フリードのモデルチェンジ情報 2026年11月下旬の一部改良で特別仕様車BLACK STYLEを設定、AIR EXに2列5人乗りも追加
ホンダが販売する大人気のコンパクトミニバン、フリードのモデルチェンジ最新情報を紹介します。フリードは女性でも運転しやすいコンパクトなボディサイズと、クラス唯一のキャプテンシートと最大7人が乗車できる広い室内が魅力です。
2024年6月に3代目へフルモデルチェンジしてから2年あまり、フリードは2026年11月下旬に大がかりな一部改良を迎える見込みとなりました。かねて噂されていた特別仕様車「BLACK STYLE(ブラックスタイル)」の設定に加え、AIR EXへの2列5人乗り追加、ボディカラーの入れ替え、CROSSTARの内装刷新まで、内容はかなり濃いものになりそうです。
ここでは判明している改良内容を先頭に整理したうえで、3代目フリードのエクステリアやインテリア、価格や諸元、そして歴代のモデルチェンジ遍歴までをまとめてお届けします。
フリードが2026年11月下旬に一部改良へ 先行受注は10月中旬から
ホンダは2026年7月初旬にフリードの全グレードで受注を停止しており、これは2027年モデルとなる一部改良への切り替えにともなうものです。
スケジュールは、先行受注の受付が2026年10月中旬頃、発表・発売が同年11月下旬頃の見込み。ホンダは木曜日に発表、翌金曜日に発売という流れをとることが多いため、11月26日(木)発表・27日(金)発売あたりが現実的な線と見られています。
なお、ここで扱う内容は正式発表前の情報にもとづく整理です。最終的な仕様や価格は、ホンダからの公式リリースが優先されます。
AIR EXに2列5人乗りを追加 グレード構成が一気に拡大
今回の改良で目を引くのが、AIR EXに2列5人乗り仕様が追加されることです。
これまで2列5人乗りは3ナンバーのCROSSTARだけの設定でした。改良後は5ナンバーサイズのAIR EXでも選べるようになり、「3列目は要らないが取り回しの良い5ナンバーがいい」という層に、ようやく選択肢が用意されます。
フリードは3列シートのコンパクトミニバンとして語られることが多いモデルですが、実際には2列仕様の需要も根強く、先代の「フリード+」の系譜を意識した拡充とも読めます。CROSSTARのアウトドア寄りな装いが好みに合わなかった層を取り込める、実利のある一手ではないでしょうか。
2027年モデル フリードのグレード構成(予定)
- 【ガソリン】AIR・3列6人乗り[2WD/4WD]
- 【ガソリン・新設定】AIR EX・2列5人乗り[2WD/4WD]
- 【ガソリン】AIR EX・3列6人乗り[2WD/4WD]
- 【ガソリン】AIR EX・3列7人乗り[2WDのみ]
- 【ガソリン】CROSSTAR・2列5人乗り/3列6人乗り[2WD/4WD]
- 【e:HEV・新設定】e:HEV AIR EX・2列5人乗り[2WD/4WD]
- 【e:HEV】e:HEV AIR EX・3列6人乗り[2WD/4WD]/3列7人乗り[2WDのみ]
- 【e:HEV】e:HEV CROSSTAR・2列5人乗り/3列6人乗り[2WD/4WD]
- 【e:HEV・新設定】特別仕様車 e:HEV AIR EX BLACK STYLE・2列5人乗り/3列6人乗り[2WD/4WD]
- 【e:HEV・新設定】特別仕様車 e:HEV CROSSTAR BLACK STYLE・2列5人乗り/3列6人乗り[2WD/4WD]
特別仕様車BLACK STYLEはAIR EXとCROSSTARに設定 e:HEV専用
かねて噂されていた特別仕様車「BLACK STYLE」も、今回の一部改良にあわせて設定されます。エクステリアやインテリアの各所にブラックガーニッシュを配置することで、精悍なイメージに仕立てた特別モデルです。
設定されるのは、5ナンバーのAIR EXと3ナンバーのCROSSTARの2系統。パワートレインはe:HEVのみで、シート仕様は2列5人乗りと3列6人乗りに限られ、3列7人乗りには設定されません。7人乗りを前提に検討している方は、ここが分かれ目になります。
BLACK STYLEはフリードにとって初めての設定ではなく、2代目でも2022年6月に「BLACK STYLE」、2023年6月に「CROSSTAR BLACK STYLE」が用意されていました。3代目でも同じ流れを踏襲する形で、ホンダにとって定番の商品力向上策と言えるでしょう。
装備はナビの標準化が中心 実質的な値上げ幅は限定的か
装備面では、Honda CONNECTディスプレー(ナビゲーション)の標準化が予定されているとされます。従来はディーラーオプションやメーカーオプションでの対応が中心でしたが、これが標準装備となることで見積もりの見通しが立てやすくなります。
一方で車両本体価格は当然上昇します。ただしナビ相当分を差し引いた実質的な値上げ幅は6万〜7万円程度にとどまるという見方も出ており、装備の付け替えという性格が強そうです。
グレード構成が拡大したぶん、価格表は現行よりかなり複雑になることが予想されます。発表後は「どの仕様が自分に合うか」を絞り込む作業が、これまで以上に重要になりそうです。
ボディカラーは新色2色を追加し2色を廃止 総数は10色を維持
ボディカラーも入れ替えが行われます。新たに加わるのは、シビックにも採用されている「プレミアムクリスタルレッドメタリック」と、N-VANなどに設定される「ボタニカルグリーンパール」の2色です。
一方で「プレミアムクリスタルガーネットメタリック」と「トワイライトミストブラックパール」が廃止となります。ガーネットはホンダの主力カラーになりつつあった色だけに、フリードから外れるのは意外な判断です。トワイライトミストブラックパールも、ステップワゴンから採用されたパープル寄りのブラックで、ミニバンのスタイルによく合っていただけに惜しまれます。
差し引きでモノトーン全10色という構成は維持されます。廃止となる2色を狙っている方は、改良前の在庫車を探すことになります。
2027年モデル フリードのボディカラー(予定)
- プラチナホワイトパール
- クリスタルブラックパール
- ルナシルバーメタリック
- メテオロイドグレーメタリック
- フィヨルドミストパール
- ソニックグレーパール
- シーベッドブルーパール
- デザートベージュパール
- 【追加】プレミアムクリスタルレッドメタリック
- 【追加】ボタニカルグリーンパール
- 【廃止】プレミアムクリスタルガーネットメタリック
- 【廃止】トワイライトミストブラックパール
CROSSTARの内装は専用カーキ(ストライプ付)へ刷新
インテリアカラーにも手が入ります。最も変わるのがCROSSTARで、ストライプ入りの専用カーキへと刷新される予定です。アウトドア志向という性格をより明確に打ち出す方向で、現行のブラック×カーキから雰囲気が一段変わることになります。
AIRはグレー内装、AIR EXはグレー内装に加えて、メテオロイドグレーメタリックとクリスタルブラックパールを選んだ場合のみブラック内装が選択可能という構成。特別仕様車のBLACK STYLEは、AIR EX・CROSSTARのいずれも専用ブラックで統一されます。
内装色でグレードの性格を描き分ける手法は3代目フリードの持ち味でしたが、今回の改良でその輪郭がさらにはっきりする印象です。
2027年モデル フリードのインテリアカラー(予定)
- AIR:グレー
- AIR EX:グレー/ブラック(メテオロイドグレーメタリック・クリスタルブラックパール選択時のみ)
- CROSSTAR:専用カーキ(ストライプ付)
- 特別仕様車 BLACK STYLE:専用ブラック
| グレード | パワートレイン | 駆動方式 | 乗車定員 | 値段 |
|---|---|---|---|---|
| AIR | ガソリン | FF | 6名 | 2,623,500円 |
| 4WD | 2,854,500円 | |||
| AIR EX | FF | 6名 | 2,812,700円 | |
| FF | 7名 | 2,856,700円 | ||
| 4WD | 6名 | 3,043,700円 | ||
| CROSSTAR | FF | 5名 | 2,928,200円 | |
| FF | 6名 | 2,972,200円 | ||
| 4WD | 5名 | 3,159,200円 | ||
| 4WD | 6名 | 3,203,200円 | ||
| CROSSTAR スロープ | FF | 5名 | 3,082,000円 | |
| CROSSTAR リフトアップシート | FF | 6名 | 3,100,000円 | |
| e:HEV AIR | ハイブリッド | FF | 6名 | 3,022,800円 |
| 4WD | 3,253,800円 | |||
| e:HEV AIR EX | FF | 6名 | 3,212,000円 | |
| FF | 7名 | 3,256,000円 | ||
| 4WD | 6名 | 3,443,000円 | ||
| e:HEV CROSSTAR | FF | 5名 | 3,327,500円 | |
| FF | 6名 | 3,371,500円 | ||
| 4WD | 5名 | 3,558,500円 | ||
| 4WD | 6名 | 3,602,500円 | ||
| e:HEV CROSSTAR スロープ | FF | 5名 | 3,445,000円 |
※上表は2026年11月の一部改良前の価格です。改良後の車両本体価格は現時点で判明していませんが、ナビの標準化やグレード追加を踏まえると、全体的な価格上昇は避けられない見通しです。
3代目フリードのフルモデルチェンジは2024年6月28日
フリードAIR
フリードAIR
フリードCROSSTAR
フリードCROSSTAR
フリードCROSSTAR
フリードの3代目モデルが2024年6月28日に登場しました。
先代の2代目モデルは2016年に発売され、2021年7月7日には初代からの累計販売が100万台を突破したことをホンダ公式が発表するなど、長く支持を集めてきた大人気モデルです。
フリードがモデルチェンジした2024年は、最大のライバルになるトヨタのシエンタも一部改良を実施。2020年に発売したホンダ フィット対トヨタ ヤリスに似た、販売台数争いにも注目が集まりました。
3代目フリードのパワートレインは従来の1モーター式から、シビックやヴェゼルなどに搭載する2モーター式のスポーツe:HEVシステムへと変更されました。
安全予防装備のホンダセンシングも最新式にアップグレードすることで安全性を向上。ホイールベースは先代から10mm延長し、後席にエアコン吹き出し口を追加することで、評判の高いキャプテンシートの2列目、跳ね上げ式の3列目を使う多人数乗車がより快適になっています。なお2列目オットマンは、今回も採用されませんでした。
エクステリアは2022年にモデルチェンジした6代目ステップワゴンのようなスクエアでプレーンな印象に変化。ボディのプレスラインも水平基調になることで、引き続き5ナンバーを維持しながらもボディサイズは数字以上に大きく見えるようになりました。
フリードの燃費性能はWLTCモードで最高25.6km/Lまで向上し、2代目フリードの20.9km/Lから大幅に改善しています。
ライバルのシエンタが28.8km/Lを達成しているので数値上は及びませんが、日常使いで体感できる差ではなく、見劣りしない水準といえるでしょう。
シエンタにはない、フリードの強みは2列目にキャプテンシートを設定すること。左右独立式シートはベンチシートにはない快適性があるため、シエンタよりも快適性を優先するユーザーに選ばれています。またSUVテイストのCROSSTARが3ナンバー化され、引き続き設定されています。
| ガソリンタイプ | e:HEVタイプ | |
|---|---|---|
| 全長 | 4,310mm | |
| 全幅 | 1,695mm-1,720mm | |
| 全高 | 1,755mm-1,780mm | |
| ホイールベース | 2,740mm | |
| 室内長 | 1,935mm-2,645mm | |
| 室内幅 | 1,470mm | |
| 室内高 | 1,280mm | 1,260mm-1,270mm |
| 車両重量 | 1,370kg-1,470kg | 1,460kg-1,580kg |
| 最小回転半径 | 5.2m | |
| 最低地上高 | 135mm-150mm | |
| エンジン型式 | L15D型 直列4気筒 | LEB型 直列4気筒 |
| エンジン総排気量 | 1,496cc | |
| エンジン最高出力 | 87kW(118PS)/6,600rpm | 78kW(106PS)/6,000rpm-6,400rpm |
| エンジン最大トルク | 142Nm(14.5kgm)/4,300rpm | 127Nm(13.0kgm)/4,500rpm-5,000rpm |
| フロントモーター型式 | – | H5型 |
| フロントモーター最高出力 | – | 90kW(123PS)/3,500rpm-8,500rpm |
| フロントモーター最大トルク | – | 253Nm(25.8kgm)/0rpm-3,000rpm |
| 乗車定員 | 5名/6名/7名 | |
| 使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン | |
| タンク容量 | 42L-53L | |
| WLTCモード燃費 | 14.4km/L-16.5km/L | 21.1km/L-25.6km/L |
フリードは2025年の一部改良で高耐久塗料に変更 全グレードで安全装備をオプション設定可能に
フリードはe:HEVモデルとガソリンモデルで時期を分けて、2025年に一部改良モデルが販売されました。
改良内容は、従来のボディカラーに使用していたクリア塗料を、アクリルメラミンクリア素材から機能を高めたクリア素材へ変更するというもの。これにより艶感の向上と、従来比で1.5倍の耐久性を実現したとされています。
また、上位グレードのみに設定していた安全装備を、e:HEV(ハイブリッドモデル)・ガソリンモデルの全グレードへオプション設定することで、選択肢を広げました。
この改良にあわせて車両本体価格も改定されており、e:HEVモデルが一律165,000円、ガソリンモデルが一律115,500円の値上げとなっています。
一部改良後フリードのオプション追加内容
- アダプティブドライビングビーム
- 後退出庫サポート
- マルチビューカメラシステム
- LEDアクティブコーナリングライト
フリードのボディカラーは全10色 クロスター専用デザートベージュパール設定
フリードのボディカラーはモノトーンカラーのみ全10色設定。
フィヨルドミストパールやプラチナホワイトパールなど人気カラーもラインナップしていて、5人乗りグレードのCROSSTARにはアースカラーのデザートベージュパールを専用色として用意しています。
プレミアムカラーが多数あり、無償カラーはルナシルバーメタリックとクリスタルブラックパールのみです。
※以下は2026年11月の一部改良前の設定です。改良後はプレミアムクリスタルレッドメタリックとボタニカルグリーンパールが追加され、プレミアムクリスタルガーネットメタリックとトワイライトミストブラックパールが廃止される見込みですので、最新の設定は正式発表後にご確認ください。
フリード・フリードクロスターのボディカラー一覧(2026年11月改良前)
- フィヨルドミストパール(38,500円高)
- プラチナホワイトパール(38,500円高)
- ルナシルバーメタリック
- ソニックグレーパール(38,500円高)
- メテオロイドグレーメタリック(38,500円高)
- クリスタルブラックパール
- プレミアムクリスタルガーネットメタリック(60,500円高/改良で廃止見込み)
- シーベッドブルーパール(38,500円高)
- トワイライトミストブラックパール(38,500円高/改良で廃止見込み)
- デザートベージュパール(CROSSTAR専用、38,500円高)
フィヨルドミストパール(38,500円高)
プラチナホワイトパール(38,500円高)
ルナシルバーメタリック
ソニックグレーパール(38,500円高)
メテオロイドグレーメタリック(38,500円高)
クリスタルブラックパール
プレミアムクリスタルガーネットメタリック(60,500円高)
シーベッドブルーパール(38,500円高)
トワイライトミストブラックパール(38,500円高)
デザートベージュパール(CROSSTAR専用、38,500円高)
フリードの車内は乗る人みんなが笑顔になれる空間造りが特徴
AIR・AIR EXのインテリア
CROSSTARのインテリア
AIRのインテリアカラー グレージュ(ファブリック)
AIR EXのインテリアカラー グレージュ(コンビシート)
AIR EXのインテリアカラー ブラック(コンビシート)
CROSSTARのインテリアカラー ブラック×カーキ(コンビシート)
フリードは乗る人が笑顔になれる車内空間をテーマに、AIRのインテリアカラーにはグレージュのファブリックを、AIR EXにはグレージュとブラックの2種類にそれぞれプライムスムースの合皮を合わせたコンビシートを設定。
CROSSTARにはギア感を楽しめるブラック×カーキのファブリックとプライムスムースのコンビシートを採用しています。
ファブリック素材には油汚れに強い撥水・撥油効果を持つFABTECT(ファブテクト)を採用することで、お菓子やジュースなどの汚れも気にせずドライブを楽しめます。
※前述のとおり、2026年11月の一部改良ではCROSSTARの内装がストライプ入りの専用カーキへ変更される見込みです。
1列目から3列目まで自由に移動できるウォークスルー
スペースにゆとりがあるフリードのキャプテンシート
フラットフロアで乗員みんなが心地良い空間に
フリード最大の特徴とも言えるコンパクトミニバンクラス唯一の2列目キャプテンシートは、1列目から3列目までスムーズに移動できるウォークスルーを採用。
乗り降りも簡単になり、子どもから大人までみんなが快適に過ごせる空間になっています。
2列目キャプテンシートのスライド量はFF(2WD)モデルで360mmと、ゆったりしたスペースを確保。
3列目は採光量もたっぷりの開放的な空間で、厚みのあるシートと頭上、ニースペースともにゆとりがありロングドライブでも疲れにくい仕様です。
1列目にも振り返りやすい工夫がされており、2列目にいる子どものお世話などにも活躍します。
フリードの1列目から3列目までは平坦なフラットフロアを採用することで、居心地の良い空間になっています。
2列目キャプテンシートとベンチシートで違うフリードのシートアレンジ
フリードは2列目キャプテンシートの6人乗り仕様と、2列目ベンチシートの7人乗り仕様、CROSSTARに設定する3列目シートのない5人乗り仕様の3タイプを設定。
それぞれシートアレンジも異なり、車中泊をしたい、荷物を多く載せたいなど用途に合わせて3タイプから選択できます。
なお2026年11月の一部改良では、5人乗り仕様が5ナンバーのAIR EXにも設定される見込みで、選択の幅がさらに広がります。
フリードのキャプテンシート
キャプテンシートの1列目・2列目アレンジモード
キャプテンシートの2列目・3列目アレンジモード
キャプテンシートの2名乗車+最大ラゲッジモード
2列目のアームレスト付きキャプテンシートのシートアレンジは、小空間で休みたいとき、パーソナルを大事にした休憩スタイル、お買い物などの荷物を沢山積みたいときなどを想定したアレンジが可能です。
フリードのベンチシート
ベンチシートの2列目・3列目アレンジモード
ベンチシートの2名乗車+最大ラゲッジモード
2列目ベンチシートは6:4分割のタンブルシート。
2列目を倒すとフラットに近い角度まで平坦にできるため、広大なスペースを作ることが可能に。
キャプテンシートよりも1人多い乗車定員なので、多人数乗車が多い方に嬉しい仕様です。
5人乗り仕様のおやすみモード
5人乗り仕様のロングラゲッジモード
5人乗り仕様のビッグラゲッジモード
5人乗り仕様のハーフラゲッジモード
5人乗り仕様のノーマルモード
CROSSTARだけに設定する3列目のない1列・2列の5人乗り仕様は、フラット空間のおやすみモード、2列目6:4分割の片方を折りたたむロングラゲッジモード、自転車なども積み込めるビッグラゲッジモードにアレンジ可能。
アイディア次第でシートアレンジを工夫できるのも5人乗り仕様の特徴です。
荷室サイズは3列シート仕様と2列シート仕様の2種類 収納スペースもたっぷり
3列シート車の荷室サイズは開口部高さ1,110mm、開口部地上高480mm、開口部最大幅1,080mm、ラゲッジスペース高さ1,255mm。
3列目シートは跳ね上げ式で、固定位置を手前に、跳ね上げ位置を低くすることにより、軽い力で跳ね上げられるよう工夫されています。
フリード 3列シート車の荷室サイズ
- 開口部高さ 1,110mm
- 開口部地上高 480mm
- 開口部最大幅 1,080mm
- ラゲッジスペース高さ 1,255mm
2列シート車の荷室サイズは開口部高さ1,260mm、開口部地上高335mm、開口部最大幅1,080mm、ラゲッジスペース高さ1,355mm。
ユーザーのアイディア次第で様々な使い方に対応する、ビッグ&フレキシブルラゲッジになっています。
開口部地上高が3列シート車と比較すると低めに設定されているため、重い荷物の積み下ろしも楽に行えます。
フリード 2列シート車の荷室サイズ
- 開口部高さ 1,260mm
- 開口部地上高 335mm
- 開口部最大幅 1,080mm
- ラゲッジスペース高さ 1,355mm
フリードは多人数乗車でも十分な収納スペースを1列目・2列目・3列目に確保
1列目 助手席インパネアッパーボックス
1列目 助手席インパネトレー
1列目 グローブボックス
1列目 センタートレー
1列目 スマホトレー&センターロアーポケット
1列目 左運転席インパネトレー
1列目 右運転席インパネトレー+運転席・助手席ドリンクホルダー
1列目 助手席側収納式ドリンクホルダー
1列目 運転席・助手席ボトルホルダー付き大型ドアポケット
1列目 コンビニフック
2列目 運転席・助手席シートバックアッパーポケット
2列目 助手席シートバックポケット
2列目 両側スライドドア・ボトルホルダー
3列目 左右ドリンクホルダー
フリードは収納スペースや便利な機能を豊富に装備しています。
1列目にはコンビニフックや運転席・助手席インパネトレー、スマホトレーにセンタートレーなど様々な物を収納可能。
2列目は運転席と助手席にシートバックアッパーポケット、助手席にシートバックポケットを装備し、1列目・2列目・3列目にはペットボトルなどを置けるボトルホルダーを設置することで、どの席にいても快適な空間になります。
フリードはフロントワイドビューカメラ+前後8個のソナーセンサーのHonda SENSING
フリードの予防安全装備Honda SENSING(ホンダセンシング)はフロントワイドビューカメラで側面まで安全をカバー、ガラスも検知する前後8つのソナーセンサーで近距離衝突を検知します。
渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール(ACC)やトラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)など高度運転支援技術も搭載、ブラインドスポットインフォメーションで安全運転をサポートします。
フリードに搭載するHonda SENSINGの機能
- 急アクセル抑制機能
- 渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール(ACC)
- 車線維持支援システム(LKAS)
- トラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)
- ブラインドスポットインフォメーション
- 衝突軽減ブレーキ(CMBS)
- 先行車発進お知らせ機能
- 歩行者事故低減ステアリング
- 路外逸脱抑制機能
- 標識認識機能
- パーキングセンサーシステム
- 後退出庫サポート
- 誤発進抑制機能
- 後方誤発進抑制機能
- オートハイビーム
- アダプティブドライビングビーム
Honda SENSING以外の安全運転支援機能
- マルチビューカメラシステム
- エマージェンシーストップシグナル
- ヒルスタートアシスト機能
- LEDアクティブコーナリングライト
- オートライトコントロール
- VSA
フリードの最大のライバルはトヨタが販売するコンパクトミニバンのシエンタ
フリードはコンパクトサイズに3列シートを設置する希少なコンパクトミニバン。
最大のライバルとして挙げられるのが、トヨタが販売する同セグメントのコンパクトミニバン、シエンタです。
フリードクラスのプチバンはシエンタしか存在しないため、どちらかが改良すると、どちらかがまた改良するという構図になっています。今回の一部改良も、その応酬の一環と見ることができるでしょう。
シエンタ最大の特徴はベンチシートのみ設定する割り切ったグレード展開をしていることで、燃費性能もフリードより有利です。
安全装備のトヨタセーフティセンスはホンダセンシングと同等の性能、販売価格は戦略的で全体的にフリードよりも安価です。
フリードがシエンタに勝っているのは、シエンタにはないキャプテンシートを設定すること。
一人一人がゆったり座れる2列目キャプテンシートを採用しているからフリードを選ぶ、というユーザーも多いです。
機能面ではシエンタにない電動パーキングブレーキ+ブレーキホールドを装備していることもフリードの強みです。
モビリオの後継車種 フリードのモデルチェンジ遍歴

フリードはホンダが販売するコンパクトミニバンで、モビリオの後継車種になります。男女のユーザーを問わないフリースタイルなコンパクトミニバンとして人気を集めています。
フリード 初代 GB3/4/GP3型(2008年~2016年)
2008年5月、モビリオの後継車種として初代フリードがデビュー。手ごろなボディサイズから、当初の目標販売台数の5倍の売り上げを記録しました。
2009年3月、インドネシアでの販売を開始。5月には一部改良で新タイプの「ジャストセレクション」を設定しました。
2010年5月、特別仕様車「ハイウェイ エディション」を発売。11月にはマイナーチェンジで燃費性能の向上に寄与する「ECONモード」が追加され、内装の変更と安全装備の強化も行われました。
2011年10月、マイナーチェンジ。タイプは「G」「G・ジャストセレクション」「Gエアロ」となります。同時に「フリード ハイブリッド」を追加。タイプは「ハイブリッド」「ハイブリッド・ジャストセレクション」の2グレードです。
2012年4月、新タイプの「GH」を追加し、11月には一部改良で燃費性能を向上。「GH」を廃止しました。
2013年11月、特別仕様車「G・ジャストセレクション+」「Gエアロ・クールエディション」「Hybrid・ジャストセレクション+」を発売。
2014年4月、マイナーチェンジを実施。快適装備の充実とボディカラーの追加が施されました。
2015年5月、特別仕様車「G・プレミアムエディション」「Hybrid・プレミアムエディション」を発売。
2016年9月、2代目と入れ替わりのため、販売を終了しました。
フリード 2代目 GB5/6/7/8型(2016年~2024年)
2016年9月、フルモデルチェンジで2代目フリードが誕生しました。同時に2列シートの「フリード+」も発売されています。ガソリンモデルには「B」「G」「G Honda SENSING」が、ハイブリッドモデルには「HYBRID B」「HYBRID G Honda SENSING」「HYBRID EX」が用意されました。
2017年12月、コンプリートモデルの「Modulo X」を追加設定しました。
2019年10月、マイナーチェンジを実施。内外装を刷新するとともに、クロスオーバースタイルに仕上げた「CROSSTAR」を追加しました。
2020年5月、コンプリートモデルの「Modulo X」をマイナーチェンジ。新設計のエアロバンパーやフロントグリルのデザインを一新し、シート表皮の変更やボディカラーも刷新されました。
2022年6月、一部改良とともに特別仕様車「BLACK STYLE」を発売。
2023年6月、特別仕様車「CROSSTAR BLACK STYLE」を発売しました。
フリード 3代目 GT1/2/3/4/5/6/7/8型(2024年~)
2024年6月28日に3代目フリードへモデルチェンジしました。
グレードはAIR・AIR EX・CROSSTARの3種類にFF(2WD)と4WDを組み合わせ、パワートレインも各グレードごとに純ガソリンエンジンとe:HEV(ハイブリッドシステム)を設定。
ホンダのスライドドア搭載モデルで初めて2024年の日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど高評価を獲得しました。
2025年1月20日にe:HEVモデルを一部改良し、外装塗装のクリア素材を改良、メーカーオプションの充実化を実施。e:HEVモデルの全タイプの車両価格を一律165,000円値上げしています。
2025年3月27日にはガソリンモデルを一部改良し、メーカーオプションの充実化とともに車両価格を一律115,500円値上げしました。
2026年7月初旬に全グレードの受注を停止し、同年11月下旬には2027年モデルとなる一部改良を予定。AIR EXへの2列5人乗り追加、特別仕様車BLACK STYLEの設定、ボディカラーの入れ替えなどが行われる見込みです。
| フリードのモデル | 販売年表 |
|---|---|
| 初代 GB3/4/GP3型 | 2008年~2016年 |
| 2代目 GB5/6/7/8型 | 2016年~2024年 |
| 3代目 GT1/2/3/4/5/6/7/8型 | 2024年~ |




















