6代目フォレスターのフルモデルチェンジは2025年予想
フォレスターは1997年からスバルが販売するミドルサイズSUVの主力モデル。
日本市場だけでなく海外、特に北米市場で絶大な人気を集める車種で、モデルチェンジを海外で先行発表してから日本導入の流れが近年の傾向です。
また日本にはない特別仕様車なども海外で展開されているのも特徴の一つです。
次期モデルチェンジではスバル独自の水平対向ボクサーエンジンを搭載し、市街地だけではなくオフロード走行も得意とするフォレスターが、最新の安全技術を装備して、より使いやすい車へと進化。スバル・フォレスターのモデルチェンジ情報・スタイル・搭載エンジンなどを紹介します。
フォレスターに特別仕様車Urban Selection設定 ブラック塗装フロントグリルやボディ同色ドアミラーカバー採用
フォレスターへアーバンスタイルを上質に楽しめる特別仕様車Urban Selectionを2024年7月11日設定。
Advanceグレードをベースに、ボディ同色ドアミラーカバー・ドアハンドル、専用デザインのダークメタリック塗装アルミホイールなど洗練されたエクステリアが特徴。
安全装備のアイサイトセイフティプラスを標準装備することで安全性も向上しています。
フォレスター特別仕様車Urban Selectionの販売価格は3,300,000円、Urban Selectionルーフレール装着車は3,355,000円です。
2024年フォレスター特別仕様車Urban Selectionの装備
- ブラック塗装 フロントグリル
- カラード 電動格納式リモコンドアミラー・ドアハンドル
- 無塗装ブラック フロントフォグランプカバー加飾
- アイサイトセイフティプラス
- ダークメタリック塗装+切削光輝 225/55R18サマータイヤ&18インチアルミホイール
- ブラック塗装 ルーフレール
6代目次期フォレスターは2023年11月発表 日本導入時にはトヨタのTHSをベースにした縦置き水平対向ハイブリッドシステムを採用する可能性も
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2023年ロサンゼルスモーターショーでワールドプレミアした6代目フォレスター -
日本導入のアナウンスはないため北米専用モデルになる可能性もある
6代目フォレスターの発表は2023年11月17日、北米のロサンゼルスオートショー2023で世界初公開。
先代フォレスターまで採用していたスバルのアイデンティティでもあるコに字型ヘッドライトから、水平基調のヘッドライトに変更する大胆なモデルチェンジになりました。
6代目フォレスターは2024年春に北米で発売、日本導入については言及されていませんが、北米から少し遅れて2024年発表・2025年導入になるのではないかと予想。また2025年以降にはフォレスターのBEV(フォレスターと同クラスの新型モデルになる噂もある)を用意しているとのこと。
6代目フォレスターのパワートレインは、モーターのみでも走行できる、トヨタから提供されるストロングハイブリッドTHS2を採用し、スバルを象徴する縦置き水平対向エンジン+AWD(4WD)を組み合わせた、独自進化型パワートレイン(次世代e-BOXER)になる可能性もあるようです。
トヨタから提供されたハイブリッドエンジンのほか、パワートレインにはプラグインハイブリッド(PHEV)を搭載するグレードをラインナップするという情報も。
プラットフォームも次世代のSGP(スバルグローバルプラットフォーム)を採用するようで、現行モデルの5代目フォレスターから走行性能や安定性がさらに向上します。
ボディサイズは全長4,655mm、全幅1,828mm、全高1,730mm、ホイールベース2,670mmと先代モデルとほぼ変わらないことから、取り回しにも苦労しないでしょう。
ラゲッジ容量も現在の520Lから若干サイズアップしてより使いやすくなるとのこと。
エクステリアは大きく変化し、トヨタRAV4などのような水平基調のフロントマスクになり、日本導入時には北米で設定するラギッド感の強いウィルダネス(Wilderness)という特別仕様を追加するという噂もあるようです。将来的には先代フォレスターにも設定していたSTI Sportのラインナップも期待です。
フォレスター特別仕様車STI Sport Black Interior Selection追加 X-EDITIONに専用カラーのガイザーブルー追加
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インテリア全体を黒で統一した特別仕様車フォレスター ブラックインテリアセレクション -
フォレスター特別仕様車X-EDITIONとXT-EDITIONに北米向けウィルダネスに採用するガイザーブルーを追加
フォレスターのSTIスポーツをベースにする特別仕様車STI Sport Black Interior Selection(STI スポーツ ブラックインテリア セレクション)を2024年4月11日追加。
ナッパレザー本革シート、インパネアッパートリムなどをブラックで統一することで精悍なイメージしたモデル。販売価格は3,850,000円、パワーリヤゲート装着車は3,905,000円。
2024年フォレスター特別仕様車STIスポーツ ブラックインテリア セレクションの装備
- ブラック ナッパレザー本革シート(シルバーステッチ)
- ブラック インパネアッパートリム(シルバーステッチ)
- ブラック ブラック表皮巻インパネ加飾パネル(シルバーステッチ)
- ブラック フロアコンソールリッド(シルバーステッチ)
- ピアノブラック調ピラーカバー
- アイサイトセイフティプラス(フロントビューモニター/スマートリヤビューミラー)
同日、フォレスター特別仕様車X-EDITIONとXT-EDITIONへ専用ボディカラーのガイザーブルーも追加。
ガイザーブルーは、北米向けクロストレック・フォレスター・アウトバックで展開するオフロードグレード、ウィルダネスで採用する特別色。
アクティブでタフなイメージのあるガイザーブルーはオプション価格33,000円で設定できます。
フォレスターに特別仕様車X-EDITION追加 撥水ファブリック・カーゴフロアボードなど街でもアウトドアでも活躍するモデルに
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スバル フォレスター X-EDITION -
スバル フォレスター X-EDITION -
スバル フォレスター X-EDITION -
スバル フォレスター X-EDITION -
スバル フォレスター X-EDITION -
スバル フォレスター X-EDITION
フォレスターへ特別仕様車のX-EDITIONを2023年10月25日設定。
X-EDITIONはフォレスターe-BOXERのTouringをベースにしていて、「道具に妥協をしたくない」をコンセプトに撥水ファブリックや撥水カーボフロアボードなど街でもアウトドアでも活躍するモデルです。
2023年フォレスター特別仕様車X-EDITIONの装備
- ダークメタリック塗装 18インチアルミホイール(225/55R18タイヤ)
- ダークメッキ フロント6連星エンブレム
- ブラックベゼル LEDハイ&ロービームランプ
- 丸型6連LEDフロントフォグランプ
- 無塗装ブラック フロントフォグランプカバー加飾・リヤガーニッシュ
- リバース連動ドアミラー/ドアミラーメモリー&オート格納機能
- 無塗装ブラック フロントグリルウイング
- 無塗装ブラック ドアミラー
- 無塗装ブラック ルーフスポイラーサイド
- ブラック塗装ルーフレール
- 運転席&助手席8ウェイパワーシート
- アクセスキー対応運転席シートポジションメモリー機能
- ブラック&シルバーステッチ 撥水ファブリック/合成皮革シート
- ステアリングヒーター/シートヒーター
- ブレイズガンメタリック塗装 インパネ加飾パネル・前席&後席ベンチレーショングリル加飾
- ブレイズガンメタリックリング メッキインナードアハンドル
- LEDカーゴルームランプ/LEDリヤゲートランプ
- ラゲッジスムーザー機能付撥水カーゴフロアボード
- ドライバーモニタリングシステム&運転席シート自動後退機能
- アイサイトセイフティプラスなど
運転支援のアイサイトセイフティプラスでは、後側方警戒支援システムのスバルリヤビークルディテクション、エマージェンシーレーンキープアシスト/アレイ式アダプティブドライビングビームなども標準化します。
フォレスターX-EDITIONの販売価格は3,377,000円、パワーリヤゲート装着車は3,432,000円です。
5代目フォレスターが2023年8月24日一部改良 安全装備・快適装備を標準化
5代目フォレスターが一部改良を2023年8月24日に実施。
安全装備の後退時ブレーキアシストの設定を変更、ブラック塗装のシャークフィンアンテナとルーフスポイラーを全グレードに標準化、X-BREAKとAdvanceにはパワーリアテールゲートも標準化しています。
2023年フォレスター一部改良内容
- 後退時障害物警報のタイミングを早期化
- ブラック塗装シャークフィンアンテナを全グレードで標準化
- ルーフスポイラーを全グレードで標準化
- X-BREAKとAdvanceにパワーリヤゲートを標準化
- X-BREAKに運転席+助手席8wayパワーシートを標準化
2023年フォレスターの一部改良モデルの販売価格は2,790,000円から3,740,000円。
フォレスターは2025年にフルモデルチェンジの噂があるため、今回の一部改良が最後の仕様変更になる可能性が高いようです。
フォレスターに北米限定カラーを設定する特別仕様車XT-EDITION追加
フォレスターの特別仕様車XT-EDITIONを2022年12月22日に発表。
話題になった北米限定のウィルダネス専用カラーのガイザーブルーを特別に設定するマッシブなモデルです。
ダークメタリック塗装の18インチアルミホイール、ブラック塗装のフロントグリルやリヤガーニッシュなど、SUVらしい力強いカラーリングが特徴で、シート表皮も合皮プラス撥水ファブリックで、アウトドアでも大活躍します。
2022年フォレスター特別仕様車XT-EDITIONの装備
- ダークメタリック塗装 18インチアルミホイール
- ブラック塗装 フロントグリル
- ダークメッキ フロント6連星エンブレム
- ブラック塗装加飾付 フロントフォグランプカバー
- 無塗装ブラック ドアミラー
- ブラック塗装加飾付 リヤバンパーガード
- ブラック塗装 リヤガーニッシュ
- ブラック塗装 ルーフスポイラー
- ブラック塗装 ルーフレール
- アイサイトセイフティプラス
- ブレイズガンメタリック塗装 インパネ加飾パネル
- シルバーステッチ アルミ調&表皮巻センタートレイ加飾
- ブレイズガンメタリック塗装 ベンチレーショングリル加飾
- ブレイズガンメタリックリング メッキインナードアハンドル
- シルバーステッチ 撥水ファブリック+合成皮革シート
- ラゲッジスムーザー機能付 撥水カーゴフロアボード
- LEDカーゴルームランプ
- LEDリヤゲートランプ
フォレスター特別仕様車XT-EDITIONの販売価格は3,355,000円です。ベースモデルのSPORTグレードの販売価格も3,355,000円でXT-EDITIONと値段は変わりません。
専用装備が豊富な分、XT-EDITIONはお得な特別仕様車になっています。
フルモデルチェンジしたフォレスターの累計受注数は月間販売計画の5倍を超える13,282台を達成
2018年9月13日にスバル公式から発表されたフォレスターの受注数が発表されました。同日時点で月間販売計画2,500台に対して累計受注数は13,282台となり5倍を超える受注数になっています。納期もハイブリッドのアドバンスが4か月待ちの長期になっています。(2018年10月現在)
フォレスターのグレードの内訳は2018年9月14日から販売開始されたeボクサーを搭載するハイブリッドモデルの「アドバンス」が40%、ガソリンモデルのエントリーグレード「ツーリング」が9%、上級グレードの「プレミアム」が33%、専用装備を搭載した「Xブレイク」が18%になっています。
ボディカラーの比率は1番人気が「クリスタルホワイト・パール」38%、2番人気が「クリスタルブラック・シリカ」で17%になり、ホワイト系とブラック系で実に半数を上回る55%を占めています。その他のボディカラーは「アイスシルバー・メタリック」9%、「ホライゾンブルー・パール」9%、「ダークグレー・メタリック」6%、「ダークブルー・メタリック」6%、「セピアブロンズ・メタリック」、「ジャスパーグリーン・メタリック」5%、「クリムゾンレッド・パール」5%となっています。
また、予防安全装備の「アイサイトセイフティプラス」が装着率79%となり、一番人気のオプション装備になりました。
フォレスターが2018年6月20日に公式発表
2018年6月20日スバル公式からフォレスターが発表されました。5月19日から始まった事前予約では全グレードで4,119台を受注する中、e-BOXERを搭載したハイブリッドモデルは全体の4割を超えるなど、新たなパワートレインに注目が集まっています。
2018年7月にフルモデルチェンジを迎えるフォレスターの変更点を紹介します。
- ハイブリッドe-BOXERモデルの追加
- アイサイトツーリングアシストを標準装備
- ボディサイズが大型化
- 内外装の刷新
- 新プラットフォーム「SGP(スバル グローバル プラットフォーム)」を採用
- スバル初の乗員認識技術を採用
- シンメトリカルAWDの進化
- ターボモデルとマニュアルミッションの廃止
フォレスターのエクステリアはキープコンセプト
ボディサイズを現行モデルの2.0i EyeSightと比較すると全長は15mm縮小、全幅が20mm拡大、車高が15mm高くなりました。ホイールベースもSGPプラットフォームを新たに採用することで30mm延長しています。新たに開発されたe-BOXERはスバルで独自に開発されたマイルドハイブリッドシステムです。今後フォレスターのPHEVモデルが追加される噂もあるので楽しみです。
また、レヴォーグなどに搭載されている最新の運転支援システム「アイサイトツーリングアシスト」を全グレードで標準装備しているのも特徴で、より安全なドライブを楽しめる仕様に進化しました。
ワールドプレミアされたフォレスターのエクステリアは、先代モデルと比較してもどちらがフォレスターかわからないほどなので、拍子抜けした方もいるでしょう。
スバルのラインナップの中で世界一売れているフォレスターは販売前からキープコンセプトになるのではないかと噂されていました。しかし先進的なコンセプトモデルが発表されていたため、ファンからは大きな変化が期待されていました。
これもスバルが「これまでのお客様も裏切らないように進化させた」と話す通り、世界的グローバルモデルになったフォレスターのキープコンセプトは正当進化と言えます。
フォレスターのボディカラーは9色ラインナップ
フォレスターは「Touring(ツーリング)」「Premium(プレミアム)」「Advance(アドバンス)」で9色、「X-BREAK(エックスブレイク)」はそのうち4色を選択できます。
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クリスタルホワイト・パール (32,400円高) -
アイスシルバー・メタリック -
ダークグレー・メタリック -
クリスタルブラック・シリカ -
クリムゾンレッド・パール (32,400円高) -
ホライゾンブルー・パール -
ダークブルー・パール -
ジャスパーグリーン・メタリック -
セピアブロンズ・メタリック
「X-BREAK(エックスブレイク)」はクリスタルホワイト・パール、クリスタルホワイト・パール、ダークグレー・メタリック、ダークグレー・メタリックの4色になっています。
また、クリスタルホワイト・パールとクリムゾンレッド・パールはオプション設定のボディカラーで32,400円(税込み)です。
フォレスターは旧型フォレスターよりホイールベースを延長し室内が広くなり質感が向上
エクステリアはキープコンセプトを採用したフォレスターですが、内装の質感は飛躍的に向上しました。SGPを採用したことで前モデルよりも後部座席の広さに余裕が生まれました。 取り回し安いボディサイズですが、実際に乗り込むとクラス最高レベルの広い室内に驚きます。
前モデルは内装がイマイチ、という評価も受けていたフォレスターですが、新型モデルはドアトリムやセンターコンソール横までソフトパッドが使われています。インフォテインメントシステムの周りにはピアノブラック加飾もあり、1クラス上の質感になりました。
フォレスターのグレードごとの内装パターン
- Touring:ファブリック/トリコット+合成皮革(シルバーステッチ)
- Premium:Premium用ファブリック/トリコット+合成皮革(シルバーステッチ)
- X-BREAK:撥水ファブリック/合成皮革(レッドオレンジステッチ)
- Advance:本革シート(ブラウンステッチ・メーカーオプション装着時)
標準グレードのTouringでは、Touring用のファブリックやトリコットに合成皮革を組み合わせたコンビシートで、ファブリックのみではない構成が嬉しいポイントです。上級グレードのPremiumには、Premium用のファブリックやトリコットと合成皮革のコンビシート、X-BREAKには撥水加工を施したファブリックと合成皮革のコンビシートになります。
Advanceグレードではメーカーオプションですがブラウンの本革シートを装備できます。標準装備はPremiumグレードと同様のAdvance用ファブリック/トリコット+合成皮革のコンビシートになりますので注意が必要です。
日本でも導入が進められている電動パーキングブレーキ「オートビークルホールド」も待望の追加がされ、標準グレードのTouringから標準装備されています。オートビークルホールドも全車標準装備されていて、渋滞や信号待ちでもブレーキが保持され、ドライブの疲れが軽減します。
注目はスバル初採用でAdvanceグレードにのみ用意される乗員認識技術
2018年にフルモデルチェンジしたフォレスターの目玉装備が「ドライバーモニタリングシステム」で、Advanceグレードのみに標準装備される特別な装備です。スバル初の技術として採用されるドライバーモニタリングシステムはドライバーを認識して、運転中の居眠りやわき見運転を検知してドライバーに注意を促すシステムです。
運転席のシートポジション、ドアミラー角度、空調設定など最大5人の顔を認証します。
近年スマートフォンにも増えてきた顔認証システムを採用することで、より快適なカーライフになるでしょう。
パワートレインにハイブリッド「e-BOXER」を追加し2018年9月14日に発売
4代目のフォレスターには「2,000ccDOHC」と「2,000ccDOHC直噴ターボ」の2種類のエンジンが搭載されています。燃費は、ターボ仕様車で13.2km/L、NAエンジン車で16.0km/Lあります。
2018年6月20日にフルモデルチェンジを発表するフォレスターでは今までのパワートレインを一新して2.5Lの自然吸気エンジンと、トヨタから技術供与されたハイブリッドエンジンのTHS2をスバル独自で改良した2.0Lハイブリッドe-BOXERエンジンの2つをパワートレインとします。
ハイブリッドe-BOXERエンジンは燃費を重視するのではなく、あくまでパワーアシストするのが目的で、楽しい車作りを信条とするスバルの真っ直ぐな姿勢が伺えます。
パワートレインの変更により現行モデルに採用されている2,0L DOHC直噴ターボモデルは廃止されました。
型式 | FB16 | FA20 |
---|---|---|
種類 | 水平対向4気筒 | 水平対向4気筒 |
排気量 | 1,600cc | 1,998cc |
過給機 | 直噴ターボDIT | 直噴ターボDIT |
最高出力 | 170PS/4,800~5,600rpm | 280PS/5,700rpm |
最大トルク | 250Nm/1,800~4,800rpm | 350Nm/2,000~5,600rpm |
型式 | FB25 | FB20 |
---|---|---|
種類 | 水平対向4気筒 | 水平対向4気筒 |
排気量 | 2,498cc | 1,998cc |
最高出力 | 136kW/5,800rpm | 107kW/6,000rpm |
最大トルク | 239Nm/4,400rpm | 188Nm/4,000rpm |
使用燃料 | レギュラー | レギュラー |
フォレスター初のハイブリッドモデルe‐BOXERの燃費は18.6km/L
フォレスターには新開発の2.5L自然吸気エンジンと2.0Lハイブリッドe-BOXERエンジンが搭載されます。燃費性能は現行モデルの2.0L自然吸気エンジンの16.0km/L、2.0Lの直噴ターボエンジンの13.2km/Lを越えました。
フォレスターのハイブリッドe-BOXERモデルの燃費は、2013年から2017年4月まで販売されていたコンパクトSUVのインプレッサXVの燃費20.4km/Lに迫る18.6km/Lを達成しガソリンモデルでは14.6km/Lになりました。
フォレスターの販売価格は2,860,000円~
4代目フォレスターですでに、安全装備の「アイサイトVer.3」が搭載されて価格も見直されました。フルモデルチェンジ後のフォレスターでは最新の安全支援システム「アイサイトツーリングアシスト」が標準化されたためベースグレードのツーリングが2,808,000~、e-BOXERのアドバンスが3,099,600円~になっています。
フォレスターにラインナップされている全4グレードの価格を紹介します。
Touring(ツーリング) | 2,860,000円~ |
---|---|
Premium(プレミアム) | 3,080,000円~ |
X-BREAK(エックスブレイク) | 2,970,000円~ |
Advance(アドバンス) | 3,157,000円~ |
オフロード走行も得意なフォレスターのモデルチェンジ遍歴
フォレスターはスバルが販売するミドルクラスのクロスオーバーSUVで、インプレッサとプラットフォームを共有しています。縦置き水平対向エンジンと四輪駆動を全てのグレードで採用されています。
フォレスター 初代 SF系/1997年~2002年
1997年2月、フォレスターがデビューしました。グレードは「C/tb」「S/tb」「T/tb」の展開となります。スバル初のSRSサイドエアバッグが採用されています。
1998年1月、特別仕様車「S/20」が、11月には特別仕様車「S/20 Limited」が発売されました。
1999年5月、2,000台限定の特別仕様車「S/tb type A」を発売しました。
2000年1月、マイナーチェンジを実施。内外装の変更や、グレードが整理されて「C/20」「S/20」「S/tb」「T/25」となりました。5月にはオンロード走行にすぐれた「S/tb-STi」を新グレードとして追加しました。7月には特別仕様車「C/20スペシャル」を発売、12月には一部改良を実施。
2001年6月、特別仕様車「S/20 type A」を発売し、10月には800台限定で新グレードとして「STi Ⅱ タイプM」を追加。10月、特別仕様車「S/tb-STi Ⅱ リミテッド」「C/20スペシャルⅡ」を発売しました。
2002年2月、2代目と入れ替わりで販売を終了しました。
フォレスター 2代目 SG系/2002年~2007年
2002年2月、フルモデルチェンジで2代目フォレスターが誕生しました。軽量化が施され、街乗りで扱いやすくなりました。10月にはタウンユースに向けた「CROSS SPORT」が新グレードとして追加されましたが、SUVとしての走破性も高いモグレードになっています。
2003年2月、一部改良でレジャーに向いている新グレード「X BACKPACK EDITION」が追加され、グレード体系は「X」「X20」「XT」の3グレードになりました。同時に特別仕様車「X20 L.L.Bean EDITION」を発売。3月には都市型グレードとして「CROSS SPORT 2.0i」を追加設定しました。
2004年2月、一部改良を実施。新グレードとして「STi Version」と「2.0L ターボエンジン仕様」を追加しました。6月には特別仕様車「CROSS SPORT α」が、8月には特別仕様車「X20 タフpackage」を発売しました。
2005年1月、大幅改良を実施し、制動性能が向上。グレード体系が整理され、「CROSS SPORT」シリーズと「STi Version」の販売をいったん終了しますが、4月には「STi Version」が追加設定されました。12月、特別仕様車「AIRBREAK」を発売しました。
2006年2月、特別仕様車「CROSS SPORT S-EDITION」を発売しました。
2007年1月、一部改良でボディカラーに新色を追加。内装の充実と「2.0XS」「2.0XT」の廃止、フォレスター発売10周年を記念した特別仕様車「10th ANNIVERSARY」を発売。8月には特別仕様車「CROSS SPORT 2.0i ALCANTARA-Style」を発売しました。12月、3代目と入れ替わるため、販売を終了しました。
フォレスター 3代目 SH系/2007年~2012年
2007年12月、フルモデルチェンジで3代目フォレスターが登場しました。車高が高くなったことからSUV感が強くなりました。
2008年8月、スバル発売50周年記念の特別仕様車「BLACK LEATHER LIMITED」を発売しました。
2009年1月、一部改良で安全性と操縦安定性、乗り心地を向上。
2010年1月、韓国での販売を開始しました。5月には特別仕様車「2.0X FIELD LIMITED Ⅱ」を発売。10月にはマイナーチェンジを実施しました。
2011年8月、仕様変更でボディカラーの見直しと、10月には特別仕様車「2.0X S-style」を発売しました。
フォレスター 4代目 SJ系/2012年~2018年
2012年11月、4代目フォレスターが登場しました。グレード体系は、NAモデルが「2.0i」「2.0i-L」「2.0i-L EyeSight」「2.0i-S EyeSight」、直噴ターボモデルが「2.0XT」「2.0XT EyeSight」のラインナップです。
2013年10月、一部改良で安全装備を強化。12月、特別仕様車「X-BREAK」を発売しました。
2014年5月、特別仕様車「2.0XT EyeSight Advantage Line」を発売。11月には一部改良で内外装を変更。「2.0i-S EyeSight」「2.0XT」のグレードを廃止しました。同時に特別仕様車「S-Limited」を発売。
2015年6月、特別仕様車「2.0i-L EyeSight Proud Edition」を発売。11月には大改良でフロントフェイスを刷新。内装と装も充実しました。
2016年7月、特別仕様車「Brown Leather Selection」を発売。10月には「Style Modern」が発売されています。
2017年4月、一部改良でグレード体系とボディカラーが変更になりました。
フォレスター 5代目 SK系/2018年~
2018年6月、フルモデルチェンジで5代目フォレスターになりました。2.5Lモデルは7月、「e-BOXER」搭載の「Advance」は9月に発売となります。グレード体系は「Touring」「Premium」「X-BREAK」「Advance」のラインナップです。
2019年6月、全車にリヤシートリマインダーを標準装備とした改良モデルを発表。11月b、特別仕様車「X-EDITION」を発表。
2020年10月、改良モデルを発表。新グレードとして「SPORT」を設定。
2021年8月、大改良モデルを発表。アイサイトが新世代型となり、フロントフェイスが刷新されました。
2022年8月、一部改良モデルと「ATI Sport」を追加。12月には特別仕様車「XT-EDITION」を発表。
2023年8月、一部改良で安全性能を向上。シャークフィンアンテナとルーフスポイラーを全グレードに標準装備しました。10月、2019年に発表された特別仕様車「X-EDITION」が新仕様で登場しました。
フォレスターのモデル | 販売年表 |
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初代 SF系 | 1997年~2002年 |
2代目 SG系 | 2002年~2007年 |
3代目 SH系 | 2007年~2012年 |
4代目 SJ系 | 2012年~2018年 |
5代目 SK系 | 2018年~ |