リアワイパーの外し方や交換方法

リアワイパーの役割・交換方法・撤去(スムージング)のやり方と車検の注意点

リアワイパーのブレード交換・取り外し(撤去)方法を画像付きで解説。スムージングカスタム時に必須のワイパーキャップの取り付け方と車検への影響も合わせて確認できます。

リアワイパーの役割・交換方法・撤去(スムージング)のやり方と車検の注意点

リアワイパーの役割・使い方・ブレード交換と撤去(スムージング)の方法

リアワイパーは、リアガラス(後部窓)に付着した雨・雪・泥などを拭き取り、後方視界を確保するための装置です。使用頻度には個人差がありますが、安全運転において重要な役割を果たしています。

このページでは、リアワイパーが装備されている理由と車種による違い、ブレードの交換方法、そして取り外し(撤去・スムージング)のカスタマイズ方法と注意点を詳しく解説します。

リアワイパーの役割と装備される車種の違い

リアワイパーは、走行中に後方視界が悪化したときにウォッシャー液と併用して使用し、リアガラスをクリアに保つための装置です。操作はワイパーレバー(ディマースイッチ)の先端を回転させて「間欠」「連続」などのモードを切り替えるのが一般的ですが、具体的な操作方法は車両の取扱説明書で確認してください。

リアワイパーが標準装備されやすい車種

ミニバン・コンパクトカー・ハッチバック・軽自動車など、リアガラスが比較的直立しているボディ形状の車種にはリアワイパーが標準装備されていることが多いです。これらの車種は走行風がリアガラスに沿って流れにくく、車両後部に発生する渦流が泥や水滴をリアガラスに付着させやすいため、ワイパーが必要とされています。

リアワイパーがない車種(セダンなど)

セダンタイプの車種にはリアワイパーが装備されていないケースがあります。ルーフから流れる走行風がリアガラスの傾斜に沿ってスムーズに流れ、水滴や汚れを自然に吹き飛ばしやすい構造のため、ワイパーなしでも後方視界を確保しやすいと設計されています。デザイン性を優先して省略される場合もあります。一方、セダンにリアワイパーがあると降雪時などに後方視界を保ちやすくなり、安心感が増すというメリットもあります。

リアワイパーブレードの交換方法

リアワイパーブレードのゴムは使用を重ねると劣化し、拭き取り性能が低下します。筋が残る・ビビり音がするなどの症状が出たら交換のサインです。ここでは最も一般的なUフックタイプの交換手順を紹介します。

リアワイパーを立てた画像リアワイパーを立て、アームからブレードを外します

まずワイパーアームをガラス面から立て、ブレードを掴みます。フック先端のロックを押すか特定方向にスライドさせてロックを解除し、アームからブレードを引き抜きます。力を入れすぎるとアームが曲がったり折れる恐れがあるため、固くて外れない場合はカー用品店に依頼することをおすすめします。

リアブレードを外した画像リアガラスの割れや傷を防ぐため、アームの先端には必ずウエスなどを挟みます

ブレードを外した後は、金属むき出しのアームがガラスに直接当たらないよう、静かに寝かせてください。ワイパーアームはバネの力でガラスを押し付ける構造のため、うっかり倒れるとリアガラスが破損する危険があります。アームとガラスの間にタオルやウエスを挟んでおくと安全です。

リアワイパー装着画像新しいリアワイパーブレードをカチッと音がするまでスライドさせて装着します

リアワイパーをフックにかける画像ブレードがアームから外れていないか再度確認します

新しいブレードをフックにスライドさせてはめ込み、カチッという音でロックを確認します。アームと平行に軽く動かして固定を確かめたら、静かにガラスに戻します。最後にワイパーを一度作動させ、正常に動作するか確認して完了です。

リアワイパー撤去(スムージング)のカスタマイズ方法と注意点

リアワイパーを取り外す(撤去・スムージング)ことで、リアビューがすっきりとした印象になるカスタマイズが可能です。ただし、安全性と保安基準への適合を必ず確認したうえで行う必要があります

リアワイパーを撤去する際に用意するもの

  • 軍手(怪我防止)
  • 10mmのスパナまたはラチェットレンチ(車種によりサイズが異なる場合あり)
  • ワイパーキャップ(ホールプラグ)※必須

リアワイパーのナットキャップリアワイパーを固定しているナットキャップ

まず、リアワイパーアームの根本を固定しているナットを覆っているキャップを外します。手で引っ張るタイプと、マイナスドライバーで切れ込みをこじ開けるタイプがあります。作業時は必ず軍手を着用してください。

ナットキャップが外されたリアワイパーナットキャップを外したら左回りに緩めます

キャップを外すとナットが現れます。スパナまたはラチェットレンチを使い、反時計回り(左回り)に回して緩めます。ある程度緩めば手で回して取り外せます。ナットが外れたらワイパーアームを立て、根本を掴んでシャフトから引き抜きます。サビなどで固着している場合は無理に外さず、元に戻してカー用品店へ相談してください。

アームを外すと、バックドア内部のワイパーモーターシャフトがむき出しになります。この状態では突起物として保安基準に抵触する可能性があるため、必ず専用のワイパーキャップ(ホールプラグ)を取り付けてください。キャップを装着することで見た目もすっきりし、保安基準への適合も確認できます。

リアワイパーの有無と車検 リアワイパーの有無自体は車検の検査項目ではない
シャフトむき出しのリスク 突起物として保安基準不適合と判断され車検不合格になる可能性がある
対策 ワイパーキャップ(ホールプラグ)を必ず装着する

リアワイパーは、外す場合もキャップ装着と後方視界の確保を忘れずに

リアワイパーが純正装備されている車から取り外すと、雨天・降雪時にリアガラスが汚れても拭き取れなくなり、後方視界の確保が難しくなります。バックカメラなどの補助装備があっても、直接の視界確保に勝るものはなく、安全運転の観点からはリアワイパーをそのまま装備しておくのが無難です。

カスタマイズとして撤去する場合は、ワイパーキャップの装着を必ず行ってください。モーターシャフトがむき出しのまま車検に臨むと保安基準の突起物規定に抵触し不合格となるリスクがあります。視界確保と法令適合の両面を考慮すると、純正リアワイパーをそのまま維持することが最も確実な選択です。