プリウスαのモデルチェンジ

プリウスαがフルモデルチェンジで「新型プリウス顔」に進化!プラットフォームや安全装備も刷新

プリウスαのフルモデルチェンジは、2020年に行われると考えます。4代目プリウスのプラットフォームを採用し、改良型エンジンも搭載する新型プリウスαはより使いやすい車へと進化します。プリウスαは廃止されエスティマと統合するという噂についても考察します。

プリウスαがフルモデルチェンジで「新型プリウス顔」に進化!プラットフォームや安全装備も刷新

プリウスαのフルモデルチェンジは2020年と予想 廃止の可能性についても考察

プリウスの派生モデルとして販売されている、ステーションワゴン・ミニバン「プリウスα」のフルモデルチェンジ情報をまとめました。

プリウスαのベースとなっているハイブリッドセダンのプリウスが、新型へとモデルチェンジしたのは2016年12月のことで、派生モデルのプリウスαも販売から6年が経過し、新型への移行が2020年に行われると考えます。
そこで、新型へとフルモデルチェンジするプリウスαのエクステリアやインテリア、装備や価格帯、販売日を紹介します。

次期プリウスαは開発されず廃止されエスティマと統合する可能性も

現行プリウスαは2011年5月に販売、2014年にマイナーチェンジを受けていますが、2019年時点でモデル期間は7年になる長寿モデルになっています。

プリウスαは販売台数が想定よりも伸びず、売れ筋モデル優先で車両開発を行うことから、プリウスαの開発が行われていない可能性があると考えます。

プリウスαの販売台数
年度 2018年 2017年 2016年 2015年 2014年 2013年 2012年 2011年
1月 1,290台 1,450台 2,240台 5,190台 9,360台 7,830台 12,930台
2月 1,400台 1,810台 2,540台 5,950台 10,710台 9,640台 14,495台
3月 1,680台 2,570台 3,860台 8,500台 12,310台 13,030台 18,901台
4月 1,080台 1,230台 2,030台 3,880台 3,590台 7,610台 10,042台
5月 1,380台 1,250台 1,670台 3,770台 4,190台 7,500台 9,750台 201台
6月 1,290台 2,060台 2,370台 4,680台 5,190台 8,610台 10,530台 2,929台
7月 1,210台 1,600台 2,600台 4,070台 6,130台 8,920台 11,690台 5,426台
8月 1,080台 1,170台 1,900台 2,880台 4,110台 6,840台 8,160台 5,729台
9月 1,380台 1,470台 2,520台 3,950台 5,590台 10,250台 7,780台 10,733台
10月 1,650台 1,080台 1,870台 3,210台 5,250台 8,490台 7,810台 9,842台
11月 1,100台 840台 1,790台 3,250台 5,190台 8,250台 10,040台 11,544台
12月 670台 1,080台 1,850台 2,790台 4,910台 7,040台 7,720台 8,717台
合計 15,210台 17,610台 27,240台 52,120台 76,530台 104,010台 129,848台 55,121台

プリウスαの廃止や統合を考察する上で、トヨタが2019年4月から始める販売店集約や車種統合も関係します。トヨタは2025年までに既存の60車種を半分に減らすということを発表しているため、販売数の少ない車種や、アルファードとヴェルファイア、ノアとヴォクシーとエスクァイアなどの兄弟車種を一本化していきます。

プリウスαは販売台数の少ない車種に該当するため、2025年までには廃止する可能性があります。同じく販売台数の少ないエスティマも廃止するという噂もあり、この2車種が統合して新たな車種に生まれ変わるという情報もあります。

2020年を過ぎてもプリウスαのモデルチェンジが行われない場合は、廃止の可能性が濃厚になるでしょう。

プリウスαはフルモデルチェンジでTNGAプラットフォームへ 従来通りの使いやすいボディは変わらずエクステリアはフロントを中心に進化

フルモデルチェンジした新型プリウス

新型プリウスαのエクステリアは、フルモデルチェンジしたプリウスのフロントデザインに変わり、リアは従来の通りステーションワゴン並みの大きなハッチバックドアが搭載したエクステリアになると予想します。

リアコンビランプもデザインは大きく変更せず、プリウスの面影を残しながらハッチバックミニバンへと味付けがなされると考えます。

ボディサイズは、3代目プリウスから4代目の現行プリウスへとモデルチェンジした時に、プラットフォームが「新MCプラットフォーム」から「TNGAプラットフォーム」へと変わりボディサイズが拡大したと同じように、プリウスαも2代目へとフルモデルチェンジがされた時にはTNGAプラットフォームを採用してボディサイズが大きくなると予想します。

プリウスのボディサイズ比較
3代目 4代目
全長 4,460mm 4,540mm
全幅 1,745mm 1,760mm
全高 1,490mm 1,470mm
ホイールベース 2,700mm 2,700mm

初代プリウスαのベースである3代目プリウスと比較し、新型プラットフォームの4代目プリウスは、全長が80mm、全幅が15mm拡大し、全高は20mm縮小されています。この数値をモデルチェンジ後のプリウスαに当てはめると、ボディサイズは以下の表の通りになると予想できます。

新型プリウスαの予想ボディサイズ
全長 4,725mm
全幅 1,790mm
全高 1,580mm
ホイールベース 2,780mm

5人乗り・7人乗り仕様で若干の違いがありますが、おおよそのボディサイズは一回り大きくなり室内の広さも拡大するので更に快適に乗ることが出来ると考えます。

フルモデルチェンジ後のプリウスαには2列5人乗りと3列7人乗りをラインナップすると予想

現行プリウスαのシート現行型プリウスαのインテリア

新型プリウスαのインテリアは、2列シート5人乗り、3列シート7人乗りのステーションワゴン・ミニバンスタイルになり、4代目プリウスのインテリアをベースにより使いやすくなったデザインになると予想します。

4代目プリウスのシフトレバー4代目プリウスのシフトレバー

4代目プリウスでは、オートエアコンの直感的な操作、シフトレバーの小型化による取り扱いのしやすさなどを考え、運転中の視線移動を少なくした安全運転にも繋がるインテリア作りにこだわっています。

現行プリウスαのトランクルーム

ラゲッジスペースは、3代目プリウスの荷室容量446Lから4代目プリウスは502Lに容量がアップしているので、新型プリウスαでは、590Lほどの荷室容量になると予想します。

プリウスの荷室容量比較
3代目プリウス 446L
初代プリウスα 535L
4代目プリウス 502L
2代目プリウスα 591L(予想値)

3代目プリウスと初代プリウスαの荷室容量差は89Lで、ベースとなるであろう4代目プリウスに容量差を加算すると、2代目プリウスα(5人乗り)の予想荷室容量は591Lになります。

フルモデルチェンジで第二世代のトヨタセーフティセンスを採用か 夜間の歩行者も検知でき安全なプリウスαになる

新型プリウスαの衝突回避支援パッケージ

初代のプリウスαは、「レーンディパーチャーアラート」「オートマチックハイビーム」「プリクラッシュセーフティシステム」の安全装備が搭載されていますが、トヨタセーフティセンスC・Pレベルの安全装備ではありません。

フルモデルチェンジしたプリウスαでは、4代目プリウスと同様に「トヨタセーフティセンスP」が搭載されると予想します。

ステアリング制御機能がついたレーンディパーチャーアラートや、歩行者までも対応したプリクラッシュセーフティシステムなど、既存の安全装備がパワーアップするとともに、追従走行も可能なレーダークルーズコントロールなど、先進の安全装備が充実します。

プリクラッシュセーフティ「夜間歩行者認識」のイメージ図

また、第1世代のトヨタセーフティセンスPではなく、マイナーチェンジした後期型のアルファードに搭載された第二世代のトヨタセーフティセンスを搭載する可能性があり、自動ブレーキのプリクラッシュセーフティが昼間の歩行者だけではなく、夜間の歩行者や昼間の自転車にも対応します。

プリウスαに搭載される第二世代トヨタセーフティセンス

  • レーントレーシングアシスト
  • プリクラッシュセーフティ
  • レーダークルーズコントロール
  • アダプティブハイビームシステム
  • オートマチックハイビーム
  • ロードサインアシスト

プリウスαは4代目プリウスに搭載されている「2ZR-FXE」エンジンの改良型をフルモデルチェンジ後のパワートレインに採用すると予想

新型プリウスαのエンジン

フルモデルチェンジされる2代目プリウスαには、4代目プリウスに搭載されている改良型2ZR-FXEエンジンが搭載されると予想します。初代プリウスαのベースとなった3代目プリウスに搭載されていたエンジンを改良し、熱効率を高め燃費も向上したエンジンです。

2ZR-FXEエンジンスペック
排気量 1,797cc
最高出力 98PS/5,200rpm
最大トルク 142Nm/3,600rpm
使用燃料 レギュラーガソリン
燃料タンク容量 43L

また、同時にハイブリッドシステムも新しくなり、高回転モーターや高出力のバッテリーを採用し、より低燃費になると予想します。

新型プリウスαの予想燃費
3代目プリウス 32.6km/L
4代目プリウス 40.8km/L
初代プリウスα 26.2km/L
2代目プリウスα 33.6km/L(予想値)

初代プリウスαのベースである3代目プリウスがモデルチェンジし約2割の燃費向上を達成しているので、4代目プリウスがベースとなるであろう2代目プリウスαの燃費は、33.6km/Lになると予想します。

新型プリウスαはトヨタの新たな4WD駆動方式「E-Four」や「ダイナミックトルクベクタリングAWD」を採用する可能性も

モデルチェンジしたプリウスαのリアビュー

フルモデルチェンジ後のプリウスαには、4代目プリウスと同様のプラットフォームであるTNGAを採用することにより、トヨタが2018年4月から順次導入すると発表した新4WDシステムの「E-Four」や「ダイナミックトルクベクタリングAWD」を搭載する可能性があります。

初代のプリウスαにはFFの2WDしか駆動方式がなかったので、雪国に住んでいるプリウスα乗りのかたにとっては待望の4WD駆動方式になります。

4WDモデルといえば燃費が悪くなるというイメージがありますが、4代目プリウスのE-Fourモデルの燃費は34.0km/Lを記録しているので、フルモデルチェンジしたプリウスαでも30.0km/L以上の燃費を実現してくるものと予想できます。

現行プリウスαの販売価格は257万からでフルモデルチェンジ後の新型プリウスαは10万円以上値上がりすると予想

モデルチェンジする2代目プリウスαの価格帯は、次世代トヨタセーフティセンスPの搭載、新型プラットフォームとエンジンの採用を考えると、初代プリウスαの価格帯よりも10万~20万円ほどアップすると予想します。

新型プリウスαの予想価格帯
5人乗り 7人乗り
S Lセレクション 257万~  
S 272万~ 292万~
S ツーリングセレクション 303万~ 323万~
G 317万~ 337万~
G ツーリングセレクション 337万~ 358万~

新型プリウスα GRスポーツのエクステリア

また、スポーティグレードの「G’s」が販売終了になり、替わりに2017年11月20日以降に「GRスポーツ」が販売されています。

フルモデルチェンジにより新型プラットフォームTNGAを採用しプリウスαはさらに使いやすい車へ進化

新型プリウスαへのフルモデルチェンジは、4代目プリウスをベースに新しいプラットフォーム、改良型エンジン、第二世代トヨタセーフティセンスの搭載など盛りだくさんの内容です。

また2017年のトヨタではロールーフミニバンのラインナップが、プリウスα・アイシス・ウィッシュ・シエンタと4種類、5人乗りステーションワゴンのラインアップが、プリウスα・アベンシス・カローラフィールダーと3種類ありました。

カムリへSAIとマークXが統合になるという噂もあるように、2017年から2018年にかけてプリウスαへアイシスとウィッシュとアベンシスが統合されました。燃費のいいハイブリッドタイプの車が人気であるように、ガソリン車のみで展開しているモデルは統合されていくのも仕方がないことかもしれません。
ですが、燃費が向上して新型プラットフォームと改良型エンジンを手に入れるプリウスαは、より使いやすい車へと進化していくので、今後が楽しみな1台です。