プジョー 208の内装

プジョー208の内装をグレード別に解説 i-Cockpitの特徴と特別仕様車のデザインを徹底比較

プジョー208の内装が気になる方必見。小径ステアリングとヘッドアップメーターが特徴のi-Cockpit、アクティブシティブレーキなどの安全装備、各グレードのシート素材と快適装備の違いをわかりやすく比較します。

プジョー208の内装をグレード別に解説 i-Cockpitの特徴と特別仕様車のデザインを徹底比較

プジョー208(初代)の内装を徹底解説!i-Cockpitの特徴からグレード別の装備の違いまで

この記事では、初代プジョー208の内装をグレード別に詳しく解説します。初代208は207の後継モデルとして2012年に登場し、ボディの軽量化による走行性能の大幅向上と、「The PEUGEOT i-Cockpit」と呼ばれる独自のコックピット設計が大きな話題を集めました。なお、2020年7月に2代目208へフルモデルチェンジが行われており、初代208は現在販売終了となっています。中古車での購入を検討している方や、208の歴代内装デザインに興味がある方の参考になれば幸いです。

初代プジョー208のグレード構成は、エントリーモデル「208 Style 5MT」と主力グレードの「208 Allure」の2つが基本で、特別仕様車として「208 Allure Fun Edition」「208 SIGNATURE」「208 GT Line Black Pack」などもラインアップしていました。以下では標準2グレードと特別仕様車それぞれの内装デザインや装備の違いを解説していきます。

プジョー208のコックピット:i-Cockpitが生み出す機能美と先進装備

プジョー208の黒を主体としたコックピットプジョー208には質感高いブラックの内装カラーを設定。208 Style 5MTと208 Allureではシート素材が異なる

初代プジョー208のコックピットは、ブランドが掲げる「The PEUGEOT i-Cockpit」のコンセプトのもと設計されています。具体的には以下の3つの要素が特徴です。

  • 握りやすい小径ステアリングホイール
  • 運転席真正面に配置し視線移動を最小限に抑えたヘッドアップインストルメントパネル
  • 大型で操作性に優れた7インチデジタルタッチスクリーン

この設計により、ドライバーは前方視界を保ちながら計器類を確認でき、運転への集中度が高まります。コンパクトカーでありながら、スポーツカーのような一体感あるドライビング環境を実現している点が初代208の大きな魅力です。

7インチデジタルタッチスクリーンの表示例Apple CarPlay・Android Autoにも対応している7インチデジタルタッチスクリーン

7インチのデジタルタッチスクリーンには、PEUGEOT MIRROR SCREEN(プジョー・ミラースクリーン)と呼ばれるスマートフォン接続機能を搭載。Apple CarPlayおよびAndroid Autoに対応しており、マップナビ・通話・メッセージのやりとりなどをスマホ感覚で操作できます。

また、フロント・リアシート、荷室ともに広くゆとりのあるパッケージングを採用しており、コンパクトサイズながらファミリーカーとしても十分に活躍できる室内空間を確保しています。

208 Style 5MTと208 Allureの内装の違い:シート素材と快適装備がポイント

プジョー208 Allureのエクステリアラグジュアリーモデル208 Allureの内装はより充実した特別装備に注目!

初代208 Style 5MTと208 Allureはどちらもシートにファブリックを採用していますが、208 Allureにはよりクオリティの高いハイグレードファブリックが使用されています。

さらに208 Allureにのみ標準装備される快適装備は以下の通りです。

  • 本革巻きステアリングホイール
  • 花粉フィルター付き左右独立調整式オートエアコン(Style 5MTはマニュアルエアコン)
  • フロントセンターアームレスト
  • フットランプ(夜間のドライブ時の足元照明)

日常的な快適性を重視する場合はAllure、価格を抑えたい場合はStyle 5MTという選び方が基本となります。エアコンのオート/マニュアルの違いは、特に夏冬の温度管理のしやすさに影響するため、購入前に確認しておくことをおすすめします。

プジョー208の安全装備:全グレード共通の基本装備と上級グレード専用機能

プジョー208 Allureのアクティブシティブレーキとバックアイカメラ/パークアシスト(縦列駐車)の作動イメージプジョー208の上級グレード208 Allureはアクティブシティブレーキやバックアイカメラ/パークアシスト(縦列駐車)を備える

初代208 Allureにのみ標準装備される運転支援機能として、以下の2つがあります。

アクティブシティブレーキは、時速5〜30kmの速度範囲内で作動する自動ブレーキシステムです。ドライバーがブレーキ操作を行えない状況を検知すると自動でブレーキがかかり、事故の防止と衝突時のリスク軽減につながります。

バックアイカメラ/パークアシスト(縦列駐車)は、リアバンパーに搭載されたカメラで後方視界を確保し、障害物を検知すると警告音・警告表示で知らせる機能です。縦列駐車時は周囲の車両との距離を計測しながら自動でステアリングを操作してくれるため、駐車が苦手なドライバーにも心強い装備です。

一方、以下のセーフティ・セキュリティ装備はStyle 5MT・Allure共通で標準装備されています。

  • 6エアバッグ(フロント/フロントサイド/カーテン)
  • ESC(エレクトロニックスタビリティコントロール)
  • クルーズコントロール/スピードリミッター
  • アンチロックブレーキシステム(EBD電子制御制動力分配機能付)
  • ブレーキアシスト
  • フロントシートベルトプリテンショナー/フォースリミッター
  • リアシートベルトフォースリミッター(後席左右)
  • チャイルドシートISOFIXアンカー(後席左右)
  • チャイルドセーフティ
  • 助手席エアバッグキャンセルスイッチ

安全装備の充実度という観点では、アクティブシティブレーキおよびバックアシスト機能が必要かどうかがAllureを選ぶかどうかの判断ポイントのひとつになります。

特別仕様車「208 GT Line Black Pack」の内装:ブラック×レッドのスポーティーな世界観

疾走中のプジョー208 GT Line Black Packのフロントビュープジョー208に特別仕様車として「208 GT Line Black Pack」が登場

2019年4月8日に設定された特別仕様車「208 GT Line Black Pack」は、1.2L PureTechターボエンジンを搭載し、外装・内装ともに随所にシックなブラックパーツを取り入れた精悍な仕様です。

プジョー208 GT Line Black Packのコックピットと居住空間ブラックをベースにレッドをアクセントとして取り入れた208 GT Line Black Packの内装カラー

内装はブラック×レッドの組み合わせによるスポーティーな仕上がりが特徴で、専用のスポーツシートと革巻きステアリングにはレッドステッチが丁寧にあしらわれています。走る喜びを重視するドライバーにとって魅力的な仕様で、標準グレードとは一味違う個性を求めるユーザーに支持されました。なお、初代208の販売終了に伴い、GT Line Black Packも現在は販売終了となっています。

特別仕様車「208 SIGNATURE」の内装:ブルーステッチが映える先進的なデザイン

特別仕様車プジョー208 SIGNATUREの外観2018年11月21日に販売スタートした特別仕様車プジョー208 SIGNATURE

2018年11月21日に販売が始まった特別仕様車「208 SIGNATURE」は、上質で先進的な装備を充実させながら、車両価格が比較的抑えられたコストパフォーマンスの高いモデルです。こちらも初代208の販売終了に伴い、現在は販売終了となっています。

プジョー208 SIGNATUREのインテリアと特徴

内装シートにはブルーステッチをあしらったファブリックを採用しており、先進性と爽やかさを感じさせる独自のデザインに仕上がっています。GT Line Black Packのスポーティーさとは対照的な、洗練されたコンテンポラリーなスタイルです。安全装備については、アクティブシティブレーキとバックアイカメラが標準装備となっており、Allureと同等の安全性能を備えていました。

おしゃれなフレンチコンパクト・初代プジョー208の内装は各グレードで個性あふれる仕上がり

プジョー208の内装

初代プジョー208の内装は、独自のi-Cockpitコンセプトによる先進的なコックピット設計、グレードごとに異なるシート素材と快適装備、そして個性豊かな特別仕様車のデザインが魅力です。ブラックを基調とした落ち着きある空間の中に、GT Line Black Packのレッドや208 SIGNATUREのブルーといったアクセントカラーが映える内装は、フランス車ならではのセンスを感じさせます。

2020年7月に登場した2代目208では、10インチ大型タッチスクリーンの採用やグレード体系の刷新(アリュール・GT・GTハイブリッドなど)、e-208(EV版)のラインアップ追加など、内外装が大幅に進化しています。初代208を中古車で検討する場合も、2代目と比較しながら自分のライフスタイルに合った一台を選ぶとよいでしょう。