ロードスターのマイナーチェンジ

ロードスター(MX-5)が商品改良と特別仕様車「Brown Top」を追加

新型ロードスター(MX-5)の2018年6月7日のマイナーチェンジ最新情報を紹介します。今回のマイナーチェンジではハードトップタイプのロードスターRFに搭載されるSKYACTIV-G 2.0Lガソリンエンジンが進化して最高出力が向上。爽快なドライブが楽しめるオープンカーにパワフルな走りがプラスされる待望のマイナーチェンジです。

マイナーチェンジ(商品改良)前の4代目ロードスターをチェック

2018年のマイナーチェンジではエクステリアやインテリアは継承しています。
現行の4代目ロードスターからマイナーチェンジ後のスタイリングをチェックしましょう。

新型ロードスター・RFは丸みのあるボリューミーなエクステリア

丸く存在感のあるエクステリアは1989年に誕生してから代々受け継がれている、ロードスターのアイデンティティーです
2シーターのオープンスポーツという趣味性の強い車ですが、毎年一定した販売台数を維持できる人気の車種というのも納得できます。

ロードスターのエクステリア

ロードスターRFのエクステリア

ソフトトップタイプのロードスターは見た目にも優しい印象があり、ゆったりした走りで風を楽しめるような、スポーツカーよりもオープンカーのイメージが強く残ります。
ハードトップタイプのロードスターRFは天井まで一体感のある剛健な造りが特徴で、最高出力158PSのSKYACTIV-G 2.0Lガソリンエンジンを搭載した力強いスポーツ感溢れる走りが楽しめます。

細部までこだわり抜いた妥協のないインテリア

ロードスターとロードスターRFの内装は同じで、どちらも質感の高いデザインと最高級の素材が使われています。
コクピットのセンターパネルやスイッチ類、エアコンの送風口は円を基調に統一感あるデザインを採用、ステアリングホイールやシフトノブには本革素材が使われています。

ロードスターのインテリア

ロードスターRFのインテリア

ロードスターのSレザーパッケージとロードスターVSグレードでは、国内外の高級車のみに使われる厚みのある最上級のナッパレザーを、スポーティなRSグレードではナッパレザーとアルカンターラのレカロシートが装備されます。

ロードスターのトップの開閉のしやすさは世界トップレベル

オープンカーの醍醐味は風を感じながらドライブできることです。

ロードスターの開閉イメージ

ロードスターRFの開閉イメージ

ロードスターは片手でも簡単に天井を開け閉めできるため、運転中の急な雨でも濡れることはありません。
ロードスターRFは開閉スイッチ1つで開け閉めでき、全ての動作が全自動で行えます。開閉するスピードは世界トップクラスで、美しく見えるように工夫された開閉アクションは見るものを魅了します。

また天井の動きや状況をコクピットにある4.6インチTFTカラー液晶にリアルタイムで表示するため、安心感も生まれます。

2シーターのオープンスポーツとは思えない十分な収納スペース

2シータースポーツと聞くと収納スペースがなく使い勝手が悪いイメージがありますが、ロードスターはそんなイメージを覆してくれます。
トランクルームは独立式で、キャリーバック2個を収納できるほど広大な最大容量127Lとなっています。

フロントコンソールの助手席側と、センターコンソール後方に付けられる着脱式カップホルダーは緒距離ドライブでも大活躍です。

センターコンソールには携帯電話やサングラスなどの小物を収納するスペースも備わっています。リアコンソールには、天井をオープンしたまま車を離れても大丈夫なように鍵が付いています。

マツダの名車ロードスターとロードスターRFのスペックと価格

ロードスターとロードスターRFの違いは高さ、車両重量、最低地上高、パワートレイン、天井の開閉の違いです。
2018年後半にマイナーチェンジした新型ロードスターもパワートレイン以外は同様のスペッです。
また、グレードによりMT(マニュアル車)とAT(オートマチック車)が設定され価格に違いがあります。

ロードスター Sグレードのスペック
ロードスター ロードスターRF
駆動方式 2WD(FR) 2WD(FR)
全長 3,915mm 3,915mm
全幅 1,735mm 1,735mm
全高 1,235mm 1,245mm
室内長 940mm 940mm
室内幅 1,425mm 1,425mm
室内高 1,055mm 1,040mm
ホイールベース 2,310mm 2,310mm
車両重量 990kg 1,100kg
乗車定員 2名 2名
最小回転半径 4.7m 4.7m
最低地上高 140mm 145mm
ロードスターの価格
S 2,494,800円~(MT)
S スペシャルパケージ 2,700,000円~(MT)
2,808,000円~(AT)
S レザーパッケージ 3,045,600円~(MT)
3,153,600円~(AT)
RS 3,207,600円~(MT)
RED TOP 特別仕様車 3,045,600円~(MT)
3,153,600円~(AT)
ロードスターRFの価格
S 3,250,800円~(MT)
3,272,400円~(AT)
VS 3,585,600円~(MT)
3,607,200円~(AT)
RS 3,747,600円~(MT)

2018年のマイナーチェンジで走行性能が進化

ロードスターと言えば天井が開くオープンカーとして有名ですが、2018年のマイナーチェンジではスポーツカーの側面が進化します。
走行性能が強化されることにより、スポーツカーらしい爽快感あるドライブが可能になります。
2シーターオープンスポーツとして、国内ではロードスターのライバルがいない状態ですが、走行性能も重視される海外へも十分アピールできるマイナーチェンジになりそうです。