フォルクスワーゲン ゴルフの内装

VWゴルフの内装をグレード別に解説 コックピット・シートデザイン・GTI・Rまで徹底紹介

VWゴルフの内装が気になる方へ。TSI Trendline〜Highlineの標準グレードからGTI・R・GTE・マイスターまで、チタンブラック基調のシートや安全装備・380Lの荷室など、グレード別の違いをまとめて比較解説。

VWゴルフの内装をグレード別に解説 コックピット・シートデザイン・GTI・Rまで徹底紹介

グレードが充実しているフォルクスワーゲン ゴルフの内装をコックピットやシートデザインで徹底解説

1974年に初代モデルが登場したフォルクスワーゲン・ゴルフ(Golf)の内装についてまとめます。VWが製造・販売するゴルフはCセグメントのハッチバック車で、世界で3,500万台以上が販売されたコンパクトカーのベンチマーク的存在です。ゴルフ7からはフォルクスワーゲンの次世代プラットフォーム「MQB」が採用されています。

この記事では、ゴルフ7世代(2013年〜2021年販売)の内装を中心に、標準グレードのTSI Trendline・TSI Comfortline・TSI Highline、スポーツモデルのGTI、フラグシップグレードのR、プラグインハイブリッドのGTE、そして各特別仕様車まで、グレード別にコックピット・シートデザイン・安全装備・荷室スペースを詳しく解説します。なお、ゴルフは2021年6月より8代目(ゴルフ8)に移行しており、ゴルフ7は現在販売終了となっています。

フォルクスワーゲン・ゴルフの特別仕様車マイスターシリーズ(販売終了)

特別仕様車マイスターシリーズのフォルクスワーゲン・ゴルフ

2019年6月4日に販売開始となった特別仕様車「ゴルフMeister」「ゴルフVariant Meister」「ゴルフAlltrack Meister」の3モデルは、現在販売を終了しています。「マイスター」の名にふさわしい上質な内装デザインが特徴でした。

マイスターシリーズではパークディスタンスコントロールとPark Assistを全モデルに標準装備して安全性能を大きく向上させるとともに、ベージュカラーのレザーシートを新設定していました。オプションではデンマークのDynaudio社と共同開発された独自のサウンドシステムも用意されており、プレミアムな内装が多くのファンに支持されました。

ゴルフのコックピットは多彩な先進装備を備えスタイリッシュなデザイン

フォルクスワーゲン ゴルフ TSI HighlineのコックピットTSI Highline(オプション装着車)のコックピット画像

ゴルフ7のコックピットはブラックの内装色でシックなデザインにまとめられています。全グレードにチルト・テレスコピックステアリング機構と電動パワーステアリングを標準装備しており、ドライバーに合ったドライビングポジションを細かく設定できます。水平基調のインパネデザインにより、走行中の視線移動が少なく疲れにくい環境が整っています。

ゴルフTSI Highlineオプションのフルデジタルメータークラスター連動純正ナビ「Discover Pro」ゴルフTSI Highlineにはオプションでフルデジタルメータークラスターと連動できる純正ナビ「Discover Pro」が装備できる

運転席正面の大型ディスプレイには、タコメーターや速度計がはっきりと映し出されます。TSI Highlineの場合はオプションでフルデジタルメータークラスター「アクティブ・インフォ・ディスプレイ」が装備可能でした。ナビゲーションモードに切り替えると、フォルクスワーゲン純正ナビ「Discover Pro」(こちらもオプション)と連携して視認性に優れたマップを表示できました。現行のゴルフ8では、10.25インチの「Digital Cockpit Pro」が全グレードに標準装備されており、デジタル化がさらに進化しています。

フォルクスワーゲン・ゴルフのシートデザインはどのグレードもスポーティなチタンブラックカラーで統一

ゴルフTSI Trendline・TSI Comfortlinのファブリックシート(上)とTSI Highlineのマイクロフリース素材シート(下)ゴルフTSI TrendlineとTSI ComfortlinのファブリックシートとTSI Highlineのマイクロフリース素材のシート

ゴルフ7のシート内装は全グレードにチタンブラックカラーを採用しており、落ち着いた色味で高級感があります。TSI TrendlineとTSI Comfortlineのシートはノーマルなファブリック素材、TSI Highlineのシートはマイクロフリース素材が設定されており、上位グレードほど質感が向上する構成です。

ゴルフTSI Highlineオプションのレザーシート上級グレードのゴルフTSI Highlineの内装シートはオプションでレザー素材に変更できる

TSI Highlineはオプションでレザーシートへの変更も可能でした。本革ならではの高級感がゴルフの室内空間をさらにラグジュアリーに演出し、長距離ドライブでの疲労軽減にも効果的です。

フォルクスワーゲン・ゴルフの荷室容量は通常380L、リアシートを倒すと最大1,270Lに拡大

フォルクスワーゲン ゴルフのラゲッジスペース後部座席を倒すことで最大1,270Lという大容量のラゲッジスペースが生まれるゴルフ

ゴルフ7の荷室容量は通常モードで380Lと、Cセグメントクラスとして実用十分な広さを確保しています。60:40分割可倒式のリアシートの背もたれを倒すと荷室は一気に拡大され、最大1,270Lの広々としたスペースが生まれます。フラットなフロアと大きなテールゲートにより荷物が積み込みやすく、シートアレンジ次第でさまざまな形状の荷物にも対応できます。

ゴルフは多彩な先進安全装備を備えることでドライバーや同乗者、車体の安全を確保

フォルクスワーゲン ゴルフに装備される(一部オプション)ドライブサポート機能のイメージVWゴルフは国が定めるセーフティ・サポートカーに該当する

フォルクスワーゲン車は「オールイン・セーフティ」を理念として掲げており、予防安全・衝突安全・二次被害防止の3つの観点から安全装備を充実させています。ゴルフ7の全グレードに標準装備されていた安全機能は以下のとおりです。

  • ドライバー疲労検知システム”Fatigue Detection System”
  • プリクラッシュブレーキシステム”Front Assist”
  • プロアクティブ・オキュパント・プロテクション
  • ESC(エレクトロニック・スタビリティ・コントロール)
  • ABS(アンチロック・ブレーキング・システム)
  • ブレーキアシスト
  • エアバッグ各種
  • むち打ち軽減ヘッドレスト
  • 前席3点式シートベルト
  • フォースリミッター付ベルトテンショナー
  • ISOFIX基準適合チャイルドシート固定装置

アダプティブクルーズコントロール”ACC”・レーンキープアシストシステム”Lane Assist”・渋滞時追従支援システム”Traffic Assist”はゴルフ7のTSI ComfortlineおよびTSI Highlineに標準装備されていました。TSI Trendlineにはオプションで装備が可能でした。現行のゴルフ8では、緊急時停車支援システムや同一車線内全車速運転支援システムなどがさらに追加され、先進安全装備が一段と充実しています。

VWゴルフGTIの内装は走りを愛するユーザーがときめくスポーツデザイン

ゴルフGTIのインテリアゴルフGTIの内装はスポーツモデルらしいアグレッシブなデザイン。伝統を受け継ぐタータンチェックのファブリックシートがおしゃれでかっこいい

スポーツマインドを刺激するゴルフGTIの内装は、乗り込むたびにドライバーをわくわくさせてくれます。シートにはチタンブラックに赤のタータンチェックがデザインされたファブリックを採用しており、GTI誕生から受け継がれるトラディショナルなデザインが古くからのファンの心を惹きつけます。赤のステッチが施されたステアリングホイールやレッドラインの差し色が、スポーツカーらしい高揚感をインテリア全体に与えています。

ゴルフGTI特別仕様車「GTI Dynamic」と「GTI Performance」の内装はGTI特有のスポーティな魅力にあふれている

特別仕様車ゴルフ GTI Dynamicのタータンチェック柄シート特別仕様車ゴルフ GTI Dynamicの内装シートはGTIシリーズ譲りのタータンチェックを採用

ゴルフ GTI Dynamicは2018年6月8日に発売された特別仕様車です(現在は販売終了)。ゴルフGTIのスポーティな内装デザインはそのままに、通常はオプションだった純正インフォテインメントシステム「Discover Pro」とデジタルメータークラスター「Active Info Display」を標準装備としており、装備面でのコストパフォーマンスの高さが人気を集めました。

ゴルフGTI PerformanceのインテリアゴルフGTI Performanceの内装はシンプルながらも高級感のあるスポーツデザインで、シートは座り心地の良いマイクロフリースを採用

2019年2月13日に発売されたゴルフGTI Performanceも現在は販売終了しています。内装は赤をアクセントカラーに取り入れたスポーティなデザインで、シートはチタンブラックのハニカムデザイン生地にGTIの象徴レッドラインが入り、素材にはマイクロフリースを採用していました。標準GTIよりも上質感のある内装仕上げが特徴です。

ゴルフRの内装はフラグシップモデルらしい上質感に満ちた空間が広がっている

ゴルフのフラグシップ「R」のインテリアゴルフのフラグシップRの内装は黒基調で、ドアトリムの青のイルミネーションがポイント

ゴルフの最上級グレードであるゴルフRの内装は、黒のインテリアカラーを基調とし、シルバーのベゼルが美しく輝く上質なデザインが特徴です。インパネ周りにはレーシーなカーボン調デザインを採用しており、ドアトリムにはブルーのイルミネーションが輝くことで先進的な雰囲気を醸し出しています。

ゴルフRの本革ステアリングホイールと本革シフトノブ高級感のある本革を使用したゴルフRのステアリングホイールとシフトノブ

Rグレード専用のステアリングホイールには本革を採用し、パドルシフトとマルチファンクションスイッチを搭載しています。カーボン加飾付きのシフトノブも本革製で、ディテールへのこだわりがすみずみに感じられます。

ゴルフRに装備されるアルミ製ペダルスポーティな走りを後押ししてくれそうなアルミ製のペダルも装備

ゴルフRの足元にはアルミ製のアクセル/ブレーキペダルを標準装備しています。細部にまでスポーティなこだわりが感じられるデザインで、オーナーの所有欲を満たします。

ゴルフRのレザーシート背もたれ部分の「R」ロゴに特別感をにじませるゴルフRのレザーシート

フォルクスワーゲン・ゴルフRにはR専用デザインの本革シートが設定されています。背もたれに刻まれた「R」ロゴが特別感を演出し、フロントシートにはシートヒーターを標準装備することで、冬場の運転も快適に楽しめます。

フォルクスワーゲン・ゴルフ GTEの内装はブルーをアクセントカラーとして取り入れた先進的なインテリアに仕上がっている

ゴルフGTEのインテリアゴルフGTEの内装は青をアクセントに先進的な雰囲気が漂う

2015年より発売されたゴルフGTEは、フォルクスワーゲン初のプラグインハイブリッドモデルです(ゴルフ7世代は販売終了)。ゴルフGTEの内装は先進性を象徴するブルーをアクセントとして随所に取り入れており、エコドライブへの意識を高めるGTEらしいデザインとなっています。インパネやドアトリムのブルーラインが、GTIの赤とは対照的なクールな印象を与えます。

ゴルフGTEのタータンチェック柄シート青のタータンチェックがスタイリッシュなゴルフGTEのシートデザイン

シートには、GTIのタータンチェックにブルーを取り入れた専用デザインが採用されています。スポーツ走行やロングドライブにも耐えるしっかりとしたシート構造で、PHEVモデルとしての環境性能とドライビング性能を両立させています。

ゴルフの特別仕様車TSI Highline Tech EditionとTSI Comfortline Tech Editionの内装はオプション装備が充実(販売終了)

TSI Highline Tech EditionとTSI Comfortline Tech Editionの内装シートTSI Highline Tech Edition(上)とTSI Comfortline Tech Edition(下)のインテリア

ゴルフ7の特別仕様車として設定されたTSI Highline Tech EditionとTSI Comfortline Tech Editionは現在販売終了しています。いずれも純正インフォテインメントシステム「Discover Pro」とデジタルメーターを標準装備しており、通常モデルよりも充実した装備内容でコストパフォーマンスの高いモデルでした。シートの素材はグレードごとに異なり、TSI Highline Tech Editionには高級感のあるマイクロフリースシート/スポーツシートが設定されていました。

フォルクスワーゲン・ゴルフの内装は走る喜びを感じられるスポーティなデザイン

VWゴルフの内装

ゴルフ7の内装はグレードによって様々ですが、どのグレードもドライバーや同乗者の居心地の良さを追求したデザインとなっています。チタンブラックを基調とした上質でスポーティな内装は幅広い年齢層から親しまれてきました。GTIシリーズのタータンチェックやレッドライン入りシート、GTEのブルーアクセント、RのR専用本革シートなど、グレードごとに個性を際立たせるインテリアデザインが多くのファンを魅了しています。

なお、ゴルフ7は2021年に現行の8代目(ゴルフ8)へとバトンを渡しました。ゴルフ8ではコックピットがさらにデジタル化され、10.25インチの「Digital Cockpit Pro」が全グレードに標準装備されるなど、ゴルフ7から大きく進化しています。ゴルフ7の中古車を検討している方も、グレードごとの内装の違いを参考にしていただければ幸いです。