マークXのモデルチェンジ

新型マークXはフルモデルチェンジされず販売終了 2代目GRMN追加で有終の美

トヨタ新型マークXがフルモデルチェンジを行わず2019年末で生産終了します。2019年1月に2代目GRMNを追加したトヨタ屈指のスポーツモデルのマークXは本当に生産終了されるのでしょうか。2017年9月19日にはGRスポーツも追加され勢いに乗るマークXが廃止され統合する可能性、モデル存続の可能性を考察します。

新型マークXはフルモデルチェンジされず販売終了 2代目GRMN追加で有終の美

マークXはフルモデルチェンジする?可能性と販売終了の真相

トヨタの新型マークXがフルモデルチェンジせずに、同じトヨタのカムリへ統合されるという噂があります。
マークXは1980年代から1990年代にかけてのバブル期に大ヒットした、トヨタの象徴とも呼べるマーク2の後継車種として2004年に誕生しました。先代のマーク2を越えるべく、プラットフォームを刷新し違うアプローチから作り上げた珠玉の車です。

マークXが廃止され統合する、という噂の出どころはモデルチェンジのタイミングです。現行のマークXが2009年登場してから8年が経ち、フルモデルチェンジの発表はいまだありません。
フルモデルチェンジをして生き残るのか、他車種に統合されるのか、マークXの今後を考察します。

マークXのGRMNが2019年1月に追加!ファン待望のハイパワーマシンは限定350台で2019年3月11日発売したが翌日には完売したという情報も

マークXのGRMNモデルのエクステリア限定350台で2019年3月11日に発売するマークXの2代目GRMN

マークXに2015年に限定100台で販売して、瞬く間に売り切れた伝説の「GRMN」の2代目モデルが限定350台で2019年1月に復活しました。ベースになるのはマークXの最上級グレード350RDSで、販売価格は5,130,000円です。

エクステリアは先に発売しているGRスポーツを踏襲して、フロントバンパーなどの光輝部分をダーク化して、GRMN専用装備として4本出しマフラーやBBS製の19インチホイールを採用しています。専用ロゴ入りブレーキキャリパー&スポーツブレーキパットなども採用してマークXの頂点に君臨する存在感があります。

マークXのGRMNモデルのインテリア本革やカーボン調加飾などを内装のいたるところに配置してシートも評判の高いトヨタ紡織製を採用

2代目GRMNはステアリングホイールやシフトノブなどに本革巻きを使い手に触れる部分の質感を高めています。インストルメントパネルにはカーボン調加飾やピアノブラック塗装を組みわせて、質感にこだわりぬいたデザインも見所です。 シート生地はウルトラスエードの素材を使ったトヨタ紡織製のスポーツシートを採用します。

マークXの2代目GRMN特別装備

・ダーク加飾フロントバンパー
・専用リヤスポイラー
・4本出しマフラー
・ホワイト塗装&ロゴ入りブレーキキャリパー
・19インチBBS製鍛造アルミホイール
・スポーツブレーキパット
・前後異サイズタイヤ(フロント:235/40R19 92Y&19×8J/リヤ:255/35R19 92Y&19×9J)
・本革巻きステアリングホイール
・本革巻きシフトノブ
・本革巻きサイドブレーキ
・専用アルミペダル
・ウルトラスエード専用スポーツシート
・カーボン調加飾&ピアノブラック塗装インストルメントパネル
・6速マニュアル
・専用サスペンション
・専用アブソーバー
・EPSのチューニング
・カーボンルーフパネル(オプション装備270,000万円)

2代目になるマークX GRMNは初代GRMNから剛性や走りが進化しています。 初代GRMNでは車体の剛性にかかわるスポット溶接の数が16点に対して、2代目は252点も増やしています。足回りのショックアブソーバーはレクサスESで初めて採用したスウィングバルブ式で高速域でも安定した乗り心地になっています。

マークXは2019年末に廃止の噂があるため、これが最後のグレード追加になり有終の美を飾ります。ここまでスパルタンなFRマシンも今後登場するか不明なため人気グレードになることは間違いないでしょう。

マークXの2代目GRMNのスペック
駆動方式 FR(後輪駆動)
全長 4,795mm
全幅 1,795mm
全高 1,420mm
ホイールベース 2,850mm
車両重量 1,560kg
エンジン 2GR-FSE
排気量 3.456L
最高出力 234kW(318ps)/6,400rpm
最大トルク 380Nm(38.7kgm)/4,800rpm
ミッション 専用6速マニュアル
タイヤ フロント:235/40R19 92Y&19×8J/リヤ:255/35R19 92Y&19×9J
乗車定員 5名
ボディカラー 全5色
販売価格 5,130,000円

マークX GRMNの販売スケジュールは2019年1月11日発表、同日から2019年9月30日まで注文受付します。販売方法は先着順で限定350台に達した時点で受付終了になります。2019年3月11日に発売して順次納車します。

またマークXのGRMNが発売翌日の2019年1月12日に完売したという情報もあります。前回も台数限定で発売後、すぐさま完売したため欲しい方が購入できない状況でした。今回も台数限定発売に加え、4年振りのファン待望の復活ということで受注が殺到したということでしょう。

マークXが廃止秒読みに 次期は2019年末でディーラーにはすでに生産終了の通知も

トヨタの名車マークIIの名前を受け継ぐFRスポーツセダンのマークXが2018年に入り次期型の発売なし、という通知をディーラーが受けているという噂があります。
販売台数が右肩下がりのため長らく生産終了の噂があったマークXですが、具体的な時期について2019年末には生産終了すると考えます。

また生産終了前の2019年1月には特別仕様車として、2014年12月に販売し瞬く間に完売した「マークX GRMN」を発売しました。再販となるマークXの2代目GRMNは2014年に販売されたモデルより剛性をアップして運動性能が高められました。

生産終了の噂の出どころは2016年の改良がマイナーチェンジだったから

新型マークXのエクステリア

2004年に登場したマークXはその5年後の2009年にフルモデルチェンジを果たし2代目へ移行しました。
2012年にビッグマイナーチェンジをして、エクステリアやインテリアを大幅に変更しました。
2016年にはフルモデルチェンジが期待されていましたが、2度目のマイナーチェンジとなったことにより「マークX」が廃止されるのではないか、と噂が広がりました

日本車のフルモデルチェンジのタイミングは4年毎が慣例となっていますが、マークXには当てはまりません。2016年の改良もマイナーチェンジとなったことで2019年に廃止になる可能性が高い状況となっています。

廃止されたマークXはカムリに統合

新型カムリのエクステリア

トヨタの歴史を体現するマーク2の後継車種、マークXが廃止された場合はどうなるのでしょうか。それは世界累計販売台数1800万台を突破したトヨタの世界戦略車「カムリ」に統合される見込みとなっています。

カムリは世界100カ国以上の国で販売される車で、世界ではトヨタのカローラに次ぐ知名度を持つミドルクラスセダンです。
今後はカムリに販売チャネルを集約することで、セダンの世界販売に弾みをつけることになるでしょう。

しかしカムリとマークXには駆動方式という違いがあります。カムリはFF(フロントエンジン・フロント駆動)でマークXはFR(フロントエンジン・リヤ駆動)であることです。
今では貴重なFR駆動を採用するマークXの廃止は惜しむ声も多いため、統合先のカムリも駆動方式を変更したモデルを開発する可能性が考えられます。

マークXと同じくSAIもカムリに統合

新型SAIのエクステリア

マークXと同じようにトヨタのSAIもカムリに統合しました。
SAIはプリウスの上位車種として2009年に登場したミドルクラスのハイブリッド専用車です。SAIは2009年の発売以降2013年に1度マイナーチェンジをしたきり、フルモデルチェンジせず2018年2月に販売終了しています

ハイブリッド専用車には絶対的なプリウスがいて、その下にはアクアがいます。最上位モデルで4,339,637円となる強気な価格では販売台数を伸ばすことは難しかったのかもしれません。
またSAIは国内専用車ということもあり、世界で勝負できるカムリに統合する流れも当然のことと言えます。

生き残りをかけたマークX GRスポーツが登場

新型マークX GRスポーツのエクステリア

2017年9月19日にマークXにGRスポーツが追加されました。
廃止が噂されるマークXにまさかの新グレードが追加され驚いた方もいるのではないでしょうか。GRスポーツは若者の車離れに対抗するトヨタの新ブランドです。

マークXと同時に発表された車種はヴィッツ、ハリアー、ノア、ヴォクシー、プリウスPHV、アクア、プリウスα、86でどれも販売台数が見込める人気車種が揃っています。

追加車種の中では販売台数も振るわず、人気が低迷しているセダンで唯一マークXがGRスポーツの追加に選ばれたことは「本当はマークXを廃止したくない」というトヨタの強い思いを感じます
GRスポーツの販売台数次第ではマークXが生き残りの道も見えるかもしれません。

力強い表情が特徴的なマークXのエクステリア

現在販売されているマークXを振り返り紹介します。
エクステリアは躍動感ある走り実現する流線形デザインとなっています。曲面が多いので風の抵抗も少なくマークXのパワフルな運動性能を発揮できます。

新型マークXのフロントビュー

新型マークXのリヤビュー

新型マークXのホイール

ボディカラーにはマークXの力強い表情にマッチする全6色をランナップしています。

ホワイトパールクリスタルシャインの新型マークXホワイトパールクリスタルシャイン(37,800円高)

シルバーメタリックの新型マークXシルバーメタリック

ブラックの新型マークXブラック

プレシャスブラックパールの新型マークXプレシャスブラックパール(54,000円高)

ダークレッドマイカメタリックの新型マークXダークレッドマイカメタリック

トゥルーブルーマイカメタリックの新型マークXトゥルーブルーマイカメタリック

高級素材が使われたマークXのインテリア

新型マークXの内装

走りのマークXらしい包まれるようなコクピット、ブラックを基調とした上質なシート、レスポンスの高い操作感を実現するアルミペダルなど特別な空間が広がります。
オプション設定では最高品質のアルカンターラシートを選ぶことができ満足度の高い内装となっています。

新型マークXのコクピット

新型マークXのスポーツペダル

新型マークXのシート1

新型マークXのシート2

マークXはFRセダン屈指のハイスペック

ハイスペックの新型マークX

マークXは2017年9月19日に追加されたGRスポーツを含め7つのグレードで展開しています。各グレードと価格を紹介します。

グレード 価格
250G F package 2,656,800円~
250G 2,916,000円~
250S 3,207,600円~
250RDS 3,434,400円~
350RDS 3,850,200円~
250S GRスポーツ 3,809,160円~
350RDS GRスポーツ 4,428,000円~

マークXの最上級グレード350RDSは最高出力318PS、最大トルク38.7kgmのハイパワーモデルです。FRセダン最強の力を持つ350RDSのスペックをチェックしましょう。

新型マークX 350RDS スペック
全長 4,770mm
全幅 1,795mm
全高 1,435mm
室内長 1,975mm
室内幅 1,500mm
室内高 1,170mm
ホイールベース 2,850mm
車両重量 1,560kg
最低地上高 155mm
最小回転半径 5.2m
駆動方式 2WD(FR)
エンジン型式 2GR-FSE
エンジン種類 V型6気筒DOHC
総排気量 3.456L
使用燃料 無鉛プレミアム ガソリン
最高出力 234kw(318PS)/6,400rpm
最大トルク 380Nm(38.7kgm)/4,800rpm
乗車定員 5名
JC08モード燃費 10.0km/L

モデルチェンジせず廃止の噂がある新型マークXの画像5枚

新型マークXのフロントビューマークX

右斜め前から見た新型マークXマークX

新型マークXのサイドビューマークX

右斜め後ろから見た新型マークXマークX

新型マークXのリヤビューマークX

マークXの生き残りをかけた戦いが始まる

マーク2は知らない方がいないほどの知名度ですが、その後継モデルとなるマークXは知らないという方がいるかもしれません。
名車揃いのトヨタのラインナップではどうしてもクラウンの影に隠れているマークXですが、運動性能はトヨタ屈指となっています。

GRスポーツが追加され、生まれ持った運動性能にさらなる磨きがかかった貴重なFRセダンのマークXはこれからが正念場となります。モデル存続か統合か、真価が問われる今後に注目しましょう。