タイヤの長寿命化に貢献する「タイヤカバー」の選び方のポイントと人気21商品の特徴比較
タイヤの寿命は、オフシーズンの保管方法によって大きく変わってきます。ベランダや物置などのスペースにタイヤを直置きするよりも、雨・風・紫外線・湿気などの影響によるダメージを防ぐ効果のあるタイヤカバー内に保管していた方が、タイヤの長寿命化が実現し、愛用のタイヤをより長い期間にわたって利用できます。
「タイヤカバー」は、タイヤメーカーのミシュランをはじめ、アフターパーツメーカーなどが数多くの商品をECサイトやカー用品店、カインズなどのホームセンターでも販売しているため、商品選びに迷ってしまう方は多いはずです。
ここでは「タイヤカバー」選びに役立つ、フルタイプやセパレートタイプの特徴、防水加工が施されている、遮光性に優れている、洗濯できるなどの特徴を備える人気商品の魅力もご紹介します。
タイヤカバーは4本を同時に保管する「フルタイプ」と1本ずつ個別に保管する「セパレートタイプ」に大別
スタッドレスタイヤを保管する際などに使用されるケースが多いタイヤカバーは、主に2種類に大別されます。リーズナブルな価格帯が魅力で4本を同時に収納して保管する「フルタイプ」と、1本ずつ個別に保管して縦置きも可能とする「セパレートタイプ」です。
フルタイプ式のタイヤカバーは、タイヤを横に平置きで積み上げて、4本のタイヤ全体をカバーで被覆し、紐やファスナーなどで密閉させて保管します。このタイプは、カバーを一つ用意するだけで済むため、購入費用がリーズナブルとなる傾向があります。
一方、タイヤを1本ずつ個別に保管する「セパレートタイプ」は、カラフルなカラーリングが施されている商品も多く、より密閉度が高くて外部環境の影響を受けにくいため、各タイヤを翌シーズンも良好な状態で利用できるという特徴があります。
「タイヤカバー」の選び方 ~ 防水・撥水加工など機能面に着目
ECサイトなどの販売チャネルで多数の商品が展開されている「タイヤカバー」の選び方のコツをご紹介します。特にガレージや物置内ではなく、ベランダや庭といった屋外での保管を考えている方に意識していただきたい項目となっています。
耐摩耗性・耐候性に優れるポリエステル素材の商品は破れにくく保管場所まで動かすのにも便利
タイヤを被覆し、雨や風などのダメージを防ぐカバーは、できるだけ破れにくいものが理想的です。石油から造られる化学繊維であるポリエステルは、耐摩耗性、耐候性などに優れるというメリットがあるため、タイヤカバーに用いる素材に適しています。ポリエステルを素材として採用している商品は、耐久性に優れ破れにくいため、長期間にわたって使用できます。
取っ手が付いていて動かしやすい・ファスナー式などで脱着が簡単な商品
タイヤはホイールに装着した状態で保管するという方は多いはずです。タイヤとホイールのサイズにもよりますが、合計すると重量は1本あたり10kg前後になるため、保管場所まで移動させる際には、取っ手が付いている商品の方がスムーズになります。
カバー内に入れたタイヤは、ファスナーやマジックテープ、ベルトなどを用いて密閉させます。どのタイプが収納や脱着が簡単であるかを考えて、ご自身が利用しやすい商品を選びましょう。
防水・撥水加工が施されている商品はタイヤのひび割れやホイールの錆びを防いでくれる
濡れた状態の放置はタイヤのひび割れや、ホイールの錆びの原因です。カバー内に雨や雪が入らないように防水・撥水加工が施されている商品を利用した方が、保管中のタイヤはダメージを受けにくくなります。
遮光性が高くて紫外線によるゴムの劣化を抑える事ができる商品
太陽光などに含まれている紫外線は、タイヤのゴム成分を劣化させる大きな要因です。多層構造を採用するなどして遮光性を高め、カバー内への紫外線の侵入を防ぐことが可能とする商品であれば、タイヤのゴムの硬化やひび割れが抑制され、翌シーズンもタイヤの性能を維持しやすくなります。
タイヤカバーの人気商品21選 ~ タイヤ交換前に用意しておきたいカー用品に防水加工が施されているか・紫外線をカットできるか等の特徴比較
防水加工や遮光性を高める機能だけでなく、デザイン的な魅力も備えているタイヤカバーの人気商品をピックアップしました。各商品の特徴をご紹介します。
COVERGROUPの「タイヤカバーセット4個セット」は国産車の主要車種に装着されているタイヤのほとんどを保管できる汎用性を備えているので車を乗り換えても使い続けられるお勧め商品
COVERGROUP タイヤカバー 4個セット
| メーカー | COVERGROUP |
|---|---|
| サイズ | 直径 約55cm~78cm / タイヤ幅最大 26cmまで対応 |
スタイリッシュなデザイン性を備えるCOVERGROUPの「タイヤカバー」は、15インチ~22インチサイズに適合し、国産車の主要車種に装着されているタイヤのほとんどを保管できます。そのため、車を乗り換えたとしても使い続けられる汎用性も評価されている人気商品です。
オックスフォード600D生地に、PVC(ポリ塩化ビニル)素材を組み合わせることで、大径タイヤを入れた状態でも移動できる耐久性を持たせています。本製品には、タイヤを積み重ねた際にホイール等への傷つきを効果的に抑えてくれるフェルトパッドが付属されているため、お得なセットとなっています。
4サイズ展開で幅広い車種に対応可能なHiranoの「ゼロキーパー タイヤカバー」は隙間からの侵入を防げる止水ファスナー等を設置して雨・塵・紫外線によるダメージから徹底的にタイヤを守る
Hirano ZEROキーパー タイヤカバー
| メーカー | Hirano |
|---|---|
| サイズ | SSサイズ:580mm×760mm / Sサイズ:650mm×900mm / Mサイズ:730mm×1100mm / Lサイズ:840mm×1200mm |
| 価格 | 2,980円~(2025年調べ) |
Hiranoの「ZEROキーパー タイヤカバー」は、耐衝撃性・耐水性に優れ、紫外線を90%以上もブロックできる420デニール生地を採用しながらも、軽量化も実現させているため、初めての方でも利用しやすいおすすめ商品です。
SS・S・M・Lの4サイズを展開し、人気のSUVなども含めた幅広い車種に対応可能な本製品は、隙間からの水の侵入を防げる止水ファスナーを設置することで、雨や雪の影響を受けにくくする防水性能を徹底させています。
ブラックとシルバーの2タイプをラインナップさせているLIBZAKIの「タイヤカバー」はJeepなどの特殊サイズを採用している外車のタイヤも保管できる収納力を備えているお勧め商品
LIBZAKI タイヤカバー
LIBZKIの「タイヤカバー」は、ブラックとシルバーの2色を展開し、優れたデザイン性を備えながらも、耐久性に秀でた300Dオックスフォード生地を採用し、防水ジッパーなどを組み合わせることで、強風や激しい雨に見舞われたとしても、タイヤにはダメージを与えない保管性能を実現させています。
本製品で展開されているLタイプの商品では、Jeepなどの特殊なサイズを採用している外国車や、トラックなどに装着されているタイヤも保管することも可能としています。
不織布収納老舗メーカーのAstroが手掛ける「タイヤカバー」はアクリルコーティングを施したポリエステル素材を採用して撥水性能や耐久性を高水準化させる
Astro タイヤカバー
1970年創業の不織布メーカーの老舗企業であるAstro(アストロ)が、蓄積された技術力を導入して完成させた「タイヤカバー」は、大開口のファスナー構造を採用して、タイヤを保管する際の作業効率を引き上げます。
アクリルコーティングを施したポリエステル素材を採用することで、紫外線除去率や撥水性能を向上させている本製品は、裾に設けられている紐をしっかりと絞れば、タイヤを保管する際の安定感を高めることができます。
S・M・Lの3サイズを展開するMr.YOUの「車用タイヤカバー」はポリウレタン塗料と紫外線防止保護塗料を塗り込むことでタイヤの長寿命化をサポートしてくれるお勧め商品
Mr.YOU 車用タイヤカバー
Mr.YOUの「車用タイヤカバー」は、ジッパーを下ろせば簡単に保管できる、タイヤサイズに応じてヒモとストッパーで微調整できるなど、初めての方でも使いやすい構造を実現しています。
内側表面にはポリウレタン塗料と紫外線防止保護塗料を塗り込むなどして、水・塵・紫外線などの環境によるダメージの影響を受けにくくしています。本製品を使用すれば、タイヤを良好な状態で長く使い続けることができます。
プランドルの「タイヤカバー」はポリエステル素材にオックスフォード300D生地を組み合わせることでタイヤの要であるゴム成分の劣化を防いで長持ちさせてくれる
プランドル タイヤカバー
プランドルの「タイヤカバー」は、タイヤを1本ずつ個別に保管するタイプのセパレート商品で、持ち運んで移動させる際に便利です。
本製品は、ポリエステル素材にオックスフォード300D生地を組み合わせることで、タイヤのゴム成分が紫外線や雨風、空気中に漂う汚れ成分による影響でダメージを受けてしまわないようにガードする能力を高めています。
ポリエステル100%素材を採用する見た目のインパクト大のデザインを特徴とするタイヤカバー
X‐EUROPE タイヤ収納カバー M
X‐EUROPE(クロスヨーロッパ)の「タイヤ収納カバー」が採用するアニマル柄のデザインは、タイヤの汚れが目立ちにくいので長く愛用できると評判です。保管中のタイヤのダメージ要因となる雨などをしっかりとガードできる防水加工が施されている本製品は、Mサイズ以外にも、S(直径65cm×高さ80cm)とL(直径78cm×高さ120cm)サイズも展開しています。
プリウスやフィットなどの車に装着されているタイヤを収納可能なカバー
ジョイフル タイヤ収納カバー M
夏タイヤ及びスタッドレスタイヤの保管に使い回せるジョイフルの「タイヤ収納カバー」は、積み重ねたタイヤの上からすっぽりと被せて、紐をギュッと締めれば収納可能な状態となります。紫外線や酸性雨などに対する耐性が備わる本製品を利用すれば、良好な状態のタイヤをより長く使えます。
STIのロゴがスバリスト達の購買意欲を刺激するタイヤカバーセット
SUBARU マーカー付きタイヤカバー セット
STIのロゴが入ったマーカー付きタイヤカバー セットは、WRX・レヴォーグ・BRZといった車種に乗車されている方々の利用率が高いスバルの純正商品です。撥水加工だけでなく、防炎加工も施されている本製品は、雨風や高温多湿などの影響によるダメージを抑えて、タイヤに備わる特性を翌シーズンも持続させます。
テント・タープなどのアウトドア用品の開発技術を応用して高耐久を実現させているタイヤカバー
CAPTAIN STAG タイヤカバー L
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)は、テントやカヌーなどのアウトドア用品を多数展開するメーカーです。同社が開発した「タイヤカバー」には、アウトドア用品を製造する過程で構築された技術力が導入されているため高耐久性を備えます。本製品は、シルバーコーティング加工を施したポリエステル素材を採用するなどの特徴も有しています。
平置きした際にホイールへの傷つきやホコリなどの侵入を防げるフェルトパッドが1枚セットされているタイヤカバー
FIELDOOR タイヤトート
カーキやグレーなどアウトドアを趣味とする方が好むカラーも展開しているFIELDOORの「タイヤトート」は、直径Φ55.7cm~Φ76.2cm、タイヤ幅は最大25.5cm、総重量30kg以下のタイヤならば保管可能です。
本製品は、タイヤを回しながらの取り付けを可能とする面ファスナー式を採用しています。また、タイヤローテーションのメモ用紙を入れられるポケットが付いている点や、繊維を碁盤の目のようにクロスさせて裂け目の拡がりを防ぐリップストップ生地を採用するなど、利便性を高めています。
「タイヤカバー TE‐830Eシルバー」は大型ミニバン・SUVに装着されている大径タイヤを保管するのに便利
アイリスオーヤマ タイヤカバーTE-830E シルバー
外径は83cm、高さは120cmに設定されており、大径タイヤの保管を可能とする「タイヤカバー TE‐830Eシルバー」は、フッ素撥水加工やシルバーコーティング処理の協調効果によって、タイヤへのダメージ要因となる紫外線・雨、ホコリとの接触を防ぎます。
本製品と同じポリエステル素材を用いた商品として、「タイヤカバー TE‐700Eシルバー」はコンパクトカーや普通車に適したサイズを、「タイヤカバー TE‐600E シルバー」は軽自動車に装着させるのに適したサイズをしており、どのタイプも人気商品となっています。
直径65~73cm・幅22.5~27.5cmのサイズ幅に属するタイヤを保管できるタイヤカバー
CREEKS タイヤカバー M
ミドルクラスのSUVに装着されているタイヤを保管するのに適しているCREEKSの「タイヤカバーM」は、紫外線の吸収率に優れた層と、オックスフォード生地に撥水加工を施した層を重ねた二層構造によって、物理的な刺激や雪や黄砂などの環境物質による刺激からタイヤを守ります。
フルジップファスナー方式を採用して、脱着も簡単にできるCREEKSのタイヤカバーは、Mサイズの他にも、軽自動車に装着されているタイヤ用のSSサイズ、普通車のタイヤを保管するのに適しているSサイズ、大型車に装着されている大径タイヤを保管する用のLサイズも展開しています。
「タイヤバック Lサイズ」は17・18インチなどのタイヤを保管するのに最適
BONFORM タイヤバッグ Lサイズ
クッションなどのカーインテリア用品を数多く展開するBONFORM(ボンフォーム)が販売する「タイヤバックLサイズ」には、全体を周回させるようにデザインされた高強度の取っ手が設置されているので、持ち運びが便利です。生地は厚手のポリエステルなので何シーズンも使い続けられます。
ボンフォームはLサイズの他にも、S・M・LLサイズのタイヤバックを展開し、保管できるタイヤの種類を広げています。
「タイヤカバー LL RV車用」はプラドやハイラックスサーフなどに装着されている大径タイヤを保管
メルテック タイヤカバーLL RV車用
「タイヤカバー LL RV車用」は、275/60R18や275/65R17などの大型車に装着されている大径タイヤを保管するのに適している商品です。コードロック機能を付けて風の侵入を防ぐこの商品には、タイヤ交換時のスムーズ化に貢献する右前輪・左前輪・右後輪・左後輪と印字されたシールがセットされています。
メルテックはLLサイズの他にも、N-BOXなどの軽自動車用のSサイズ、プリウスやアクアなどの普通車用のMサイズ、ヴェルファイアやエルグランドなどのミニバン用のLサイズのタイヤカバーもラインナップしています。
ミシュランの「タイヤカバー」は高いデザイン性と機能性を兼ね備える人気商品
MICHELIN タイヤカバー
世界的に有名なタイヤメーカーであるミシュランが販売する「タイヤカバー」は、マジックテープやフックによってタイヤを保管する方法を採用することで、汎用性をアップさせ、幅広いサイズのタイヤの保管を可能としています。
ブランドロゴやカラーリングの組み合わせが抜群にオシャレなこの商品は、裁縫などに用いる糸が太くて頑丈なので耐久性に優れ、洗濯機で洗えるので衛生的な状態で長く使えると評判です。
タイヤカバーLサイズ【プラザセレクト】はハリアーやエクストレイルなどの人気車に装着されているタイヤの保管に適している商品
アイリスオーヤマ タイヤカバー Lサイズ【プラザセレクト】
| メーカー | アイリスオーヤマ |
|---|---|
| サイズ | 直径:約75cm、高さ:約30cm |
最大重量は約24kgに設定されている「タイヤカバー Lサイズ【プラザセレクト】」は、タイヤを重ね置きした際の重みを全体へと分散させてくれるクッション性のある形状が特徴的です。
開口部をワイドに設計し、タイヤを内側へと入れてから紐でギュッと絞った後にストッパーで調整するこの商品は、汚れにも強くて頑丈なポリエステル生地を採用しています。
アイリスオーヤマはLサイズの他にも、ノートやN‐BOXなどの車に装着されているタイヤを保管するのに適したMサイズ(直径:約65cm、高さ:約30cm)の商品もラインナップしています。
新型ジムニーに対応し迷彩柄が人気の「SPARE TIRE COVER」はドレスアップ効果も高い
CARKLEID SPARE TIRE COVER
CARKLEID(カークレイド)が取り扱う「SPARE TIRE COVER」は、4代目JB64W型ジムニーのバッグドアに付いているスペアタイヤへの装着も可能とする商品です。
上から被せるだけで簡単に雨風や紫外線によるダメージからタイヤを守れるこの商品は、ブラック×レッド・ブラック×ホワイト・ブラックカラーには高級感を演出させるPVCレザーを、迷彩柄には耐久性に優れて汚れにくいオックスフォード生地を組み合わせてドレスアップ効果を高めています。
盗難防止ロック機能が付いている「STAINLESS TIRE COVER」の存在感は凄くてスペアタイヤの劣化も防いでくれる
KOKONTOUZAIYA STAINLESS TIRE COVER
| メーカー | 古今東西屋 |
|---|---|
| サイズ | - |
ドレスアップパーツを数多く取り扱う古今東西屋の「STAINLESS TIRE COVER」は、光沢感と存在感が際立つデザインが特徴で、適合するJB23・JB64系ジムニー及びJB43・JB74系ジムニー シエラに装着すれば、リアビューのイメージがガラリと変わります。
スペアタイヤを紫外線や飛び石などの物理的な刺激から守る効果も優れているこの商品には、盗難防止ロック機能が付いているので、安心して使い続けられます。
「タイヤカバー・ブラックS」は12~15インチといった軽自動車が装着しているタイヤを保管するのに適している商品
ARADEN タイヤカバー・ブラックS
| メーカー | アラデン株式会社 |
|---|---|
| サイズ | 直径:約57cm、高さ:約26cm |
| 価格 | – |
自動車だけではなく、バイクや自転車に使うカバーの製造も行うアデラン株式会社が販売する「タイヤカバー・ブラックS」は、厚手のブラックカラーのポリエステル素材に、撥水コーティング加工を施してカバー内への雨や雪などの侵入を防ぎます。
タイヤの前後・左右を識別可能とするシールがセットされるこの商品は、Sサイズ以外にも普通車用のMサイズ、RV車用のLサイズも展開しています。
ポジショニングシールや収納袋がセットされるユーザー目線で嬉しいタイヤカバー
日本ボデーパーツ工業株式会社 タイヤカバー L
日本ボデーパーツ工業の「タイヤカバーL」は、16インチ~18インチのタイヤを保管するのに適したサイズ設計を採用しています。左前・右前などと印字されたポジショニングシールや、未使用時にはコンパクトに折り畳んで収納できる専用袋を備えさせており、消費者の購買意欲を刺激します。
同社は13インチ~15インチを適合目安とするSサイズや、15インチ~17インチを適合目安とするMサイズのタイヤカバーの販売も行っています。
CAP STYLEの「タイヤカバー」には撥水加工や紫外線をカットする機能が備わる
CAP STYLE タイヤカバーS
| メーカー | シーエーピースタイル |
|---|---|
| サイズ | – |
| 価格 | – |
CAP STYLE(シーエーピースタイル)の「タイヤカバー」は、ファスナーを付けないシンプルな構造によって、ユーザーの使いやすさを追求しています。UV(紫外線)をカットする機能や撥水加工が施されているこの商品を使って、シーズンオフ中のスタッドレスタイヤなどを保管すれば、翌シーズンに利用する際、性能の劣化を抑制した状態で使用できます。
100均で入手可能なタイヤカバー
DAISO タイヤ収納カバー L
| メーカー | (株)大創産業 |
|---|---|
| サイズ | S/M/L |
| 価格 | 110円 |
収納用のタイヤカバーは100円ショップでも販売しています。サイズはS/M/Lがあり、Lサイズは265/65R17くらいのサイズまで対応しています。
使用方法は、タイヤホイールの表面にかぶせるように袋に入れ、裏から紐で軽く縛るという方法です。
-
100円ショップで手に入るタイヤカバーはS~Lまであり、大抵のサイズに対応しています -
裏面の表記には対応するタイヤサイズが記載されています -
使い方は軽くかぶせるだけにして、紐を強く縛ってはいけません。
実際に使用してみたのですが、大型のタイヤの場合は少し持ちにくいというデメリットがあり、生地が薄手であるため耐久性にも不安があります。特に紐で縛る部分は、強く縛ると生地が引っ張られて破れやすいので、きつく締めすぎないことをお勧めします。
また、タイヤ交換をディーラーやショップにお願いしている場合は、袋が破けやすい可能性があるため、袋から出して渡すのが望ましいでしょう。
耐久性のあるものを選ぶ場合は、100均のタイヤカバーはあまりお勧めできません。大型のビニール袋の代わりに使え、雨風をしのげる程度と考えると良いでしょう。
シーズンオフ中のタイヤは「タイヤカバー」で保管して性能の劣化を抑制しながら長期間にわたって愛用
ガレージや物置、あるいはベランダに保管するにせよ、シーズンオフ中のタイヤはビニール袋の中に入れて置くよりも、UV加工や防水処理が施されている「タイヤカバー」の中に入れて保管した方が、タイヤの性能劣化を抑制した状態で翌シーズンも利用できます。
各メーカーが展開しているS・M・L・LLサイズの「タイヤカバー」の中から、ご自身が使用しているタイヤに適している使いやすい商品を選んで、良好な状態のタイヤを長きにわたって愛用していきましょう。