ランクル200が2017年7月20日にマイナーチェンジで一部改良
ランクル200は、2007年の販売から10年近く経過していることから、そろそろランクル300へのフルモデルチェンジが噂されていますが、2017年7月20日にマイナーチェンジで一部改良されました!
2015年に2度目のマイナーチェンジがされたランドクルーザー200に追加される装備や、便利機能の紹介、そしてランクル300に搭載されるであろうエンジンを予想します。
中東向けランドクルーザー200のマイナーチェンジモデルか 新意匠のフロントグリルを採用したモデルを目撃
ランクル300系やランクル200系のマイナーチェンジモデルと噂されている、中東向けのランドクルーザー200系のモデルが目撃されました。
フロントグリルに3列のラインが入る200系と比較すると、今回目撃されたモデルは、2列のラインに変更されています。また、ピアノブラック塗装のロアグリルを採用しているのが特徴です。
詳細は公表されていませんが、中東向けのオプションの可能性や、2019年に北米で販売されたヘリテージエディションのような特別仕様車の可能性などもあると考えます。
オーストラリア市場で200系ランドクルーザーのガソリンモデルが販売を終了
豪州市場において200系ランドクルーザーのガソリンモデルが販売を終了したことがわかりました。次期型となる300系ランクルの登場まではディーゼルモデルの販売に注力していくとのことです。年次改良ではインテリアや安全装備を強化しますが、エントリーグレードの価格は据え置き、その他上位グレードはおよそ50万円の価格引き上げとなります。
現在オーストラリアではランドクルーザーよりもレクサスLX570の方が販売台数を伸ばしているため、今回のモデル縮小に踏み切ったのではないかと考えられます。
2020年モデルのランドクルーザーの予想レンダリングが公開!
マイナーチェンジを控えるランドクルーザーの2020年型モデルの予想レンダリングが、デジタルアーティストKolesa.ru氏によって作成されています。
レンダリングでは、フロントロアやベゼルパーツに変更が加えられ、現行型よりもオフロードモデルらしいワイルドなフロントフェイスになると予想。その一方で、リヤスタイルは大人しくまとまった印象を受けます。
なお、2021年モデルとしてデビューする新型ランドクルーザーは、パワフルな3.5L V6ツインターボエンジン搭載のハイブリッドモデルがラインナップするのではないかと予想されています。
ハイブリッド化すればランクルの弱点である燃費性能も改善され、10km/L前後にまで引き上げられることも期待できます。2021年モデルのコンセプトカーは2019年10月開催の東京モーターショーで発表される予定です。
200系ランドクルーザーが2020年に最後の一部改良か?
300系へのフルモデルチェンジが噂されている200系ランドクルーザー。当初、ランクル200は2020年にフルモデルチェンジを迎えると予想されていましたが、海外メディアの情報により、ランクル200として最後の一部改良が2020年に行われる可能性が浮上しています。
200系最後の一部改良では、エクステリアの一部パーツのデザインが変更されるとともに、インテリアにおいても基本的な設計はそのままに、ステアリングホイールやインパネ周りにブラックの本革素材を採用するのではないかと予想されています。
ランクル200のマイナーチェンジについては、さらなる詳細情報が分かり次第お伝えしていきます。
2015年の200系ランドクルーザーに行われたマイナーチェンジの内容
ランクル200の2度目のマイナーチェンジでは、ヘッドライト・グリル・バンパー・フェンダー変更のフェイスリフト、リアバンパーやテールランプ、バックドアパネルの変更、ミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせ、プリクラッシュセーフティ、レーダークルーズコントロール、車線逸脱警報、オートマチックハイビームなどを装備した、「トヨタセーフティセンスP」を全グレード標準搭載しました。
また、メーカーオプションでアンダービューも見られる「マルチテレインモニター」や、GXグレード以外ではハイビーム・ロービームともLEDヘッドライトが標準搭載されています。
ボディカラーには、「カッパーブラウンマイカ」と「ダークブルーマイカ」の2色が追加され、全9色展開になっています。
内装カラーには、「ブラウン」を追加して全4色展開としていて、天井色もZXグレードに「ブラック」が追加され、シートには「セミアニリン本革」を使用してより高級感のあるシックな色合いや風合いになっています。
GX | 4,826,800円~ |
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AX | 5,247,000円~ |
AX Gセレクション | 5,979,600円~ |
ZX | 6,974,000円~ |
2017年7月20日に一部改良されたランドクルーザー200系の変更点
ベースグレードの「GX」でも、クロールコントロールやターンアシスト機能、マルチテレインセレクト、トヨタセーフティセンスPが標準で搭載されていて、装備も充実しているランドクルーザーですが、2017年7月20日に行われる一部改良で、何が追加されるのか?紹介していきます。
トーイングヒッチの設定
トーイングヒッチ(トレーラーヒッチ)とは、車体後部に取りつけるトレーラーをけん引するための連結部品です。社外品で取りつける人が多く、トレーラーハウスやボートなどを引っ張りながら走っている車を見かけることもあります。
けん引する車両総重量が750kg未満のものは、けん引免許が必要ありませんが、750kgを超えるものに関してはけん引免許が必要となる点に注意してください。
大きなランクルにドアミラーのオート格納機能を追加して使いやすくなる
車を降りて施錠すればドアミラーが電動で格納される機能が追加されます。幅が広いランドクルーザーにとって狭い駐車場などでは隣の車にも気を遣うもので、ドアミラーを格納して駐車しておけばぶつけられる確率も減りますし、安心です。
パワーイージーアクセスの設定
パワーイージーアクセスとは、運転手が乗り降りしやすいよう降りる時はシートが後方にずれてハンドルも少し上方に移動します。逆に乗りこむ際には、メモリーしている運転席とハンドルの位置へ復帰する機能で、主にトヨタの高級セダンに装備されている機能です。
次期ランクルがフルモデルチェンジで300系になるのは2020年内か
フルモデルチェンジされ300系ランドクルーザーへ進化する時期は、2020年内になると予想します。ちょうど2度目のマイナーチェンジから4年後、2017年7月20日の一部改良から3年後の2020年にフルモデルチェンジを果たすと予想します。
次期ランドクルーザーはディーゼルエンジンやハイブリッドエンジンを追加
現在のランクル200には、ガソリンエンジンしかラインナップがありませんが、次期ランクル300にはディーゼルエンジンとハイブリッドエンジンを追加すると予想します。
海外では、ランドクルーザー200のディーゼルツインターボエンジンが搭載されている車種がありますし、クリーンディーゼルエンジンが流行ってきていることもあり、プラドに搭載されている「1GD-FTV」エンジンのパワーアップ版か、海外のランクルに搭載されている「1VD-FTV」エンジンを搭載すると予想します。
型式 | 1VD-FTV |
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種類 | V型8気筒 |
過給機 | インタークーラーツインターボ |
排気量 | 4,461cc |
最高出力 | 265ps/3,400rpm |
最大トルク | 650Nm/1,600~2,800pm |
陸の王者・ランドクルーザーの進化は止まらない
ランドクルーザーは、1951年のBJ・FJ型から販売を始めフルモデルチェンジを繰り返し高級SUVとして君臨し続けてきた車です。その頑丈さ・信頼性は日本のみならず海外でも絶大な人気を誇っていて、世界中で「SUVといえば?」と聞くと「land cruiser(ランドクルーザー)」と、返ってくるほど認知されています。
2017年7月20日に一部改良され、トーイングヒッチの設定、ドアミラーのオート格納、パワーイージーアクセスの追加など、より便利になるランドクルーザー200最終型を狙うか、2020年に予想する新型ランクル300系を狙うか、迷いどころです。
すでに2015年8月のマイナーチェンジで、安全装備の「トヨタセーフティセンスP」が全グレードに標準搭載されていて、ベースグレードのGXでも、クルーズコントロールやターンアシスト機能などが標準搭載されているので、お買い得といえます。
歴代モデルの最終型はリセールバリューも残りやすい傾向にありますし、ランクル200の最上級グレード、一部改良後は狙い目のグレードです。