ルノー・メガーヌR.S.に「トロフィーR」が登場!500台限定で2020年に発売予定
2019年7月5日、フランスのルノーは新型「ルノー・メガーヌR.S.(ルノースポール)トロフィーR」を2020年に発売することを公表しました。2020年1月10日からは東京オートサロン2020への出展も決定しています。
トロフィーRは日本には導入されていないメガーヌR.S.トロフィーのハイチューンモデルです。2019年4月5日のニュルブルクリンク・ノルドシュライフェでのタイムアタックでは、20.600kmのコースでは7分40秒100、20.832kmのコースでは7分45秒389という記録を打ち出しています。
メガーヌルノー・スポール トロフィー Rが大阪オートメッセ2020に出展
2020年2月14日から16日まで行われる「大阪オートメッセ2020」に、新型メガーヌR.S. TROPHY-Rが出展されることが明らかとなりました。新型メガーヌR.S. TROPHY-Rが関西で展示されるのは初めてです。
新型メガーヌR.S. TROPHY-Rは世界限定500台、日本では51台のみ販売。2019年11月の鈴鹿サーキットでのタイムアタックでは、ラップタイム2分25秒454という数字を打ち出しています。
メガーヌR.S. TROPHY-Rの国内での購入申し込み受付を開始
ニュルブルクリンク北コース最速というハイパフォーマンスを誇るメガーヌR.S. トロフィーRの購入申し込み受付が、2020年1月10日より開始となりました。日本割当ては47台で、ルノー・ジャポンHP内専用申込ページから申し込みが可能。クレジット決済での申込金15万円が必要です。規定台数に達し次第受付終了となります。
日本割り当て4台のメガーヌR.S.トロフィーR カーボン・セラミックパックについても同様で、専用申し込みページからの申し込みと申込金15万円が必要となります。申し込み受付期間は2020年1月10日から1月19日まで。規定台数を上回った際には抽選を行い、2020年1月22日以降に抽選結果が発表されます。
フランスでルノー メガーヌ R.S. トロフィーRの新型モデルの受注スタート!
2019年11月12日、ルノーはフランスで新型ルノーメガーヌR.S.トロフィーRの予約受注をスタートさせました。2019年内に世界限定500台を発売し、フランスでのベース価格は約670万円となります。
メガーヌR.S.トロフィーをベースとし、さらなる高性能サーキットモデルへと進化させたメガーヌR.S.トロフィーR。ブレンボのブレーキやぶり字ストンのタイヤ、サベルトのシート、アクラポヴィッチの排気システム、オーリンズのサスペンションなど、様々な大手企業と提携し、ルノースポールが開発を手がけました。
ルノーメガーヌR.S.トロフィーRに搭載される専用チューニングを施した直噴1.8L直列4気筒ガソリンターボエンジンは、最大出力300hp/6000rpm、最大トルク40.8kgm/3200rpmを発揮。トランスミッションは6速MTで、最高速は262km/h、0~100km/h加速は5.4秒に到達します。
4輪操舵システム「4コントロール」を採用してコーナリング性能を高めるほか、ラリーテクノロジー「4HCC」ではハイレベルなロードホールディングを実現するなど、足回りについても強化されています。
エクステリアでは新開発のボンネットを採用し、従来モデルよりも空力性能を大幅に向上。カーボンファイバー製のリアディフューザー、鮮烈なレッドカラーのエアロブレードなどを装着します。
ルノーメガーヌ「R.S.トロフィーR」のプロトタイプがスクープ!
この度、カモフラージュされたメガーヌR.S.トロフィーRのプロトタイプが初めてカメラに捉えられました。ワールドプレミアは2020年3月に開催されるジュネーブモーターショ―が有力です。
今回スパイショットされた個体は、前後一部にテープによるカモフラージュが施されており、現時点ではエクステリアの変更は軽微なものであることが確認されています。
ただし、あくまで開発途中のプロトタイプのため、これから車両設計が変更となる場合もあります。ホイールについては新デザインが採用される模様です。
ルノー新型メガーヌR.S.トロフィーが2019年10月31日より発売!
FF 車最速「メガーヌ R.S.」のDNAを継承する新型メガーヌR.S.トロフィーが、2019年10月31日から発売されます。
EDCの価格は4,990,000円から、MTは4,890,000円から。車体色には「ジョンシリウスM(+160,000円)」「ブランナクレM(+22,000円)」「グリチタニアムM」の3カラーがラインナップします。パワートレインは1.8リッター直噴ターボエンジンで、最大出力は300ps、最大トルクは400~420Nmとなります。
メガーヌ R.S. トロフィーの大径ローターは軽量化と冷却性アップに成功。ブレンボ製の4ピストンモノブロックレッドキャリパーが目をひきます。
リヤにはスポーティーなアクティブバルブ付スポーツエキゾーストが搭載されています。
新型メガーヌ R.S. トロフィーのインテリアは、レッドのアクセントを利かせたブラックカラー。ナッパレザーやアルカンターラなどの上質な素材を採用し、フロントシートにはレカロ製のバケットシートを用意します。
ルノー・メガーヌR.S.トロフィーRはトロフィーから最大130kgもの軽量化を実現
新型ルノー・メガーヌR.S.トロフィーRは後部座席を撤去し、チタンエキゾーストシステムやカーボン複合材ボンネットを採用するなどの工夫により最大130kgもの軽量化に成功。さらに、空力性能を強化したエクステリアによってトロフィーの2倍のダウンフォースを発生させます。
その他、オーリンズ製ダンパーやブレンボ製バイマテリアルブレーキ、タイヤには専用のブリヂストン・ポテンザS007タイヤを装着。オプションではカーボンセラミックブレーキが装備可能です。
車両価格は日本円で約6,655,000円となっています。日本・フランス・ドイツ・スイス・イギリスなどの国々で限定500台がデリバリーされる予定です。
エンジン | 1.8リッター直4直噴ターボエンジン「MR18」 |
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最高出力 | 300ps/6000rpm |
最大トルク | 400Nm/3200rpm |
価格 | 約6,655,000円(1ユーロ121円の場合) |
メガーヌRSトロフィーは既に完売、最後の限定モデルにファイナルエディションが発売
2012年7月に発売したRSトロフィーは、限定90台のベースモデル、限定60台ずつ販売されたトロフィーS、トロフィーRともに完売し、最後の限定モデルとして「メガーヌRS 273 ファイナルエディション」を2017年4月に限定200台で販売を開始しました。
3代目メガーヌに273PSの2.0Lターボエンジンを搭載し、ブレンボ製ブレーキ、LSDなどを搭載したメガーヌRSトロフィーや、メガーヌRS273ファイナルエディションは、どのような車なのか?エクステリアや搭載エンジン、搭載装備、発売日や価格帯などを紹介します。
メガーヌRSトロフィーのスペックまとめ
メガーヌRSトロフィーRは、2014年6月にニュルブルクリンク北コースで当時FF車最速の7分54秒36をマークしました。そのスペックそのままに市販車モデルとして発売した「メガーヌRSトロフィー」「メガーヌRSトロフィーS」「メガーヌRSトロフィーR」が販売されていました。
ベースモデルは限定90台、S・Rモデルはそれぞれ60台の限定発売で、残念ながら3モデルとも完売しましたが、中古車市場に出回っている可能性もあります。
RSトロフィー | 4,260,000円 |
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RSトロフィーS | 4,770,000円 |
RSトロフィーR | 4,990,000円 |
RSトロフィーと、RSトロフィーSはリアシートが設置された5人乗りで、トロフィーRはリアシートが無く補強パーツが設置され2人乗りになっています。
メガーヌRSトロフィーSとRには、スピードライン製の19インチアルミホイールにミシュランパイロットスポーツカップ2(235/35R19)が装着されているのでサーキット走行向け、ベースモデルのRSトロフィーでは、18インチのホイールとタイヤ(235/40R18)が装備されていて街乗り向けに設定しているものと考えられます。
ボディサイズは、全長4,320mm、全幅1,850mm、全高1,435mm、ホイールベース2,640mmで、ホンダのシビックタイプRに近いイメージです。ブレーキには3モデルともブレンボ製のディスクブレーキが装備されています。
全長 | 4,320mm |
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全幅 | 1,850mm |
全高 | 1,435mm |
ホイールベース | 2,640mm |
搭載エンジンは2.0Lターボエンジンを搭載していて、3モデルとも共通です。最高出力は273PS、最大トルクは360Nmを発揮し、駆動方式はFFです。
型式 | F4R |
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種類 | 直列4気筒ターボ |
排気量 | 1,998cc |
最高出力 | 273PS/5,500rpm |
最大トルク | 360Nm/3,000~5,000rpm |
インテリアには、レザーとアルカンターラのコンビシートが使われていて、シートにはレカロが採用されています。ステアリング、シフトブーツ、サイドブレーキハンドルにもアルカンターラが使われていて、とてもレーシーな雰囲気を纏っています。
メガーヌRS273ファイナルエディションのエクステリア
メガーヌRS273ファイナルエディションは特別仕様車になっていて、メガーヌRS273をベースとして「シルバーサイドデカール」、「シリアルナンバープレート」が特別装備されます。
ボディカラーは全4色設定されていて、特別塗装色のジョン・シリウスMは156,600円高、ブラン・ナクレMは21,600円高になります。
ヘッドライトにはハロゲンタイプが使われていて、LEDポジションランプ、リアフォグランプが搭載されています。ドアミラーはブラックで寒冷地に嬉しいヒーターが備わっていて、ドアノブはボディカラーがイエローのジョン・シリウスMではブラック、イエロー以外ではボディカラーと同色になります。
メガーヌRS273ファイナルエディションのインテリア
メガーヌRS273ファイナルエディションのインテリアは、RSトロフィーと同様にレカロシートを装備していますが、素材は「レザー調とファブリックのコンビシート」か「レザー」の2種類が用意されています。リアシートは6:4に分割して倒すことができ、「ファブリック素材」と「レザー素材」が用意されていて、レザーリアシートにはセンターアームレストも装備されます。
メガーヌRS273ファイナルエディションの搭載エンジン
メガーヌRS273には、RSトロフィーと同様の2.0Lターボエンジンが搭載されていて、最高出力は273PS、最大トルクは360Nmを発揮します。サスペンションには、ダブルアクスルストラットが装備されていて、マクファーソン式に強化ロワアーム、アンチロールバーと専用のアクスルが搭載されています。
トランスミッションは6速マニュアルのみの設定で、駆動方式はFFの燃料はハイオクを使用します。ホイールサイズは18インチで、前後ともに235/40ZR18のタイヤが標準設定です。
メガーヌRS273ファイナルエディションの発売日は2017年4月6日・価格帯399万円から
メガーヌRS273ファイナルエディションの発売日は2017年4月6日で、限定200台の販売台数になっています。欧州では4代目メガーヌにモデルチェンジしているので、3代目メガーヌRS273が販売されるのは、本当にファイナルエディションで最後になりました。
価格帯は399万円からになっていて、特別塗装色の「ブラン・ナクレM」を選ぶと21,600円高くなり、「ジョン・シリウスM」を選ぶと156,600円高くなります。オプションでレザーシートを選ぶことも出来て価格は100,000円です。
ジョン・シリウスMのボディカラー、レザーシートを選ぶと256,600円のオプション価格で、4,246,600円になります。
メガーヌRSトロフィーは中古車市場で手に入る可能性も
ニュルブルクリンク北コースで当時のFF車最速ラップタイムをたたき出した「メガーヌRSトロフィーR」は、限定販売のモデルなので新車で購入することがもう出来ませんが、中古車市場で手に入れることが出来るかもしれません。
リアシートを取り外してボディ補強パーツを備え、マニュアルトランスミッションの2.0Lターボエンジンを搭載したレーシーなモデルは、メガーヌRSトロフィーRだけの特別な装備になっています。メガーヌRS273ファイナルエディションやRSトロフィーは、18インチのホイールとタイヤを装備して街乗りにも適した装備になっているので、ファミリーユースにも対応できます。
様々なシチュエーションにも応えてくれる「メガーヌRS273」は、ルノーのスポーツスピリットが注ぎ込まれた最高の1台です。