トヨタ・ヤリスの内装をグレードごとにチェック!
ヤリスの内装を紹介します。トヨタ・ヤリスはTNGAプラットフォームを採用したコンパクトカーで、2020年2月に旧モデルのヴィッツから世界共通名称の「ヤリス(YARIS)」へと車名を変更して登場しました。2024年1月の一部改良では外装デザインの刷新に加え、Zグレードのシート表皮変更や内装加飾の変更、ディスプレイオーディオの次世代化など、内装面でも大きな変更が行われています(以下の写真は改良前のモデルです)。
現行ヤリスのグレードはX・G・Z(各ハイブリッドも設定)で構成されており、かつて設定されていた「X”Bパッケージ”」は廃止されています。アグレッシブなフロントマスクと躍動感のあるボディラインが目をひくヤリスのコックピット・シートデザイン・安全装備・ラゲッジルームなどを詳しくチェックしていきます。
ヤリスのコックピットはドライバー主体のシンプルでスポーティな作り
ヤリスのコックピットは先進性に満ちたドライバー主体の運転環境が整っています。2024年1月の改良以降、Z・Gグレードには7インチのカラーTFT液晶マルチインフォメーションディスプレイを採用し、メーター内にスピードメーターを配置したうえでアナログスピードメーター・タコメーター・ハイブリッドシステムインジケーターの切り替え表示に対応。さらにメーター意匠はカジュアル・スマート・スポーティーの3種類から好みに応じて選択できる仕様となっています。Xグレードには4.2インチのマルチインフォメーションディスプレイが装備されます。
ディスプレイオーディオは2024年1月の改良で「次世代マルチメディア(ディスプレイオーディオ・T-Connect)」へと進化。画素数が向上した8インチの高精細HDディスプレイを搭載し(XグレードはDAレス)、コネクティッドナビ(5年間標準付帯)やApple CarPlay・Android Autoとの連携に対応しています。ETC車載器もディスプレイオーディオ搭載車に標準搭載となりました。なおCD・DVDデッキの設定は2024年1月改良で廃止されています。
2024年1月の改良により、Zグレードのステアリングホイールやフロントドアガーニッシュ・センターコンソールの加飾は従来のローズメタリック塗装からガンメタリック塗装へと変更されました。Gグレードはウレタン製です。マルチインフォメーションディスプレイやオーディオを手元で操作できるステアリングスイッチはXグレードを除く全グレードに標準装備されます。
エアコンはXグレードのみマニュアルエアコンとダイヤル式ヒーターコントロールパネルを搭載し、G・Zグレードにはピアノブラックパネルのオートエアコンが標準装備されます。また、ヤリスのハイブリッド車にはEVドライブモードやエコドライブモードなどの切り替えが可能なドライブモードスイッチが搭載されています。
ヤリスの内装シートはファブリックや合成皮革を採用 ターンチルトシートもオプションで設定!
ヤリスのシート内装はグレードごとに異なります。2024年1月の改良以降、HYBRID Z/Zには合成皮革+ツィード調ファブリックのコンビシートが標準装備となりました(改良前は上級ファブリックが標準でコンビシートはメーカーオプションでした)。内装色はブラックです。
HYBRID G/GおよびHYBRID X/Xには、ブラックの内装にファブリックシートが標準装備されます。G・Gハイブリッドはメーカーオプションのコンフォートシートセット選択時に内装色が「トープ」になります。
シートヒーターはHYBRID Z/Zの2グレードに標準装備。HYBRID G/Gにはコンフォートシートセット選択時に同時装着されます。冬場の快適な運転を求める方にとって重要な装備のひとつです。
メーカーオプションでは、ターンチルトシートを用意しています。シートをスライドさせ回転レバーを引くとシートが外側へ回転し、乗り降りをサポートする機能です。降車後は背もたれを軽く押すだけで車内にシートが戻る仕組みで、スカートや和服での乗り降り、足が不自由な方にも安心して使えます。なお2024年1月の改良でターンチルトシートはメーカーオプションとして継続設定されています。
TOYOTAヤリスは予防安全パッケージ「トヨタ・セーフティ・センス」を搭載
トヨタ・ヤリスは予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense(トヨタ・セーフティ・センス)」をX・G・Zの全グレードに標準装備しています(2024年1月改良以降)。主な搭載機能は以下の通りです。
- プリクラッシュセーフティ(右折時の横断歩行者・対向直進車を含む広範な検知)
- レーダークルーズコントロール
- レーントレーシングアシスト(LTA)/レーンディパーチャーアラート(LDA)
- オートマチックハイビーム(AHB)
- ロードサインアシスト(RSA)
- 低速時加速抑制(MT車を除く全車)
- プロアクティブドライビングアシスト(ハイブリッド車のみ)
駐車支援の分野も充実しています。「トヨタ チームメイト(アドバンスト パーク)」は、白線がない駐車場でも駐車位置を自動制御してサポートするシステムです。パノラミックビューモニター付きのパッケージとして、ハイブリッド車にメーカーオプションで設定されています。パノラミックビューモニター・バックガイドモニターもメーカーオプションで選択可能です。ブラインドスポットモニター(BSM)と安心降車アシストはG・Zグレードにメーカーオプション設定があり、後方の見えにくい状況での安全確認をサポートします。
ヤリスのラゲッジルームは室内の広さとバランスよく両立!小物の収納スペースも豊富
ヤリスのラゲッジは荷室長630mm・荷室高692mm・荷室幅1,000mmで、コンパクトカークラスとしては広々としたスペースを確保しています。普段の買い物から旅行時のスーツケース搭載まで、日常使いで十分な積載力があります。
後部座席は6:4分割可倒式を採用。左右独立してシートを倒せるため、人と荷物を柔軟に共存させることができます。2段式のアジャスタブルデッキボードを脱着することで、キャリーケースや植木鉢のような高さのある荷物もスマートに積載でき、積載の自由度がさらに広がります。
ヤリスの車内には、カップホルダーやスマートフォン置き場などの小物収納が随所に配置されています。運転中に手の届きやすい場所に収納が集中して配置されているため、ドライブ中のストレスを軽減してくれます。
ヤリスの内装はコンパクトカーならではの実用性と高いデザイン性を両立!
ヤリスの内装は落ち着きのあるカラーで統一され、どの年代にも受け入れられやすいデザインです。スポーティな小径ステアリングホイールの採用やコックピット設計も走行性能の高さを感じさせる仕上がりとなっています。2024年1月の一部改良では、Zグレードのシートが合成皮革+ツィード調ファブリックコンビに格上げされたほか、次世代ディスプレイオーディオの採用によりコネクティッドナビの5年間標準付帯など利便性が大幅に向上しました。Toyota Safety Senseは全グレードに標準装備され、安全性能も現行コンパクトカークラスでトップレベルを誇っています。