クラウンクロスオーバーのモデルチェンジ

クラウンクロスオーバーをシリーズ第1弾で投入 初のバイカラーでグローバル展開も

クラウンクロスオーバーはシリーズ第1弾で、スポーツ・セダン・エステートに先駆け発売、FR駆動からFF駆動へ、トヨタのフラッグシップ初のボンネットまで色分けするバイカラーを設定するなど、40の国や地域でグローバル展開するクロスオーバーを紹介。

クラウンクロスオーバーをシリーズ第1弾で投入 初のバイカラーでグローバル展開も

クラウンクロスオーバー(CROWN CROSSOVER)がシリーズ第1弾として国内市場へ投入

クラウンクロスオーバーの歴史は1955年発売の初代クラウンまで遡ります。
同じ名称で今でも生産が続く、最も歴史の長いモデルは1554年発売のランドクルーザー、次点が1955年に初代モデルを発売したクラウンです。
仕事の車としても活用されるランドクルーザーとは違い、普段使いの乗用車としては最も長い歴史があると言えます。

16代目クラウンは初代から貫いたFR(フロントエンジン・リヤ駆動)からFF(フロントエンジン・フロント駆動)に変更、TNGA思想に基づく改良型GA-Kプラットフォームを採用。
大柄なボディでも取り回しやすい後輪操舵システム(DRS)で乗り換えユーザーの操舵感をそのままにダイナミックなエクステリアに進化しました。

新生クラウンとも言えるクラウンクロスオーバーのクステリア・インテリア・スペック・安全装備などの機能面などを中心に今後もモデルチェンジなどを踏まえた予想なども解説します。

クラウンクロスオーバー初の一部改良を2024年クラウンエステート導入と同時に実施の噂

クラウンクロスオーバーの一部改良を2024年に実施するという噂。
時期はクラウンシリーズのエステートを導入する2024年初めで、エステート発売のタイミングと同時に行われるようです。
詳しい内容ははっきりしませんが、安全装備の充実などを含む軽微なものになると予想します。

GRクラウンクロスオーバー2023年から2024年夏頃までにデビューの噂 システム出力380psのデュアルブーストハイブリッド搭載か

2022年デビューの新型クラウンクロスオーバーに、早くて2023年秋頃から2024年夏頃までにGRモデルを追加するという噂があります。
GRクラウンクロスオーバーはパワートレインをTHSからパラレル式ハイブリッドのデュアルブーストハイブリッドを採用することで、システム出力を380psまで上昇するとのこと。

全高が高めなクロスオーバーという性格上、スポーツモデルには適さない可能性もあるため、GRクラウンクロスオーバーでは最低地上高を低くすることでロールを抑え、スポーティなハンドリングを実現する可能性もあるようです。

クラウンクロスオーバーにPHEV(プラグインハイブリッド)を追加するという噂

クラウンクロスオーバーに今後PHEVモデルを追加すると言う噂があるようです。
これはトヨタの豊田章男社長が2022年9月に北米で行われた会議での発言がきっかけになっているようです。

クラウンPHEVはRAV4 PHEVやハリアーPHEVと同じプラグインハイブリッドシステムを採用するとのこと。
パワートレイン以外の詳細は不明ですが、トヨタブランドの電動化を象徴するモデルとして、今後発売するクラウンシリーズの全てにPHEVモデルを最上位グレードとしてラインアップすることもありうるかもしれません。

また、トヨタが「シグニア」という商標をフランスやアメリカで取得していたようで、クラウンの新たなボディタイプになるのか、それとも新たなグレードとして追加されるのか注目されています。

クラウンクロスオーバーが発売1か月で25,000台の受注数を突破

新型クラウンクロスオーバー新型クラウンクロスオーバー

クラウンクロスオーバーが2022年9月1日に発表され、その後1か月の受注が25,000台を突破したようです。
新世代に生まれ変わったクラウンは発表時から賛否両論ありましたが、流石クラウンブランドということで、圧巻の受注数になりました。

先代モデルのS220系クラウンが記録した、約30,000台には及びませんが、クラウンクロスオーバーの月販目標の約8倍にあたる受注数には驚きです。

販売比率は2.5L自然吸気エンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドシステムを採用するグレードが7割、2.4Lターボエンジンとモーターのデュアルブーストハイブリッドシステムを採用するグレードが3割に。

クラウンシリーズは2023年からセダン・エステート・スポーツの3タイプがラインアップ。カローラシリーズ同様に、販売数は「クラウン」で全て集計するため、乗用車ブランドの販売台数順位も上位が期待できるかもしれません。

クラウンクロスオーバーのエクステリアはボンネットに伝統のクラウンマークを配置

クラウンクロスオーバーのエクステリアクラウンクロスオーバーはセダンとSUVを融合 王冠マークはフロントに、リヤにはCROWNのレタリングバッジ

クラウンクロスオーバーはクラウンのアイデンティティと言える王冠(クラウンマーク)を引き続き採用。15代目クラウンの面影はほぼありませんが、ボンネットに配置する王冠により一目でクラウンブランドだとわかります。
クロスオーバーのとおりフェンダーアーチやボディサイドに無塗装樹脂パーツを使いラギッド感もあるスタイルも特徴です。

フロントデザインはキーンルックを採用、フロントグリル、ロアグリルをぐるっと囲うようにブラックアウト。切れ長のヘッドライトは4眼LEDヘッドランプ、LEDクリアランスランプ、LEDデイライト、RSとG Leather Packageはヘッドランプクリーナーも搭載します。

クラウンクロスオーバーのリヤは王冠ではなく「CROWN」のレタリングに。
リヤコンビネーションランプはハリアーなどにも採用する一文字のデザインで、ワイド感もあるデザインになっています。
駆動方式に2WDの設定はなく、全てのグレードで4WDを設定します。

クラウンクロスオーバー G Leather Packageのスペック
全長 4,930mm
全幅 1,840mm
全高 1,540mm
ホイールベース 2,850mm
最低地上高 145mm
最小回転半径 5.4m
室内長 1,980mm
室内幅 1,540mm
室内高 1,170mm
乗車定員 5名
エンジン型式 A25A-FXS
総排気量 2.487L
エンジン最高出力 137kW(186PS)/6,000rpm
エンジン最大トルク 221Nm(22.5kgm)/3,600rpm-5,200rpm
モーター最高出力 フロント:88kW(119.6PS) リヤ:40kW(54.4PS)
モーター最大トルク フロント:202Nm(20.6kgm) リヤ:121Nm(12.3kgm)
使用燃料 無鉛レギュラーガソリン
WLTCモード燃費 22.4km/L
燃料タンク容量 55L

クラウンクロスオーバーの純正ホイール左がRS 中がG Advanced Leather Package 右がXの純正ホイール

ホイールはX、G、G Advancedが純正で19インチを装着、RS、RS Advanced、G Leather Package、G Advanced Leather Packageは純正で国産セダン最大級の21インチを装着。
クラウンクロスオーバーは15代目クラウンまでのナット締結から、欧州車などが主に採用し近年ではレクサスも積極的に採用するハブボルト締結へ、ホイール締結方法が変更になりました。

クラウンクロスオーバーの価格は、A25A-FXS型2.5Lハイブリッドエンジン搭載モデルのXが4,350,000円でGが4,750,000円から5,700,000円、T24A-FTS型2.4Lターボハイブリッドエンジン搭載モデルのRSが6,050,000から6,400,000円です。

クラウンクロスオーバー(CROWN CROSSOVER)の価格一覧
グレード 駆動方式 値段
CROWN CROSSOVER X 4WD 4,350,000円~
CROWN CROSSOVER G 4,750,000円~
CROWN CROSSOVER G Leather Package 5,400,000円~
CROWN CROSSOVER G Advanced 5,100,000円~
CROWN CROSSOVER G Advanced Leather Package 5,700,000円~
CROWN CROSSOVER RS 6,050,000円~
CROWN CROSSOVER RS Advanced 6,400,000円~
  • 正面から見たクラウンクロスオーバーRS AdvancedクラウンクロスオーバーRS Advanced
  • クラウンクロスオーバーRS AdvancedのスペッククラウンクロスオーバーRS Advancedのスペック
  • 後ろから見たクラウンクロスオーバーRS AdvancedクラウンクロスオーバーRS Advanced
  • 横から見たクラウンクロスオーバーRS AdvancedクラウンクロスオーバーRS Advanced

インパクト大のクラウンクロスオーバー バイカラーは6色設定

クラウンクロスオーバーの発表から話題になったのがボンネット・ルーフ・リヤエンドまでカラー分けされたバイカラーという2トーンカラーを設定したこと。
今までのトヨタにはない大胆なカラーリングを、伝統のあるクラウンのボディカラーに設定することで、新生クラウンを大きく印象付けます。

クラウンクロスオーバーのボディカラー一覧

  • プレシャスホワイトパール(55,000円高)
  • プレシャスメタル(55,000円高)
  • プレシャスシルバー(55,000円高)
  • ブラック
  • エモーショナルレッド2(55,000円高)
  • プレシャスブロンズ(55,000円高、X・Gグレードのみ)
  • ブラック×プレシャスホワイトパール(165,000円高)
  • ブラック×プレシャスメタル(165,000円高)
  • ブラック×プレシャスシルバー(165,000円高)
  • ブラック×エモーショナルレッド2(165,000円高)
  • ブラック×プレシャスブロンズ(165,000円高、X・Gグレードのみ)
  • ブラック×プレシャスレイ(165,000円高、RSグレードのみ)
  • プレシャスホワイトパール(55,000円高)のクラウンクロスオーバークラウンクロスオーバー プレシャスホワイトパール(55,000円高)
  • プレシャスメタル(55,000円高)のクラウンクロスオーバークラウンクロスオーバー プレシャスメタル(55,000円高)
  • プレシャスシルバー(55,000円高)のクラウンクロスオーバークラウンクロスオーバー プレシャスシルバー(55,000円高)
  • ブラックのクラウンクロスオーバークラウンクロスオーバー ブラック
  • エモーショナルレッド2(55,000円高)のクラウンクロスオーバークラウンクロスオーバー エモーショナルレッド2(55,000円高)
  • プレシャスブロンズ(55,000円高、X・Gグレードのみ)のクラウンクロスオーバークラウンクロスオーバー プレシャスブロンズ(55,000円高、X・Gグレードのみ)
  • ブラック×プレシャスホワイトパール(165,000円高)のクラウンクロスオーバークラウンクロスオーバー ブラック×プレシャスホワイトパール(165,000円高)
  • ブラック×プレシャスメタル(165,000円高)のクラウンクロスオーバークラウンクロスオーバー ブラック×プレシャスメタル(165,000円高)
  • ブラック×プレシャスシルバー(165,000円高)のクラウンクロスオーバークラウンクロスオーバー ブラック×プレシャスシルバー(165,000円高)
  • ブラック×エモーショナルレッド2(165,000円高)のクラウンクロスオーバークラウンクロスオーバー ブラック×エモーショナルレッド2(165,000円高)
  • ブラック×プレシャスブロンズ(165,000円高、X・Gグレードのみ)のクラウンクロスオーバークラウンクロスオーバー ブラック×プレシャスブロンズ(165,000円高、X・Gグレードのみ)
  • ブラック×プレシャスレイ(165,000円高、RSグレードのみ)のクラウンクロスオーバークラウンクロスオーバー ブラック×プレシャスレイ(165,000円高、RSグレードのみ)

クラウンクロスオーバーのバイカラーはイメージカラーのプレシャスレイ×ブラックを含む6色展開で、バイカラーの他にも6色のモノトーンカラーを含めた12色を設定。
SUVのフラッグシップ、ランドクルーザー300のボディカラーは6色、ミニバンのフラッグシップ、アルファードは5色なので、クラウンクロスオーバーのボディカラーは豊富に揃っていると言えます。

プレシャスブロンズのモノトーンカラーとバイカラーはRSグレード以外に設定され、プレシャスレイのバイカラーはRSグレードのみ選択可能。
無償カラーはブラックのモノトーンのみで、そのほかのモノトーンカラーはオプション価格55,000円、バイカラーは全ての色で165,000円です。

クラウンクロスオーバーのインテリアは全席特等席を実現した快適空間

クラウンクロスオーバーのインテリア全席特等席を実現するクラウンクロスオーバーのインテリア

クラウンクロスオーバーのインテリアテーマは「全席特等席」。
クラウンと言えば木目調の華美なガーニッシュや、エアコンの風向口を自動で変えてくれるオートスイングルーバーなど有名ですが、16代目クラウンクロスオーバーは先代までの機能をゼロから見直し。

コネクティッド対応12.3インチ大型ディスプレイオーディオやエアコンなどの各種スイッチを水平基調にすることで、ドライバーによる直感的な操作を実現、カラーヘッドアップディスプレイ(HUD)で視線移動を最小限にして運転に集中できる環境に。
インストルメントパネルからサイドドアまで一体化したデザインで、包まれるような心地良い空間も特徴です。

クラウンクロスオーバーの主なインテリアの機能・装備

  • コネクティッドナビ対応12.3インチディスプレイオーディオ
  • 12.3インチマルチインフォメーションディスプレイ
  • カラーヘッドアップディスプレイ
  • エレクトロシフトマチック
  • デジタルインナーミラー
  • 音声による車両の操作
  • ステアリング・シート・ドアミラー対応ポジションメモリー
  • パワーイージーアクセス
  • 運転席8ウェイパワーシート
  • 助手席4ウェイパワーシート
  • ステアリングヒーター
  • シートヒーター
  • 前席シートベンチレーション
  • リヤパワーシート
  • マルチホルダー
  • トヨタプレミアムサウンドシステム
  • ハンズフリーパワートランクリッド

クラウンクロスオーバーは木目調の装飾から金属調のWARM STEELという装飾を採用。
握り心地の良いシフトノブ、ヒップポイントを高めたシートなどそれぞれの部品にも拘った空間作りをしています。

  • クラウンクロスオーバーRSのインストルメントパネルクラウンクロスオーバーRSのブラック/イエローブラウン インストルメントパネル
  • クラウンクロスオーバーRSのシートクラウンクロスオーバーRSのブラック/イエローブラウン本革シート
  • クラウンクロスオーバーG Leather Package、G Advanced Leather Packageのブラック本革インストルメントパネルクラウンクロスオーバーG Leather Package、G Advanced Leather Packageのブラック インストルメントパネル
  • クラウンクロスオーバーG Leather Package、G Advanced Leather Packageのブラック本革シートクラウンクロスオーバーG Leather Package、G Advanced Leather Packageのブラック本革シート
  • クラウンクロスオーバーG Leather Package、G Advanced Leather Packageのブラック/チェスナット本革インストルメントパネルクラウンクロスオーバーG Leather Package、G Advanced Leather Packageのブラック/チェスナット インストルメントパネル
  • クラウンクロスオーバーG Leather Package、G Advanced Leather Packageのブラック/チェスナット本革シートクラウンクロスオーバーG Leather Package、G Advanced Leather Packageのブラック/チェスナット本革シート
  • クラウンクロスオーバーG Leather Package、G Advanced Leather Packageのフロマージュ本革インストルメントパネルクラウンクロスオーバーG Leather Package、G Advanced Leather Packageのフロマージュ インストルメントパネル
  • クラウンクロスオーバーG Leather Package、G Advanced Leather Packageのフロマージュ本革シートクラウンクロスオーバーG Leather Package、G Advanced Leather Packageのフロマージュ本革シート
  • クラウンクロスオーバーX、G、G Advancedのブラック上級ファブリッック+合成皮革インストルメントパネルクラウンクロスオーバーX、G、G Advancedのブラック上級ファブリッック+合成皮革 インストルメントパネル
  • クラウンクロスオーバーX、G、G Advancedのブラック上級ファブリッック+合成皮革シートクラウンクロスオーバーX、G、G Advancedのブラック上級ファブリッック+合成皮革シート

シートの種類はX、G、G Advancedにはブラックの上級ファブリッック+合成皮革、G Leather Package、G Advanced Leather Packageにはブラック・ブラック/チェスナット・フロマージュの本革、RSにはブラック/イエローブラウンの本革シートを採用。

クラウンクロスオーバーのラゲッジスペースゴルフバッグ3個収納できる最大450Lのラゲッジルーム

ラゲージスペースの荷室容量は必要十分な450Lを確保。
ゴルフバッグだと3個を収納できる容量で、下段にはパンク修理キットなどを搭載します。トランクスルー機構を搭載しているため、長尺の荷物も運べるなど、ファミリーユースにも対応する充実したラゲージ空間です。

クラウンクロスオーバーRSのエンジンはトヨタ初採用2.4Lターボハイブリッド

クラウンクロスオーバーのプラットフォームやエンジン改良型GA-Kと2.4Lデュアルブーストハイブリッドシステムでフラッグシップらしい走りを実現

クラウンクロスオーバーのパワートレインは2種類用意されていて、RSがトヨタで初採用のT24A-FTS型2.4Lデュアルブーストハイブリッドシステムを採用、その他のグレードはA25A-FXS型の2.5L シリーズパラレルハイブリッドシステムを採用します。

A25A-FXS型の2.5L シリーズパラレルハイブリッドシステムは、ハリアーやRAV4に採用する信頼性と実績の高いパワートレインで、クラウンクロスオーバーに採用するシステムではニッケル水素電池からバイポーラ型ニッケル水素電池にアップグレードしています。

注目のパワートレインはRSグレードに採用するDirect Shift-6ATとT24A-FTS型2.4Lデュアルブーストハイブリッドシステム(eAxle)でシステム総出力は349PSを発揮、トヨタでは初採用ですがレクサスでは2022年にフルモデルチェンジしたRX500h F SPORT Performanceで搭載するシステムですがRXのシステム総出力は371PS。

クラウンクロスオーバーは後輪操舵システム(DRS)を搭載しリヤサスペンションにマルチリンク式を採用することから、RX500h F SPORT Performanceと同等以上の評価を受けており、アクセルのダイレクト感やカーブでの旋回性能などレスポンスの高いパワートレインです。

G Advanced Leather PackageとRSの価格差が350,000円ありますが、パワートレインの違い・RS以上でしか設定しないブラック/イエローブラウンの本革シートの設定なども含めると、クラウンクロスオーバーの良さを最大限体験したい場合はRS以上グレードを選択するのが良いと考えます。

クラウンクロスオーバーは改良型GA-Kとトヨタチームメイトでフラッグシップらしい走行性能に

クラウンクロスオーバーのプラットフォームはTNGA思想に基づく改良型GA-Kを採用。
GA-KプラットフォームはSUVではハリアー、RAV4、セダンではカムリに採用しますが、クラウンクロスオーバーはフロントにGA-Kを、リヤには後輪操舵システムとマルチリンクサスペンションを前提とした新設計の骨格を使うことでフラッグシップらしい雄大な走りを実現します。

予防安全技術トヨタセーフティセンスは全てのグレードで標準装備。
昼・夜の歩行者、昼の自動二輪車なども検知できる最新のプリクラッシュセーフティ、標識の見逃しをサポートするロードサインアシストな基本的な機能から、高速道路の車線変更をサポートするレーンチェンジアシストなど高度な機能も搭載。

クラウンクロスオーバー トヨタセーフティセンスの主な機能

  • プリクラッシュセーフティ
  • レーントレーシングアシスト
  • レーンディパーチャーアラート
  • レーダークルーズコントロール
  • アダプティブハイビームシステム/オートマチックハイビーム
  • ロードサインアシスト
  • ドライバー異常時対応システム
  • プロアクティブドライビングアシスト
  • 発進遅れ告知機能
  • アクティブ操舵機能付緊急時操舵支援
  • フロントクロストラフィックアラート
  • レーンチェンジアシスト

トヨタセーフティセンスのほか、運転支援機能のトヨタチームメイトも設定。
高速道路・自動車専用道路や渋滞時に運転支援するアドバンストドライブはハンズオフでドライバーの疲労軽減に貢献。
駐車支援のアドバンストパークは従来の駐車支援システムのように白線や区切られた枠がなくとも、事前に登録した場所へ駐車をアシストしてくれる機能です。

トヨタチームメイトの主な機能

  • アドバンストドライブ
  • アドバンストパーク

クラウンクロスオーバーは世界展開を視野に入れた戦略車 セダン・スポーツ・エステートで世界のクラウンへ

クラウンは日本独自に進化したセダンというイメージが強く、世界的に見ると知名度は高くありません。今回のクラウンクロスオーバーは世界各国の地域40か所でグローバル展開することをクロスオーバーの発表時に明言していることから、クラウンを世界的なブランドに作り上げることがわかります。

クラウンクロスオーバーの発表と同時に登場したのがクラウンスポーツ・クラウンセダン・クラウンエステートの3モデル。
クラウンスポーツはSUVのハリアーに近いサイズ感で、レッド基調のインテリアを採用するなどアグレッシブなモデルで2023年秋に発売予定。

クラウンセダンはFR駆動の専用プラットフォームを採用する可能性が高く、15代目クラウンに搭載していた機能の復活も期待される正統後継モデルとして2023年秋発売予定。
最期に登場するのが2007年終売の初代クラウンエステートの後継モデルとして2024年に登場する2代目クラウンエステート。

近年のトヨタはカローラシリーズを筆頭に、同じ車名でボディタイプの違う車種を投入するケースが多々あり、シリーズ化することで知名度も上昇するため、近い将来クラウンが日本だけでなく世界中で認められるブランドに成長することは間違いないでしょう。