ヴィッツ内装の特徴をカテゴリー別に紹介
日本を代表するコンパクトカーであるヴィッツの内装の特徴を、収納スペースや快適装備などカテゴリー別に紹介します。
2017年1月に行われた2度目のマイナーチェンジでは、ハイブリッド車もラインナップされました。同年の9月には、トヨタの新たなスポーツカーシリーズ「GR」から、ヴィッツのスポーツ仕様車「GR SPORT」と「GR SPORT GR」が発売されました。
そんなスポーツ仕様車も含めて、ヴィッツの内装の特徴や魅力を紹介します!
ヴィッツはインテリアカラーやシートカラーも豊富です
ヴィッツはボディカラーの豊富さに加え、インテリアカラーやシートカラーの種類の多さも魅力的です。ここでは、ヴィッツのインテリアカラーとインパネオーナメントの組み合わせ、シートカラーとシート素材のバリエーションのタイプを紹介します。
ヴィッツのインテリアカラーとインパネオーナメント
ブラック/インパネオーナメント:塗装+レーザー表面処理
バレルブラウン/インパネオーナメント:塗装+レーザー表面処理
ブラック/インパネオーナメント:革シボ調
アイボリー/インパネオーナメント:革シボ調
マルサラ/インパネオーナメント:塗装+レーザー表面処理
ヴィッツのシートカラーとシート素材
ブラック/スタンダードシート ハイグレードファブリック
バレルブラウン/スタンダードシート ハイグレードファブリック
ブラック/ハイバックシート ファブリック
アイボリー/ハイバックシート ファブリック
ブラック/スタンダードシート Jewela専用ファブリック
マルサラ/スタンダードシート Jewela専用ファブリック
室内スペースはコンパクトカーでは最大クラス
ヴィッツはコンパクトカーとして分類される車の中では、クラス最大の室内スペースを誇ります。ガソリン車では1,250m・ハイブリッド車では1,240mmの室内高は魅力的です。
どのシートに座っても足まわりに窮屈さを与えない、ゆとりスペース設計が特徴的です。
6:4分割可倒式リヤシート
ハイブリッドでは全車、ガソリン車ではグレードUなどで標準装備される「6:4分割可倒式リヤシート」の機能を利用すれば、テントなどのロングサイズの荷物も車内に収納可能となります。
「6:4分割可倒式リヤシート」を利用すれば、ヴィッツで楽しめるアウトドアの幅が広がります。
アジャスタブルデッキボード
「6:4分割可倒式リヤシート」を採用する車には、積載する荷物に合わせて、荷室の高さを調整できるアジャスタブルデッキボードが設置されます。
上段・下段の2段設計のアジャスタブルデッキボードを利用すれば、トランクケースや観葉植物を縦置きする事が可能となります。移動中に傷つけたくない荷物は、フックで固定できる機能も備わります。
一体可倒式リヤシート
「F SMART SPORTパッケージ」「1.0Jewela」などのグレードで標準装備される、一体可倒式リヤシートを利用すれば、収納スペースが倍近くに拡がります。
一体可倒式リヤシートは、インテリアショップやホームセンターなどで購入したサイズのある商品を車中に載せる際に役立ちます。
荷物の出し入れをサポートする大開口ラゲージ
ヴィッツは、荷物の出し入れする際にかかる体への負担を軽くし、収納を楽にする大開口ラゲージを採用します。
大開口ラゲージの開口高は最大で800mm、開口幅は最大で1,080mmです。リヤシートの肩口に設置されるロック機能を解除すれば、シートを素早く簡単にアレンジできて、ロンサイズの荷物も収納可能となります。
助手席アッパーボックス
ヴィッツの助手席アッパーボックスには、移動式トレイが設置されます。アッパーボックスのスペースを有効利用するために取り付けられる移動式トレイを活用すれば、サイズの合う荷物を上段に・中段に置くことが出来て収納力が向上します。
助手席オープントレイ
助手席オープントレイは、ボールペンやキーケースなど、ヴィッツを営業車として利用した際に、使用頻度の多いアイテムを収納するのに便利なスペースです。
助手席グローブボックス
振動を抑えるダンパーが設置される助手席グローブボックスは、ヴィッツの取扱説明書や、車検証といった、万が一の際に必要性が高まるアイテムを保管しておくのに便利です。
カードホルダー
カードホルダーは、ガソリンスタンドなどで利用するカードだけではなく、車内で保管しておきたい駐車券を収納するのにも便利です。
フロントコンソールトレイ
シフトレバー前面に配置されるフロントコンソールトレイは、仕切り板を利用すると、カップホルダーのスペースがあらわれ、仕切り板を利用しなければよりサイズの大きいアイテムを収納する事ができます。
センターコンソールトレイ
パーキングブレーキ付近に設置されるセンターコンソールトレイには、CDケースなどを機能的に収納できるサイズの異なるスペースが用意されます。
リヤカップホルダー
センターコンソールトレイと同一ラインに設置される「リヤカップホルダー」は、ペッドボトルやタンブラーを置いておくのに便利なスペースです。メモ帳などを入れておけるスペースは、乗車シーンに合わせて活用の幅が広がります。
コインポケット
ヴィッツの運転席右側に設置されるコインポケットは、駐車料金を払う際、ドライブスルーを利用するなどのシーンで役立ちます。
助手席シートバックポケット
助手席シートバックポケットは、A4サイズのノートや雑誌等を見栄えよく収納するのに便利です。オシヤレな雑誌は、置いておくだけで室内空間を魅力的にします。助手席シートバックポケットには、子供の好きな絵本を入れておくこともできます。
助手席シートアンダートレイ
助手席シートアンダートレイは、運転しやすい靴、ビーチサンダルなどアウトドアシーンで利用するアイテムを保管しておくのに便利なスペースです。
買い物アシストシート
ヴィッツの助手席は、荷物の収納力が優れた「買い物アシストシート」を採用します。シート先端部に設置される上げ下げ可能なプレートには、ショップ袋を吊り下げることができるフックが付きます。
ドライバーも大満足の快適装備ナノイー
「ハイブリッド Jewela」「U Sporty パッケージ」などのグレードでは、パナソニックのナノイーを標準装備します。
エアコンのファンを動かし、「ナノイー」のスイッチをONにすれば、吹き出し口から弱酸性の微粒子・ナノイーが放出されます。
使い勝手が良いオートエアコン
ヴィッツはハイブリッド全車、ガソリン車では「U Sportyパッケージ」などのグレードで、室内空間に快適性をもたらすオートエアコンを標準装備します。
ヴィッツに搭載されるオートエアコンは操作スイッチ等を、使いやすい位置に配置することで、空調性能だけではなく、操作性も高めます。
冬場の冷える体を温める快適シート
快適シートは「HIモード」、じんわりと温める「LOモード」の切換えをスイッチ操作で簡単に行えます。
スマートエントリー&スタートシステム
「スマートエントリー&スタートシステム」では、スマートキーをバックや衣服のパケット等に携帯していれば、ドアハンドルに軽くタッチするだけだ、ロックを解除し、車の中に乗り込む事ができます。エンジンやハイブリッドシステムは、ブレーキを踏み込みながら、スイッチを押すだけで発動します。
ベストポジションに設定できるチルトステアリング
ヴィッツの一部グレードが採用するチルトステアリングでは、ドライバーの体格に合わせて、ステアアリングの位置を調整することで、自分の体に最もなじむポジションに設定することが可能です。
ステアリングをベストポジションすることは、安全運転に直結します。
運転席シートアレンジ上下アジャスター
「運転席シート上下アジャスター」の機能を利用すれば、シートの位置と座面の傾きをベストなポジションに設定できます。運転席シート上下アジャスターは、シートに座りながら位置と傾きをベストな状態に調整する事を可能とします。
イルミネーテッドエントリーシステム
「イルミネーテッドエントリーシステム」は、スマートエントリー&スタートシステムを装備する車に搭載されます。
スマートキーで車のドアを開けると、フロントパーソナルランプなどの室内照明が自動的に付いて、光がお出迎えしてくれる機能は、ヴィッツに乗車する喜びを高めます。ランプは、自動的に点灯するだけではなく、消灯も行われます。
バニティミラー付サンバイザー
ヴィッツは運転中にまぶしくなった際に、日差しを遮るために利用するサンバイザーに、バニティミラーを設置します。バニティミラーは、室内で身だしなみをチェックする際に役立ちます。
ハイブリッド車のマルチインフォメーションディスプレイ
ヴィッツのハイブリッド車が採用するマルチインフォメーションディスプレイでは、4.2インチカラーTFT液晶画面に、エコウォレット履歴や燃費ランキングなどの運転情報を表示させます、
同ディスプレイには、エネルギーモニター等のハイブリッド車ならではコンテンツも用意し、ドライバーに更なるエコドライブを誘発させます。
ガソリン車のマルチインフォメーションディスプレイ
ヴィッツのガソリン車が採用するマルチインフォメーションディスプレイでは、解像度の高い4.2インチカラーTFT液晶画面に、燃費ランキングや燃費履歴などのマルチな情報を表示させます、
ガソリン車では、エコな運転を行うことで、高いスコアがカウントされるエコジャッジなど、ゲーム感覚で楽しめるコンテンツが充実しています。
「GR SPORT」「GR SPORT GR」では専用の内装パーツを設置
2017年9月19日に、トヨタのモータースポーツチームである「TOYOTA GAZOO Racing」が、ヴィッツの足回りを強化し、内外装に専用パーツを設置し、改良を加えたヴィッツのスポーツ仕様車である「GR SPORT」と「GR SPORT GR」が発売されました。
それら、ヴィッツのスポーツ仕様車の内装の特徴も紹介します。
本革3本巻ステアリングホイール
「GR SPORT」では、本革巻き3本スポークステアリングホイールにシルバーステッチ加工を施して、ドライバーの触覚と視覚を刺激します。スポーク部のブラックマイカ塗装は、室内空間に統一感をもたらします。
「GR SPORT GR」では、専用小径本革巻3本スポークステアリングホイールにシルバーステッチを施します。スポーク部ではダークシルバー塗装で変化を加え、GRエンブレムを設置することで、ドライバーに更なる特別感を与えます。
スポーティーな質感のアナログメーター
「GR SPORT」のガソリン車では、メーターリングアナログメーターにシルバー塗装を施し、文字盤等に配色されたレッドカラーに更なるインパクトを与えています。GR SPORTでは、タコメーターを設置し、メーターが作動する臨場感でも運転中の爽快感を高めます。
「GR SPORT GR」では、専用シルバープレート アナログメーターを導入し、センタータコメーター設置し、GRロゴを取り付けること相乗効果で、室内空間のスポーティさを飛躍させます。
ディンプル本革巻きシフトノブ
「GR SPORT」では、シルバーステッチ加工が施されたディンプル本革巻きシフトノブを採用します。MT車では、シフトレバーベゼル以外のシフトレバーブーツでもドレスアップが行われます。
「GR SPORT GR」では、シルバーステッチ加工が施されたディンプル本革巻きシフトノブにカーボン調のシフトレバーベゼルを組み合わせます。
MT車では、シフトレバーブーツにも装飾が行われます。
専用フロントスポーティシート
「GR SPORT」「GR SPORT GR」は、共通の専用フロントスポーティシートを採用します。同シートは、キメ細やかなダブルステッチを施し、メイン表皮にはスエード調の素材を、サイド表皮には合成皮革を用いるデザイン力で、スポーティさを引き上げます。背もたれ部には、GRエンブレムを設置します。
インパネオーナメント
「GR SPORT」「GR SPORT GR」ではフロントシートから目立つ位置にあるインパネオーナメントにカーボン調のメタリックな素材を採用します。カーボン調の素材と、専用フロントスポーティシートとの相性は抜群です。
専用スタートスイッチ
「GR SPORT」「GR SPORT GR」では、GRのロゴマークが設置される専用スタートスイッチを採用します。専用スタートスイッチは、スイッチを押す度にドライバーのスポーツマインドを刺激し、特別な車を操作する満足感を与えます。
ヴィッツで内装にもこだわるなら「Jewela」か「GR」がおすすめ
ヴィッツの内装でこだわりたい方には、標準装備が充実し機能的な「Jewela」か、専用パーツを装備してドライバー心理を刺激するスポーツグレードである「GR」シリーズをおすすめします。
ヴィッツの最大の魅力は、小回りがきいて運転しやすいコンパクトな車体と、低燃費です。その魅力を多くの、ドライバーに体感してもらうために、車の販売価格は抑えています。
ヴィッツに内装の魅力をプラスしたい方は、車の販売価格は上がりますが、内装にもこだわっている「Jewela」か「GR」シリーズをおすすめします。