レクサスRXの豪華すぎる内装をチェック
日本で販売するレクサスブランドには3種類のクロスオーバーSUVがあります。サイズが小さいほうから順にNX、RX、LXとなり、今回ご紹介するレクサスRXはラインナップの中間サイズとなっています。
RXはトヨタが販売するハリアーをベースとした車で、2009年1月のモデルチェンジを機に、トヨタの高級車ブランドのレクサスへ移行されました。
2013年にハリアーが日本専売車種となることでレクサスRXは完全に独立した車種となり、エッジの利いたボディラインと豪華絢爛な内装が注目され、レクサスを代表するクロスオーバーSUVとして人気を集めました。
レクサスRXの上質でエレガントな内装を紹介します。
レクサスRXのシートは4種類・全13カラーを用意
レクサスRXの内装シートの種類はグレード毎にファブリック、本革、セミアニリン本革、F SPORT専用本革の合計4種類、計13カラーがあります。用意された本革の種類とカラーラインナップを紹介します。
RXに標準装備する全2色のファブリックシート
RX450hとRX200tグレードに標準装備されるのがブラックとアイボリーのファブリックシートです。ファブリックとは椅子やソファなどで使用される布を使った生地です。本革シートよりも柔らかく、通気性も良いためムレにくい特徴があります。
ブラックのファブリックシート
RXらしい高級感のあるブラックのファブリックシートです。シートのステッチ(縫い目)やピラー(窓の間の支柱)部分はライトグレーになり、統一感のあるシックな空間となります。
アイボリーのファブリックシート
ホワイトに近い乳白色カラーが所有欲を満たしてくれるアイボリーのファブリックシートです。シートのステッチ、ピラー部分、ドアの内張もアイボリーとなります。
RXにオプション設定する全3色の本革シート
RX450hとRX200tグレードにオプションで設定できるのが本革シートです。定番のブラックとアイボリーの他に選択できるトパーズブラウンはレクサスらしさを感じるカラーとなっているので注目しましょう。
ブラックの本革シート
上質な本革が使われたブラックシートです。ブラックはドライバーを選ばない色のため人気のあるカラーです。ブラックのファブリックシートと同様にステッチやピラー部分はライトグレーとなります。
アイボリーの本革シート
優しい色合いのアイボリーの本革シートです。ステッチ、ピラー部分のアイボリーに変更されます。高級ブランドのレクサスだからこそできる配色は一見の価値があります。
トパーズブラウンの本革シート
特別な空間を感じさせるトパーズブラウンの内装はレクサスブランドでしか見る事ができません。シートやドアの内側の配色は独特の存在感を感じさせます。シートのステッチ部分の色はアイボリーとなります。
RXバージョンLには全5色のセミアニリン本革シートを標準装備
RX450h version LとRX200t version Lのグレードで標準装備されるのがセミアニリン本革のシートです。セミアニリンとは顔料と染料の両方を使い、革本来の美しさと傷が付き難い耐久性の両方を実現した最高級の革素材です。
アウディやメルセデスベンツ、スーパーカーで有名なフェラーリなどにも採用されています。
ノーブルブラウンのセミアニリン本革シート
深く味わいのあるダーク系のブラウンカラーです。セミアニリン本革のみに設定されている独特のカラーのため人気の内装色となっています。ステッチにはクリムゾンカラーが採用されています。
リッチクリームのセミアニリン本革シート
アイボリーよりもホワイトに近い明るいカラーです。女性にも人気のあるカラーでRXの室内をエレガント雰囲気に魅せてくれます。リッチクリームもセミアニリン本革のみのカラーで、ステッチにはテラコッタカラーが採用されています。
ブラックのセミアニリン本革シート
重厚感のあるブラックのセミアニリン本革シートです、高級ブランドであるレクサスにピッタリの迫力ある室内を演出してくれます。ステッチにはライトグレーが採用されています。
アイボリーのセミアニリン本革シート
優しく落ち着きのあるアイボリーのセミアニリン本革シートは、リッチクリームよりも暗めの内装色となっています。ステッチには同じくアイボリーが採用され、シートとの一体感が感じられます。
トパーズブラウンのセミアニリン本革シート
個性的な色のトパーズブラウンのセミアニリン本革シートは、革本来の美しさをより楽しめる色合いとなっています。ステッチにはアイボリーが採用され、メリハリのある見た目となっています。
全3種類のF SPORT専用本革シート
RX450h F SPORTとRX200t F SPORTのグレードに標準装備されているのが、F SPORT専用の本革シートです。
専用のホワイトカラーとブラックカラー、そしてレクサスRXで唯一のレッドカラーであるダークローズが加わります。
F SPORT専用ダークローズの本革シート
レクサスRXのスポーツグレード専用色らしいダークローズの本革シートです。ドアの内張までぐるりと配色された深みのあるレッドカラーが走る喜びを感じさせてくれます。ステッチはブラックが採用されダークローズのシートを引き締めてくれます。
F SPORT専用ホワイトの本革シート
F SPORTグレードに用意されたホワイトシートはアイボリーやリッチクリームと比較すると、よりピュアなホワイトカラーとなっています。ステッチはライトグレーで一体感のあるシートとなります。
F SPORT専用ブラックの本革シート
F SPORTにはブラックも専用色として用意されました。高級感や重厚感を楽しみたい方にはこちらのカラーがおすすめです。ステッチはライトグレーが採用されラグジュアリーなクロスオーバーSUVに仕上がります。
レクサスRXのオーナメントパネルは全6種類
オーナメントパネルとはドアの内側、ステアリング、センターコンソールなどの装飾を指します。
レクサスRXでは本木目が3色、その他の色が3色の計6種類のオーナメントパネルが用意されています。
RX450h F SPORT、RX200t F SPORTには専用のオーナメントパネルである「アルミ(ミディアムシルバー)」が用意されます。
RX450h version L、RX200t version Lには本木目の「縞杢(アガチス/マットフィニッシュ/ダークブラウン)」「ウォールナット(ダークブラウン)」と「バンブー(マットフィニッシュ/ナチュラルブラウン)」が採用されています。
そしてRX450h F SPORT、RX200t F SPORT、RX450h version L、RX200t version Lに共通で採用されるのが本木目「レーザーカット本杢(サペリ/ダークグレー)」です。
RX200t、RX450hに用意されたオーナメントパネルはブラックの3Dフィルムです。
このようにグレード毎に選べるオーナメントパネルは決まっていて、好きなパネルを選ぶにはグレードをよく考える必要があります。
なおオーナメントパネルにはオプションは設定されておらず、全て標準装備されるものとなっています。
車内は12.3インチのワイドディスプレイでエンターテインメントが充実
レクサスRXは12.3インチのワイドディスプレイを持つカーナビゲーションが標準装備され、フロントガラスに映し出されるヘッドアップディスプレイ、コクピット内の4.2インチマルチインフォメーションディスプレイの3つと連携し、目的地へのナビゲーションや通話やオーディオ操作などに必要な情報をリアルタイムで表示します。
各情報はステアリングで操作することができます。
ハイエンドオーディオメーカーのマークレビンソンの音響システムもオプションで選ぶことができ、15スピーカーとパワフルなアンプが奏でるコンサートホールのような臨場感を体験できます。
マークレビンソンの音響システムはレクサスでしか聞くことができないプレミアム仕様となっています。
またRX450h version LとRX200t version Lには11.6インチの後席ディスプレイもオプションで用意されています。
ハイクオリティなプレミアムサラウンドと大画面のディスプレイは、高級ブランドのレクサスならではの装備と言えます。
積載量が多く使いやすいゆとりの室内が魅力のレクサスRX
最先端の装備を備えたレクサスRXですが、積載量も多く使いやすいクロスオ-バーSUVに仕上がっています。
特にラゲージルームはゴルフバック4個が横置きできるほど広大で、使い勝手の良いスペースとなっています。また後席パワーシートにより格納と引き起こしが電動でできるため、力も要らず簡単に室内をアレンジできます。
RXのスポーツグレード「F SPORT」は専用の内装を用意
レクサスRXには走行性能を高めたスポーツグレードのF SPORTがあります。F SPORTには前述した専用のシートやオーナメントパネルが用意されるなど通常グレードとは違う内装となっています。
専用のステアリングにはF SPORTの「F」のエンブレムが入り、スポーツグレードらしいパドルシフトが装備されます。
ブラックの本革が巻かれたシフトノブも専用のものが用意されています。
アクセルペダル、ブレーキペダル、フットレスト、スカッフプレート、センターコンソールに配置されたオーナメントパネルもアルミ製のもので統一されています。
スポーツカーの内装に見間違えるほどの豪華仕様となっています。
レクサスRXは上質な空間が広がる完成された車
レクサスブランドでも人気のあるクロスオーバーSUVですが、その中でもユーザーから絶大な支持を得るのがRXです。
今回紹介した内装はもちろん、直線と曲線が交わる立体的なエクステリア、安定感がある足回り、高次元の走行性能など、ユーザー満足度の高い完成された車として評価されています。
様々な車種の中でも屈指の人気を誇るRXはレクサスデビューに強くお勧めできる車種です。