ジムニーにおすすめのタイヤブランド!省燃費・A/T・M/Tの夏タイヤ
1998年から2018年まで生産された3代目ジムニー(JB23型)と、2018年7月5日に発売された4代目ジムニー(JB64型)に適合するタイヤを紹介します。JB64は現行モデルとして継続生産されており、2025年にはシリーズ初の5ドアとなるジムニーノマドが加わりました。ただしノマドとシエラの純正サイズは195/80R15で、ここで扱う16インチとは別系統になります。
ジムニーのサマータイヤは、純正サイズの低燃費タイヤをはじめ、タイヤ幅を少し広げてワイルドなルックスを楽しめるマッドテレーンタイヤ(M/T)、街乗りと林道走行を両立できるオールテレーンタイヤ(A/T)まで選択肢が広がっています。純正の175/80R16は外径686mmと軽自動車としては大径で、この寸法を基準に「見た目をどこまで変えるか」「どこまで舗装路の快適性を残すか」を決めていくのがジムニーのタイヤ選びです。
ここではリフトアップなどを施していないノーマルなジムニーを基準にサイズを紹介しますが、純正サイズ以外のタイヤは、型式(4型~7型の一部)やタイヤの個体差によってボディマウントやフェンダーに干渉します。サイズを変更する際は装着実績のある専門店で確認してください。
さっそく、ジムニーの純正タイヤサイズや、サイズアップに適したサマータイヤ、オールテレーンタイヤ、マッドテレーンタイヤをチェックしていきましょう。
ジムニーに適合するSUVタイヤ・オールシーズンタイヤ
ジムニーに合うエコタイヤやSUVタイヤ、オールシーズンタイヤを紹介します。街乗り中心の使い方や、雪が年に数回しか降らない地域では、燃費性能(燃料消費率)と静粛性に振ったオンロード用タイヤが扱いやすくなります。JB64のWLTCモード燃費は5MTで16.6km/L、4ATで13.2km/Lですが、A/TやM/Tへ履き替えると実燃費で1km/L前後落ちるケースが多く見られます。月1,000kmを14km/Lで走る場合、レギュラー175円/L前後の想定で月のガソリン代は約12,500円。1km/Lの差は年間1万円前後の差として跳ね返ってくる計算です。
トーヨータイヤ オープンカントリー785からジムニーのカスタムサイズが登場
TOYOTIRES OPEN COUNTRY 785(トーヨータイヤ オープンカントリー ナナハチゴ)から、小型SUV用のカスタムサイズ「LT215/85R16 110/107S 8PR」および「LT235/85R16 114/111S」が2023年12月に追加されました。このタイヤはM+S(マッド・アンド・スノー)規格で、突然の降雪でも走破性を確保します。
マッド路面での駆動力に優れ、ウェットコンディションでもトラクションを発揮します。LT(ライトトラック)規格として高い負荷能力と耐久性を備えている点も特徴です。トレッドパターンは1983年の発売当初のデザインを復刻したもので、片側はアイボリーホワイトレター、反対側は当時のロゴをあしらったレトロデザインという構成です。間近で見るとブロックの角が立ったまま残る造形で、往年のクロカン然とした空気をそのまま持ち込んだ印象を受けます。
ただしこれらはカスタムサイズで、外径は215/85R16で約771mm、235/85R16では約806mmに達します。JB64やJB74へ装着する場合はリフトアップやバンパー加工が前提になるため、装着実績のある専門ショップへ相談してください。またLT規格タイヤは純正指定とは異なる空気圧管理が必要になるので、装着時に適正値を確認しておくと安心です。
ジムニーで街乗りが多いユーザーにおすすめのSUVエコタイヤ ブリヂストン デューラー H/L 850
<ジムニー>BRIDGESTONE DUELER H/L850 175/80R16<タイヤ>
| 車種 | ジムニー |
|---|---|
| メーカー | ブリヂストン |
| ブランド | デューラー H/L 850 |
| タイヤサイズ | 175/80R16 |
| ホイールサイズ | 16インチ |
| タイヤ外径 | 686mm |
| ロードインデックス | 91 |
| 速度記号 | S |
| タイヤの種類 | SUVタイヤ |
| 値段 | 13,200円~(2026年調べ) |
ブリヂストンのDUELER H/L 850(デューラー エイチエル ハチゴーマル)は、ジムニーの純正サイズがあるSUV用エコタイヤです。SUV特有の偏摩耗を抑えてライフ性能を伸ばす「DUAL L.L.(デュアル エルエル)」を採用し、静粛性と摩耗ライフを両立させています。低発熱ゴム「ナノプロ・テック」により転がり抵抗を下げ、燃費性能に寄与する設計です。
トレッドはリブ基調で溝が浅く、オフロードでの排土性はほぼ期待できません。一方でロードノイズの少なさは純正装着のH/Tタイヤと同等か、それ以上と評価されることが多いタイヤです。林道や雪道に入る予定がなく、通勤と買い物が主戦場という使い方であれば、A/Tに履き替えるより明確に静かで経済的です。逆に「ジムニーらしいゴツい足元」を期待して選ぶと、見た目の変化がほぼ無くて後悔しやすい一本でもあります。
オンロード向けSUVタイヤで急な悪路にも対応できるジムニーに適合する ダンロップ グラントレック PT3
<ジムニー>DUNLOP GRANDTREK PT3 175/80R16<タイヤ>
| 車種 | ジムニー |
|---|---|
| メーカー | ダンロップ |
| ブランド | グラントレック PT3 |
| タイヤサイズ | 175/80R16 |
| ホイールサイズ | 16インチ |
| タイヤ外径 | 686mm |
| ロードインデックス | 91 |
| 速度記号 | S |
| タイヤの種類 | オンロード向けSUVタイヤ(M+S) |
| 値段 | 11,730円~(2026年調べ) |
ダンロップのオンロード向けSUV用タイヤ、グラントレック PT3はジムニーの純正サイズに適合します。走行安定性とウェットブレーキ性能を確保しながら、耐摩耗性(ロングライフ性能)も高いレベルでまとめたタイヤです。M+S規格に対応しているため、浅い泥道や初雪程度の路面なら夏タイヤのまま走り抜けられます。街乗りが中心で、年に数回だけ雪の降る地域へ出かけるという使い方に噛み合うバランスです。
なおPT3は2023年2月に後継の「グラントレック PT5」へ切り替わっています。PT5はプロファイル変更で接地面積を約8%拡大し、従来品比で操縦安定性能を12%向上させたモデルで、こちらも175/80R16を用意しています。高速道路での直進安定性を重視するなら現行のPT5、在庫があって価格を抑えたいならPT3という選び分けになります。
直進もカーブも安定するジムニーの運転が楽しくなるSUVタイヤ トーヨータイヤ プロクセス CF2 SUV
<ジムニー>TOYO PROXES CF2 SUV 175/80R16<タイヤ>
| 車種 | ジムニー |
|---|---|
| メーカー | トーヨータイヤ |
| ブランド | プロクセス CF2 SUV |
| タイヤサイズ | 175/80R16 |
| ホイールサイズ | 16インチ |
| タイヤ外径 | 686mm |
| ロードインデックス | 91 |
| 速度記号 | S |
| タイヤの種類 | オンロード向けSUVタイヤ |
| 値段 | 7,560円~(2026年調べ) |
トーヨータイヤのプロクセス CF2 SUVは、転がり抵抗係数がAクラス、ウェットグリップ性能がbクラスという低燃費タイヤの等級を取得したオンロード向けSUVタイヤです。サイド部に高剛性のビードフィラーを配してたわみを抑えているため、直進時もコーナリング時もふらつきが出にくく、車高の高いジムニーでも据わりのよさが感じられます。
このCF2 SUVには2021年1月発売の後継モデル「プロクセス CL1 SUV」があり、こちらも175/80R16 91Sを設定しています。CL1 SUVは非対称パターンの採用によりパターンノイズの騒音エネルギーをCF2 SUV比で22%低減し、全サイズで転がり抵抗A・ウェットグリップbを取得しています。高速道路を多用する使い方や、車内の会話のしやすさまで気にするなら現行のCL1 SUVが有力です。ちなみに175/80R16のCL1 SUVは3本溝パターンで、他サイズとは溝の構成が異なります。
ジムニーの足元をよりアグレッシブにドレスアップできるホワイトレターが登場の トーヨータイヤ オープンカントリー A/T Ⅲ
TOYOTIRES OPEN COUNTRY A/T Ⅲ 175/80R16 91S
| 車種 | ジムニー |
|---|---|
| メーカー | トーヨータイヤ |
| ブランド | OPEN COUNTRY A/T Ⅲ |
| タイヤサイズ | 175/80R16 |
| タイヤ外径 | 686mm |
| タイヤの種類 | オールテレーンタイヤ |
| ロードインデックス | 91 |
| 速度記号 | S |
トーヨータイヤのOPEN COUNTRY A/T Ⅲ(オープンカントリー エーティー スリー)は、A/T plusの後継にあたるオールテレーンタイヤです。2023年8月に純正サイズを含むホワイトレター仕様が登場し、純正ホイールのまま足元の印象だけを変えたいユーザーの定番になりました。M+S性能を高めるスタッガードショルダーとジグザグ形状のブロックでトラクションを確保しつつ、舗装路の快適性も残しています。
このA/T Ⅲの大きな価値は、サマータイヤでありながらスノーフレークマーク(3PMSF)を取得している点です。3PMSFは公式試験で冬タイヤ性能が認証されたタイヤに与えられる刻印で、高速道路の冬用タイヤ規制下でも通行が認められます。降雪地への年数回の移動が読める使い方では、この一点でタイヤ選びが決まることも珍しくありません。ただし圧雪・凍結路の常用はスタッドレスの領域で、氷上でスタッドレス並みを期待すると危険です。
間近で見るとホワイトレターの文字はやや太めで、R/Tほど押し出しは強くない中間的な主張に収まります。純正ホイールのシルバーでも、ブラック系のホイールでも収まりが取れるデザインです。
車高が高いSUVに最適化されているのでジムニーのサマータイヤにおすすめの ヨコハマ ジオランダー SUV G055
<ジムニー>YOKOHAMA GEOLANDAR SUV G055 175/80R16<タイヤ>
| 車種 | ジムニー |
|---|---|
| メーカー | ヨコハマタイヤ |
| ブランド | ジオランダー SUV G055 |
| タイヤサイズ | 175/80R16 |
| ホイールサイズ | 16インチ |
| タイヤ外径 | 686mm |
| ロードインデックス | 91 |
| 速度記号 | S |
| タイヤの種類 | オンロード向けSUVタイヤ(M+S) |
ヨコハマタイヤのジオランダー SUV G055は、低燃費性能と静粛性に振ったオンロード向けSUVタイヤです。重心が高く車重の掛かり方が偏りやすいSUVに合わせた設計で、ドライ性能と耐摩耗性を確保しています。M+S表記があるため、浅雪程度なら走行できます。
2020年2月には後継モデル「GEOLANDAR CV G058」が発売されており、静粛性を維持しながらウェット性能を大きく引き上げています。舗装路の乗り心地と静かさを最優先するなら、後継のG058もあわせて比較してみてください。純正のデューラー H/Tから履き替えた場合、A/Tほど見た目は変わりませんが、ロードノイズの増加がほぼないのがこの系統の利点です。
ジムニーに適合するオールテレーンタイヤ
オールテレーンタイヤ(A/T)は、砂利道や林道をこなしながら舗装路も快適に走れるタイヤで、ジムニーのカスタムで最も選ばれているカテゴリーです。静粛性や燃費性能はオンロード向けSUVタイヤに一歩譲りますが、ゴツゴツとしたブロックパターンによる四駆らしいルックスが得られます。純正サイズ175/80R16のA/Tは10種類以上が流通しており、選択肢の広さもこのカテゴリーの強みです。
選び方の軸は3つに整理できます。ホワイトレターの有無、スノーフレークマーク(3PMSF)の有無、そしてブロックの深さから来るロードノイズの許容度です。見た目重視ならホワイトレターとサイドブロックの張り出し、冬の使い勝手なら3PMSF、日常の静かさなら溝の浅いA/Tを軸に絞り込むと迷いにくくなります。
ジムニーの足元のドレスアップにもおすすめの BFグッドリッチ オールテレーン T/A KO2
<ジムニー>BFGoodrich ALL-TERRAIN T/A KO2 215/70R16 100/97R LT<タイヤ>
| 車種 | ジムニー |
|---|---|
| メーカー | BFグッドリッチ |
| ブランド | オールテレーンT/A KO2 |
| タイヤサイズ | 215/70R16 100/97R LT |
| ホイールサイズ | 16インチ |
| タイヤ外径 | 708mm |
| ロードインデックス | 100 |
| 速度記号 | R |
| タイヤの種類 | オールテレーン |
| 値段 | 24,780円~(2026年調べ) |
BFGoodrich ALL-TERRAIN T/A KO2(ビーエフ グッドリッチ オールテレーン ティーエー ケーオーツー)は、ジムニーのカスタムタイヤの定番として長く支持されてきたモデルです。JB64のノーマル車高・純正ホイールで見た目の迫力を最大限に引き出すなら、タイヤ幅215mm・扁平率70%のサイズが選ばれます。純正サイズに近い215/65R16もありますが、こちらはブラックレターなので、ホワイトレターにこだわる場合は品番とサイズの対応を確認してください。
KO2のショルダーはブロックが外側へ大きく張り出しており、ジムニーに装着するとフェンダーからわずかにはみ出す場合があります。2017年6月の保安基準改正で、タイヤの最も外側へ突出する部分のはみ出しが10mm未満であれば認められるようになりましたが、判定は測定次第です。装着前に実測してもらえる店で作業するのが確実です。
そしてこのシリーズは2024年に9年ぶりのフルモデルチェンジを受け、後継の「オールテレーン T/A KO3」が登場しています。KO3では日本市場向けにジムニー純正サイズのLT175/80R16 92S(レイズドホワイトレター)が設定され、はみ出しや干渉のリスクを抱えずに純正サイズのままグッドリッチを履けるようになりました。耐摩耗性と耐カット性を高めた第5世代にあたり、純正ホイールを活かしたい場合はKO3の純正サイズが第一候補になります。
ジムニーにぴったり!ブラックレターのオールテレーンタイヤなら ブリヂストン デューラー A/T 001
<ジムニー>BRIGESTON DUELER A/T 001 175/80R16<タイヤ>
| 車種 | ジムニー |
|---|---|
| メーカー | ブリヂストン |
| ブランド | デューラー A/T 001 |
| タイヤサイズ | 175/80R16 |
| ホイールサイズ | 16インチ |
| タイヤ外径 | 686mm |
| ロードインデックス | 91 |
| 速度記号 | S |
| タイヤの種類 | オールテレーン |
| 値段 | 16,300円~(2026年調べ) |
ブリヂストンのオールテレーンタイヤ、デューラー A/T 001は、ジムニーの純正サイズを設定しています。ブロックごとの剛性を最適化して耐摩耗性を高め、コンパウンドも見直すことで低燃費性能とロングライフを両立させたモデルです。
このタイヤの立ち位置を決めているのはブラックレターというサイド仕様です。ホワイトレターの主張が強すぎると感じる場合や、ボディカラーが黒系・ダーク系で足元を締めたい場合に選ばれています。長期使用では、A/Tのなかでは摩耗の進み方が穏やかという評価が多く、走行距離が伸びる通勤ユースとの相性がよいタイヤです。反対に、SNS映えするような足元の変化を狙って選ぶと物足りなさが出やすい一本でもあります。
砂利道も安全に走破できるジムニーにぴったりの人気サマータイヤ ヨコハマ ジオランダー A/T G015
<ジムニー>YOKOHAMA GEOLANDAR A/T G015 175/80R16<タイヤ>
| 車種 | ジムニー |
|---|---|
| メーカー | ヨコハマタイヤ |
| ブランド | ジオランダー A/T G015 |
| タイヤサイズ | 175/80R16 |
| ホイールサイズ | 16インチ |
| タイヤ外径 | 686mm |
| ロードインデックス | 91 |
| 速度記号 | S |
| タイヤの種類 | オールテレーン |
| 値段 | 12,090円~(2026年調べ) |
ヨコハマタイヤのジオランダー A/T G015は、純正サイズのA/Tとして長く選ばれてきたタイヤです。4本のストレート溝が排水性を確保するため、雨天の高速走行でも不安が出にくい構成になっています。M+Sに加えてスノーフレークマーク(3PMSF)も備えており、冬用タイヤ規制下の通行が認められる点が実用面で効いてきます。チェーン規制時はチェーンが必要になるので、そこは分けて考えてください。
実際に履いた例では、ダートや落ち葉で湿った林道、薄い雪や霜でもパターン以上のグリップが得られる一方、小石の食い込み(石噛み)が多く、舗装路へ戻ってしばらく小石が飛ぶという指摘が繰り返し出ています。マッドフラップの追加で対処する例が多いので、林道の頻度が高いなら合わせて検討する価値があります。サイドウォールの強度は一般的なタイヤと同等で、岩場でラフに使うとサイドカットが起きやすい点も押さえておきたいところです。
なお2024年には後継の「ジオランダー A/T4(G018)」が登場し、G015のオンロード性能を保ちながら横溝基調を強めてマッド・スノー性能を引き上げています。G015も併売されているため、扱いやすさ重視ならG015、見た目のタフさとラフロードの余裕まで求めるならA/T4という住み分けです。
抜群のコストパフォーマンスで初めてのオールテレーンにも選ばれる ダンロップ グラントレック AT3
<ジムニー>DUNLOP GRANDTREK AT3 175/80R16<タイヤ>
| 車種 | ジムニー |
|---|---|
| メーカー | ダンロップ |
| ブランド | グラントレック AT3 |
| タイヤサイズ | 175/80R16 |
| ホイールサイズ | 16インチ |
| タイヤ外径 | 686mm |
| ロードインデックス | 91 |
| 速度記号 | S |
| タイヤの種類 | オールテレーン |
ダンロップの16インチオールテレーンタイヤ、グラントレック AT3はM+S規格に対応しており、全天候型として使えるタイヤです。ゴツゴツしたショルダー面がオフロードでの走破性を担い、3本のストレート溝と複雑なサイプが舗装路での排水性と扱いやすさを支えます。純正サイズがあり価格も抑えられているため、初めてA/Tへ履き替える場合の入り口として選ばれてきました。
ただしAT3は2009年発売の世代で、2021年3月に後継の「グラントレック AT5」へ切り替わっています。AT5は摩耗しやすいショルダー部の剛性を高めた新パターンと専用プロファイルでロングライフを伸ばし、175/80R16 91Sも用意されています。実際に履き替えた事例では、段差を越えたときの当たりが穏やかでコーナーでのヨレも出にくく、A/Tとしては静かという評価が目立ちます。一方でサイドウォールの成型時のバリ(ヒゲ)が目立つという声もあり、納車直後の見た目を気にする場合は取り付け時に処理してもらうと気になりません。
デザイン性の高さが魅力のオールテレーンタイヤ トーヨータイヤ オープンカントリー A/T plus
<ジムニー>TOYO OPEN COUNTRY A/T plus 175/80R16<タイヤ>
| 車種 | ジムニー |
|---|---|
| メーカー | トーヨータイヤ |
| ブランド | オープンカントリー A/T plus |
| タイヤサイズ | 175/80R16 |
| ホイールサイズ | 16インチ |
| タイヤ外径 | 686mm |
| ロードインデックス | 91 |
| 速度記号 | S |
| タイヤの種類 | オールテレーン |
トーヨータイヤのオープンカントリー A/T plusは、舗装路の安定性とオフロードのトラクションを両睨みで設計したオールテレーンタイヤです。2017年度のグッドデザイン賞を受けており、トレッドとサイドの造形の完成度がこのタイヤの評価を支えてきました。
現在このA/T plusはサイズ展開が縮小し、後継のA/T Ⅲへ主役が移っています。A/T plusからA/T Ⅲへ履き替えたオーナーからは、乗り心地とロードノイズは純正と大きく変わらないまま、スノーフレークマークの取得でシャーベット路や圧雪路まで守備範囲が広がったという評価が聞かれます。純正サイズでオフロードルックと冬の安心感を両立させたい場合は、現行のA/T Ⅲから検討するのが現実的です。
ジムニーに適合するマッドテレーンタイヤ
マッドテレーンタイヤは「M/Tタイヤ」とも呼ばれ、極めて高い悪路走破性を持ちます。その代わり、舗装路での性能はA/TやSUVタイヤに譲ります。具体的なデメリットは、ロードノイズ(走行音)が大きい、燃費が落ちる、そして純正サイズのラインナップが極端に少ないという3点です。
実際、純正サイズ175/80R16のM/Tは選択肢がごくわずかで、国産メーカーに限ればほぼ1銘柄という状況です。ジムニー向けM/Tの多くは185/85R16や195R16といったリフトアップ前提の大径サイズに集まっており、この2サイズだけで10種類近くが存在します。純正サイズのままM/Tの見た目を狙うと候補が尽きるため、大径化とセットで考えるか、A/Tのなかでパターンの荒いモデルを選ぶかの二択になります。
それでも、ブロックの立ち上がりはA/Tと比べても一段深く、エコタイヤから履き替えるだけで足元の印象が大きく変わります。手を当てると溝の深さがそのまま指の入る深さとして分かるほどで、排土性を優先した構造だと実感できます。
台湾メーカーのジムニーにマッチするサマータイヤ ナンカン FT-9
<ジムニー>NANKANG FT-9 175/80R16<タイヤ>
| 車種 | ジムニー |
|---|---|
| メーカー | ナンカン |
| ブランド | FT-9 |
| タイヤサイズ | 175/80R16 |
| ホイールサイズ | 16インチ |
| タイヤ外径 | 686mm |
| ロードインデックス | 91 |
| 速度記号 | S |
| タイヤの種類 | マッドテレーン |
| 値段 | 10,200円~(2026年調べ) |
台湾のナンカンが手がけるFT-9は、数少ない純正サイズ設定のあるマッドテレーン系タイヤです。オフロードタイヤらしい力強いトレッドに加え、アウトサイド側にメーカー名とブランド名が白く入るホワイトレター仕様で、純正ホイールのままでも足元の雰囲気が変わります。
価格はアジアンタイヤらしく国産より抑えられており、予算を掛けずにM/Tルックへ振りたい使い方に向きます。一方で、静粛性と摩耗ライフは国産のA/Tと比べて明確に落ちるため、高速道路の走行距離が長い人や、車内での会話・オーディオの聞き取りを重視する人が選ぶと後悔しやすい方向のタイヤです。街乗りメインで年間走行距離が短く、見た目の優先度が高い場合に噛み合います。
ジムニーの純正サイズがラインナップしているので適合サイズ選びも簡単 ヨコハマ ジオランダー M/T+ G001C
<ジムニー>YOKOHAMA GEOLANDAR M/T+ G001C 175/80R16<タイヤ>
| 車種 | ジムニー |
|---|---|
| メーカー | ヨコハマタイヤ |
| ブランド | ジオランダー M/T+ G001C |
| タイヤサイズ | 175/80R16 |
| ホイールサイズ | 16インチ |
| タイヤ外径 | 686mm |
| ロードインデックス | 91 |
| 速度記号 | S |
| タイヤの種類 | マッドテレーン |
ヨコハマタイヤのジオランダー M/T+ G001Cは、純正サイズを持つマッドテレーンとしてサイズ選びに悩まずに済むモデルでした。ゴツゴツした特徴的なパターンが耐ダメージ性能、マッド性能、排土性能、トラクションを引き上げ、四駆としての見た目も強めます。
現在は後継の「ジオランダー M/T G003」へ移行しており、G001Cは旧モデルです。G003は耐久性と走破性をさらに高めているため、これからM/Tを選ぶならG003を軸に検討してください。M/Tは新品時の溝深さが大きいぶん、摩耗が進むとパターンノイズの質が変わってきます。同じ銘柄でも残溝によって音の印象が変わるので、試乗車の音だけで判断しないほうが実態に近づきます。
ジムニーの純正サイズでM/Tルックを狙うときの現実的な選択肢
純正サイズのままM/Tの見た目に近づけたい場合、選び方の順番を変えると成功率が上がります。まず候補になるのが、A/TとM/Tの中間に位置するR/T(ラギッドテレーン)系と、サイドブロックの張り出しが強いA/Tです。純正サイズ175/80R16で流通量が確保されているのはこの領域で、M/Tそのものを探すより現実的です。
もう一つの軸が、外径686mmという純正寸法を崩さずに済むという利点です。外径が変わらなければ速度計の誤差、ABSやブレーキ制御の前提、そして背面スペアタイヤとのサイズ差といった副作用が発生しません。見た目のためにこれらを抱え込むかどうかが、純正サイズか大径化かの分岐点になります。
逆に「泥の中を進む性能そのもの」を求める場合、純正サイズのM/Tでは幅と溝容積が足りず、期待した走破性に届かないことがあります。この用途は次章以降の大径サイズが本来の領域です。
標準車高から2インチアップのジムニーが履けるA/T・M/Tタイヤ
カスタマイズしていない標準車高のジムニー、または車高を2インチ(約50mm)アップさせたジムニーが履けるオールテレーンタイヤ、マッドテレーンタイヤを紹介します。標準車高でも「185/85R16」は装着例が多く、2インチアップまで上げた車両なら外径約720mmの「185/85R16」や「195R16」まで対応できます。
185/85R16は外径720mmで、純正の686mmから34mmアップします。半径では17mmの増加で、そのぶん最低地上高が稼げる一方、速度計は実速度より低く表示される方向へずれます。純正サイズ比で外径が約5%大きくなるため、メーター表示60km/hのときの実速度は63km/h前後になる計算です。またギア比が実質的にハイギヤード化するので、坂道発進や高速合流での加速はわずかに鈍くなります。この2点を許容できるかどうかが、大径化に踏み出す前の判断材料です。
マッド路面ですぐれたトラクションを発生させるブリヂストンのデューラーM/T 674は走破性だけではなく耐久性もあるコストパフォーマンスの高いマッドテレーンタイヤ
<ジムニー>BRIGESTONE DUELER M/T 674 185/85R16 105/103L LT
| 車種 | ジムニー |
|---|---|
| メーカー | ブリヂストン |
| ブランド | デューラーM/T 674 |
| タイヤサイズ | 185/85R16 |
| ホイールサイズ | 16インチ |
| タイヤ外径 | 720mm |
| ロードインデックス | 105 |
| 速度記号 | L |
| タイヤの種類 | マッドテレーン |
| 値段 | 8,500円~(2026年調べ) |
ブリヂストンのデューラー M/T 674は、3D構造の主溝・ブロック・ラグ溝・バットレスで構成されたマッドテレーンタイヤです。ぬかるみでも強いトラクションを発生させ、サイドウォールの造形も四駆らしい張りを見せます。
この185/85R16はジムニーの外径アップサイズの定番で、リフトアップなし、あるいは小規模なリフトアップで装着を狙える寸法です。LT規格のため負荷能力は純正サイズより高く取れますが、指定空気圧の考え方も純正とは変わります。LT規格タイヤに履き替えるときは、装着店で車両に合わせた適正値を確認してから乗り出すのが安全です。空気圧不足のまま高荷重を掛けるとショルダーの偏摩耗と発熱につながります。
平日は通勤・週末は冒険する探検家におすすめなのがヨコハマタイヤのジオランダーA/T G015である
<ジムニー>YOKOHAMA GEOLANDAR A/T G015 LT185/85R16 105/103L
| 車種 | ジムニー |
|---|---|
| メーカー | ヨコハマタイヤ |
| ブランド | ジオランダーA/T G015 |
| タイヤサイズ | LT185/85R16 105/103L |
| ホイールサイズ | 16インチ |
| タイヤ外径 | 720mm |
| ロードインデックス | 105 |
| 速度記号 | L |
| タイヤの種類 | オールテレーン |
| 値段 | 13,220円~(2026年調べ) |
ヨコハマタイヤのジオランダー A/T G015は、高速道路とダート路のどちらもこなせるオールラウンドなA/Tです。4本のストレート主溝が排水性能を担うためハイドロプレーニングが起きにくく、各所のサイプとラグ溝がマッド性能と耐摩耗性を支えます。
平日は通勤、週末はキャンプや渓流釣りで林道に入るという使い方に、このLT規格の185/85R16はよく噛み合います。純正より外径が大きく荷重にも余裕があるため、荷物を積んだ状態での接地感が安定します。ちなみに後継のA/T4(G018)では、この185/85R16がアウトラインホワイトレターのサイズとして設定されているため、大径化とホワイトレターを同時に狙うならA/T4も候補に入ります。
砂漠やクロスカントリーで鍛えた走破性をジムニーにも!パワフルなトレッドパターンはどんな道でも走り抜けるやる気を感じさせるデザイン ヨコハマ ジオランダー M/T G003
<ジムニー>YOKOHAMA GEOLANDER M/T G003 185/85R16 105/103 LT
| 車種 | ジムニー |
|---|---|
| メーカー | ヨコハマタイヤ |
| ブランド | ジオランダーM/T G003 |
| タイヤサイズ | 185/85R16 105/103 LT |
| ホイールサイズ | 16インチ |
| タイヤ外径 | 720mm |
| ロードインデックス | 105/103 |
| 速度記号 | Q |
| タイヤの種類 | マッドテレーン |
| 値段 | 15,900円~(2026年調べ) |
ジオランダー M/T G003は、地球上のあらゆる路面を走破するためのオフロードタイヤとして開発されたモデルです。砂漠やクロスカントリーで鍛えた走破性を持ち、パワフルなトレッドパターンは見るだけで用途が伝わる造形です。ストーンエジェクター、サイプ、ラグ溝、サイドブロックが排土性、トラクション、ノイズ抑制、耐カット性能を担い、従来製品より耐摩耗性が大きく向上しています。
また2020年3月には「GEOLANDAR M/T」と「GEOLANDAR X-AT」に195R16C 104/102Qが追加されました。X-ATはM/TとA/Tの中間に位置するアグレッシブA/Tのカテゴリーで、M/Tの見た目を取りつつ舗装路の負担を減らしたい場合の選択肢になります。M/Tのノイズと燃費悪化で挫折した経験がある人には、この中間カテゴリーが現実的な着地点になりやすいです。
TOYOのオープンカントリーR/Tはオフロード性能とオンロード性能を両立する新しいカテゴリーのジムニーにぴったりなSUV/CCV用タイヤ
<ジムニー>TOYO OPEN COUNTRY R/T 185/85R16 LT<タイヤ>
| 車種 | ジムニー |
|---|---|
| メーカー | トーヨー |
| ブランド | オープンカントリーR/T |
| タイヤサイズ | 185/85R16 105/103 LT |
| ホイールサイズ | 16インチ |
| タイヤ外径 | 720mm |
| ロードインデックス | 105 |
| 速度記号 | L |
| タイヤの種類 | ラギッドテレイン |
| 値段 | 11,000円~(2026年調べ) |
トーヨータイヤのオープンカントリー R/Tは、オフロード性能とオンロード性能を両立させたSUV/CCV用タイヤです。トレッド中央部にA/T的な機能を、ショルダー部にM/T的な機能を分担させたハイブリッドなパターンを採用しています。R/T(ラギッドテレイン)は「凹凸のある」「ごつごつした」という意味で、起伏の多い路面を想定したカテゴリーです。
このサイズは片側がホワイトレター、片側がブラックレターというリバーシブルサイドデザインで、組み付けの向きで足元の印象を選べます。純正サイズのA/T Ⅲと比べるとホワイトレターの主張が明確に強く、「A/Tでは物足りないがM/Tは音が不安」という層に選ばれています。ジムニーは背面スペアタイヤが目に入る車なので、リバーシブル仕様を使う場合はスペア側の向きまで揃えると仕上がりに差が出ます。
3インチアップのジムニーが履けるA/T・M/Tタイヤ
2~3インチ(約50mm~75mm)アップのジムニーが履けるのは、225/75R16など外径750mm前後の大径タイヤです。この領域まで来るとBFグッドリッチをはじめ本格オフロード系の銘柄が揃い、選択肢が一気に広がります。
外径750mmは純正686mmから64mmアップで、純正比で約9%の大径化です。速度計の誤差も加速の鈍りも2インチアップより大きく出るうえ、サスペンション交換とアライメント、プロペラシャフトやブレーキホースの取り回しまで含めた総合的なセッティングが前提になります。車検の適合判断も含め、施工実績のある専門店で組み立てるのが現実的です。
LTタイヤとなりロードインデックスも強化されている75扁平のデューラーM/T 674はどんな道でも走破できるほど頼もしいタイヤ
<ジムニー>BRIGESTONE DUELER M/T LT225/75R16<タイヤ>
| 車種 | ジムニー |
|---|---|
| メーカー | ブリヂストン |
| ブランド | デューラーM/T 674 |
| タイヤサイズ | LT 225/75R16 110/107Q |
| ホイールサイズ | 16インチ |
| タイヤ外径 | 750mm |
| ロードインデックス | 110/107 |
| 速度記号 | Q |
| タイヤの種類 | マッドテレーン |
| 値段 | 20,220円~(2026年調べ) |
デューラー M/T 674には185/85R16に加えてこの大径サイズもあります。225/75R16は外径750mmで、純正から60mm以上大きくなる寸法です。LT規格でロードインデックスは110まで拡大しており、より重い荷重を支えられます。
扁平率75のこのサイズは、負荷能力と耐久性の余裕が本格的なマッド走行での安心につながります。一方で外径と幅の増加はステアリングの重さと燃費の悪化に直結し、軽自動車規格のジムニーでは動力性能への影響も体感しやすくなります。舗装路の走行が全体の8割を超えるような使い方なら、同じ見た目の方向でもR/TやアグレッシブA/Tに寄せたほうが日常の満足度は高く保てます。
3インチアップのジムニーに適合するダンロップのグラントレックMT2はワイドタイプのオンロード考慮タイプで平地でも安定して走れるタイヤである
<ジムニー>DUNLOP GRANDTREK MT2 LT225/75R16<タイヤ>
| 車種 | ジムニー |
|---|---|
| メーカー | ダンロップ |
| ブランド | グラントレックMT2 |
| タイヤサイズ | LT 225/75R16 103/100Q |
| ホイールサイズ | 16インチ |
| タイヤ外径 | 750mm |
| ロードインデックス | 103/100 |
| 速度記号 | Q |
| タイヤの種類 | マッドテレーン |
| 値段 | 15,800円~(2026年調べ) |
ダンロップのグラントレック MT2には、オンロードを考慮したワイドタイプと、走破性に特化したナロータイプがあります。この225/75R16はワイドタイプで、接地幅が広く舗装路での据わりが確保されているため、平地の移動も落ち着いてこなせます。
3インチアップした車体に装着すると、見た目の迫力と大径化による悪路走破性の向上が同時に手に入ります。ナロータイプとワイドタイプの違いは、泥や轍で「切り裂いて進む」か「面で押す」かという性格差です。深い泥や雪の轍が主戦場ならナロー、林道と舗装路を行き来する比率が高いならワイドという選び分けが実情に合います。
人気の高いSUV向けタイヤであるBFグッドリッチのオールテレーン T/A KO2は3インチアップのジムニーに装着可
<ジムニー>BFGoodrich ALL-TERRAIN T/A KO2 LT225/75R16<タイヤ>
| 車種 | ジムニー |
|---|---|
| メーカー | BFグッドリッチ |
| ブランド | オールテレーンT/A KO2 |
| タイヤサイズ | LT 225/75R16 115/112S |
| ホイールサイズ | 16インチ |
| タイヤ外径 | 744mm |
| ロードインデックス | 115/112 |
| 速度記号 | S |
| タイヤの種類 | オールテレーン |
| 値段 | 35,640円~(2026年調べ) |
SUV向けA/Tの代名詞として語られてきたのがBFグッドリッチのオールテレーンT/Aです。このKO2は3インチアップすることでジムニーにも装着でき、ホワイトレター仕様のサイズが選べます。長く履かれてきたモデルだけに、耐摩耗性と耐カット性については多くの使用実績で裏付けられています。
アグレッシブなショルダーデザインとホワイトレターの組み合わせは、大径化した足元をさらに主張させます。なおKO2は後継のKO3へ世代交代しており、KO3では純正サイズのLT175/80R16も設定されました。大径化を前提にするならKO2の在庫サイズ、純正ホイールを活かすならKO3の純正サイズという整理になります。
有名なBFグッドリッチのタイヤはマッドテレーン T/A KM3も3インチアップジムニーに履くことができてより過酷な道に挑戦
<ジムニー>BFGoodrich Mud-Terrain T/A KM3 LT225/75R16 115/112Q LRE RBL<タイヤ>
| 車種 | ジムニー |
| メーカー | BFグッドリッチ |
| ブランド | マッドテレーン T/A KM3 |
| タイヤサイズ | LT 225/75R16 |
| ホイールサイズ | 16インチ |
| タイヤ外径 | 750mm |
| ロードインデックス | 115/112 |
| 速度記号 | Q |
| タイヤの種類 | マッドテレーン |
| 値段 | 29,670円~(2026年調べ) |
BFグッドリッチのマッドテレーン T/A KM3は、A/TのKO2よりさらに悪路走破性を高めた本格派です。走破性そのものに加え、サイドウォールを補強して岩や切り株によるカットパンクを防ぐ構造を持つ点が、このタイヤの本質的な価値です。走り切る性能ではなく、走り切ったうえで自走して帰ってこられる余裕を確保する設計といえます。
3インチアップした車両にこの大径サイズを組めば、深い泥や岩場でのトラクションは一段上の領域に入ります。反面、舗装路のパターンノイズと燃費の悪化は覚悟が必要で、通勤で毎日高速を使う車両に組むと日常のストレスが先に立ちます。オフロード走行の比率が明確に高い車両向けのタイヤです。
アウトラインホワイトレターを採用してサイドからの見た目もカッコいいダンロップのオールテレーンタイヤはグレントレックAT3
<ジムニー>DUNLOP GRANDTREK AT3 LT225/75R16<タイヤ>
| 車種 | ジムニー |
|---|---|
| メーカー | ダンロップ |
| ブランド | グラントレックAT3 |
| タイヤサイズ | LT 225/75R16 103/100Q |
| ホイールサイズ | 16インチ |
| タイヤ外径 | 747mm |
| ロードインデックス | 103/100 |
| 速度記号 | Q |
| タイヤの種類 | オールテレーン |
ダンロップのグラントレック AT3は、舗装路の耐ハイドロ性能や燃費性能と、オフロードの走破性をバランスさせたA/Tです。この225/75R16はアウトラインホワイトレター仕様で、サイドから見たときの立体感が強く出ます。週末にアウトドアへ出かける使い方に噛み合うタイヤです。
M/Tと比べて高速安定性に優れるため、大径化した車両でも高速道路の移動が落ち着きます。大径サイズを国産メーカーで揃えたい場合の有力候補ですが、AT3自体は後継のAT5へ世代交代しているため、サイズ在庫の状況は購入時に確認してください。
ジムニーにおすすめの16インチのサマータイヤ・ホイールセット3選
タイヤを吟味して選ぶのは楽しいものですが、タイヤ単体を買うとホイールへの組み付け作業が別に必要になります。手間と工賃をまとめたい場合はホイールセットが選ばれています。
ここでは純正サイズ175/80R16のタイヤとホイールのセットを紹介します。純正サイズのままなら干渉やはみ出しの心配がなく、スペアタイヤとの外径差も生じないため、初めての履き替えでも失敗しにくい組み合わせです。
ジムニーの純正サイズに適合するトーヨータイヤ「プロクセスCF2 SUV」とホットスタッフ「MUD CROSS XD7」のおすすめタイヤ・ホイールセット
TOYO TIRES PROXES CF2 SUV+HOT STUFF MUD CROSS XD7
| 車種 | ジムニー |
|---|---|
| タイヤ | トーヨータイヤ プロクセスCF2 SUV |
| ホイール | ホットスタッフ マッドクロス XD7 |
| サイズ | 175/80R16 |
| 値段 | ~ |
トーヨータイヤのSUV用夏タイヤ「プロクセス CF2 SUV」と、ホットスタッフの「マッドクロス XD7」を4本セットにした商品です。プロクセス CF2 SUVは転がり抵抗を抑えながら操縦安定性と乗り心地をまとめた低燃費タイヤで、街乗り中心の使い方に向きます。
マッドクロス XD7はSUV向けに開発されたシルバーのホイールで、シンプルなデザインと重厚なフォルムが足元を引き締めます。実際に触れてみるとスポークの断面が厚く、リム際まで面が続く造形で、純正のスチールホイールとは質感の差が明確です。舗装路での快適性と燃費を確保しつつ、カスタム感も少し足したい場合に収まりのよい組み合わせです。
ジムニーの純正サイズに適合するダンロップ「グラントレック PT3」とトピー「ME-A」のおすすめタイヤ・ホイールセット
DUNLOP GRANDTREK PT3+TOPY ME-A
| 車種 | ジムニー |
|---|---|
| タイヤ | ダンロップ グラントレック PT3 |
| ホイール | トピー ME-A |
| サイズ | 175/80R16 |
| 値段 | ~ |
ダンロップのオンロード向けSUVタイヤ「グラントレック PT3」と、トピーの「ME-A」を4本セットにした組み合わせです。グラントレック PT3は走行性能とウェット性能に加え、浅雪路面での性能にも配慮したタイヤです。
ME-Aはマットブラックの落ち着いた発色に、太めのスポークによる力強いスタイリングを備えたホイールです。間近で見ると艶を抑えた表面がボディの色を映さず、足元だけが締まって見えます。舗装路での快適性と安定性を優先しながら、派手にならないカスタムに落としたい場合にバランスが取れたセットです。
ジムニーの純正サイズに適合するブリヂストン「デューラー A/T 001」と4×4エンジニアリング「オフパフォーマーRT-5N」のおすすめタイヤ・ホイールセット
BRIDGESTONE DUELER A/T 001+4×4 Engineering OFFPERFORMER PT/5N
| 車種 | ジムニー |
|---|---|
| タイヤ | ブリヂストン デューラーA/T 001 |
| ホイール | 4×4エンジニアリング オフパフォーマーRT-5N |
| サイズ | 175/80R16 |
| 値段 | ~ |
ブリヂストンのオールテレーンタイヤ「デューラー A/T 001」と、4×4エンジニアリングの「オフパフォーマー RT-5N」を4本セットにした商品です。デューラー A/T 001は舗装路と未舗装路の双方で走破性と快適性をまとめたSUV向けA/Tです。
4×4エンジニアリングのホイールは、飽きのこない星形5本スポークの定番デザインで、カラーはホワイトとガンメタが選べます。ホワイトはボディカラーがジャングルグリーンやシフォンアイボリーメタリックの車両で特に映えます。純正サイズのままオフロード感を高めたい場合に扱いやすい組み合わせです。
背面スペアタイヤをどう扱うかで満足度が変わる
ジムニーのタイヤ選びで見落とされがちなのが、リアゲートに背負っているスペアタイヤです。4本だけ交換するとスペアだけが純正のままになり、外径もパターンも違う状態が残ります。純正サイズのA/Tに履き替えたオーナーが「スペアとのバランスを意識してサイズは据え置きにした」と語るのは、この一点が理由です。
影響は見た目と実用の両面に出ます。見た目では、リアから見たときにスペアだけトレッドパターンが異なるため、カスタムした足元との差が目立ちます。実用では、大径化した車両で純正外径のスペアに履き替えると、前後・左右で回転数が変わり、パートタイム4WDのジムニーでも直進性やタイヤの引きずりに違和感が出ます。応急使用が前提のスペアではあっても、修理工場まで走る距離が長い地域では影響が無視できません。
対策は2つです。1つは4本ではなく5本購入してスペアも同じ銘柄・同じサイズに揃える方法で、費用は増えますがローテーションに組み込めるため1本あたりの寿命が延びます。もう1つは純正サイズを維持して、スペアとの外径差そのものを作らない方法です。大径化するなら5本、コストと実用のバランスを取るなら純正サイズという整理になります。
タイヤ交換の費用と交換時期の目安はどれくらいか
タイヤ本体の価格以外に必要になるのが、組み替え工賃、バランス調整、ゴムバルブ交換、廃タイヤ処分料です。16インチクラスでは1本あたり2,000円台から3,000円台が中心で、4本まとめると1万円前後が加算される計算になります。ホイールセットで購入すれば組み替え工賃は不要になりますが、ホイール代が乗るため総額では大きく変わらないケースも多く見られます。
交換時期の判断はスリップサインだけでは不十分です。残溝1.6mmが法令上の使用限度ですが、ウェット性能は残溝4mm前後から明確に落ちてきます。加えてゴムの経年劣化があり、製造から5年程度を過ぎたタイヤはサイドウォールに細かなひび割れ(クラック)が出やすくなります。走行距離が伸びていなくても、屋外駐車で紫外線を受け続けた車両は劣化が早く進みます。
ジムニーの場合、A/TやM/Tは溝が深いぶん摩耗による寿命よりも経年劣化で交換時期が来るパターンが目立ちます。年間走行距離が5,000km以下なら、溝ではなくひび割れと製造年週(サイドウォールの4桁表示)を基準に考えたほうが実態に合います。
ジムニーの純正タイヤのスペック
ジムニーの純正タイヤサイズは「175/80R16」で、5.5Jのホイールに装着されています。上級グレードのXCにはアルミホイールが、標準グレードのXGにはスチールホイールが装備されるため、グレードによって足元の印象が変わります。ホールピッチはPCD139.7の5穴で、乗用車系の一般的なPCD100やPCD114.3とは異なる四駆規格です。社外ホイールを選ぶ際は、このPCD139.7とインセット22mmが基準になります。
| タイヤサイズ | 175/80R16 |
|---|---|
| ホイールサイズ | 16インチ |
| インセット | 22mm |
| リム幅 | 5.5J |
| タイヤ外径 | 686mm |
| タイヤ空気圧 | 160kPa(フロント) |
| 180kPa(リヤ) |
また、JB64の新車装着タイヤとして、ブリヂストンのSUV/4×4用タイヤ「デューラー H/T684Ⅱ」の175/80R16 91Sなどが採用されています。H/T(ハイウェイテレーン)は舗装路での快適性を重視したカテゴリーで、純正状態のジムニーが意外に静かなのはこのタイヤの性格によるところが大きいです。逆に言えば、A/TやM/Tへ履き替えると音と燃費の変化を感じやすいのも、比較対象がH/Tだからです。
純正サイズ以外の選択肢としては、インチダウンした195/80R15も知られています。外径は約695mmで純正に近く、スタッドレスの選択肢や価格面で有利になる場合がありますが、ブレーキキャリパーとのクリアランスを含めた確認が必要です。
新型ジムニーの純正タイヤサイズ一覧表
| グレード | タイヤサイズ | 型式 | ホイールサイズ |
|---|---|---|---|
| 4WD・XG・5MT | 175/80R16 | JB64W | 16インチ 5.5J(+22) |
| 4WD・XG・4AT | 175/80R16 | JB64W | 16インチ 5.5J(+22) |
| 4WD・XG セーフティサポート付・5MT | 175/80R16 | JB64W | 16インチ 5.5J(+22) |
| 4WD・XG セーフティサポート付・4AT | 175/80R16 | JB64W | 16インチ 5.5J(+22) |
| 4WD・XL・5MT | 175/80R16 | JB64W | 16インチ 5.5J(+22) |
| 4WD・XL・4AT | 175/80R16 | JB64W | 16インチ 5.5J(+22) |
| 4WD・XL セーフティサポート付・5MT | 175/80R16 | JB64W | 16インチ 5.5J(+22) |
| 4WD・XL セーフティサポート付・4AT | 175/80R16 | JB64W | 16インチ 5.5J(+22) |
| 4WD・XC・5MT | 175/80R16 | JB64W | 16インチ 5.5J(+22) |
| 4WD・XC・4AT | 175/80R16 | JB64W | 16インチ 5.5J(+22) |
グレードによる違いはホイールの材質と装備で、タイヤサイズとホイールサイズはXGからXCまで共通です。中古車を購入した場合は前オーナーが社外ホイールへ交換している可能性があるため、車検証と実際の装着状態の両方を確認してください。
また、全型式の純正ホイールとタイヤサイズについては、こちらのページをご覧ください。
JAやJB23などの旧型に加え、2018年7月5日発売のJB64の純正ホイールサイズ・タイヤサイズを一覧表で紹介していますので、ご自身の型式の仕様を確認する際に活用してください。
ジムニーは純正タイヤサイズでもたくさんの種類がある
ジムニーはリフトアップや幅広タイヤでカスタムを楽しめる車ですが、ノーマル車のままタイヤを替えるだけでもオフロード寄りの表情に変わります。純正サイズ175/80R16でオールテレーンタイヤやマッドテレーン系を探せば、見た目の変化と加工なしの装着を同時に成立させられます。2024年にはBFグッドリッチのオールテレーン T/A KO3が純正サイズを設定し、純正ホイールのままホワイトレターを履くという選択肢も現実的になりました。
一方で「185/85R16」などの大径タイヤは、4型~7型の一部でボディマウントに干渉するため注意が必要です。加工なしで安心して履き替えたいなら、まず純正サイズでデューラー A/T 001やオープンカントリー A/T Ⅲなどを検討するのが確実です。冬用タイヤ規制のある地域を走るなら、スノーフレークマークを取得した銘柄まで絞り込んでおくと、季節をまたいで使い回せます。
選び方をひと言でまとめると、舗装路の静かさと燃費を取るならSUVタイヤ、見た目と実用の折衷ならA/T、泥と岩を主戦場にするならM/Tという順です。そのうえで純正サイズを守るか大径化するかを決めれば、スペアタイヤ、速度計、車検といった副作用まで含めて筋の通った選択になります。