意識して開発された車両で、先代モデルでラインナップされていた3ドア車や2シーター、エアコンとパワステは未搭載であった車両は廃止させて、ボディタイプは5ドア仕様のみとした。

6代目「アルト」は、円と直線を立体造形のテーマとして掲げ、フェンダーアーチモール等のパーツに個性を与え、前モデル(5代目)よりも、室内長は140mm・室内幅は40mm・室内高は30mmを拡充させて、乗り降りしやすいシート高を採用して、車内での過ごしやすさを実現させた。

都会ほどには交通網が発達していない地域での生活の足として利用を想定し、軽自動車に求められる機能性を追求した同型アルトは、リヤシートは倒さずともA型ベビーカーを積載できる荷室スペースを確保して、子育て中の女性ドライバーのニーズを掘り起こしたが、アルトワークスが展開されていなかった影響もあり、歴代アルトと比較するとセールス面では振るわなかった。

6代目「アルト」のスペック
グレード E・FF・AT X・2WD・AT
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,500mm
ホイールベース 2,360mm
車両重量 730Kg 760Kg
エンジン K6A水冷直列3気筒DOHC12バルブ
総排気量 658㏄
燃費(10・15モード) 20.5Km/L 21.5Km/L
最高出力 40kW/6,500rpm
最大トルク 61N・m/4,000rpm
6代目「アルト」は誕生30周年記念車などの特別仕様車をラインナップさせていた

6代目「アルト」は、2006年にマイナーチェンジを実施して、グレード「E」と「X」では、フロントグリルの形状等に改良を加え、シート表皮はお洒落で上質感のあるブラウン系統を採用。

同型アルトでは、アルミホイールや電動格納式ドアミラーを装備させて高級感を与える「Gスペシャル」、ボディカラーと同色の内装パーツを採用してお洒落に仕上げる「E2」、バッグドアに記念デカールを設置するなどしてプレミア感を付与する、誕生30周年記念車などの特別仕様車をラインナップしていた。

2009年~ 7代目アルトは上級モデルにシリーズでは初となるキーレスエントリープッシュスタート機能を装備させるなどして防犯性を強化した

7代目アルトのエクステリア燃費改善に取り組んだ7代目「アルト」は全車が環境対応車普及促進税制の適合した

2009年12月にフルモデルチェンジを実施して誕生した7代目『アルト(HA25S/25V/35S型)』は、「省資源・低燃費で気軽に使え、世代を超えて愛される軽自動車」をコンセプトに掲げて開発された車両。

同型アルトは、インテークマニホールドの形状を変更する事で、吸排気効率をアップさせて、車体の軽量化とエアロダイナミズムを導入させる効果によって、低燃費化を実現させた姿勢が評価されて、全車がエコカー減税(環境対応車普及促進税制)の適合車として認定された。

ヘッドランプは紡錘形を採用しながらも、全体的には丸型のシルエットで柔らかい印象を与えている7代目「アルト」は、前後に配置させるサスペンションの減衰力を従来モデルよりも引き上げて、防音効果もアップさせる事で、乗り心地の良さを向上させた。

同型アルトは、シリーズでは初となるキーレスエントリープッシュスタートシステムを導入し、イモビライザーを装備させて防犯性を高めた上級グレードを展開させていた事でも話題を集めた。

7代目「アルト」は、2012年にマイナーチェンジを実施して、燃費の良い運転をドライバーに誘発させる為に、エコドライブインジケータを採用し、ISOFIX対応のチャイルドシート固定用アンカーを全機種に装備させて、子育て世代のニーズに応えた。

7代目「アルト」のスペック
グレード F・FF X・FF
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,535mm
ホイールベース 2,400mm
車両重量 740Kg 760Kg
エンジン K6A水冷4サイクル直列3気筒 DOHC 12バルブ VVT
総排気量 658cc
燃費 22.6Km/L(JC08モード) 24.5Km/L(10・15モード)
最高出力 40kW/6,500rpm
最大トルク 63N・m/3,500rpm
2011年には7代目アルトに低燃費の追求を目指して開発された派生車「アルトエコ」がリリースされた

アルトエコのエクステリア7代目アルトの派生車である「アルトエコ」は各パーツの軽量化、軽自動車としては初めて省電力燃料ポンプシステムを採用して低燃費を実現させた

スズキは2011年11月に7代目アルトをベース車として、時速9Km以下ではエンジンを自動的に停止させるアイドリングストップや、減速時のエネルギーを有効活用するエネチャージシステムを導入し、リアコンビランプ等のパーツをLED化させる相乗効果によって、JC08モードにおいては30.2Km/L
もの低燃費をクリアした新機種である「アルト エコ」をラインナップさせた。

2014年~ 8代目アルトは新プラットフォームHEARTECTを採用して総合性能を高めた事が評価され2015-2016日本カー・オブ・ザ・イヤーを獲得した

8代目アルトのエクステリア8代目「アルト」は2015-2016日本カー・オブ・ザ・イヤーを獲得するなど軽自動車としての総合性能の高さが評価された

2014年12月にフルモデルチェンジが実施されて誕生した8代目「アルト(HA36S)」は、スズキが新開発したプラットフォームでHEARTECT(ハーテクト)を採用し、徹底的な無駄を省いて7代目よりも60Kgもの軽量化を実現化させた。

外観は先代モデルの7代目が丸みを随所に与えて柔らかい印象を与えるデザインを採用していたのに対して、8代目は直線の割合を多くして、シンプルかつスタイリッシュな印象度合いを強め、全高は従来モデルよりも50mmほど低く設定し、軽自動車市場で台頭する軽ハイトワゴンとの差別化を図った。

8代目「アルト」はトランスミッションでは、シフト操作を自動化させられる電動油圧式アクチュエータをユニットに組み込んだ5速AGS(オートギヤシフト)車をスズキの軽自動車としては初採用。

エンジンはF06A型へと刷新して、圧縮比の改善を実施、吸排気系ユニットを新設計させて、低速・中速域においての動力性能を向上させるなど、パワートレインを高効率化させる効果で、当時としてはガソリン車ではトップの低燃費を実現(JC08モードでは37.0Km/L)。

新プラットフォームを採用する効果で、室内長では従来モデルよりも150mm延長させて4人が乗っても居心地の良い空間を確保した8代目「アルト」は、走行性能の高さが評価され、2015-2016 日本カー・オブ・ザ・イヤーのスモールモビリティ部門賞を与えられた。

8代目「アルト」のスペック
グレード F・FF L・FF
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,475mm
ホイールベース 2,460mm
車両重量 620Kg 650Kg
エンジン R06A水冷4サイクル直列3気筒DOHC12バルブ吸排気VVT
総排気量 658㏄
最高出力 38kW/6,500rpm
最大トルク 63N・m/4,000rpm
燃費(JC08モード) 29.6Km/L 37.0Km/L
8代目「アルト」ではアルトワークスを5代目モデル以来15年振りに復活させた

8代目「アルト(HA36S)」では、2015年3月に、専用チューニングを行って、専用フロントシートを採用し、ターボエンジンを搭載させたホットハッチモデルの『アルトターボRS』がラインナップに加えられた。

同年12月には、専用開発のショートストロークを得意とする5速MTや、専用チューニングを施した5速オートギヤシフトを搭載させて運転時の臨場感を引き上げる、スポーティグレードの「アルトワークス」を5代目モデル以来、約15年振りに復活させた。

8代目アルトは2018年に実施したマイナーチェンジのタイミングで予防安全技術である「スズキ セーフティサポート」を搭載した上級モデルをラインナップさせた

8代目「アルト」は、衝突時に衝撃力を吸収できるフレームを車体構造に取り入れて、車両走行安定補助システム(ESP)を搭載させて、旋回時の横滑りを防ぐ等の走行サポートシステムが評価させて、2014年度の予防安全性能評価で先進安全車として第三者機関によって認定された車両であった。

同型アルトは2018年に実施したマイナーチェンジを実施のタイミングで、車載カメラ等を搭載させる事で、前方の車両や歩行者の検知も可能とする衝突被害軽減ブレーキであるデュアルセンサーブレーキサポートや、車線逸脱警報等の予防安全技術であるスズキセーフティ サポートを標準装備させる上級グレードをラインナップさせた。

2021年~ 9代目「アルト」は歴代モデルでは初めてマイルドハイブリッドシステムを搭載して軽自動車ではトップレベルの低燃費を実現させ、スマホアプリと連携性を強めて機能性を充実させた

9代目アルトのエクステリア9代目「アルト」はソフトベージュメタリックなど各世代が親しみやすいボディカラーを数多く展開している

2021年にフルモデルチェンジで実施された誕生した9代目「アルト(HA37S/97S型)」は、スポーティモデルのワークスを廃止して、商用モデルのバンタイプもラインナップから外し、シリーズ初となるマイルドハイブリッドシステムを搭載させるHYBRIDモデルと、アイドリングストップシステム等を導入して低燃費を実現させているガソリン車へとグレードを集約化した。

9代目アルトは、各世代が親しみを持ちやすく、愛着が湧きやすく気軽に乗れる車を目指して、ルーフやリヤ部も含めて全体的に丸みを持たせたボディフォルムを採用し、設置するLEDヘッドランプと親和性を持たせた、メッキフロントパンパーガーニッシュを組み合わせる効果でお洒落な雰囲気も与えている。

9代目アルトのインテリア9代目「アルト」はドアトリムとシート表皮などには男性受けも良いネイビーカラーを採用している

9代目「アルト」は、Aピラーをスリム化させて、ガラスエリアを拡充化させて左右の状況確認しやすくし、6エアバックを全車に標準装備させ、スズキ セーフティサポートは8代目に搭載されていたタイプよりもバージョンアップされたシステムが搭載させるなど安全性の高さも魅力的な車両。

同型アルトでは、インパネとドアトリム、シート表皮には、男性受けも良いスタイリッシュなネイビーカラーを採用し、落ち着きのある室内空間を完成させている。

運転席と助手席側には、ドリンクホルダーを設置し、スマホも収納できるインパネセンターポケットなど、乗員が座っているシートから手の届く範囲で楽に収納できるスペースを設けているのも同車の特徴。

9代目アルトのディスプレイオーディオ9代目「アルト」で選択可能な7インチディスプレイオーディオではスマホアプリとの連携性を備えた地図アプリの映像も表示できる

スズキの国内市場で展開されている車では初めて、7インチディスプレイオーディオ機器を設置している9代目「アルト」のグレードでは、車載カメラが撮影した映像を確認できるだけではなくて、スマホアプリと連動する地図情報や、Bluetooth接続による音楽再生や、ハンズフリー通話も可能としている。

9代目「アルト」のスペック
グレード HYBRID S・2WD A・2WD
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,525mm
ホイールベース 2,460mm
車両重量 700kg 680kg
エンジン R06D型水冷4サイクル直列3気筒DOHC12バルブ吸排気VVT R06D型水冷4サイクル直列3気筒DOHC12バルブ吸排気VVT
総排気量 657㏄ 658㏄
燃費(WLTCモード) 27.7km/L 25.2Km/L
最高出力 36kW/6,500rpm 34kW/6,500rpm
価格 1,218,800円~ 1,064,800円~
9代目アルトは全方位モニター付ディスプレイオーディオ装着車を展開する安全性を高水準化している軽自動車でもある

9代目アルトのデュアルカメラブレーキサポートシステム9代目「アルト」に搭載されるデュアルカメラブレーキサポートシステムは夜間時の歩行者であっても検知可能

9代目「アルト(HA37S/97S型)」のHYBRIDモデルは、日常的なドライブシーンのあらゆる速度域において軽快な走りを実現させるR06D型エンジンに、回生エネルギーを効率的に電気エネルギーへと変換させるISG(モーター機能付発電機)と、専用のリチウムイオンバッテリーシステムを主要ユニットとするスズキ独自のマイルドハイブリッドシステムを搭載させる事で、軽自動車ではトップレベルの低燃費を実現させています。

同型アルトの全方位モニター用カメラ搭載車では、車体の前後左右に計4つのカメラを設置することで、見晴らしが悪い住宅街を走行する際に、左右方向から接近してきた歩行者も検知して、モニター上で知らせてくれる等の先進の安全装備を導入しています。

40年を超える車歴の中でアルトが誕生させてきた派生車もピックアップして特徴紹介

1979年に初代モデルが誕生したアルトは、40年を超える車歴の中で「アルトウォークスルーバン」などの数々の派生車を誕生させてきました。個性的な外観を採用しているケースが多いアルトの派生車の特徴を紹介していきます。

1987年~ 「アルトウォークスルーバン」は車内での作業や移動のしやすさを考慮して車高を高く設定して低フロア設計を採用しているアルトの派生車

アルトウォークスルーバンのエクステリア「アルトウォークスルーバン」は荷物の積み下ろしをスムーズ化させて、車内での作業のしやすくするために車高を高く設定して開発されたアルトの派生車

1987年にアルトの派生車としてリリースされた「アルトウォークスルーバン」は、郵便配達や宅急便等の集配業務での利用を意識して開発された商用車で、車から降りずとも、運転席から荷室へとスムーズに移動しやすく、車内での作業をしやすいようにルーフの位置を高くし、低床フロア設定を採用して、室内長に余裕を持たせているのが特徴的。

箱型キャビン構造を採用している同車は、スライド方式のワイドタイプの乗降ドアを採用して、個性と利便性を追求していました。

アルトウォークスルーバンのスペック
全長 3,190mm
全幅 1,395mm
全高 1,940mm
ホイールベース 2,175mm
車両重量 660Kg
エンジン F5A水冷4サイクル直列3気筒SOHC 6バルブ
総排気量 543㏄
最高出力 30PS/6,000rpm

1987年~ 「アルトスライドスリム」は両側スライドドアに回転ドライバーシートを組み合わせるレア度の高い車なので中古車市場で根強い人気を保っている

アルトスライドスリムのエクステリア「アルトスライドスリム」は今の車でも珍しい回転ドライバーシートを装備している乗り降りがしやすさを考慮して開発されたアルトの派生車

1988年にアルトの派生車として誕生した「アルトスライドスリム」は、時代性を感じさせないお洒落な外観が魅力的で、スペースが制限された場所においての乗り降りを楽にしてくれる両側スライドドアを搭載し、軽自動車としては画期的な回転ドライバーズシートを装備。

希少性の高さも加味して「アルトスライドスリム」は、状態が良い車両であれば中古車市場で150万円を超える高値で取引されているケースもあるレア度の高い車です。

アルトスリムのスペック
全長 3,195mm
全幅 1,395mm
全高 1,385mm
ホイールベース 2,335mm
車両重量 610kg
エンジン F5B 水冷4サイクル直列3気筒SOHC12バルブ
総排気量 547㏄
最高出力 42PS/7,500rpm

1991年~ 「アルトハッスル」は日本の車では数少ないフルゴネットスタイルで荷物の運搬力も優れているアルトの派生車

アルトハッスルのエクステリア「アルトハッスル」は日本の車では数少ないフルゴネットスタイルのボディ構造を採用していた車

1991年にリリースされた「アルトハッスル」は、車体後部を箱型の立体造形として、荷物の積載能力を引き上げる、欧州市場の小型タイプの運搬車で当時流行っていた、フルゴネットスタイルを採用したアルトの派生車。

ヨーロピアンテイストの斬新かつお洒落なデザインを魅力としている「アルトハッスル」は、エアコンやパワーウィンドウ、ステレオといった快適装備を充実させて、車内で過ごす際の居心地の良さを引き上げて、釣りなどの趣味でも多用途に乗りこなせる乗用タイプも展開していた。

アルトハッスルグレード Leのスペック
全長 3,295mm
全幅 1,395mm
全高 1,660mm
ホイールベース 2,335mm
車両重量 670Kg
エンジン F6A 水冷4サイクル直列3気筒SOHC12バルブ
総排気量 657㏄
最高出力 55PS/7,500rpm

1997年~ 商用モデルとして展開されていた「アルト電気自動車」は動力用電池を床下へと収納させる構造を採用する事で4名が乗車できるスペースを確保した

アルト電気自動車のエクステリアアルトは商用モデルの電気自動車を派生車としても誕生させていた

スズキは、アルトをベース車とする商用モデルの電気自動車(EV)を1992年12月にリリース。その改良モデルとして1997年に誕生したアルトベースのEVは、動力用電池を車体後部ではなく、床下に収納させる構造を採用する事で、室内空間を拡げて、従来モデルでは2名であった乗車定員を4名へと増やした。

1997年モデルの「アルト電気自動車」は、軽量さと高効率さを魅力とするMEV25K DCブラシレスモーターに、モーター制御を緻密化させるIGBTインバーターをパワーユニットとして組み合わせる効果で、走行性能や電力消費量(wh/km)を、従来モデルよりも大きく引き上げた。

アルト電気自動車(V‐HC11V)のスペック
全長 3,295mm
全幅 1,395mm
全高 1,400mm
ホイールベース 2,335mm
車両重量 845Kg
モーター型式 MEV25K DCブラシレスモーター(永久磁石式同期型電動機)
電圧 120V
定格出力 15kW
充電器 2段定電流自動充電

1999年~ 「アルトC(クラシック)」は光沢感で魅せる専用フロントグリルを採用しSRSエアバックを装備させて安全性を強化していたアルトの派生車種

アルトCのエクステリアアルトC(クラシック)はベース車に大胆な加飾を施してレトロな印象を付与させている

1999年に誕生した「アルトC(クラシック)」は、光沢感が抜群に映えるメッキ調の専用フロントグリルに、デザインの親和性の高いパンバーを配置させ、ホイールキャップやドアノブなどの内外装各部にメッキ加飾を施して、クラッシックカーのようにドレッシーに仕上げて存在感をアップさせているアルトの派生車。

パイクカーのような先鋭的な雰囲気も漂わせている「アルトC(クラシック)」は、運転席と助手席にSRSエアバッグを装備させて安全性の高さも高水準化させていた。

アルトC(クラシック)のスペック
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,440mm
ホイールベース 2,360mm
車両重量 750Kg
エンジン F6A水冷直列3気筒SOHC 6バルブインタークーラーターボ
総排気量 657㏄
最高出力 44kW(60PS)/6,000rpm

2002年~ アルトの派生車として誕生した「Lapin(ラパン)」は若い女性ドライバーの購買欲を刺激するデザインを採用した戦略が功を奏してスズキの人気車種へと成長した

アルトラパンのエクステリア3代目「ラパン(HE33S型)」はテラコッタピンクメタリックなど若い女性を意識したボディカラーを数多く展開

2002年に初代モデル(HE21S型)がリリースされた「アルトラパン」は、アルトユーザーに高齢ドライバーや男性層の割合が増えて、メインユーザーとして据えていた若い女性ドライバーが減少傾向であった流れを受けて、アルトをベース車として開発された、ゆるさ・可愛さを意識したデザインを内外装に大胆に取り入れた車両。

あざとくはないナチュラルな可愛さを目指して開発された3代目「ラパン(HE33S)」は、2022年6月にマイナーチェンジを実施して、インパネ部にType-AあるいはType-C規格に対応するUSB電源ソケットを設置し、メーカーオプションで設定可能な全方位モニター用カメラに、左右の状況を確認できるサポート機能などを追加設定した。

3代目 ラパン X 2WD・CVTのスペック
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,525mm
ホイールベース 2,460mm
車両重量 680Kg
エンジン R06A型水冷4サイクル直列3気筒
総排気量 658㏄
最高出力 38KW(52PS)/ 6,500rpm
燃費 26.2Km/L(WLTCモード)
車両価格 1,573,000円~

時代に合わせて新機能を追加してきたアルトに今度にEVモデルが展開されるのかについて注目していきたい

日本の自動車市場の中で4割のシェアを占めているのが軽自動車。軽自動車市場では車高の高い軽ハイトワゴンが人気を集めてはいるが、低価格路線を維持し蓄積されたブランド力を誇るアルトは、新車市場でも中古車市場でも根強い人気を保ち続けている。

アルトはライバル車である、ダイハツのミラシリーズを意識して、先進の予防安全技術を搭載する車両や、マイルドハイブリッドシステムを搭載して低燃費を実現させるモデルも展開してきたが、今度は、EV市場で存在感を発揮している日産サクラを意識して、EVモデルを展開されるのかについても注目が集まっています。