新車コーティングの必要性

新車のカーコーティングは必要?種類別の特徴と業者別の料金目安を解説

カーコーティングをどこに頼むか迷っている方へ。ガラスコーティングからポリマーコーティングまで種類別の特徴・耐久性を比較しつつ、キーパーPROSHOP・オートバックス・イエローハット・専門店の料金目安も詳しく紹介。新車購入後の業者選びに役立ちます。

新車のカーコーティングは必要?種類別の特徴と業者別の料金目安を解説

新車にカーコーティングは必要?ガラスコーティングなど種類別の特徴と業者別の料金目安

  • ジャパンモビリティショー2025に出展するキーパーラボコーティングと洗車の専門店キーパーラボ
  • キーパーラボでコーティング施工した輸入車キーパーラボでは日本車だけでなく輸入車も数多く取り扱う
  • キーパーラボでコーティング施工したスーパーカーコーティングの種類により施工時間や料金が変わる

新車を購入すると、ディーラー担当者からカーコーティングを勧められることが多いです。「美しい状態を長持ちさせることができます」「メンテナンスが楽になります」といった説明に納得して施工を依頼する方も少なくありません。ディーラー以外にも、カー用品店・コーティング専門店・ガソリンスタンドなどさまざまな業者でコーティングを依頼できます。

カーコーティングとは、紫外線・酸性雨・汚れ・微細な傷などから塗装面を保護し、ツヤと輝きを長く維持するために保護被膜を形成する施工です。使用する主成分の違いによって、有機質の「ポリマーコーティング」無機質の「ガラスコーティング」などに分類されます。

新車だからといってコーティングが絶対に必要というわけではありませんが、購入時の美しい状態を長く維持できるとして施工率は高まっています。この記事では、新車・中古車問わず活用できるコーティングの種類別の特徴、専門店やガソリンスタンドに依頼した際の料金目安、市販品を使ったDIY施工の手順を詳しく解説します。

カーコーティングの効果|艶の持続・汚れ付着防止・日常メンテナンスの軽減

コーティングは、紫外線・酸性雨・排気ガス・泥汚れなどによるボディへのダメージを抑えるために行います。形成される特殊な被膜は薄く透明で、ボディカラーに影響を与えることなく保護性能を高めます。主な効果を以下にまとめます。

被膜が紫外線などの影響を抑え、ボディの艶と輝きを持続させる

車の艶や輝きは、紫外線・酸性雨といった環境要因だけでなく、排気ガス・工場の煤煙などの化学物質、さらには日常的な洗車による摩擦によっても失われます。コーティングを施すとこれらの外的要因からボディを守る被膜が形成され、艶と輝きを長く維持できます。

表面のミクロな凹凸をフラット化し、汚れが付着しにくくなる

新車であっても、ボディ表面には肉眼では確認しにくいミクロな凹凸があります。汚れの原因物質はこの凹凸に溜まりやすいため、コーティングで表面をフラットにすることで汚れが付きにくくなります。また、撥水効果が高まることで、付着した汚れも水洗いだけで簡単に落とせるようになり、日常のメンテナンスが格段に楽になります。

項目 内容
コーティングの目的 紫外線や酸性雨、排気ガスなどの化学物質から車のボディを守り、ダメージを与えにくくします
被膜の特徴 薄く透明でボディカラーに影響を与えず、保護性能を高める特殊な膜を形成します
艶と輝きの維持 紫外線や酸性雨、煤煙などによるボディの劣化を防ぎ、長期間艶と輝きを保ちます
表面の凹凸改善 ミクロな凹凸を埋めてフラット化することで、汚れの付着を防止します
汚れの落としやすさ 撥水効果が高まり、水洗いだけで汚れを簡単に除去可能です
日常メンテナンスの利便性 汚れが付着しにくく、洗車や拭き上げなどの作業が格段に楽になります

カーコーティングの種類別特徴|被膜硬度・防汚性・耐久性を比較

コーティングの種類による撥水状態の違い撥水状態など、コーティングの種類によってその効果は異なります

コーティングは、被膜を形成する主成分が有機質か無機質か、また被膜が硬化するかしないかによって、大きく「ガラスコーティング」と「ポリマーコーティング」の2種類に分けられます。ポリマーコーティングは有機質の高分子化合物を使用しており、持続期間は約3〜6か月で定期的な再施工が必要です。一方、ガラスコーティングは無機質の硬化被膜を形成するため熱や外的ダメージに強く、耐久性に優れ、数年単位で効果を持続させることも可能です。

カーコーティングの種類別特徴の比較表
ガラスコーティング ガラス系コーティング ポリマーコーティング ワックス
光沢 ★★ ★★★ ★★★★ ★★★★
被膜硬度 ★★★★ ★★★ ★★
防汚性 ★★★★ ★★★ ★★
耐ダメージ性 ★★★★ ★★★ ★★
メンテナンス ★★★★ ★★★★ ★★★
主成分(化学的分類) 無機質(シリカ:二酸化ケイ素) 有機・無機混合 有機質(高分子化合物) 天然油脂(カルナバロウなど)

ガラスコーティング|防汚性・耐ダメージ性が最も高く長期間維持

ガラスコーティングは、主に二酸化ケイ素(シリカ)などの無機質素材を用いて、ボディ表面に硬化性のあるガラス被膜を形成します。紫外線による酸化や化学物質の影響を受けにくく、擦り傷などのダメージにも強いのが特徴です。

施工には徹底した防埃・防塵の下地処理や、温度・湿度が管理された専用ブースなどの衛生環境が必要なため、専門店での施工が基本となります。しつこい汚れでなければ水洗いだけで落とせるのが大きな利点ですが、「費用が高い」「施工時間が長い」という点はデメリットとして押さえておきましょう。

ガラス系コーティング|ガソリンスタンドやカー用品店で広く行われるハイブリッド型

ガラス系コーティングは、有機質のポリマー成分にガラス繊維などの無機質成分を少量含ませた、有機・無機ハイブリッド型のコーティング剤で被膜を形成します。ガラスコーティングよりも施工が容易で、耐久性と防汚性を向上させます。

ガソリンスタンドやカー用品店で多く採用されており、艶や光沢感は自然な仕上がりで、効果の持続期間は約半年から1年が目安です。ただし、コーティング剤にわずかでもガラス繊維が含まれていれば「ガラス系コーティング」と名乗れるため、製品や業者によって性能に大きな幅があります。施工業者を選ぶ際は成分や実績の確認を忘れずに行いましょう。

ポリマーコーティング|高分子化合物で被膜を作り艶と光沢を向上

ポリマーコーティングは、フッ素・テフロン・シリコンなどの有機質の高分子化合物によって被膜を形成します。ワックスよりも優れた防汚性と耐久性を実現し、施工直後の光沢感が高いのが特徴です。ディーラーでは新車購入時のサービスとして施工されることもあります

ただし、形成される被膜は非硬化性で柔らかい有機質のため、傷がつきやすく、効果を持続させるには約3〜6か月ごとの再施工が必要です。市販品でのDIY施工も可能ですが、洗車シャンプーで被膜が剥がれてしまう商品もあるため、より高い効果を求めるならプロへの依頼が安心です。

ワックスコーティング|リーズナブルで施工しやすいが持続性は低い

ワックスコーティングは、古くから行われてきたボディメンテナンスの定番方法です。主に天然油脂(カルナバロウ)を主成分とする非硬化性の被膜を形成し、艶と光沢感が増します。入手が容易で作業しやすい反面、紫外線・熱・雨などに弱く、効果の持続性は約1か月程度と短いのが難点です。

日本工業規格(JIS)ではコーティングの持続効果を3か月以上と定めており、約1か月程度しか持続しないワックスはこの基準を満たしません。そのため、現在はコーティングとワックスを明確に分けて考えるのが一般的です。

コーティング種類 特徴・素材 効果・利点 注意点・デメリット 持続期間の目安
ガラスコーティング 硬化性のある無機質ガラス(シリカ)を使用し、ボディ表面に被膜形成 防汚性・耐ダメージ性が強く、専門店施工で長期間効果を維持 費用が高く、施工時間が長い。徹底した下処理や専用施設が必要 数年単位(施工内容による)
ガラス系コーティング ガラス繊維を含む有機・無機混合型のコーティング剤で被膜を強化 自然な艶と光沢感、防汚性や耐久性を向上 ガラス繊維含有量に幅があり、製品や業者選びに注意が必要 約半年〜1年
ポリマーコーティング フッ素やシリコンなど高分子化合物(有機質)で被膜を形成 ワックスより高い防汚性と耐久性、ボディの艶と光沢向上 被膜が柔らかく傷つきやすいため、3〜6か月ごとの再施工が必要 3〜6か月(再施工推奨)
ワックスコーティング 主に天然油脂(カルナバロウ)を使用し、非硬化性の被膜を形成 艶や光沢感を向上、作業が簡単で手軽に使用可能 持続性が低く(約1か月)、紫外線や熱、雨に弱い 約1か月

カーコーティングはどこで依頼する?業者別の特徴と料金目安

カーコーティングは「専門店」「カー用品店」「ディーラー」「ガソリンスタンド」に依頼できます。それぞれの業者の特徴と、依頼した際の料金目安を紹介します。

ガソリンスタンド|短時間で施工でき、顔なじみのスタッフに相談しやすい

ガソリンスタンドガソリンスタンドのピットサービス

一部のガソリンスタンドでは、ピットサービスの一環としてコーティングを行っています。普段から利用しているスタンドで施工できれば、顔なじみのスタッフと施工内容やアフターサービスについて気軽に相談できるのが利点です。

ガソリンスタンドのメリットは、作業が短時間で完了することや、施工後のメンテナンスを頼みやすい点です。デメリットは、施工スタッフの経験・スキルに左右されやすく、専門店ほどコーティングブースなどの設備が整っていない場合があることです。

キーパーコーティング技術1級資格スタッフが在籍する「KeePer PROSHOP」がおすすめ

キーパーのボディコーティング

ガソリンスタンドでコーティングを依頼する場合は、キーパー技研株式会社が認定するコーティング技術1級資格を持つスタッフが在籍する「KeePer PROSHOP」がおすすめです。全国に約6,600店舗以上が存在し、その多くはガソリンスタンドです。

KeePer PROSHOPでは、ガラス被膜とレジン被膜の2層構造で汚れや水をはじく「クリスタルキーパー(1年ノーメンテ)」、高密度ガラス被膜で深い艶を実現する「ダイヤモンドキーパー(3年ノーメンテ or 年1回メンテで5年)」、高密度ガラス被膜を2層重ねて輝きをさらに高める「Wダイヤモンドキーパー」など、さまざまなメニューが用意されています。

キーパーコーティングの作業目安時間と参考価格(車種サイズにより変動。SS〜LLサイズの範囲)
名称 作業目安時間 参考価格(税込)
クリスタルキーパー 約2時間〜 17,400円〜28,400円
ダイヤモンドキーパー 3〜8時間 49,900円〜70,900円
Wダイヤモンドキーパー 6時間〜 72,200円〜102,900円

※上記は公式サイトの参考価格(税込)です。店舗や車種サイズによって異なります。最新料金は各店舗またはKeePer公式サイトでご確認ください。

ディーラー|値引き交渉次第でリーズナブルに施工できる場合がある

ディーラーコーティング注文は新車購入時に多く、ディーラーは施工業者とのつながりが豊富です

コーティングは、新車購入時にディーラーからオプションとして勧められることがほとんどです。ディーラーに依頼するメリットは、値引き交渉の際にコーティング費用をサービスや割引として含められる場合があることや、納車前に施工してもらえるため、自分で業者を探す手間が省けることです。

デメリットは、ガラスコーティングを希望する場合、多くは提携している外注業者に委託するため仲介料が発生し料金が高額になること、また下地処理や施工技術が専門店に及ばないケースもあることです。

依頼先 メリット デメリット 特徴・補足
ディーラー 値引き交渉でコーティング費用を相殺できる場合がある。納車前に施工可能で、自分で業者を探す手間が省ける ガラスコーティングは外注施工となる場合が多く、仲介料で料金が高くなる。下地処理や技術が専門店に及ばないケースがある 新車購入時にオプションとして勧められることが多く、施工業者との提携がある

カー用品店|買い物ついでにコーティングサービスを利用できる

カー用品店カー用品店でもコーティングサービスを提供しています

オートバックスやイエローハットなどのカー用品店でもコーティングサービスを実施しています。経験豊富なスタッフに作業を任せている間、店内で買い物ができるのが利点です。

業界最大手のオートバックスはアフターサービスも充実

オートバックスのボディコーティング

カー用品店の業界最大手であるオートバックスは、コーティングをより身近に感じてもらうために特別価格でサービスを提供しています。相談や見積もりだけでなくアフターサービスも充実しており、施工は経験と技術力を兼ね備えたスタッフが担当します。費用は軽自動車や普通車など、車のサイズによって異なります

イエローハットは4タイプのコーティングサービスを展開

イエローハットのボディコーティング

イエローハットでは、料金がリーズナブルで作業時間が短いポリマー系メニューから、高品質ガラスコーティングで硬い被膜を形成する「プラチナZコーティング」、最高級ガラスコーティングで強固な被膜を作る「ダイヤモンドZコーティング」まで、ユーザーの希望に応じた複数タイプのコーティングサービスを提供しています。

イエローハットコーティングの作業目安時間と参考価格(車種サイズにより変動)
名称 作業目安時間 参考価格
ゴールドZコーティング 約2.5時間 16,500円〜22,500円
プラチナZコーティング 約2.5時間 27,500円〜37,400円
ダイヤモンドZコーティング 約2.5時間 47,300円〜63,800円

コーティング専門店|最高品質の仕上がりを追求できるが費用と時間がかかる

コーティング専門店に依頼するメリットは、経験豊富なスタッフが温度・湿度管理されたブースなどの最新設備で作業するため、仕上がりの持続性と効果を最大限に引き出せる点です。デメリットは、各工程に時間と手間がかかるため費用が高くなることや、店舗まで車を運ぶ必要があることです。

各専門店では、無料の見積もりや代車貸出、充実したオプションメニュー、さまざまな料金プランを用意してサービスを強化しています。

関東・関西・東海に店舗を構える「UNITE」はニーズに応じた細分化された料金設定

UNITEのカーコーティング

コーティング専門のUNITE(ユナイト)は、関東・関西・東海などに店舗を展開し、累計施工台数15万台以上の実績を誇ります。ボディコーティングだけで10種類のメニューを用意し、車のサイズごとに料金を細分化することで、幅広いニーズに対応しています

ユナイトのオプションメニュー料金表
ホイールコーティング(4本) 19,800円〜
ヘッドライトコーティング(左右) 16,500円
樹脂パーツコーティング(1台) 11,000円〜
ウィンドウ撥水コーティング(全面) 12,100円〜
幌コーティング 17,600円〜
関西を中心に展開する「ジャバ」は輸入高級車のコーティングにも定評

ジャバのボディコーティング

関西地方を中心に展開するジャバは、国産車だけでなく輸入高級車のコーティングにも定評があります。最高硬度9Hを誇るプレミアムコーティング「Ceramic Pro 9H」など10タイプのボディコーティングメニューを用意し、車のサイズに応じた価格設定を行っています。

ジャバのオプションメニュー料金表
ホイールコーティング(4本) 16,500円〜
ヘッドライトコーティング(左右) 11,000円
樹脂パーツコーティング(1台) 11,000円〜
ウィンドウガラス撥水コーティング(全面) 16,500円〜
メッキモールコーティング(1ヶ所) 5,500円〜
幌コーティング 22,000円〜
オプションで追加できるパーツ別コーティングの効果

専門業者では、塗装面だけでなくヘッドライト・ホイール・ウィンドウガラスなどのパーツにもオプションでコーティングを施せます。それぞれの効果は以下のとおりです。

名称 効果
ヘッドライトコーティング ●ヘッドライトが黄ばみにくくなる
●ヘッドライト表面が傷つきにくくなる
●車全体の印象が引き締まる
ホイールコーティング ●ホイールの光沢感が持続する
●メンテナンスが楽になる
●ブレーキダストによる汚れが付きにくくなる
ウィンドウガラスコーティング ●撥水効果によって視界の良さが持続する
●ガラスに水垢や油膜が付着しにくくなる
●ワイパーのビビリが軽減される

市販品を使って自分でコーティングする際の作業手順

カーシャンプーを使ってしっかりと洗車コーティングの前にしっかりと洗車することが大切です

ガラスコーティングのような専門的な知識や設備が必要な施工を除き、自宅にガレージがある、またはガレージを借りられる環境であれば、市販品を使ったDIY施工が可能です。

DIYのメリットは、好きな時間に施工でき、工賃がかからないため費用が最もリーズナブルな点です。一方、プロに依頼した場合と比べて各工程が不十分になりやすく、仕上がりにムラが出たり耐久性・持続性が劣ることがデメリットとして挙げられます。

1.カーシャンプーなどの洗剤で丁寧に洗車する

まずカーシャンプーなどの洗剤でボディ表面の汚れを隅々まで落とします。水をたっぷり使い、洗車用スポンジに洗剤を含ませて泡立てながら、塗装面を傷つけないよう丁寧に優しく洗うことがポイントです。

2.トラップ粘土や専用スプレーでボディの鉄粉を除去する

鉄粉を放置したままコーティング剤を塗布すると、定着を妨げたり塗装面を傷つける可能性があります。トラップ粘土や専用スプレーを使って鉄粉を効果的に除去しましょう。

3.マスキングテープで化学薬品の影響を受けやすい部分を保護する

コーティング時に化学薬品の影響を受けやすいメッキやゴム部分を、マスキングテープで覆って保護します。

4.ポリッシャーで下地処理を行い表面をフラットに仕上げる

ポリッシャーで肉眼では確認しにくい傷やシミを除去し、表面を滑らかに整えます。下地処理は仕上がりを左右する重要な工程ですが、塗装面に影響を与えないよう慎重に作業する必要があります

5.専用クリーナーで塗装面の油脂を脱脂処理する

塗装面に油脂が残ったままコーティング剤を塗布すると、油膜によって定着が妨げられます。下地処理で取り除けなかった油脂は専用クリーナーで念入りに除去しましょう。

6.専用スポンジでコーティング溶剤をムラなく塗布する

専用スポンジを使い、コーティング溶剤をボディ表面にムラなく塗布します。塗りムラが発生した場合は、コンパウンド粒子入りの油膜取り用カーシャンプーなどで補正します。

市販品のコーティング剤選びは専門家に相談するのがおすすめ

市販品のコーティング剤は一般の方でも施工しやすく開発されていますが、種類が多く、自分の車に適した製品を選ぶには知識や時間が必要です。お店のスタッフなど専門知識を持つ人に相談しながら選ぶのが効率的です

工程 作業内容 ポイント・注意点
1. 洗車 カーシャンプーや洗剤を使い、ボディ表面の汚れを隅々まで落とす 泡立てて優しく洗う。水をたっぷり使い、塗装を傷つけないように注意
2. 鉄粉除去 トラップ粘土や専用スプレーでボディに付着した鉄粉を取り除く 鉄粉を放置すると定着不良や塗装面を傷つける原因になるため丁寧に除去
3. 保護 マスキングテープでメッキやゴムなど化学薬品の影響を受けやすい部分を覆う 薬品が直接触れないようにし、施工中のトラブルを防ぐ
4. 下地処理 ポリッシャーで肉眼では確認しにくい傷やシミを除去し表面をフラット化する 仕上がりを左右する重要な工程。塗装面に影響を与えないよう慎重に
5. 脱脂処理 専用クリーナーで塗装面の油脂を除去し、コーティング剤の定着を助ける 油脂が残ると定着不良の原因になるため念入りに処理する
6. コーティング塗布 専用スポンジでコーティング溶剤をムラなく塗布する 塗りムラが出た場合は油膜取り用カーシャンプーで補正する

コーティング後も定期的な洗車は必要|洗車機の使用可否も確認しよう

コーティングを行うと洗車は簡単になりますが、完全に不要になるわけではありません。ボディ表面の美しさを維持するには、定期的な洗車が引き続き重要です。

被膜硬度に優れるガラスコーティングであれば、洗剤を使わず水洗いだけでも汚れが簡単に落ち、洗車時間を短縮できます。その他のポリマー系やガラス系コーティングでは、たっぷりの水をかけ、専用スポンジやセーム革素材のタオルで丁寧に洗うことで、被膜を傷めずに汚れを除去できます。

また、硬度の高いガラスコーティングであれば、施工後に洗車機を使用しても被膜層への影響は少ないとされています。一方、ポリマー系やガラス系コーティングでは、高速回転する洗車機のブラシや水圧によって被膜層がダメージを受ける可能性があるため注意が必要です。

コーティング種類 洗車機使用 おすすめの洗車方法
高硬度ガラスコーティング 使用可能 水洗いのみでも汚れが落とせる。洗剤不要で洗車時間を短縮できる
ガラス系・ポリマー系コーティング 要注意 たっぷりの水と専用スポンジやセーム革タオルで優しく洗う

新車の美しさを長く保ちたい方ほどコーティングの効果を実感できます

新車の美しさをできるだけ長く維持したい方には、コーティングの施工をおすすめします。新車の塗装面には肉眼では確認できないわずかな凹凸があり、汚れはその凹凸に付着して蓄積していきます。コーティングによって環境要因や物理的刺激に対する防御力を持つ被膜を形成することで、ボディに傷がつきにくくなります。

特に、中古車市場でリセールバリューの高い車を新車で購入した方には、コーティングの実施を強くおすすめします。コーティングを行うことで査定価格が直接上がるわけではありませんが、査定項目に含まれる外装の状態は、新車時からコーティングを施工していた方が美しく維持されやすく、結果として査定時の評価向上につながることが期待できます。エクステリアの美しさに魅力を感じて新車を購入した方は、その美しさを長期間維持できるコーティングを積極的に活用しましょう。