価格の安いオープンカーランキング

新車価格の安いオープンカーランキング!爽快感や走る楽しさを教えてくれる1台

新車価格が安いオープンカーを300万円以内で紹介。グレードによっては300万円を超える車種もあるが200万円以内で購入できるものもある。中でもダイハツのコペンは電動開閉機能を備え実用的な1台。

安い価格で購入できるオープンカーはどれだ!?国内メーカーの軽自動車から外車まで300万円以内で購入できるオープンカー

ルーフを開くことができるオープンカーは、クローズドボディの車よりも開放感があり開けながらのドライブは格別のひと言に尽きます。趣味性の高いオープンカーですが、いくらくらいから購入できるのでしょうか?300万円以下で購入できるオープンカーを紹介します。

ダイハツやホンダの有名な軽自動車、中古車でも人気の高いマツダのオープンだけではなく、ルノーやスマートなどの海外勢からもオープンカーがラインナップしています。

300万円以内の予算では、どのようなオープンカーが購入できるのでしょうか?さっそくチェックしていきましょう。

コペンはダイハツ開発のフラッグシップモデル!自動で開閉するハードトップのルーフは利便性も高い

ダイハツのコペンは2014年にフルモデルチェンジして2代目となりエクスプレイ・ローブ・セロの3種類のスタイルがラインナップしている

ダイハツが販売する軽オープンカーのコペン(Copen)は、2014年にフルモデルチェンジされ2代目となりました。販売当初はローブのみのラインナップでしたが、同年11月にはエクスプレイ、2015年6月にはセロが登場し、3スタイル展開となっています。

ルーフは電動で開閉可能なハードトップとなっていて、約20秒でオープン・クローズ動作が完了します。雨が降ってきたときなど、車内にいながらルーフ操作ができるため快適にドライブを続けることができます。

搭載エンジンは660ccのターボを搭載した64PSの出力を持っているため、もたつくこともなくスーッと加速していきます。

ダイハツ・コペンのスペック
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,280mm
ホイールベース 2,230mm
エンジン排気量 658cc
ガソリン燃費 22.0km/L~25.2km/L
安全装備
ガソリン種類 レギュラー

ルノーのトゥインゴは洋風な街がよく似合うフランス車で小さいボディで細い路地もスイスイと走れるシティコミューターである

ルノーのトゥインゴは2014年に3代目へとフルモデルチェンジしたリッターカーである。インテンスグレードにルーフがキャンバスになったキャンバストップを設定

フランスのルノーが販売するトゥインゴは1,000ccのエンジンを搭載するリッターカーで、インテンスグレードにルーフがキャンバス仕様になった「インテンス キャンバストップ」が設定されています。電動のキャンバストップは、好きなところで止めることができるためフルオープンやハーフオープンなど、オーナーの好みで走ることができます。

ボディサイズは全長3,620mm・全幅1,650mm・全高1,545mmで、日本では普通車規格のため横幅も軽自動車より余裕があるサイズ感です。3ドアモデルに見えますが、リアドアのノブはピラーに隠されている5ドアモデルのため実用性も高いです。

搭載エンジンはベースグレードのZENでは、自然吸気のNAエンジンですがインテンスとGTでは少しだけダウンサイジングしたターボエンジンが搭載されています。排気量は1,000cc以下のため維持費は安いですが、使用するガソリンがハイオクな点に注意が必要です。

ルノー・トゥインゴのスペック
全長 3,620mm
全幅 1,650mm
全高 1,545mm
ホイールベース 2,490mm
エンジン排気量 897cc~998cc
ガソリン燃費 21.7km/L
安全装備
ガソリン種類 ハイオク

ホンダのS660は2015年に颯爽と登場したオープンモデル!マニュアルで走る喜びを教えてくれるピュアスポーツカー

ホンダのS660はロールトップを用いたオープンカーで、MRレイアウトの軽自動車である。トランスミッションには6速マニュアルが搭載されたスポーツカーでもある

ホンダが販売する軽自動車のS660は、ロールトップを採用したタルガトップと呼ばれるボディタイプでルーフはソフトトップになっています。無限パーツではハードトップにできるパーツも発売されていますが、オープンにする時は仕舞う場所がないためクローズのままか外して保管しておく必要があります。

搭載しているエンジンは、専用設計されたターボエンジンでホンダのスポーツカーらしく高回転型のセッティングとなっています。トランスミッションは6速マニュアルとCVTが用意されていて、ガソリンはレギュラー仕様になっています。

CVT車にはアイドリングストップやシティブレーキアクティブシステムなどのマニュアルモデルには搭載していない専用装備があり、快適性や安全性が高くなっています。

ホンダ・S660のスペック
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,180mm
ホイールベース 2,285mm
エンジン排気量 658cc
ガソリン燃費 21.2km/L~24.2km/L
安全装備 シティブレーキアクティブシステム(CVTのみ)
ガソリン種類 レギュラー

イタリアのフィアットからは500(チンクエチェント)のカブリオモデルがラインナップ!ポップなエクステリアにルーフオープンの開放感がマッチ

フィアットのチンクエチェントは2007年より販売している500の新型でカブリオのC、SUVのXなど派生車種がある

イタリアのフィアットが販売する500(チンクエチェント)は、2007年より日本でも販売が開始したモデルで、世界的にベストセラーとなったNUOVA500の実質的な後継モデルです。現代に合わせてボディサイズは拡大され、FFレイアウトとなりました。

全長は3,570mm・全幅が1,625mm・全高1,505mmで、5ナンバーサイズになっているため日本の道路でも取り回しは楽です。搭載エンジンは1.2Lの自然吸気と900ccのターボがあり、燃費は19.4km/L~24.0km/Lですが指定ガソリンはハイオクです。

ソフトトップのルーフは電動で開閉でき、リアガラスのある後方まで開きます。エアバッグも運転席・助手席だけではなく、サイド・ウィンドウ・足元の7つ搭載しているため安心感があります。

フィアット・500Cのスペック
全長 3,570mm
全幅 1,625mm
全高 1,505mm
ホイールベース 2,300mm
エンジン排気量 875~1,240cc
ガソリン燃費 19.4~24.0km/L
安全装備
ガソリン種類 ハイオク

スマートのカブリオ ブラバス スポーツはスポーティなマイクロカーで日常の足だけにしておくのは勿体ない1台

スマートのシティコミューターの中でもオープンエアを楽しめるカブリオは、ブラバススタイルの満足感の高い走りが嬉しい

スマートのカブリオはソフトトップのオープンカーで、リアゲートまでルーフを畳むことができます。一般的なコンパクトカーより小さいボディサイズで、街中をスイスイ走ることができるシティコミューターでもあります。トランクの容量は260Lあるため、スーパーなどのちょっとした買い物なら楽に積み込むことができます。

搭載エンジンは897ccのターボエンジンでRRレイアウトを採用しています。燃費は22.0km/Lを記録していますが、使用するガソリンはハイオクの点に注意が必要です。駆動方式はATのみで、アイドリングストップ機能がついています。

ボディサイズの全長は2,785mm・全幅1,665mm・全高1,540mmの超コンパクトサイズですが、全幅は1.665メートルあるため存在感があります。最小回転半径は3.3メートルですので、狭い駐車場での取り回しも楽々行うことができます。

スマート・カブリオブラバスのスペック
全長 2,785mm
全幅 1,665mm
全高 1,540mm
ホイールベース 1,875mm
エンジン排気量 897cc
ガソリン燃費 22.0km/L
安全装備
ガソリン種類 ハイオク

マツダのオープンカーといえばロードスター!ソフトトップモデルは300万円以内で購入できて満足感も高い1台である

マツダのロードスターは1989年に初代が発売され、2015年には4代目のNDロードスターへフルモデルチェンジしている。電動ハードトップのロードスターRFもある

マツダが販売するロードスターは初代が1989年に発売されたモデルで、2015年にはフルモデルチェンジして4代目のNDロードスターへ生まれ変わりました。魂動デザインを取り入れキリッとしたフロントマスクに変わっています。

搭載エンジンは1.5LのスカイアクティブGで、トランスミッションは6速マニュアルとグレードによってATのオートマも用意されています。駆動方式はFRで、上級グレードのマニュアル車にのみLSDが搭載されます。安全装備もベースグレードのSから搭載されている安心感もあります。

ボディサイズは全長3,915mm・全幅1,735mm・全高1,235mmで、車重は1トンを切る990kgです。燃費は16.8km/L~17.4km/Lですが、使用燃料はハイオクとなります。

マツダ・ロードスターのスペック
全長 3,915mm
全幅 1,735mm
全高 1,235mm
ホイールベース 2,310mm
エンジン排気量 1,496cc
ガソリン燃費 16.8~17.4km/L
安全装備 i-ACTIVSENSE
ガソリン種類 ハイオク

オープンカーは2人乗りが多く実用面でいえばコンパクトカーやスポーツカーに劣るがルーフがない開放感は何ごとにも代えがたいメリットがある

オープンカーといえば2人乗りの車種が多い、荷物を置くスペースがないなど、実用性に欠けるイメージがありますが、良く晴れた日にルーフを開けて走行したときの開放感は他の車にはない唯一無二のものがあります。

新車で購入できるオープンカーは、コペンやS660などの軽自動車だけではなく、普通車であるマツダのロードスター、外車にもフィアット500Cやルノーのトゥインゴがラインナップしています。海外メーカーの車はハイオク指定のエンジンが多いですが、日本メーカーではレギュラーのエンジンを搭載していることが多いため、維持費も気になりません。

4WDモデルがないため冬は乗れないことも多いですが、オープンカーを所有しているだけでも満足感が高くオーナーの毎日を華やかなものにしてくれるでしょう。