車のフロアマットの必要性

車のフロアマットは必要?純正品と汎用品の差や種類の違い

車のフロアマットの必要性、純正品と汎用品の違い、種類などを解説。車の見積もりにいつのまにか入っているフロアマットはあると便利な室内の汚れを守るオプション。純正は高いけどピッタリサイズのフロアマットが欲しい方用に最近ではデザイン性の高い車種専用フロアマットも登場。

車のフロアマットは必要?純正品と汎用品の差や種類の違い

新車購入オプションのフロアマットの必要性

新車購入する時に、営業マンが必ず勧めるオプションの1つが「フロアマット」です。一昔前は標準装備されていましたが、今では車両価格の上昇を受けオプション装備として販売されることが多くなりました。

車両価格により純正フロアマットの価格も高くなり、軽自動車やコンパクトカーでは2万円~4万円、フラッグシップモデルになると5万円~10万円の価格になることもあります。
当たり前のように見積もりに入れられる事もありますが、決して安くないため「純正フロアマットは本当に必要なの?」という疑問を持つ方もいるでしょう。

今回はフロアマットの必要性から純正品と汎用品の違いや種類などを紹介します。

フロアマットは満足度の高い必須オプション

室内のカラーに統一されたフロアマットシートカラーにフロアマットの色調を合わせれば室内の清潔感や高級感がアップする

フロアマットは本当に必要なのか、その答えは「必要」です。
せっかく高い車を買ったのなら室内を清潔に保ちたい、というのは当然思うところです。また車内に高級感が感じられ乗り心地も良くなることから、満足度の高いオプション装備です。
何故満足度が高いのかその理由を紹介します。

車内が汚れ難くなり清潔になる

フロアマットは掃除しやすいフロアマットは掃除しやすく交換もしやすいため車内の清潔さは維持される

車は靴を履いたまま乗り込むため、土足禁止にしている方でも少なからず汚れが付きます。床に付いた汚れを完璧に綺麗にするためには、掃除器を使ったり、雑巾でゴシゴシ拭く必要があるため、それなりに時間もかかってしまいます。

フロアマットを敷いていれば、フロアマットだけ掃除すれば良いため車内をいつでも清潔な状態にできます。万が一ジュースをこぼしてシミになった場合でも、フロアマットを交換すれば元の綺麗な車になります。

高級感があり質感がアップ

フロアマットを置くと高級感が出るフロアマットを置くと車内の雰囲気が洗練されて質感や高級感がアップする

フロアマットは車内の質感向上に欠かせません。
家にもカーペットやラグを敷いていれば、気持ちがリラックスして満足感を得られるように、車内にもフロアマットを敷いていると長時間の移動も楽しいひと時に感じられます。

純正フロアマットは車名プレートが付いているものが殆どなので、高級感では申し分ありません。汎用フロアマットはデザイン性の高いものが揃っているので、車内の雰囲気を変えるのに便利です。

走行の振動を抑え乗り心地が良くなる

フロアマットを敷いていると乗り心地が良くなるという実用的な理由もあります。
路面の振動はタイヤからフレームへ直接伝わり、運転中に足を置くフロアにも振動がそのまま足に響くことになります。

フロアマットはフレームと足の中間に位置し、クッションの役割を果たすため、小さな振動はそのままフロアマットが吸収してくれるようになります
厚みのある高級フロアマットはその恩恵がハッキリと分かるため「フロアマットは値段の高いものを使用する」という方も多いです。

事故防止に繋がる

雪や雨の日は車内に水分が入るため、車内の床が滑ることがあります。フロアマットを敷いていると水分を吸収してくれるため、踏み間違いや踏みすぎによる事故を防ぐことができます。

子どもやペットを乗せる機会がある方は転倒する危険性がありますが、クッション性のあるフロアマットを敷いていると万が一の怪我を防ぐことができます

フロアマットの種類は大きく分けて2つ

起毛タイプのフロアマット

フロアマットは絨毯のような高級感がある起毛タイプと、防水性能の高いラバータイプに大きく分けられます。
車内に高級感を求める方は起毛タイプ、機能性を求める方は汚れてもすぐに水洗いできるラバータイプがおすすめです。

起毛タイプのフロアマット

起毛タイプのフロアマット起毛タイプのフロアマットのクッション性や肌触りは良い、足を置いた時の感触も優れている

毛足が長い絨毯のようなタイプから、布のようなカーペットタイプまで、高級感のある素材が使われています
純正品のフロアマットの殆どは起毛タイプです。
使い勝手はラバータイプに劣りますが高級感は抜群で、チェック柄やストライプ柄など豊富なデザインがあるのも特徴です。

厚みがあるためクッション性も良く、乗り心地改善のために起毛タイプのフロアマットを購入する方もいます。

ラバータイプのフロアマット

価格の安さや使い勝手の良さを求める方におすすめなのが、丸洗いできるラバータイプのフロアマットです
アウトドアが趣味の方、子どもやペットがいる方はラバータイプのフロアマットを使っているケースが多く、デザイン性よりも実用性が高いフロアマットです。

純正フロアマットと汎用フロアマットの違いはサイズ感

クッション性が高いフロアマット純正フロアマットは車内の床下スペースにピッタリと合うようなサイズで作られている

新車を購入すると勧められる純正フロアマットと汎用フロアマットはどこが違うのでしょうか。大きな違いは「車のサイズに合うか、合わないか」です。

純正フロアマットは購入した車のサイズにピッタリ合うように作られています。メーカーでは車の寸法通りのサイズでフルオーダーしているため、販売価格も高くなります。また車名の刺繍やプレートなどが入るため高級感もあります。

汎用フロアマットはS、M、L、LL、など大よそのサイズで作成されているため大量に作ることができ、そのため価格は安いですがサイズはピッタリではありません
価格差は様々ですが純正品と比較して5000円~1万円も安い製品があるため、純正フロアマットを選ばず汎用フロアマットを選ぶ方も増えています。

車種専用フロアマットを選ぶ方が増えている

サイズがピッタリのラバーマット

純正品と汎用品フロアマットの違いはサイズ感ですが、最近では車種専用に設計されたフロアマットが人気になっています。
日本車の殆どの車種で用意されていて、汎用品と比較すると値段が高めですがフィット感は純正フロアマットと同じです。

純正品はブラックカラーが殆どなのに対して、車種専用フロアマットはレッドやオレンジ、グレーやベージュなどカラフルなカラーが揃っています。
格子柄やチェック柄などデザイン性の高いものもあるため、純正品を購入せず初めから車種専用フロアマットで代替する方も多いです。

高級感のある車種専用フロアマットならクラッツィオ

クラッツィオのオレンジマット

クラッツィオのベージュマット

クラッツィオのブラックマット

アルカンターラなどハイクオリティな素材を使ったシートカバーで有名なクラッツィオが販売する車種専用フロアマットは、販売中の日本車の殆どをカバーする幅広いラインナップと、1,000通り以上のカラーコーディネートができるのが特徴です

開発から生産まで全ての工程を日本で行う徹底した品質管理と、毛足の長さ12mmのふかふかな仕上がりは他に類を見ない高級感になっています。
販売価格は2列シートのフロント+リヤ+ラゲッジで39,800円、3列シートのフロント+リヤ(2列目と3列目)+ラゲッジで49,800円、ラゲッジ無しやフロント用だけのオーダーも可能です

価格は純正フロアマット並みですが、自分だけのオリジナルマットが作れるため満足度はとても高いでしょう。

おしゃれな車種専用フロアマットならホットフィールド

ホットフィールドのチェックマット

ホットフィールドの格子柄マット

ホットフィールドの毛足の長いマット

デザイン性の高い千鳥格子柄やカジュアルチェック柄などを用意しているのがホットフィールドの車種専用フロアマットです。
適合車種も人気車種はほぼ全てをカバーしていて、好きな柄と好きなカラーを自由に選択できます

販売価格は車種により違いますが、トヨタのアクアでフロアマット+ラゲッジマットのセットが14,310円で購入できます
純正フロアマットよりも安く購入できるため人気のあるフロアマットメーカーです。

車種専用フロアマットなら上質ながら純正より安く購入

車のフロアマットは必須装備ですが、必ずしも純正オプションのフロアマットを選ぶ必要はありません。汎用品では純正フロアマットの半分以下の値段で購入できるものもあるため、納車後に気に入ったものを購入しても十分です。

汎用品では物足りない方は、純正並みかそれ以上の質感を持つジャストサイズの車種専用フロアマットを選ぶこともできるため、予算やセンスに合わせて幅広く検討しましょう。