ハリアーのライバル

ハリアーのライバルはエクストレイル?C-HR?SUV徹底比較

ハリアーは豪華な内装と特徴的なエクステリアでプラミアムSUVのジャンルを確立したクロスオーバーSUV。ハリアーの購入を検討している方の参考になるよう、ライバル8車種を徹底比較。街乗りしやすいボディサイズは?より低燃費なのは?車種毎に比較しながら運命の1台を!

ハリアーのライバルはエクストレイル?C-HR?SUV徹底比較

ハリアーと比較したいライバル車種一覧

1997年にトヨタ自動車から販売されたハリアーは、日本が誇るプレミアムクロスオーバーSUVとして不動の人気を誇っています。2009年からはレクサスブランドでの販売に移行し、2013年まではトヨタでも販売が継続されていました。
2013年7月24日にトヨタから販売休止が発表されると同時に、3代目ハリアーのコンセプトモデルが登場しました。2013年12月にフルモデルチェンジが行われ、待望の3代目ハリアーへと進化しています。

ハリアーは日本のSUVブームの火付け役として新たな市場を開拓してきました。豪華な内装を持つラグジュアリーSUVとして、高級SUVの地位を確立。スタイリッシュなエクステリアと力強い走行性能で、圧倒的な存在感を誇ります。2017年6月にはビッグマイナーチェンジを控え、さらなる進化が期待されています。

ハリアーのエクステリア

ハリアーのインテリア

今回はハリアーのライバルとなる国産車9車種を徹底比較します。ハリアーの購入を検討している方や、購入時に車種を競合させてより良い条件で値引きを引き出したい方は、それぞれの車の特徴や魅力を確認しましょう。

トヨタ C-HRは同じトヨタのライバルで燃費性能に優れたSUV

トヨタC-HRのエクステリア

ハリアーのライバルの筆頭は、同じトヨタから販売されているC-HRです。C-HRはプリウスのSUV版としての位置づけもあり、燃費性能ではハリアーを上回ります。トヨタが「世界戦略SUV」として位置付けている通り、デザイン性を重視した特徴的なエクステリアが魅力です。

トヨタC-HRのインテリア

内装も高級感があり、ハリアーに引けを取りません。安全システム「トヨタセーフティセンスP」を搭載しており、最先端の安全性を備えている点も大きなアドバンテージです。
ボディサイズはハリアーより一回り小さく、取り回しがしやすいSUVですが、その分室内の広さはやや控えめです。先進性、安全性、デザイン性、コンパクトさを重視するなら、C-HRがハリアーの有力なライバルとなります。

ハリアー C-HR
エンジン ガソリン ハイブリッド ガソリン ハイブリッド
全長 4,720mm 4,360mm
全幅 1,835mm 1,795mm
全高 1,690mm 1,565mm 1,550mm
車両総重量 1,835kg 2,075kg 1,745kg 1,715kg
室内長 1,965mm 1,800mm
室内幅 1,480mm 1,455mm
室内高 1,220mm 1,210mm
ホイールベース 2,660mm 2,640mm
最小回転半径 5.4m 5.3m 5.2m
最低地上高 190mm 175mm 155mm 140mm
燃費 16.0km/L 21.8km/L 16.4km/L 30.2km/L
乗車定員 5名 5名
販売価格 2,949,480円~ 3,774,600円~ 2,290,000円~ 2,614,000円~
項目 内容
モデル特徴 トヨタC-HRはハリアーのライバルで、プリウスのSUV版にあたる。デザイン性が高く、燃費性能に優れる
ボディサイズ ハリアーより一回り小さく、取り回しがしやすい。室内はややコンパクト
内装 高級感があり、ハリアーに引けを取らない
安全装備 トヨタセーフティセンスP搭載で、先進の安全性能を確保
特徴ポイント 先進性、安全性、デザイン性、コンパクトさを重視するユーザー向け

ホンダ ヴェゼルはハリアーよりもコンパクトで取り回しやすさが魅力のSUV

ホンダヴェゼルのエクステリア

ホンダのヴェゼルは、2015年・2016年のSUV部門販売台数でNo.1を記録した人気モデルです。コンパクトなボディで運転がしやすく、ハリアーよりも購入しやすい価格設定と低燃費で経済性に優れている点が魅力です。

ホンダヴェゼルのインテリア

販売台数からもわかる通り、日本のSUV市場で圧倒的な人気を誇ります。コンパクトながら室内の広さはハリアーとほぼ同等で、経済性、取り回しのしやすさ、室内空間を重視する方には、ヴェゼルがハリアーの有力なライバルとなります。

ハリアー ヴェゼル
エンジン ガソリン ハイブリッド ガソリン ハイブリッド
全長 4,720mm 4.295mm
全幅 1,835mm 1.770mm
全高 1,690mm 1.605mm
車両総重量 1,835kg 2,075 kg 1,270kg 1,390kg
室内長 1,965mm 1.930mm
室内幅 1,480mm 1.485mm
室内高 1,220mm 1.265mm
ホイールベース 2,660mm 2.610mm
最小回転半径 5.4m 5.3m 5.3m
最低地上高 190mm 175mm 170mm 170mm
燃費 16.0km/L 21.8km/L 21.2km/L 27.0km/L
乗車定員 5名 5名
販売価格 2,949,480円~ 3,774,600円~ 2,075,000円~ 2,460,000円~
項目 内容
モデル特徴 ホンダ ヴェゼルはハリアーよりコンパクトで運転しやすく、低燃費で経済的なSUV
ボディサイズ コンパクトで取り回しがしやすい。室内の広さはハリアーとほぼ同等
販売実績 2015年・2016年SUV部門販売台数No.1を記録し、日本で圧倒的な人気を誇る
価格 ハリアーより購入しやすく、コストパフォーマンスが高い
特徴ポイント 経済性、コンパクトさ、室内の広さを重視するユーザー向け

レクサス NXは販売価格でハリアーと最も競合するライバル

レクサスNXのエクステリア

レクサスNXはトヨタの高級車ブランド・レクサスが販売するミドルクラスSUVで、ベースはRAV4です。スピンドルグリルを採用した迫力あるエクステリアが特徴で、ハリアーと販売価格で競合します。

レクサスNXのヘッドライト

2017年秋にはビッグマイナーチェンジが予定され、上海モーターショーで公開された新型NXは流れるウインカー「シーケンシャルターンランプ」を搭載。逆三角形のフロントライトデザインも注目されました。
高い安全性とラグジュアリー感を重視する方にとって、レクサスNXはハリアーの有力なライバルとなります。

ハリアー レクサスNX
エンジン ガソリン ハイブリッド ガソリン ハイブリッド
全長 4,720mm 4,630mm
全幅 1,835mm 1,845mm
全高 1,690mm 1,645mm
車両総重量 1,835kg 2,075 kg 2,075kg 2,125kg
室内長 1,965mm 2,080mm
室内幅 1,480mm 1,520mm
室内高 1,220mm 1,180mm
ホイールベース 2,660mm 2,660mm
最小回転半径 5.4m 5.3m 5.3m 5.4m
最低地上高 190mm 175mm 165mm 170mm
燃費 16.0km/L 21.8km/L 13.0km/L 21.0km/L
乗車定員 5名 5名
販売価格 2,949,480円~ 3,774,600円~ 4,411,000円~ 5,051,000円~
項目 内容
モデル特徴 レクサスNXはハリアーと販売価格帯で最も競合するミドルクラスSUVで、RAV4がベース
デザイン レクサスブランドの象徴「スピンドルグリル」を採用し、迫力あるエクステリアが特徴
マイナーチェンジ 2017年秋にビッグマイナーチェンジ予定。上海モータショーで新型NX公開、シーケンシャルターンランプ搭載
安全性・装備 高い安全性とラグジュアリー感を重視するユーザー向け
特徴ポイント エクステリアの迫力と高級感、先進装備を重視する方に最適

レクサスRXは高級感でハリアーを上回り、3列シートグレードも設定

レクサスRXのエクステリア

レクサスRXはハリアーをベースにした大型クロスオーバーSUVです。レクサスブランド化により、内装の豪華さ、洗練された走り、スピンドルグリルの採用などでハリアーとは差別化されています。

レクサスRXのインテリア

2017年秋のマイナーチェンジでボディサイズはNXより大型化し、「レクサスセーフティシステム+」も搭載。
高級感、安全性能、迫力あるエクステリアを重視する方にとって、ハリアーの強力なライバルとなります。3列シートグレードも設定され、ファミリー利用にも対応しています。

ハリアー レクサスRX
エンジン ガソリン ハイブリッド ガソリン ハイブリッド
全長 4,720mm 4,890mm
全幅 1,835mm 1,895mm
全高 1,690mm 1,710mm
車両総重量 1,835kg 2,075 kg 2,285kg 2,345kg
室内長 1,965mm 2,230mm
室内幅 1,480mm 1,590mm
室内高 1,220mm 1,200mm
ホイールベース 2,660mm 2,790mm
最小回転半径 5.4m 5.3m 5.9m
最低地上高 190mm 175mm 200mm
燃費 16.0km/L 21.8km/L 11.8km/L 18.8km/L
乗車定員 5名 5名
販売価格 2,949,480円~ 3,774,600円~ 4,972,000円~ 6,047,000円~
項目 内容
モデル特徴 レクサスRXはハリアーをベースにした大型クロスオーバーSUV。3列シートを採用したグレードも設定される
高級感・内装 レクサスブランドにより内装は豪華で洗練され、ハリアーとは差別化されている
デザイン スピンドルグリルを採用し、迫力あるエクステリアが特徴
安全装備 2017年秋のマイナーチェンジで「レクサスセーフティシステム+」を搭載し、安全性能もトップクラス
特徴ポイント ラグジュアリー性、迫力あるエクステリア、安全性能を重視するユーザー向け

日産 エクストレイルはハリアーにない3列シートが特徴

2000年発売のエクストレイルは、手頃な価格で乗れる快適なミドルサイズSUVです。アウトドア好きの若者に人気で、ハリアーの最大のライバルとなる可能性があります。

エクストレイルは高いデザイン性と走破性を兼ね備え、アウトドアでも活躍。ラゲッジ容量はハリアーの456Lに対し550Lで広く、2015年のハイブリッド車投入により燃費もハリアー21.8km/Lに対して20.6km/Lと競争力があります。
アウトドア向きで積載量や3列シートを重視する方におすすめのSUVです。

  • 4代目33型エクストレイルのエクステリア4代目33型エクストレイル
  • 4代目33型エクストレイルの説明4代目33型エクストレイルの説明
  • 4代目33型エクストレイルのリヤビュー4代目33型エクストレイル
  • 正面から見た4代目33型エクストレイル4代目33型エクストレイル
  • 斜め前から見た4代目33型エクストレイル4代目33型エクストレイル
  • 横から見た4代目33型エクストレイル4代目33型エクストレイル
  • 斜め後ろから見た4代目33型エクストレイル4代目33型エクストレイル
ハリアー エクストレイル
エンジン ガソリン ハイブリッド ガソリン ハイブリッド
全長 4,720mm 4,640mm
全幅 1,835mm 1,820mm
全高 1,690mm 1,715mm
車両総重量 1,835kg 2,075 kg 1,955kg 1,915kg
室内長 1,965mm 2,005mm
室内幅 1,480mm 1,535mm
室内高 1,220mm 1,270mm
ホイールベース 2,660mm 2,705mm
最小回転半径 5.4m 5.3m 5.6m
最低地上高 190mm 175mm 205mm 195mm
燃費 16.0km/L 21.8km/L 16.4km/L 20.8km/L
乗車定員 5名 5名
販売価格 2,949,480円~ 3,774,600円~ 2,231,280円~ 2,623,320円~
項目 内容
モデル特徴 日産エクストレイルはミドルサイズクロスオーバーSUVで、ハリアーにはない3列シートを設定可能
コンセプト 手頃な価格で快適に乗れるSUVとしてアウトドア好きの若者に人気
デザイン・走行性 高いデザイン性と走破性を両立し、アウトドアシーンで活躍
ラゲッジスペース ハリアーの456Lに対し550Lと大幅に広く、積載性に優れる
燃費性能 ハイブリッド車は20.6km/Lで、ハリアーの21.8km/Lに近い性能
特徴ポイント アウトドアや積載量の多さ、3列シートの利便性を重視する方におすすめ

マツダ CX-5はディーゼルエンジン搭載でハリアーに近いサイズのSUV

2012年登場のマツダCX-5は、SUVでは珍しいクリーンディーゼル搭載が特徴です。独自の個性と高い完成度により、ハリアーのライバルとして注目できます。

マツダCX-5のエクステリア

流線形の都会的スタイリングで幅広い世代に馴染みます。2017年2月のマイナーチェンジでエクステリアとインテリアが進化し、世界トップレベルのクリーンディーゼル技術を体感できるSUVです。

マツダCX-5のインテリア

ハリアー CX-5
エンジン ガソリン ハイブリッド ガソリン ディーゼル
全長 4,720mm 4,540mm
全幅 1,835mm 1,840mm
全高 1,690mm 1,705mm
車両総重量 1,835kg 2,075 kg 1,570kg 1,640kg
室内長 1,965mm 1,910mm
室内幅 1,480mm 1,530mm
室内高 1,220mm 1,280mm
ホイールベース 2,660mm 2,700mm
最小回転半径 5.4m 5.3m 5.5m
最低地上高 190mm 175mm 210mm
燃費 16.0km/L 21.8km/L 16.0km/L 19.4km/L
乗車定員 5名 5名
販売価格 2,949,480円~ 3,774,600円~ 2,570,400円~ 2,883,600円~
項目 内容
モデル特徴 マツダCX-5はクリーンディーゼル搭載のクロスオーバーSUVで、全長がハリアーに最も近い
登場時期 2012年に誕生し、2017年2月にマイナーチェンジでエクステリア・インテリアが進化
エンジン性能 SUVでは珍しいクリーンディーゼルを搭載、燃費と力強さを両立
デザイン 流線形で都会的なスタイリング、幅広い世代にマッチする外観
特徴ポイント ハリアーのライバルとして、ディーゼルエンジンの性能と洗練されたデザインを求める方に最適

スバル フォレスターは2018年フルモデルチェンジでハリアーと並ぶ先進SUVに

1997年登場のミドルサイズクロスオーバーSUV、フォレスターは力強い走破性が魅力です。街乗り・高速道路・オフロードを問わず、ラリーで培われた路面状況に左右されない粘り強い4WD性能は本格SUVを求める方に支持されています。

スバルフォレスターエクステリア

2018年のフルモデルチェンジで「コ」の字型ヘッドライトを採用し、シャープなエクステリアに刷新。確実な走りを追求する方にとって、スバルフォレスターはハリアーの有力なライバルとなります。

スバルフォレスターのインテリア

ハリアー フォレスター
エンジン ガソリン ハイブリッド ガソリン
全長 4,720mm 4,625mm
全幅 1,835mm 1,815mm
全高 1,690mm 1,715mm
車両総重量 1,835kg 2,075 kg 1,520kg
室内長 1,965mm 2,110mm
室内幅 1,480mm 1,545mm
室内高 1,220mm 1,270mm
ホイールベース 2,660mm 2,670mm
最小回転半径 5.4m 5.3m 5.4m
最低地上高 190mm 175mm 220mm
燃費 16.0km/L 21.8km/L 14.6km/L
乗車定員 5名 5名
販売価格 2,949,480円~ 3,774,600円~ 2,808,000円~
項目 内容
モデル特徴 スバル フォレスターは先進的なデザインとラリー由来の4WD性能を持つミドルサイズSUV
登場時期 1997年発売、2018年にフルモデルチェンジでシャープな「コ」の字型ヘッドライトを採用
走行性能 街乗り、高速道路、オフロードで安定した走破性。粘り強い4WD性能で本格SUV志向に対応
デザイン フルモデルチェンジで従来の堅剛さからシャープで先進的なエクステリアに進化
特徴ポイント SUVらしい確実な走りと先進性を重視する方に最適で、ハリアーのライバルとなるモデル

三菱 アウトランダーPHEVはEV走行で65.0kmの高燃費が魅力

2005年にエアトレックの後継として登場したミドルサイズクロスオーバーSUV、三菱アウトランダー。2013年発売のアウトランダーPHEVは、トヨタプリウスPHVに次ぐ国内2番目のプラグインハイブリッドSUVです。

三菱アウトランダーPHEVのエクステリア

アウトランダーPHEVの最大の特徴は燃費性能。EV単独走行で65.0km、ハイブリッド走行で18.6km/Lを実現しています。パジェロ譲りの確かな走破性も兼ね備え、低燃費と安定した走行性能を重視する方にとって、ハリアーの有力なライバルです。

三菱アウトランダーPHEVのインテリア

ハリアー アウトランダーPHEV
エンジン ガソリン ハイブリッド PHEV
全長 4,720mm 4695mm
全幅 1,835mm 1800mm
全高 1,690mm 1710mm
車両総重量 1,835kg 2,075 kg 1900kg
室内長 1,965mm 1900mm
室内幅 1,480mm 1495mm
室内高 1,220mm 1235mm
ホイールベース 2,660mm 2670mm
最小回転半径 5.4m 5.3m 5.3m
最低地上高 190mm 175mm 190mm
燃費 16.0km/L 21.8km/L 18.6km/L:EV走行65.0km
乗車定員 5名 5名
販売価格 2,949,480円~ 3,774,600円~ 3,939,840円~
項目 内容
モデル特徴 三菱 アウトランダーPHEVはEV単独走行65.0km、ハイブリッド18.6km/Lの低燃費性能を持つミドルサイズSUV
登場時期 2005年にエアトレックの後継としてアウトランダー誕生、2013年にPHEVモデル発売
走行性能 EV走行とハイブリッド走行の両立により優れた燃費性能を実現。パジェロ譲りの走破性も兼備
デザイン 三菱の「ダイナミックシールド」を採用した洗練されたエクステリア
特徴ポイント 低燃費と確かな走破性を両立しており、経済性と実用性を重視する方に最適。ハリアーのライバルとなるモデル

ハリアーと比較して自分に合うSUVを選ぼう

ここまでハリアーのライバル8車種を紹介しました。どの車も個性があり一長一短があります。ディーラーで実際に見て、触れて、走らせて、自分の感覚で選ぶことが最も大切です。

ハリアー

エクステリアやインテリア、走行性能などを比較しながら、あなたにとって運命の1台を見つけましょう!