マイナーチェンジ(商品改良)前の4代目ロードスターをチェック
2018年のマイナーチェンジではエクステリアやインテリアは継承しています。
現行の4代目ロードスターからマイナーチェンジ後のスタイリングをチェックしましょう。
新型ロードスター・RFは丸みのあるボリューミーなエクステリア
丸く存在感のあるエクステリアは1989年に誕生してから代々受け継がれている、ロードスターのアイデンティティーです。
2シーターのオープンスポーツという趣味性の強い車ですが、毎年一定した販売台数を維持できる人気の車種というのも納得できます。
ソフトトップタイプのロードスターは見た目にも優しい印象があり、ゆったりした走りで風を楽しめるような、スポーツカーよりもオープンカーのイメージが強く残ります。
ハードトップタイプのロードスターRFは天井まで一体感のある剛健な造りが特徴で、最高出力158PSのSKYACTIV-G 2.0Lガソリンエンジンを搭載した力強いスポーツ感溢れる走りが楽しめます。
細部までこだわり抜いた妥協のないインテリア
ロードスターとロードスターRFの内装は同じで、どちらも質感の高いデザインと最高級の素材が使われています。
コクピットのセンターパネルやスイッチ類、エアコンの送風口は円を基調に統一感あるデザインを採用、ステアリングホイールやシフトノブには本革素材が使われています。
ロードスターのSレザーパッケージとロードスターVSグレードでは、国内外の高級車のみに使われる厚みのある最上級のナッパレザーを、スポーティなRSグレードではナッパレザーとアルカンターラのレカロシートが装備されます。
ロードスターのトップの開閉のしやすさは世界トップレベル
オープンカーの醍醐味は風を感じながらドライブできることです。
ロードスターは片手でも簡単に天井を開け閉めできるため、運転中の急な雨でも濡れることはありません。
ロードスターRFは開閉スイッチ1つで開け閉めでき、全ての動作が全自動で行えます。開閉するスピードは世界トップクラスで、美しく見えるように工夫された開閉アクションは見るものを魅了します。
また天井の動きや状況をコクピットにある4.6インチTFTカラー液晶にリアルタイムで表示するため、安心感も生まれます。
2シーターのオープンスポーツとは思えない十分な収納スペース
2シータースポーツと聞くと収納スペースがなく使い勝手が悪いイメージがありますが、ロードスターはそんなイメージを覆してくれます。
トランクルームは独立式で、キャリーバック2個を収納できるほど広大な最大容量127Lとなっています。
フロントコンソールの助手席側と、センターコンソール後方に付けられる着脱式カップホルダーは緒距離ドライブでも大活躍です。
センターコンソールには携帯電話やサングラスなどの小物を収納するスペースも備わっています。リアコンソールには、天井をオープンしたまま車を離れても大丈夫なように鍵が付いています。
マツダの名車ロードスターとロードスターRFのスペックと価格
ロードスターとロードスターRFの違いは高さ、車両重量、最低地上高、パワートレイン、天井の開閉の違いです。
2018年後半にマイナーチェンジした新型ロードスターもパワートレイン以外は同様のスペッです。
また、グレードによりMT(マニュアル車)とAT(オートマチック車)が設定され価格に違いがあります。
ロードスター | ロードスターRF | |
---|---|---|
駆動方式 | 2WD(FR) | 2WD(FR) |
全長 | 3,915mm | 3,915mm |
全幅 | 1,735mm | 1,735mm |
全高 | 1,235mm | 1,245mm |
室内長 | 940mm | 940mm |
室内幅 | 1,425mm | 1,425mm |
室内高 | 1,055mm | 1,040mm |
ホイールベース | 2,310mm | 2,310mm |
車両重量 | 990kg | 1,100kg |
乗車定員 | 2名 | 2名 |
最小回転半径 | 4.7m | 4.7m |
最低地上高 | 140mm | 145mm |
S | 2,494,800円~(MT) |
---|---|
S スペシャルパケージ | 2,700,000円~(MT) |
2,808,000円~(AT) | |
S レザーパッケージ | 3,045,600円~(MT) |
3,153,600円~(AT) | |
RS | 3,207,600円~(MT) |
RED TOP 特別仕様車 | 3,045,600円~(MT) |
3,153,600円~(AT) |
S | 3,250,800円~(MT) |
---|---|
3,272,400円~(AT) | |
VS | 3,585,600円~(MT) |
3,607,200円~(AT) | |
RS | 3,747,600円~(MT) |
2018年のマイナーチェンジで走行性能が進化
ロードスターと言えば天井が開くオープンカーとして有名ですが、2018年のマイナーチェンジではスポーツカーの側面が進化します。
走行性能が強化されることにより、スポーツカーらしい爽快感あるドライブが可能になります。
2シーターオープンスポーツとして、国内ではロードスターのライバルがいない状態ですが、走行性能も重視される海外へも十分アピールできるマイナーチェンジになりそうです。
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