トヨタの高級車ランキング~大衆車にはない魅力を与えられているハイスペックな車の特徴を徹底解説
トヨタは日本の自動車市場で4割近いシェア率を誇っている、大衆車だけではなく高級車も消費者から支持され続けている自動車メーカー。
自動車業界のみならず、日本経済をリードするトヨタグループには、海外市場で積極展開している高級車ブランドのレクサスもありますが、レクサスのクルマは、トヨタ車をベースとしているケースも多く、重複等を避けるため、今回はトヨタブランドでリリースされている高級車に焦点を絞って、ランキングスタイルで、大衆車にはない魅力を備えている各車の特徴を紹介していきます。
トヨタの高級車に与えられている大衆車にはない付加価値や魅力についてリサーチしました
今回メインテーマとして扱う高級車には、明確な定義は存在しませんが、車両価格が500万円前後に設定されていて、大衆車にはない付加価値を与えられているというクルマが、多くの方が高級車に対して抱くイメージに近いのかもしれません。
ジャストインタイムの基本理念の基で生産を行い、品質を向上させているトヨタが販売するクルマは大衆車も含めて、基本性能が高く、故障しにくく頑丈な車として世界市場でも評価されています。
トヨタの高級車は頑丈で壊れにくく、基本性能が高い車に下記のような付加価値や特徴を与えている車とも考えられます。
トヨタの高級車が与えられている付加価値や特徴
- 内外装をラグジュアリーに装飾して、シンボリックなエンブレムやマークなどでブランド力を確立
- 岩場や河をも駆動できる圧巻のオフロード走行性能を実現している
- 静粛性や快適性が優れた車内で移動中に心地良く過ごせる
- PHEVやFCEVなどのような環境に配慮したパワーユニットを搭載している
- 高性能エンジンを搭載して瞬時の加速性能などスポーティな走りを
具体的にどのようなトヨタ車が、それら付加価値や特徴を与えられているのかについて紹介していきます!
「クラウン」や「センチュリー」は内外装で豪華なドレスアップを行って、王冠マークや鳳凰エンブレムでも特別感を与え、ステータスシンボルとして消費者に憧れを抱かせているトヨタの高級車
「クラウン」や「センチュリー」といったトヨタの車は、大衆車と差別化させるために、内外装を豪華な装飾パーツでラグジュアリーに仕上げ、更なる特別感を与えるために王冠マークや、鳳凰エンブレムを歴代モデルのみが唯一伝統的に受け継いでいき、絶対的なブランド力を確立させて、ステータスシンボルを備えたトヨタの高級車として、憧れを抱かせ続けています。
「MIRAI」や「ハリアーPHEV」は環境に配慮したパワーユニットを搭載している社会的なイメージの良いトヨタの高級車
トヨタは、1997年に世界初の量産型ハイブリッド車「プリウス」を展開し、低燃費化を実現する環境に優しいエコなクルマ市場を切り開いたパイオニア。
世界が認めるトヨタのハイブリッド技術は、外部電源からの充電を可能とする大容量バッテリーを搭載して、電気の力のみでも走れるPHEVシステムにも流用され「ハリアー Z プラグインハイブリッド」などの、環境に配慮したパワーユニットを搭載して社会的なイメージの良い高級車にも搭載されています。
環境性能が極めて高いラグジュアリーセダンである「MIRAI」は、充填させた水素と酸素を化学反応させた際に発生する、電気の力でクルマを動かすパワーユニットを搭載するFCEV(燃料型電池自動車)の世界初の量産車。
「ヴェルファイア」と「アルファード」は広い車内空間で乗員が心地良く過ごせるように快適装備を充実させているトヨタの高級車
トヨタのラージサイズのミニバン「ヴェルファイア」と「アルファード」は、広い車内空間で乗員が移動中に心地良く過ごせるようにと最大限に配慮して、前後左右独立温度コントロールフルオートエアコンや、14インチリヤシートエンターテインメントシステムなどの快適装備を充実させているトヨタの高級車。
「ランドクルーザー」や「ランドクルーザープラド」はタフな車体と圧倒的なオフロード走行性能でアウトドアを好むユーザー達を魅了し続けているトヨタの高級車
ラダーフレーム構造を採用して牢固な車体構造を実現し、岩場を登れて、河をも渡れる圧倒的なオフロード走行も可能としている、クロカン車である「ランドクルーザー」や「ランドクルーザープラド」は、アウトドアを趣味としているユーザー達のニーズや、期待に応え続けているトヨタの高級車です。
「スープラ」や「GRカローラ」は瞬時の加速性を実現させるために高性能エンジンを搭載して足回りを強化しているトヨタの高級車
車両価格が500万円を超えている「スープラ」や、「GRカローラ」はアクセルペダルを踏み込んでから、レスポンスの優れた加速力を実現させるために、ツインスクロールターボチャージャー等のユニットを組み込んだ、高性能エンジンを搭載している。
それら車両は、高性能エンジンが可能とするハイパフォーマンスを実現するために、専用の高性能タイヤ等を装備して足回りを強化している。
トヨタの高級車ランキングは各車の最上級グレードの価格を比較するアルゴリズムで順位付けを行った
トヨタが展開するセンチュリーやクラウン、ヴェルファイアなどが揃う高級車ランキングの順位付けは、各車の最上級モデルの車両価格を単純に比較するといったアルゴリズムの基で行いました。
例えば、ランドクルーザー300の最上級モデルである3.3L ディーゼルエンジン搭載のGRスポーツの車両価格は800万円であるのに対して、クラウン(セダン)の最上級モデルである燃料電池車・Zグレードの車両価格は830万円であるため、クラウン(セダン)の方を順位は上にしております。
他の車種を比較する際においても同様のアルゴリズムを用いて順位付けを行っております。
トヨタの高級車ランキングTOP16~消費者の購買欲を刺激する付加価値を備え確固たるブランド力を確立している各車の車歴や特徴を比較
トヨタブランドで展開されるクラウンやセンチュリーなどの高級車を、各車の最上級モデル同士の車両価格を比較して、より高い値をつけているクルマの順位を上にするというアルゴリズムを採用して、順位付けを行ったランキングの結果を発表します。
各車の車歴や特徴についても紹介していきます!
第1位~「センチュリー(GRG75型)」はSUVテイストを採り入れたボディ構造を採用して室内空間を拡げ、和の伝統工芸技術によって最高峰の存在感を発揮しているトヨタの高級車
2023年に3代目センチュリーに追加設定された「CENTURY(GRG75型)」は、先にリリースされていたセダンタイプと差別化させる為に、パワーユニットはPHEVとし、ボディ構造にはSUVテイストを採り入れて室内空間を拡大化させている特徴を備えた車両。
GA-Kプラットフォームの基で開発を進めた3代目「センチュリー(GRG75型)」は、熟練職人が丹念に手彫りした、格式高き伝統の鳳凰エンブレムをフロントグリルの中央に配置し、ボディ全域に水をかけながら丁寧に塗装を施し、鏡面磨きによって最高峰の平滑性と光沢感を与えている、世界の高級車と比較しても、見劣りしない存在感を発揮しているラグジュアリーカー。
3代目「センチュリー(GRG75型)」は、従来モデルと同様にVIPな方が専用の運転手を付けて移動するショーファーカーとしての利用を想定して、菅縫いと呼ばれる日本の伝統刺繡を施した、和の美意識を感じるシートに着座しながら、専用ディスプレイで動画を鑑賞できる、夜間時にはLEDカラーイルミネーションで車内を幻想的な雰囲気に彩れるなどの機能性を備えたトヨタの高級車です。
全長/全幅/全高 | 5,205mm/1,990mm/1,805mm |
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室内寸法 | 2,415mm/1,605mm/1,245mm |
車両重量 | 2,570kg |
ホイールベース | 2,950mm |
最小回転半径 | 5.5m |
エンジン | 2GR‐FXS V型6気筒 |
総排気量 | 3.456L |
最高出力 | 193KW/6,000rpm |
最大トルク | 335Nm/4,600rpm |
フロントモーター(最高出力) | 134kW |
フロントモーター(最大トルク) | 270Nm |
リヤモーター(最高出力) | 80kW |
リヤモーター(最大トルク) | 169Nm |
EV走行可能距離 | 69Km |
交流電力消費量 | 213Wh/km(WLTCモード) |
燃費 | 14.2Km/L(WLTCモード) |
使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
センチュリー(PHEV)の車両価格
- 25,000,000円~
第2位~「センチュリー(セダン)」は専属の技術者や職人らが製造過程に参加して和の美意識を形としたパーツを装備して日本を代表するショーファーカーとしての存在感を発揮しているトヨタの高級車
トヨタの最高級乗用車として1967年に初代モデル(VG2#/3#/4#型)が誕生した「CENTURY(センチュリー)」は、トヨタ自動車の創設者である豊田佐吉の生誕100周年を祝して製造された車両で、同車は、他の高級車とは次元の異なる特別感を与える為に、専属の技術者や職人らが製造過程に多数参加させて、完成度を高める生産スタイルを採用している車。
歴代モデルが、皇室の行事で使用される、内閣総理大臣専用車や都道府県知事らが乗る公用車や、会社の重役が移動に用いる社用車として活躍してきた「センチュリー(セダン)」は、2018年にフルモデルチェンジを実施して、3代目「センチュリー(UWG60型)」に移行。
3代目「センチュリー(セダン)」は、飛鳥ブラッキッシュレッドマイカなど全4色の和名も用いたボディカラーを展開し、伝統の鳳凰エンブレムやボディ各部の装飾パーツは、巧みの技を持つ熟練職人による手作業によって完成度を高めたものを設置して、日本を代表するショーファーカーとしての存在感を発揮している、トヨタの高級車。
3代目「センチュリー(セダン)」は、後部座席に着座する社会的な地位の高い方を移動中におもてなし、快適性を与えるために、Blu-rayディスクも再生できる11.6インチリヤシートエンターテインメントシステムや、足を伸ばしたリラックスした状態での乗車を可能とするフットレスト機能付きの電動オットマン等の装備を充実させています。
全長/全幅/全高 | 5,335mm/1,930mm/1,505mm |
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室内寸法 | 2,165mm/1,605mm/1,185mm |
車両重量 | 2370kg |
ホイールベース | 3,090mm |
最小回転半径 | 5.9m |
エンジン | 2UR‐FSE V型8気筒 |
総排気量 | 4.968L |
最高出力 | 280kW/6,200rpm |
最大トルク | 510Nm/4,000rpm |
燃費 | 12.4Km/L(WLTCモード) |
使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
3代目「センチュリー(セダン)」の車両価格
- 20,080,000円~
第3位~ ヴェルファイアは移動中に大画面でスポーツ中継を視聴できるなどのエンターテインメント機能が充実しているトヨタの高級車
「VELLFIRE(ヴェルファイア)」は、2008年にアルファードVから独立させる経営判断が実行されて誕生した、LLクラスの大きな車体を特徴とするトヨタのラグジュアリーミニバン。
姉妹車関係にある「アルファード」が外観で洗練された上品さを追求しているのに対し、「ヴェルファイア」は上下2分割のヘッドライドを採用するなど、威厳があって迫力のある力強いワイルド雰囲気のエクステリアを追求して差別化している。
「ヴェルファイア」は2023年6月にフルモデルチェンジを実施して、T24A-FTS型ダイナミックフォースターボエンジン搭載するグレードを新設定する、快適走行にも寄与する専用のボディ剛性パーツを追加設定するなどの改良を加えて、走りの面においてもアルファードとの差別化を強めた。
3代目「ヴェルファイア」は、左右で独立して開閉できる機能性を備えたムーンルーフや、大画面で移動中のスポーツ観戦も可能とする14インチリヤシートエンターテインメントを、操作する各種スイッチ類を、天井部に機能的に配置するスーパーロングオーバーヘッドコンソールを、トヨタの車では初めて搭載した高級車でもある。
全長/全幅/全高 | 4,995mm/1,850mm/1,945mm |
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室内寸法 | 3,005mm/1,660mm/1,360mm |
車両重量 | 2,250Kg |
ホイールベース | 3,000mm |
最小回転半径 | 5.9m |
エンジン | A25A-FXS |
総排気量 | 2.487L |
最高出力 | 140kW/6,000rpm |
最大トルク | 236Nm/4,300~4,500rpm |
フロントモーター(最高出力) | 134kW |
フロントモーター(最大トルク) | 270Nm |
リヤモーター(最高出力) | 40kW |
リヤモーター(最大トルク) | 121Nm |
燃費 | 17.5Km/L(WLTCモード) |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
価格 | 8,700,000円~ |
3代目「ヴェルファイア」の車両価格
- 6,550,000円(Z Premier・ガソリン車 2WD)~8,920,000円(Executive Lounge・ハイブリッド車 E-Four )
第4位~アルファードは乗員に極上の快適性を与える装備を搭載してラグジュアリーミニバン市場でのブランド力を構築して、役所の公用車としても選ばれているトヨタの高級車
「ALPHARD(アルファード)」は、先行する日産のエルグランドを意識して、2002年に初代モデル(ANH1 #W / MHN1#W/ ATH10W型)がリリースされた、トヨタのラグジュアリーミニバン。
内外装に上品さや優雅な雰囲気を与え、快適装備を充実させ、車内空間では静粛性が優れた走りを堪能させている「アルファード」は、ミニバン市場でブランド力を構築した事も加味して、役所や企業の重役が乗る、公用車や社用車としても選ばれているトヨタの高級車。
「アルファード」は、2023年に姉妹車のヴェルファイアとともにフルモデルチェンジを実施して、出会い頭での事故を防ぐFCTA(フロントクロストラフィックアラート)等の予防安全システムがパッケージングされる、Toyota Safety Senseのバージョンアップを行う等の改良を加えた、4代目(AGH4#W/AAHH4#W)に移行。
4代目「アルファード」は、スライドドアを開閉する際の動作音を静粛化しているデュアルパワースライドドアや、後部座席に着座する方にとって心地良いと思える空調環境へと設定可能とする前後左右独立温度コントロールフルオートエアコンなどを搭載して、乗員に極上の快適性を与えている車でもあります。
全長/全幅/全高 | 4,995mm/1,850mm/1,945mm |
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室内寸法 | 3,005mm/1,660mm/1,360mm |
車両重量 | 2,250Kg |
ホイールベース | 3,000mm |
最小回転半径 | 5.9m |
エンジン | A25A-FXS |
総排気量 | 2.487L |
最高出力 | 140kW/6,000rpm |
最大トルク | 236Nm/4,300~4,500rpm |
フロントモーター(最高出力) | 134kW |
フロントモーター(最大トルク) | 270Nm |
リヤモーター(最高出力) | 40kW |
リヤモーター(最大トルク) | 121Nm |
燃費 | 17.5Km/L(WLTCモード) |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
価格 | 8,500,000円~ |
4代目「アルファード」の車両価格
- 5,400,000円(Z ガソリン車・2WD)~8,720,000円(Executive Lounge・ハイブリッド車 E-Four )
第5位~ MIRAIは充填させた水素と酸素を反応させた電気の力でモーターを動かすトヨタの燃料型電池自動車(FCEV)の高級車
2014年に初代モデルがリリースされた「MIRAI(JPD10型)」は、充填させた水素と酸素の化学反応で生じた電気の力で、パワーユニットとするモーターを動かす、燃料型電池自動車(FCEV)の世界初の量産車として誕生。
「MIRAI(ミライ)」は、2020年12月にフルモデルチェンジを実施して、レクサス・LCなどの高級車が選択するGA-Lプラットフォームを採用する効果で、車体の低重心化を実現し、駆動方式はFWD(前輪駆動)から後輪駆動(RWD)へと変更、リチウムイオン2次電池を搭載するなどの改良を加えて2代目(JPD20型)へと移行。
水素ステーションが設置されている地域のみで販売が行われている2代目「MIRAI」は、水素をフル充填した状態での走行できる航続距離は、WLTCモードで約850Km(グレードG)、充填にかかる時間数分間と実用面においても魅力的。
集中と開放を室内空間のデザインテーマに掲げている2代目「MIRAI」のインテリアでは、運転席側と助手席側とでは趣を変える事で、窮屈さを感じさせないリラックスできる環境を実現させている。
上級モデルのエグゼクティブパッケージでは、VIPな方の乗車を想定し、可倒式ヘッドレスト、空調システムやオーディオ機器を、自席でスムーズに操作できるタッチ式コントロールパネル等の快適装備を充実させて、高級感を引き上げています。
全長/全幅/全高 | 4,975mm/1,885mm/1,470mm |
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室内寸法 | 1,805mm/1,595mm/1,135mm |
車両重量 | 1,950kg |
ホイールベース | 2,920mm |
最小回転半径 | 5.8m |
FCスタック | FCB130 固体分子型 |
最高出力 | 130kW |
セル数 | 330個 |
モーター | 3KM交流同期電動機 |
最高出力 | 134kW/6,940rpm |
最大トルク | 300Nm/0~3,267rpm |
燃料消費率 | 146Km/Kg |
使用燃料 | 圧縮水素 |
航続距離 | 820Km |
価格 | 8,172,000円~ |
2代目「MIRAI」の車両価格
- 7,261,000円(G・FWD)~8,610,000円(Z Executive Package Advanced Drive)
第6位~「クラウン(セダン)」はHEVとFCEVをパワーユニットとして選択する環境意識の高いトヨタの高級車
2023年11月にリリースされた16代目「クラウン(AZSH32/KZSM30型)」は、純国産設計にこだわり、国産車では初となるV8エンジンを搭載して走行性能をアピールし、王冠エンブレムの存在感によっても、いつかは乗ってみたいと消費者に憧れを抱かせ、ブランド力を築き上げてきた、トヨタのみならず、日本を代表する高級車としても知られているクラウンの王道を受け継ぐ、セダンタイプの車両。
「DISCOVER YOUR CROWN.」をキャッチフレーズに掲げ、フルモデルチェンジを実施して16代目へと刷新させる過程でクラウンは、セダンタイプに加え、ハッチバックスタイルのスポーツなど、4タイプのボディタイプを順次展開させていく事を発表。
高級車に相応しい美しさや貫禄を備えている16代目「クラウン(セダン)」は、環境に与える負荷を少なくするために、パワーユニットはトヨタ先進のハイブリッドシステムや、充填させた水素を燃料として電気を発生させて、モーターを駆動させるFCEV(燃料電池車)を選択している、環境に配慮しているトヨタの高級車。
16代目「クラウン(AZSH32 / KZSM30型)」の内装では、ヘッドレスト部に王冠マークの装飾を施し、センターコンソールトレイやドアトリムなどのパーツには、深みのある杢目調パネルでドレスアップを行って、大人が落ち着ける洗練された上質な空間を完成させている。
全長/全幅/全高 | 5,030mm/1,890mm/1,475mm |
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室内寸法 | 1,970mm/1,595mm/1,135mm |
車両重量 | 2,020kg |
ホイールベース | 3,000kg |
最小回転半径 | 5.7m |
エンジン | A25A-FXS |
総排気量 | 2.487L |
最高出力 | 136kW/6,000rpm |
最大トルク | 225Nm/4,200-6,000rpm |
モーター(最高出力) | 132kW |
モーター(最大トルク) | 300Nm |
燃費 | 18.0Km/L(WLTCモード) |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
価格 | 7,300,000円~ |
16代目「クラウン(セダン)」の車両価格
- 7,300,000円(Z・ハイブリッド車)~8,300,000円(Z 燃料電池車)
第7位~ ランドクルーザー300はラダーフレーム構造が実現する高耐久性とオフロード走行性能にラグジュアリーさも内装パーツで加える世界市場でも人気のトヨタの高級車
「LAND CRUISER(ランドクルーザー)」は、初代モデルが1951年に誕生し、ラダーフレーム構造で車体を完成させて何十年も乗り続けられる耐久性を実現し、4WD技術とマルチテレインセレクトが協働する事で、岩場などの過酷な未舗装路も難な走破していくクロスカントリー車。
1989年にリリースされた80系以降では、内外装にラグジュアリーテイストを採り入れて、新たな付加価値を加えて高級車としてのブランドイメージも獲得したランクルは、2021年8月にはフルモデルチェンジを実施して、盗難被害を防ぐためにトヨタ車では初となる指紋認証スタートスイッチを採用、従来モデルよりも200Kgもの軽量化を実現させて、低重心化させるなどの改良を加えて300系へと移行。
「ランドクルーザー300」は、トヨタ系列のパーツメーカーであるMODELLISTA(モデリスタ)が展開する、トレーラーヒッチやステンレス製のマフラーカッターなどのアクセサリーでドレスアップすれば、光沢感によるドレスアップ効果によってエレガンスな雰囲気を与えられる。
同型「ランドクルーザー」は、オフロード走行時であっても快適な乗り心地を体感させる、シートのデザインにラグジュアリーさも採り入れるなど、内装面も世界市場で評価されているトヨタの高級車。
全長/全幅/全高 | 4,985mm/1,980mm/1,925mm |
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室内寸法 | 2,755mm/1,640mm/1,190mm |
車両重量 | 2,500kg |
ホイールベース | 2,850mm |
最小回転半径 | 5.9m |
エンジン | V35A-FTS V型6気筒インタークーラー付ツインターボ |
総排気量 | 3.444L |
最高出力 | 305kW/5,200rpm |
最大トルク | 650Nm/2,500~3,600rpm |
燃費 | 7.9Km/L(WLTCモード) |
使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
価格 | 7,300,000円~ |
ランドクルーザー300の車両価格
- 5,100,000円(GX 3.5L ガソリン・5人乗り)~8,000,000円(GR SPORT 3.3L ディーゼル・5人乗り)
第8位~「クラウンスポーツ」は色鮮やかなボディカラーと色調を合わせた装飾パーツを室内各部に配置して運転時の高揚感を引き上げているトヨタの高級車
2023年11月にリリースされた「CROWN SPORT(クラウン スポーツ)」は、DISCOVER YOUR CROWN.をキャッチフレーズに掲げ、フルモデルチェンジを実施して、趣の異なるボディタイプを順次展開する16代目クラウンシリーズからラインナップした、クロスオーバーSUVの高級車。
流麗かつエアロ効果に優れるボディ構造を特徴とするハッチバックタイプの「クラウンスポーツ(AZSH3#W型)」は、重厚感を与えるボディカラーを数多く展開するセダンタイプとは異なり、エモーショナルレッドやマスタードなど、色鮮やかでアクティブな印象を与えるボディカラーを中心にラインナップしている。
搭載するA25A-FXS型 直列4気筒エンジンが可能とするスポーティな走行性能を存分に発揮する為に、幅広大径タイヤを装着している「クラウンスポーツ」は、ボディカラーと色調を合わせた装飾パーツをコックピットに大胆に配置して、運転時の高揚感を引き上げているトヨタの高級車です。
全長/全幅/全高 | 4,720mm/1,880mm/1,570mm |
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室内寸法 | 1,855mm/1,540mm/1,175mm |
車両重量 | 2,030kg |
ホイールベース | 2,770mm |
最小回転半径 | 5.4m |
エンジン | A25A-FXS直列4気筒 |
総排気量 | 2.487L |
最高出力 | 130kW/6,000rpm |
最大トルク | 219Nm/3,600rpm |
フロントモーター(最高出力) | 134kW |
フロントモーター(最大トルク) | 270Nm |
リヤモーター(最高出力) | 40kW |
リヤモーター(最大トルク) | 121Nm |
EV走行可能距離 | 90Km |
交流電力消費量 | 165Wh/km(WLTCモード) |
燃費 | 20.3Km/L(WLTCモード) |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
価格 | 7,650,000円~ |
「クラウンスポーツ(AZSH3#W型)の車両価格
- 5,900,000円(SPORT Z)~7,650,000円(SPORT RS)
第9位~ 「SUPRA(スープラ)」はレーシング技術を積極的に還元させてスポーツカーとしてのポテンシャルを引き上げ、進化を続けているトヨタの高級車
1978年に初代モデル(A40型/50型)がリリースされた「SUPRA(スープラ)」は、ワイルドスピードシリーズや、頭文字Dなどの映画や漫画の作品内で劇中車として登場する機会も多く、海外市場での知名度も高い、トヨタのスポーツカーのフラッグシップ。
トヨタが技術提携を結んでいたBMWと共同開発を行うというスタイルを採用し、フルモデルチェンジを実施して2019年に復活した5代目「スープラ(DB型)」は、2シーターFRスポーツカーにマッチした、軽量化と高剛性を魅力とする骨格構造を、アルミとスチール素材によって完成させている。
同型「スープラ」の上級グレードであるGR・RZは、ツインスクロールターボチャージャーを3.0L直列ターボエンジンに組み込んで、高精度ダイレクトインジェクションに、無段階可変バルブリフト等のユニットを組み合わせる相乗効果によって、マシンとの一体感のある瞬時のアクセルレスポンスや、低回転域からであってもハイパフォーマンスな走りを可能としているトヨタの高級車。
2シーターのピュアスポーツカーへと刷新された5代目「スープラ」は、シルエット全体にも美しさを感じる、ホイールベースとトレッドの比率を1.6以下の黄金比とする車体のフレームワークを採用し、先端のエアロダイナミクスを採り入れるスポーティなエクステリアを完成させている。
同型「スープラ」の室内空間では、ハイスピード時であってもホルダー性が持続され、優れたデザイン面も魅力とするスポーツシートや、円形にデジタライズされたタコメーター等が配置されたTFT液晶式メーター等の装備を充実させて、スポーツカーとしてのポテンシャルを引き上げている。
全長/全幅/全高 | 4,380mm/1,865mm/1,295mm |
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室内寸法 | 970mm/1,460mm/1060mm |
車両重量 | 1,530kg |
ホイールベース | 2,470mm |
最小回転半径 | 5.2m |
駆動方式 | FR(後輪駆動) |
エンジン | B58B30B 直列6気筒 |
総排気量 | 2.997L |
最高出力 | 285kW/5,800rpm |
最大トルク | 500Nm/1,800~5,000rpm |
燃費 | 12.1Km/L(WLTCモード) |
使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
車両価格 | 7,313,000円 |
「スープラ」の車両価格
- 4,995,000円(SZ)~7,313,000円(GR・RZ)
第10位~「GranAce (グランエース)」はハイエースをベース車として内外装をラグジュアリーに架装して付加価値を高めているVIP層が滞在するホテルへの送迎車としても利用されているトヨタの高級車
日本市場では2019年12月にリリースを開始した「グランエース(GDH303W型)」は、ハイエース(H300系)をベース車として、都会の街並みおいても存在感を発揮するスタイリッシュな外観を、シンプルかつワイド設計のフロントグリル等の装飾パーツで実現している車。
トヨタのラグジュアリーミニバンであるアルファードよりも大きな車体を魅力とする「グランエース」は、スライドドアの開口幅を広く設計するセカンドシートマニュアルウォークイン機構を採用する効果で、後部座席への乗り降りのスムーズ化させて、ホテルや空港への送迎などを行う商用車としてのニーズも想定して開発されたトヨタの高級車。
「グランエース」の上級グレードでは、広い室内空間での心地良さを更に引き上げる為に、オットマン機能を備えたエグゼクティブパワーシートを採用し、木目調加飾が施された折り畳み式サイドテーブルなどのパーツを充実させている。
全長/全幅/全高 | 5,300mm/1,970mm/1,990mm |
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室内寸法 | 3,290mm/1,735mm/1,290mm |
車両重量 | 2,740kg |
ホイールベース | 3,210mm |
最小回転半径 | 5.6m |
エンジン | 1 GD-FTV 直列4気筒 |
総排気量 | 2.754L |
最高出力 | 130kW/3,400rpm |
最大トルク | 450Nm/1,600~2,400rpm |
燃費 | 10.0Km/L(WLTCモード) |
使用燃料 | 軽油 |
価格 | 6,721,000円~ |
「グランエース(GDH303H)」の車両価格
- 6,421,000円 (G・8人乗り)~6,721,000円 (Premium・6人乗り)
第11位~ 「bZ4X」は航続距離500Km越えを実現している本格的なオフロード走行も可能としているEVでラグジュアリーな内外装パーツも魅力としているトヨタの高級車
「bZ4X(XEAM10 / YEAM15型)」は、トヨタがSUBARUと共同開発を実施して誕生させたEVシリーズの第1弾モデルとて2022年5月にリリースされた車両で、本格的なオフロード走行も可能とするクロスオーバーSUVタイプの電気自動車。
トヨタが2030年までに、Battery Electric Vehicle (2次電池式電気自動車) の販売台数を350万台と掲げた数値目標をクリアするために開発を実施した「bZ4X」は、当初はリース専用販売スタイルを採用していたが、2023年10月にマイナーチェンジを実施したタイミングに合わせて、販売店を利用した一般販売も開始した。
「bZ4X」は、TNGAプラットフォームに改良を加え、EV開発のために再設計化させたBEV専用プラットフォームであるe-TNGA を採用し、電池パックと車体フレームとを一体構造化させる効果によって、高剛性と低重心フォルムを実現させて、モーター走行が可能とする別次元の静粛性を確保している車両。
航続距離はFWDで567Km(グレードG)、E-Fourでは551km(グレードG)を実現している「bZ4X」は、先進のデジタルサービスを利用可能とする12.3インチディスプレイオーディオなど、スタイリッシュなデザイン性も備えた車載パーツを装備させて、高級感を引き上げているトヨタのEVでもあります。
全長/全幅/全高 | 4,690mm/1,860mm/1,650mm |
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室内寸法 | 1,940mm/1,515mm/1,160mm |
車両重量 | 1,920kg |
ホイールベース | 2,850mm |
最小回転半径 | 5.6m |
モーター | 1XM交流同期電動機 |
最高出力 | 150kW |
最大トルク | 266Nm |
動力用主電池 | リチウムイオン電池 |
容量 | 201Ah |
交流電力量消費率 | 128Wh/Km(WLTCモード) |
一充電走行距離 | 559Km(WLTCモード) |
価格 | 6,000,000円~ |
「bZ4X(XEAM10/YEAM15型)」の車両価格
- 5,500,000円(G・FWD)~6,500,000円(Z・E-Four)
第12位~ 「クラウンクロスオーバー」は9.5インチのゴルフバックであれば3個積載できる実用面でも魅力的な荷室スペースを確保しているトヨタの高級車
「クラウンクロスオーバー(TZSH35/AZSH35型)」は、DISCOVER YOUR CROWN.をキャッチフレーズに掲げ、フルモデルチェンジを実施して16代目では4タイプのボディタイプを順次展開していく販売戦略を採用する中で、第1弾のラインナップとして2022年9月にリリースされたクロスオーバーSUV。
「クラウンクロスオーバー」は、歴代モデルの中では初めて横置きエンジンを搭載し、過給機をユニットに組み込む2.4Lターボモデルは、トヨタの車で初めてデュアルブーストハイブリッドシステムを導入する効果で、低燃費と高出力を高水準化させた。
ブラック×プレシャスレイなどの目立つツートンカラーも選択可能としている「クラウンクロスオーバー」は、モデルルームのような清潔感の漂う洗練されたお洒落な雰囲気へと仕上げて、ラゲッジルームでは9.5インチのゴルフバックであれば、3個載せられる実用的な荷室スペースを確保しているトヨタの高級車。
全長/全幅/全高 | 4,930mm/1,840mm/1,540mm |
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室内寸法 | 1,980mm/1,540mm/1,170mm |
車両重量 | 1,920kg |
ホイールベース | 2,850mm |
最小回転半径 | 5.4m |
エンジン | T24A-FTS |
総排気量 | 2.393L |
最高出力 | 200kW/6,000rpm |
最大トルク | 200Nm/2,000~3,000rpm |
フロントモーター(最高出力) | 61kW |
フロントモーター(最大トルク) | 292Nm |
リヤモーター(最高出力) | 59kW |
リヤモーター(最大トルク) | 169Nm |
燃費 | 15.7Km/L |
使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
価格 | 6,050,000円~ |
「クラウン・クロスオーバー」の車両価格
- 4,350,000円(CROSSOVER X)~6,400,000円(CROSSOVER RS Advanced)
第13位~ ハリアーは前後に設置するランプで車体に華やかな雰囲気を与え、遮音材を最適配置させて車内の静粛性を高水準化させているトヨタの高級車
1997年に誕生した「HARRIER(ハリアー)」は、初代モデル(SXU/ACU/MCU1#)が、カムリ(XV20系)のプラットフォームをベースとし、WILD but FORMALのテーマを掲げて開発された。
クーペスタイルのエレガントな車体フォルムに、高級セダンのような乗り心地や室内空間の豪華さを組み合わせた初代「ハリアー」は、世界市場での人気も高いラグジュアリーSUVという新たな市場を構築したパイオニア。
4代目「ハリアー(MXUA8# / AXUH8# / AXUP85)」は、2022年9月に、トヨタのコネクテッドナビ機能に対応する利便性の高いディスプレイオーディオを標準装備する等のマイナーチェンジを実施し、フロントグリルにはブラックメッキ塗装を施すなど特別感を引き上げるPHEVを追加設定。
GA-Kプラットフォームの基で車体骨格を完成させている4代目「ハリアー」は、2本のL字型の光源を上下に連ねるプロジェクター式LEDヘッドランプに、リヤビューに華やかさを与えるLEDリヤコンビネーションランプを組み合わせる相乗効果によって、ボディ全体で高級車に相応しい外観の美しさを与えている。
同型「ハリアー」は、足回りで採用するマクファーソンストラット式と、ダブルウィッシュボーン式のサスペンションが可能とする振動の少ない優雅な走りを、遮音材や制振材を最適配置して、静粛性を高水準化させている車内で堪能できるトヨタの高級車です。
全長/全幅/全高 | 4,740mm/1,885mm/1,660mm |
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室内寸法 | 1,880mm/1,520mm/1,215mm |
車両重量 | 1,680kg |
ホイールベース | 2690mm |
最小回転半径 | 5.7m |
エンジン | A25A-FXS |
総排気量 | 2.487L |
最高出力 | 131kW/5,700rpm |
最大トルク | 221Nm/3,600~5,200rpm |
フロントモーター(最高出力) | 88kW |
フロントモーター(最大トルク) | 202Nm |
リヤモーター(最高出力) | 40kW |
リヤモーター(最大トルク) | 121Nm |
燃費 | 22.3km/L(WLTCモード) |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
価格 | 4,628,000円~ |
4代目「ハリアー」の車両価格
- 3,128,000円(S・ガソリン車 2WD)~6,200,000円(Z・プラグインハイブリッド車 E-Four)
第14位~ ランドクルーザープラドはビルが密集する都市部でも存在感を発揮するラグジュアリーなエクステリアの魅力も兼ね備えているトヨタの高級車
「ランドクルーザープラド」は、ランドクルーザー70系のライトデューティーモデルの派生車として、1990年に初代モデルがリリースされ、フェイスリフトを実施してランクルとの差別化を図り、燃料噴射ポンプを搭載して走行性能を引き上げるなど改良を加える事で、ブランド力を向上していったプラドは人気車の地位を確立していった。
4代目「ランドクルーザープラド」は、2021年にマイナーチェンジを実施して、駐車時に障害物との接触を回避する効果を発揮するインテリジェントクリアランスソナーを標準装備させるなどの改良を加えた。
同型プラドは、アウトドアスポットの自然の中でも、ビルが密集する都市部においても存在感を発揮するスタイリッシュな外観を特長としているトヨタの高級車。
4代目「ランドクルーザープラド」は、オーナーらに1年中アウトドアを楽しませるために、夏の暑い日には背もたれ部から涼しい風を吹かせるベンチレーション機能や、底冷えするような冬の寒い日には、肩や腰などを温める快適温熱シート機能を導入している。
「ランドクルーザープラド」の次期モデルは、プラドというサブネームは廃し、ランドクルーザー250としてランクルシリーズの中核モデルとしてリリースされ、新たな価値観を与えてくれるトヨタの高級車としても期待されている。
全長/全幅/全高 | 4,825mm/1,885mm/1,850mm |
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室内寸法 | 2,520mm/1,565mm/1,240mm |
車両重量 | 2,100Kg |
ホイールベース | 2,790mm |
最小回転半径 | 5.8m |
エンジン | 2TR-FE直列4気筒 |
総排気量 | 2.693L |
最高出力 | 120kW/5,200rpm |
最大トルク | 246Nm/3900rpm |
燃費 | 8.3km/L(WLTCモード) |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
価格 | 4,337,000円~ |
4代目「ランドクルーザープラド」の車両価格
- 3,676,000円(TX 2.7L ガソリン・5人乗り)~5,543,000円(TZ‐G 2.8L クリーンディーゼル7人乗り)
第15位~ 「GRカローラ」は大衆車のイメージの強いカローラをベース車としてGRがレース現場で磨いてきた技術力を導入してハイパフォーマンス化させているトヨタの高級車
2023年4月に販売を開始した「GRカローラ(GZEA14H型)」は、大衆車のイメージの強いカローラスポーツをベース車として、トヨタグループのモーターレースで活躍するスポーツコンバージョンチームであるGR(ガズー・レーシング)が、改良を加えて走行性能を重点的に引き上げたハイパフォーマンスモデル。
「GRカローラ」は、レースの現場で鍛え上げられた、4輪の駆動力を巧みに操り、旋回時における加速性能を魅力とする、アクティブトルクスプリット4WDシステムを導入し、排気用のカムシャフトに改良を加える1.6L 3気筒ターボダイナミクスフォースエンジンを搭載する事で、伸びやか加速フィールと刺激的なスポーティな走りを、乗員らに体感させるトヨタの高級車。
エンジンの高出力化に寄与し、リヤビューにスポーティな雰囲気を与える3本出しマフラーを設置する「GRカローラ」の室内空間は、ドライバーの運転のしやすさを最大限に考慮して、視認性と操作性が優れた専用開発のFull TFTメーターを装備させているだけではなくて、ヘッドレスト部などにGRのロゴマークを入れて、特別感を与えている。
全長/全幅/全高 | 4,410mm/1,850mm/1,480mm |
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室内寸法 | 1,790mm/1,510mm/1,150mm |
車両重量 | 1,470kg |
ホイールベース | 2,640mm |
最小回転半径 | 5.5m |
駆動方式 | 4輪駆動 |
エンジン | G16E-GTS 直列3気筒インタークーラーターボ |
総排気量 | 1.618L |
最高出力 | 224kW/6,500rpm |
最大トルク | 370Nm/3,000~5,550rpm |
燃費 | 12.4Km/L(WLTCモード) |
使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
車両価格 | 5,250,000円 |
「GRカローラ・RZ」の車両価格
- 5,250,000円
第16位~ CAMRY(カムリ)は2023年12月に日本市場での販売終了となるまで、FFセダンの最上級モデルとして展開されていたトヨタの高級車
「CAMRY(カムリ)」は、トヨタのFFセダンの最上級モデルとして君臨していた高級車。初代モデル(A4#/5#型)が、国産車初のスペシャリティーカーとして認知されているセリカのセダン版として1980年にリリースされた「カムリ」は、グローバル市場ではトヨタの世界戦略車として各国での好調なリリースを続け、11代目「カムリ(XV8#型)」は日本市場では販売は行わない海外専用車種となる。
2023年12月に日本市場での販売を終了した10代目「カムリ」は、TNGAプラットフォームの基で車両の低重心化を実施して、2.5LダイナミックフォースエンジンにハイブリッドシステムTHS 2を組み合わせて、低燃費とスポーティな走りを両立させていた。
同型「カムリ」では、キーンルックに改良を加えて、ラグジュアリーテイストな車体のイメージにマッチする精悍さを付与させて、装飾パーツで車内の質感をゴージャスに仕上げる、高級車グレードも展開していた。
全長/全幅/全高 | 4,910mm/1,840mm/1,445mm |
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室内寸法 | 2,010mm/1,535mm/1,185mm |
車両重量 | 1,600Kg |
ホイールベース | 2,825mm |
最小回転半径 | 5.9m |
駆動方式 | FF |
エンジン | A25A-FXS |
総排気量 | 2.487L |
最高出力 | 131kW/5,700rpm |
最大トルク | 221Nm/3,600~5,200rpm |
燃費 | 24.3Km/L(WLTCモード) |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
新車時価格 | 4,484,000円~ |
トヨタの高級車は大衆車にはないユーザーの購買欲を刺激する魅力的な付加価値を加えて商品力を強化しているので支持され続けている
トヨタの高級車ランキングには、ランクルシリーズやクラウンシリーズ、ヴェルファイアやアルファードなど、誕生してから数十年にも渡って車歴を積み重ねている車種が数多くランクインしております。
それら車両は、圧倒的なアウトドア走行性能や、快適で居心地の良い車内空間、絢爛で華麗な内外装など、大衆車にはない付加価値を与えて、ユーザーに憧れを抱かせる確固たるブランド力も確立しているので長きに渡って支持され続けています。