プジョー 5008の内装

プジョー5008(2代目)の内装を全解説 i-Cockpitのコックピットからシート・安全装備・ラゲッジルームまで徹底比較

「プジョー5008の内装はどんなデザイン?」という疑問にお答えします。Allure・GT BlueHDi・CROSSCITYのグレード別シート素材の違い、ハンズフリー電動テールゲートの利便性、アドバンスドグリップコントロールの特徴まで、中古車選びの参考にもなる内装情報を網羅しています。

プジョー5008(2代目)の内装を全解説 i-Cockpitのコックピットからシート・安全装備・ラゲッジルームまで徹底比較

3列シート7人乗りSUV、プジョー5008(2代目)の内装を徹底解説!コックピット・シート・安全装備・ラゲッジルーム

プジョー5008は、プジョーSUVラインナップの最上位に位置するフラッグシップモデルです。2009〜2016年の初代は3列ミニバンとして登場しましたが、2代目からは7人乗りの3列SUVスタイルに生まれ変わり、都会的なエクステリアと広大な室内空間を兼ね備えたモデルとして人気を集めました。

なお、本記事で解説する2代目プジョー5008は2025年7月に国内販売を終了しています。後継となる3代目新型5008は2026年春の日本発売が予定されており、電気自動車「E-5008」やハイブリッドモデルをラインナップします。2代目5008は中古車市場で引き続き流通しており、購入を検討する方は中古車での入手が選択肢となります。

本記事では、2代目プジョー5008の内装をコックピット・シートデザイン・安全装備・ラゲッジルームの観点から詳しく解説します。ベースグレード「5008 Allure」・上級グレード「5008 GT BlueHDi」・特別仕様車「5008 CROSSCITY(クロスシティ)」の装備差にも注目していきます。

プジョー5008のコックピット:i-Cockpit設計で実現した視認性と操作性の高さ

プジョー5008のi-Cockpit「i-Cockpit」を採用したプジョー5008はドライバーが運転しやすい環境づくりに徹底的にこだわっている

プジョー5008には、2008・3008など他のSUVモデルと共通するプジョー独自のレイアウトコンセプト「i-Cockpit(アイ・コックピット)」が採用されています。小径で取り回しやすいステアリングホイール、直感的に操作できるオーディオ・エアコンのスイッチ類、人間工学に基づいたペダルとシフトレバーの配置など、ドライバー主体の室内空間が特徴です。体格の異なるドライバーでも最適なドライビングポジションを取りやすい設計は、長距離ドライブでの疲労軽減にも貢献します。

プジョー5008搭載のデジタルヘッドアップインストルメントパネルプジョー5008に搭載されるデジタルヘッドアップインストルメントパネルは運転中の視線移動も少なく済み、躍動感あふれるグラフィックが先進的でかっこいい

メーターには12.3インチの大型デジタルヘッドアップインストルメントパネルを採用しています。視線の移動を最小限に抑えながら走行情報を確認でき、4種類のテーマを切り替えられるグラフィックデザインも先進的な雰囲気を演出しています。

プジョー5008のBluetooth対応8インチタッチスクリーンBluetooth対応8インチタッチスクリーンはプジョー5008全車に標準装備されている

コックピット中央にはBluetooth対応の8インチタッチスクリーンを全グレードに標準装備しています。高画質で視認性に優れた画面はスマートフォンとの連携にも対応しており、直感的な操作で走行中でも安全に各種機能を利用できます。

プジョー5008のシートデザイン:グレード別のテップレザー×ファブリック/アルカンターラコンビシート

プジョー5008のコンビシート本革シートにも劣らない見た目と機能性の高さを備えるテップレザーにファブリックや高級生地のアルカンターラを組み合わせたプジョー5008のコンビシート

プジョー5008のシートはグレードによって素材が異なります。5008 Allureは人工皮革テップレザー×ファブリックのコンビシートを採用し、5008 GT BlueHDiと特別仕様車クロスシティには、テップレザー×スエード調高級素材アルカンターラのコンビシートが設定されています。

プジョー5008クロスシティーのシートシックで洗練されたスエード調のテイストが印象的なクロスシティーのシート

特別仕様車クロスシティのシートには丁寧に施されたグリーンステッチが施されており、高級感の中にスポーティさも感じさせるデザインが特徴です。運転席には電動シートも装備されていました。アルカンターラは吸汗性・通気性に優れているため、長時間の乗車でも快適なホールド感を提供します。

プジョー5008の安全装備:全グレードに充実した先進安全システムを標準搭載

アクティブセーフティブレーキの作動範囲イメージアクティブセーフティブレーキの作動範囲は広く約5~140km/hに設定されている

プジョー5008にはアクティブセーフティブレーキが搭載されており、60km/h以下では歩行者も検知、80km/h以下では停止車両も検知して衝突を回避・軽減します。作動範囲は約5〜140km/hと幅広く、街乗りから高速走行まで幅広いシーンで安全をサポートします。

レーンキープアシスト機能の作動イメージ車線からの逸脱を防ぐレーンキープアシスト機能でふらつかず安定した走りを実現

レーンキープアシストは、走行中に車体が車線を逸脱しそうになった際にステアリングへ自動的に修正力を加えて車線内に引き戻す機能です。長距離ドライブや疲労が蓄積した場面で特に効果を発揮します。

アクティブブラインドスポットモニターが装備されたドアミラードアミラー内に警告灯を灯してドライバーに後続車両の存在を知らせるアクティブブラインドスポットモニター

アクティブブラインドスポットモニターは、後続車が死角から接近するとドアミラー内の警告灯で知らせ、危険な車線変更をしようとすると自動的にステアリングに力を加えて抑制します。車線変更時の接触事故リスクを効果的に低減します。

アクティブクルーズコントロールの作動イメージアクティブクルーズコントロールを使えば高速道路でのストレスも大幅に軽減される

スピードリミッター付きのアクティブクルーズコントロールは約30〜180km/hの範囲で作動し、前走車との車間距離を自動で維持します。高速道路での長距離ドライブにおいてドライバーの疲労を大幅に軽減します。

上記の安全装備は5008 Allureを含む全グレードに標準装備されていました。さらに上級グレードの5008 GT BlueHDiにはヒルディセントコントロール付きのアドバンスドグリップコントロールが標準装備されており、雪道・砂地・泥道などの悪路での走破性も大幅に高めていました。

アドバンスドグリップコントロールの作動イメージとコントロールパネルとパネル表示の様子その場に応じアドバンスドグリップコントロールで走行モードを切り替えることで、雪道や砂地のような悪路もスムーズに走行できる

プジョー5008のラゲッジルームとシートアレンジ:最大1,862Lの大容量とハンズフリー電動テールゲートで積載性も抜群

プジョー5008のシートアレンジ例4パターン荷物や乗車人数に合わせてさまざまなシートアレンジが可能なプジョー5008。買い物やアウトドアなど荷物が多くなるシーンでも頼れる

プジョー5008のシートは全席独立型で、セカンドシートは150mmの前後スライドと5段階リクライニングを備えています。多彩なシートアレンジが可能なため、長尺物や大きな荷物も柔軟に対応できます。

  • 3列目を格納した状態:702Lの荷室容量
  • 2・3列目をすべて格納した状態:最大1,862Lの荷室容量

3列目シートのフロア下部の収納スペース3列目シートのフロア下部の収納は目隠ししたい荷物や工具などを保管するのに便利なスペース

3列目シートはワンタッチで格納でき、フロア下部にも収納スペースが確保されているため、工具や見せたくない荷物の収納にも便利です。3列目を活用すれば大人数でのレジャーにも対応できる一方、折り畳めば家族のショッピングや引越しのような大量荷物にも対応できるフレキシブルな空間が魅力です。

ハンズフリー電動テールゲートを使ってサーフボードを出し入れする女性ハンズフリー電動テールゲートはプジョー5008全グレードに標準装備されている便利機能

荷物で両手が塞がっているときにも便利なハンズフリー電動テールゲートが全グレードに標準装備されています。リアバンパー下でキックアクションするだけでバックドアが自動開閉するため、荷物の出し入れがスムーズです。多くの車種でオプション扱いとなっているこの機能を全車標準装備としていた点は、実用性へのこだわりを感じさせます。

プジョー5008(2代目)の内装はプレミアムSUVに相応しい広さと装備の充実さが際立つ

プジョー5008の内装

2代目プジョー5008の内装は、i-Cockpitによる先進的なコックピット設計・アルカンターラを使った上質なシート・充実した先進安全装備・最大1,862Lのラゲッジルームと、ファミリーカーとしての実用性とプレミアムSUVとしての質感を高い次元で両立していました。全グレードにハンズフリー電動テールゲートを標準装備している点も、使い勝手のよさを重視するファミリー層から評価されていました。

2代目5008は2025年7月に日本での販売を終了しており、現在は中古車での入手が中心となります。グレードによるシート素材や装備の違いを確認したうえで選ぶことをおすすめします。後継の3代目新型5008は2026年春の日本発売が予定されており、新世代のi-Cockpitや電動パワートレインを搭載した次世代フラッグシップSUVとして注目を集めています。