ヤリスのモデルチェンジ TNGAプラットフォーム採用でGRヤリスも順次発売
ヤリスのモデルチェンジ情報。
ヤリスはGA-Bプラットフォーム第一弾として2020年から発売、シリーズモデルのヤリスクロスと共にトヨタのコンパクトカー部門の最量販モデルになっています。
ヤリスのモデルチェンジの噂、エクステリア・インテリアの情報、スペックなどを紹介します。
GRヤリスが2024年4月8日マイナーチェンジモデルを発売 6速MT&新開発8速ATのGR-DAT採用 最高出力は306ps発揮
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大口のロアグリルで迫力が増した2024年GRヤリス -
リヤテールランプは一文字タイプを採用 -
2024年モデルのGRヤリスは6MTのほかに新開発8速ATのGR-DAT採用モデルを設定 -
コックピットは運転席に傾斜しよりレーシーな雰囲気に
GRヤリスが2024年4月8日マイナーチェンジモデルを発売することが決定。
グレードはRZ、RZ High performance、競技ユーザー向けのRCの3グレードで、トランスミッションは6速MTのほか新規開発の8速AT(GR-DAT)を用意するとのことで、マニュアルミッションが苦手な方もライトウェイトホットハッチを楽しめるモデルになります。
エクステリアも刷新され、フロント部分のロアグリルは左右に広がる大口バンパーを採用、リヤテールランプは左右独立式から一文字タイプに変更され先進性も向上。
エンジン最高出力は従来から32ps向上した304ps、最大トルクは30Nm向上した400Nmへスペックアップします。
インテリアでは12.3インチ液晶メーターを採用するのが最大のトピック。
センターのインパネが運転席に傾斜することで、よりドライビングが集中できるようになりました。
また、サーキットエリアに入るとGRヤリスのポテンシャルを発揮できる「サーキットモード」に設定されます。
2024年マイナーチェンジ後のGRヤリスの販売価格は6MTで4,480,000円から4,980,000円、GR-DAT 8速ATで4,830,000円から5,330,000円、競技向けグレードRCは6MTが3,490,000円、GR-DAT 8速ATが3,840,000円です。
全長 | 3,995mm | |
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全幅 | 1,805mm | |
全高 | 1,455mm | |
ホイールベース | 2,560mm | |
トレッド | フロント:1,535mm/リヤ:1,565mm | |
乗車定員 | 4名 | |
車両重量 | 1,280kg(GR-DAT搭載モデルは1,300kg) | |
エンジン | 直列3気筒インタークーラーターボ | |
型式 | G16E-GTS | |
内径×行程 | 87.5×89.7mm | |
総排気量 | 1.618L | |
最高出力 | 224kW(304PS)/6,500rpm | |
最大トルク | 400Nm(40.8kgm)/3,250rpm~4,600rpm | |
トランスミッション | iMT(6速マニュアルトランスミッション) GR-DAT(8速オートマチックトランスミッション) |
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駆動方式 | スポーツ4WDシステム GR-FOUR 電子制御多板クラッチ式4WD(3モード選択式) | |
差動装置 | トルセンLSD | |
サスペンション | フロント | マクファーソンストラット式 |
リヤ | ダブルウィッシュボーン式 | |
ブレーキ | フロント | ベンチレーテッドディスク(18インチアルミ対向4ポットキャリパー) |
リヤ | ベンチレーテッドディスク(16インチアルミ対向2ポットキャリパー) | |
ホイール | BBS製 鍛造アルミホイール 8J インセット45mm | |
タイヤ | 225/40ZR18 ミシュラン Pilot Sport 4S | |
燃料タンク容量 | 50L |
GRヤリスに2台の特別仕様車オジエEdition・ロバンペラEditionそれぞれ100台設定
GRヤリスへ日本限定100台ずつ用意された特別仕様車RZ High performance Sébastien Ogier Edition(オジエEdition)と、RZ High performance Kalle Rovanperä Edition(ロバンペラEdition)を設定。
両モデルは2023年の東京オートサロンで展示したコンセプトカーが基になり、FIA世界ラリー選手権で活躍するセバスチャン・オジエ選手とカッレ・ロバンペラ選手が監修した特別なGRヤリス。
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FIA世界ラリー選手権ドライバーズタイトル獲得選手が監修した特別仕様車をGRヤリスに設定(左がオジエEditionで右がロバンペラEdition) -
オジエEditionのリヤ -
オジエEditionのWRC優勝記念デカール -
オジエEditionのフロントラジエーターグリル加飾 -
オジエEditionのBBS製アルミホイール -
オジエEditionのブルーキャリパー -
オジエEditionのTOYOTA GAZOO Racingデカール -
オジエEditionのオジエEditionロゴ -
オジエEditionの軽量ラリースポイラー -
オジエEditionのインストルメントパネル -
オジエEditionのWRC優勝記念バッジ -
オジエEditionの4WDモードセレクトスイッチ -
オジエEditionのステアリングホイール -
オジエEditionのシフトレバー
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ロバンペラEditionのリヤ -
ロバンペラEditionのWRC優勝記念デカール -
ロバンペラEditionのBBS製アルミホイール -
ロバンペラEditionのTOYOTA GAZOO Racingデカール -
ロバンペラEditionのロバンペラEditionロゴ -
ロバンペラEditionのCFRP製可変ウイングリヤスポイラー -
ロバンペラEditionのインストルメントパネル -
ロバンペラEditionのWRC優勝記念バッジ -
ロバンペラEditionの4WDモードセレクトスイッチ -
ロバンペラEditionのステアリングホイール -
ロバンペラEditionのシフトレバー
オジエEditionのボディカラーには専用マットカラーのステルスグレーを、WRC優勝記念デカールやオジエEditionロゴなどを追加。
専用開発のセッティングを楽しめるドライブモード、MORIZOモードなどをインストール。
GRヤリス RZ High performance Sébastien Ogier Edition(オジエEdition)の装備
- 専用ボディカラー マットステルスグレー
- WRC優勝記念デカール
- フランス国旗のフロントラジエーターグリル加飾
- 18インチ専用BBS製アルミホイール
- ブルーキャリパー
- TOYOTA GAZOO Racingデカール
- オジエEditionロゴ
- CFRP製 軽量ラリースポイラー
- WRC優勝記念バッジ
- 専用GR Full TFTメーター表示(MORIZOモード/SEB.モード)
- ブルー×グレー×レッド ステアリングステッチ
- グレーステッチ
- オジエEdition専用制御 4WDモードセレクトスイッチ(NORMALモード/MORIZOモード/SEB.モード)
ロバンペラEditionは3色塗装のオリジナルボディカラー、専用BBS製アルミホイールやCFRP製の可変ウイング付きリヤスポイラーを装備。
ロバンペラEditionではMORIZOモードではなくロバンペラ選手が得意とするドーナツターンのセッティングを楽しめるDONUTモードを追加。
GRヤリス RZ High performance Kalle Rovanperä Edition(ロバンペラEdition)の装備
- 専用ボディカラー 3色塗装ロバンペラEdition
- WRC優勝記念デカール
- 等速リヤディファレンシャルギヤ
- 18インチ専用BBS製アルミホイール
- TOYOTA GAZOO Racingデカール
- ロバンペラEditionロゴ
- CFRP製可変ウイング リヤスポイラー
- WRC優勝記念バッジ
- 専用GR Full TFTメーター表示(KALLEモード/DONUTモード)
- ブルー×グレー ステアリングステッチ
- ブルー×グレーステッチ
- ロバンペラEdition専用制御 4WDモードセレクトスイッチ(NORMALモード/KALLEモード/DONUTモード)
オジエEdition・ロバンペラEditionは全国のGR Garageから予約が可能で、2024年3月21日から抽選申込を開始、争奪戦必死の希少モデルに。
販売価格はオジエEdition、ロバンペラEditionともに専用制御などを実装するため、8,450,000円です。
ヤリスが2024年1月17日一部改良を実施 ラジエーターグリル変更やカラーにマッシブグレー追加
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水平バーを取り払いドット状のラジエターグリルに -
Zグレードはガンメタリックの加飾に刷新 シート表皮も合成皮革+ツィード調ファブリックに変更 -
コックピットメーターを7インチに拡大
ヤリスへ一部改良を2024年1月17日実施。
エクステリアの変更点は、従来のラジエターグリルに設置していた水平基調のバーを取り払い、グリル全体を躍動感のあるドット状パターンに変更、新規ボディカラーにマッシブグレーを追加したこと。
インテリアにはシート表皮に合成皮革+ツィード調ファブリックを採用、メーターに7インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイを標準装備、ディスプレイオーディオはコネクティッドナビを5年間付帯します。
2024年ヤリス一部改良の変更点
- ラジエーターグリルの変更
- 合成皮革+ツィード調ファブリック採用(Zグレード)
- 7.0インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ標準装備(X、Uを除く全グレード)
- 最新のディスプレイオーディオ標準装備(Z、G、Uグレード)
- ボディカラーにマッシブグレー追加
- 一部インテリア加飾をガンメタリックに変更(Zグレード)
- プリクラッシュセーフティの検出範囲拡大
安全装備トヨタセーフティセンスのプリクラッシュセーフティには、交差点での出会い頭時の車両や自動二輪車を検知できるよう範囲を拡大。
2024年一部改良後ヤリスの販売価格は1,501,000円から2,694,000円です。
ヤリスの一部改良で録画型デジタルインナーミラーを全グレードオプション設定
ヤリスの一部改良を2022年8月8日に実施し発売することが2022年7月25日に発表されました。
改良内容はヤリスに、ドライブレコーダー付自動防眩インナーミラーを全グレードオプション設定と、Zグレードにステアリングヒーターが標準装備、シーケンシャルシフトマチックを1.5Lガソリン車(マニュアル車を除く)に採用となります。
一部改良後のヤリスの価格は1,470,000円~2,548,000円となります。
新規設定のドライブレコーダーは、前後録画機能搭載の自動防眩ルームミラーで、新型ヤリスの利便性が高まる一部改良になるでしょう。そのほか、GRヤリスに新たなグレードを追加する予定もあるため注目しましょう。
GRMNヤリスを東京オートサロン2022で世界初公開 500台限定7,317,000円から
GRMNヤリスが2022年に開催した東京オートサロンで世界初公開。
GRヤリスベースのカスタムモデルで、フードやルーフ、スポイラーにカーボンを使用することで、約20kgの軽量化に成功。スポット溶接の打点を545点追加して、ボディ剛性や安定性を向上しています。
最高出力はGRヤリスと同じ272psですが、最大トルクは20Nm向上して390Nmに。
グレードは3種類設定しており、ベースのGRMNヤリスが7,317,000円、RALLY PKGが8,378,764円、CIRCUIT PKGが8,467,000円で、初日から限定数の2倍ほどの予約があったと発表。ボディカラーはマットスティール、プラチナホワイトパールマイカ、エモーショナルレッド2、プレシャスブラックパールの4種類ラインナップします。
ヤリスのクルコンに全車速追従機能などを標準装備する一部改良を実施
ヤリスのレーダークルーズコントロールに全車速追従機能を追加するなど、安全装備と快適装備が充実する一部改良を2021年5月10日に実施。
安全装備は追従機能の追加のほか、緊急時操舵支援機能やグレードによりバックガイドモニターなども追加されています。
2021年一部改良したヤリスの追加装備
- 1.5L CVTモデルのハイブリッド車とガソリン車のレーダークルーズコントロール(ACC)に全車速追従機能追加
- プリクラッシュセーフティに緊急時操舵支援機能を追加
- インテリジェントクリアランスソナーをHYBRID Z、MT車を除くZに追加
- バックガイドモニターをZ、Gに標準装備
- 急加速抑制のプラスサポートをオプションで用意
- 運転席側エアコン吹き出し口にナノイーXを設置(ハイブリッドZとZに標準装備、ハイブリッドGとGにオプション)
- リモートスタートアプリをTコネクトサービスに設定
ペダルの踏み間違いによる急発進を抑えるプラスサポートを、販売店の装着オプションで新たに用意しているため、高齢者や運転に自信のない方にも安心して乗車できるようになりました。
一部改良後の新型ヤリスの販売価格は1,395,000円から2,522,000円です。
GRヤリスが2020年9月4日発売 グレードは「RS」「RC」「RZ」の3つを設定
新型GRヤリスが2020年9月4日に発売スタート、走行性能を極めた、本格的なホットハッチです。
1.6L直列3気筒直噴ターボエンジンを搭載、最高出力272PS、最大トルク370Nmを達成する6速iMT(マニュアルミッション)のパフォーマンスモデルのRZ。
最高出力120PS、最大トルク145Nmで滑らかな回転とライトなスポーツ走行を楽しめるダイレクトシフトCVT(オートマチックミッション)の「RS」。
「RZ」グレードと同等の出力を持つ競技用のエントリーグレード「RC」の3モデルを設定しました。
最上級グレードのRZには、冷却スプレー機能付空冷インタークーラーや、前後のトルセンLSDを標準装備したHigh performance(ハイパフォーマンス)も設定しています。
2020年6月には、欧州市場と日本市場併せて6,000台の受注を公式発表したGRヤリスは2020年9月4日に日本市場で発売しました。販売価格は2,650,000円から4,560,000円になっています。
グレード | 価格 |
---|---|
RS | 2,650,000円~ |
RC | 3,300,000円~ |
RZ | 3,960,000円~ |
RZ ハイパフォーマンス | 4,560,000円~ |
GRヤリスのボディカラー
- スーパーホワイト2
- プラチナホワイトパールマイカ(33,000円高)
- プレシャスブラックパール(55,000円高)
- エモーショナルレッド(55,000円高)
グレード | RZ | RC | RS | |
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High-performance | RZ | |||
全長 | 3,995mm | |||
全幅 | 1,805mm | |||
全高 | 1,455mm | |||
ホイールベース | 2,560mm | |||
トレッド Fr/Rr | 1,535mm/1,565mm | 1,540mm/1,570mm | 1,525mm/1,555mm | |
車両重量 | 1,280kg | 1,250kg | 1,130kg | |
乗車定員 | 4名 | |||
エンジン | 直列3気筒インタークーラーターボ | 直列3気筒 | ||
型式 | G16E-GTS | M15A-FKS | ||
排気量 | 1,618cc | 1,490cc | ||
最高出力 | 200kW(272ps) | 88kW(120ps) | ||
最大トルク | 370Nm(37.7kgm) | 145Nm(14.8kgm) | ||
ミッション | 6速マニュアルトランスミッション(iMT) | Direct Shift-CVT (10速シーケンシャルシフトマチック付) |
||
駆動方式 | 4WD | FF | ||
差動装置 | スポーツ4WDシステム GR-FOUR 電子制御多板クラッチ 4WDモードダイヤルスイッチ(NORMAL/SPORT/TRACK) |
– | ||
サスペンション Fr/Rr | ストラット式/ダブルウィッシュボーン式 | |||
ブレーキ Fr/Rr | ベンチレーテッドディスク/ベンチレーテッドディスク | |||
タイヤサイズ | 225/40ZR18 | 225/40R18 | 205/45R17 | 225/40R18 |
2023年にはGRヤリスの新グレードとしてRCライトパッケージの軽量版を設定する噂も。
4ドア2シーターで、1,200kgを切るということで、軽快な加速感を楽しめるスパルタンなモデルになるでしょう。
ヤリスクロスが2020年8月31日に日本市場で発売 ロバストを表現した力強いSUVに
ヤリスクロスはジュネーブモーターショー2020でワールドプレミア予定だった新型SUVで、ジュネーブモーターショー2020の中止に伴い発表は後ろ倒しになっていましたが、2020年4月23日にトヨタ公式がヤリスクロスを正式発表しました。
ヤリスクロスオーバーのスタイリングはロバスト(頑強さ)を表現した直線基調のスタイルが特徴で、ヤリスからの派生車種と言ってもボディ形状やインテリア、足回りなどは全て専用設計になっているようです。
TNGAのGA-Bプラットフォームを採用するヤリスクロスのライバルはホンダのヴェゼルで、最低地上高を引き上げたアグレッシブなスタイルで販売台数を競います。
販売価格はC-HRより低く抑えた1,798,000円スタートで、最上級モデルでも2,584,000円の、300万円を切るプライスになる、ライバルのホンダが発売するヴェゼルを意識した価格設定にしていると考えます。
装備内容も電動パーキングブレーキやオートブレーキホールド、ディスプレイオーディオを標準搭載している、コストパフォーマンスの高い1台になるでしょう。
欧州市場では2021年半ばに市場投入、日本市場では欧州市場より早い2020年8月31日発表・発売、2020年9月下旬に納車がスタートします。
ガソリンモデル | ハイブリッドモデル | |
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全長 | 4,180mm | |
全幅 | 1,765mm | |
全高 | 1,560mm | |
ホイールベース | 2,560mm | |
エンジン | 直列3気筒1.5L ダイナミックフォースエンジン |
直列3気筒1.5L ダイナミックフォースエンジン+THS2 |
トランスミッション | Direct Shift-CVT | |
駆動方式 | 2WD(FF)/4WD | 2WD(FF)/4WD(E-Four) |
ヤリスクロスのボディカラーは新色ブラストゴールドメタリックを含む15色を設定
ヤリスクロスのボディカラーはモノトーンカラー8色、2トーンカラー7色の全15色設定されています。中でもイメージカラーになっている新色のブラストゴールドメタリックなどが注目のボディカラーです。
2トーンカラーも豊富なので、ボディカラーを選ぶ楽しみもある新型SUVモデルになっています。
新型ヤリスクロス モノトーンのボディカラー一覧
- ブラストゴールドメタリック
- ホワイトパールクリスタルシャイン
- センシュアルレッドマイカ
- ブラック
- シルバーメタリック
- ベージュ
- グレーイッシュブルー
- ダークブルーマイカ
新型ヤリスクロス 2トーンのボディカラー一覧
- ブラストゴールドメタリック×ブラックマイカ
- シルバーメタリック×ブラックマイカ
- ホワイトパールクリスタルシャイン×ブラックマイカ
- ベージュ×ブラックマイカ
- グレーイッシュブルー×ブラックマイカ
- センシュアルレッドマイカマイカ×ブラックマイカ
- ブラックマイカ×ブラストゴールドメタリック
トヨタが新型ヤリスの受注状況を発表 1ヶ月でおよそ37,000台に到達!
トヨタは2020年3月10日、2020年2月10日に発売した新型ヤリスの受注状況を発表しました。 ヤリスのこの1ヶ月の受注台数は約37,000台と、月販目標台数としていた7,800台の約5倍。ハイブリッドモデルの内訳は約45%です。このうち人気のグレードは「Z」「G」の2グレードで、どちらも受注実績のうち30%を占めます。
装着率が高いのは、バックガイドモニターやインテリジェントクリアランスソナー、ブラインドスポットモニター+リヤクロストラフィックオートアラート+インテリジェントクリアランスソナーなどのメーカーオプションです。
ワイドandローでスポーティーなデザインが特徴の新型ヤリスは、ハイレベルな安全装備や多彩な先進装備を有し、新開発となるTNGAプラットフォームを採用。今後も順調に販売台数を伸ばしていくと考えられます。
ヤリス新型クロスオーバーSUVの発表が延期に 2021年3月に発売
ジュネーブモーターショー2020でワールドプレミアを予定していたトヨタ・ヤリスベースの新型クロスオーバーSUVですが、ジュネーブモーターショー2020の開催を中止したため、発表が延期となりました。他のメーカーがオンラインストリーミングなどで新型モデルを発表する中、発表を延期したのは、発売時期は2021年3月を予定していて、世界初公開も急ぐ必要はないと判断したためとのこと。
プラットフォームにTNGA-Bを採用する新型クロスオーバーSUVはフランス「TMMF」で製造予定。パワートレインには1.5L直列3気筒ハイブリッドが採用されると予想されています。日本市場へ投入されるかは現時点では未定です。
ヤリスベースのSUVが2020年3月開催のジュネーブモーターショーに出展!
2020年3月に開幕するジュネーブモーターショーに、新型ヤリスをベースとしたSUVモデルが世界初公開されることが明らかになりました。新開発のG-ABプラットフォームに4輪駆動、パワートレインは新型ヤリスと同じハイブリッドシステムを採用します。システム全体での出力は115bhpに到達します。
ライバル車はルノーキャプチャーや日産ジュークで、全長はヤリスより数ミリほど延長され、全高が40mm程度高くなると見込まれています。クラスとしてはC-HRの下という位置付けです。
キャビン内には大型センタータッチスクリーンつきインフォテインメントシステム(Apple Car Play・Android Auto対応)、10インチサイズのヘッドアップディスプレイが搭載されると予想されます。
大阪オートメッセ2020にGRヤリスの特別仕様車「RZ“High-performance・First Edition”」が出展!
2020年2月14日から3日間開催される大阪オートメッセで、GRヤリス特別仕様車「RZ“High-performance・First Edition”」が出展されました。大阪オートメッセ2020ではGRヤリスRZ“High-performance・First Edition”のほか、東京オートサロンでも出展されていたヤリスWRCやGTヤリス ラリーコンセプトなども展示されています。
今回出展されたのは鮮やかな「エモーショナルレッドII」のボディカラーに身を包んだ個体。RZ“High-performance・First Edition”のパワートレインは直列3気筒DOHC 1.6リッター直噴ターボエンジンに6速MTの組み合わせで、最高出力200kW(272PS)、最大トルク370Nmを発揮します。駆動方式は新開発のスポーツ4WDシステム“GR-FOUR”です。
GRヤリスが北米市場にも進出か トヨタの米国部門がツイッターでユーザーの意見を呼びかける
現在、欧州市場や日本に導入を予定しているGRヤリスですが、北米市場にも投入される可能性があります。
トヨタの米国部門は2020年1月30日、TwitterでGRヤリスの写真とともに北米投入を検討すべきか、顧客の意見を求めるツイートを投稿。これまでGRヤリスが北米市場に導入するという情報はありませんでした。しかし、この投稿に対するユーザーの反応次第では、北米投入の可能性も大いにあり得ます。
トヨタがヤリスをベースとしたSUVを開発中!デビューは2020年後半が濃厚か
現在トヨタが新しいコンパクトSUVを開発しており、ラインナップに追加するとの噂があります。
新型小型SUVのベースとなるのはヤリスで、車名は「ヤリス・クロス」。新世代プラットフォームの「TNGA-B」を採用します。クラスとしてはC-HRの下に位置し、ルノー・キャプチャーや日産ジュークなどがライバルにあたります。
ヤリスは全長3,940mm、C-HRは4,390mm(GR SPORTは4,385mm)のため、新型コンパクトSUVの全長は4mほどとなるでしょう。ヤリスと同等、またはそれ以上となるハイレベルな安全装備やApple Car Play/Android Auto対応の最新インフォテインメントシステムの搭載も期待されます。
欧州トヨタは今回発表した新型コンパクトSUVについて「2025年までにヨーロッパでのトヨタ販売台数の約30%を占める」と発表するなど、期待を寄せています。2025年に普及を目指すということで、パワートレインにはEVやPHVを搭載する可能性もあるでしょう。
グローバル市場で販売するかどうか明言されていませんが、北米やアジア地域でも販売する可能性があります。しかし日本市場を見ると、先日発売されたC-HRの下のクラスにあたるライズと競合するため発売を見送ることも考えられます。
東京オートサロンにGRヤリスが登場!マットブラック塗装のエクステリアが特徴
東京オートサロン2020で、ついにGRヤリスがワールドプレミアされました。今回展示されているのはGRヤリスFirst Edition、GRヤリス RALLY CONCEPT、GRヤリスCVT CONCEPTの3台です。
GRヤリス1st Editionには、マットブラック塗装のディフューザーやスポイラーを採用することでスポーティーかつ精悍なスタイルを演出。ワイドandローなアスリートを思わせるボディフォルムが目をひきます。また、ルーフにフォージドカーボン素材を、左右リヤのドアパネルやエンジンフードにはアルミを採用するなどハイレベルな軽量性も追求しています。RZ"High performance"には18インチの鍛造アルミホイールが装着されます。
新開発の1.6L直列3気筒直噴ターボエンジン「G16E-GTS」は最高出力272ps(200kW)、最大トルク37.7kgf·m(370Nm)のハイパフォーマンスを発揮。トランスミッションは6速マニュアルトランスミッションを組み合わせます。
コックピットはGRヤリス専用デザインを反映し、スポーツ走行に適した作りに。スモークシルバーの加飾がクールです。プレミアムスポーツシートやJBLサウンドシステムなどのプレミアムな専用装備を用意します(RZにはスポーツシートが設定されます)。
なお、GRヤリスの発売時期は2020年夏ごろを予定。先行予約限定モデルの特別仕様車「 RZ“First Edition”」「RZ“High-performance・First Edition”」を設定し、2020年1月10日から6月30日まで先行予約受付を行います。特別仕様車 RZ“First Edition”は3,960,000円、RZ“High-performance・First Edition”は4,560,000円です。
GRヤリスの先行予約は順調なようで、発表の場であった東京オートサロン期間中に約1,000台の予約を受け付けたと公式発表がありました。その後2020年1月19日時点で約2,000台に達したということです。
内訳はハイパフォーマンスが予約数の8割を占めるなど、本格的なスポーツモデルを望んでいたユーザーが多い事がわかります。
全長 | 3,995mm |
---|---|
全幅 | 1,805mm |
全高 | 1,460mm |
車両重量 | 1,280kg |
乗車定員 | 4名 |
エンジン | 直列3気筒DOHC直噴ターボチャージャー(G16E-GTS) |
排気量 | 1,618cc |
最高出力 | 200kW(272PS) |
最大トルク | 370Nm(37.7kgm) |
トランスミッション | iMT(6速マニュアルトランスミッション) |
駆動方式 | 4WD |
差動装置 | スポーツ4WDシステム“GR-FOUR” トルセンLSD×2(フロント、リヤ) 電子制御多板クラッチセンターデファレンシャル 4WDモードダイヤルスイッチ(NORMAL/SPORT/TRACK) |
サスペンション | フロント:マクファーソンストラット式 リヤ:ダブルウィッシュボーン式 |
ブレーキ | フロント:ベンチレーテッドディスク リヤ:ベンチレーテッドディスク |
タイヤ | フロント:225/40ZR18 リヤ:225/40ZR18 |
トヨタ・GRヤリスが東京オートサロンでワールドプレミア!
2020年1月開催の東京オートサロンで、トヨタはGRヤリスを世界初公開すると発表しました。
GRヤリスはTOYOTA GAZOO Racingが手掛けるGRスープラに次ぐスポーツモデル。12月11日からは、豊田章男氏がGRヤリスの最終テストを行った動画も配信されています。12月15日のTOYOTA GAZOO Racing FESTIVAL 2019でもテストカーの走行を実施します。
GRヤリス プロトタイプのワールドプレミアが延期に…WRCラリー・オーストラリア中止のため
GRヤリスのプロトタイプが2019年11月17日のラリー・オーストラリアにて初公開される予定でしたが、ニューサウスウェールズ州で発生した森林火災のため、トヨタ・オーストラリア部門が延期を発表しました。
GRヤリス プロトタイプのワールドプレミアの予定については現時点では未定で、決まり次第公表するとのことです。
Toyota GR Yaris Prototype「GR-4」のティーザーイメージが発表!
Toyota GAZOO Racingが2019年11月6日、GRヤリス プロトタイプ「GR-4」のティーザー画像を発表しました。GR-4は2019年11月17日に開催されるラリー・オーストラリアで実車を公開することが分かっています。
公開されたティーザーイメージには、GR-4のリヤスタイルが写っています。ダズル迷彩のカモフラージュのボディにC型形状のテールランプが点灯し、その横にGR YARISのロゴバッジが配置されています。パワートレインは従来モデルから変更になる、あるいはチューンする可能性が高く270psを超えてくると言う噂もあるので期待が高まります。
新型ヤリスはTNGAプラットフォーム(GA-B)を初採用
初採用となるTNGAプラットフォーム(GA-B)でねじり剛性・軽量性を両立した新型ヤリス。環状構造ボディやフロントサイドメンバ×メンバリヤ結合を採用したことで、強度を高め、衝突時のダメージを軽減しています。
サスペンションについては、フロントはマクファーソンストラット式を採用し、軸を最適化してアブソーバの摺動摩擦を減らしています。2WD駆動のヤリスのリヤにはトーションビーム式を、4WD駆動のE-Fourには2リンク・ダブルウィッシュボーン式を採用して安定性を追求。低重心ボディで乗り心地のよい一台になりました。
ガソリンモデルにはグレードごとに「直列3気筒1.0Lエンジン」と新開発の「直列3気筒1.5Lダイナミックフォースエンジン」、ハイブリッドモデルには「M15A 1.5L ダイナミックフォースエンジン」を搭載、トランスミッションはCVTまたは6MTが用意されています。
グレード | X | X “M package” | G | X | G | Z | X | G | Z |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
エンジン | 1KR(1.0L) | M15A(1.5Lダイナミックフォースエンジン) | |||||||
トランスミッション | Super CVT-i | Direct Shift-CVT | 6速マニュアル | ||||||
駆動 | 2WD(FF) | 2WD(FF)または4WD | 2WD(FF) |
グレード | HYBRID X | HYBRID G | HYBRID Z |
---|---|---|---|
エンジン | リダクション機構付のTHSⅡ(M15A 1.5L ダイナミックフォースエンジン) | ||
駆動 | 2WD(FF)またはE-Four(電気式4WDシステム) |
新型ヤリスのグレード別の販売価格は1,395,000円から2,493,000円 燃費は35.8km/L
新型ヤリスには1.0Lガソリン、1.5Lガソリン、1.5Lハイブリッドの3つのパワートレインを設定。1.0LガソリンのグレードにはXとG、1.5LガソリンとハイブリッドにはXとGとZのグレードを設定しています。
新型ヤリスのエントリーグレードは1.0LガソリンモデルのBパッケージで1,395,000円。ホンダの軽自動車N-BOXのエントリーグレードが1,411,300円なのでお買い得感の強い価格設定になりました。
エンジン | グレード | 駆動方式 | ミッション | 販売価格 | WLTCモード燃費 |
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1.0Lガソリン | X Bパッケージ | 2WD(FF) | CVT | 1,395,000円~ | 20.2km/L |
X | 1,455,000円~ | 20.2km/L | |||
G | 1,613,000円~ | 20.2km/L | |||
1.5Lガソリン | X | 2WD(FF) | 6速MT | 1,543,000円~ | 19.6km/L |
CVT | 1,598,000円~ | 21.6km/L | |||
4WD | CVT | 1,831,000円~ | 19.2km/L | ||
G | 2WD(FF) | 6速MT | 1,701,000円~ | 19.6km/L | |
CVT | 1,756,000円~ | 21.4km/L | |||
4WD(CVT) | CVT | 1,954,000円~ | 19.2km/L | ||
Z | 2WD(FF) | 6速MT | 1,871,000円~ | 19.6km/L | |
CVT | 1,926,000円~ | 21.6km/L | |||
4WD(CVT) | CVT | 2,124,000円~ | 19.2km/L | ||
1.5Lハイブリッド | X | 2WD(FF) | CVT | 1,998,000円~ | 36.0km/L |
4WD(E-four) | 2,241,000円~ | 30.2km/L | |||
G | 2WD(FF) | 2,130,000円~ | 35.8km/L | ||
4WD(E-four) | 2,338,000円~ | 30.2km/L | |||
Z | 2WD(FF) | 2,295,000円~ | 35.4km/L | ||
4WD(E-four) | 2,493,000円~ | 30.2km/L |
新型ヤリスのエクステリアは「B-Dash!」をコンセプトとした躍動感あふれるスタイル
今回登場したトヨタ・ヤリスは「B-Dash!」をデザインコンセプトとしています。「B-Dash!」の”B”は「大胆(BOLD)」「活発(BRISK)」「美しく(BEAUTY)」の頭文字を取ったものです。
鋭いヘッドライトはアグレッシブなフロントマスクを表現。ボディ全体はアスリートのように肉感的で、今にも駆け出すかのような躍動的なエクステリアデザインになっています。
新型ヤリスのボディカラー一覧
- コーラルクリスタルシャイン(33,000円高)
- アイスピンクメタリック
- サーモテクトライムグリーン(44,000円高)
- シアンメタリック
- ダークブルーマイカメタリック
- センシュアルレッドマイカ(33,000円高)
- ボルドーマイカメタリック
- ブラック
- アバンギャルドブロンズメタリック
- シルバーメタリック
- ホワイトパールクリスタルシャイン(33,000円高)
- スーパーホワイト2
- ブラック×コーラルクリスタルシャイン(77,000円高)
- ブラック×アイスピンクメタリック(55,000円高)
- ブラック×シアンメタリック(55,000円高)
- ブラック×アバンギャルドブロンズメタリック(55,000円高)
- ホワイト×センシュアルレッドマイカ(77,000円高)
- ホワイト×ブラック(55,000円高)
-
コーラルクリスタルシャイン(33,000円高) -
アイスピンクメタリック(33,000円高) -
サーモテクトライムグリーン(44,000円高) -
シアンメタリック -
ダークブルーマイカメタリック -
センシュアルレッドマイカ(33,000円高) -
ボルドーマイカメタリック -
ブラック -
アバンギャルドブロンズメタリック -
シルバーメタリック -
ホワイトパールクリスタルシャイン(33,000円高) -
スーパーホワイト2 -
ブラック×コーラルクリスタルシャイン(77,000円高) -
ブラック×アイスピンクメタリック(55,000円高) -
ブラック×シアンメタリック(55,000円高) -
ブラック×アバンギャルドブロンズメタリック(55,000円高) -
ホワイト×センシュアルレッドマイカ(77,000円高) -
ホワイト×ブラック(55,000円高)
ボディカラーには新規カラーの「アイスピンクメタリック」「コーラルクリスタルシャイン」を含め12色がラインナップ。さらにホワイトやブラックのルーフカラーを用意し、6タイプの2トーンカラーもセレクト可能となりました。
なお、2019年10月18日にオープンしたTRDの先行サイトでは、新型ヤリスにGR PARTS(TRD)を装着したフルエアロのエクステリア画像が公開されています。
TRDヤリスでは、ブラックとレッドのカラーリングでスポーティーに仕上げ、標準仕様よりもさらに厳ついアグレッシブなスタイリングに。GRスポーツサイドバイザーはハンドリング性能アップに貢献します。
足元には16インチのマットブラック鍛造アルミホイールを装着。その他、IRカットフィルムやGR サイドデカール、GR フロントバンパーガーニッシュなどもラインナップしています。
2019年10月22日には、モデリスタから新型ヤリスのカスタマイズパーツ装着車の画像が発表されました。モデリスタパーツは2020年2月頃からの発売しています。
「小粋足車~日々を楽しく気持ちよく走れるお洒落コンパクト~」をコンセプトに、質感の高いメッキ加飾をあしらったフロントスポイラーやボディ同色のリアバンパーガーニッシュ、リアスパッツ、サイドスカートを用意。これら4商品をセット販売する「MODELLISTA エアロパーツセット」もラインナップされます。
インテリアでは、チェック柄をアクセントに加えたキャメル×ネイビーのシートカバーと、キャメルウッドカラーのインテリアパネルを販売。上質なぬくもりを感じられるカラーコーディネートで、ヤリスの室内が一気にラグジュアリーな空間となります。
新型ヤリスのインテリアはスポーティーで居心地の良い室内空間
新型ヤリスのインテリアは無駄のないシンプルなデザインとしています。上方にレイアウトされたディスプレイオーディオは全車に標準装備され、Apple CarPlay・Android Autoにも対応(オプション設定)。スマートフォンとの連携やコネクティッドサービスの利用も可能です。ヘッドアップディスプレイはグレード別で設定します。
また、スポーティーで操作性に優れた小径ステアリングホイールを採用しており、車との一体感も高まります。
ヤリスのシートはグレードごとに異なる素材やカラーを設定。「ブラック」「クレアトープ」「トープ」など落ち着きのあるカラーリングで、シート表皮にはファブリックや合成皮革を採用します。
新型ヤリスは先進予防安全パッケージ「トヨタ・セーフティ・センス」を標準装備!快適装備も充実
新型ヤリスはトヨタ独自の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を、“M package”以外の全グレードに標準装備しています。
さらにトヨタ初となる高度駐車支援システム「アドバンストパーク」や、二次衝突のダメージを最小限とする「セカンダリーコリジョンブレーキ」、トヨタ初機能の”交差点シーン対応”となる「プリクラッシュセーフティ」、バック時に左右後方から来る車両を検知しブレーキ操作を行う「リヤクロストラフィックオートブレーキ」、車線変更の際、斜め後方の車両を検知する「ブラインドスポットモニター」など、多彩な機能をメーカーオプションで用意します。
アドバンストパークでは、白線がない駐車場の駐車位置を記録してパーキング操作を支援する機能が備えられています。切り返しをしないことを目指しており、素早い駐車操作を実現しています。駐車速度も遅め、標準、速めといった3段階でセレクト可能です。
その他にも、前回乗車時と同じドライビングポジションを簡単に設定できる「イージーリターンシート」、フロントシートを回転させ乗降をスムーズに行える「ターンチルトシート」を用意。
また、ハイブリッドモデルにはオプションでAC100V アクセサリーコンセントが設定されます。このアクセサリーコンセントを装備することで、AC100V 最大消費電力1500W以下の家電の使用が車内でも可能に。パーキングブレーキとフットブレーキを作動し、「AC100V」スイッチをプッシュすると作動します。
発電機・電源としても使用可能で、ガソリン満タン時にはおよそ4日間持つとのこと。アウトドアや停電が起こった緊急時においても活躍してくれます。
新型ヤリスのラゲッジルームはシートアレンジ多彩で高い積載性を誇る!
新型ヤリスの荷室スペースは広々としていて、開口部が大きく積載性に優れます。後部座席は6:4分割可倒式を採用。操作も簡単で、荷物や乗車人数に合わせて多彩なシートアレンジを実現します。
HYBRID Z・Zの2WDに標準装備されているアジャスタブルデッキボードでは、荷室フロア高を2段階で調整可能です。
気の利く収納スペースも前後左右席に散りばめられている新型ヤリス。ボトルホルダーやシートバックポケット、グローブボックス、シートアンダートレイなどがコンパクトな車内の中に用意されています。
ヴィッツから始まるヤリスのモデルチェンジ遍歴
ヤリスはトヨタが販売するBセグメントのコンパクトカーです。海外ではヤリスの名前で販売されていましたが、日本では3代目までヴィッツの名前で販売され、4代目からヤリスの名前に統一されました。ヤリスクロスやGRヤリス、ヤリスセダンなど、派生車も多数あるモデルです。
それまで海外で販売されていたヤリスですが、2020年、4代目となって日本でのヴィッツの販売を終了し、「ヤリス」の名前で統一されることになります。キャッチフレーズは「YARIS&GO!」で躍動感が重視されています。
2019年12月、日本仕様を発表。グレードは「X」「G」「Z」の設定でガソリン車とハイブリッド車共通になります。
2020年2月、日本国内での販売を開始。販売開始から月販目標の5倍の受注を記録するとともに、3月には前身となるヴィッツが販売終了となります。4月下旬には4WD仕様が1.5Lガソリン車に追加。
2021年には走行性能や安全性能、環境性能が評価され、欧州カー・オブ・ザ・イヤーを受賞。同年5月に一部改良で安全性能が強化されました。
2022年7月に一部改良。さらなる安全性能の強化と快適性の向上が施され、「X」1.0Lの「Bパッケージ」が廃止されました。
ヤリスのモデル | 販売年表 |
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初代 XP10型 | 1999年~2005年 |
2代目 XP90型 | 2005年~2011年 |
3代目 欧州仕様 XP130型 | 2011年~2020年 |
3代目 アジア仕様 XP150型 | 2013年~ |
4代目 KSP210/MXPA1#/MXPH1#型 | 2020年~ |
ヤリスは今後の改良でプラグインハイブリッドやBEVモデル追加の可能性も
ヤリスはトヨタの重要なコンパクトモデルで、2030年までにBEVモデルを充実される予定のトヨタにとって指標となる車種です。
2024年はハイパフォーマンスモデルのGRヤリスを追加、次期モデルはパワートレイン追加の噂もあり、ガソリンエンジンのほか電動パワートレイン追加にも期待できるかもしれません。
予防安全装備の充実、先進的なマルチメディア機能の搭載など、コンパクトモデルとは思えないコストパフォーマンスでこれからもトヨタを引っ張り続けるモデルになるでしょう。