ステンレスマフラー磨きのDIY!ウエスとピカール液・ラビングコンパウンドがあればビカビカのマフラーに
社外マフラーの素材に多いステンレスマフラーは、鉄製のマフラーとは違いキラキラとした見た目がカッコいいものですが、地面に近い場所のため錆やすく汚れやすくてくすみやすいものでもあります。そこで、金属磨きを使ってマフラーの小さな錆を落とし綺麗にしてみましょう。
用意するものは、マフラーの汚れを落とすスポンジ・液体コンパウンドのピカール・半ネリのラビングコンパウンド、そしてウエスです。特に注意することは走行直後の場合はマフラーが高温のため触ると火傷する可能性が高いことです。
磨く道具などを施工する車で買ってきた時はすぐに行わず、まずは時間を置いてマフラーが持っている熱を冷ましましょう。十分に冷やした後は水を含めたスポンジなどで泥汚れを落とし、水分を拭き取ったらいよいよ磨いていきます。
ボディのキズなどを消すためではなく、くすんだ表面を磨くため最初は細目レベルの液体ピカールを使って磨いていきます。それで十分な輝きが出たらそこで磨きは終了ですが、より輝きを出したい場合はラビングコンパウンドで磨いて仕上げを行います。
さっそく汚れなどでくすんだステンレスマフラーを磨く方法をチェックしてみましょう。
TRDのステンレスマフラーをピカールで錆落とし!水拭きとウエス磨きで新品みたいな鏡面が復活した
ランドクルーザープラドに装着したTRDステンレスマフラーをウエスで水拭きし、乾拭きをしてからピカール液で磨いてみました。DIY施工で20分ほど磨いただけでも、くすんだ表面からキレイな鏡面に生まれ変わりました。用意するものはバケツにカーシャンプー、数枚のウエス、そしてピカール液です。
今回施工を行ったランドクルーザープラドは、ウマをかけたりジャッキアップをしなくても車体下に潜り込んで作業を行えますが、単にジャッキアップをしてマフラーを磨くと振動で外れて車体の下敷きになる可能性があるため、絶対に行わないでください。基本的に安全を確保できていない状態(ジャッキアップしただけ・不安定な地面でウマに乗せる・スロープから落ちそうな位置にタイヤを乗せる)で車体下に入るのは大変危険な行為です。
車体下に潜り込めないときは、マフラーに手が届く部分だけ行う・タイヤが外れないようスロープに乗せてサイドブレーキをかけ、さらに輪止めをかけて作業をするなど、安全を確保した上で作業を行ってください。
ステンレスマフラー磨きで感じたこと
- 洗剤を使った洗浄でも汚れは結構落ちる
- 作業時間は20分くらいなので手軽に行える
- 安全を確保できている状態でも車体下にもぐるのはちょっと怖い
- ピカール液で擦っただけならくすんでいるが仕上げの乾拭きをすると感動する
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ステンレスマフラーの磨きに必要なものは、洗車バケツに洗車スポンジ、カーシャンプーと数枚のウエス、そしてピカール液です。手順としては、まずは洗剤でマフラーの汚れを落とし、拭きあげたあとにウエスによく振ったピカール液をつけて磨いていきます。全体的に磨いたあとはウエスで乾拭きして完了です。
今回のステンレスマフラー磨きで行った手順
- 洗剤を使ってマフラーを洗う
- 水分を拭きあげる
- ウエスにピカール液を垂らして磨く
- マイクロファイバークロスで乾拭きして仕上げ
さっそくマフラーを洗っていきます。この時に注意したいのは、走行直後だとマフラー自体に熱を持っているため十分に冷やしてから行うことが大切です。作業は走行後30分ほど経った状態で行いましたが、素手でも触れるくらい冷えていました。車両によってマフラーの冷め方は違うため火傷に気をつけてください。
シャンプー液を使って洗浄したところ、汚れやくすみは結構取れましたがステンレス特有の輝きは出ていません。特にパイプ部分は茶色く変色しているのが見えていて、ピカール液でキレイになるのか心配です。まずはテールエンドの部分から施工していきました。
ウエスによく振ったピカール液を垂らしたら、磨く部分にペタペタとスタンプを押すように液をつけていきます。あらかじめコンパウンドを馴染ませておくことで、磨かれるほうも傷がつきにくくなります。この作業が終わったらいよいよステンレスの輝きを取り戻すためガシガシと磨いていきます。
滑りが悪くなったところでウエスを見たところ、洗剤洗いでは取れなかったくすみがとれました。この調子で手の届く範囲までステンレスマフラーを磨いていきます。滑りが悪くなったら再びピカールをウエスに垂らして磨くの繰り返しです。
テールエンドやサイレンサー、パイプのパーツごとに手が届く範囲でピカールを使って磨きました。この段階でも十分光っているように見えていますが、マイクロファイバークロスで乾拭きして付着しているピカール液を取り除いて仕上げを行います。
洗浄が終わった時点ではうっすらしか見えていなかったTRDロゴがバッチリと浮き出ています。くすみも取れてステンレスの輝きが見えました。ピカール液はガリガリと削らない鏡面仕上げの研磨剤のため、定期的に行うことでステンレスマフラーを綺麗に保つことができるでしょう。
マフラーを磨いたあとはコンパウンドや油分をガッチリと除去することがポイントで、せっかくキレイにしても油分が残っていると走行したときに熱が入り、マフラーに焼きつく可能性が高いため注意が必要です。
ステンレスマフラー磨きはウエスとコンパウンドがあればDIY施工ができる!まずは汚れを落とすとこから始めよう
ステンレスマフラーは使っていくごとに汚れが付着してくすんでいきますし、マフラー自体が熱を持つパーツのため汚れが焼きついて洗剤だけでは取れないシミができることもあります。そこで、ステンレスマフラーの見た目を綺麗にするためにも金属コンパウンドを使って磨いていきましょう。
ステンレスマフラー磨きで用意するもの
- 洗車グッズ一式
- マイクロファイバークロス(ウエス)
- ピカール液(液状)
- ラビングコンパウンド(ペースト状)
まずは、マフラー自体が熱を持っていないことを確認することから始めます。アイドリングや走行直後はとても熱いためDIY施工する時は駐車してから数時間置くなど、熱を冷ましてから作業を始めてください。洗車バケツにカーシャンプーで泡を作り、洗車スポンジでできるところまでマフラーの汚れをとります。
マフラーを洗浄する際にはマフラー内部へ水が入りこまないよう注意しながら水をかけます。水気をウエスで拭きとったら、いよいよコンパウンドを使って磨いていきます。最初は目の細かい液体のピカール液を使って擦っていきます。
マイクロファイバークロスやウエスによく振ったピカール液を少量とったら、磨いていきます。滑りが悪くなってきたら再びピカール液をクロスにつけて磨きます。ある程度擦ったら綺麗なウエスで乾拭きをしてマフラーの状況を確認します。
マフラーの届く部分をピカール液で磨いたら、もう1度全体的にウエスで乾拭きし仕上がりを見ます。汚れやサビがとれて、くすみもなくなっているのを確認したら終了です。さらに頑固な汚れやサビ、くすみを取りたいときはピカール液よりも目の粗いラビングコンパウンドを使って磨いていきます。
ラビングコンパウンドはペースト状のテクスチャで、ピカール液よりも目が粗いため強くこすりすぎるとマフラーに磨きキズがつく可能性も無きにしもあらず。ですがピカール液で磨いたよりも、より綺麗に仕上がるでしょう。
ステンレスマフラー磨きは火傷に注意!走行直後はマフラーが高温のため時間を置いてから始めよう
ステンレスマフラーだけではなく、マフラーはエンジンをかけたり走行した直後は非常に高温になっているため、素手で触ると火傷をする可能性が高いです。そのため数時間放置してから触るといいでしょう。熱がとれたあとなら安全にDIY施工することができます。
高温になったものの上に液体コンパウンドを乗せるとすぐに蒸発して磨きにくいため意味がありません。しっかりと磨くためにも十分に冷やしておく必要があります。
マフラー磨きをする時の注意点
- エンジンを切った直後はマフラーが熱いため触らない
- 熱い部分に液体コンパウンドを乗せても蒸発するため磨きにくい
ステンレスマフラー磨きにはピカール液がおすすめ!高温になる場所なので火傷に注意
ステンレスマフラーは使っていくうちに汚れやくすみが発生して輝きは失われていきますが、ピカール液で磨くことで浅いサビや焼きついたシミも取り除くことができ、くすみも取れてピカピカした見た目に戻ります。液体のピカールでは取れない頑固な汚れはもっと荒いコンパウンドであるラビングコンパウンドを使うことで綺麗になるでしょう。
ですが、ラビングコンパウンドは磨く強さが強いため磨き過ぎによるキズに注意が必要です。目立たない場所で試してから問題ないようでしたら全体にかけるようにしてください。
マフラーは高温になるパーツですので、アイドリングや走行直後に触ると熱いため火傷に注意する必要があります。駐車してから数時間経てば十分に冷えているでしょうし、熱い場所に液体コンパウンドを乗せても蒸発するため磨けません。しっかりと冷やしてからDIY施工するようにしてください。