クラウンエステートのモデルチェンジ解説 トヨタ初の機能なども装備
クラウンエステートは、クロスオーバー、スポーツ、セダンに次ぐクラウンシリーズ第4弾として2025年3月13日に発売されたモデルです。
クラウンシリーズ最大容量の室内は、キャンプや車中泊が趣味のアクティブなユーザーや、家族でお出かけするファミリーユースにもぴったり。
発売から約1年半が経ち、トヨタは2026年末にクラウンエステートの一部改良を実施することを正式にアナウンスしています。ここではクラウンエステートのエクステリア・インテリアの特徴に加え、これまでの一部改良や特別仕様車、そして控える改良の内容までを紹介します。なお、改良の具体的な時期やグレード構成、価格は正式発表前のため、見通しとして扱っています。
クラウンエステートは2026年末に一部改良へ 第5世代ハイブリッド搭載と廉価グレード追加の見込み
トヨタは2026年9月3日、クラウンシリーズのクロスオーバー・スポーツ・セダンの一部改良を発表しました(クロスオーバーは同日、スポーツとセダンは9月21日に発売)。このときクラウンエステートについては「2026年末を予定」と announced され、シリーズ4兄弟で唯一、改良が後回しとなることが明らかになっています。
エステートだけ時期がずれる理由は、発売時期の違いにあります。クラウンクロスオーバーは2022年9月、スポーツとセダンは2023年に登場したのに対し、エステートの発売は2025年3月。2026年9月の時点でクロスオーバーは約4年、スポーツとセダンは約3年が経過していたのに対し、エステートはまだ1年半ほどしか経っていません。商品改良の周期が異なるのは自然な流れといえます。
具体的な発表・発売日については、2026年11月2日が有力とみられます。先行受注は2026年9月18日から始まっており、生産開始も同じ11月2日からとなる見込みです。一方で12月にずれ込むとの見方もあり、時期については幅を持って捉えておくのが無難でしょう。
第5世代ハイブリッドシステムの採用で走りと燃費を底上げ
改良の中核となるのが、2.5Lハイブリッドへの第5世代トヨタハイブリッドシステム(THS)の採用です。これは2026年9月の改良でクロスオーバー・スポーツ・セダンに先行搭載されたもので、エステートはシリーズで最後にこのシステムを受け取る形になります。
フロントモーターの最高出力が大きく引き上げられ、荷物を満載した状態でも余裕のある加速が得られる見込みです。WLTCモード燃費も現行の20.0km/Lから約1km/L向上し、20.3km/L前後になるとみられます。ラゲージ容量最大1,950Lという積載力を武器にするモデルだけに、重量物を積んだ状態での走りが改善される意味は小さくありません。
廉価グレードHEV GとPHEV Zを新設定 4グレード構成へ
現行のクラウンエステートはHEVのESTATE ZとPHEVのESTATE RSという2グレード構成ですが、改良を機にHEV GとPHEV Zの2グレードが加わり、全4グレードに拡大する見込みです。いずれも価格を抑えた入門グレードという位置づけになります。
HEV GはESTATE Zに対して、ルーフレールの非装着、21インチから19インチへのホイールサイズダウン、本革シートから合成皮革への変更、デジタルインナーミラーから自動防眩ミラーへの変更などが行われる方向です。予防安全装備でも、緊急時操舵支援やフロントクロストラフィックアラート、レーンチェンジアシスト、アダプティブハイビームシステム、トヨタチームメイトのアドバンスドドライブ/アドバンスドパークが外れ、スピーカーも10個から6個になるとみられます。装備差はかなり大きく、価格差相応の割り切りが求められそうです。
PHEV Zは、ESTATE RSからNAVI・AI-AVSとドライブモードのリヤコンフォートモードが外れ、21インチホイールがマットブラック塗装からグレー塗装に、ブレーキキャリパーがレッドからシルバーのカバー付きに変わる見込みです。後席左右シートヒーターは継続採用される方向で、快適装備を大きく削らずに価格を下げる構成といえます。
寒冷地仕様の標準化とボディカラーの入れ替え
全車共通の変更としては、メーカーオプション扱いだった寒冷地仕様(ウインドシールドデアイサー、ミリ波融雪機能など)が全車標準装備になる見込みです。デジタルキーもPHEV RS、PHEV Z、HEV Zで標準化され、HEV Gのみオプション扱いになるとみられます。
ボディカラーは、トヨタの新世代ブラックであるニュートラルブラックと、ブラック×スモーキーブルーが新設定され、従来のブラックが廃止される方向です。ESTATE RS専用色だったプレシャスメタル×マッシブグレーはZとGにも広がる見込みで、内装色ではサドルタンがPHEV RSにも追加されるとみられます。クラウン専用スマートキーの色も、シルバーからグレーメタリックへ変わる見込みです。オーディオシステムの音質アップデートもHEV G以外の全車に入る方向です。
改良後の想定価格は570万円台から
価格については正式発表前ですが、次のような水準になる見込みです。既存グレードの値上げ幅はいずれも1%未満にとどまり、メーカーオプションの標準化を考えれば良心的な設定といえます。
| グレード | パワートレイン | 想定価格 | 現行比 |
|---|---|---|---|
| HEV G(新設定) | 2.5Lハイブリッド | 5,700,200円 | 新グレード |
| HEV Z | 2.5Lハイブリッド | 6,405,300円 | +55,300円 |
| PHEV Z(新設定) | 2.5Lプラグインハイブリッド | 7,271,000円 | 新グレード |
| PHEV RS | 2.5Lプラグインハイブリッド | 8,157,600円 | +57,600円 |
HEV GはHEV Zより約70万円、PHEV ZはPHEV RSより約89万円安い設定です。これまで「クラウンエステートは欲しいが635万円からは手が届かない」と感じていた層に対して、570万円台という入口が用意される意味は大きいでしょう。クラウンセダンやクラウンスポーツでも同様の廉価グレード追加が行われており、シリーズ全体で裾野を広げる狙いがうかがえます。
クラウンエステートの納期は平均3〜4か月 ハイブリッドは受注停止の販売店も
クラウンエステートは発売以来、販売会社ごとに割当台数が設定されており、上限に達すると受注が一時停止される運用が続いています。2025年12月中旬時点ではハイブリッド・PHEVとも3〜4か月程度で推移していました。
2026年2月から7月にかけての納車実績を見ると、平均納期は約3.6か月。最短は在庫車やメーカー在庫枠を活用した1.5か月、最長は複数のメーカーオプション装着や人気色指定で6.5か月と、ばらつきが大きいのが特徴です。2026年8月時点ではハイブリッドで受注停止を案内する販売店がある一方、PHEVは受注枠が残っている店舗も見られるという、グレードによって状況が逆転した状態になっています。
納期を優先するなら、標準仕様に近い構成でメーカーオプションを絞り、複数の販売会社で枠の有無を確認するのが現実的です。ただし2026年末の改良を控えているため、現行仕様での契約は納車時期と改良内容を見比べたうえで判断したいところです。改良発表の前後は受注が止まりやすく、選択肢が限られる点にも注意が必要でしょう。
クラウン誕生70周年第四弾の特別仕様車THE 70thがクラウンエステートへ2025年11月20日設定
クラウンが誕生してから70周年を記念する特別仕様車THE 70thがクラウンエステートに設定されました。
第四弾となるTHE 70thにより、クラウンシリーズ全てのモデルに設定されたことになります。
クラウンエステートに設定するグレードはESTATE RSとESTATE Zで、特別設定色の2色のバイトーンカラーや特別内装色ブラックラスターなど所有欲を満たしてくれる専用装備を多数用意。
専用メーカーオプションのTHE 70thロゴ入りサイドデカール、クラウン専用キーやマニュアルケースにもTHE 70thロゴが入るなど細部まで特別仕様です。
クラウンエステート特別仕様車THE 70thの販売価格はハイブリッドモデルのESTATE Z THE 70thが6,420,000円、プラグインハイブリッドモデルのESTATE RS THE 70thが8,200,000円。
なお、この2025年11月20日には特別仕様車の設定と同時に一部改良も実施されています。スペアタイヤを装着した際にラゲージスペースに段差が生じるという指摘に対応した改良が加えられており、荷室のフラット性を売りにするモデルらしい実用面の手直しが入りました。
クラウンエステート特別仕様車THE 70thの装備
- 特別設定色 プレシャスメタル×プレシャスホワイトパール
- 特別設定色 プレシャスメタル×ブラック
- マットブラック塗装 21インチアルミホイール
- THE 70th 専用サイドデカール(メーカーオプション)
- ブラック ドアベルトモールディング
- 特別内装色ブラックラスター
- THE 70th プレミアムシフトノブ
- THE 70th インストルメントパネル
- THE 70th クラウン専用キー
- THE 70th プロジェクションカーテシイルミ
- THE 70th マニュアルケース
- ディンプル加工 本革巻き3本スポークステアリングホイール(RS THE 70thのみ)
- レッドステッチ付 本革スポーツレザー スポーツシート(RS THE 70thのみ)
- アルミペダル(RS THE 70thのみ)
| グレード | 駆動方式 | 値段 |
|---|---|---|
| ESTATE Z | 4WD(E-four) | 6,350,000円~ |
| ESTATE RS(PHEV) | 8,100,000円~ | |
| ESTATE Z THE 70th | 6,420,000円~ | |
| ESTATE RS THE 70th | 8,200,000円~ |
クラウンエステートへクラウン専門店THE CROWN限定の特別仕様車THE LIMITED-MATTE METALを設定
クラウンエステートのRSグレードへ、初めての特別仕様車THE LIMITED-MATTE METAL(リミテッド マット メタル)を設定、クラウン専門店THE CROWN限定モデルで発売は2025年6月13日。
LIMITED-MATTE METALは専用ボディカラーのマットメタルに光沢感のあるインテリアカラーのブラックラスターを設定、マット塗装のボディカラーにはベースカラー、艶消しクリアカラー、そしてお手入れを手軽にするためのTMコートという特殊表面処理の3層構造を採用。
LIMITED-MATTE METALの特別装備はマットブラックの21インチホイール、「THE LIMITED-MATTE METAL」の刻印をしたインストルメントパネル、本革専用スポーツシートなど。
販売価格は8,900,000円です。
クラウンエステート特別仕様車THE LIMITED-MATTE METALの装備
- 専用ボディカラー マットメタル
- 専用インテリアカラー ブラックラスター
- ボディに特殊表面処理(TMコート)
- マットブラック塗装 235/45R21 21インチアルミホイール
- 「THE LIMITED-MATTE METAL」専用のレーザー加飾 インストルメントパネル
- 「THE LIMITED-MATTE METAL」専用のスポーツアイテム
- 本革 レッドステッチ付 スポーツシート
- ピアノブラックオーナメント 本革シフトノブ
- デジタルキー
クラウンエステートは2025年3月13日発売 18年ぶりに復活した車名
クラウンエステートが世界初公開されたのは2022年7月、新世代クラウンシリーズの全体像がお披露目された場でした。そこから約2年8か月を経て、2025年3月13日に日本で発売。クロスオーバー(2022年9月)、スポーツ(2023年10月)、セダン(2023年11月)に続く、シリーズ4番目にして最後のモデルとなります。
「エステート」はステーションワゴンの別名で、クラウンには2代目から11代目までワゴン/エステートが設定されていた時代がありました。最後のクラウンエステートは2007年に販売を終了しており、18年ぶりの車名復活ということになります。もっとも中身は純粋なワゴンではなく、ワゴンとSUVを融合させた「大人のアクティブキャビン」というコンセプトのもとで開発されたモデルです。
ボディサイズは全長4,930mm×全幅1,880mm×全高1,625mm、ホイールベース2,850mm。クラウンクロスオーバーと比べると全長とホイールベースは同じで、全幅が20mm、全高が85mm拡大されています。同じ骨格を使いながら、居住性と積載性に振った味付けがなされているわけです。
| 全長 | 4,930mm |
|---|---|
| 全幅 | 1,880mm |
| 全高 | 1,625mm |
| ホイールベース | 2,850mm |
| 室内長 | 1,930mm |
| 室内幅 | 1,540mm |
| 室内高 | 1,200mm |
| 車両重量 | 2,080kg |
| 最小回転半径 | 5.5m |
| 最低地上高 | 165mm |
| 駆動方式 | E-Four(電気式4輪駆動方式) |
| エンジン型式 | A25A-FXS |
| 総排気量 | 2.487L |
| 使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
| エンジン最高出力 | 130kW(177ps)/6,000rpm |
| エンジン最大トルク | 229Nm(22.3kgm)/3,600rpm |
| モーター型式 | フロント:5NM |
| リヤ:4NM | |
| モーター最高出力 | フロント:134kW(182ps) |
| リヤ:40kW(54ps) | |
| モーター最大トルク | フロント:270Nm(27.5kgm) |
| リヤ:121Nm(12.3kgm) | |
| WLTCモード燃費 | 20.0km/L |
| 充電電力使用時走行距離 | 89km |
| タイヤサイズ | 235/45R21 |
| 乗車定員 | 5名 |
クラウンエステートのデザイン・装備・走行性能
クラウンエステートのエクステリアはバンパー一体型グリル+ハンマーヘッド
クラウンエステートのエクステリアの最大の特徴は、バンパーと一体化したフロントグリルにボディ同色グリルを採用すること。
レクサスRXなどにも採用するスピンドルボディというデザインにも似ていて、メッシュ状の同色グリルに、クラウンシリーズ共通のハンマーヘッドを組み合わせたインパクトのあるスタイリング。
エステートのボディサイズは全長4,930mm×全幅1,880mm×全高1,625mm、ホイールベース2,850mm。
クラウンクロスオーバーやクラウンセダンと近いサイズ感ですが、クラウンスポーツと同じハッチバックタイプで、プラットフォームに同じGA-Kを採用するハリアーの全長を伸ばしたSUVのようなイメージになります。
リヤには小さめのトヨタエンブレムに、CROWNのレタリングバッジを配置。
横一文字のLEDリヤコンビネーションランプにバックライトやウインカーをインストール、一体感のあるスッキリした印象に。
クラウンシリーズの特徴でもある大径タイヤは、ハイブリッドモデルのESTATE Z、プラグインハイブリッド(PHEV)モデルのESTATE RSと共通の235/45R21。
ホイールサイズは21インチ、ESTATE Zがダークグレーメタリック塗装で、ESTATE RSがマットブラック塗装にメタルスターグロスブラック塗装のエアロホイールカバーを装備。
なお、2026年末の一部改良で追加される見込みのHEV Gでは、19インチへサイズダウンされる方向です。
クラウンエステートのボディカラーは全10色 ESTATE RS限定カラーも設定
クラウンエステートにはバイトーンカラー(2トーンカラー)5色と、モノトーンカラー5色を設定、プレシャスメタル×マッシブグレーはPHEVのESTATE RS限定カラーで、その他のボディカラーはハイブリッドのESTATE Zでも選択可能。
マッシブグレーはバイトーン・モノトーン含め3色設定、アウトドアにも似合う硬派なイメージがあり、ヴォクシーやプリウスでも人気のボディカラーです。
このカラー構成は2026年末の一部改良で見直され、ニュートラルブラックとブラック×スモーキーブルーが加わる一方、現行のブラックが外れる見込みです。
クラウンエステートのボディカラー一覧
- ブラック×プレシャスホワイトパール(99,000円高)
- プレシャスメタル×マッシブグレー(55,000円高、ESTATE RSのみ)
- ブラック×マッシブグレー(55,000円高)
- ブラック×エモーショナルレッド3(99,000円高)
- ブラック×プレシャスブロンズ(99,000円高)
- プレシャスホワイトパール(55,000円高)
- マッシブグレー
- ブラック
- エモーショナルレッド3(55,000円高)
- プレシャスブロンズ(55,000円高)
-
ブラック×プレシャスホワイトパール(99,000円高) -
プレシャスメタル×マッシブグレー(55,000円高、ESTATE RSのみ) -
ブラック×マッシブグレー(55,000円高) -
ブラック×エモーショナルレッド3(99,000円高) -
ブラック×プレシャスブロンズ(99,000円高) -
プレシャスホワイトパール(55,000円高) -
マッシブグレー -
ブラック -
エモーショナルレッド3(55,000円高) -
プレシャスブロンズ(55,000円高)
クラウンシリーズのカラー展開の特徴で、クラウンスポーツにはスポーティーな黄色系のマスタード、クラウンセダンにはプレシャスシルバーなどのモノトーンカラーのみ設定するなど、ユーザーの好みに合わせたボディカラーを設定しています。
クラウンエステートは、クラウンクロスオーバーとほぼ同じカラー展開で、クラウンの若返りを図る革新的なモデルを目指していると考えられます。
クラウンエステートのインテリアはブラック・サドルタン・グレイッシュブルー トヨタ初採用ラゲージルーム拡張ボードも
-
ESTATE Zのブラック本革シート -
ESTATE Zのサドルタン本革シート -
ESTATE RSのブラック本革シート
-
ESTATE Zのブラック インストルメントパネル -
ESTATE RSのグレイッシュブルー インストルメントパネル
クラウンエステートのシートはESTATE Zに本革ブラックと本革サドルタン、ESTATE RSに本革ブラックを設定。
インテリアカラーはESTATE Zにブラックとサドルタン、ESTATE RSにグレイッシュブルーを設定。
サドルタンとグレイッシュブルーのトリム部分には、ビンテージ調の雲柄をあしらっています。
2026年末の一部改良では、サドルタンがESTATE RSにも広がる見込みで、PHEVでも明るい内装が選べるようになりそうです。
コックピットは12.3インチのフル液晶メーターに、視線移動を最小限に抑えるデザイン「アイランドアーキテクチャー」を採用。
必要な機能をひとまとまりに配置することで、ドライバーの疲れを低減します。
トヨタ初採用のラゲージルーム拡張ボードもクラウンエステートに装備。
キャンプなど大量の荷物を運ぶケースで活躍するラゲージルーム拡張ボードは、2mのラゲージを完全フルフラットにする機能で、車中泊などを好むユーザーにもピッタリの機能。
最大1,950Lの荷室容量で荷物が多くなりがちなファミリーユースにも活躍できるクラウンエステートだけの装備です。
クラウンエステートの室内装備
- 左右独立温度コントロールフルオートエアコン
- ナノイーX
- イルミネーテッドエントリーシステム
- スマートエントリー
- 運転席8ウェイパワー&助手席4ウェイパワーシート
- 3段階温度設定前席シートヒーター
- 後席左右シートヒーター
- 前席シートベンチレーション
- ステアリングヒーター
- 助手席肩口パワーシートスイッチ
- 電動シェード&挟み込み防止機能付パノラマルーフ
- トヨタプレミアムサウンドシステム
- デッキチェア
- デッキテーブル
- トノカバー
- ハンズフリーパワーバックドア
- イージークローザー
- デッキアンダートレイ
- デッキフック
- AC100V・1500Wアクセサリーコンセント
- 外部給電アタッチメント
- おくだけ充電
- ディスプレイオーディオ Plus
クラウンエステートのパワートレインは2.5Lハイブリッドと2.5Lプラグインハイブリッド
クラウンエステートのパワートレインは、ESTATE Zに2.5LのA25A-FXSガソリンエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドシステムを、ESTATE RSにはESTATE Zと同じ2.5LのA25A-FXSガソリンエンジンとモーターを組み合わせた外部充電可能なプラグインハイブリッドシステム(PHEV)の2種類を設定。
ハイブリッドシステムはダイレクトな加速と低速走行のレスポンスを向上した、高出力のバイポーラ型ニッケル水素電池を使用。
ESTATE RSの充電電力使用時走行距離(充電した電力だけでEV走行できる距離)は89kmです。
なお、クラウンエステートは発売時点でシリーズの進化を先取りしていた一面があります。2.5Lハイブリッドを積むESTATE Zは、当時のクラウンクロスオーバーやクラウンスポーツに対してフロントモーターの出力を約5割高めており、荷物を積んだ状態でも余裕のある加速を実現していました。2026年末の一部改良では、ここにさらに第5世代ハイブリッドシステムが載る見込みです。
ESTATE RSのPHEVモデルにはEV走行とハイブリッド走行を切り替えられるEV/HVモード切替スイッチ、車の電力を使い切った場合でも自車で充電できるバッテリーチャージモード、外部電源の電力を利用してエアコンやオーディオを使用できるマイルームモードなどを搭載。
その他に、合計1500Wまで電力を車以外にも使えるヴィークルパワーコネクター、充電は普通充電と急速充電に対応し、My TOYOTA+のアプリで充電予約ができるタイマー充電機能も搭載します。
クラウンエステート ESTATE RS(PHEV)の充電・給電機能
- EV/HVモード切替スイッチ
- バッテリーチャージモード
- 普通充電&急速充電
- タイマー充電
- ヴィークルパワーコネクター
- EV給電モード/HV給電モード
クラウンシリーズ共通の後輪操舵システムDRSなど搭載
快適なドライビングを可能にするクラウンシリーズ共通の技術もエステートに搭載。
4,930mm全長でも最小回転半径5.5mを可能にする後輪操舵システムDRS(Dynamic Rear Steering)は状況に応じて後輪の向きを前輪と逆向きまたは同じ向きに制御。
サスペンションシステムとナビゲーションシステムを統合したNAVI・AI-AVS、走行中の空気の流れの乱れを低減する除電スタビライジングプラスシート、走る・曲がる・止まるを制御コントロールするVDIM、コーナリングの旋回をアシストするACA制御など上質な走りを実現。
クラウンエステートのプラットフォームは、クラウンスポーツと同じTNGA思想のGA-Kを採用します。
ただし、2026年末の一部改良で追加される見込みのPHEV ZではNAVI・AI-AVSが非搭載となる方向で、この装備はESTATE RSを選ぶ理由のひとつになりそうです。
ドライブモードはエコモード、ノーマルモード、スポーツモード、リヤコンフォートモードの4つを用意、明確な差を設けてドライバーや同乗者の好みに合わせたセッティングを楽しめます。
特にリヤコンフォートモードは専用制御により、後席含む全席で揺れを最低限に抑制してストレスの感じない心地よい乗り味に仕上げています。
クラウンエステートの走行支援技術
- 運転席除電スタビライジングプラスシート
- NAVI・AI-AVS(Adaptive Variable Suspension system)
- DRS(Dynamic Rear Steering)
- VDIM(Vehicle Dynamics Integrated Management)
- ACA制御(Active Cornering Assist)
- 先読みSOC制御(State Of Charge)目的地予測
クラウンエステートのライバルはレクサスRX・クラウンスポーツ・ハリアー
クラウンエステートと最大のライバルになるのは価格帯やボディサイズが似ているレクサスRXでしょう。
RXはトヨタのプレミアムブランドであるレクサスから発売する都市型SUVで、パワートレインはガソリン、ハイブリッド、プラグインハイブリッドをラインナップ。
クラウンスポーツは同じクラウンシリーズから発売するモデルで、エステートよりコンパクトなSUV。
パワートレインはハイブリッドとプラグインハイブリッドをラインナップ。
ハリアーはトヨタのプレミアムSUVで、ラグジュアリーなインテリアとコストパフォーマンスに優れた価格帯も魅力。
レクサスRXはサイズ感・価格帯・ブランド力どれもクラウンエステートに勝るとも劣らないモデル
RXはレクサスから発売するプレミアムSUVで、ボディサイズは全長4,890mm×全幅1,920mm×全高1,700mm、値段は6,680,000円~9,030,000円でクラウンエステートよりもプレミアムなモデルですが、グレードによってはサイズ・価格が重なるため比較対象になります。
パワートレインはガソリンエンジン・ハイブリッド・プラグインハイブリッドとフルラインナップ。
ブランド力も、クラウンがトヨタを代表するネームバリューに対し、RXは海外でも人気のレクサス主力SUVということで、どちらのモデルを選択しても満足できるモデルです。
クラウンシリーズで最大のライバルはプラグインハイブリッド設定するクラウンスポーツ
クラウンシリーズでプラグインハイブリッドを設定するのはクラウンスポーツとクラウンエステートの2車種のみ。
クラウンスポーツのボディサイズは全長4,720mm×全幅1,880mm×全高1,565mm。
クラウンスポーツは2026年9月3日に一部改良を発表して同月21日に発売されており、第5世代ハイブリッドシステムの採用とあわせて廉価グレードのSPORT Gが加わりました。これによりスタート価格は532万7,300円まで下がり、PHEVにも新グレードが設定されて計4グレード構成になっています。
エステートよりサイズがコンパクトですが、走りを極めたモデルでクラウンシリーズ屈指の運動性能が魅力。
使い勝手はエステートに軍配があがりますが、エステートほど大きなサイズが必要ないユーザーには魅力的なモデルです。
ハリアーはトヨタの元祖ラグジュアリーSUV リセールの高さを武器にコストパフォーマンスが高いモデル
ハリアーのボディサイズは全長4,740mm×全幅1,855mm×全高1,660mm。
全長はクラウンエステートより僅かに短いですが、全幅・全高はほぼ同サイズで、取り回しも似ています。
リヤにかけて傾斜があるため荷室サイズはエステートの方が広いですが、ハリアーも409Lの必要十分な荷室容量を確保しているため、ファミリーユースでも十分に対応可能。
ハリアーのパワートレインはガソリンエンジン・ハイブリッド・プラグインハイブリッドを設定、値段は3,128,000円から6,200,000円と幅広く高コスパ、人気車種のためリセール(売却時の価格)も期待できるモデルです。