エクストレイルの内装

エクストレイルの内装は重厚感と上質感が際立つ街乗りにもアウトドアにも活躍する頼もしい一台

エクストレイルは4代目になり、防水シートだったアウトドアに特化していた3代目から、上質なテーラーフィットやファブリックのシート表皮になり、防水シートはメーカーオプションになり、街乗りにもアウトドアにも活躍する一台になりました。そんなエクストレイルの内装を紹介します。

エクストレイルの内装は重厚感と上質感が際立つ街乗りにもアウトドアにも活躍する頼もしい一台

エクストレイルにオーテック仕様のカスタムカーが登場!気になる内装の詳細をチェック

4代目エクストレイルの内装4代目エクストレイルの内装

2019年1月11日に、日産からエクストレイルのカスタムカー「AUTECH」が発表されました。エクストレイルのグレード構成はAUTECH(2列)・AUTECH i Package・AUTECH(3列)・AUTECH HYBRID・AUTECH HYBRID i Packageの5つですが、エクストレイルAUTECHについてはグレード間での装備差はありません。エクストレイルオーテックの内装を、コックピットやシートなどの特別装備に注目して解説していきます。

エクストレイルAUTECHの内装は専用色のブルーのボディカラーに合わせた爽やかなデザイン

先進性が感じられる精緻なコックピット設計はエクストレイルAUTECHの魅力のひとつ先進性が感じられる精緻なコックピット設計はエクストレイルAUTECHの魅力のひとつ

エクストレイルAUTECHの内装は、エクストレイルAUTECHの専用ボディカラーとして用意されたカスピアンブルーに合わせ、先進的な青色をインテリアカラーに採用しています。

ドアトリムやセンターコンソール、レザー調のインストルメントパネルには丁寧にブルーのステッチが施されています。3本スポークのステアリングホイールは、ブラック×ブルーの本革にブルーステッチがポイントとなった握り心地の良い作りです。

プレミアム感満載なエクストレイルの内装シートと室内空間エクストレイルの内装シートには室内空間とスポーティなレザーシートを採用しておりプレミアム感満載

エクストレイルAUTECHの内装シートはブラックレザーを使用した高級感のあるデザインです。背もたれ部分にはブルーの刺繍で「AUTECH」のロゴが入っています。センターコンソールやドアトリムなどと同じブルーのステッチも目を引きます。しっかりとした構造のシートはドライビングポジションを常にベストに保ち、快適な運転環境を提供します。

ディーラーオプションのフロアマットとラゲッジカーペットでエクストレイルAUTECHの内装がさらにスタイリッシュに!

エクストレイルAUTECH専用フロアマットエクストレイルAUTECH専用フロアマット

エクストレイルAUTECH専用ラゲッジカーペットエクストレイルAUTECH専用のフロアマットとラゲッジカーペットはディーラーオプションで装着可能

エクストレイルAUTECHの内装のディーラーオプションには、フロアマットとラゲッジカーペットがラインナップしています。消臭機能付きなので室内に嫌な臭いがこもらず、クリーンな空気を維持してくれます。フロアカーペットにはAUTECHのエンブレムが、ラゲッジカーペットにはAUTECHのロゴが装着されています。

より自分好みのエクストレイルに近づけられる「プレミアムパーソナライゼーションプログラム」も同時発売

プレミアムパーソナライゼーションプログラムでセレクトできるストーンホワイトレザーとタンレザーの2カラー「プレミアムパーソナライゼーションプログラム」ではストーンホワイトレザーとタンレザーの2カラーからセレクトできる

2019年1月11日の発表では、エクストレイルのカスタムカー「AUTECH」のほか、内装インテリアをユーザー好みに仕立てる「プレミアムパーソナライゼーションプログラム」がエクストレイルにも設定されることが判明しました。

シートカラーはストーンホワイトレザー・タンレザーの2種類、ステアリングカラーはストーンホワイトレザー・タンレザー・ブラック・ブルーの4種類、さらに一目とびかがり縫い・クロス縫い・ブイ縫い(ブルーはV縫いの展開なし)など、ステアリングステッチの種類まで細かく選択できます。

アウトドアに最適な日産エクストレイルの内装をチェック

エクストレイルの内装

エクストレイルは2000年11月3日に日産から販売されたミドルサイズクロスオーバーSUVです。防水シートや力強い4WD性能、多彩なシートアレンジや広いラゲッジルームが主にアウトドアを楽しむユーザーに支持され、大人気となりました。

2017年6月8日にはマイナーチェンジされエクステリアが洗練されただけではなく、自動運転の第一歩とも言えるプロパイロットがオプション選択できるようになりました。

世界的なSUVブームの中、日本市場でもSUV人気が高まっています。そんな中でエクストレイルはどこまで人気を伸ばすことができるのでしょうか。
今回はエクストレイルのシートアレンジやラゲッジルームなど内装の魅力を紹介します。

エクストレイルの内装の魅力は防水性能を持ちアウトドアに強いこと

エクストレイルの内装

エクストレイルの魅力はなんと言っても「防水性能」に尽きます。車内のフロアはもちろんラゲッジルーム、そしてシートも防水仕様となっています。

スキー・スノーボード、サーフィンなどが趣味の方はそのまま車に乗り込むことができます。室内空間も広く、170cmの大人が4人乗っても余裕のある空間となっています。

そしてSUVでは珍しい7人乗りシートもあるので、大人数での移動も楽々行えます。日産エクストレイルはまさにアウトドアを楽しむ大人のためにある車と言えます。

日産エクストレイル4WDモデルのスペック
ガソリン仕様車 ハイブリッド仕様車
全長 4,690mm
全幅 1,820mm
全高 1,740mm
室内長 2,005mm
室内幅 1,535mm
室内高 1,270mm
ホイールベース 2,705mm
乗車定員 5名/7名 5名/7名
車両総重量 1,785kg 1,845kg
最小半径 5.6m
燃費 16.0km/L 20.0km/L
メーカー希望小売価格 2,404,080円~ 2,796,120円~

エクストレイルのシートは2種類+特別シート2つの合計4種類

エクストレイルの防水シート

エクストレイルのシートにグレード差はなく「防水シート」が標準装備となっています。マリンスポートやウインタースポーツが趣味の方にはとても嬉しい仕様となっています。

エクストレイルのクロスシート

オプション設定では高級感のあるスエード調トリコットのクロスシートを選択することもできます。クロスシートは防水機能がないので注意しましょう。

そして特別シートを装備しているのが日産車のカスタムカーを制作しているオーテックジャパンから特別仕様車として販売された「エクストレイル モード・プレミア」です。
モード・プレミアに標準装備されるのがブラックレザーシートです。

モード・プレミア標準装備ブラックレザーシート

モード・プレミア ハイコントラスインテリアのグレードに装備されるのがホワイトレザーシートです。ハイコントラストインテリのグレードは本革巻きステアリングもホワイトレザーに変更となります。モード・プレミアのレザーシートも防水シートではありません。

ハイコントラスインテリアのホワイトレザーシート

エクストレイルはシートアレンジで車内を広く便利に使える

エクストレイルのラゲッジルームエクストレイルはラゲッジルームがかなり広々としている

エクストレイルのラゲッジスペース二列シートのハイブリッドモデル

エクストレイルはアウトドア志向の強い車のため大容量のラゲッジスペースを利用し、用途に合わせた自由自在なシートアレンジが可能です。SUVでは珍しい7人乗り仕様もあるので子育て中のファミリー層の方もミニバンから乗り換えるには最適なSUVと言えます。

エクストレイルで長尺ものを運ぶ時や車中泊でも便利なフルフラットモード

エクストレイルのフルフラットモード

サーフボードやスノーボード、ゴルフバックなど長さのある荷物を収納するのに最適なシートアレンジです。十分なラゲッジルームを持つエクストレイルの最大の特徴となるフルフラットモードは大人も横になれるほど広大なため車中泊も楽々こなせます

2段収納モードはエクストレイルの特徴的なシートアレンジ

エクストレイルの2段収納モード

ラゲッジスペースに段差を設ける2段収納モードです。マリンスポーツなどで水気が残っている物を下段に、濡らしたくないお買い物用品を上段に、というように別の荷物を収納するのに便利な機能です。
他のSUVでは見られない機能ですが、実際に使うととても便利な機能となっています。

お買い物の荷物を置くのにも便利なバーチカルモード

エクストレイルのバーチカルモード

ラゲッジスペースを縦に仕切ることで、転がりやすい荷物を収納するモードです。野球やサッカーなど球を用いるスポーツを趣味とする方にはとても便利な機能となっています。

エクストレイルのコクピットはブラック基調でムダのない内装

エクストレイルのコクピット

アウトドアに特化しているとはいえ、内装に妥協はしていません。ブラックが基調となっている高級感のある内装は全グレードに標準装備となっています。

エクストレイルの内装エクストレイルのコックピット周辺

使い勝手の良いシンプルなスイッチ類と曲線的なデザインはアグレッシブなエクストレイルにマッチしています。高級車にありがちなゴテゴテした内装ではないので、飽きのこないスマートな印象を感じられます

エクストレイルの内装で最大の特徴は全グレードが防水仕様なこと

エクストレイルの最大の特徴は防水仕様の内装です。車内のフロアやラゲッジスペース、標準装備されるシートも防水仕様となっています。

アウトドアに強い防水シートは通気性もしっかり確保

エクストレイルの防水シート

エクストレイルの最大の特徴なのが防水シートです。防水シートがあるからエクストレイルを選んだ、という方もいるように、とても人気のある機能です。
エクストレイルの防水シートは防水性のみならず快適性も両立しています。水は通さず空気を通す機構を備えているので長時間のドライブでも快適な座り心地となっています。

防水フロアなので汚れたときのお掃除も簡単

エクストレイルの防水フロア

アウトドアだけではなく、雨の日のドライブでも恩恵を感じられるのが防水フロアです。掃除が簡単になるだけでなく、滑り難さも兼ね備えているため転倒の事故も防ぐことができます
荷物が入りきらない時はフロアも活用できるのは大きなメリットとなります。

防水ラゲッジルームで濡れた荷物も気にせず収納

エクストレイルの防水ラゲッジルーム

雪や水など水分を含む荷物も気にせず収納できます。防水の特徴は水を吸い込まないことだけではなく、掃除が楽になることです。
子供のいる家庭では泥や砂なども荷物に紛れやすいため、お手入れの簡単な防水仕様のラゲッジルームはとても助かる機能となるでしょう。
防水ラゲッジルームはガソリン仕様車だけの機能となっています。

エクストレイルの内装はファミリー層にも大人気

エクストレイルの7人乗りシート

エクストレイルの内装の特徴は防水仕様ですが、SUVではランドクルーザーやパジェロなどのラージサイズSUVしかない3列シート7人乗り仕様があることも大きな特筆するべき特徴となっています。

ファミリー世代にも人気の7人乗り仕様と防水仕様が相まって、活躍できるシーンはとても幅広いのがエクストレイルの魅力です。

また先代エクストレイルに見られた内装のチープさもエクストレイルには全く感じられないのでこれから益々人気のSUVとなることは間違いありません。