東京オリンピックのナンバープレート

東京オリンピックのナンバープレートのデザインや応募方法

2021年の東京オリンピックを記念した特別仕様のナンバープレートのデザインが決定。2017年9月4日から始まる事前申し込みの手続きを済ませれば同年10月10日より交付されます。同プレートでは軽自動車も普通車と同じデザインを採用、東京地区での交付料金や申請や変更手続きに用意すべき書類等についても紹介。

東京オリンピックのナンバープレートのデザインや応募方法

東京オリンピックの特別仕様ナンバープレートのデザインが決定!交付は2017年10月10日からスタート

国土交通省は2017年の8月8日に、2021年に行われる東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催を記念した、特別仕様の車のナンバープレートのデザインが決定した事を発表しました。

国交省が2017年の1月にデザインを公募したのは、特別仕様の車のナンバープレートの背景図です。デザインに関わるプロだけではなく、一般の方からも広くデザインを募集し、96作品が集まりました。その中からデザイン選考委員会が最終的に選んだのは、躍動感あるカラフルな色の配色が目立つデザインです。
2017年9月4日から始まる事前予約を行えば、2017年10月10日から交付されます。

東京オリンピック記念ナンバープレートの交付までの流れ

東京オリンピックのナンバープレートに採用されたデザイン

東京オリンピック記念ナンバープレートの交付までの流れを紹介すると、2017年9月4日(月)から事前申込みがスタートします。WEBサイトから申し込む事も可能ですし、近くにあるカーディーラーや整備工場に相談して申し込む事もできます。

交付開始日は2017年の10月10日(火)からです。申し込みをしてナンバープレートが交付されると、2021年のオリンピックイヤーの数年前より、ご自身の車をオリンピック仕様車にチェンジすることができます。

新車あるいは中古車の購入時に記念プレートを申請したり、現在乗っている車に使われているナンバープレートと同じ番号ならば、オリンピック仕様のプレートとの交換が可能です。

最終決定されたデザインは「ブルー」「イエロー」「ピンク」などのカラフルな色が印象的で、観る人の視界に飛び込んでくるような躍動感があります。多種多様な人々の個性(色で表現)を尊重する未来社会への希望を表現したデザインです

オリンピック特別仕様のナンバープレートのデザインは軽も普通車も一緒

オリンピック特別仕様のナンバープレートは、デザインの統一感を持たせるために通常は白い文字に緑色が背景色の登録自動車(事業用)、黒い文字に黄色が背景色である軽自動車においても、普通車と同様に緑色の文字に白色の背景となっています。

東京オリンピックのナンバープレートデザイン例

プレートの交付料金は東京地区では7,210円 1,000円の寄付金を支払うと図柄入りのナンバープレートが交付

オリンピック記念プレートの交付料金は東京地区では7,210円です。交付料金は地域によってバラつきがあり、お住まいになられている地域での料金については、最寄りの運輸局あるいは支局等に問い合わせる事で確認出来ます。

また、正規の料金に加えて1,000円以上の寄付金を払うと、図柄入りのお洒落なナンバープレートが交付されます。

寄付金はオリンピックの運営に必要となるバスやタクシーのバリアフリー化など、交通サービスを充実させるための費用として使われます。自分の寄付金が自国で開催されるオリンピックの運営費に充てられると思うと感慨深いものがあります。

東京オリンピック記念のナンバープレートは2枚交付

オリンピックナンバー

2021年の東京五輪の記念ナンバープレートは「オリンピック」「パラリンピック」のものが2枚1組で交付されます。どちらのプレートをフロント側・リヤ側に設置するかの取り決めはなく自由に取り付ける事が出来ます。

ナンバープレートの変更には諸手続きが必要

オリンピックナンバー

新車を購入する場合には、さほど苦労せずに特別仕様のプレートの交付及び設置が可能になるかと思います。
現在使用している車のナンバープレートの変更手続きは、一般的な変更手続きとほぼ同じなので、その流れを紹介します。

ナンバープレートの変更手続きに必要となるもの

ナンバープレートを変更するには、担当部局である陸運局に行き変更手続きにかかわる書類等の必要事項への記入が求められます。以下が諸手続きのために自分で用意する・運輸局側が用意しているものです。

  • 申請書
  • 手数料納付書
  • 古いナンバープレート
  • 自動車検査証
  • 自動車税申告書
  • 希望番号予約済証
  • 印鑑

東京オリンピック特別仕様のナンバープレートは、諸手続きの煩雑化を避ける意味においても今乗っている車と同じプレートの番号ならば変更可能としています。そのため、従来の変更手続きには必要となる希望番号予約済証については不要です。

車のローンが残っている場合や、車の所有者と使用者とが異なっているケースでは、所有者からの委任状あるいは所有者が法人の場合には登記簿謄本なども手続きのために必要です。

新しいナンバープレートは自分で取り付けるがリヤの封印は運輸局の担当者が取り付ける

ナンバープレートの封印

新しく交付されたナンバープレートは自分で取り付ける事になります。車に設置してあるナンバープレートの交換は、ドライバー等の工具を用いれば簡単に行えます。

リヤに新しいナンバープレートを取りつける際には封印を解除する必要があります。新しいプレートの設置が終わったら、道路運送車両法上の規定により再び封印を取り付けなければなりません。軽自動車の場合は封印がありませんので、その必要はありません。

「再封印」の作業は一般の人が行うのではなく、許認可権を与えられている運輸局側の担当者が行います。

2021年のオリンピックイヤーには特別仕様のナンバープレートでおもてなし

ナンバープレート

日本に訪れる訪日外国人旅行者の数は、2016年の推計値では2,000万人を優に超えています。日本は今や世界で有数の観光大国となりました。

2021年に東京を中心に競技が開催される記念すべきオリンピックイヤーには、過去最高の訪日外国人観光客数が見込まれています。

オリンピック開催期間中は、当然のように街並みはオリンピックムード一色に染まります。そんな光景の中、街中を走行する車のナンバープレートまでもがオリンピック仕様に染まっていれば、海外から訪れた観光客はもちろんの事、そこで暮らしている地域住民だってワクワクしてしまいます。
東京オリンピックのナンバープレートは、2017年の10月以降から設置することができます。早めに取り付ければ、オリンピックの雰囲気を早いタイミングで味わう事が出来ます!