メルセデス・ベンツ CLAのモデルチェンジ情報:2026年夏発売へ先行予約開始、予定価格663万円から
メルセデス・ベンツ日本は、コンパクトクラスの4ドアクーペ「CLA」を新世代へと一新し、2026年6月30日からオンラインショールームでの特別先行予約を開始しました。新型は新開発プラットフォーム「MMA」の初採用により、最大792km(欧州値)の航続距離を誇る電気自動車(BEV)と、高効率な48Vハイブリッドを設定しています。自動車誕生140周年のアニバーサリーイヤーを飾る一台でもあり、本記事では、2026年夏以降に予定される日本導入に向けて、予定価格やラインアップ、エクステリア・インテリア、走行性能、安全性能までを詳しく解説します。
メルセデス・ベンツ、新型「CLA」の特別先行予約を開始―2026年夏以降の日本導入に向け
メルセデス・ベンツ日本は2026年6月30日、フルモデルチェンジを遂げる新型「CLA」の日本導入に先駆け、オンラインショールームでの特別先行予約を開始しました。新型CLAは、プラットフォームからドライブトレイン、トランスミッション、サスペンション、デジタル体験に至るまでを刷新した、まったく新しい世代のモデルとして登場します。日本市場での発売は2026年夏以降を予定しており、メーカー希望小売価格(予定)は663万8,000円から841万6,000円(税込)と発表されています。
今回のモデルチェンジの大きな特徴は、新開発のプラットフォーム「MMA(メルセデス・ベンツ・モジュラー・アーキテクチャ)」を初採用した点にあります。これにより、優れた航続距離を実現する電気自動車(BEV)モデルと、高効率な48Vハイブリッドシステムを搭載した内燃機関モデルの両方をラインアップすることが可能となりました。BEVモデルの「CLA 250+ with EQ Technology」では、最大792km(欧州値)の航続距離を実現し、2速トランスミッションの搭載によって加速性能と高速走行時の効率を両立させています。
テクノロジー面では、日本市場では新型Sクラスに続き、メルセデス・ベンツが自社開発した新しいオペレーティングシステム「MB.OS」を採用しました。最新の第4世代MBUXを搭載し、生成AIを活用して自然な言葉での対話を可能にした「MBUXバーチャルアシスタント」や、Googleの地図データ・交通情報とメルセデス独自のUI/UXを統合した新しいナビゲーションにより、車両が「知的なパートナー」へと進化しています。さらに、無線通信によるアップデート(OTA)に対応しており、常に最新の機能やサービスを車両に導入することが可能です。
デザインは「Sensual Purity(官能的純粋)」を追求し、フロントやリアのライトにブランドの象徴であるスターマークを大胆に配した新しいエクステリアを採用しています。空力性能を追求した流麗なシルエットや、電動格納式のシームレスなドアハンドルが、新世代のメルセデスとしての個性を際立たせています。その高い完成度はすでに世界で認められており、「欧州カー・オブ・ザ・イヤー2026」を受賞しました。
オンラインショールームでの先行予約では、クレジットカードで3万円の「車両お取り置き料」を支払うことで、いち早くお届け可能な車両を優先的に確保し、商談を進めることができます。お取り置き期間は各モデルの発表日の1週間後までで、お取り置き料は購入・キャンセルに関わらず返金されます。この予約制度により、最新のデジタル技術と革新的な走りを備えた新型CLAを、誰よりも早く検討することが可能となっています。
メルセデス・ベンツ「CLA」の軌跡:コンパクトセグメントに革命を起こした4ドアクーペの歩み
メルセデス・ベンツのラインアップにおいて、「CLA」は洗練されたデザインとスポーティな個性を両立させた独自の地位を確立しています。コンパクトセグメントでありながら上位モデルの美学を継承し、モデルチェンジを重ねてきた「CLA」は、登場以来、世界中の若い層を中心に新しいメルセデス・ファンの獲得に大きく貢献してきました。
「CLA」とは:コンパクト・クラスにおけるスタイルの先駆者
CLAは、メルセデス・ベンツのハッチバックモデルである「Aクラス」をベースとした派生モデルです。その立ち位置は、大型4ドアクーペの先駆けとなった「CLS」のコンパクト版とも言えるもので、メルセデス・ベンツではこのモデルを「4ドアクーペ」と定義しています。
また、4ドアクーペに加えて、後席の居住性と実用的なラゲッジスペースを確保したステーションワゴン型の「シューティングブレーク」もラインアップされています。CLAは、単なる移動手段を超えて、所有者の感性を映し出すスタイリッシュな選択肢として市場に受け入れられました。
初代(2013年-2019年):新しい感性の提示
初代CLAは、2013年の北米国際オートショーで世界初公開されました。2012年に発表されたコンセプトカー「コンセプトスタイルクーペ」のデザインをほぼそのまま市販化したその姿は、当時のメルセデス・デザインに大きな衝撃を与えました。
日本市場では2013年7月に発売され、「躍動する新しい感性」というキャッチコピーとともにデビューしました。2015年には、流麗なルーフラインと高い実用性を融合させた「CLAシューティングブレーク」が追加され、ラインアップが拡充されました。初代は、FF(前輪駆動)ベースのエントリーモデルでありながら、メルセデスらしい上質さを備えた新世代のコンパクトカーとしての基盤を築きました。
2代目(2019年-2025年):デジタルとインテリジェンスの融合
2019年、CLAは初めてのフルモデルチェンジを受け、2代目へと進化しました。この世代では、メルセデス・ベンツの新しい対話型インフォテインメントシステム「MBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)」を搭載したことが最大のトピックとなりました。
「Hi, Mercedes」と話しかけるだけで車両のさまざまな機能をコントロールできるAI音声認識システムや、Sクラスと同等の高度な運転支援システムを採用したことで、CLAは「最もインテリジェントなコンパクトカー」のひとつとしての評価を確立しました。2代目CLAは、デザインの純粋さをさらに突き詰めると同時に、デジタル体験という新たな価値をユーザーに提供しました。
3代目(2025年-):メルセデスの新基準を打ち立てる次世代へ
2025年3月、CLAは3代目となる新型モデルへとフルモデルチェンジを果たしました。先代から約6年ぶりの刷新となる新型は、プラットフォームやデジタル体験に至るまでをゼロから構築した「メルセデスの新基準」を提示するモデルとなっています。
新たに採用された「MMA(メルセデス・ベンツ・モジュラー・アーキテクチャ)」プラットフォームは、電気自動車(BEV)を優先して設計されており、メルセデス・ベンツが自社開発した新しいオペレーティングシステム「MB.OS」を初搭載するなど、将来のモビリティを見据えた革新が行われています。CLAは、伝統的な4ドアクーペの美しさを継承しながら、電動化とデジタル化の象徴へと進化を遂げようとしています。
メルセデス・ベンツ新型「CLA」のエクステリア:官能的な造形と極限の空力性能
2026年夏以降に日本への導入が予定されている新型「CLA」は、メルセデス・ベンツのデザイン基本思想である「Sensual Purity(官能的純粋)」を新たな次元へと引き上げ、ラインやエッジを大幅に削減したシンプルかつ力強い造形へと進化を遂げました。4ドアクーペとしての美しさを際立たせる流麗なシルエットを維持しながら、最新のデジタル技術と空力工学を融合させたその姿は、すでに「欧州カー・オブ・ザ・イヤー 2026」を受賞するなど、世界的に高い評価を得ています。この受賞はメルセデス・ベンツとして1974年以来となり、23カ国59名の審査員による最終投票で320点を獲得し、2位に100点差をつける圧勝でした。
ブランドの象徴「スターマーク」が輝く独創的なライトデザイン
新型「CLA」のフロントマスクには、ブランドの象徴であるスリーポインテッドスターをモチーフにした新しいデザイン要素が大胆に取り入れられています。フロントグリルには、アニメーション機能を備えたスターパターンのイルミネーションパネルが採用され、中央の大きなスターマークとともに印象的に輝く「光るグリル」が特徴的です。
ライトのデザインも一新されており、ヘッドライトの内部にスターマークを配した「スターパターン・リフレクター」を採用しています。リアにおいても、左右に広がる印象的なライトストリップとLEDリアライトが配置されており、ワイド&ローな構えを強調しつつ、昼夜を問わず新型「CLA」ならではの個性を強く主張する独創的なデザインとなっています。
空力性能を極限まで追求した機能美
新型のボディは、見た目の美しさだけでなく、エネルギー効率を最大化するための空力対策が徹底されています。その象徴的な装備の一つが、電動格納式のシームレスなドアハンドルです。走行時にドアハンドルがボディと一体化してフラットになることで、空気抵抗を低減させるとともに、サイドビューの流れるような美しさをより一層際立たせる役割を果たします。
また、最適化されたリアディフューザーやボディ全体の流麗なフォルムにより、電気自動車(BEV)モデルにおける航続距離の延長や、走行時の優れた静粛性を実現しています。屋根部分には、印象的なパノラミックガラスルーフが標準装備されており、外観の洗練度を高めています。
車両サイズと足元のバリエーション
新型「CLA」のボディサイズは、全長4,723mm、全幅1,855mm、全高1,450〜1,469mmとなっており、扱いやすいコンパクトなサイズ感を維持しながらも、堂々とした佇まいを備えています。ホイールデザインも刷新され、標準の17インチ(CLA 250+)や18インチ(CLA 350 4MATIC)のほか、オプションで19インチまで選択が可能です。
さらに、外観をよりスポーティに引き締める「AMGライン」や、各部にブラックのアクセントを施す「ナイトパッケージ」などのオプション設定も用意されています。これらを選択することで、専用のAMGスタイリングや、アニメーション投影機能付きのサラウンドライティングなど、より個性的で洗練された佇まいを実現できます。
オンラインで確認可能なカラーバリエーション
新型「CLA」のボディカラーラインアップについては、2026年6月30日より開始された特別先行予約に合わせ、オンラインショールームにて詳細を確認することが可能です。オンライン上では、各モデル・仕様ごとに異なる内外装の組み合わせを360°画像で自由に見ることができ、自分の好みに合った1台を検討できるようになっています。
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CLA 180のボディカラー -
CLA 180のボディカラー -
CLA 180のボディカラー -
CLA 180のボディカラー -
CLA 180のボディカラー -
CLA 180のボディカラー
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CLA180 Shooting Brakeのボディカラー -
CLA180 Shooting Brakeのボディカラー -
CLA180 Shooting Brakeのボディカラー -
CLA180 Shooting Brakeのボディカラー -
CLA180 Shooting Brakeのボディカラー -
CLA180 Shooting Brakeのボディカラー -
CLA180 Shooting Brakeのボディカラー
先行公開されている欧州仕様の画像などでは、モダンで洗練された印象を与える淡いグリーンがかったグレーなど、新世代を感じさせるカラーが確認できます。具体的な日本仕様の全カラーバリエーションは、今後の正式発表やオンラインショールームでの商談を通じて順次明らかになる見通しです。
次世代のデジタル体験と開放感:新型「CLA」が提示する未来の室内空間
2026年夏以降に日本への導入が予定されている新型「CLA」は、インテリアにおいても「メルセデスの新基準」を鮮明に打ち出しています。メルセデス・ベンツが自社開発した新しいオペレーティングシステム「MB.OS」を軸に、ハイエンドモデル譲りの巨大なディスプレイや生成AIを活用したアシスタント機能を搭載し、コンパクトセグメントの常識を覆す未来的かつ上質な空間へと進化を遂げました。
コンパクト初採用の「MBUXスーパースクリーン」とデジタルコクピット
新型「CLA」のインテリアで最も目を引くのは、ダッシュボードの全幅をシームレスに覆う巨大な「MBUXスーパースクリーン」の採用です。この一枚のガラスで覆われた一体型ディスプレイは、コンパクトセグメントでは初めてオプション設定されました。助手席側にも専用の14インチディスプレイが備わり、同乗者にも没入感のあるエンターテインメントを提供します。
標準仕様においてもデジタル化は徹底されており、10.25インチのドライバーディスプレイと14インチのセントラルマルチメディアディスプレイを装備しています。また、顔認証によるプロフィール認証や、車内での自撮りが可能なセルフィーカメラなど、最新のデジタルデバイスとしての機能も充実しています。
生成AIが「知的なパートナー」となる第4世代MBUX
ソフトウェア面では、新世代の「MB.OS」と最新の第4世代MBUXが搭載されたことで、車両が単なる移動手段から「知的なパートナー」へと進化しました。新たに導入された「MBUXバーチャルアシスタント」は、複数の生成AIを1つに統合しており、従来の定型文ではない、人間のように自然な言葉での対話が可能です。
このアシスタントはドライバーの話し方や声のトーンから感情までくみ取り、日々のルーティンや好みを学習して、最適なタイミングで機能を提案します。ナビゲーションシステムも、Googleの地図データ・交通情報とメルセデス独自のUI/UXを統合したハイブリッド型へと刷新され、より直感的で正確なガイドを実現しています。
標準装備のパノラミックルーフがもたらす圧倒的な開放感
新型「CLA」では、印象的なパノラミックガラスルーフが全車に標準装備されています。このルーフの採用により、現行モデルと比較してヘッドクリアランス(頭上のゆとり)が向上し、明るく洗練された開放的な室内空間が実現しました。
また、室内を彩るアンビエントライトは64色から選択可能で、夜間のドライブをより幻想的に演出します。音響面においても、16スピーカー、850ワットを誇る「Burmester 3Dサラウンドサウンドシステム」が用意されており、Dolby Atmosによる臨場感あふれる音響体験を楽しむことができます。
磨き上げられた実用性と「シューティングブレーク」の利便性
デザイン性だけでなく、実用面でも着実な進化を遂げています。ステアリングホイールは最新世代へとアップデートされ、静電容量式センサーを備えたパッドの採用により、運転支援システムの操作性が向上しました。
ステーションワゴンモデルの「シューティングブレーク」においては、シーンに合わせて拡張可能なラゲッジルームを備えています。40:20:40分割可倒式のリアシートを採用することで、長尺物の積載など、レジャーから日常使いまで高い柔軟性を発揮します。
特別仕様車「Night Edition」の専用内装
日本導入に合わせて設定される特別仕様車「Night Edition」では、専用の特別な内装が施されています。ブラウンを基調とした「レザーARTICO/MICROCUT(バヒアブラウン/ブラック)」のシートに、落ち着いた質感が特徴の「ブラックオープンポアウッドインテリアトリム」を組み合わせ、モダンで上質な空間に仕立てられています。
驚異の航続距離792kmを実現、新型「CLA」が示す次世代の走行パフォーマンス
2026年夏以降に日本導入が予定されている新型「CLA」は、メルセデス・ベンツが「EVファースト」で設計した新世代のプラットフォーム「MMA(メルセデス・ベンツ・モジュラー・アーキテクチャ)」を初採用し、走行性能において劇的な進化を遂げました。このアーキテクチャーは、電気自動車(BEV)だけでなく高効率な内燃機関(ICE)モデルにも対応する柔軟性を備え、すべてのラインアップでメルセデスらしい上質でスムーズな走りと、圧倒的な効率性を高い次元で両立しています。
MMAプラットフォームと新設計サスペンションがもたらす静粛性と操縦性
新型「CLA」の走りの質を支えるのは、革新的なMMAプラットフォームと新開発の足回りです。新開発のマルチリンクアクスルを採用したことで、乗り心地の質感が大幅に向上しており、路面に吸い付くような安定したハンドリングと、フラッグシップモデルに迫る優れた静粛性を実現しました。また、空力性能を極限まで追求したシルエットや電動格納式ドアハンドルは、単なるデザイン要素ではなく、走行時の空気抵抗を低減させ、エネルギー効率の向上と車内の静粛性に大きく寄与しています。
EVモデルの核心:2速トランスミッションと圧倒的な航続効率
電気自動車モデルである「CLA with EQ Technology」は、これまでのコンパクトカーの常識を覆すパフォーマンスを誇ります。後輪駆動モデルの「CLA 250+」では、一回の満充電で最大792km(欧州値)という驚異的な航続距離を実現しました。
この高い効率を支えているのが、BEVとしては画期的な「2速トランスミッション」の搭載です。この変速機により、街中での力強い加速性能を確保しつつ、高速巡航時にはエネルギー消費を抑えた静かで快適な走行を可能にしています。主なスペックは以下の通りです。
- CLA 250+:最高出力271PS(268hp)、最大トルク515N・m
- CLA 350 4MATIC:最高出力353PS(349hp)、0-60mph加速(約96km/h)4.8秒(推定値)
さらに、800Vのシステム電圧に対応した急速充電機能により、わずか10分の充電で最大約325km(欧州値)に相当する航続分を回復できるほか、10%から80%までの充電も約22分で完了させるなど、長距離ドライブにおける実用性も極めて高く設計されています。
内燃機関の再定義:ディーゼル並みのトルクを誇る新開発ハイブリッド
内燃機関(ICE)モデルにおいても、パワートレインは抜本的に刷新されました。新たに開発された1.5L直列4気筒ガソリンターボエンジン「M252」に、48Vマイルドハイブリッドシステムを組み合わせた高効率なユニットを搭載しています。
この新エンジンは、48Vテクノロジーと統合された新型の8速デュアルクラッチトランスミッション(8G-eDCT)と組み合わされることで、従来のディーゼルモデル(CLA 200 d)を凌駕するような力強いトルク感と、ガソリンエンジンならではの滑らかな加速を提供します。なかでも「CLA 180/200/220」は最高出力136PS〜190PSを発生し、電気モーター(27PS)が加速をアシストします。
新型「CLA」は、EVモデルとハイブリッドモデルのいずれを選択しても、次世代の「メルセデスの新基準」と呼ぶにふさわしい、ダイナミックかつ洗練された走行体験を約束しています。
世界が認めた「最も安全な車」:新型「CLA」が実現する最高峰の安全ベンチマーク
2026年夏以降に日本導入が予定されている新型「CLA」は、その流麗なデザインや革新的なパワートレインだけでなく、安全性においても自動車業界の「新基準」を打ち立てました。メルセデス・ベンツが長年培ってきた事故調査の知見と、最先端のデジタル技術を融合させた新型「CLA」は、第三者機関による厳格なテストにおいて、同セグメントのみならず全カテゴリーを凌駕する極めて高い評価を獲得しています。
ユーロNCAP 2025において「ベスト・パフォーマー」に選出
新型「CLA」の安全性能を象徴するのが、欧州の権威ある安全性能テスト「ユーロNCAP」における圧倒的な成績です。新型「CLA」は2025年にテストされた全ブランド・全カテゴリーのモデルの中で最も安全な車として「ベスト・パフォーマー」に選出されました。これは前年に同賞を獲得したEクラスに続く快挙となります。
特筆すべきは、評価対象となった「成人乗員保護」「小児乗員保護」「歩行者・自転車保護」「安全運転支援」の4つの安全分野すべてにおいて、高い数値を記録した点にあります。この結果は、新型「CLA」がハードウェアとしての衝突安全性能と、ソフトウェアによる予防安全性能の両面で世界最高水準にあることを証明しています。
次世代AIを統合した運転支援システム「MB.DRIVE」
新型「CLA」には、NVIDIAとの約5年間にわたる共同開発による次世代の運転支援技術が投入されています。自社開発の新しいオペレーティングシステム「MB.OS」を基盤とすることで、より高度なレベル2の運転支援機能を実現しました。標準装備される「MB.DRIVE」パッケージには、以下の高度な機能が含まれています。
- アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック:再発進機能や走行経路に基づいた速度調整、制限速度への対応機能を備え、先行車との適切な距離を維持します。
- ブラインドスポットアシスト・プラス:降車時警告機能に加え、回避ステアリング機能やレーンキーピング機能、緊急ブレーキ機能、緊急停止機能を統合し、多角的に衝突を回避します。
- 最新のセンサー技術:高性能なLEDヘッドライトには「スターパターン・リフレクター」が採用され、夜間の視認性を向上させています。
また、オプションの「MB.DRIVE ASSIST PRO」を選択することで、ステアリングアシストやレーンチェンジアシストなど、さらに高度な支援を受けることが可能となります。
乗員を守る「PRE-SAFE®」と多角的な保護設計
万が一の衝突の際、あるいは衝突が避けられないと車両が判断した際に、乗員のダメージを最小限に抑える革新的な機能も充実しています。
- PRE-SAFE® & PRE-SAFE® Sound:衝突の衝撃に備えて乗員の保護態勢を整えるとともに、特殊な音を発生させることで、衝突時の衝撃音から乗員の聴覚を保護します。
- センターエアバッグ:前席の乗員同士の接触による二次被害を軽減するため、新たにセンターエアバッグを採用しました。
- GUARD 360° 車両保護プラス:駐車中や停車中の車両監視機能を強化し、盗難や衝撃を検知してオーナーに通知する最新のセキュリティシステムを搭載しています。
常に進化し続ける安全性:OTAアップデートの恩恵
新型「CLA」は、スマートフォンのように無線通信(OTA)によるソフトウェアアップデートに対応しています。これにより、運転支援システムのアルゴリズムやセンサーの精度向上など、納車後も常に最新の安全技術が車両に導入され続けます。メルセデス・ベンツは、物理的な構造の強固さに加え、デジタル技術によって「長年にわたって愛車を最新の安全な状態に保つ」という新たな価値を提供しています。
メルセデス・ベンツ新型「CLA」の予定価格と主要諸元:日本導入モデルのラインアップ
2026年夏以降に日本導入が予定されている新型「CLA」は、新開発のプラットフォーム「MMA(メルセデス・ベンツ・モジュラー・アーキテクチャ)」を採用し、電気自動車(BEV)と高効率な48Vハイブリッド(ICE)の両方をラインアップしています。メルセデス・ベンツ日本は、日本市場における予定価格を663万8,000円から841万6,000円(税込)と発表しました。新型はプラットフォームからデジタル体験までを刷新した「まったく新しい世代」のモデルとして、これまでのセグメントの基準を塗り替えるスペックを備えています。
日本仕様のグレード展開と予定価格
日本市場における新型「CLA」のグレード展開は、4ドアクーペおよびシューティングブレークの双方で、ハイブリッドモデルとフル電動モデル(with EQ Technology)が用意されています。具体的な対象モデルや内外装の組み合わせは、オンラインショールームで確認できます。
| モデル体系 | グレード名 | メーカー希望小売価格(予定価格・税込) |
|---|---|---|
| 内燃機関モデル(48Vハイブリッド) | CLA 180 / CLA 180 Shooting Brake | 6,638,000円 ~ 8,416,000円 |
| CLA 220 / CLA 220 Shooting Brake | ||
| 電気自動車モデル(BEV) | CLA 200 with EQ Technology / Shooting Brake | |
| CLA 250+ with EQ Technology / Shooting Brake |
主要諸元(欧州仕様値参考)
新型「CLA」は、全長が4,700mmを超え、ホイールベースも拡大されたことで、より堂々とした体躯と広い室内空間を実現しています。特にBEVモデルでは、800Vシステムや2速トランスミッションの採用により、極めて高いエネルギー効率を達成しています。
| 項目 | 電気自動車モデル(BEV) | ハイブリッドモデル(ICE) |
|---|---|---|
| 全長 | 4,723 mm | 4,723 mm |
| 全幅 | 1,855 mm | 1,855 mm |
| 全高 | 1,450 ~ 1,469 mm | 1,450 ~ 1,469 mm |
| ホイールベース | 2,790 mm | 2,790 mm |
| パワートレイン | 永久磁石同期モーター(シングル/デュアル) | 1.5L 直列4気筒ガソリンターボ + 48V ISG |
| 最高出力 | 271 PS(CLA 250+)/ 353 PS(CLA 350 4MATIC) | 136 PS(CLA 180)/ 190 PS(CLA 220) |
| 変速機 | 2速トランスミッション | 8速DCT(8G-eDCT) |
| バッテリー容量(BEV) | 85 kWh(使用可能容量) | – |
| 急速充電 | 800Vシステム(10分で最大約325km分回復) | – |
| 航続距離(欧州値) | 最大 792 km(CLA 250+) | – |
足回りの仕様:ホイールおよびタイヤサイズ
新型「CLA」では、モデルや駆動方式に応じて17インチから19インチまでのホイールが設定されています。空力性能を追求した新しいデザインのアルミホイールが採用されており、特にAMGラインや特別仕様車では大型のホイールが組み合わされます。
| モデル・パッケージ | 標準/オプション ホイールサイズ |
|---|---|
| CLA 250+ with EQ Technology | 17インチ |
| CLA 350 4MATIC with EQ Technology | 18インチ |
| オプション設定 | 18インチ / 19インチ |
| AMGライン / Night Edition | 19インチ(専用デザイン) |
ベンツCLAのモデルチェンジ遍歴
メルセデス・ベンツ・CLAクラスは、ドイツのメルセデス・ベンツグループがメルセデス・ベンツブランドとして展開している高級乗用車です。Aクラスをベースとした派生モデルで、4ドアクーペ「CLS」のコンパクトタイプにあたります。ここでは、2013年の初代から2025年に登場した3代目までのモデルチェンジ遍歴を振り返ります。
ベンツCLA 初代 C117/X117(2013年~2019年)
2013年7月、ベンツCLAの日本仕様が発表されました。グレード体系は「CLA180」「CLA250」「CLA250 4MATIC」「CLA45 AMG 4MATIC」の4グレードで、キャッチコピーは「躍動する新しい感性」です。日本発売記念特別モデル「CLA250 Edition 1」が限定300台で販売されました。
2015年6月、限定250台の特別仕様車「CLA180 Edition Black」を発売するとともに、ステーションワゴンモデルの「CLAシューティングブレーク」も発表されました。グレードは「CLA180 Shooting Brake」「CLA250 Shooting Brake」「CLA180 Shooting Brake Sports」「CLA250 SPORT 4MATIC Shooting Brake」のラインナップです。同時に特別仕様車「OrangeArt Edition」を発表し、「Mercedes-AMG CLA45 4MATIC Shooting Brake OrangeArt Edition」も併せて設定されました。同年11月には「Mercedes-AMG CLA45 4MATIC Shooting Brake」を新たに設定しています。
2016年8月、マイナーチェンジを実施。外観の変更とボディカラーの追加、快適装備の充実などが行われ、「CLA250」を廃止して「CLA180 Sports」を追加、「CLA250 4MATIC」を「CLA250 SPORT 4MATIC」に変更し、「CLA250 Shooting Brake」を廃止しました。
2017年3月、特別仕様車「Mercedes-AMG CLA45 4MATIC Racing Edition」を90台限定で発売。同年5月には120台限定の特別仕様車「CLA180 STAR WARS Edition」を発表しました。同年7月の一部改良では「CLA180」と「CLA180 Sports」を廃止し、「CLA180 AMG Style」と「CLA220 4MATIC」を追加しています。
ベンツCLA 2代目 C118/X118(2019年~2026年)
2019年8月、日本仕様車のフルモデルチェンジを発表。「CLA 200 d」と「CLA 250 4MATIC」を設定し、キャッチコピーは「それは、他の誰とも違う、あなたを証明するメルセデス。」です。新世代インフォテインメントシステム「MBUX」を搭載し、AIによる音声認識を可能にした点が大きなトピックとなりました。同年11月には「メルセデスAMG CLA 45 S 4MATIC+」の追加が発表されました。
2020年2月、「CLA180」と「メルセデスAMG CLA 35 4MATIC」の追加が発表されました。同年9月の一部改良では、全モデルに「レーダーセーフティパッケージ」が標準装備となっています。
2021年9月、一部仕様変更を実施。AMGモデルを除く全車にアンビエントライトを標準装備するなど、装備内容が見直されました。
2022年10月、AMG創業55周年特別仕様車「Mercedes-AMG CLA 45 S 4MATIC+ Edition 55」が限定55台で発売されました。
2023年9月、マイナーチェンジを実施して外観デザインを刷新し、「スターパターンフロントグリル」を採用するとともに「CLA250」を廃止。10月には「Mercedes-AMG CLA 45 S 4MATIC+」もマイナーチェンジで外観を刷新し、11月には日本国内限定100台の特別仕様車「Mercedes-AMG CLA 45 S 4MATIC+ Street Style Edition」を発売しました。
2024年9月には、クーペをベースにオールブラックでまとめた特別仕様車「CLA 180 Night Edition」を全国限定200台で発売しています。
ベンツCLA 3代目 C174/X174(2025年~)
2025年3月、イタリア・ローマで3代目となる新型CLAが発表されました。先代から約6年ぶりのフルモデルチェンジで、プラットフォームからパワートレイン、デジタル体験までがゼロから刷新されています。クーペ(C174)が3月に欧州で、シューティングブレーク(X174)が7月にそれぞれ発表され、電気自動車(BEV)モデルと48Vハイブリッドの内燃機関(ICE)モデルが並行して展開されます。
最大の特徴は、新開発のプラットフォーム「MMA(メルセデス・ベンツ・モジュラー・アーキテクチャ)」を初採用した点と、メルセデス・ベンツが自社開発したOS「MB.OS」を初搭載した点です。BEVモデルは800Vシステムを採用し、最大792km(欧州値)という驚異的な航続距離を実現しました。その完成度は高く評価され、「欧州カー・オブ・ザ・イヤー2026」の受賞や、ユーロNCAP 2025における「ベスト・パフォーマー」選出など、数々の栄誉に輝いています。
日本では、2025年10月30日に「ジャパンモビリティショー2025」で初公開されました。その後、2026年6月30日からオンラインショールームでの特別先行予約が開始され、2026年夏以降の正式導入が予定されています。メーカー希望小売価格(予定)は663万8,000円から841万6,000円(税込)です。
| ベンツCLAモデル | 販売年表 |
|---|---|
| 初代 C117/X117 | 2013年~2019年 |
| 2代目 C118/X118 | 2019年~2026年 |
| 3代目 C174/X174 | 2025年~ |