タウンエースバンの内装をグレード別に解説!コックピット設計から荷室スペースまで
トヨタが販売するワンボックス商用車、タウンエースバンの内装を詳しく紹介します。タウンエースは1976年に登場し、現行型(4代目)は2008年2月にデビューしたロングセラーモデルです。
なお、かつては兄弟車のライトエースバンが存在し、デザイン・走行性能・装備はすべてタウンエースバンと共通でした。しかし2019年の販売チャンネル統合に伴い、ライトエースバンは2020年6月に生産終了。現在はタウンエースバンに一本化されています。
グレード構成は上級グレードの「GL」と標準仕様の「DX」の2グレード。2025年6月の一部改良で5速MTが廃止(ATのみに集約)されるとともに、衝突回避支援システム「スマートアシスト」が全グレードに標準装備されました。コックピット・荷室スペース・安全装備・純正アクセサリーなどカテゴリ別に内装の魅力を掘り下げます。
タウンエースバンには乗り降りがスムーズになる装備がいっぱい
アシストグリップとドアグリップを備えるタウンエースバン(旧ライトエースバンも同仕様)
インパネシフトを採用したタウンエースバンのフロントシートはウォークスルー構造となっており、運転席〜助手席の行き来が素早く可能です。足元に十分なスペースが確保されているため、荷物の出し入れや急な座席移動もスムーズです。
乗降をサポートする装備として、アームレストを兼ねるドアグリップと、フロントピラーのアシストグリップが設けられています。ドライバーや同乗者が毎日繰り返す乗り降りの動作をしっかりと支えます。
タウンエースバンのコックピットはヘビーデューティーな作りでシンプルな操作性
トヨタ・タウンエースバンDXとGLのコックピット。黒の内装カラーでタフな印象が強い
タウンエースバンのコックピットはブラックを基調とした落ち着きのある内装でまとめられています。スイッチ類は必要最小限のシンプルなレイアウトで、走行中でも直感的に操作しやすい仕様です。商用車らしい無駄のない設計は、長時間の運転でも疲れにくい実用的な配置になっています。
タウンエースバンのコックピットに搭載される1眼デザインのメーターパネル
搭載される1眼デザインのメーターはくっきりと発光し、視認性に優れています。車速・燃費情報・警告灯などを走行中のドライバーにもわかりやすく表示します。
マニュアルエアコンをタウンエースバンの全グレードに標準装備
空調には操作が簡単なマニュアルエアコンを全グレードに標準装備しています。4WDモデルにはリヤヒーターが標準装備され、2WD車にもメーカーオプションで搭載できます。寒冷地での使用頻度が高い方は4WDモデルを選ぶと快適性が高まります。
タウンエースバンのシートデザインは落ち着いたグレーカラーを採用
セミファブリックを使用したトヨタ・タウンエースバンのシート内装
タウンエースバンには、すっきりとしたグレーカラーのセミファブリックシートが設定されています。汚れが目立ちにくく、商用目的での日常使いに適した素材選びです。フロントシートはスライド・リクライニング機構を搭載しており、ドライバーの体格に合わせたポジション調整が可能。前後席ともに足回りにゆとりがあり、長距離の業務にも対応できます。
タウンエースバンのラゲッジルームは広さと積載性が自慢

タウンエースバンの荷室は最大750kg(4WDは700kg)、5名乗車時でも500kgの積載が可能です。積載の目安として、観葉植物22鉢・段ボール145箱・ハンガーラック4個相当が積めるスペースを確保しています。
荷室の寸法は以下のとおりです。
| 項目 | 寸法 |
|---|---|
| 荷室高 | 1,305mm(2名乗車時)/1,300mm(5名乗車時) |
| 荷室幅 | 1,495mm |
| 荷室長(奥行き) | 2,045mm(2名乗車時) |
| フロア地上高 | 585mm |
| 最大積載量 | 750kg(2名乗車・2WD)/700kg(4WD) |
フロア地上高が585mmと低めに設定されているため、重量物や背の高い観葉植物なども無理なく積み降ろしできます。テールゲートも大きく開くため、作業効率を重視するプロユーザーからも高く評価されています。
タウンエースバンには折りたたみリヤシートを搭載。荷物の置き場所がさらに広がる
3名が座れる後部座席はコンパクトに折りたたむことができ、ヒンジが小型設計なので金具が邪魔をせず荷室ギリギリまで有効活用できます。また両側スライドドアを採用しているため、大きな荷物を傾けずにスマートに積載可能。商用利用はもちろん、アウトドアや日常のショッピングでも頼れる積載性を発揮します。
タウンエースバンの安全装備はスマートアシストを全グレード標準装備
トヨタ・タウンエースバンはエアバッグやABSに加えスマートアシストを全車標準装備
2025年6月の一部改良により、先進安全システム「スマートアシスト」が全グレードに標準装備されました。以下の安全装備がタウンエースバン全車に搭載されています。
- スマートアシスト(衝突回避支援システム):衝突警報機能・衝突回避支援ブレーキ機能(夜間歩行者・昼間自転車運転者も検知)・車線逸脱警報機能・ブレーキ制御付き誤発進抑制機能
- ABS(アンチロックブレーキシステム)
- SRSエアバッグ(フロントシート)
- プリテンショナー/フォースリミッター機構付シートベルト(フロントシート)
- シートベルト非着用警告灯(フロントシート)
- リヤシートベルト(後部左右席3点式・中央席2点式)
- ハイマウントストップランプ
商用車でありながら乗用車並みの安全機能が揃っており、毎日の業務でドライバーと同乗者を幅広い危険から守ります。
タウンエースバンの内装をさらに快適にする純正アクセサリーまとめ
積載性・乗降性をアップさせるタウンエースバン専用のステップカバー
タウンエースバンの内装向けに販売されているおすすめの純正アクセサリーを紹介します。まずは、有効積載面積を広げて荷物の積み下ろしや乗り降りを楽にするスチール製ステップカバー。耐久性が高く、頻繁に荷物の出し入れを行うプロユースにも安心して使えます。
ハンガーパイプやデッキマットは車中泊好きのユーザーにおすすめ
アウトドアや車中泊を楽しみたい方には、ハンガーパイプとデッキマットの組み合わせがおすすめです。ハンガーパイプには多くの衣類をかけることができ、デッキマットと合わせることで荷室を快適な居住空間に変えられます。
フットランプがあれば夜間のタウンエースバンでの乗り降りも安心
イルミネーションエントリー(フットランプ)は、夜間やうす暗い場所での乗り降り時に足元をしっかり照らしてくれます。運転席・助手席の両席に装備され、安全性と利便性を高めてくれるアイテムです。
無骨なタウンエースバンの内装が一気にラグジュアリーに変身するインパネセットは特におすすめの純正パーツ
トヨタのカスタムブランド「モデリスタ」のインテリアパネル3点セットは、シンプルなタウンエースバンの内装に上質感をプラスする人気アイテムです。インパネカラーは茶木目調とピアノブラックの2タイプから選択でき、手軽に内装のグレードアップが図れます。DIYが苦手な方にも取り付けやすく、手っ取り早くカスタムしたい方に最適です。
トヨタ・タウンエースバンの内装は広い荷室と実用性が魅力!車中泊仕様にする人も多い

トヨタ・タウンエースバンの内装は、コンパクトなボディながらクラス最大級の荷室を備え、積載力と実用性に優れた商用車です。乗り降りのしやすさ・荷物の積み下ろしやすさを徹底的に追求した設計は、毎日業務で使うプロドライバーから高い評価を受けています。
シンプルな内装は手を加えやすいため、デッキマットやベッドキットを活用して車中泊仕様にDIYカスタムするユーザーも増えています。社外パーツも充実しているため、アウトドア・サーフィン・自転車など趣味の道具を積んでプライベートにも活躍させることができます。2025年6月の改良でスマートアシストが全車標準装備となり、安全性もさらに高まりました。ハイエースほど大きくなく、軽バンより積めるちょうどいいサイズ感のタウンエースバンは、仕事でも趣味でも頼れる一台です。




















