ミニバン4WDのおすすめ車種メーカーまとめ!
子供がいる家庭やたくさんの仲間と出かける時に便利なミニバンは、いつの時代も人気の車種です。1人で乗っていても「荷物がたくさん積める」「セカンドシートとサードシートを繋げれば車中泊も余裕にできる」など、旅行の際に大活躍するミニバンは、色々な世代・家族構成の人にも対応する便利な車です。
また、ボディサイズも全長が長い車が多いのでスキーやスノーボード、サーフボードなどの長尺物も余裕で積むことができます。
ウィンタースポーツやアウトドアを楽しむ人にも人気のミニバンですが、2WDの車種も多いもので雪山の坂道からの発進、山道でぬかるみにハマった時の脱出など、FFの車では不安になる場面があります。そこで、雪の坂道での発進がスムーズであり、スタックした時に脱出しやすい4WDの駆動方式を持っているミニバンたちを紹介します。
アルファード・ヴェルファイア/トヨタ
アルファード
ヴェルファイア
トヨタが販売するLLサイズ高級ミニバンのアルファード・ヴェルファイアは、ガソリン車とハイブリッド車のラインナップを揃えながらも、外装の力強さ・優雅さだけではなく内装の豪華さも魅力の7・8人乗りミニバンです。
4WDのラインナップは、ガソリン車・ハイブリッド車ともに設定されているので、「ミニバン4WDは燃費が悪い」というイメージを払拭してくれる1台です。
エスティマ・エスティマハイブリッド/トヨタ
エスティマは、トヨタが販売する7・8人乗りのミニバンで、1990年の初代から人気のある車種です。ミドルクラスのLサイズミニバンで、高級感はアルファード・ヴェルファイアに劣りますが、その佇まいは気品にあふれています。
ハイブリッドモデルでは、アルファード・ヴェルファイアと同じE-Fourと呼ばれる駆動方式を採用しているので、ハイブリッドでも2WDしか設定されておらず諦める心配もありません。
エスクァイア/トヨタ
エスクァイアは、ヴォクシー・ノアをベースとして高級感を高めたMサイズミニバンで、2017年7月3日にマイナーチェンジをしてより高級感が増しました。
ガソリン車とハイブリッド車がラインナップにあり、エスティマやアルファード・ヴェルファイアとは違い、ハイブリッドは2WDの駆動方式しかありません。4WDのエスクァイアが欲しいのならガソリン車を選ぶ必要があります。
ヴォクシー・ノア/トヨタ
ヴォクシー
ノア
ヴォクシーとノアは7・8人乗りのMサイズミニバンで、若い世代の家族に人気の車です。エスクァイアと同様に2017年7月3日にマイナーチェンジを行い、ヴォクシーはより男らしく、ノアはより上品に進化しました。
エスクァイアとの兄弟車・姉妹車ですので、ハイブリッドグレードもありますが2WDのラインナップしかありません。4WDのノア・ヴォクシーが欲しいのならガソリン車を選ぶ必要があります。
シエンタ/トヨタ
トヨタのシエンタは、6・7人乗りのロールーフのスライドドアを採用したミニバンです。トヨタのロールーフミニバンの中で唯一のスライドドアを採用した車種で、サードシートにも乗り降りしやすくなっています。
ハイブリッドエンジンとガソリンエンジンの2種類ありますが、ハイブリッドエンジンは2WDしかありません。また、ガソリンエンジンの4WDは2:2:2の6人乗り仕様になります。
オデッセイ/ホンダ
ホンダのオデッセイは、5代目のフルモデルチェンジからハイルーフにボディタイプを変更した7・8人乗りの上級ミニバンです。2013年にフルモデルチェンジしてからは、ロールーフヒンジドアから、ハイルーフスライドドアを採用しています。
ハイブリッドエンジンとガソリンエンジンの2種類が用意されていますが、4WDの設定があるのはガソリンエンジンの8人乗り仕様になります。次回のマイナーチェンジでは、ハイブリッドエンジンにも4WDが設定されるという情報もあるので、進化が期待できる1台です。
ステップワゴン/ホンダ
ホンダのステップワゴンは、トヨタのノア・ヴォクシー、日産のセレナと販売当初からライバル関係にある車で、7・8人乗りのハイルーフミニバンです。
特別仕様車のスパーダは、2017年秋にモデルチェンジして「SPORT HYBRID i-MMD」と呼ばれるハイブリッドエンジンの搭載を発表しました。また、ステップワゴンにも装備している安全技術のHonda SENSINGの機能がより充実することも発表していますので、今後もより家族に寄り添った車へと進化していきます。
エルグランド/日産
エルグランドは、LLサイズ高級ミニバンの先駆けで初代は1997年に発売されました。3代目エルグランドは2010年より販売されているモデルで、ガソリンエンジンのみのラインナップです。次回のモデルチェンジでは、ノートに採用されたe-powerを装備したハイブリッドモデルが登場すると予想します。
セレナ・ランディ/日産・スズキ
日産のセレナ
スズキのランディ
日産のセレナは、8人乗りのMクラスミニバンで1991年から販売を続けているロングセラーモデルです。3代目のセレナからはスズキで「ランディ」としてOEM車を販売しています。
2016年にフルモデルチェンジした5代目セレナでは、自動運転技術のプロパイロットを日産車で初めて搭載し話題を呼びました。標準のセレナだけではなく、特別仕様車のハイウェイスターやライダーにも4WDモデルが設定されています。
デリカD:5/三菱
三菱自動車のデリカD:5は、2007年から販売している7・8人乗りのSUVミニバンで、スライドドアを装備しているのが特徴です。SUVのアウトランダーから引き継いだ電子制御4WDを採用し、ぬかるみにハマっても脱出しやすい「4WDロック」を搭載している頼もしい車です。
ガソリンエンジンだけではなく、力強いディーゼルエンジンも設定されていて、オンロードでの走りに向いている特別仕様車の「ROADEST」、オフロードに強い特別仕様車の「ACTIVE GEAR」も用意されているのが嬉しいポイントです。
ミニバン4WDに乗って思い出をたくさん作ろう
ミニバンの4WDモデルは、家族を乗せて走るだけではなくスキー場などの雪山や、雪国などでも安定して走っていける頼もしさがあります。
4WDモデルは、ハイブリッドモデルが選択できないことがある、2WDよりも車両価格が高くて燃費も悪いなど、デメリットが多そうに見えますが、スタックしても脱出しやすい、雪が降り積もった坂道で発進しやすいなど、安心して走っていける場面が多々あります。
ミニバン4WDに乗って家族や仲間とたくさんの思い出を作りましょう。