リーフのモデルチェンジ

リーフのフルモデルチェンジは2025年頃でハッチバックからクーペSUVに転身か

新型リーフがフルモデルチェンジ、2017年10月2日に販売開始。世界一の販売台数を誇るEV車のリーフの進化に注目が集まります。今回のフルモデルチェンジで航続距離が400kmになり、自動運転技術であるプロパイロットの2.0が搭載され、世界初の技術e-Pedal(e-ペダル)も搭載。

ブラックとエアリーグレーの内装は新型リーフにマッチする素敵なカラー

高級感のあるブラックのインパネ

ブラックシートにはバイオPETの織物を採用

高級感溢れるブラックの本革シート(メーカーオプション)

クリーンなEVらしさを表現したエアリーグレーのインパネ

座面と背面のデザインが美しいエアリーグレーのシート

鮮やかな見た目のエアリーグレーの本革シート

Sグレードに標準装備されるブラックのメッシュフラットトリコットシート

新型リーフの内装はエレガントなブラックとクリーンなイメージのエアリーグレー、そしてそれぞれの本革シートの4パターンとブラックメッシュの合計5パターンが用意されています。どの内装も高級感があり上質な室内となっています。

日産リーフは世界一売れているEV車

日産リーフは革新的な技術を搭載したEV車です。
世界中の自動車メーカーが低燃費の車を開発する中、日産は2008年から毎年EV車の実験車両を作り続けていました。そして2010年12月、ついに販売されたEV車がリーフでした。

当時のEV車は充電時間の長さや航続距離の問題など、ハイブリッド車より扱い難い車というイメージがありましたが、EV車を普段使いできるレベルに進化させた日産の技術は世界中から注目され、今では電気自動車と言えば日産という地位を築きあげました

2010年の販売から2回のマイナーチェンジを経て、2016年にはリーフの世界累計販売台数が35万台を突破し「世界一売れているEV車」となりました。

航続距離は400km!長距離走行も可能

電気自動車の弱点は航続距離です。毎日使うのであれば自宅に充電できる設備はほぼ必須となります。そして長距離ドライブでは、行く先に充電できる施設があるのか確認する必要もあります。万が一充電が切れた場合は最寄りの充電施設へレッカーしてもらい充電しなければ自走することもできません。

このような電気自動車の弱点を克服したのがリーフです。2度のマイナーチェンジで航続距離が大幅に伸び280kmになったことにより、全国に設置してある充電スタンドまで十分走れるようになりました。
そして2017年9月6日に発表され、同年10月2日に販売されるフルモデルチェンジを果たした新型リーフは400km航続距離を実現しました。

400kmの航続距離となると東京から大阪(約512km)まで、途中で1度の充電で移動できます。東京と大阪間の走行途中には充電施設もあることから、充電切れの心配は限りなくゼロに近づいたと言えます。

実用的なEV車であるリーフの登場により、今では日本全国の日産ディーラーや高速道路のパーキングエリアやサービスエリア、観光地のホテルなど23,000か所で急速充電が可能となっています。

自宅で充電する設備を設置する費用にも補助金が設定されたので、電気自動車の普及はこれから大きく前進することになるでしょう。