トライトンのモデルチェンジ

新型トライトン(L200)がモデルチェンジ 世界150か国展開で日本導入も視野に

トライトン(L200)が新型へフルモデルチェンジします。三菱の公式サイトでは日本導入を示唆する画像が公開されているため、トヨタのハイラックスに次ぐピックアップトラックの導入が期待されます。三菱の歴史に深い関りがあるトライトンの歴史や日本導入の可能性を考察します。

新型トライトン(L200)がモデルチェンジ 世界150か国展開で日本導入も視野に

三菱のピックアップトラック「トライトン(L200)」が2018年11月9日フルモデルチェンジ

2011年まで日本で販売されていたトライトン(L200)が2018年11月9日フルモデルチェンジしました。三菱の公式サイトでもトライトンが発表され「2018年内に新型となるピックアップトラックを登場させる」ことを実現しました。
世界150か国に順次展開する世界戦略車の新型ピックアップトラック「トライトン(L200)」の歴史や日本導入の可能性を考察します。

トライトンの日本導入が決定か 2023年中にトライトンのモデルチェンジに合わせ投入

三菱ピックアップトラックのトライトンが2023年中に日本市場へ投入する噂。
現在は東南アジアを中心に販売中のトライトンですが、日本市場では2006年9月から2011年8月の間のみ販売していました。2023年タイで開催したバンコクモーターショーで発表したXRTコンセプトがベースになり、2023年中にトライトンが日本市場で復活した場合は約12年振りになります。

日本で販売するピックアップトラックはトヨタのハイラックスのみで、リセールの高さやピックアップトラックならではの積載性、牽引能力の高さなど、レジャー目的でも人気です。
トライトンはハイラックスクラスのサイズ感・性能なので、ベストセラーモデルになるポテンシャルを持っています。

トライトン特別仕様車「ナイト」がマレーシアで120台限定販売

トライトンナイトのエクステリアホワイトダイヤモンドのボディカラーがマッチする新型トライトンナイト

トライトンナイトの専用パーツトライトンナイト専用アクセサリーをエクステリア・インテリアに設定

三菱マレーシアがピックアップトラックのトライトンに特別仕様車ナイトを設定、120台限定で販売を開始しました。トライトンナイトのベース車両はアドベンチャーXで、ホワイトダイヤモンドのボディカラーに専用装備を内外装に取り入れた躍動感のある特別仕様車です。

トライトンナイトの販売価格は137,900リンギットで日本円で約3,601,000円です。日本導入のアナウンスがないこと、限定120台のみ販売することから、希少性の高いモデルになることは間違いないでしょう。

タイ市場でトライトンの特別仕様車「トライトンアスリート」が発売!

トライトンアスリートのエクステリアトライトンアスリートのエクステリア

2019年11月19日、三菱はトライトンの特別仕様車「トライトンアスリート」をタイ市場で発売しました。価格は103.5万バーツから114.6万バーツ。トライトンアスリートは11月29日よりバンコクで開幕する「タイランド・インターナショナル・モーターエキスポ2019」に出展されます。

トライトンアスリートの車体色は3タイプを用意トライトンアスリートの車体色は3タイプを用意

トライトンアスリートのパワートレインは2.4Lのディーゼルエンジンで、181馬力を発揮。ボディカラーは「サンフレアオレンジ」「ホワイトダイアモンド」「ジェットブラックマイカ」の3種類で、サンフレアオレンジとホワイトダイアモンドはブラックルーフを装着します。ダイナミックシールドを装着したアグレッシブなフロントマスクが印象的です。

トライトンアスリートのインテリアトライトンアスリートのインテリア

インテリアには質感の高いトリムを採用。操作性に優れたスポーティーなコックピットは乗り込む度にドライバーの気持ちを昂らせます。

新型L200の欧州第一便が到着!現地での発売時期は2019年秋を予定

新型L200のエクステリア新世代ダイナミックシールドを採用したフロントマスクが目をひく新型L200のエクステリア

三菱の欧州部門が、ピックアップトラックの三菱新型L200の欧州第一便が到着したことを公表しました。現地における発売時期は2019年秋ごろを予定しています。

「Rock Solid」というテーマのもと、エクステリアデザインにおいては新世代のダイナミックシールドを採用。厚みのあるボンネットフードでランプを高くレイアウトし、力強さを表現しています。エンジンは2.2Lクリーンディーゼルエンジン、トランスミッションは6速オートマチックです。

新型L200は先進運転支援システム(ADAS)を採用新型L200は先進運転支援システム(ADAS)を採用しハイレベルな安全性能を誇る

先進運転支援システム(ADAS)や独自の4WDシステムを搭載するなど「究極のスポーツ・ユーティリティ・トラック」を目指した新型L200。
先進運転支援システム(ADAS)には「衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM)」「後側方車両検知警報システム(BSW/LCA)」「後退時車両検知警報システム(RCTA)」「誤発進抑制機能(UMS)」などが含まれており、全方位における予防安全性能アップを実現。走行中から駐車時まで安心してドライブが楽しめます。
4WDシステムは「スーパーセレクト4WD」と「イージーセレクト4WD」の2タイプがラインナップします。「ヒルディセントコントロール」搭載で、傾斜のきつい坂道でのスムーズな走行が可能です。

トライトン(L200)スペシャルモデル「トライトン アブソルート」をバンコクモーターショー2019に出展 コンセプトは「Build-up Robustness」

トライトンのスペシャルモデル三菱のピックアップトラック「トライトン アブソルート(欧州はL200)」がバンコクモーターショー2019で初公開

三菱が販売する海外専売ピックアップトラックのトライトンが2019年3月25日(月)から4月7日(日)までタイで行われるバンコクモーターショーに初出展します。2018年11月にモデルチェンジを行ったトライトンはダイナミックシールドを大胆に使ったエクステリアが話題になり、日本でも販売して欲しいという声が上がっています。

バンコクモーターショー2019で発表されるトライトンのスペシャルモデルは「トライトン アブソルート」という名前でBuild-up Robustnessをコンセプトに添えた、力強さと耐久性を体現したモデルになるということで国内外からも注目されています。
日本国内で導入するというアナウンスは無いため、トライトンのスペシャルモデルも海外専売車になる可能性が高いでしょう。

新型ピックアップトラック「トライトン」が2018年11月9日に世界初公開(ワールドプレミア)

フルモデルチェンジした三菱新型トライトンのエクステリア三菱の世界戦略ピックアップトラック「トライトン(L200)」がフルモデルチェンジ 日本導入は未定だが旧型トライトンと同じく限定的に輸入販売されることも考えられる

フルモデルチェンジした三菱新型トライトンの内装新型トライトンはシンプルで親しみやすい内装

三菱のピックアップトラック「トライトン」がフルモデルチェンジして2018年11月9日に世界初公開(ワールドプレミア)されました。トライトンは150か国以上の国で販売され、累計生産台数は約470万台の大ベストセラーカーです。6代目となるフルモデルチェンジも世界中から注目されました。

また新型トライトンが日本に導入されるかどうかですが、公式発表はされていないため確実に導入されるとは言えません。しかし、トヨタが2017年に導入したピックアップトラックのハイラックスが成功していることから、日本でもトライトンを導入する可能性も捨てきれません。

新型トライトンは208年11月17日からタイで販売され、その後アセアン、オセアニア、中東、欧州、アフリカ、中南米など150か国で順次販売を開始するとしていますが、この中に日本が入っていることは明言さえていません。旧型トライトンは限定600台のみ日本に輸入されていたことから、今後日本導入について触れられることも考えられるため、期待して待ちましょう。

トライトン(L200)の40周年記念の発表に合わせてフルモデルチェンジ

6代目新型トライトンのシルエット6代目へフルモデルチェンジするピックアップトラック「トライトン」のエクステリア

新型トライトンの予想エクステリア新型発表の前に海外サイトで公開されていた新型トライトンの予想エクステリア

三菱のピックアップトラックの歴史は1トンピックアップのL200から始まり日本ではフォルテとして販売されていました。2代目・3代目のL200は日本ではストラーダに名前を変え、4代目からはトライトンという名称に変更されています。
現在5代目を迎えるL200は誕生から40周年を迎える日本を代表するピックアップトラックと言えるでしょう。
三菱はL200が誕生してから40周年を祝うとともにトライトンのフルモデルチェンジを発表し、日本導入も示唆しています。

トライトン(L200)の日本導入は現実的なのか トヨタのハイラックスが成功していることから日本導入の可能性も考えられる

日本ではあまり馴染みのないピックアップトラックですが、東南アジアや北米などではポピュラーなボディタイプになっています。日本でもトライトンが最後のピックアップトラックとして2011年まで販売していました。

2017年にはトヨタがピックアップトラックのハイラックスを日本で復活したことで注目を浴び、2018に入っても販売数も好調をキープしています。
2018年現在のピックアップトラックのラインナップはトヨタのハイラックスのみで十分勝算が見込めるため、フルモデルチェンジした新型トライトンの日本導入の可能性もあると考えます。

トライトンは三菱4WDの歴史の先駆者で車種別世界販売台数でも2位になっている三菱の重要な世界戦略車

ダカールラリーで輝かしい記録を持つランサーエボリューションシリーズやクロカンの代名詞とも言えるパジェロなど、「三菱と言えば4WD」と答える方も多いかもしれません。
その礎になったのがトライトンで、三菱がラインナップする4WDモデルの先駆者として重要な役割を果たしました。

日本ではトライトンという車名にピンッと来る方は少ないかもしれませんが、タイなどの東南アジア・北米・アフリカ地域を含む約150か国で販売され、40年間の累計生産台数は約470万台を達成しています。
三菱の販売する車種全体の比率は約15%を占め、2017年の車種別ではアウトランダーの109,000台に次ぐ76,000台を販売し2位になっている三菱を支える世界戦略車です。

2011年に日本で販売終了した最終モデル「4代目トライトン(L200)」のスペック
全長 5,030mm
全幅 1,800mm
全高 1,780mm
室内長 1,835mm
室内幅 1,445mm
室内高 1,190mm
ホイールベース 3,000mm
車両重量 1,850kg
最低地上高 205mm
最小回転半径 5.9m
総排気量 3,496cc
最大出力 137kW(186ps)/4,750rpm
最大トルク 303Nm(30.9kgm)/3,750rpm
使用燃料 レギュラーガソリン
乗車定員 5名
駆動 パートタイム4WD
燃費 12.8km/L
販売価格 2,980,000円~

日本では2台目になるモデルチェンジした新型ピックアップトラック「トライトン(L200)」の登場に期待

トライトン

かつてピックアップトラックは日本でも販売されていましたが、RVブームやセダンブームにより販売台数を落とし2011年には消滅しました。しかし2017年にハイラックが復活したことで、ピックアップトラックが注目されるようになりました。

三菱のトライトンが復活すると国内では2番目のピックアップトラックとなり、ユーザーは選択肢も増えることになります。
実用性が高く海外では人気のピックアップトラックなので日本でもブームが起こるかもしれません。