BMW3シリーズがモデルチェンジ!パリモーターショーで登場
BMWが販売する3シリーズの新型モデル(第7世代)が2018年10月に開かれたパリモーターショー2018に登場。ボディサイズは第6世代よりも少し大きくなりホイールベースも延びたため安定性が増しています。
インテリアにはBMWオペレーティングシステム7.0が搭載され、フルデジタル化されています。インフォメーションディスプレイだけではなく、メーターなども全てデジタル化されており、近年のスマートフォンのように直感的な操作ができるようになっています。
エンジンは新開発の直列4気筒ガソリンエンジンとディーゼルエンジンが搭載され、欧州では2019年3月、日本では2019年3月9日に発売。
新しくなるBMW3シリーズのエクステリアやインテリア、搭載エンジンなどをチェックしていきましょう。
BMW 3シリーズと3シリーズ ツーリングへ特別仕様車エディションシャドウを設定
BMWの3シリーズと3シリーズ ツーリングにブラックアクセントを装備した特別仕様車Edition Shadow (エディションシャドウ)を設定。
納車は2024年第一四半期以降で販売価格はBMW 318i M Sportが6,600,000円、BMW 320d xDrive M Sportが6,890,000円、BMW 318i ツーリングM Sportが7,460,000円、BMW 320d ツーリングxDrive M Sportが7,440,000円。
エクステリアはブラックのフロントグリルとテールパイプを特別装備、通常オプション設定されているコンフォートパッケージや、19インチのBMW Individualホィール793Iを標準装備しています。
ACシュニッツァーがBMWの新型X3M専用カスタマイズプログラムを発表
ドイツに本拠を置くBMWのチューナー「ACシュニッツァー」が、新型X3M向けのカスタマイズプログラムをヨーロッパで発表しました。
エンジンコンピューターをチューニングしたACシュニッツァーのパフォーマンスアップグレードキットでは、X3Mのさらなる高性能モデルX3Mコンペティションをベースとする場合、最大出力600 hp、最大トルク71.4kgmまで強化されます。
エクステリアではスポーティーな見た目と空力性能を両立したエアロダイナミックパッケージ、インテリアではアルミ製のアクセサリー、ペダルセット、バドルシフトなど多彩なアイテムを用意。
その他、スプリングキットや22インチのアルミホイールなどもラインナップしています。
BMW3シリーズのPHEVがアメリカで2020年5月より発売!
2020年3月26日、BMWは3シリーズのPHEV「330e」「330e xDriveセダン」を発表しました。米国市場で2020年5月から発売され、価格は330eが4万4550ドル、330e xDriveセダンが4万6550ドルです。
PHEVパワートレインは最高出力181HP/3800-6500rpm、最大トルク350Nm/1450-3600rpmの直列4気筒 2.0Lツインターボエンジンと最高出力107HP/3170rpm、最大トルク105Nm/0-3140rpmのモーターで構成され、トランスミッションは8速スポーツステップトロニック。リアシートの下に34Ah/12kWhのリチウムイオンバッテリーをレイアウトします。
330eと330e xDriveセダンのボディサイズは全長4,717mm、全幅1,827mm、全高1,445mm、ホイールベース2,850mm。BMWインテリジェントパーソナルアシスタントやBMWデジタルキー、駐車支援パッケージプラスバックアップアシスタントなど多彩な装備を用意します。
BMW M3セダンが2020年にワールドプレミアすることが明らかに!
BMWが3シリーズセダンをベースとした高性能モデル「M3 セダン」の次期型を2020年に世界初公開すると発表しました。
現行型M3セダンは最大出力431hp/5500~7300rpm、最大トルク56.1kgm/1850~5500rpmの直噴3.0L直列6気筒ツインターボエンジンにトランスミッション6速MTと7速デュアルクラッチ「DCT」を組み合わせます。次期型では新型X3Mにも採用している最大出力500hp以上を発揮する3.0L直6ツインターボエンジンを搭載すると考えられます。
BMW3シリーズのフルEVモデルのプロトタイプをスパイショット!
新型BMW3シリーズに設定されると思われる電気自動車モデルの開発車両が目撃されました。ワールドプレミアは2020年内が濃厚です。
カモフラージュは厚いですが、右のフロントフェンダーには充電ポートが、「Electric Test Vehicle(電気テスト車両)」のステッカーがフロントドアに貼られていることから、EVモデルであると推測されます。
フロントエンドはEVクロスオーバーの「iX3」と似通ったデザインで、その他のパーツについても共有となる可能性も。パワーユニットは最高出力286ps、最大トルク400Nmのリア電動モーターと74kWhのバッテリーパックを搭載し、航続距離は273マイル(440km)に到達すると予想されています。
BMW3シリーズにマイルドハイブリッドモデルが新設定!発売は2020年春を予定
2020年春より、BMW3シリーズの48Vマイルドハイブリッド搭載車がヨーロッパで発売されます。
採用するのは最大出力190hpを発揮する直噴2.0L直列4気筒ターボディーゼルエンジン。3シリーズの「320d セダン」「320d xDriveセダン」「320d ツーリング」「320d xDriveツーリング」に48Vスタータージェネレーターと二次電池を採用した48Vマイルドハイブリッドを導入します。
11hpの追加パワーを発生させる48Vスタータージェネレーターは、エンジンの停止・停止がスムーズに行えるというメリットがあります。燃費性能は320dセダンで25km/L、320d xDriveセダンが23.3km/L、320dツーリングが23.8km/L、320d xDriveツーリングが22.2km/Lです。
BMW 3シリーズツーリングに最強ディーゼル「M340d」が登場か!
BMWは、3シリーズツーリングに、最強となるディーゼル「M340d」の設定を計画しているとの情報を入手。
新型となる「M340d」は、直噴3.0L直列6気筒ガソリンターボエンジンを搭載し、最高出力374hpを発揮。ディーゼル版のエンジン、3.0L直列6気筒ディーゼルターボエンジンは「X3 M40d」から流用し、最高出力326ps、最大トルク680Nmとなります。0-100km/h加速は4.9秒で、電子制御された最高速度は250km/h。
車名はそのまま「M340d」になるのではないかと言われています。ワールドプレミアが待ち遠しい一台です。
新型BMW M3の開発車両画像がスクープされる!
G80型BMW M3セダンの開発車両がカメラに捉えられました。
テールランプやトリムバンパー、スプリットスポイラーなどのアグレッシブなパーツが確認できます。車内には大型の12.3型デジタルインストルメントクラスタと10.25型インフォテインメントスクリーンが装備されていて、先進性あふれる構造となっています。
ピュア・ベース・コンペティションの3グレードが設定され、ピュアには3.0L直列6気筒ツインターボエンジンに6速MTを組み合わせます。ベースとコンペティションのトランスミッションは8速ATで、「M xDrive」四輪駆動も搭載される見込み。ワールドプレミアは2019年11月のロサンゼルスモーターショーが有力ですが、2020年に持ち越しとなる可能性もあります。
新型3シリーズ ツーリングが発売!価格は494万円~1,010万円
2019年9月26日、BMWが新型3シリーズ ツーリングを発売しました。価格は494万円~1,010万円で、納車時期は2019年11月以降となる見込みです。
エクステリアに最新のBMWデザインコンセプトを採用している新型3シリーズ ツーリング。流れるようなボディラインが美しいです。
新型3シリーズ ツーリングで注目すべきはその高い実用性。最大で1510Lという広々とした荷室容量を誇り積載性能も抜群です。テールゲートは大きく低床のため、重量のある荷物の積み下ろしが楽に行えます。オートマチック・テールゲート・オペレーションを標準装備とし、足の動作だけでテールゲートの開閉操作が行えるようにもなっています。
また、BMW初採用の機能として「アンチ・スリップ・システム」を搭載。運転中、ラゲッジスペースの荷物の横滑りを防ぎます。
新世代のコックピットコンセプトを採用した新型3シリーズ ツーリング。視認性に優れた大型のコントロールディスプレイとデジタルメーターパネルを備え、先進性に満ちた室内となっています。
先進安全装備としては、高速道路での渋滞中に一定の条件下においてステアリング操作を自動で行う「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」や「BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント」、「BMWコネクテッド・ドライブ」などを標準装備します。
BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントでは、車両の操作や情報に音声でアクセスできます。車載通信モジュールを使ってITネットワークで車両やドライバーの情報をつなぐBMWコネクテッド・ドライブも利便性の高いサービスです。
グレード | 320i SE Touring (受注生産) |
320i Touring | 320i Touring M Sport | 320d xDrive Touring | 320d xDrive Touring M Sport |
---|---|---|---|---|---|
エンジン | 直列4気筒 2.0リッターターボ (184PS/300Nm) |
直列4気筒 2.0リッターディーゼルターボ (190PS/400Nm) |
|||
変速機 | 8速AT | ||||
価格 (消費税率10%適用) |
4,940,000円 | 5,700,000円 | 6,220,000円 | 6,140,000円 | 6,660,000円 |
グレード | 330i Touring M Sport | M340i xDrive Touring | |||
エンジン | 直列4気筒 2.0リッターターボ (258PS/400Nm) |
直列6気筒 3.0リッターターボ (387PS/500Nm) |
|||
変速機 | 8速AT | ||||
価格 (消費税率10%適用) |
6,730,000円 | 10,100,000円 |
3シリーズのPHE「330eセダン」には新型8シリーズから導入されたリバースアシストも搭載!
BMW新型3シリーズセダンのPHV「330eセダン」については、2019年7月欧州で発売すること、XtraBosstによる走行性能などを記事以下で紹介していますが、運転支援システムについて新たな情報が入りましたので、紹介します。
「300eセダン」は、高性能3眼カメラ、高性能プロセッサー&レーダーによって前走者や道路状況を正確に把握できる先進運転支援システム(ADAS)を採用。
特筆すべきは、新型8シリーズから新登場しているパーキングアシスタント機能の「リバースアシスト」です。車両が直前走行したルートを最大50mまで記録することにより、同じルートをバックで戻ることが可能。路地での対向車とのすれ違い時にも活躍します。
「BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント」も搭載。AI技術により、ドライブを繰り返す度にオーナーの好みを学習。適切な時に、適切なサービスを誘導してくれる相棒として活躍してくれます。
BMWが新型3シリーズに新開発の2ステージターボを採用することが明らかに!
BMWの3シリーズである「320d xDrive」に搭載されている2.0L直列4気筒ターボディーゼルエンジンには、アメリカの自動車部品メーカーであるボルグワーナーが新開発した2ステージターボチャージャー「R2S」を採用することが明らかになりました。
低回転域でのスムーズなレスポンスと加速を実現し、最大出力は190hp/4000rpm、最大トルクは40.8kgm/1750~2500rpmを発生します。
新開発のターボエンジンがどのような走りを実現するのか期待が高まります。
BMW3シリーズに新型「M3セダン」と「M3シリーズツーリング」が開発中!?
先日、BMW新型「3シリーズツーリング」が欧州で発表されたばかりですが、イギリスの自動車雑誌「Autocae」によると、今度は3シリーズの最強モデル、「M3セダン」を開発しているのではないかとの情報をキャッチしました。「M3セダン」の開発と同時に、「M3ツーリング」も開発しているとの噂もあります。
「M3ツーリング」については2018年に一度発売の噂がありましたが、噂の域を出ることはありませんでした。ですが、今回「M3セダン」の開発とともに、「M3ツーリング」の開発も同時に進められていると囁かれています。
「M3セダン」は9月に行われるフランクフルトモーターショー2019にワールドプレミアすると予想されていますが、「M3セダン」に「M3ツーリング」が設定される場合は、早くても2020年秋以降の公開になると考えます。
BMWから新世代のスポーツワゴン 新型「3シリーズ ツーリング」を欧州で発表!
BMWは2019年6月12日、欧州において新世代のスポーツワゴン、新型「3シリーズ ツーリング」を発表しました。40年の歴史を持つ3シリーズのキドニーグリルやプレスラインなどの伝統デザインを受け継ぎつつ、新しいBMWのデザインコンセプトを取り入れています。
新型「3シリーズ ツーリング」のボディサイズは、全長4,709mm、全幅1,827mm、全高1,470mm、ホイールベース2,851mmとなっており、前モデルよりも若干サイズアップしています。
新型「3シリーズ ツーリング」では、これまで2つに分かれていたデザインのキドニーグリルを1つのフレームで囲まれたデザインにすることで立体的なイメージになり、鋭くてインパクトのあるヘッドライトと一体となって水平に広がっていることで、低重心さをアピールし、アグレッシブな印象を強くしています。ルーフレールも標準装備されています。
電動テールゲートやパーティションネット、ガラスハッチ、床下収納が標準装備されていて、荷室も前モデルと比較すぃて、5リットル容量が増加しています。後席を格納することで荷室は最大1,510リットルまで広げることが可能です。
インテリアでは、「BMW オペレーティングシステム7.0」を採用し、必要な情報を最適なタイミングでドライバーに画面に表示したり操作をすることをコンセプトにしています。
また、デジタルコックピットは最新のものを搭載し、各ドライバー向けに10.25インチとコントロールディスプレイと12.3インチのフルデジタルメーターパネルをカスタマイズできるようにしています。
タッチ操作に対応したコントロールディスプレイは使いやすくなったメニュー表示で機能や設定が行いやすいようになっています。
ステアリングホイールにエッチされているボタンや「iDriveコントローラー」が配置されているセンターコンソール、タッチ操作対応のディスプレイ、音声コントロール、ジェスチャーコントロールに対応しているため、ドライバーは姿勢や視線をほとんど動かさなくても、知りたい情報や設定に簡単にアクセスできるようになっています。
12.3インチのディスプレイを持つフルデジタルメーターパネルでは、速度計や回転数メーターの中央にナビゲーションマップの一部を表示することも可能になっています。ヘッドアップディスプレイも改良され、より運転中に情報を受け取りやすくなっています。
新開発の「BMWインテリジェントパーソナルアシスタント」ではAIが活用されており、システムの使用頻度によってドライバーの好みを学び、自然な会話のような言葉で話しかけても指示や質問を理解でき、ドライバーの望むサービスや機能を起動することができます。
また、これまでの「OK、BMW」の呼びかけだけでシステム起動するだけではなく、任意の名前を設定することが可能です。
安全面では、新型「8シリーズ」から導入された機能が採用されています。「パーキングアシスト」の「リバーアシスト機能」で、最大50m、直前に全身したルートを記憶して、細い道で対向車が来てバックが必要になった際、正確に同じルートで後進できるシステムです。
BMW新型「3シリーズ ツーリング」の安全機能と先進運転支援システム
- パーキングアシスト
- ストップ&ゴー付アクティブクルーズコントロール
- レーンチェンジウォーニング
- レーンディパーチャーウォーニング
- ステアリング&レンーンコントロールアシスト
- サイドコリジョンプロテクション
- 事故回避ステアリング付 衝突回避・被害軽減ブレーキ
- クロストラフィックウォーニング
「330i」グレードには、改良された直噴2.0L直列4気筒ガソリンターボエンジンが搭載され、最大出力258hp、最大トルク40.8kgmを発揮、0-100km/h加速は5.9秒、トランスミッションは8速ステップトロニックとなっています。
BMW新型「3シリーズセダン」のPHV「330eセダン」が2019年7月欧州で発売へ
BMWは2019年7月、新型「3シリーズセダン」のPHV車、「330eセダン」を欧州にて発売開始すると発表しました。
エンジンは、最大出力184hpの2.0L直列4気筒ガソリンターボに、最大出力109hpモーターの組み合わせです。EVモードでは37km/hの排ガス0走行が可能となっています。
「BMW e ドライブ」技術は330eセダンに搭載されてきましたが、今回新しくなる新型「330eセダン」では、一時的に40hpのパワーをシステム全体でアップして292hpにする「エクストラブースト」モードを新しく採用しています。「エクストラブースト」モードの効果は、0~100km/h加速が5.9秒、最高速度230km/hの性能を発揮します。
エンジン | 2.0L直列4気筒ガソリンターボ |
---|---|
最大出力 | 252hp |
最高トルク | 42.8kgm |
0~100km/h加速 | 6.1秒 |
最高速度/EVモード | 225km/h / 140km/h |
EVモード航続距離 | 最大66km |
BMW新型「3シリーズ」のクリーンディーゼル搭載モデル「320d xDrive」「320d xDrive M Sport」を発売!
BMWは2019年1月に発売した新型「3シリーズ」に、クリーンディーゼルエンジン搭載モデルの「320d xDrive」「320d xDrive M Sport」を発売し、同時にPHVモデルの「320d xDrive」「320d xDrive M Sport」のプレオーダーの受付も開始しています。こちらは9月下旬以降の納車となります。
また、全グレードに3眼カメラを搭載するなど、運転支援システムを最新のものにして標準装備するだけではなく、2019年夏以降「ハンズ・オフ付き渋滞運転支援機能」を追加搭載することを発表しています。
「ハンズ・オフ付き渋滞運転支援機能」は高速道路で渋滞にあった場合、ドライバーの運転負荷を軽くし、安全に貢献する運転支援システムになります。この機能は、常に前方を注意し、周囲の状況に対してすぐにハンドル操作を確実に操作が可能な状態において、手離しで車の走行が可能になるシステムです。
M340i xDriveモデルは直列6気筒エンジンを搭載し、サーキットでのスポーツ走行や一般道での走りを両立させたハイパフォーマンスモデルです。「Mスポーツディファレンシャル」「Mスポーツブレーキ」「アダプディブMサスペンション」「ハイパフォーマンス冷却システム」「Mテクノロジーパッケージ」をサーキットでの走行を想定して搭載しています。
320d xDrive M Sportはハイブリッドモデルですが、約80%もの容量を先代モデルから拡大している10.3kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、電機モーダーだけの走行で最低59km/h、最高120km/hの走行が可能になっています。
320d xDrive | 320d xDrive M Sport | M340i xDrive | |
---|---|---|---|
エンジン | 2.0L直列4気筒ターボディーゼルエンジン | 2.0L直列4気筒ガソリン+モーダーエンジン | 3.0L直列6気筒エンジン |
最高出力 | 190ps | 215ps | 387ps |
最大トルク | 400Nm | 420Nm | 500Nm |
0-100km/h加速 | 7.1秒 | 5.9秒 | 4.4秒 |
気になる価格ですが、「320d xDrive」が5,890,000円、「320d xDrive M Sport」が6,410,000円、「330e M Sport」が6,670,000円、「M340i xDrive」が9,850,000円となっています。
BMW3シリーズのグランツーリスモが現行型限りで姿を消す!?
BMW3シリーズのグランツーリスモですが、2013年にデビューして以来、モデルチェンジがありませんでしたが、1代限りで姿を消すことが分かりました。BMWグループが決算発表にて、後継車はないとアナウンスしたのです。
BMWシリーズの派生車種としてジュネーブモーターショー2013でワールドプレミアされた3シリーズグランツーリスモですが、「3シリーズツーリング」のワゴンやセダンよりもボディサイズを拡大して作られており、乗り心地だけではなく、乗降性にも優れた1台です。
2013年からの短い間、1台限りで姿を消すのは寂しい限りですが、3シリーズではPHVのセダンが発表されたりと、話題に事欠きませんので、今後もBMW3シリーズに注目していきたいと思います。
BMW新型3シリーズの日本発売は2019年3月9日 グレード構成は320iと330iで販売価格は4,520,000円から
BMW新型3シリーズが2019年3月9日に発売します。先代3シリーズはガソリンエンジンとディーゼルエンジンにそれぞれ4グレードを設定した全8グレード展開でしたが、今回の新型3シリーズは320iに3グレード、上級グレードの330iに1グレードの全4グレード展開です。
日本で人気のディーゼルモデルは2019年中に導入予定のため、今後グレード数が増えることが考えられます。
グレード | ミッション | ステアリング位置 | 販売価格 |
---|---|---|---|
320i SE | 8速AT | 右 | 4,610,000円~ |
320i スタンダード | 8速AT | 右 | 5,360,000円~ |
320i Mスポーツ | 8速スポーツAT | 右 | 6,470,000円~ |
330e Mスポーツ | 8速スポーツAT | 右 | 6,670,000円~ |
BMW新型3シリーズの販売価格はベースグレードの320i SEが4,610,000円から、最上級グレードの330i Mスポーツが6,670,000円からになっています。 ディーゼルモデルの価格は発表されていませんが、先代3シリーズを参考にするとガソリンモデルよりも販売価格は上昇するでしょう。
「320i」を日本専用のモデルとして取り入れ、スポーティ性やデザイン、新しい技術もふんだんに取り入れられ、セダンの市場が縮小する中、根強い人気を誇るBMW3シリーズが新しい風を吹かせてくれることを期待します。
BMW3シリーズの新型セダンにPHV登場!ジュネーブモーターショー2019でワールドプレミア
3月に行われるジュネーブモーターショー2019で、最新の「BMW eドライブ」技術を搭載したBMW3シリーズセダンのPHV車「330eセダン」が世界初披露されることが発表されました。
パワーとトルクは現行車と変わりはありませんが、一時的にシステム全体のパワーを41hpにアップし、293hpとする「エクストラブースト」モードを採用が採用されたことで、走行性能が0~100km/h加速6秒、最高速230km/hを実現できています。最大積載量を積んだ際のEVモードでは、60kmとこれまでの1.6倍になり、速度も最高140km/hとなっています。
新型BMW3シリーズのボディサイズは第6世代のF30よりも大きくなった
新型BMW3シリーズは、フロントフェイスに配置されたキドニーグリルが目を引きます。第6世代のものと比べて大きくなっていて、それに伴いボディサイズも少し拡大されています。全長4,709mm・全幅1,827mm・全高1,442mmで、ホイールベースは2,851mmです。
新型(第7世代) | F30(第6世代) | |
---|---|---|
全長 | 4,715mm | 4,645mm |
全幅 | 1,825mm | 1,800mm |
全高 | 1,440mm | 1,440mm |
ホイールベース | 2,850mm | 2,810mm |
全長は64mm伸びていて全幅は27mm広がっているのが分かり、全高はさほど変わっていません。ホイールベースは41mm長くなり、安定性が増すものと考えます。
テールレンズは新しいデザインとなっていて、全て赤いレッドテールではなくL字型のストップランプと上部にウインカーとバックランプなどが配置されています。トランク付近に小さくリフレクターが装備されていて、マフラーはデュアルタイプを採用しています。
ホイールデザインは、第6世代とは違いスポーティなメッシュデザインを採用しています。とても偏平率が薄いタイヤを装着しているため18インチホイールのデザインになるのではないかと考えます。
インテリアには次世代のBMWオペレーティングシステム7.0が搭載されたためフルデジタルに移行した
新型BMW3シリーズにはBMWオペレーティングシステム7.0という機能を搭載しています。センタークラスターにあるインフォメーションディスプレイだけではなく、メーターも全てデジタル化された設計です。近年のスマートフォンのように直感でも操作がしやすく、1秒を争うドライビングの場面でもしっかりと情報を教えてくれます。
センターコンソールのシフトレバー付近はシルバーとブラックのスッキリとした配色で、シフトレバーと各種モードスイッチ、コントロールダイヤルやパーキングスイッチが見えます。シフトレバー奥には、スライド式のフタが見えます。
センタークラスターにはワイド画面のインフォメーションディスプレイや、エアコン操作スイッチとハザードスイッチが見えます。エアコンスイッチも横長に整理されていてバラバラになっていないため、操作もしやすい配置です。また、ボディサイズが大きくなったことにより室内空間も広くなっていると考えます。
BMWの最多量販車種の BMW/3シリーズのモデルチェンジ遍歴
3シリーズはドイツのBMWが販売するDセグメントで、BMW2002の系譜を受け継いでいるモデルです。アメリカ市場ではスモールセダンとして大人気で、日本市場でも輸入車量販モデルになっています。
BMW・3シリーズ初代 E21/1975年~1983年
1975年、直列4気筒エンジンを全グレードに搭載して登場。曲線を生かしたスタイリングで、キャブレーター仕様の「316」「318」「320」と、インジェクション仕様の「320i」のグレード体系です。2灯式ヘッドライトのベーシックモデル「316」と「318」、4灯式ヘッドライトの上級モデル「320」「320i」に分かれます。
1977年、「320/6」「323i」を追加。直列6気筒エンジンを搭載しています。
1979年マイナーチェンジでエアスポイラーの形状やフロントのロアーパネル、サイドミラーのデザインを変更。「315」を追加。
BMW・3シリーズ 2代目 E30/1982年~1994年
1982年、ボディサイズが拡大され、丸みを帯びたスタイルで2代目に。2ドアセダンとトップカブリオレモデルが追加されています。日本でもBMWジャパン設立後、それまでにないほどの人気車種になっています。
1985年には「323i」を廃止して「325i」に変更。高性能スポーツセダンの「M3」も登場しました。
1987年のマイナーチェンジではライト系に変更を実施し、「318i」は新設計のエンジンが搭載されました。
1989年、ツーリングモデルとスポーツセダン「318is」が追加されました。
BMW・3シリーズ 3代目 E36/1990年~2000年
1990年9月、ボディサイズを拡大し、居住性と安全性能を向上し、3代目になりました。「316i」「318i」「320i」「325i」の4ドアセダンのラインナップです。
1992年3月、2ドアクーペを追加。4月には2ドアカブリオレが追加されました。
1994年3月、3ドアハッチバックモデルの「3シリーズ・コンパクト」が登場。翌1995年1月にはツーリングモデルも追加されます。
1996年11月にマイナーチェンジを実施し、全車にハイマウンドブレーキランプとASC+Tを標準装備。
BMW・3シリーズ 4代目 E46/1998年~2007年
1998年に4代目となり、セダンが登場し、1999年にクーペとコンバーチブル。ツーリングがデビュー。2000年にはハッチバックが登場し、エンジンを新世代のM54に刷新。2001年春、「330i」が仕様変更。
2002年にマイナーチェンジを実施し、フェイスリフトがセダンとツーリングに施され、翌2003年にクーペとカブリオレのマイナーチェンジが行われました。
BMW・3シリーズ 5代目 E90/2005年~2012年
2005年、さらにボディサイズが拡大されて5代目に。広々とした後席で居住性が向上しました。ランフラットタイヤの装着で、スペアタイヤは装備されていません。
BMW・3シリーズ 6代目 F30/2012年~2019年
2012年2月、6代目の3シリーズが世界同時デリバリーされました。標準仕様の他、「Sport Line」「Modern Line」「Luxury Line」のデザインラインが、その後「M Sport」モデルも追加されています。日本仕様は「328i」「328i Sport」「328i Modern」「328i Luxury」の4モデルで、後に「320i」と「320d」が追加されました。8月には四輪駆動の「xDrive」、9月に「ActiveHybrid 3」、ディーゼルモデルの「320d BluePerformance」、ステーションワゴンも追加されました。2015年5月、マイナーチェンジを実施。
BMW・3シリーズ 7代目 G20/2019年~
2019年、7代目となる3シリーズが発売され、日本では3月、G20セダンのみの販売を開始し、9月にツーリングワゴンG21が発売されました。ボディサイズも若干のサイズアップがされています。日本仕様では「320i」「330i」のみで、各グレードは「320i」が「SE」「Standard」「M Sport」m「330i」は「M Sport」のみとなります。5月にはモデルのラインナップが強化されています。
2020年に「318i」を導入。
BMW3シリーズのモデル | 販売年表 |
---|---|
初代 E21 | 1975年~1983年 |
2代目 E30 | 1982年~1994年 |
3代目 E36 | 1990年~2000年 |
4代目 E46 | 1998年~2007年 |
5代目 E90 | 2005年~2012年 |
6代目 F30 | 2012年~2019年 |
7代目 G20 | 2019年~ |
BMW3シリーズは欧州で先行販売して日本仕様は2019年導入
新世代のBMW3シリーズはキドニーグリルが大きくなっただけではなく、ボディサイズも拡大しています。全高はそれほど変わっていませんが、全長が64mm伸びて全幅は27mm広くなっています。
テールレンズのデザインが変わりストップランプの形状がL字のブーメラン型になりました。レッドテールではなくウインカーやバックランプはクリアスモークになっています。
インテリアには「BMWオペレーティングシステム7.0」と呼ばれるフルデジタル化されたインフォテインメントシステムが装備されています。エアコン操作や欲しい情報までの道筋は、直感で分かるように作られていて初めての操作でも戸惑うことが少なくなっています。