プジョー208の内装は使い勝手の良さとハイセンスなデザインを両立!コックピットや装備
躍動美を形にしたBセグメントの主力コンパクトカーであるプジョー208の内装をグレード別に解説していきます。
207の後継モデルとして開発され、2012年より現在まで販売されているプジョー208。ボディの軽量化により走行性能も大きく向上し、2019年3月にスイスで開催されたジュネーブモーターショーでは、EV車の「e-208」が公開されたことでも話題となりました。
プジョー208のグレード構成は、エントリーモデル「208 Style 5MT」と主力グレードとなる「208 Allure」の2つです。その他にも特別限定車として、208 Allureにフロントソナー/パークアシスト(縦列駐車のみ)と新デザインを採用した16インチアルミホイールを特別装備として加えた「208 Allure Fun Edition」や、専用の内装デザインが装備された「208 SIGNATURE」、「208 GT Line Black Pack」などがラインナップしています。
ソリッドで生命力あふれるボディを持つプジョー208ですが、独自の設計コンセプトを採用したスポーティーな内装デザインにも注目です。プジョーの内装について、標準仕様の208 Style 5MT・208 Allureのほか、特別仕様車のデザインも合わせて解説していきます。
プジョー208のコックピットは機能美を体現!カーライフを快適にする様々な先進装備を備える
プジョー208には質感高いブラックの内装カラーを設定。208 Style 5MTと208 Allureではシート素材が異なる
ブランドが掲げる「The PEUGEOT i-Cockpit」のコンセプトのもと、人車一体の快適なコックピット環境を目指したプジョー208。握りやすい小径ステアリングや、運転席真正面に配置することで視線移動を最小限としたヘッドアップインストルメントパネル、大型で操作性に優れたタッチスクリーンなどが用意されています。
Apple Car Play・Android Autoにも対応している7インチデジタルタッチスクリーン
7型のデジタルタッチスクリーンにはPEUGEOT MIRROR SCREEN(プジョー・ミラースクリーン)と呼ばれるスマートフォン接続機能を搭載。Apple Car PlayやAndroid Autoに対応しており、マップや通話、メッセージのやりとりなどが可能で、スマホ感覚でディスプレイを操作できます。
また、プジョー208はフロント・リアシート、荷室ともに広くゆとりのあるパッケージングを採用しています。コンパクトサイズにもかかわらず、ファミリーカーとして十分活躍してくれます。
ベースグレードの208 Style 5MTと上級グレード208 Allureの内装における違いとは?
ラグジュアリーモデル208 Allureの内装はより充実した特別装備に注目!
プジョー208の内装シートは2グレードともファブリックを採用していますが、上級グレードとなる208 Allureにはハイクオリティタイプのファブリックが使用されています。
さらに208 Allureはステアリングに本革巻を採用し、その他にも花粉フィルター付きの左右独立調整式オートエアコンやフロントセンターアームレスト、夜間のドライブが快適になるフットランプを標準装備するなど、快適装備を充実させることでベースグレード208 Style 5MTとの差別化がなされています。
プジョー208はドライバーアシスト装備が充実しており快適かつ安全なドライブを約束
プジョー208の上級グレード208 Allureはアクティブシティブレーキやバックアイカメラ/パークアシスト(縦列駐車)を備える
5~30kmの速度範囲内で作動するアクティブシティブレーキは、ドライバーが何らかの理由でブレーキ操作を行わないときに自動でブレーキ操作を行うシステムです。事故の防止につなげるとともに、衝突時のリスクも軽減します。
バックアイカメラ/パークアシストは、バックドアに搭載されるカメラが後方視界を確保し、障害物を検知すると警告音・警告表示を出します。縦列駐車ではその他車両との距離を検知し、自動でハンドル操作を行います。
アクティブシティブレーキとバックアイカメラ/パークアシストはPeugeot 208 Allureにのみ標準装備となりますが、以下に挙げるセーフティ・セキュリティ装備はベースグレードであるPeugeot 208 Style 5MTにも搭載されます。
- 6エアバッグ(フロント/フロントサイド/カーテン)
- ESC (エレクトロニックスタビリティコントロール)
- クルーズコントロール/スピードリミッター
- アンチロックブレーキシステム(EBD電子制御制動力分配機能付)
- ブレーキアシスト
- フロントシートベルトプリテンショナー/フォースリミッター
- リアシートベルトフォースリミッター(後席左右)
- チャイルドシートISOFIXアンカー(後席左右)
- チャイルドセーフティ
- 助手席エアバッグキャンセルスイッチ
プジョー208の特別仕様車「208 GT Line Black Pack」はスポーツマインドを刺激する精悍なデザイン
プジョー208に新しい特別仕様車として「208 GT Lineブラックパック」が登場
2019年4月8日、プジョー208に特別仕様車「208 GT Line Black Pack」が新設定されました。1.2L PureTechターボエンジンを搭載し、滑らかで力強い走りを実現しています。外装・内装ともに、随所にシックなブラックパーツを取り入れているのが特徴です。
ブラックをベースとし、パッションを感じるレッドをアクセントとして取り入れた208 GT Line Black Packの内装カラー
プジョー208 GT Line Black Packは、内装デザインも標準仕様とは一味違ったブラック×レッドのスポーティーな仕上がりとなっています。スポーツシートや専用革巻のステアリングには丁寧なレッドステッチがあしらわれており、カーデザイナーのこだわりが感じられます。
プジョー208の特別仕様車「208 SIGNATURE」の内装は先進性を感じさせるブルーステッチがアクセント
2018年11月21日に販売スタートした特別仕様車プジョー208 SIGNATURE
プジョー208 SIGNATUREは2018年11月21日より販売されている特別仕様車です。上質で先進的な特別装備が充実したモデルですが、車両価格も比較的抑えられています。
プジョー208 SIGNATUREの内装シートにはブルーステッチをあしらったファブリックを採用しています。スポーティーかつ先進性を漂わせる、次世代のコンパクトカーらしいおしゃれなデザインが魅力です。安全装備として、アクティブシティブレーキやバックアイカメラ等も標準装備となっています。
おしゃれなフレンチコンパクト プジョー208の内装は各グレードで個性にあふれたデザインが採用
Bセグメントきっての優れた走行性能や先進装備の充実度もさることながら、洗練された内装も非常に魅力的なプジョー208。インテリアカラーはブラックを基調としていながらも地味過ぎず、高級感があって万人受けするスポーツデザインに仕立てられています。
特に、プジョー208の特別仕様車「208 SIGNATURE」や「208 GT Line Black Pack」の場合、内装にそれぞれアクセントカラーを用いることで個性的なデザインに仕上がっています。そのセンスは標準仕様とは一味違った個性を求めるドライバーの心もきっと満足させてくれるでしょう。