ムーヴキャンバスが2026年7月29日に初の一部改良 特別仕様車「インテリアセレクション」も設定
ダイハツの軽トールワゴン「ムーヴキャンバス」は、2022年7月のフルモデルチェンジで2代目へ移行しました。64PSのターボエンジンと電動パーキングブレーキを手に入れ、動力性能まわりの不満を解消した世代です。
その2代目に、2026年7月29日、デビュー後はじめてとなる一部改良が実施されました。予防安全機能スマートアシストの検知対象拡大、アクティブマルチインフォメーションメーターの採用、ボディカラーの追加が柱で、あわせて特別仕様車「インテリアセレクション」が4グレードに設定されています。
ここでは、この一部改良と特別仕様車の中身を起点に、2代目ムーヴキャンバスの装備内容とこれまでの歩みを、新しい話題から順に整理していきます。
ムーヴキャンバスが2026年7月29日に一部改良を実施 スマートアシスト強化と新色追加が柱
一部改良後もストライプスとセオリーの2シリーズ構成は継続。ボディカラーには新色も加わった
ダイハツ工業は2026年7月29日にムーヴキャンバスの一部改良を発表し、同日から全国の販売店で発売を開始しました。2022年7月のフルモデルチェンジから4年を経て、ようやく中身に手が入った格好です。
ボディやインテリアの造形そのものには変更がなく、ボディカラー・予防安全機能・メーターの3点を刷新する内容にまとまりました。同じ日には兄弟車のムーヴも一部改良を受けていますが、そちらの詳細は別ページで扱います。
ムーヴキャンバス 2026年7月29日一部改良の主な変更点
- ストライプスに「スムースグレーマイカメタリック×グレースブラウンクリスタルマイカ」を追加設定
- セオリーに「セラミックグリーンメタリック」を追加設定
- スマートアシストに対横断自転車の検知機能を追加
- 交差点右折時の対向車線の車両、右左折時に対向方向から来る横断歩行者の検知に対応
- 対歩行者の作動速度条件を60km/hから80km/hへ拡大
- ACC(アダプティブクルーズコントロール)の先行車検知距離と精度を改善
- LKC(レーンキープコントロール)作動時のふらつきを低減
- アクティブマルチインフォメーションメーター(7インチTFT+デジタルスピードメーター)を採用
- 特別仕様車「インテリアセレクション」を4グレードに設定
- メーカー希望小売価格を1,644,500円〜2,084,500円へ改定
ボディカラーは2色を追加設定 ストライプスに初の非ホワイト系2トーン
まず目に見える変化がボディカラーです。ストライプスにはスムースグレーマイカメタリック×グレースブラウンクリスタルマイカが加わりました。これまでストライプスの2トーンは上半分がシャイニングホワイトパールで統一されていたため、白を使わない組み合わせは初めてということになります。かわいらしさよりも落ち着きに寄せた配色で、ストライプスの間口を広げる一手といえるでしょう。
セオリーに追加されたのはセラミックグリーンメタリック。彩度を抑えたくすみ系のグリーンで、上質で穏やかなセオリーの世界観にはよく似合います。
スマートアシストが交差点の右左折シーンに対応 対歩行者は80km/hまで作動
実用面でもっとも効いてくるのが、予防安全機能スマートアシストの守備範囲拡大です。従来は前方の車両や歩行者が中心でしたが、今回の一部改良で横断してくる自転車が検知対象に加わり、さらに交差点を右折する際に対向車線から接近する車両、右左折時に対向方向から進んでくる横断歩行者も捉えられるようになりました。加えて、対歩行者に対する作動速度の上限が60km/hから80km/hへ引き上げられています。
交差点の右折は、対向車と横断者の両方に同時に気を配らなければならず、ドライバーの認知負荷がもっとも高まる場面のひとつ。日本の交通事故が交差点周辺に集中していることを踏まえると、ステレオカメラの検知方向を斜めへ広げた今回の改良は、機能名の増加以上に価値のある変更だと感じます。
運転支援系では、ACCが先行車を捉える距離と精度の向上によって加減速の角が取れ、LKCは制御中の細かなふらつきが抑えられました。
アクティブマルチインフォメーションメーターを採用 対象はXを除く全グレード
メーターも入れ替わりました。新たに採用されたのはアクティブマルチインフォメーションメーター(7インチTFT+デジタルスピードメーター)で、速度表示までデジタル化した構成です。従来のTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ+タコメーターの組み合わせから、表示面がまるごと液晶に置き換わったことになります。
ダイハツ公式サイトのグレード別主要装備を見るかぎり、新メーターが載るのはGとGターボ、および特別仕様車のインテリアセレクションで、エントリーのXは従来どおりマルチインフォメーションディスプレイのままです。
価格は164万4500円から 上げ幅がもっとも大きいのはエントリーのX
メーカー希望小売価格も改定され、改良後は1,644,500円〜2,084,500円(特別仕様車を含む)となりました。改良前と比べた上げ幅は、Xが71,500円、Gが49,500円、Gターボが55,000円です。
興味深いのは、新メーターが与えられないXの上げ幅がもっとも大きい点です。スマートアシストの刷新にともなうハード面の更新は全グレード共通で入るため、装備が簡素なXほど価格に占める比率が大きく出た、という見方ができます。結果としてXとGの価格差は181,500円から159,500円へと縮まっており、装備の充実したGを選びやすくなった、という言い方もできそうです。
| グレード | 駆動方式 | 値段 |
|---|---|---|
| ストライプスX/セオリーX | 2WD(FF) | 1,644,500円~ |
| 4WD | 1,771,000円~ | |
| ストライプスG/セオリーG | 2WD(FF) | 1,804,000円~ |
| 4WD | 1,930,500円~ | |
| セオリーG“インテリアセレクション” | 2WD(FF) | 1,815,000円~ |
| 4WD | 1,941,500円~ | |
| ストライプスG“インテリアセレクション” | 2WD(FF) | 1,826,000円~ |
| 4WD | 1,952,500円~ | |
| ストライプスGターボ/セオリーGターボ | 2WD(FF) | 1,936,000円~ |
| 4WD | 2,062,500円~ | |
| セオリーGターボ“インテリアセレクション” | 2WD(FF) | 1,947,000円~ |
| 4WD | 2,073,500円~ | |
| ストライプスGターボ“インテリアセレクション” | 2WD(FF) | 1,958,000円~ |
| 4WD | 2,084,500円~ |
特別仕様車「インテリアセレクション」を設定 ストライプスとセオリーの内装を入れ替える
一部改良と同時に設定されたのが、特別仕様車「インテリアセレクション」です。対象はストライプスG/Gターボ、セオリーG/Gターボの4グレード。それぞれにもう一方のシリーズのインテリアカラーを組み合わせるという、これまでのキャンバスにはなかった発想の仕立てになっています。
ムーヴキャンバスは「かわいい外装なら明るい内装」「上質な外装なら落ち着いた内装」という組み合わせが固定されていました。そこを解いて交差させたのが今回の特別仕様車で、外観の好みと室内の好みが一致しなかった層をすくい上げる狙いがうかがえます。追加設定というより、選択肢の掛け算を増やした企画といったほうが近いかもしれません。
ストライプス“インテリアセレクション”はセオリーの落ち着いた室内を採用
ストライプスG“インテリアセレクション” 愛らしい2トーンの外装に、ブラウン×ネイビーの落ち着いた室内を組み合わせる
ストライプスの2トーンカラーはそのままに、室内をセオリー系でまとめた仕様です。インパネとドアトリムはブラウン、シートはネイビーのフルファブリック(シートパイピング付)となり、ステアリングホイールとインパネセンターシフトも本革巻へ置き換わります。
外に出れば愛嬌があり、乗り込むと落ち着く——という二面性が生まれるわけで、かわいい見た目は好きだけれど内装は甘くしたくない、という人にはよくはまる組み合わせでしょう。
セオリー“インテリアセレクション”はストライプスの明るい室内を採用
セオリーG“インテリアセレクション” 新色セラミックグリーンメタリックの外装に、ホワイト基調の明るい室内を組み合わせる
こちらはセオリーのシンプルなモノトーン外装に、ストライプスの明るい室内を合わせた仕様です。インパネとドアトリムはホワイト、シートはライトグレーのフルファブリック(シートパイピング付)で、ステアリングホイールはホワイトホーンパッド付の本革巻となります。
上品な外観のまま室内だけが軽やかになるので、圧迫感の少ない明るいキャビンが欲しい人には有力な選択肢です。
ベース比の差額はセオリー系が11,000円、ストライプス系が22,000円
価格はベースグレードに対して、セオリー系が11,000円高、ストライプス系が22,000円高という設定です。同じ「内装の入れ替え」なのに差が出るのは、元の装備の違いによります。セオリーのG/Gターボはもともと本革巻ステアリングホイールと本革巻インパネセンターシフトが標準なので、変わるのは色柄だけ。いっぽうストライプスのG/Gターボはウレタンステアリングと材着インパネセンターシフトが標準のため、本革巻への格上げぶんが上乗せされる、という理屈です。
内装の質感がそのまま底上げされることを考えれば、ストライプス側の22,000円はかなり良心的な設定といえます。
専用用品を組み合わせた「アーバングレイススタイル」「レトロポップスタイル」も設定
さらにダイハツは、インテリアセレクションに専用用品プランを合わせた新スタイルとして「アーバングレイススタイル」と「レトロポップスタイル」を設定しました。特別仕様車で実現した世界観の掛け合わせを、室内だけでなく外装まで広げるという位置づけです。
“インテリアセレクション”専用の用品プラン
- アーバングレイスプラン(ストライプス用):フロントアイコンエンブレム(メッキ)、フードガーニッシュ(メッキ)、バックドアガーニッシュ(メッキ)、ドアミラーガーニッシュ(メッキ)、シフトノブ(本革巻・ダークブラウン)、シートカバー(本革風・ブラック)
- レトロポッププラン(セオリー用):フロントアイコンエンブレム(メッキ)、フードネームエンブレム(メッキ)、フロント/サイド/リヤの各ロアガーニッシュ(ガンメタリック)、インテリアパネルセット2(セラミックグリーン・マーブル調)
いずれもディーラーオプションで、単品購入も可能ですがプラン価格は適用されません。メッキで都会的にまとめるアーバングレイス、ガンメタリックのロアガーニッシュで足元を締めるレトロポップと、方向性ははっきり分かれています。用品まで含めて世界観を設計してくるあたりは、いかにもキャンバスらしい売り方です。
2025年12月に初音ミクとのコラボ用品パッケージ「ミクキャンバス2」を発売
ムーヴキャンバスといえば、初代時代の2019年に東京オートサロンで披露された初音ミクとのコラボが記憶に残ります。その第2弾が、2025年12月に登場しました。
用品パッケージ「ミクキャンバス2」として、専用のアクセサリー類を組み合わせた内容です。SNSでは「やっぱりかわいい」という反応が並び、コラボ企画としては珍しく素直に歓迎されました。車両そのものの仕様変更ではありませんが、ムーヴキャンバスというクルマの立ち位置をよく表しているトピックです。
2025年6月生産分から価格改定 157万3000円からとなりeco IDLE非装着車は廃止
2025年4月、ダイハツはムーヴキャンバスのメーカー希望小売価格を2025年6月生産分から改定すると発表しました。原材料費や物流コストの高騰が背景です。
新しい価格帯は1,573,000円〜2,007,500円(税込)。改定前が1,463,000円〜1,919,500円でしたから、グレードにより77,000円から88,000円の値上げ、率にしておよそ5%です。2022年の発売以来、約3年間据え置かれてきた価格が、ここで動きました。
同時に、通常グレードより33,000円安く設定されていた「eco IDLE(アイドリングストップ)非装着車」が2025年6月生産分をもって廃止されています。安く買える選択肢が消えた形で、実質的な負担増はもう少し大きいと考えるべきでしょう。
グレード構成そのものは変わらず、ストライプス系とセオリー系にそれぞれ「X」「G」「Gターボ」という6本立てが維持されました。この価格帯は約1年間据え置かれ、2026年7月29日の一部改良にともなって1,644,500円〜2,084,500円へ改定されています。
2023年末の認証不正で出荷停止 その後の再開を経て販売は回復
2代目ムーヴキャンバスにとって最大の逆風は、2023年12月に発覚したダイハツの認証不正問題でした。国内外の全車種で出荷が一時停止され、ムーヴキャンバスも例外ではありません。
その後、車種ごとに順次出荷が再開され、現在は通常の生産・販売体制に戻っています。2025年に入るとダイハツは新型車の投入を再開し、同年6月にはムーヴがフルモデルチェンジ。新型ムーヴは後席にスライドドアを採用したため、ムーヴキャンバスとは実質的に「外装違いの兄弟車」という関係になりました。
棲み分けはこうです。スポーティなデザインと低めの全高を求めるならムーヴ、両側スライドドアの使い勝手とレトロ調のかわいさを求めるならムーヴキャンバス。同じ屋根の下でここまで性格を振り分けたのは、キャンバスが築いたブランド力があってこそでしょう。2026年7月29日には両車が揃って一部改良を受けており、安全装備とメーターの世代を足並みそろえて更新した形です。
ムーヴキャンバスにターボエンジンモデルを追加するフルモデルチェンジを実施
モデルチェンジしたムーヴキャンバス
ムーヴキャンバスは2022年7月5日にフルモデルチェンジを発表し、7月13日から全国で発売を開始しました。
改良内容はパワートレインへのターボモデル追加と安全装備の向上。両側スライドドアを持つぶん車両重量がかさみ、自然吸気エンジンでは動力性能に物足りなさを感じる人もいましたが、最高出力47kW(64PS)/6,400rpm、最大トルク100Nm(10.2kgm)/3,600rpmのターボが加わったことで、その不満は解消されました。
また、タントやタフトにも採用される電動パーキングブレーキとオートブレーキホールドが、エントリーグレード以外で標準装備に。全車速追従機能付アダプティブクルーズコントロールはターボ車だけでなくNA車にも広がり、コーナリングトレースアシスト(CTA)も新採用されました。プラットフォームにDNGAを採用し、約50kgの軽量化と車体剛性の向上も果たしています。エクステリアはキープコンセプトで、ハイブリッドの追加はありません。
グレードはモノトーンカラーの「セオリー(Theory)」と2トーンカラーの「ストライプス(Stripes)」を基本に、それぞれX、G、Gターボを設定。両シリーズで価格は同じです。
Gグレード以上ではヘッドライトとフォグランプがフルLEDになり、全グレードで両側パワースライドドアが標準装備されます。ライバルはスズキのワゴンRスマイルですが、こちらにターボの設定はありません。
| 全長 | 3,395mm |
|---|---|
| 全幅 | 1,475mm |
| 全高 | 1,655mm-1,675mm |
| ホイールベース | 2,460mm |
| 室内長 | 2,180mm |
| 室内幅 | 1,345mm |
| 室内高 | 1,275mm |
| 車両重量 | 870kg-950kg |
| 最小回転半径 | 4.4m |
| 最低地上高 | 150mm-165mm |
| エンジン型式 | KF型 水冷直列3気筒 |
| エンジン総排気量 | 0.658L |
| エンジン最高出力(ターボ) | 38kW(52PS)/6,900rpm(47kW(64PS)/6,400rpm) |
| エンジン最大トルク(ターボ) | 60Nm(6.1kgm)/3,600rpm(100Nm(10.2kgm)/3,600rpm) |
| タイヤサイズ | 155/65R14 75S |
| ホイールサイズ | 14インチ(フルホイールキャップ) |
| 乗車定員 | 4名 |
| 使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
| タンク容量 | 30L |
| WLTCモード燃費 | NA:22.9km/L(2WD)/21.2km/L(4WD) ターボ:22.5km/L(2WD)/20.6km/L(4WD) |
下表は2022年の発売時価格です。その後、2025年6月生産分から1,573,000円〜2,007,500円へ改定され、さらに2026年7月29日の一部改良にともなって1,644,500円〜2,084,500円(特別仕様車を含む)となりました。改良後のグレード別価格は前掲の一覧をご覧ください。
| グレード | 駆動方式 | 値段 |
|---|---|---|
| ストライプスX | 2WD(FF) | 1,496,000円~ |
| 4WD | 1,622,500円~ | |
| ストライプスG | 2WD(FF) | 1,672,000円~ |
| 4WD | 1,798,500円~ | |
| ストライプスGターボ | 2WD(FF) | 1,793,000円~ |
| 4WD | 1,919,500円~ | |
| セオリーX | 2WD(FF) | 1,496,000円~ |
| 4WD | 1,622,500円~ | |
| セオリーG | 2WD(FF) | 1,672,000円~ |
| 4WD | 1,798,500円~ | |
| セオリーGターボ | 2WD(FF) | 1,793,000円~ |
| 4WD | 1,919,500円~ |
新型ムーヴキャンバスの販売台数が目標の4倍にあたる26,000台を受注
2代目の発売1か月後の受注状況をダイハツが公表しました。
月販目標台数の4,000台に対して、4倍にあたる約26,000台の受注があったとのことです。
2代目の特徴は、2トーンカラーの「ストライプス」とモノトーンカラーの「セオリー」という、ボディーカラーパターンの異なる2モデルをラインナップしたことにあります。
ダイハツによると、ストライプスは20代の若年層や女性が主な購入層。セオリーは大人世代や男性が中心とのこと。
人気ボディーカラーは、ストライプスがレイクブルーメタリックとサンドベージュメタリック、セオリーはレーザーブルークリスタルシャインとシャイニングホワイトパールでした。同じ車体でここまで客層を描き分けられるのは、キャンバスならではの芸当です。2026年の特別仕様車「インテリアセレクション」は、その2つの客層をあえて交差させた企画ともいえます。
ムーヴキャンバスのボディカラー セオリーはモノトーンカラーでストライプスは2トーンカラー
ムーヴキャンバスはセオリーとストライプスに分かれており、ボディカラーもそれぞれ異なります。
セオリーはモノトーンのみでサンドベージュメタリックやレイクブルーメタリックなど全7色、ストライプスは2トーンのみでシャイニングホワイトパール×アプリコットピンクメタリックやシャイニングホワイトパール×ファインミントメタリックなど全8色を設定しています。
なお2026年7月29日の一部改良では、ストライプスに「スムースグレーマイカメタリック×グレースブラウンクリスタルマイカ」、セオリーに「セラミックグリーンメタリック」が追加設定されました。いっぽうダイハツ公式サイトの改良後グレードページを見るかぎり、ファイアークォーツレッドメタリック(ストライプスはシャイニングホワイトパールとの2トーン)が選択肢から外れており、色数を据え置いたまま入れ替えが行われたとみられます。以下の一覧と写真は改良前の設定です。
ムーヴキャンバス ストライプスのボディカラー一覧
- シャイニングホワイトパール×スムースグレーマイカメタリック
- シャイニングホワイトパール×サンドベージュメタリック
- シャイニングホワイトパール×レイクブルーメタリック
- シャイニングホワイトパール×アプリコットピンクメタリック
- シャイニングホワイトパール×シトラスイエロークリスタルシャイン(22,000円高)
- シャイニングホワイトパール×ファインミントメタリック
- シャイニングホワイトパール×レーザーブルークリスタルシャイン(22,000円高)
- シャイニングホワイトパール×ファイアークォーツレッドメタリック
シャイニングホワイトパール×スムースグレーマイカメタリック
シャイニングホワイトパール×サンドベージュメタリック
シャイニングホワイトパール×レイクブルーメタリック
シャイニングホワイトパール×アプリコットピンクメタリック
シャイニングホワイトパール×シトラスイエロークリスタルシャイン(22,000円高)
シャイニングホワイトパール×ファインミントメタリック
シャイニングホワイトパール×レーザーブルークリスタルシャイン(22,000円高)
シャイニングホワイトパール×ファイアークォーツレッドメタリック
ムーヴキャンバス セオリーのボディカラー一覧
- レーザーブルークリスタルシャイン(22,000円高)
- サンドベージュメタリック
- ファイアークォーツレッドメタリック
- レイクブルーメタリック
- スムースグレーマイカメタリック
- シャイニングホワイトパール(22,000円高)
- ブラックマイカメタリック
レーザーブルークリスタルシャイン(22,000円高)
サンドベージュメタリック
ファイアークォーツレッドメタリック
レイクブルーメタリック
スムースグレーマイカメタリック
シャイニングホワイトパール(22,000円高)
ブラックマイカメタリック
初代ムーヴキャンバスにホワイトとブラックがテーマの2つの特別仕様車が登場
ムーヴキャンバスの特別仕様車に5色のラインナップ
初代のリミテッドシリーズに、メイクアップリミテッドをベースとした特別仕様車が登場し、2019年4月22日から販売されました。パールホワイトをアクセントとした「ホワイトアクセントリミテッドSAⅢ」と、ブラックをアクセントとした「ブラックアクセントリミテッドSAⅢ」です。
ムーヴキャンバス特別仕様車「ホワイトアクセントリミテッドSAⅢ」
ムーヴキャンバス特別仕様車「ブラックアクセントリミテッドSAⅢ」
それまでのリミテッドシリーズはモノトーン仕様でしたが、この特別仕様車ではフロントグリル、フォグランプリング、バンパーモール、ドアミラー、ホイールキャップに加飾を施し、なにより目を引くのが、それぞれのアクセントカラーであるパールホワイトとブラックを使ったサイドモールとピンストライプでした。
ボディカラーは「ホワイトアクセントリミテッドSAⅢ」が3色、「ブラックアクセントリミテッドSAⅢ」が2色です。
ホワイトアクセントリミテッドSA IIIのボディカラー
- ナチュラルベージュマイカメタリック
- ファインミントメタリック
- ブルーミングピンクメタリック(新色:2019年6月発売)
ブラックアクセントリミテッドSA IIIのボディカラー
- スムースグレーマイカメタリック
- パールホワイトIII
グレードは「G」「X」の2つで、駆動方式は2WDと4WDが用意されていました。
2018年に初代ムーヴキャンバスが一部改良を実施
初代ムーヴキャンバスは2018年8月に一部改良を発表し、9月3日から発売されました。
グレード体系を見直して全グレードにスマートアシストIIIを標準装備し、最上級グレードのX SA IIIにはパワースライドドアやスライドドアイージークローザーを追加しています。
この改良に合わせて、燃費表示がJC08モードとWLTCモードの併記へ対応しました。
2018年に一部改良しグレード体系を見直した初代ムーヴキャンバスの販売価格は1,252,800円から

スマートアシストIIIを搭載した初代ムーヴキャンバスは、グレード体系を整理しました。全グレードにスマートアシストIIIを標準装備するとともに、パワーモードとエコモードをワンタッチで切り替えられる「Dアシスト切り替えステアリングスイッチ」を備えた新グレード「ブラックインテリアリミテッド」を追加しています。
燃費表示にWLTCモード燃費を記載しより正確な燃費情報を取得
初代ムーヴキャンバスの諸元に、従来のJC08モード燃費と、海外で主流の「市街地モード」「郊外モード」「高速道路モード」からなるWLTCモード燃費が併記されました。
WLTCモード燃費は2018年10月から表記が義務付けられ、2020年以降はWLTCモード燃費のみの表記へ切り替わっています。
日本で長く主流だったJC08モード燃費より実態に近い値を示せるとされる指標が、ムーヴキャンバスにはいち早く導入されたことになります。
初代ムーヴキャンバスが2017年9月11日に行った一部改良でスマートアシストIIIを搭載
2016年に発売された初代ムーヴキャンバスは、2017年9月11日に一部改良を実施し、スマートアシストIIIの搭載とグレードの見直しを行いました。
ムーヴキャンバスは、ワゴンRのライバル車であるムーヴの派生モデルで、シリーズ初のスライドドアを備えた一台です。ツートンカラーでどこかレトロな雰囲気があり、女性を中心に人気を集めました。
サーフボードをキャリアに載せてビーチを走るのが似合いそうなムーヴキャンバスの2017年の改良内容と、見直されたグレードを紹介します。
2017年の一部改良でムーヴキャンバスのスマートアシストがグレードアップ

スマートアシストIIIは、ステレオカメラとソナーセンサーで車両周囲をモニターし、車だけでなく歩行者にも対応した警報・自動ブレーキを備える安全システムです。搭載内容は以下のとおりです。
スマートアシスト3の搭載装備
- 衝突警報機能
- 衝突回避支援ブレーキ機能
- 車線逸脱警報機能
- 前方・後方誤発進抑制制御機能
- 先行車発進お知らせ機能
- オートハイビーム機能

スマートアシストIIIの緊急ブレーキは、車両に対して約4km/hから80km/h、歩行者に対して約4km/hから50km/hの間で作動します。いきなりブレーキが介入するのではなく、車両では約4km/hから100km/h、歩行者では約4km/hから50km/hの速度域で衝突警報が危険を知らせます。

車線逸脱警報は約60km/h以上での走行中に働き、ステレオカメラが車線を検知してはみ出しそうになると警報を発します。ウインカー作動中は警報しません。

誤発進抑制制御機能は前方だけでなく後方にも作動します。前方約4メートル以内に壁などの障害物がある状態でDレンジのままアクセルを強く踏み込むと、エンジン出力を抑えて急発進を防ぎます。

後方も同様に、約2〜3メートル先の障害物をソナーが認識している状態でRレンジのままアクセルを踏み込むと、出力を抑えて車止めの乗り越えを防いでくれます。

先行車発進お知らせ機能は、前方の車が3メートル以上進んでも自車がブレーキを踏んだまま動かないとき、ブザーで知らせてくれる機能です。

夜間、約25km/h以上で走行中に先行車や対向車がいないと判断すると自動でハイビームへ切り替え、先行車のテールランプや対向車のヘッドライトを検知するとロービームへ戻します。
当時のベースグレード「L」にはスマートアシストIIIが搭載されていない点が注意点でした。エンジンはすべて自然吸気で、過給機の設定はありません。ターボが加わるのは、2022年の2代目を待つことになります。
4WDモデルではヒーテッドドアミラーが標準装備となり、雪が付着してもミラーを温めて溶かすことができました。後席へ暖気を届けるリヤヒーターダクトも標準装備で、寒冷地仕様は2WD・4WDのどちらにも備わります。
スマートアシスト3を搭載したのはムーヴキャンバスで4車種目
当時、スマートアシストIIIを搭載した車種はタント、ミラ イース、ムーヴに続き、ムーヴキャンバスで4車種目でした。車両だけでなく歩行者も検知できる装備が、順次広がっていった時期です。
タント
ミライース
ムーヴ
キャストシリーズとウェイクも順次スマートアシストIIIへ切り替わり、その後の世代交代でダイハツ車の安全装備は世代ごとに更新されています。2026年7月の一部改良で交差点の右左折シーンまでカバーするようになった現在のスマートアシストは、ステレオカメラの検知性能や機能の数が当時とは比べものになりません。
キャスト・アクティバ
キャスト・スタイル
キャスト・スポーツ
ウェイク
人気車種から先に搭載されるという傾向は、当時から一貫していました。安全装備の進化は、そのままダイハツの商品力を底上げしていきます。
暮らしの可能性を広げるムーヴキャンバスのモデルチェンジ遍歴
ムーヴキャンバスはダイハツが販売する軽トールワゴンです。若年女性をターゲットに、デザイン性と機能性を両立させたモデルとして育ってきました。
ムーヴキャンバス 初代 LA800/810S型(2016年~2022年)
2016年9月、「できるミニバス」をキャッチフレーズに初代がデビューしました。グレードは廉価の「L」、普及の「X」、上級の「G」という3本立てです。
2017年9月11日、一部改良で「スマートアシストII」から「スマートアシストIII」へ。「X ”SA III”」に統合され、「X」が廃止されました。
2018年8月、一部改良でグレードを見直し、新グレード「ブラックインテリアリミテッド」を追加。9月3日発売。
2019年4月22日、特別仕様車「ホワイトアクセントリミテッド SA III」「ブラックアクセントリミテッド SA III」を発売。
2020年12月、特別仕様車「G "メイクアップVS SA III"」「G "ホワイトアクセントVS SA III"」「G "ブラックインテリアVS SA III"」「G "ブラックアクセントVS SA III"」を発売。
2022年7月、2代目と入れ替わりで販売を終了しました。
ムーヴキャンバス 2代目 LA850/860S型(2022年~)
2022年7月5日、フルモデルチェンジで2代目へ。DNGAプラットフォームで約50kgの軽量化を果たし、「ストライプス」と「セオリー」の2タイプに「X」「G」「Gターボ」を設定しました。発売は7月13日で、1か月で約26,000台を受注しています。
2023年12月、認証不正問題により出荷を一時停止。その後、順次再開されました。
2025年4月、価格改定を発表。6月生産分から1,573,000円〜2,007,500円となり、eco IDLE非装着車が廃止されました。
2025年12月、初音ミクとのコラボ用品パッケージ「ミクキャンバス2」を発売。
2026年7月29日、2代目として初の一部改良を実施。ボディカラーの追加、スマートアシストの検知対象拡大、アクティブマルチインフォメーションメーターの採用を行うとともに、特別仕様車「インテリアセレクション」を設定しました。
| ムーヴキャンバスのモデル | 販売年表 |
|---|---|
| 初代 LA800/810S型 | 2016年~2022年 |
| 2代目 LA850/860S型 | 2022年~ |
ムーヴキャンバスは女性を中心に売れ続けている車

ムーヴキャンバスは若い女性をターゲットに、現代のライフスタイルを見据えて作られた一台です。狙いどおりヒットし、いまも売上を伸ばし続けています。90年代から2000年代にはクラシック調のミラジーノが人気を集めましたが、キャンバスの成功を見れば、レトロなスタイルの需要が途切れていないことがよくわかります。
2022年のフルモデルチェンジで64PSターボと電動パーキングブレーキを得て弱点を潰し、2025年には価格改定を経てなお販売は堅調。2025年に登場した新型ムーヴが同じくスライドドアを採用したことで、いまやキャンバスは「スライドドア軽の顔役」という立場になりました。
そして2026年7月29日の一部改良では、安全装備とメーターを刷新しつつ、特別仕様車「インテリアセレクション」で2つの世界観を掛け合わせるという手を打ってきました。外観のデザインには指一本触れていません。デザインで選ばれるクルマである以上、見た目を変えずに中身だけを更新するという判断は、きわめて理にかなっているといえるでしょう。






















