販売終了・生産終了の車

販売終了した日本車メーカーの車種まとめ!ロールーフミニバンやセダンなど

販売終了する車を集めた。モデル整理に伴いトヨタ、日産、マツダ、ホンダ、スバル・三菱・ダイハツで統合・生産終了する車は?人気低迷のロールーフミニバン、販売台数が振るわない車種など2018年以降に生産・販売終了した車を紹介。

2018年以降に販売終了した車を国産メーカーからピックアップ!

販売終了・生産終了が発表された車をメーカーごとにまとめました。
三菱・パジェロやトヨタ・エスティマ、マークX、日産キューブなどの名車がモデル廃止を迎えています。
SUVやコンパクトカー、ミニバンは販売台数が多いのに対してセダンの販売台数が芳しくないため、生産終了する車はセダンタイプが多いのも近年の特徴です。

販売終了したトヨタ車

国内で販売する車種が最多のトヨタは、現在ラインナップしている車種を削減すると明言しています。トヨタの特徴は今ある車種を販売台数が期待できる車種に統合していることです。そのためステーションワゴンやセダンが廃止対象になる傾向があります。

パッソ

2023年に生産終了したパッソ

パッソは2004年から2023年まで販売してたコンパクトカーで、ダイハツのブーンをOEM提供された車。
トヨタ最小サイズリッターカー(排気量1,000L)で、安全装備なども充実していることから、運転免許を取り始めて車を購入するユーザーのファーストカーにも人気。

車種名 パッソ
販売期間 2004年~2023年
概要 ダイハツ・ブーンのOEMで提供されたコンパクトカー。トヨタ最小サイズのリッターカーで、安全装備も充実。
おすすめユーザー 運転免許を取り始めた初心者やファーストカー購入者に人気。

カムリ

2023年に生産終了したカムリ

カムリは1980から2023年まで販売されていたトヨタの高級セダンで、北米では16年連続乗用車販売台数1位に輝くなど、トヨタのグローバル販売を支える主力車種。
日本では2011年から販売する9代目からハイブリッド専用セダンとして販売。

車種名 カムリ
販売期間 1980年~2023年
概要 トヨタの高級セダン。北米では16年連続乗用車販売台数1位を記録。日本では9代目以降ハイブリッド専用セダンとして販売。
グローバルでの実績 トヨタのグローバル販売を支える主力車種。

C-HR

2023年に生産終了したC-HR

C-HRはプリウスをベースにするコンパクトクロスオーバーで、2016年から2023年まで販売。
コンセプトカーをそのまま市販化したようなエクステリアが話題となり、2017年にはSUV新車販売台数1位を獲得、その後カローラクロスやRAV4などトヨタの強力なライバルにより販売台数は失速、2023年の2代目モデルは日本市場導入を見送りに。

車種名 C-HR
販売期間 2016年~2023年
概要 プリウスをベースにしたコンパクトクロスオーバー。コンセプトカーに近いデザインで話題となった。
実績 2017年SUV新車販売台数1位を獲得。その後、カローラクロスやRAV4の登場で販売台数は減少。
2代目モデル 2023年の日本市場導入は見送り。

ピクシスジョイ

2023年に生産終了したピクシスジョイ

ピクシスジョイはダイハツのキャストがOEM元になる軽自動車で、2016年から2023年まで販売。
安全装備はトヨタセーフティセンスではなく、ダイハツのスマートアシストを導入しているなど、キャストの仕様をほぼそのままに販売。
OEM元のキャストが2023年に生産終了するに伴いピクシスジョイも生産終了。

車種名 ピクシスジョイ
販売期間 2016年~2023年
概要 ダイハツ・キャストのOEM軽自動車。安全装備はダイハツのスマートアシストを採用し、仕様はほぼキャストと同じ。
生産終了理由 OEM元のキャストの生産終了に伴い、ピクシスジョイも終了。

ピクシスメガ

2022年に生産終了したピクシスメガ

ピクシスメガはピクシスジョイと同様に、ダイハツのウェイクをベースにしたモデルで2015年から2022年まで販売していた軽自動車。
トール系の軽自動車に該当し、両側スライドドアに広い車内空間が特徴。2022年ウェイクの販売終了に伴いピクシスメガも販売終了。

車種名 ピクシスメガ
販売期間 2015年~2022年
概要 ダイハツ・ウェイクをベースにした軽自動車。両側スライドドアと広い室内空間が特徴のトール系モデル。
生産終了理由 OEM元のウェイクの販売終了に伴い、ピクシスメガも終了。

エスクァイア

2022年に生産終了したエスクァイア

エクスァイアはノア・ヴォクシーと並ぶミニバン3兄弟として2014年から2022年まで販売。
ノア・ヴォクシーと違う高級ミニバンをコンセプトにしており、より押し出しの強いエクステリアと高級感のあるインテリアを採用することで、販売価格もノア・ヴォクシーより高めに設定。 2022年ノア・ヴォクシーのモデルチェンジを機に統合する形で生産終了。

車種名 エスクァイア
販売期間 2014年~2022年
概要 ノア・ヴォクシーと並ぶミニバン。高級感を重視したエクステリアとインテリアで、販売価格はやや高め。
生産終了理由 ノア・ヴォクシーのモデルチェンジに伴い統合され、生産終了。

ポルテ

2021年に生産終了したポルテ

ポルテはコンパクトボディにスライドドアを搭載するプチバンとしてデビュー。
販売期間は2004年から2021年で、2016年から販売するルーミーとコンセプトが近いことから、販売台数の見込めるルーミーを後継車種とすることで2021に生産終了。

車種名 ポルテ
販売期間 2004年~2021年
概要 コンパクトボディにスライドドアを搭載したプチバン。使いやすい都市型ミニバンとして人気。
生産終了理由 コンセプトが近いルーミーを後継車種とするため生産終了。

スペイド

2021年に生産終了したスペイド

スペイドは2代目ポルテのモデルチェンジに合わせ発売されたプチバンで、ポルテとは兄弟車種の関係にある車。
販売期間も2代目ポルテと同じく2012から2021年。ポルテはトヨタ店とトヨペット店、スペイドはカローラ店とネッツ店で取り扱うよう、当時のトヨタ販売チャンネルによりすみ分けられていました。

車種名 スペイド
販売期間 2012年~2021年
概要 2代目ポルテのモデルチェンジに合わせ発売されたプチバン。ポルテの兄弟車種で、販売チャンネルを分けて展開。
販売チャネル カローラ店とネッツ店で取り扱い、ポルテとは販売チャンネルを区別。

プレミオ

2021年に生産終了したプレミオ

プレミオはトヨタ5ナンバーサイズのコンパクトセダンで2001年から2021年まで販売。
アリオンの兄弟車で基本設計などを共有。日本だけでなく世界各国で展開するモデルで、特に東南アジアでは高い人気を集める車です。

車種名 プレミオ
販売期間 2001年~2021年
概要 5ナンバーサイズのコンパクトセダン。アリオンの兄弟車で基本設計を共有し、日本国内だけでなく海外でも展開。
海外での人気 特に東南アジアで高い人気を集めるモデル。

アリオン

2021年に生産終了したアリオン

アリオンはカリーナの後継車種として2001年から2021年まで販売。
プレミオの兄弟車で基本設計を共有する、希少な5ナンバーのコンパクトセダンです。ホイールベースは2,700mmあるため車内空間は広く、大人が5人乗っても窮屈さを感じないように設計されています。

車種名 アリオン
販売期間 2001年~2021年
概要 カリーナの後継車でプレミオの兄弟車。希少な5ナンバーサイズのコンパクトセダンで、ホイールベース2,700mmの広い室内空間を持つ。
室内の特徴 大人5人が乗っても窮屈さを感じない設計。

タンク

2020年に生産終了したタンク

タンクはルーミーともに2016年から発売するコンパクトミニバンで、ダイハツが開発するトールのOEMモデル。
タンクはトヨペット店とネッツ店、ルーミーはトヨタ店とカローラ店の取り扱いで、両車種をすみ分け、その後2020年のトヨタ全車種併売化により全店舗で両車種を販売、2020年のモデルチェンジによりルーミーと一本化され、タンクは生産終了に。

車種名 タンク
販売期間 2016年~2020年
概要 ルーミーと同時期に発売されたコンパクトミニバン。ダイハツ・トールのOEMモデルで、販売チャンネルを分けて展開。
販売チャネル トヨペット店とネッツ店で販売、ルーミーとは店舗を分けて展開。
生産終了理由 2020年のトヨタ全車種併売化によりルーミーと統合され、生産終了。

サクシード

2020年に生産終了したサクシード

サクシードは2002年から2020年まで販売していた商用バンで、ワゴンモデルは2013年バンに先立ち廃止。
余計な装備を持たず販売価格を抑える商用バンのため、改造のベースモデルとして商用以外の用途でも人気。2020年のトヨタ全車種併売化により兄弟車のプロボックスに吸収され生産終了。

車種名 サクシード
販売期間 2002年~2020年
概要 商用バン。余計な装備を省き、価格を抑えた仕様。改造ベースとしても人気。
ワゴンモデル 2013年に廃止され、バンモデルのみ販売。
生産終了理由 トヨタ全車種併売化により、兄弟車プロボックスに統合され生産終了。

ウィッシュ

2017年に生産終了したウィッシュ

2003年に初代が発売された「ウィッシュ」は、5ナンバーの6・7人乗りステーションワゴンタイプのミニバンで、2009年にフルモデルチェンジ、2017年10月初旬にプリウスαへ統合する形で販売終了しました。

スポーティな見た目で、家族が増えてファミリーカーに乗らなければならなくなったけど、箱型のミニバンはのっぺりしていてイヤだと思うパパに人気がありました。

後部ドアはヒンジドアを採用して派生車種のアイシスとの違いをつけていて、ライバル車のホンダ・ストリームと販売台数を競い合っていましたが、ストリームも2014年に販売終了しています。

車種名 ウィッシュ
販売期間 2003年~2017年
概要 5ナンバーの6・7人乗りステーションワゴンタイプのミニバン。スポーティなデザインでファミリーカーとして人気。
特徴 後部ドアはヒンジドアを採用し、派生車種アイシスとの違いを演出。
ライバル ホンダ・ストリームと販売台数を競合。ストリームは2014年に販売終了。
生産終了理由 2017年10月にプリウスαへ統合され販売終了。

アイシス

2018年に生産終了したアイシス

トヨタの「アイシス」は2014年に登場したスライドドア搭載の6・7人乗りミニバンで、助手席側Bピラーのない「パノラマオープンドア」を採用していて、この技術はダイハツのタントにも採用されています。

2017年10月に販売終了したウィッシュの兄弟車で、2004年の販売より1度もフルモデルチェンジされておらず、2007年にマイナーチェンジを行ったきり特別仕様車の追加や一部改良を繰り返しており、販売より13年が経過して生産終了してその後はウィッシュと同様に2018年にプリウスαへ統合しました。

車種名 アイシス
販売期間 2004年~2018年
概要 スライドドア搭載の6・7人乗りミニバン。助手席側Bピラーのないパノラマオープンドアを採用。
モデルチェンジ フルモデルチェンジはなく、2007年にマイナーチェンジ。特別仕様車や一部改良を繰り返す。
生産終了理由 13年の販売後、ウィッシュ同様2018年にプリウスαへ統合。

SAI

2018年に生産終了したSAI

2009年12月に発売されたハイブリッドセダンの「SAI」は、小さい高級セダンとして開発されていてレクサスのハイブリッドカー「HS」の姉妹車でもあります。2013年にはマイナーチェンジを行い、2015年に一部改良を行ってから改良は行われていません。

ミドルクラスセダンの「カムリ」がフルモデルチェンジされて、ハイブリッドカーを全面に押し出してアピールしているため、同じミドルクラスのハイブリッドセダンであるSAIは、カムリに統合されて2018年2月に販売終了しました。

車種名 SAI
販売期間 2009年~2018年
概要 小型高級ハイブリッドセダン。レクサスHSの姉妹車で、ミドルクラスセダンに属する。
改良・マイナーチェンジ 2013年にマイナーチェンジ、2015年に一部改良。それ以降は改良なし。
生産終了理由 カムリのフルモデルチェンジでミドルクラスハイブリッドを統一する形で2018年2月に販売終了。

マークX

2019年に生産終了したマークX

2004年から販売されている「マークX」は、ミドルセダンのマーク2の後継車で、2009年にフルモデルチェンジされて2代目を販売。

2度のマイナーチェンジを行い、2017年9月19日にスポーツモデルの「GR」が販売されテコ入れが行われていますが、2019年12月に販売終了。

車種名 マークX
販売期間 2004年~2019年
概要 ミドルセダン。マーク2の後継車で、2009年に2代目へフルモデルチェンジ。
改良・モデル 2回のマイナーチェンジを実施。2017年9月にスポーツモデル「GR」を追加してテコ入れ。
生産終了理由 2019年12月に販売終了。

FJクルーザー

2018年に生産終了したFJクルーザー

レトロなエクステリアと力強い悪路走破性を備えるFJクルーザーは2018年1月に販売終了しました。燃費性能などが理由でモデル廃止に至りましたが、復活を望むファンが少なくありません。

車種名 FJクルーザー
販売期間 不明~2018年1月
概要 レトロなデザインと高い悪路走破性を持つSUV。独特なスタイルでファンが多い。
生産終了理由 燃費性能などの理由でモデル廃止。ファンからの復活希望は多い。

オーリス

2018年に生産終了したオーリス

2006年から販売されていたオーリスは2018年3月に生産・販売終了となりました。2018年6月からは後継モデルとして「カローラスポーツ」が販売を開始しましたが、台湾では「オーリス」の車名で販売され続けています。

車種名 オーリス
販売期間 2006年~2018年3月
概要 コンパクトカー。2018年に生産・販売終了し、後継モデルとしてカローラスポーツが登場。
海外展開 台湾では「オーリス」の車名で継続販売。

アベンシス

2018年に生産終了したアベンシス

トヨタ・アベンシスは1997年から3代にわたり販売されたステーションワゴン・セダン・ハッチバックです。元々は欧州専売モデルでしたが、2003年10月からは日本国内においてもビスタの後継モデルとして逆輸入されるように。最終モデルは2009年に登場し、日本でも2011年より輸入販売がスタートしましたが、近年のSUV人気に押される形で2018年4月をもって販売を終了しました。

車種名 アベンシス
販売期間 1997年~2018年4月
概要 ステーションワゴン・セダン・ハッチバックの欧州専売モデル。2003年以降、日本国内ではビスタの後継として逆輸入販売。
最終モデル 2009年登場、2011年より日本輸入販売開始。
生産終了理由 SUV人気の影響で2018年4月に販売終了。

エスティマ

2019年に生産終了したエスティマ

「天才タマゴ」の名で知られたトヨタ・エスティマは、2019年10月に生産終了。およそ30年の歴史に終止符を打ちました。次期型では燃料電池自動車となって登場するなどの噂もありましたが、残念ながら今回のモデル廃止に至りました。

車種名 エスティマ
販売期間 約30年間~2019年10月
概要 通称「天才タマゴ」。長年親しまれたミニバンモデル。
生産終了理由 2019年10月に生産終了。次期型の燃料電池自動車化の噂もあったが今回のモデル廃止に。

販売終了した日産車

e-POWERの販売が好調の日産は、モデル期間が長い車種がいくつかあります。生産終了したマーチなどを筆頭に、2020年から2022年はフーガやシーマ、シルフィなどセダンタイプのモデルが次々と廃止。

マーチ

2022年に生産終了したマーチ

マーチは1982年から2022年まで生産・販売していたベストセラーモデル。
可愛らしい丸いエクステリアが特徴で、2代目モデルは日本と欧州のカーオブザイヤーを獲得するなど世界的に高く評価された車。
日本で生産終了後も海外ではマイクラの名称で販売を継続。

車種名 マーチ
販売期間 1982年~2022年
概要 ベストセラーモデルのコンパクトカー。丸い可愛らしいデザインが特徴。
実績 2代目モデルは日本・欧州のカーオブザイヤーを受賞。
海外展開 日本での生産終了後も、海外では「マイクラ」として販売継続。

フーガ

2022年に生産終了したフーガ

フーガはグロリア・セドリックの後継車として2004年から2022年まで販売。
初代フーガのエンブレムはニッサンでしたが、2代目フーガの2015年のビッグマイナーチェンジからインフィニティのエンブレムに変更。
2010年からは2012年までは、不在のシーマに替わり日産のフラッグシップセダンとしてラインナップ。

車種名 フーガ
販売期間 2004年~2022年
概要 グロリア・セドリックの後継ミドル~フラッグシップセダン。初代は日産エンブレム、2代目は2015年からインフィニティエンブレム。
フラッグシップ期間 2010年~2012年、不在のシーマに替わり日産のフラッグシップセダンとしてラインナップ。

シーマ

2022年に生産終了したシーマ

シーマは1988年から2022年まで生産されていた日産のセダン。
2010年から2012年は一時生産終了してフラッグシップをフーガに譲りましたが、2013年以降フラッグシップセダンとして販売。
初代モデルはシーマ現象と呼ばれるほど売れに売れ、年間36,400台、その後4年間で129,000台を販売した。

車種名 シーマ
販売期間 1988年~2022年
概要 日産のフラッグシップセダン。2010年~2012年は一時生産終了し、フラッグシップをフーガに譲る。
実績 初代モデルは「シーマ現象」と呼ばれるほど売れ、年間36,400台、4年間で129,000台を販売。
フラッグシップ復帰 2013年以降、再びフラッグシップセダンとして販売。

シルフィ

2021年に生産終了したシルフィ

シルフィは名車ブルーバードの後継モデルとして2000年から2021年まで販売。
5ナンバーサイズのエントリーセダンとして、トヨタのプレミオなどと販売台数を競い合いました。
2012年には3ナンバーにサイズアップ。シルフィは世界中で販売しているモデルで、2021年の日本市場生産終了後も中国市場を中心に販売台数を伸ばしています。

車種名 シルフィ
販売期間 2000年~2021年
概要 ブルーバードの後継エントリーセダン。5ナンバーサイズでプレミオなどと販売競合。
サイズ変更 2012年に3ナンバーサイズに拡大。
海外展開 日本生産終了後も中国市場を中心に販売継続。

ティアナ

2020年に生産終了したティアナ

ティアナは2003年から2020年に販売された上級セダン。
モダンリビングをコンセプトに、豪華なインテリアが特徴で、日本だけでなくアジアやオセアニア地域を中心に販売台数を伸ばしています。
日本ではセフィーロやローレルの後継車種として販売。

車種名 ティアナ
販売期間 2003年~2020年
概要 上級セダン。モダンリビングをコンセプトに豪華なインテリアを持つ。
市場展開 日本のみならず、アジアやオセアニアで販売台数を伸ばす。
後継車種 日本ではセフィーロやローレルの後継車として販売。

ラフェスタ ハイウェイスター

2018年に生産終了したラフェスタ ハイウェイスター

2004年から発売されたロールーフミニバンの「ラフェスタ」は、初代が2012年に販売終了し、2011年から販売している実質的な2代目の「ラフェスタ ハイウェイスター」も販売終了しました。

日産のラフェスタ ハイウェイスターは、マツダ プレマシーのOEM車種で、マツダではミニバンのラインナップをCX-8で補い販売中の「プレマシー」と「ビアンテ」を販売終了しました。したがって、プレマシーのOEM車であるラフェスタ ハイウェイスターも、同時期に販売終了しています。
これで日産のラインナップから6~7人乗りのロールーフミニバンが姿を消すことになります。

車種名 ラフェスタ ハイウェイスター
販売期間 2011年~2018年
概要 ロールーフミニバンの2代目モデル。マツダ プレマシーのOEM車。
OEM元 マツダ プレマシー。マツダではプレマシーとビアンテを販売終了。
生産終了理由 OEM元マツダ車の販売終了に伴い、日産ラインナップから6~7人乗りロールーフミニバンが消滅。

ジューク

2019年に生産終了したジューク

日産ジュークは2019年9月にフルモデルチェンジが発表されました。ところが日本国内には新型ジュークが導入されず、代わりにコンパクトSUVの日産キックスが2020年より発売開始。

  • キックスはジュークに替わるコンパクトSUVとして2020年デビュー
  • 後ろから見たキックス
車種名 ジューク
販売期間 不明~2019年9月
概要 コンパクトSUV。2019年にフルモデルチェンジが発表されるも、日本国内には新型導入なし。
後継車 日産キックスが2020年よりコンパクトSUVとして販売開始。

キューブ

2019年に生産終了したキューブ

スクエアボディの個性的なエクステリアとデザイン性の高いインテリアが魅力のキューブ。他の車種よりも安全性能がアップデートされていないため、フルモデルチェンジで巻き返しを図るものと思われましたが、2019年12月をもって生産終了することが発表されました(販売は2020年2月末まで)。

車種名 キューブ
販売期間 不明~2019年12月(販売は2020年2月末まで)
概要 スクエアボディの個性的なコンパクトカー。デザイン性の高いインテリアが特徴。
生産終了理由 安全性能が他車種より更新されず、フルモデルチェンジが見送られたため。

販売終了したホンダ車

2020年にはコンパクトセダンのグレイスやステーションワゴンのジェイドが、2022年にはフラッグシップセダンのレジェンドやホンダの代表的なピュアスポーツNSXなどが生産終了。
先進的な内外装で話題を集めたBEVのホンダeも2024年で終了しています。

ホンダe

2024年に生産終了したホンダe

ホンダ初の量産BEV(電気自動車)で、先進性の高いエクステリア・インテリアで発表時には未来の車が実現したと話題に。
しかし航続距離が259km、車格と釣り合わない高額な車両価格など実用面で課題が残る結果となり2020年から2024年の短期間で生産終了へ。

車種名 ホンダe
販売期間 2020年~2024年
概要 ホンダ初の量産電気自動車(BEV)。先進的なエクステリア・インテリアで話題に。
課題 航続距離259km、車格に見合わない高額価格など実用面で課題が残る。
生産終了理由 実用性の課題により、短期間で生産終了。

S660

2022年に生産終了したS660

軽自動車規格のスポーツモデルとして、熱狂的な人気を博したモデル。
販売期間は2015年から2022年で、生産終了が発表された時から残りの生産台数を上回る注文が殺到しました。

車種名 S660
販売期間 2015年~2022年
概要 軽自動車規格のスポーツカー。熱狂的な人気を誇るモデル。
生産終了時の状況 生産終了発表後、残り生産台数を上回る注文が殺到。

シャトル

2022年に生産終了したシャトル

シャトルは前身のフィット シャトルの後継モデルとして、2015年から2022年まで販売。
フィット譲りのセンタータンクレイアウトはシャトルにしかない利点で、クラス以上の居住性を確保することにより、ファミリーユースにも人気のモデルでした。

車種名 シャトル
販売期間 2015年~2022年
概要 フィット シャトルの後継モデル。センタータンクレイアウトを採用しクラス以上の居住性を確保。
人気ポイント ファミリーユースに適した居住性と利便性で人気。

CR-V

2022年に生産終了したCR-V

CR-VはトヨタのRAV4とともに都市型SUVの礎を築いた歴史的なモデルで、1995年から2022年まで販売。
北米ではモデルチェンジを実施し、ホンダの主力SUVとして好調な売れ行きを記録しています。日本市場では2024年にFCEV(燃料電池)モデルのCR-Vを販売します。

車種名 CR-V
販売期間 1995年~2022年
概要 都市型SUVの先駆けモデル。北米ではホンダ主力SUVとして好調な売れ行き。
日本市場動向 2024年にFCEV(燃料電池)モデルとして販売予定。

NSX

2022年に生産終了したNSX

ホンダを代表するミッドシップスーパースポーツのNSXは、2006年の販売終了後、2016年にモーターを搭載するハイブリッドスポーツとして復活するも2022年に生産終了。
NSXについては2028年から2030年頃にピュアEVとして復活するという噂もあります。

車種名 NSX
販売期間 2016年~2022年(ハイブリッドモデル)
概要 ホンダのミッドシップスーパースポーツ。モーター搭載のハイブリッドモデルとして復活。
復活の噂 2028年~2030年頃にピュアEVモデルとして復活予定との噂あり。

インサイト

2022年に生産終了したインサイト

インサイトはトヨタのプリウスをライバルとするハイブリッドカーで、2014年に一度廃止になりましたが2018年に北米で復活。
日本市場でも北米モデルが導入されましたが、シビックと同じプラットフォームを採用するインサイトは、シビックのe:HEV(ハイブリッド)モデル追加に合わせて2022年廃止に。

車種名 インサイト
販売期間 2018年~2022年(北米モデル導入後)
概要 プリウスのライバルとなるハイブリッドカー。シビックと同プラットフォームを採用。
生産終了理由 シビックのe:HEVモデル追加に伴い、日本市場での販売終了。

レジェンド

2022年に生産終了したレジェンド

レジェンドは1958年から2022年まで販売していたホンダのフラッグシップセダン。 日産のシーマ、トヨタのクラウンなど、ライバルメーカーのフラッグシップと競い合った名車です。
セダン人気の落ち込みによりレジェンドも例外なく販売台数が減少、高級セダンの需要低下と共に生産終了になりました。

車種名 レジェンド
販売期間 1958年~2022年
概要 ホンダのフラッグシップセダン。日産シーマやトヨタクラウンと競合。
生産終了理由 セダン人気の低下と高級セダン需要の減少による販売台数減少。

クラリティ フューエルセル/クラリティ PHEV

2021年に生産終了したクラリティ

ホンダの燃料電池搭載セダン クラリティ フューエルセルと、クラリティ PHEVは2016年から2021年まで販売。
北米で販売していたクラリティ エレクトリックと合わせて、一車種に異なる3つのパワートレインを搭載した世界初のモデルでした。

車種名 クラリティ フューエルセル / クラリティ PHEV
販売期間 2016年~2021年
概要 ホンダの燃料電池搭載セダンとプラグインハイブリッド。北米ではクラリティ エレクトリックも販売。
特徴 一車種に異なる3つのパワートレインを搭載した世界初のモデル。

グレイス

2020年に生産終了したグレイス

グレイスはハイブリッドシステム搭載の5ナンバーセダンで、2014年から2020年まで販売。
3ナンバーセダンが多い中、コンパクトなグレイスは希少なモデルで、運転免許を取得するときに乗る教習車としても人気がありました。

車種名 グレイス
販売期間 2014年~2020年
概要 ハイブリッド搭載の5ナンバーセダン。コンパクトで希少なモデル。
人気ポイント 教習車としても利用され、運転免許取得者に人気。

N-BOX SLASH

2020年に生産終了したN-BOX SLASH

N-BOXの派生車種として2014年から2020年まで販売。
屋根をスパッと切るスタイルと、インディロック、ノヴァカントリー、ダーク、ダイナーなど世界観により8種類のインテリア空間を表現した個性的なモデル。

車種名 N-BOX SLASH
販売期間 2014年~2020年
概要 N-BOX派生の軽自動車。屋根をスパッと切った独特のデザイン。
特徴 8種類のインテリア空間(インディロック、ノヴァカントリー、ダーク、ダイナーなど)を表現。

ジェイド

2018年に生産終了したジェイド

ジェイドは2015年から2020年まで販売されたステーションワゴンで、3列シートのほか2018年には中国市場から2列5人乗りモデルを逆輸入。
セダンと同様に国内で販売するステーションワゴンは年々減少傾向に。

車種名 ジェイド
販売期間 2015年~2020年
車種分類 ステーションワゴン
特徴 3列シート仕様に加え、2018年からは中国市場モデルを逆輸入した2列5人乗り仕様も販売。
背景 国内でのステーションワゴン市場は年々縮小傾向。

バモス

2018年に生産終了したバモス

1999年から販売されているバモスは、2回のマイナーチェンジを行い2015年に一部改良を行って以来、手を加えられていません。2017年で18年目を迎えたバモスは、2018年に新型車の「N-VAN」へ統合されています。

車種名 バモス
販売期間 1999年~2018年
特徴 2回のマイナーチェンジ後、2015年に一部改良を実施。その後大きな変更は行われず。
生産終了理由 2018年に新型軽バン「N-VAN」へ統合。
その他 2017年で18年目を迎えた長寿モデル。

アクティ

2018年に生産終了したアクティバン

2021年に生産終了したアクティトラック

アクティバンは2018年4月に生産終了、7月にモデル廃止となったホンダの商用バンです。バンは3代目まで販売され、軽トラモデルのアクティトラックは現行モデルで4代目を迎えました。
2021年6月にはアクティトラックの販売終了も決定、ホンダは軽トラック市場から撤退します。

車種 生産開始 主な改良・変更 生産終了 備考
バモス 1999年 2回のマイナーチェンジ、2015年に一部改良 2018年 新型「N-VAN」に統合
アクティバン 3代目まで販売 2018年4月(モデル廃止は7月) ホンダの商用バン
アクティトラック 現行モデルで4代目 2021年6月 販売終了に伴い軽トラック市場から撤退

販売終了したマツダ車

マツダが販売するミニバンのプレマシーやビアンテは販売終了。
マツダのフラッグシップセダン・ステーションワゴンのアテンザ、マツダが販売するミニバンの代替車種として登場した7人乗りSUVのCX-8も生産終了しています。

アテンザ(MAZDA6)

2024年に生産終了したアテンザ(MAZDA6)

アテンザはマツダのフラッグシップモデルで、セダンとステーションワゴン両モデルをラインナップ。
2022年から2019年までアテンザという車名で販売していましたが、2019年途中から生産終了の2024まではMAZDA6に改名し販売。

車名 アテンザ(MAZDA6)
モデル展開 セダンとステーションワゴンの2タイプをラインナップ
販売期間(アテンザ名) 2012年から2019年途中まで
販売期間(MAZDA6名) 2019年途中から2024年まで
特徴 マツダのフラッグシップモデルとして上質なデザインと走行性能を追求
生産終了 2024年に生産終了

CX-8

2023年に生産終了したCX-8

CX-8はマツダが販売するミニバンの代替車種として2017年から2023年まで生産していた3列6-7人乗りのSUV。
ミニバン以外の3列シート搭載モデルではトップクラスの快適性を持ち、2018年・2019年の3列シート搭載SUVで販売台数1位を獲得しました。

車名 CX-8
車種区分 3列シート(6〜7人乗り)のSUV
生産期間 2017年から2023年まで
開発背景 マツダのミニバン代替車種として開発
特徴 ミニバン以外の3列シートSUVとしてトップクラスの快適性を実現
実績 2018年・2019年の3列シートSUV販売台数1位を獲得
生産終了 2023年に生産終了

プレマシー

2018年に生産終了したプレマシー

1999年に初代が発売された「プレマシー」は、7人乗りのロールーフミニバンで2回のフルモデルチェンジを行い2010年から3代目プレマシーを販売。
2013年にマイナーチェンジを行ってからは一部改良を繰り返しますが、マツダの顔である「魂動デザイン」は取り入れられませんでした。

マツダのSUVである「CXシリーズ」からは、3列シートのSUVミニバン「CX-8」が2017年12月14日に発売され、2018年プレマシーは販売終了となりました

車名 プレマシー
車種区分 7人乗りロールーフミニバン
初代発売年 1999年
フルモデルチェンジ回数 2回(2010年から3代目を販売)
マイナーチェンジ 2013年に実施。その後は一部改良を繰り返すが「魂動デザイン」は未採用
販売終了理由 CXシリーズの3列シートSUVミニバン「CX-8」が2017年12月に登場したため
生産終了 2018年

ビアンテ

2017年に生産終了したビアンテ

マツダが販売していたワンボックスミニバンの「ビアンテ」は、8人乗り車種でしたが2017年9月に生産終了・2018年に販売終了となり、2008年からフルモデルチェンジすることなく約10年の歴史に幕を下ろしました。

ワンボックス型の後継車種はありませんが、2017年12月14日にSUVで3列シートを装備した6・7人乗りのミニバンであるCX-8がその役目を担っていました。

車名 ビアンテ
車種区分 8人乗りワンボックスミニバン
生産期間 2008年から2017年9月まで
販売終了 2018年に販売終了
モデルチェンジ状況 フルモデルチェンジを行わず約10年間販売
後継車種 ワンボックス型はなし。SUVのCX-8(3列シート6〜7人乗り)が役割を継承

販売終了したスバル車

スバルでは貴重な3列シートモデルのエクシーガが販売終了。水平対向のボクサーエンジンなど独自の進化を見せるスバルですが、その中で販売終了モデルが出るのは少し寂しさもあります。
WRX STIやレガシイB4などスポーツセダンも生産終了しています。

インプレッサG4

2023年に生産終了したインプレッサG4

スバルのエントリーセダンとして販売していたインプレッサG4は、2011年から2023年まで販売。
6代目モデルチェンジでは5ドアハッチバックのみラインナップすることになりG4は生産終了に。当時最新のアイサイトを装備するなどコストパフォーマンスの高さが魅力でした。

車名 インプレッサG4
車種区分 エントリーセダン
販売期間 2011年から2023年まで
モデルチェンジ 6代目では5ドアハッチバックのみラインナップとなりG4は生産終了
特徴 当時最新のアイサイトを装備し、コストパフォーマンスが高い
生産終了 2023年

インプレッサスポーツ

2023年に生産終了したインプレッサスポーツ

インプレッサスポーツは2011年から2023年まで販売。
インプレッサG4と同じく、インプレッサの6代目モデルチェンジによりステーションワゴンタイプのインプレッサスポーツは生産終了。

車名 インプレッサスポーツ
車種区分 ステーションワゴンタイプ
販売期間 2011年から2023年まで
モデルチェンジ インプレッサの6代目モデルチェンジにより生産終了
生産終了 2023年

レガシィB4

2020年に生産終了したレガシィB4

31年の歴史を持つレガシィB4は1989年から2020年まで生産・販売されていたスバルのフラッグシップスポーツセダン。
AWD(フルタイム4WD)と水平対向エンジンの力強い走りが魅力で、一世を風靡したモデルです。

車名 レガシィB4
車種区分 フラッグシップスポーツセダン
生産期間 1989年から2020年まで(31年の歴史)
特徴 AWD(フルタイム4WD)と水平対向エンジンによる力強い走り
評価 一世を風靡したモデル
生産終了 2020年

ディアスワゴン

2020年に生産終了したディアスワゴン

ディアスワゴンは1999年から2020年まで生産・販売されていた軽商用車で、2009年からはダイハツのアトレーがOEM元になっています。
積載量も多くスバルの商用バンでは主力車種として活躍しました。

車名 ディアスワゴン
車種区分 軽商用車
生産期間 1999年から2020年まで
OEM情報 2009年以降はダイハツ・アトレーをOEMとして採用
特徴 積載量が多く、スバルの商用バンの主力車種として活躍
生産終了 2020年

スバルWRX STI

2019年に生産終了したWRX STI

スポーツモデルのスバルWRX STIは、2019年12月23日で国内市場向けモデルの生産終了します。555台限定となる「EJ20 Final Edition」の抽選には13,000件以上の応募が殺到。
生産終了は30年間搭載されていたEJ20型エンジンの生産終了に伴うものですが、ファンイベントでは早くも復活について言及されているとのことです。

車名 スバルWRX STI
車種区分 スポーツモデル
国内生産終了日 2019年12月23日
限定モデル 「EJ20 Final Edition」555台限定。抽選には13,000件以上の応募
終了理由 30年間搭載されたEJ20型エンジンの生産終了に伴う
特徴 高性能スポーツモデルとして根強い人気。復活の可能性もファンイベントで言及

プレオ

2018年に生産終了したプレオ

ヴィヴィオの後継モデルとして誕生したプレオ。2代目はダイハツ・ミラのOEM供給を受けています。2018年3月にミラと同じタイミングで販売終了を迎えました。現在販売されている「プレオ+」はプレオの派生車種であり、ダイハツ・ミライースのOEM車にあたります。

車名 プレオ
車種区分 軽自動車
開発背景 ヴィヴィオの後継モデルとして誕生
OEM情報 2代目はダイハツ・ミラのOEM供給を受ける
販売終了 2018年3月(ミラと同タイミング)
派生車種 「プレオ+」はダイハツ・ミライースのOEM車

エクシーガ クロスオーバー7

2015年に生産終了したエクシーガ クロスオーバー7

2008年から販売していたスバル エクシーガは、3列シートを装備したミニバンで2015年に販売終了しています。翌日から販売された派生モデルであるSUVの「エクシーガ クロスオーバー7」も2017年12月18日に生産終了しています。

安全装備はアイサイトVer.2を搭載していて、スバルの中で唯一の3列シートを装備した車種は「エクシーガ クロスオーバー7」だけでした。

車名 エクシーガ クロスオーバー7
車種区分 3列シートSUVミニバン
生産期間 派生モデルとして販売され、2017年12月18日に生産終了
特徴 スバル唯一の3列シートSUV。安全装備としてアイサイトVer.2を搭載
元モデル 2008年発売の3列シートミニバン「エクシーガ」から派生
生産終了 2017年12月18日

販売終了した三菱車

三菱自動車は、フラッグシップでもあった本格クロスオーバーのパジェロや、モデルチェンジに併せてアウトランダーのガソリンモデルなどを生産終了。 1978年の歴史を持つコンパクトカーのミラージュ、電気自動車(BEV)のi-MiEVも生産終了しています。

ミラージュ

2023年に生産終了したミラージュ

1978年から販売し圧倒的な知名度を持つコンパクトカーのミラージュが2023年に生産終了。
日本では販売台数の減少に悩んでいましたが、海外市場では人気のある車です。三菱ではミラージュの販売終了により軽自動車を除くコンパクトカーのラインナップはD:2のみになりました。

車名 ミラージュ
車種区分 コンパクトカー
販売開始 1978年
生産終了 2023年
特徴 国内販売は減少傾向だが、海外市場では人気。三菱の軽自動車以外のコンパクトカーはD:2のみとなる

i-MiEV

2021年に生産終了したi-MiEV

i-MiEVは2009年から2021年まで販売していた電気自動車で、大型蓄電量を持つBEVとして世界初の量産モデル。
2018年の改良により、これまで軽自動車規格だったものが普通自動車規格に変更されています。

車名 i-MiEV
車種区分 電気自動車(BEV)
販売期間 2009年から2021年まで
特徴 世界初の量産大型蓄電量BEV。2018年の改良で軽自動車規格から普通自動車規格に変更
生産終了 2021年

アウトランダー

2020年に生産終了したアウトランダー

アウトランダーは三菱の中核を成すミドルサイズSUVで、アウトランダーPHEVのモデルチェンジに合わせてガソリンモデルのアウトランダーは2020年に生産終了に。
ファミリーユースにも便利なサイズ感で人気のモデルでした。

車名 アウトランダー
車種区分 ミドルサイズSUV
生産終了 2020年(アウトランダーPHEVのモデルチェンジに伴いガソリンモデル終了)
特徴 ファミリーユースにも便利なサイズ感で人気のモデル

デリカD:3

2019年に生産終了したデリカD:3

デリカD:3は日産の商用バン NV200バネットからOEM提供されたモデルで2011年から2019年まで生産。
OEMモデルの殆どはエクステリアをそのままにして販売しますが、デリカD:3はフロントバンパーなどを変更することで、見た目も違っています。

車名 デリカD:3
車種区分 商用バン
OEM情報 日産 NV200バネットからOEM提供
生産期間 2011年から2019年まで
特徴 フロントバンパーなどを変更し外観を差別化。ほかOEMモデルとは異なる見た目
生産終了 2019年

パジェロ

2018年に生産終了したパジェロ

過酷なパリダカでの経験とともに進化を続けてきたパジェロですが、2019年8月に生産終了しました。生産終了のアナウンスとともに、有終の美を飾る特別仕様車「ファイナルエディション」も販売されています。現在、海外ではPHEVとして再登場するとの噂もあります。

車名 パジェロ
車種区分 SUV
生産期間 生産終了時期は2019年8月
特徴 パリダカでの経験を活かした進化。特別仕様車「ファイナルエディション」を販売
海外展開 PHEVとして再登場の噂あり
生産終了 2018年発表、2019年8月生産終了

販売終了したダイハツ車

ダイハツはミラ、ミラココア、ミラトコットなどミラシリーズが、ブーンやアルティスなどOEMモデルなども生産終了に。
コンパクトカーや軽自動車を中心に販売するダイハツの販売終了・生産終了した車を紹介。

ミラトコット

2023年に生産終了したミラトコット

ミラトコットは2018年から2023年まで生産・販売されていた軽自動車で、ミラココアの後継車種として投入。
スライドドアを搭載しない軽自動車で、その分車両重量が軽く風の抵抗が少ないため、走行安定性が良く走りの質感が高い車として販売台数を伸ばしました。

車名 ミラトコット
車種区分 軽自動車
販売期間 2018年から2023年まで
開発背景 ミラココアの後継車種として投入
特徴 スライドドアなしで車両重量軽く、風の抵抗が少ないため走行安定性と走りの質感が高い
生産終了 2023年

キャスト

2023年に生産終了したキャスト

キャストは2015年から2023年まで生産・販売されていた軽自動車で、コロンとした見た目とコンパクトな大きさが人気になった車。
ターボモデルも販売されていて自動車専用道路でも軽自動車らしからぬ走りが特徴でした。

車名 キャスト
車種区分 軽自動車
販売期間 2015年から2023年まで
特徴 コロンとした見た目とコンパクトさが人気。ターボモデルもあり高速走行での走行性能も良好
生産終了 2023年

ブーン

2023年に生産終了したブーン

ブーンは2024年から2023年まで生産・販売されていた普通乗用車で、トヨタへOEM提供されパッソというモデルでも販売。
トランスミッションに6MTを搭載するGTを設定するなど、リッターカーの強みを生かしたスポーツグレードも用意していました。

車名 ブーン
車種区分 普通乗用車
販売期間 2024年から2023年まで(※文章上の矛盾がありますが原文に準拠)
OEM情報 トヨタへOEM提供され、「パッソ」としても販売
特徴 6MT搭載のGTグレードなど、リッターカーの特性を活かしたスポーツ仕様あり
生産終了 2023年

アルティス

2023年に生産終了したアルティス

アルティスはトヨタのカムリをOEM提供されたモデルで、カムリの販売と終了に合わせ2000年から2023年まで販売。
唯一の大排気量搭載ハイブリッドモデルということでダイハツのフラッグシップとして活躍した車。

車名 アルティス
車種区分 普通乗用車(ハイブリッド)
販売期間 2000年から2023年まで
OEM情報 トヨタ・カムリをOEM提供
特徴 唯一の大排気量搭載ハイブリッドモデルとしてダイハツのフラッグシップを担う
生産終了 2023年

ハイゼットキャディー

2022年に生産終了したハイゼットキャディー

ハイゼットキャディーはウェイクベースの軽商用バンで、2016年から2022年まで販売。
ベースモデルのウェイクと同じく、車内サイズは軽自動車トップクラスで、配達の仕事などでも大活躍しました。

車名 ハイゼットキャディー
車種区分 軽商用バン
販売期間 2016年から2022年まで
特徴 ウェイクベースで車内サイズは軽自動車トップクラス。配達などの商用用途に最適
生産終了 2022年

ウェイク

2023年に生産終了したウェイク

ウェイクは2014年から2022年まで生産・販売されていた軽自動車で、当時軽自動車でトップクラスの車内空間の広さを持つモデルとして人気に。
車中泊やトランスポーター(トランポ)の役割と購入するユーザーもいたようです。

車名 ウェイク
車種区分 軽自動車
販売期間 2014年から2022年まで
特徴 軽自動車トップクラスの車内空間。車中泊やトランスポーターとしても活用され人気
生産終了 2023年

メビウス

2021年に生産終了したメビウス

メビウスは2013年から2021年まで生産・販売されていたモデルで、トヨタのプリウスαをOEM提供された車両。
プリウスの真骨頂である燃費性能の高さが魅力で、ダイハツにないステーションワゴンのボディタイプという事もあり、ファミリーユーザーへアプローチするモデルとして人気に。

車名 メビウス
車種区分 ステーションワゴン
販売期間 2013年から2021年まで
OEM情報 トヨタ・プリウスαをOEM提供
特徴 燃費性能が高く、ダイハツにはないステーションワゴンとしてファミリーユーザーに人気
生産終了 2021年

ミラ

2018年に生産終了したミラ

ミラは1980年より7代38年にわたり2018年3月まで販売されていたロングセラーモデル。ミライースに統合される形でモデル廃止を迎えました。長い歴史のなかでさまざまな派生車種を生み出しました。

車名 ミラ
車種区分 軽自動車
販売期間 1980年から2018年3月まで(7代38年)
特徴 ロングセラーモデルとして多くの派生車種を展開
廃止理由 ミライースに統合されモデル廃止
生産終了 2018年

ミラココア

2018年に生産終了したミラココア

2009年から発売されていたミラココアは、可愛らしさを前面に押し出した内外装デザインで女性に人気の軽自動車です。2018年3月に生産終了を迎え、同年6月にはココアの後継モデルとしてミラトコットがデビューしています。

車名 ミラココア
車種区分 軽自動車
販売期間 2009年から2018年3月まで
特徴 可愛らしい内外装デザインで女性に人気
後継車種 2018年6月にミラトコットがデビュー
生産終了 2018年3月

販売終了したスズキ車

スズキは軽自動車を中心に販売していて、エスクードやバレーノなど普通乗用車の殆どは海外生産したものを日本で販売しています。
また日本では生産終了した車種でも海外では人気車種になっているため、モデルチェンジを実施し継続販売しているケースもあります。

バレーノ

2020年に生産終了したバレーノ

バレーノはインドで生産し日本に逆輸入して販売していたスズキのコンパクトセダン。
販売期間は2016年から2020年で、日本で生産終了後も現地では大人気のため、生産・販売が続いている車種です。

車種名 バレーノ
生産国 インド(日本向けに逆輸入)
販売期間 2016年~2020年(日本国内)
特徴 日本での生産は終了したが、現地インドでは人気が高く生産・販売が継続されているコンパクトセダン

SX4/SX4 S-CROSS

2020年に生産終了したSX4 S-CROSS

2006年から2014年まで販売した初代モデルのSX4はフィアットと共同開発したコンパクトカー。
2代目からはSX4 S-CROSSと名称変更して輸入車のようなエクステリアに進化。ボディタイプもクロスオーバーSUVに変更し2020年まで日本市場で販売。

車種名 SX4 / SX4 S-CROSS
初代販売期間 2006年~2014年(SX4)
2代目販売期間 2014年~2020年(SX4 S-CROSS)
特徴 初代はフィアットと共同開発のコンパクトカー。2代目はクロスオーバーSUVに進化し、輸入車風のデザインで日本市場で販売

販売終了した車種は新古車として販売される可能性も

車種が販売終了、またはフルモデルチェンジした展示車や在庫車は、ディーラー系列の中古車屋で「新古車」として販売される可能性もあります。

メーカーオプションなどをつけず、グレードごとに標準装備されている装備で購入したいと思っている時は、特に狙い目で新車価格よりも割安で手に入れることができるかもしれません。

車種が生産終了となった場合はディーラーから注文することができず、すでに出来上がっている在庫車のみでの販売になりますので、ボディーカラーやメーカーオプションの設定を選ぶことができません。新車が欲しい時は早めの決断が重要です。