水切りワイパーおすすめ

水切りワイパー車用おすすめ13選 使い方や水取り作業のコツも解説

車用水切りワイパーのおすすめ商品と使い方を解説。洗車後の拭き取り作業を楽にするアイテムとして知られるシリコンワイパー(洗車用ワイパー)を使った。作業手順や窓ガラスやボディを傷つけないように水切りするコツを紹介。水切り前の洗車は念入りに!

水切りワイパーで洗車時間は短縮できる?使用感とおすすめ商品

水切りワイパーは、一般的に「洗車用シリコンワイパー」や「洗車用ゴムブレード」などとも呼ばれ、洗車後の窓ガラスやボディに付着した水滴を効率よく除去するために使用される便利なアイテムです。ブレード部分には、車のボディを傷つけにくいよう、柔軟性のあるシリコンやゴムなどの素材が使われています。

水切りワイパーを使用する最大の利点は、洗車時間の短縮です。車についた水滴を隅々まで手作業で拭き取ろうとすると、多くの手間と、何枚ものクロスやタオルが必要になってしまいます。

水切りワイパーでガラスやボディの広範囲にある水滴を大まかに除去しておくことで、洗車の仕上げである拭き取り作業の負担を大幅に軽減できます。中には「拭き取り時間を半分~3分の1程度に短縮できる」と謳う商品もあります。

ワコーの「スパ・プレミアム シリコンブレード」を使って水切りしてみた

ワコーの人気商品「スパ・プレミアム シリコンブレード」を使用し、洗車後のランドクルーザープラドのボディやガラスに残った水滴を落とす作業を試してみました。ここではそのレビューを紹介いたします。

洗車後には、どうしてもガラス面やボディに水滴が残ってしまいます。これらの水滴を放置すると、含まれるミネラル成分などが乾燥し、シミのようなイオンデポジット(ウォータースポットとも呼ばれます)や水垢ができる原因となります。

これまでは吸水性の高いクロスで水滴を拭き取っていましたが、何度もクロスを絞る手間なく、楽に水滴を落とせると評判の水切りワイパーを試してみました。

選んだのは、オールシリコーン樹脂製で、コーティング施工車にも使用可能なワコーの「スパ・プレミアム シリコンブレード」です。

硬い部分がないオールシリコーン製であるため、作業中に不意に車体に接触しても、ボディを傷つける心配が少なく、安心して使用できます。

ブランド ワコー
メーカー型番 CSP‐02
商品サイズ 約65mm×300mm×20mm
商品重量 約156g

実際に触ってみると、ブレードは柔らかすぎず、全体のしなり具合も良好でした。持ち手部分には滑り止め加工が施されており、握りやすく使いやすかったです。

ボディとブレードの間に泥や砂などの異物を挟み込んだ状態で使用すると、洗車傷の原因になるため、いつも以上に丁寧に洗車して汚れを十分に落としてから試しました。

ワコーの水切りワイパーは、特にフロントガラスやリヤガラスといったガラス面の水滴除去に効果的でした。軽くあてるだけで、ガラス面の緩やかな曲面に合わせてブレードがしなり、水滴を効率よく除去できます。

サイドミラーのような小さな箇所の水滴は、持ち方を変えて横のミニブレードを使うと便利でした。「スパ・プレミアム シリコンブレード」はシリコン素材の復元力を利用して水を切るため、一定方向に動かすのが作業のコツだと感じました。

一方で、ガラス面と比べて、プレスラインや湾曲が多いボンネットやホイールアーチのような場所では、ブレードを均一にあてにくく、部分ごとに区切って作業する必要がありました。ボディ全体への使用は手間がかかるため、クロスを使った方が効率的に感じるという印象です。

クロスでの拭き取りに慣れていることもあり、ミニブレードでも作業が窮屈に感じるドアノブ周りやフロントグリルなどの細かな部分の水滴は、最も落としにくいと感じました。

「スパ・プレミアム シリコンブレード」を使って水滴を落としてみた感想

  • フロントガラスやリヤガラスなど、広いガラス面の水滴除去には非常に便利でした。
  • プレスラインや複雑な形状が多いボディへの使用は、クロスでの拭き取りに比べて効率が悪いと感じる部分がありました。
  • 耐久性のあるオールシリコーン素材で、硬い部分もなく、長期間安心して使用できそうです。

水切りワイパーのおすすめ13選~洗車時間を短縮する人気商品!

洗車時間を大幅に短縮できる便利な水切りワイパーをご紹介します。取っ手付きタイプや伸縮柄タイプ、万が一ボディに接触しても傷つけにくいオールシリコンタイプなど、水滴を効率よく除去でき、使い勝手の良い人気商品をまとめました。

外窓専用設計で使いやすい「エクスクリア 外窓専用 水切りワイパー」

Carmate(カーメイト)エクスクリア 外窓専用 水切りワイパー C147

外窓専用水切りワイパーは、多くの車種に使われる純正ワイパーと同じゴム素材を採用しているため安心して使用できます

素材 純正ワイパーと同種素材のゴム
サイズ 252mm×210mm×50mm
価格(値段) 1,080円~(2025年調べ)

Carmate(カーメイト)の「エクスクリア 外窓専用 水切りワイパー」は、外窓専用設計により、縦方向・横方向のどちらでも水切りしやすいT字型構造を実現しています。純正ワイパーと同系統のゴム素材を採用しているため、ガラス面にダメージを与える心配が少なく安心して使用できます。また、吊り下げ用の穴も備わっており、保管しやすい点もメリットです。

幅広ブレードとスライド機能で水切りを楽に「クリックスライドワイパー」

ワコー SpaPlus クリックスライドワイパー

接触部にはシリコーン素材を採用しているため、コーティング被膜にダメージを与えにくい

素材 ABS / PP / シリコーンゴム
サイズ 80mm×15mm×420mm
価格(値段) 406円~(2025年調べ)

「クリックスライドワイパー」は、持ち手の角度を作業に適した角度に調整できるだけでなく、スライド機構でブレードの可動域を確保することも可能です。そのため、窓ガラスやルーフ、ボンネットに付いた水をスピーディーに除去できます。ワイド設計のブレード部分にはシリコーンゴムを採用しており、コーティング施工車でも安心して使用できる設計です。

コンパクトで便利な「伸縮式ポータブルワイパー」

Lanctuary (ランクチュアリー) 伸縮式ポータブルワイパー

コンパクト設計で、ドアトリムなど車内の隙間に置いておくのも便利です

素材
サイズ 約6.5cm×約21.2cm~約98cm
価格(値段) 1,999円~(2025年調べ)

最長98cmまで伸ばせる「伸縮式ポータブルワイパー」は、手が届きにくいフロントガラスの中央やルーフの水滴を素早く除去できます。最短21.2cmまで縮められるため、車内のドアトリムなどの隙間にコンパクトに保管しやすいおすすめ商品です。洗車時だけでなく、雨天時のサイドミラーやリヤガラスの水滴除去にも活用できます。

プロ仕様の「ポリマーメンテナンス シリコンワイパー」

ProStaff(プロスタッフ) ポリマーメンテナンス シリコンワイパー

ボディと接触する部分にはシリコン素材を採用しており、作業中にダメージを与えません

素材 フレーム・グリップ部:ABS樹脂
ブレード部:シリコン
サイズ 494mm×192mm×22mm
価格(値段) 578円~(2025年調べ)

「ポリマーメンテナンス シリコンワイパー」は持ち手付きのロングサイズで、窓ガラスやルーフなどの広い面の水切りがスムーズに行えます。柔らかめのシリコン素材を使用しているため、ボディの緩やかな曲面にもフィットしやすく、各種コーティング車でも安心して使用できます。幅広設計のため細かい部分は苦手ですが、ボディに傷をつけにくい構造になっており、安心して大まかな水切りが可能です。

2枚のシリコン刃でムラができにくい水切りワイパー

ソーアップ ダブルブレードワイパー

2枚刃でスパッと気持ちよく水切りが可能です

素材 グリップ:ABS
ブレード:シリコン
サイズ 約300×80×45mm
価格(値段) 4,831円~(2025年調べ)

ソーアップのダブルブレードワイパーは、2枚のシリコン刃を備えているのが特徴です。1枚目の刃で取りきれなかった水滴を2枚目の刃がしっかりキャッチするため、ムラができにくく、効率的に水切りが可能です。ただし、硬めの刃のため、曲面や細かな部分の水切りにはあまり適していません。持ち手はプラスチック製で握りやすいですが、作業中にボディにぶつけないよう注意して使用してください。

大きな車の水切りに最適なワイドサイズワイパー

ソフト99 水切りクリーンワイパー

大型車のルーフやボンネットなど広い面で威力を発揮します

素材 ゴム部:天然ゴム
ブレード部:PP
グリップ部:ABS樹脂
サイズ 400mm×20mm×90mm
価格(値段) 445円~(2025年調べ)

ソフト99の「水切りクリーンワイパー」はブレード幅40cmのロングサイズで、洗車時間を大幅に短縮し、拭き取りクロスの使用枚数を減らせます。ブレードには天然ゴム素材を採用しており、ボディやガラスを傷つけにくい設計です。窓ガラスだけでなく、ミニバンや大型SUVなどのルーフやボンネットといった広い面の水切りに最適です。曲線の多い車には不向きですが、直線の多い車では素早く効率的に水切りが可能です。

プロも愛用する高耐久の水切りワイパー

カーピカネット 高機能水切りワイパー

柔らかい特殊シリコンで高い耐久性が魅力です

素材 ブレード:シリコン
サイズ 梱包サイズ 31 x 11.2 x 1.4 cm
価格(値段)

カーピカネットが販売する「高機能水切りワイパー」は、プロ仕様に開発された製品だけあって、水捌けの良さに定評があります。施工現場では高い耐久性が実証されており、一般の洗車で使用する場合も長期間の使用が期待できます。柔らかいシリコンブレードを採用しているため、段差や角度のある細かい箇所もブレードの端を使えば水切りが可能です。

低価格で初心者にも使いやすい水切りワイパー

洗車の王国 水切りブレード シリコン素材

握りやすい持ち手付きで扱いやすい水切りワイパー

素材 シリコン
サイズ 梱包サイズ 308mm x 102mm x 21mm

洗車の王国の「水切りブレード」は、持ち手が握りやすく、柔らかめのシリコンを使用しているため、初心者でもスピーディーに広範囲の水切りが可能です。ドアノブなどの細かい部分にも対応できますが、持ち手の形状から、ルーフなどの高い箇所の水切りにはあまり向いていません。大まかに水切りして拭き上げ時間を短縮する用途に適しています。

雨天後の水切りにもおすすめの高い水捌け力を持つスクイジー

ガレージ・ゼロ(ヒロバ・ゼロ) 洗車用水切りワイパー

窓ガラスの水切りに最適な水切りワイパー

素材 PP、TPR
サイズ シリコン部分 350mm×20mm
価格(値段)

ヒロバ・ゼロの「洗車用水切りワイパー」は、特に窓ガラスの水切りにおすすめです。しっかり水が切れるため、洗車後だけでなく、雨天後に窓ガラスの視界を確保したい場合の利用にも向いています。

ボディへの使用も可能ですが、曲線部分では角度に少しコツが必要です。ブレードの刃先を45度以下に寝かせ、ゆっくり下ろしながら力加減を調整して使用してください。

歪曲ブレードでボディにフィットする水切りワイパー

ワコー 水切りワイパー固定式 E038

40cmのブレードで車の水滴を素早く落とす水切りワイパー

素材 本体:ポリプロピレン
ブレード:合成ゴム
サイズ 約153×455×26mm

ワコーの「水切りワイパー固定式 E038」は、約40cmのワイドブレードで洗車後の水切りを素早く完了させることができます。持ち手が長く、固定式で作業のしやすさが抜群です。

ブレードが緩やかに歪曲(カーブ)しているため、ボディの曲面にもフィットしやすく、水切りがスムーズに行えます。やや慣れが必要ですが、しっかりと水を切ることが可能です。

大型車やトールワゴンに最適な全長60cmのロング水切りワイパー

ソフト99 マックスウォッシュ ロング水切りワイパー

面積の広いボディも手早く水切りできるロングワイパー

素材 グリップ:PVC、EVA
ゴム:天然ゴム
ストラップ:PP
サイズ 76mm×610mm×43mm
価格(値段) 1,408円~(2025年調べ)

ソフト99の「マックスウォッシュ ロング水切りワイパー」は、約60cmのロングブレードで洗車後の水切りを効率化できます。ミニバンや大型SUV、背の高い軽ハイトワゴンのルーフまで、広い面積を素早く水切りできるのが特徴です。

重量は260gと軽量で、グリップ部は手になじむEVA樹脂加工が施されています。天然ゴムブレードはコーティング施工車でも安心して使用可能で、落下防止用の手首ストラップ付きです。

窓ガラスの水切りと虫取りの両方に使える伸縮柄付きワイパー

プロスタッフ ウインドらくとり二刀流

ゴムブレードとメッシュスポンジの両刃付きワイパー

素材 柄:アルミ・ポリプロピレン
ヘッド:ABS
ブレード:天然ゴム
スポンジ:ポリウレタンフォームゴム
サイズ 490mm×205mm×85mm
価格(値段)

プロスタッフの「ウインドらくとり二刀流」は、上下で異なるブレードを搭載しています。天然ゴムブレードは洗車後の水切り用として、ポリウレタンメッシュスポンジは走行中についた虫や鳥の糞の除去用として最適です。

柄が460mmから720mmまで伸縮するため、大型車でも作業しやすく、降雪時には雪下ろしとしても活躍します。1つで複数の役割をこなせる便利なアイテムです。

英国王室御用達メーカーのロングセラー高級水切りワイパー

AUTO GLYM ハイテック・フレキシ・ウォーターブレード

イギリス有名メーカーのロングセラー水切りワイパー

素材 医療用シリコン
サイズ 全長31cm(ブレード部30.5cm)
価格(値段)

オートグリムが開発した「ハイテック・フレキシ・ウォーターブレード」は、英国王室御用達のカー用品メーカーによる世界的ロングセラー商品です。日本でも正規輸入品として購入可能です。

通常の水切りワイパーより高価で、輸入品のため価格変動がありますが、柔らかい特殊シリコンを採用しているため、ボディへの傷リスクを最小限に抑え、スムーズで気持ちの良い水切りを実現します。洗車がより楽しくなるアイテムとしておすすめです。

水切りワイパー使用時には念入りな洗車が必須

水切りワイパーを使用する際は、事前の丁寧な洗車が必須です。特にボディの水滴をワイパーで取り除く際、ブレードとボディの間に砂や硬い異物などが残っている状態で動かすと、塗装面に傷が入る原因になります。

水切りワイパーは、そのメリットとデメリット(リスク)を理解した上で、寒い季節の拭き取り作業を軽減したい方や、洗車時間を短縮したい方におすすめのアイテムです。

ボディ全体を完璧に拭き取らなくても、窓ガラスやルーフ、ボンネットなど広範囲の部分的な使用に留めるだけで、拭き取り作業の負担を軽減し、クロスの使用枚数も減らせます。